JP3189548B2 - 高電圧発生装置 - Google Patents

高電圧発生装置

Info

Publication number
JP3189548B2
JP3189548B2 JP33717493A JP33717493A JP3189548B2 JP 3189548 B2 JP3189548 B2 JP 3189548B2 JP 33717493 A JP33717493 A JP 33717493A JP 33717493 A JP33717493 A JP 33717493A JP 3189548 B2 JP3189548 B2 JP 3189548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
voltage generator
resistor
substrate
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33717493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07200079A (ja
Inventor
清行 堂西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP33717493A priority Critical patent/JP3189548B2/ja
Publication of JPH07200079A publication Critical patent/JPH07200079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3189548B2 publication Critical patent/JP3189548B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライバックトランス
等の高圧発生部から出力される高電圧をCRTのアノー
ド電極等の負荷に印加する高電圧発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高電圧発生装置をフライバックト
ランスを例にとり、図3を用いて説明する。
【0003】図3において、21は検出手段であり、第
一の抵抗22,第二の抵抗23、およびコンデンサ24
からなる。検出手段21は、フライバックトランス(図
示せず)の出力端25,CRT(図示せず)のアノード
電極の入力端26,およびフィードバック回路(図示せ
ず)の入力端27に接続され、第二の抵抗23を介して
接地される。ここで、検出手段21を構成する第一の抵
抗22,第二の抵抗23は、フライバックトランスの出
力端25から得られる高電圧を抵抗分割するものであ
り、コンデンサ24は、分圧された高電圧出力の変動を
検知し、フィードバック回路に対するフィードバック信
号の出力波形の遅れを補正し、所望の波形を形成するた
めのものである。こうして、検出手段21から出力され
た高電圧はフィードバック回路の入力端27へ送られ、
それによって、安定した高電圧がCRTのアノード電極
の入力端26に供給される。
【0004】なお、構造的にはとくに図示しないが、検
出手段21は、基板の表面に抵抗体を波形状に印刷して
第一、第二の抵抗22,23を形成し、これとは別体の
コンデンサ24を、第一の抵抗体22に対して並列に接
続したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高電圧発生装置においては、近年のテレビジョン受像機
やモニタ装置の高画質化に対応して、より安定した高電
圧出力を得るに際して、以下のような問題点があった。
すなわち、検出手段を構成する第一、第二の抵抗とコン
デンサは、それぞれ別個の素子として形成されており、
寸法が大きいうえに、高耐圧が要求されるため、高電圧
出力を安定させるには外形寸法をさらに拡大せざるをえ
なかった。このため、設計が困難となり、大型化に伴っ
て耐圧についての信頼性が低下するという恐れもあっ
た。
【0006】そこで、本発明においては、小型で耐圧に
ついての信頼性が高い高電圧発生装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、高圧発生部から出力される高
電圧を、負荷に印加するとともに、該高電圧を抵抗部と
コンデンサ部とからなる検出手段を介して抵抗分割する
ことにより、フィードバック回路に接続してなる高電圧
発生装置において、前記検出手段を構成する抵抗部を、
誘電体から構成される基板の表面に、抵抗体を前記基板
長手方向に沿って波形状に印刷することによって形成
するとともに、前記コンデンサ部を、複数枚の電極板を
前記基板の長手方向に沿って並置した状態で装着するこ
とによって形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の高電圧発生装置によれば、検出手段を
構成する抵抗部とコンデンサ部が、同一基板上に形成さ
れており、小型で耐圧についての信頼性が高い高電圧発
生装置を提供することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例にかかる高電圧発生装置を
フライバックトランスに適用した場合を例にとって、図
1,図2を用いて説明する。図1(a),(b)におい
て、1は高電圧発生装置の一部をなす検出手段であり、
チタン酸バリウム等を含有する誘電体セラミックから構
成される基板2の一方の主面2aに抵抗体3が印刷さ
れ、他方の主面2bに、複数枚の電極板4が装着されて
なるものである。ここで、抵抗体3は、銅等から構成さ
れ、基板2の長手方向に沿って波形をなして印刷され、
抵抗部5を形成する。また、電極板4は、同じく銅等か
ら構成され、矩形をなし、基板2の長手方向に沿って並
置した状態で接着され、コンデンサ部6を形成する。そ
して、抵抗部5,コンデンサ部6の両端には、それぞれ
半田7によりリード端子8が接続され、リード端子8を
介して抵抗部5とコンデンサ部6は並列に接続される。
【0010】また、図2に示すように、検出手段1は、
フライバックトランス(図示せず)の出力端9,CRT
(図示せず)のアノード電極の入力端10,およびフィ
ードバック回路の入力端11に接続され、外部に設けら
れた抵抗部12を介して接地される。ここで、検出手段
1を構成する抵抗部5と検出手段1の外部の抵抗部12
は、フライバックトランスの出力端9から得られる高電
圧を抵抗分割するものであり、コンデンサ部6は、分圧
された高電圧出力の変動を検知し、フィードバック回路
に対するフィードバック信号の出力波形の遅れを補正
し、所望の波形を形成するためのものである。こうし
て、検出手段1から出力された高電圧はフィードバック
回路の入力端11に送られ、それによって、安定した高
電圧がCRTのアノード電極の入力端10へ供給され
る。
【0011】上記のような構成を有する検出手段1を用
いる高電圧発生装置によれば、抵抗部5とコンデンサ部
6において、基板2の長手方向に沿って、電位勾配が生
ずることとなる。そして、抵抗部5とコンデンサ部6と
の間の電位差の値が小さいほど、抵抗部5とコンデンサ
部6を接近して配することができ、これにより、検出手
段1が小型化でき、ひいては高電圧発生装置の小型化も
実現でき、耐圧についての信頼性を高めることができ
る。
