JP3189239B2 - 建築用耐火パネル - Google Patents

建築用耐火パネル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の外壁、内
壁を構成するのに有用な建築用耐火パネル(以下、単に
パネルという)に関するものである。さらに詳しくは化
粧面幅、パネル厚さを大きくしても、雄、雌嵌合構造に
して壁下地より剥落することがなく、かつ、釘等の固定
具が外部へ露出しなく、建築、構築物の室内側からも施
工が可能であり、軽量でしかも耐火1時間試験に合格す
るパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパネルの壁下地αへの取
り付けは、例えば図13に示すように下段のパネルa1
の固定溝をテクス等の固定具βで鉄骨下地等からなる壁
下地αに固定し、上段のパネルa2 を落とし込み、その
カバー片で固定溝、すなわち固定具βの頭部を被覆しな
がら順次下段から上段へ施工して行く取付構造が上市さ
れている。また、耐火1時間試験に合格するパネルとし
てはALC板(軽量気泡コンクリート板)、押出中空セ
メント板が一般的であり、数多く発明、考案され上市さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
ネルの取り付けはあくまでもパネル表面側からの取付構
造であり、現在の大都市に見られるような建築物の密集
化に伴い、建築物同士の立地間隔が狭く、表側からパネ
ル取り付けのための足場を設置できないような条件下で
は、上記した従来の取り付け構造、方法を用いることが
できないという欠点があった。また、ALC板、中空押
出セメント板は、1m2 当たりの重さが約50Kgを超
え、非常に重量物であるので、施工している階層が上が
るにつれ、クレーン等の機械設備が大掛かりになり、労
力も多大なものであった。さらに、壁下地への取り付
け、施工の際はアンカーやZクリップ等の取付金具を必
要とし、板本体と取付金具を一体化するために、施工現
場で板本体にドリル等で穿孔しなければならず、非常に
手間の掛かるものであった。さらに化粧面の仕上げとし
て、別途仕上げ塗装を施さなければならず、しかも、5
〜6年の周期で定期的な仕上げ塗り直しを必要とし、施
工性、メンテナンス性に欠ける欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、パネ
ルの雄型連結部の補強片を芯材内に折り返し、さらに下
方に直角に屈曲したことで、パネルをパネル裏側、すな
わち建築物内部より補強片をかいしてブラインドリベッ
トにより固定することができ、しかも、パネルを金属製
の表、裏面材で布織布、軽量骨材、合成樹脂発泡体から
なる芯材をサンドイッチしたパネルとし、パネルの自重
を軽量化すると共に、パネルの壁下地への取り付け、施
工をパネルの一端で行うと共に、表面材の表面側からの
固定としても、雄型連結部の固定溝と雌型連結部側の上
面により固定具をカバーし、また、落とし込み構造と本
実構造の組み合わせにより防水性、施工性を向上し、さ
らに、パネルの表面化粧面を金属製としたことで、メン
テナンスフリーを実現した耐火1時間試験に合格できる
パネルを提供するものである。
【0005】
【実施例】以下に本発明に係るパネルについて図面を用
いて詳細に説明する。図1(a)は上記パネルAの代表
例を示す一部切り欠き斜視図あり、表面材1、裏面材1
7、芯材20からなるサンドイッチ構造の長尺パネルA
である。表面材1、および裏面材17は不燃性の金属薄
板材よりなり、例えばAl、Fe、Cu、ステンレス、
アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼
板、フッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ
鋼板等の一種をプレス成形、押出成形、ロール成形等に
よって形成したものであり、パネルAに対しメンテナン
スフリーの効果を発揮させるものである。
【0006】さらに詳説すると、表面材1は図1(b)
に示すように、横長の化粧面部2と、雄型連結部6、雌
型連結部12とから樋状部1aを形成したものであり、
化粧面部2は化粧面2aの長手方向の両端縁を内方に任
意角度で屈曲した側壁3、4と、側壁3の下端縁を外方
に突出した目地下地5とから形成したものである。
【0007】雄型連結部6は目地下地5の先端をさらに
外方に突出した上縁8と、上縁8の先端を内方に略コ字
状に屈曲した下縁9よりなる差込縁7と、差込縁7の上
縁8に形成した凹状の固定溝10と、下縁9の先端を化
粧面2aと略平行に内方にL字状に屈曲すると共に折り
返した補強片11よりなるものである。
【0008】差込縁7はパネルAの表面側からの上下の
連結構造を示す図3(a)、裏面側からの上下の連結構
造を示す図3(b)に示すように、後記する雌型連結部
12の嵌合溝15に挿入され壁下地αに固定される部分
である。また、図3(b)に示すように、パネルAの裏
面側(室内側)からパネルAを壁下地αに固定する際に
は、あらかじめ壁下地αのピッチで取付孔10aがパネ
ルA裏面側から、補強片11を貫通するようにして形成
されており、この孔を介してブラインドリベットγによ
りパネルAを壁下地αに取り付けるものである。勿論、
取付孔10aは固定溝10まで貫通してもしなくても良
い。
【0009】また凹状の固定溝10はパネルルAを係合
する際に、後記する上面13と目地下地5、上縁8との
接触部分に間隙を形成させず、さらにこの固定溝10に
より空隙を形成して毛細管現象を防止し、防水性を強化
するものである。さらに、補強片11は表面材1と芯材
20の一体化を強化すると共に、差込縁7が嵌合溝15
に挿入された際に差込縁7が下面14により押圧され変
形するのを防止し、確実に固定するのに役立つものであ
る。
【0010】雌型連結部12は側壁4の下端縁を内方に
屈曲した上面13とからコ字状に形成したカバー片13
aと、上面13の先端を外方に屈曲した下面14と、上
面13と下面14とから断面略コ字状に形成した嵌合溝
15と、下面14の先端を内方に屈曲した補強片16と
からなるものである。
【0011】さらに詳説すると、差込縁7の先端から固
定溝10の側壁3側の端縁までの長さをl1 、上面13
の長さをl2 とすると、l1 <l2 の関係とし、固定具
β、もしくは取付孔10aを被覆し、防水性、美観性の
向上を図るものである。また、嵌合溝15は、雄型連結
部6の差込縁7に係合され壁下地αにパネルAを固定す
る部分である。
【0012】裏面材17は図1(c)に示すように、長
尺状板材の一端縁を内方に板材と略平行でL字状に屈曲
した延長部18と、他端縁を外方に板材と略平行でL字
状に屈曲した切り欠き部19とから形成したものであ
り、図では延長部18、切り欠き部19の先端を上方に
屈曲して安定片18a、19aを形成し、係合時のガイ
ド面、生産時の型として機能させ、これらより樋状部1
7aを形成したものである。また、図では裏面材17の
延長部18側の端縁部に、凹状のガイド溝18bを形成
しており、図3(b)に示すように、ブラインドリベッ
トγを挿入する取付孔10aをドリル等で形成する際の
ガイトとして機能するものである。
【0013】この裏面材17は後記する芯材20の裏面
を覆ってパネルAをサンドイッチ構造体とし、パネルA
自体の機械強度を向上すると共に、不燃材、防水材、遮
熱材、遮音材、防音材、パッキング材などの1つの機能
として役立つものであり、その素材としては前記表面材
1と同質の素材からなり、その成形方法も同様な方法を
用いるものである。
【0014】また、その装着は、後記する芯材20によ
り一体に形成すると共に、下縁9、芯材20、延長部1
8により断面凹状の係合溝21を、下面14、芯材2
0、切り欠き部19により断面凸状の係合片22を形成
し、図3に示すように差込縁7と嵌合溝15との係合と
共に、係合溝21に係合片22を落とし込むように係合
し、壁下地αにパネルAを固定するものである。
【0015】さらに、延長部18、切り欠き部19は、
防火性、防水性(雨水の壁下地αへの浸入防止)、気密
性を大幅に向上するためのものであり、特に万が一の火
災に対して、裏面17bまで火炎が侵入するのを防止
し、耐火試験に合格し得るパネルAとするためのもので
ある。なお、図では耐火性をさらに向上するために、表
面材1と裏面材17が接触しないように形成し、熱橋を
防止している。
【0016】パネルAの芯材20としては図2に示すよ
うに形成し、耐火1時間構造試験に合格するパネルAと
するものである。すなわち、図2に示すように表面材
1、裏面材17と芯材20間に、不織布23、24を接
着剤25を介して介在させると共に、軽量骨材26を細
密充填し、そのバインダーとして合成樹脂発泡体27を
用いたものであり、パネルAに対して耐火性、断熱性、
防音性、吸音性を向上させるものである。
【0017】不織布23、24としては、ポリエステル
系、ナイロン系、ボロン系、炭素系、アルミナ系、炭化
ケイ素系、アラミド系の繊維からなるシート状物であ
り、パネルAの機械的強度の向上、表面材1、裏面材1
7と芯材20の接着性の強化、表面材1、裏面材17の
フラット性を向上させる機能を持つものである。
【0018】接着剤25の一例としてはエラストマー型
エポキシ樹脂、イソシアネート、例えばメチレンジイソ
シアネート(略称MDI)等のエマルジョンタイプ、ホ
ットメルトタイプおよび、その変性イソシアネート、例
えばウレタン変性、ビュレット変性イソシアネート、イ
ソシアヌレート変性イソシアネート等の1種を用いるも
のである。
【0019】軽量骨材26としては、パーライト粒、ガ
ラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン等
からなり、図2では直径5〜20mm程度のパーライト
粒を用いており、芯材20に対し防火性、耐火性を向上
させると共に、パネルAの機械的強度をも向上させるも
のである。
【0020】合成樹脂発泡体27としては、ポリイソシ
アヌレートフォーム、フェノールフォーム、ポリウレタ
ンフォーム、ポリイミドフォーム、塩化ビニルフォーム
等からなり、パネルAの断熱性の向上、芯材20の難燃
剤、軽量骨材26のバインダー、不織布23、24の接
着剤として機能するものであり、特に耐火性を向上させ
るにはフェノールフォームを用いるのが好ましいもので
ある。
【0021】次に施工例について簡単に説明する。いま
図1に示すようなパネルAを用いて図3(a)、(b)
に示すように外壁を施工すると仮定する。なお、パネル
Aとしては、表面材1、裏面材17として0.5mm厚の
カラー鋼板を用い、芯材20としてはポリエステル繊維
からなる不織布23、24、軽量骨材26として直径5
〜20mmのパーライト粒を細密充填し、バインダーとし
ての合成樹脂発泡体27としてはレゾールタイプのフェ
ノールフォームを用いたものである。
【0022】そこで、パネルAを表面側(建築物外部)
から壁下地αへの取り付けるには、図3(a)に示すよ
うに、鉄骨下地、あるいは主柱、間柱、防水シート、断
熱材等からなる壁下地αに、第n段目のパネルA1 の固
定溝10をスクリュービス等の固定具βを介して固定す
る。次にパネルA1 の嵌合溝15内に、ローックウール
フェルト等の無機系不燃シートBを敷設する。そして、
第n+1段目のパネルA2 の雌型連結部12の嵌合溝1
5を、パネルA1 の差込縁7に落とし込むと共に、係合
片22を係合溝21に挿入し、上下方向を連結するもの
である。
【0023】また、裏面側(建築物内部)からのパネル
Aの施工方法については、図3(b)に示すように、壁
下地αの取り付けピッチに対応し、パネルAのガイド溝
18bをガイドとして、少なくとも裏面材17、補強片
11を貫通する取付孔10aをドリル等で形成してお
く。そして第n段目のパネルA1 の取付孔10aに、壁
下地αを介してブラインドリベットγを差し込み、リベ
ッター等によりリベット止めする。次にパネルA1 の嵌
合溝15内に、ローックウールフェルト等の無機系不燃
シートBを敷設する。そして、第n+1段目のパネルA
2 の雌型連結部12の嵌合溝15を、パネルA1 の差込
縁7に落とし込むと共に、係合片22を係合溝21に挿
入し、上下方向を連結するものである。
【0024】また壁体全体を形成するには、上記したよ
うな工程を土台から桁に向かって行えばよいものであ
る。なお、土台部分にはスタータ(図示せず)、出、入
隅(図示せず)にはコーキング材、役物を用いる必要が
ある。
【0025】
【その他の例】以上説明したのは、本発明に係るパネル
Aの一実施例であり、パネルAを図4(a)〜(f)、
図5(a)〜(g)、図6(a)〜(g)、図7(a)
〜(e)に示すようなパネルAとすることもできる。特
に図4(a)、(b)は横目地部に挿入する無機系不燃
シートBをあらかじめ係合溝21、係合片22に装着し
た例、図5(b)は化粧面2aに段差2b、2cを形成
し、化粧目地を階段状とすることにより、目地部の立体
化、明確化を図り、意匠性を向上するパネルAとした例
である。図5(g)は嵌合溝15内に軟質のコーキング
材Cを装着させたパネルAである。さらに、図7(a)
〜(c)はパネルAの両端部における表面材1と裏面材
17の取り合いを各々変形した例である。
【0026】さらに図8(a)〜(f)は芯材20のそ
の他の例であり、図8(a)は軽量骨材26として粒径
の大きいパーライト粒26aと粒径の小さいパーライト
粒26bを細密充填して、芯材20の密度を高めた芯材
20である。図8(b)は軽量骨材26としてパーライ
ト粒26aと、高温下で膨脹発泡する膨脹性グラファイ
ト26cを混在させ、耐火性能を高めた芯材20であ
る。図8(c)は、軽量骨材26として、高吸水性高分
子でコーティングしたパーライト粒26d、および高吸
水性高分子を含浸させた不織布23a、24aを用いた
もので、合成樹脂発泡体27としてフェノールフォーム
27aを用いた際の原料硬化時に発生する縮合水を吸
着、保持し、その水分により耐火性を向上させると共
に、製造時におけるキュア時間を短縮できる芯材20で
ある。
【0027】また、図8(d)は軽量骨材26として、
パーライト粒26aとチョップドストランド等のガラス
繊維26eを介在させ、耐火性のアップと同時に芯材2
0の曲げ強度を強化した芯材20である。図8(e)は
不織布23、24として、ガラス長繊維23b、24b
を接着介在させた芯材20である。図8(f)は不織布
23、24として短繊維23c、24cを静電気を利用
して殖毛した芯材20である。勿論、これらの例を各々
組み合わせたパネルAとすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建築
用耐火パネルによれば、(1)パネルの雄型連結部の芯
材内に下縁の先端を内側方に屈曲すると共に折り返し、
さらに下方に直角に屈曲して形成した補強片を設けたこ
とにより、建築物の表側からのパネルの取り付けができ
ない条件下であっても、パネルをパネル裏側、すなわち
建築物内部より補強片を介してブラインドリベットによ
りがっちりと固定することができる。(2)壁下地への
固定は表面材の一端縁の、下層に芯材、裏面材の存在す
る部分を固定具を介して固定するため、別途取付金具を
用いる必要がなくコストを低減させると共にパネルの壁
下地への固定が確実となり、剥落等することがない。
(3)釘、ボルト等を外部に露出させることがなく、大
型のパネルを壁下地に確実に固定できる。(4)上縁の
途中を長手方向に沿って凹状に窪ませ、固定具の頭部の
幅、および高さ以上の固定溝を形成したため、固定具が
上縁、目地下地より突出することがなく、防水性、気密
性、施工性を向上することができる。(5)裏面材に形
成した延長部と切り欠き部により、火災による火炎、
熱、風雨等による雨水が壁下地側に侵入することがな
い。(6)パネルの表、裏面材を不燃性の金属板、芯材
を不織布、軽量骨材、合成樹脂発泡体から構成したこと
により、パネルの自重を軽量化し、かつ耐火1時間試験
に合格できるパネルとすることができる。等の特徴、効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築用耐火パネルの代表例を示す
説明図である。
【図2】上記パネルの芯材の一例を示す説明図である。
【図3】上記パネルの施工例を示す説明図である。
【図4】上記パネルのその他の例を示す説明図である。
【図5】上記パネルのその他の例を示す説明図である。
【図6】上記パネルのその他の例を示す説明図である。
【図7】上記パネルのその他の例を示す説明図である。
【図8】上記パネルの芯材のその他の例を示す説明図で
ある。
【図9】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 建築用耐火パネル B 不燃シート α 壁下地 β 固定具 γ ブラインドリベット 1 表面材 2 化粧面部 3 側壁 4 側壁 5 目地下地 6 雄型連結部 7 差込縁 8 上縁 9 下縁 10 固定溝 10a 取付孔 11 補強片 12 雌型連結部 13 上面 14 下面 15 嵌合溝 16 補強片 17 裏面材 18 延長部 19 切り欠き部 20 芯材 21 係合溝 22 係合片 23 不織布 24 不織布 25 接着剤 26 軽量骨材 27 合成樹脂発泡体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状板材の表面材、裏面材間に芯材を
    充填した建築用耐火パネルにおいて、前記表面材は横長
    の化粧面部と、該化粧面部の長手方向の一側縁を下方に
    屈曲した側壁と、該側壁の下端を化粧面部と略平行で外
    側方へ突出した上縁と、該上縁の先端を内方に略コ字状
    に屈曲した下縁と、該下縁の先端を前記化粧面部と略平
    行に内側方に屈曲すると共に折り返し、さらに下方に直
    角に屈曲して形成した補強片と、前記上縁の途中を長手
    方向に沿って凹状に窪ませて形成した固定溝とから形成
    した雄型連結部と、他側縁を下方に屈曲した側壁と、該
    側壁の下端縁を内方に化粧面部と略平行に屈曲すると共
    に前記上縁の先端から固定溝の側壁側の端縁までの長さ
    以上に形成した上面と、該上面の先端を外方に化粧面部
    と略平行で屈曲した下面と、前記上面と下面よりなる断
    面略コ字状の嵌合溝を形成した雌型連結部とからなる金
    属製の不燃材で形成し、また前記裏面材は金属製の不燃
    材の一端縁を内方に他端縁を外方に板材と略平行で略L
    字状に屈曲して延長部、切り欠き部を形成し、表面材の
    下縁と裏面材の延長部により凹状の係合溝を、表面材の
    下面と裏面材の切り欠き部により凸状の係合片を形成す
    るように表面材と裏面材を前記芯材により一体化する
    と共に、該芯材は表面材と裏面材の芯材側面に接着剤を
    介して貼着介在させた不織布と、軽量骨材を細密充填し
    該軽量骨材のバインダーとして合成樹脂発泡体を用いた
    ことを特徴とする建築用耐火パネル。
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