JP3190233B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力バッファ回路に
関し、特に同一システムにおいて異なる電源電圧の供給
を受ける複数の回路が存在する場合の回路間のインタフ
ェースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路では高集積化及び
高速化を図るべく小面積化が進められてきた。この場合
に、絶縁破壊の防止を図る必要がある。また、消費電力
を低減するため電源電圧の低電圧化が行われている。
【0003】しかし、これまでに広く用いられてきた5
Vの電源電圧から3.3V等の低電源電圧への移行は、
ある時期を境にシステム全体で完全に置き替わるもので
はない。このため、同一システムにおいて異なる電源電
圧で動作する回路が共存する。この結果、5V等の高い
電源電圧で動作が保証されるように設計された回路と、
3.3V等の低電源電圧で動作が保証されるように設計
された回路とが直接接続されることになる。一般には、
メモリ回路やマイクロプロセッサ等の低電源電圧化の方
が、周辺回路等に比べて進んでいる。よって、メモリや
マイクロプロセッサ等が3.3V等の低電源電圧で動作
し、周辺回路が5V等の高い電源電圧で動作するという
場合が生じている。
【0004】このような場合、高電源電圧で動作する回
路が出力した5V等の振幅を持つ信号を、低電源電圧で
動作する回路が直接受信すると、次のような問題が生じ
る。低電源電圧で動作する回路において、外部端子と低
電源電圧端子との間に、プルアップ用のトランジスタと
してPチャネル形MOSトランジスタ(以下、P形Tr
と略す)の両端が接続されている。外部端子から5Vの
信号が入力されると、このP形Trが本来はオフ状態に
ある場合であってもオンし、外部端子から低電源電圧端
子へ不要な電流が流れる。また、外部端子からP形Tr
が形成されているN型ウエル基板に向かって不要な電流
が流れる。さらには、外部端子と接地電圧Vss端子との
間にNチャネル形MOSトランジスタ(以下、N形Tr
と略す)の両端が接続されているが、このN形Trのゲ
ート酸化膜に許容耐圧以上の電圧が印加され、ゲート酸
化膜が破壊されるという問題もある。
【0005】このような問題に対して従来採られてきた
技術には、3.3V等の低電源電圧で動作する回路のう
ち、出力バッファ回路だけ5V等の高い電源電圧で動作
するようにしたものがある。しかし、3.3V等の低電
圧で動作する内部回路と、5V等の高電圧で動作する出
力バッファ回路との間に電圧変換回路が必要となり、こ
の電圧変換回路が設けられることによって、動作が遅延
するという新たな問題が生じる。
【0006】また、出力バッファ回路において低電源電
圧で最適化したトランジスタを使うことはできず、5V
等の高い電圧に絶え得る酸化膜を有するトランジスタの
製造が必要となり、製造プロセスが複雑化しコストの上
昇を招く。そこで、5V等の高い耐圧を有するトランジ
スタを用いずに、3.3V等の低電源電圧で最適化した
トランジスタのみを用いたバッファ回路が、米国特許第
5,151,619号“CMOS off chip driver circui
t”に開示されている。この特許公報には、図3に示さ
れたような回路が開示されている。プリバッファ回路P
B11と、メインバッファ回路用のP形TrQP32及
びN形TrQN32の他に、P形TrQP31〜QP3
3及びQP34と、N形TrQN31とが設けられてい
る。
【0007】出力端子DOが図示されていない他の外部
回路により駆動され、出力端子DOの電圧Vout がVDD
>Vout >VDD−Vthp で示される電位になると、P形
TrQP31はオフする。これにより、プルアップ用ト
ランジスタのP形TrQP32のゲートは、N形TrQ
N31によるVDD−Vthn の電位までの充電がなされて
高抵抗の状態でオンし、出力端子DOから電源電圧VDD
端子へ不要な電流が流れるという問題がある。ここで、
Vthp はP形Trの閾値電圧、Vthn はN形Trの閾値
電圧とする。
【0008】また、他の従来のバッファ回路には、米国
特許第4,963,766号“Low-voltage CMOS outpu
t buffer”に開示されたものがあり、その回路構成を図
4に示す。この回路では、メインバッファ回路を構成す
るP形TrQP42及びN形TrQN47のうち、プル
アップトランジスタのP形TrQP42の基板が5Vの
電源電圧VDD5 を印加されており、P形TrQP42の
ジャンクション接合部に順バイアス電圧が印加されない
ようにしている。
【0009】出力端子DOの電圧が5Vになると、出力
端子DOにドレインを接続されたP形TrQP41がオ
ンする。これにより、P形TrQP42のゲートには出
力端子DOとほぼ同じ5Vの電圧が印加されてオフし、
出力端子DOから電源電圧VDD端子への電流の流れ込み
は発生しない。
【0010】しかし、N形TrQN43やN形TrQN
47のゲート酸化膜には5Vの電圧が印加されるため、
5Vの耐圧を有するトランジスタを製造する必要があ
る。このため、製造コストが増大するという問題があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は出力端子から電源電圧端子への電流の流れ込みを防止
しようとすると、レベル変換回路を設ける必要上高速動
作の妨げとなったり、あるいは5Vの耐圧を有するゲー
ト酸化膜を形成する必要が生じて製造プロセスの複雑化
を招くなどの問題があった。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、出力端子から電源電圧端子への不要な電流の流れこ
みを防止しつつ、高速動作及びコストの低減を図ること
が可能な出力バッファ回路を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の出力バッファ回
路は、データ及びイネーブル信号を入力され、第1及び
第2のプリバッファ制御信号を出力するプリバッファ制
御回路と、前記プリバッファ制御回路が出力した前記第
1のプリバッファ制御信号を入力され、第1の信号を出
力する第1のプリバッファ回路であって、第1の電源電
圧端子と第2の電源電圧端子との間に直列に接続された
第1及び第2のP形Trと第1及び第2のN形Trとを
有し、前記第1のP形Tr及び第2のN形Trのゲート
は前記第1のプリバッファ制御信号を入力され、前記第
2のP形Trのゲートは第1のノードに接続され、前記
第1のN形Trのゲートは第1の電源電圧端子に接続さ
れ、前記第2のP形Trの一端と前記第1のN形Trの
一端とを接続する第2のノードより前記第1の信号を出
力する前記第1のプリバッファ回路と、前記プリバッフ
ァ制御回路が出力した前記第2のプリバッファ制御信号
を入力され、第2の信号を出力する第2のプリバッファ
回路と、前記第1及び第2の信号を入力され、第3の信
号を出力端子より出力するメインバッファ回路であっ
て、第1の電源電圧端子と第2の電源電圧端子との間に
直列に接続された第3のP形Trと第3及び第4のN形
Trを有し、前記第3のP形Trのゲートは前記第1の
信号を入力され、前記第3のN形Trのゲートは第1の
電源電圧端子に接続され、前記第4のN形Trのゲート
は前記第2の信号を入力され、前記第3のP形Trの一
端と前記第3のN形Trの一端とを接続する第3のノー
ドが前記出力端子に接続されている前記メインバッファ
回路と、前記第2及び第3のP形Trと同一のN型基板
に形成された第4、第5及び第6のP形Trであって、
ソースが第1の電源電圧端子に接続され、ゲートが前記
出力端子に接続され、ドレインが前記N型基板に接続さ
れている前記第4のP形Trと、ソースが前記第2のノ
ードに接続され、ゲートが第1の電源電圧端子に接続さ
れ、ドレインが前記出力端子に接続されている前記第5
のP形Trと、ソースが前記出力端子に接続され、ゲー
トが第1の電源電圧端子に接続され、ドレインが前記第
1のノードに接続された前記第6のP形Trとを備えて
いる。
【0014】メインバッファ回路が動作停止状態になる
ようなイネーブル信号を入力され、かつ出力端子に第1
の電源電圧よりも高い電圧が印加された場合、第5のP
形Trがオンし、出力端子の電圧が第3のP形Trのゲ
ートに印加されて完全にオフする。これにより、出力端
子から第3のP形Trを介して第1の電源電圧端子へ不
要な電流が流れ込むのが防止される。また、第6のP形
Trもオンし、出力端子の電圧が第6のP形Trを介し
て第2のP形Trのゲートに印加されて完全にオフし、
第2のP形Trと第1のP形Trとを介して第1の電源
電圧に不要な電流が流れるのを防ぐことができる。ま
た、同一のN型基板に形成された第2〜6のTrのゲー
ト酸化膜には第1の電源電圧を越えるような電圧は印加
されず、製造プロセスの複雑化を回避することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。第1の実施の形態は出力
バッファとしての機能のみならず入力バッファとの機能
を有する入出力バッファ回路であり、その構成は図1に
示されるようである。
【0016】この入出力バッファ回路は、データ出力端
子DO、データ入力端子DI、イネーブル信号入力端子
EN、入出力端子I/O、プリバッファ制御回路C1及
びC2、プリバッファ回路PB1及びPB2、メインバ
ッファ回路MB1、プリバッファ回路PB3、メインバ
ッファ回路MB2、P形TrQP2〜QP4及びQP
7、N形TrQN3及びQN6〜QN8、N形TrQN
6〜QN8、抵抗Rを備えている。
【0017】プリバッファ制御回路C1は、データ出力
端子DOに入力端子が接続されたインバータIN1と、
インバータIN1の出力端子に入力端子の一方が接続さ
れ出力端子がノードN1に接続されたNORゲートNR
1とを有する。プリバッファ制御回路C2は、イネーブ
ル信号入力端子ENに入力端子が接続され出力端子がN
ORゲートNR1の他方の入力端子に接続されたインバ
ータIN2と、イネーブル信号入力端子ENとインバー
タIN1の出力端子とにそれぞれの入力端子が接続され
出力端子がノードN2に接続されたNANDゲートNA
1とを有する。
【0018】プリバッファ回路PB1は、電源電圧VDD
端子と接地電圧Vss端子との間にP形TrQP5及びQ
P6、N形TrQN4及びQN5のそれぞれの両端が直
列に接続されている。P形TrQP5及びN形TrQN
5のゲートにはノードN1が接続され、N形TrQN4
のゲートは電源電圧VDD端子に接続されている。P形T
rQP6のドレインとN形TrQN4のドレインとがプ
リバッファ回路PB1の出力ノードN3に共通接続され
ている。
【0019】プリバッファ回路PB2はインバータIN
3から成り、インバータIN3の入力端子はノードN2
に接続され、出力端子はプリバッファ回路PB2の出力
ノードN4に接続されている。
【0020】メインバッファ回路MB1は、電源電圧V
DD端子と接地電圧Vss端子との間に直列に接続されたP
形TrQP1とN形TrQN1及びQN2とを有する。
P形TrQP1のゲートはノードN3に接続され、N形
TrQN1のゲートは電源電圧VDD端子にN形TrQN
2のゲートはノードN4にそれぞれ接続されている。
【0021】さらに、P形TrQP1〜QP4、QP6
及びQP7は、共通のN型ウエル基板上に形成されてい
る。P形TrQP3のソースは電源電圧VDD端子に、ド
レインはこのN型ウエル基板に接続されている。P形T
rQP2は、ソースがノードN3に、ゲートが電源電圧
VDD端子に、ドレインが入出力端子I/Oに接続されて
いる。P形TrQP4は、ドレインがP形TrQP6及
びQP7のゲートに接続され、ソースが入出力端子I/
Oに接続されている。P形TrQP7は、ソースが電源
電圧VDD端子にドレインがN型ウエル基板に接続されて
いる。
【0022】N形TrQN3はゲートが電源電圧VDD端
子に接続され、ドレインがP形TrQP4のドレインと
P形TrQP6及びQP7のゲートに接続され、ソース
がN形TrQN6〜QN8のドレインと抵抗Rの一端に
共通接続されている。N形TrQN6〜QN8はソース
が接地電圧Vss端子に共通接続されており、N形TrQ
N6のゲートはノードN1に、N形TrQN7のゲート
はノードN4に、N形TrQN7のゲートはインバータ
IN4及びIN5の接続ノードに接続されている。抵抗
Rは、両端がN形TrQN7〜QN8のドレイン及びソ
ースに並列に接続されている。
【0023】このような構成を備える本実施の形態の入
出力バッファ回路の動作について説明する。この入出力
バッファ回路は、イネーブル信号入力端子ENに入力さ
れるイネーブル信号の論理レベルに応じて、入力バッフ
ァ回路又は出力バッファ回路として動作する。
【0024】ハイレベルのイネーブル信号が入力された
ときは、この入出力バッファ回路は入力バッファ回路と
して動作する。入出力バッファ回路が形成された半導体
集積回路装置内の内部回路からデータが出力され、デー
タ出力端子DOを介してプリバッファ制御回路C1及び
C2に入力される。このデータの論理レベルと同一レベ
ルの信号が、プリバッファ制御回路C1及びC2のそれ
ぞれの出力ノードN1及びN2を介してプリバッファ回
路PB1及びPB2に入力される。プリバッファ回路P
B1及びPB2で反転されたデータは、それぞれノード
N3及びN4を介してメインバッファ回路MB1に入力
され、元の論理レベルを有するデータが入出力端子I/
Oを介して装置外部へ出力される。
【0025】逆に、ローレベルのイネーブル信号がイネ
ーブル信号入力端子ENに入力されたときは、入力デー
タとは無関係にノードN1はローレベルにノードN2は
ハイレベルにそれぞれ固定され、メインバッファ回路M
B1のP形TrQP1及びN形TrQN2は共にオフ状
態となり、出力バッファとしては動作しない状態にな
る。この場合には、入力バッファ回路として動作し得る
状態になる。装置外部から入出力端子I/Oを介してデ
ータが入力され、プリバッファ回路PB3とメインバッ
ファ回路MB2により増幅されてデータ入力端子DIよ
り内部回路へ転送される。
【0026】次に、本実施の形態においてP形TrQP
1〜QP4、QP6及びQP7が形成されている同一N
型ウエル基板への電圧の印加が制御される作用、またN
型ウエル基板又は電源電圧VDD端子へ不要な電流が流れ
込むのが防止される作用について述べる。ここで、図示
されている電源電圧VDDは3.3Vとする。
【0027】ハイレベルのイネーブル信号が入力されて
出力バッファとして動作し、かつ3.3Vの電圧が入出
力端子I/Oから外部へ出力される場合、あるいはロー
レベルのイネーブル信号が入力されてメインバッファ回
路MB1が動作停止状態にあり、外部から入出力端子I
/Oへ3.3Vの電圧が印加されたような場合は、P形
TrQP3はオフし、このソースに接続された電源電圧
VDD端子からN型ウエル基板及びドレインへの電流の流
れは停止される。しかし、P形TrQP7はオンしてお
り、N型ウエル基板への3.3Vの電圧の供給が行われ
る。
【0028】ローレベルのイネーブル信号が入力されて
メインバッファ回路MB1が動作停止状態にあり、かつ
外部から入出力端子I/Oへ5Vの電圧が印加された場
合には、P形TrQP4がオンする。これにより、入出
力端子I/Oに印加されている5Vの電圧がP形TrQ
P4を介してP形TrQP7のゲートに印加され、オフ
する。この結果、P形TrQP4を介してN型ウエル基
板へ5Vの電圧が直接供給されることはなく、入出力端
子I/Oに一端が接続されたP形TrQP1、QP2及
びQP4のPN接合部を介してN型ウエル基板へ電流が
流れることになる。
【0029】従って、入出力端子I/Oに外部回路によ
って5Vの電圧が印加された場合にも、入出力端子I/
Oから直接N型ウエル基板へは電流は流れず、P形Tr
QP1、QP2及びQP4のPN接合部を介して電流が
流れるだけであり、入出力端子I/OからN型ウエル基
板を経て電源電圧VDD端子へ不要な電流が流れ込むこと
を防止できる。
【0030】また、入出力端子I/Oに5Vの電圧が印
加された場合、オン状態にあるP形TrQP2が、入出
力端子I/Oの5Vの電位をP形TrQP1のゲートに
印加してこのP形TrQP1を完全にオフさせる。これ
により、入出力端子I/OからP形TrQP1を介して
電源電圧VDD端子へ不要な電流が流れ込むのを防止する
ことができる。
【0031】さらに、P形TrQP1のゲート電位が約
5Vになると、オンしているP形TrQP4を介して入
出力端子I/Oの5Vの電位がP形TrQP6のゲート
に印加され、P形TrQP6が完全にオフする。よっ
て、P形TrQP6を介して入出力端子I/Oの5Vの
電位がP形TrQP5のドレインへ供給されることがな
く、P形TrQP5を介して電源電圧VDD端子へ不要な
電流が流れることが防止される。
【0032】入出力端子I/0に5Vの電圧が印加され
ている場合、P形TrQP6のゲートは電源電圧VDDが
印加されて充電される。このゲートには、電源電圧VDD
が印加されているN形TrQN3のドレインが接続され
ており、このN形TrQN3のソースと接地電圧端子V
ssとの間には、並列にN形TrQN6〜QN8及び抵抗
Rが接続されている。これにより、充電されているP形
TrQP6のゲートの電荷を接地電圧Vss端子へ引き抜
くことが可能で、P形TrQP6を完全にオンさせるこ
とができる。
【0033】また、ハイレベルのイネーブル信号が入力
されて出力バッファとして動作するときであって、ハイ
レベル(3.3V)の信号を入出力端子I/Oから外部
へ出力する場合は、メインバッファ回路MB1のP形T
rQP1はオンしている。このとき、プリバッファ制御
回路C1からはハイレベルのプリバッファ制御信号がノ
ードN1に出力されており、N形TrQN6はオンして
いる。
【0034】逆に、ローレベルの信号を入出力端子I/
Oから出力する場合は、メインバッファ回路MB1のN
形TrQN2のゲートにはノードN4よりハイレベル
(3.3V)の電圧が印加されてオンし、またノードN
4にゲートが接続されたN形TrQN7もオンする。さ
らに、入出力端子I/Oがローレベルになることで、イ
ンバータIN4の出力側の電位がハイレベルに反転さ
れ、この電位をゲートに入力されるN形TrQN7もオ
ンする。この結果、抵抗Rにおいて不要な電流が消費さ
れず、またP形TrQP1が完全にオフしていなくとも
不要な電流が接地電圧Vss端子へ流れることが防止され
る。
【0035】ここで、N形TrQN3は電源電圧VDDを
ゲートに印加されて常時オン状態にある。このN形Tr
QN3が設けられていることで、入出力端子I/Oに5
Vの電圧が印加されている場合にも、N形TrQN3の
閾値電圧分だけ降下した電圧が抵抗Rの一端に印加され
るため、抵抗Rにおける消費電流が低減される。また、
N形TrQN6〜QN8のゲート・ドレイン間電圧Vgd
を低下させ、ゲート酸化膜に要求される耐圧を低下させ
ることができる。同様に、ゲートに電源電圧VDDが印加
されてオン状態にあるN形TrQN1及びQN4も消費
電力を低減させ、ゲート酸化膜へ印加される電圧を低下
させることができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態による出
力バッファ回路を図2を参照して説明する。本実施の形
態では第1の実施の形態と異なり、入力バッファ回路と
して動作する機能は備えていない。
【0037】この出力バッファ回路が設けられた装置の
内部回路から転送され装置外部へ出力すべきデータは、
データ出力端子DOに入力される。このデータ出力端子
DOに、インバータIN6及びNORゲートNR2を有
するプリバッファ制御回路C3の入力側が接続されてい
る。このプリバッファ制御回路C3の出力ノードN11
に、ゲートが接地されたP形TrQP16の両端を介し
てプリバッファ回路PB4のP形TrQP14のゲート
が接続され、さらに出力ノードN11にはプリバッファ
回路PB4のN形TrQN14のゲートが接続されてい
る。また、P形TrQP16のドレインとP形TrQP
14のゲートとを接続するノードには、ドレイン及びゲ
ートが電源電圧VDD端子に共通接続されたP形TrQP
15のソースが接続されている。
【0038】プリバッファ回路PB4は、ソースがNウ
エル型基板に接続されたP形TrQP14と、P形Tr
QP14のドレインと接地電圧Vss端子との間に直列に
接続されたN形TrQN13及びQN14とを有してい
る。N形TrQN13は、ゲートが電源電圧VDD端子に
接続されている。
【0039】イネーブル信号が入力されるイネーブル信
号入力端子ENには、インバータIN7及びNANDゲ
ートNA2を有するプリバッファ制御回路C4の入力側
が接続されている。
【0040】このプリバッファ制御回路C4の出力ノー
ドN12には、インバータIN8を有するプリバッファ
回路PB5の入力側が接続されている。
【0041】プリバッファ回路PB4におけるP形Tr
QP14のドレインとN形TrQN13のドレインとを
接続するノードN13には、メインバッファ回路MB3
のP形TrQP11のゲートが接続されている。また、
ノードN13にはゲートに電源電圧VDDを入力されたP
形TrQP12のソースも接続されている。メインバッ
ファ回路MB3は、電源電圧VDD端子と接地電圧Vss端
子との間に、このP形TrQP11と、ゲートが電源電
圧VDD端子に接続されたN形TrQN11と、プリバッ
ファ回路PB5の出力ノードN14にゲートが接続され
たN形TrQN12とが直列に接続されている。
【0042】P形TrQP11とN形TrQN11のド
レインは出力端子Oに共通接続されており、出力端子O
にはソースが電源電圧VDD端子に接続されたP形TrQ
P13のゲートが接続されている。また、P形TrQP
11〜QP14、QP16は同一のN型ウエル基板に形
成されている。
【0043】ハイレベルのイネーブル信号がイネーブル
信号入力端子ENに入力されたときに、この回路は出力
バッファとして動作する状態になり、ローレベルのイネ
ーブル信号が入力されたときは非動作状態になる。
【0044】ハイレベルのイネーブル信号がされた場
合、データ出力端子DOに入力されたデータのレベルに
応じたプリバッファ制御信号がノードN11及びN12
に出力される。ハイレベルのデータが入力されたとき
は、ノード11はハイレベルでノードN12はローレベ
ルになり、それぞれプリバッファ回路PB4及びPB5
で反転されてノード13及び14よりローレベルの信号
とハイレベルの信号が出力される。このノード13及び
14の信号がメインバッファ回路MB3に入力されて、
入力データと同一論理レベルのデータが出力端子Oより
装置外部へ出力される。
【0045】ローレベルのイネーブル信号が入力された
ときは、データの論理レベルにかかわらずメインバッフ
ァ回路MB3は動作せずハイインピーダンス状態にな
る。
【0046】次に、同一のN型ウエル基板に形成された
P形TrQP11〜QP14、QP16の作用について
述べる。出力端子Oの電位が電源電圧VDD(3V)にP
形TrQP3の閾値電圧Vthp を加えたレベルよりも低
くなると、P形TrQP13はオンし、P形TrQP1
3のソースに接続された電源電圧VDD端子より、P形T
rQP13のドレインに接続されたN型ウエル基板に電
源電圧VDDが供給される。これにより、N型ウエル基板
はこの電位VDDで固定された状態になる。
【0047】P形TrQP12のゲートには電源電圧V
DDが印加されており、出力端子Oが(VDD−Vthp )以
上の電位になるとオンする。P形TrQP12がオンす
ると、P形TrQP11のゲートに接続されたノードN
11と出力端子Oとが同一電位になり、P形TrQP1
1はオフする。この結果、出力端子Oから電源電圧VDD
端子へ不要な電流が流れるのが防止される。
【0048】また、ノードN11に両端が接続され、ゲ
ートが接地されて常時オン状態にあるP形TrQP16
は、プリバッファ制御回路C3の出力から導通抵抗分だ
け降下した電圧をP形TrQP14のゲートに伝えるた
めに設けられている。このP形TrQP16のドレイン
とP形TrQP14のゲートの間にソースが接続された
P形TrQP15は、P形TrQP14のゲート電位が
所定レベルよりも低下しすぎないように、電源電圧VDD
端子とP形TrQP14のゲートとの間を導通させるた
めに設けられている。
【0049】次に、本実施の形態において、ハイレベル
のイネーブル信号が入力されて動作状態にあり、出力端
子Oが0Vの状態から電圧VDD(3.3V)レベルの信
号を出力する場合、電圧VDDレベルを出力する状態から
0Vになる場合、また出力端子Oに接続されている外部
回路により5Vが印加された状態から電圧VDDレベルに
なる場合、5Vが印加された状態から0Vになる場合に
ついて、各トランジスタの作用を説明する。
【0050】先ず、出力端子Oが0Vから電圧VDDレベ
ルを出力する場合は、出力端子Oが最初に0Vであるた
めP形TrQP13がオン状態にある。これにより、N
型ウエル基板は電源電圧VDDが印加される。
【0051】この状態から、データ出力端子DOにハイ
レベルのデータDが入力されるとノードN11はハイレ
ベルになり、P形TrQP14とN形TrQN14のゲ
ート電位はハイレベルになる。ノードN13はローレベ
ルになり、P形TrQP11がオンして出力端子Oが充
電されて電位が上昇する。この出力端子Oが電圧VDD+
閾値電圧Vthp まで上昇すると、N型ウエル基板はフロ
ーティング状態になるが、電圧VDD付近のレベルを維持
する。
【0052】この出力端子Oが電圧VDDレベルの信号を
出力している状態から0Vに変化するときは、次のよう
である。ローレベルのデータがデータ入力端子DOに入
力されてノード13がハイレベルになり、メインバッフ
ァ回路MB3のP形TrQP11がオフする。一方、ノ
ードN14はハイレベルになってN形TrQN12がオ
ンする。出力端子Oに充電されていた電荷がN形TrQ
N12により放電されて0Vになる。P形TrQP11
〜QP14及びQP16が形成されたN型ウエル基板
は、上述したように当初はフローティング状態にある。
しかし、出力端子Oが電圧(VDD+Vthp )以下になる
とP形TrQP13がオンするため、再びN型ウエル基
板は電源電圧VDDを印加されて一定電位を保つ。
【0053】出力端子Oが外部回路により5Vを印加さ
れた状態から電圧VDDレベルを出力する状態に変化する
ときは以下のようである。出力端子Oが5Vのレベルに
あるとき、P形TrQP12がオンし、ノードN13が
出力端子Oとほぼ同一のレベルになってP形TrQP1
4もオンする。
【0054】次に、ハイレベルのデータがデータ出力端
子DOより入力されてノードN11がハイレベルにな
り、N形TrQN14がオンする。P形TrQP12及
びQP14、N形TrQN13及びQN14の寸法比を
適当に設定することで、P形TrQP11のゲートに接
続されたノードN13の電位を中間電位に保持した状態
で、出力端子Oの電位を徐々に低下させることができ
る。これにより、いずれのトランジスタのゲート酸化膜
にも3Vを越える高い電圧が印加されることはない。
【0055】ノードN13が中間電位になると、P形T
rQP11は高抵抗な状態でオンし、出力端子Oは徐々
に電圧VDDのレベルになる。出力端子Oが(VDD−Vth
p )以下の段階では、P形TrQP12とQP14は共
にオフする。これにより、P形TrQP11のゲート電
位は0Vになる。しかし、この場合には出力端子Oの電
位も低く、いずれのトランジスタのゲート酸化膜にも3
Vを越える高い電圧は印加されない。
【0056】出力端子Oが5Vを印加された状態から0
Vへ変化する場合は、以下のようである。出力端子Oの
電位が5Vであるときは、P形TrQP12及びQP1
4がオン状態にあり、P形TrQP14のゲート電位は
−Vthp である。これにより、ゲート酸化膜には(5V
−Vthp )の電圧が印加される。よって、P形TrQP
14の閾値電圧Vthが−1〜−1.4V程度になるよう
に設定することで、ゲート酸化膜に3Vを越えるような
高い電圧が印加されることがない。次に、ローレベルの
データがデータ出力端子Oから入力されると、ノードN
14がハイレベルになってN形TrQN12がオンし、
出力端子Oは0Vへ放電される。
【0057】次に、ローレベルのイネーブル信号がイネ
ーブル入力端子ENに入力され、メインバッファ回路M
B3が動作せずハイインピーダンス状態になった場合で
あって、出力端子Oが電圧VDDから5Vへ変化した場合
について述べる。出力端子Oが電圧VDDのレベルにある
とき、P形TrQP14がオンしており、N形TrQP
14のゲート電位は−Vthp にある。N型ウエル基板は
電圧VDD付近でフローティング状態にある。出力端子O
がVDDのレベルから(VDD+Vthp )まで上昇すると、
P形TrQP12がオンする。これにより、出力端子O
とノードN13とがほぼ等しい電位になる。P形TrQ
P14もオンしており、N型ウエル基板は出力端子Oの
電位に等しくなり、やがて出力端子Oの電位が5Vまで
上昇する。ここで、基板バイアス効果を利用するなどに
より、P形TrQP14の閾値電圧Vthp が−1〜−
1.4Vになるように設定することで、P形TrQP1
4のゲートに3Vを越えるような高い電圧が印加されな
いようにすることができる。
【0058】ローレベルのイネーブル信号が入力され、
かつ出力端子Oが5Vを印加された状態から電圧VDDま
で変化した場合も、上述した出力端子Oが電圧VDDから
5Vへ変化した場合と同様であり、ゲート酸化膜に高い
電圧が印加されないようにすることができる。出力端子
Oが(VDD−Vthp )以下になると、P形TrQP12
はオフしてN型ウエル基板とP形TrQP11のゲート
電位が(VDD−Vthp)付近でフローティング状態にな
る。
【0059】以上のように、第1及び第2の実施の形態
によれば、電源電圧VDD端子へ不要な電流が流れ込むこ
とが防止される。さらに、ゲート酸化膜に3V以上の高
い電圧が印加されず、電源電圧3.3Vで最適化を図っ
た3.3V対応のトランジスタを用いることが可能であ
る。よって、5V対応のトランジスタを製造する必要が
なく、製造プロセスの複雑化が防止され製造コストの低
減が達成される。
【0060】また、電源電圧VDD(3.3V)を外部へ
出力する場合、従来はN型ウエル基板への電源電圧VDD
の供給が停止されてフローティング状態になるが、上述
した実施の形態によればN型ウエル基板へ電源電圧VDD
が供給されて一定電位で安定する。
【0061】さらに、従来は出力端子の電位が(VDD−
Vthp )〜VDDの範囲内にあるとき、プルアップ用のP
形Trのゲートが必要なハイレベルの電位まで到達せ
ず、完全にオフせずに不安定な動作状態になる場合があ
った。これにより、上述したように出力端子からプルア
ップ用のP形Trを介して電源電圧VDD端子へ不要な電
流が流れ込むことがあった。これに対し、第1及び第2
の実施の形態では、第1の実施の形態における入出力端
子I/O、第2の実施の形態における出力端子Oのそれ
ぞれの電位が0〜5Vの範囲にある場合であってもこの
ような不要な電流の発生を防止することができる。
【0062】上述した実施の形態は一の形態であり、本
発明を限定するものではない。の形態えば、第1及び第
2の実施の形態では、電源電圧VDDを3.3Vとしこれ
より高い電圧を5Vとしているがこれらの数値には限定
されず、異なる電源電圧で動作する回路間で用いられる
ものであればよい。また、第1の実施の形態では出力バ
ッファ回路としての構成のみならず入力バッファ回路と
しての構成も備えているが、入力バッファ回路としての
構成は備えていなくともよい。また、第2の実施の形態
は出力バッファ回路としての構成のみを備えているが、
第1の実施の形態のように入力バッファ回路として動作
する構成を付加することもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1のプリバッファ回路の有する第2のP形Trとメイン
バッファ回路の有する第3のP形Trが形成されている
同一N型基板上に、ソースが第1の電源電圧端子にゲー
トが出力端子にドレインがN型基板にそれぞれ接続され
た第4のP形Trと、ソースが第3のP形Trのゲート
にゲートが第1の電源電圧端子にドレインが出力端子に
それぞれ接続された第5のP形Trと、ソースが出力端
子にゲートが第1の電源電圧端子にドレインが第2のP
形Trのゲートにそれぞれ接続された第6のP形Trを
形成したことで、出力端子に第1の電源電圧以上の電圧
が印加された場合にも第3のP形Tr、あるいは第1及
び第2のP形Trを介して出力端子から第1の電源電圧
端子へ不要な電流が流れ込まず、またゲート酸化膜に第
1の電源電圧を越える電圧は印加されず製造プロセスの
複雑化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による入出力バッフ
ァ回路の構成を示した回路図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による出力バッファ
回路の構成を示した回路図。
【図3】従来の出力バッファ回路の構成を示した回路
図。
【図4】従来の他の出力バッファ回路の構成を示した回
路図。
【符号の説明】
C1〜C4 プリバッファ制御回路 IN1〜IN8 インバータ NR1,NR2 NORゲート NA1,NA2 NANDゲート DO データ出力端子 N1〜N4,N11〜N14 ノード EN イネーブル信号入力端子 DI データ入力端子 I/O 入出力端子 O 出力端子 PB1〜PB5 プリバッファ回路 QP1〜QP7,QP11〜QP15 P形Tr QN1〜QN8,QN14 N形Tr MB1〜MB3 メインバッファ回路 R 抵抗

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ及びイネーブル信号を入力され、第
    1及び第2のプリバッファ制御信号を出力するプリバッ
    ファ制御回路と、 前記プリバッファ制御回路が出力した前記第1のプリバ
    ッファ制御信号を入力され、第1の信号を出力する第1
    のプリバッファ回路であって、第1の電源電圧端子と第
    2の電源電圧端子との間に直列に接続された第1及び第
    2のPチャネル形MOSトランジスタと第1及び第2の
    Nチャネル形MOSトランジスタとを有し、前記第1の
    Pチャネル形MOSトランジスタ及び第2のNチャネル
    形MOSトランジスタのゲートは前記第1のプリバッフ
    ァ制御信号を入力され、前記第2のPチャネル形MOS
    トランジスタのゲートは第1のノードに接続され、前記
    第1のNチャネル形MOSトランジスタのゲートは第1
    の電源電圧端子に接続され、前記第2のPチャネル形M
    OSトランジスタの一端と前記第1のNチャネル形MO
    Sトランジスタの一端とを接続する第2のノードより前
    記第1の信号を出力する前記第1のプリバッファ回路
    と、 前記プリバッファ制御回路が出力した前記第2のプリバ
    ッファ制御信号を入力され、第2の信号を出力する第2
    のプリバッファ回路と、 前記第1及び第2の信号を入力され、第3の信号を出力
    端子より出力するメインバッファ回路であって、第1の
    電源電圧端子と第2の電源電圧端子との間に直列に接続
    された第3のPチャネル形MOSトランジスタと第3及
    び第4のNチャネル形MOSトランジスタを有し、前記
    第3のPチャネル形MOSトランジスタのゲートは前記
    第1の信号を入力され、前記第3のNチャネル形MOS
    トランジスタのゲートは第1の電源電圧端子に接続さ
    れ、前記第4のNチャネル形MOSトランジスタのゲー
    トは前記第2の信号を入力され、前記第3のPチャネル
    形MOSトランジスタの一端と前記第3のNチャネル形
    MOSトランジスタの一端とを接続する第3のノードが
    前記出力端子に接続されている前記メインバッファ回路
    と、 ソースが第1の電源電圧端子に接続され、ゲートが前記
    出力端子に接続され、ドレインが前記N型基板に接続さ
    れている前記第4のPチャネル形MOSトランジスタ
    と、ソースが前記第2のノードに接続され、ゲートが第
    1の電源電圧端子に接続され、ドレインが前記出力端子
    に接続されている前記第5のPチャネル形MOSトラン
    ジスタと、ソースが前記出力端子に接続され、ゲートが
    第1の電源電圧端子に接続され、ドレインが前記第1の
    ノードに接続された前記第6のPチャネル形MOSトラ
    ンジスタと、 を備えることを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】前記第2及び第3のPチャネル形MOSト
    ランジスタは同一のN型基板に形成されており、ソース
    が第1の電源電圧端子に接続され、ゲートが前記第1の
    ノードに接続され、ドレインが前記N型基板に接続され
    た第7のPチャネル形MOSトランジスタをさらに備え
    ることを特徴とする請求項1記載の出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】ドレインが前記第1のノードに接続され、
    ゲートが第1の電源電圧端子に接続された第5のNチャ
    ネル形MOSトランジスタと、 一端が前記第5のNチャネル形MOSトランジスタのソ
    ースに接続され、他端が第2の電源電圧端子に接続され
    た抵抗とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は
    2記載の出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】ドレイン及びソースが前記抵抗の両端に並
    列に接続され、ゲートに前記第1のプリバッファ制御信
    号を入力される第6のNチャネル形MOSトランジスタ
    をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の出力バ
    ッファ回路。
  5. 【請求項5】ドレイン及びソースが前記抵抗の両端に並
    列に接続され、ゲートに前記第2の信号を入力される第
    7のNチャネル形MOSトランジスタをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の出力バッファ回
    路。
  6. 【請求項6】前記出力端子に接続され、外部から前記出
    力端子より入力されたデータを与えられて反転し、第4
    の信号を出力する第3のプリバッファ回路と、 前記第3のプリバッファ回路から出力された前記第4の
    信号を与えられて反転し、第5の信号を出力する第2の
    メインバッファ回路と、 ドレイン及びソースが前記抵抗の両端に並列に接続さ
    れ、ゲートに前記第4の信号を入力される第8のNチャ
    ネル形MOSトランジスタをさらに備えることを特徴と
    する請求項3ないし5のいずれかに記載の出力バッファ
    回路。
  7. 【請求項7】データ及びイネーブル信号を入力され、第
    1及び第2のプリバッファ制御信号を出力するプリバッ
    ファ制御回路と、 前記プリバッファ回路が出力した前記第1のプリバッフ
    ァ制御信号を入力され、第1の信号を出力する第1のプ
    リバッファ回路であって、第1のノードと第2の電源電
    圧端子との間に直列に接続された第1のPチャネル形M
    OSトランジスタと第1及び第2のNチャネル形MOS
    トランジスタとを有し、前記第1のPチャネル形MOS
    トランジスタ及び第2のNチャネル形MOSトランジス
    タのゲートは前記第1のプリバッファ制御信号を入力さ
    れ、前記第1のNチャネル形MOSトランジスタのゲー
    トは第1の電源電圧端子に接続され、前記第1のPチャ
    ネル形MOSトランジスタの一端と前記第1のNチャネ
    ル形MOSトランジスタの一端とを接続する第2のノー
    ドより前記第1の信号を出力する前記第1のプリバッフ
    ァ回路と、 前記プリバッファ制御回路が出力した前記第2のプリバ
    ッファ制御信号を入力され、第2の信号を出力する第2
    のプリバッファ回路と、 前記第1及び第2の信号を入力され、第3の信号を出力
    端子より出力するメインバッファ回路であって、第1の
    電源電圧端子と第2の電源電圧端子との間に直列に接続
    された第2のPチャネル形MOSトランジスタと第3及
    び第4のNチャネル形MOSトランジスタを有し、前記
    第2のPチャネル形MOSトランジスタのゲートは前記
    第1の信号を入力され、前記第3のNチャネル形MOS
    トランジスタのゲートは第1の電源電圧端子に接続さ
    れ、前記第4のNチャネル形MOSトランジスタのゲー
    トは前記第2の信号を入力され、前記第2のPチャネル
    形MOSトランジスタの一端と前記第3のNチャネル形
    MOSトランジスタの一端とを接続する第3のノードが
    前記出力端子に接続されている前記メインバッファ回路
    と、 ソースが第1の電源電圧端子に接続され、ゲートが前記
    出力端子に接続され、ドレインが前記N型基板に接続さ
    れている前記第3のPチャネル形MOSトランジスタ
    と、ソースが前記第2のノードに接続され、ゲートが第
    1の電源電圧端子に接続され、ドレインが前記出力端子
    に接続されている前記第4のPチャネル形MOSトラン
    ジスタと、前記第1のプリバッファ制御回路の出力側と
    前記第1のPチャネル形MOSトランジスタのゲートと
    の間に両端が接続され、ゲートが第2の電源電圧端子に
    接続されている前記第5のPチャネル形MOSトランジ
    スタと、 を備えることを特徴とする出力バッファ回路。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2のPチャネル形MOSト
    ランジスタと、前記第3,第4及び第5のPチャネル形
    MOSトランジスタは同一のN型基板に形成されてお
    り、ソース及びゲートを第1の電源電圧端子に接続さ
    れ、ドレインを前記第1のPチャネル形MOSトランジ
    スタのゲートに接続された第6のPチャネル形MOSト
    ランジスタをさらに備えることを特徴とする請求項7記
    載の出力バッファ回路。
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