【0012】なお、本実施例においては、セラミックか
ら構成される基板を用いて、検出手段を形成する場合に
ついて説明したが、セラミック以外の誘電体から構成さ
れる基板を用いても、同様の効果が得られるものであ
る。また、本実施例においては、基板の一方の主面に抵
抗部を、他方の主面にコンデンサ部を形成する場合につ
いて説明したが、基板の同一主面に抵抗部とコンデンサ
部の双方を形成してもよいものである。
【0013】さらに、本発明の実施例においては、抵抗
部12を抵抗部5に対して別体に設ける場合について説
明したが、抵抗部5と抵抗部12を同一基板上に一体に
形成してもよいものである。その際には、抵抗部5を構
成する抵抗体3の中間にリード端子8を接続し、抵抗体
3を分割することにより抵抗部5と抵抗部12を形成す
るものである。加えて、本発明は、フライバックトラン
ス以外の、例えば複写機用の電源にも適用できるもので
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明の高電圧発生装置によれば、検出
手段を構成する抵抗部とコンデンサ部が、基板上に一体
となって形成されており、小型で耐圧についての信頼性
が高い高電圧発生装置が得られる。また、小型であるた
めに、部品点数が少ないので、組立作業が簡素化され、
設計も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)とも、本発明の高電圧発生装置
に用いられる検出手段の斜視図。
【図2】本発明の高電圧発生装置の要部構成回路図。
【図3】従来の高電圧発生装置の要部構成回路図。
【符号の説明】
1 検出手段 2 基板 3 抵抗体 4 電極板 5,12 抵抗部 6 コンデンサ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧発生部から出力される高電圧を、負
    荷に印加するとともに、該高電圧を抵抗部とコンデンサ
    部とからなる検出手段を介して抵抗分割することによ
    り、フィードバック回路に接続してなる高電圧発生装置
    において、前記検出手段を構成する抵抗部を、誘電体か
    ら構成される基板の表面に、抵抗体を前記基板の長手方
    向に沿って波形状に印刷することによって形成するとと
    もに、前記コンデンサ部を、複数枚の電極板を前記基板
    長手方向に沿って並置した状態で装着することによっ
    て形成したことを特徴とする高電圧発生装置。
JP33717493A 1993-12-28 1993-12-28 高電圧発生装置 Expired - Fee Related JP3189548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33717493A JP3189548B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 高電圧発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33717493A JP3189548B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 高電圧発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07200079A JPH07200079A (ja) 1995-08-04
JP3189548B2 true JP3189548B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=18306146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33717493A Expired - Fee Related JP3189548B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 高電圧発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3189548B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384113B1 (ko) * 2000-11-08 2003-05-14 주식회사 이노칩테크놀로지 고주파 저항-커패시터 복합 칩 및 그 제조 방법
WO2020241517A1 (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 三菱電機株式会社 分圧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07200079A (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3617817A (en) Laminated ceramic structure for containing a semiconductor element
EP0555887B1 (en) Piezoelectric transformer and method for driving the same
JPH06251981A (ja) 放電ギャップ付き積層チップコンデンサ
EP0898314B1 (en) Piezoelectric transformer and power supply including the same
US4402037A (en) Cathode-ray tube socket substrate
JP3189548B2 (ja) 高電圧発生装置
EP0009409B1 (en) Cathode ray tube arc-over protection
CA1070384A (en) Inverter radiation suppression
US7498696B2 (en) Voltage grading and shielding method for a high voltage component in a PCB and an X-ray apparatus
US6178078B1 (en) Discharge gap device and its mounting structure
JP2745874B2 (ja) 高圧電子部品
JP3627197B2 (ja) 圧電トランス及びそれを用いたトランス装置
US6960871B1 (en) Piezoelectric transformer
JPH0799777A (ja) 高圧電源回路
JP2591850Y2 (ja) オンボード型電源
JPH0917683A (ja) マルチコンデンサ回路
JP3232742B2 (ja) フライバックトランス装置
JP2000114614A (ja) 積層型圧電トランス
JPH11297515A (ja) 高圧用固定抵抗器
JPH0117835Y2 (ja)
JPH04273416A (ja) コンデンサ
JPH0356002Y2 (ja)
JPS60166474A (ja) サ−マルヘツド
JPH09116204A (ja) 圧電トランス
JPH0416013A (ja) ノイズ・フイルタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees