JP3188915B2 - 製品取出装置 - Google Patents
製品取出装置Info
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Description
どの製品取出装置に係るもので、特に成形機に装備され
た製品押出装置との同期移動に関するものである。
ら説明する。図5は固定ダイプレート42、移動ダイプ
レート43、複数のタイバー40および不図示の型締シ
リンダを具備して型開閉する横型締ダイカストマシンの
型締部を示している。固定ダイプレート42に取着した
固定金型45と移動ダイプレート43に取着した移動金
型46とが型開きし、成形後の製品47を移動金型46
に付着させている状態を示しており、製品押出装置48
は移動ダイプレート43に装備されている。製品取出装
置44は機械上部に装備され、型開きした両金型45、
46間に昇降して先端のチャック部55で製品47のビ
スケット部56を把持する製品取出アーム装置54と、
この製品取出アーム装置54を固着するとともに図で左
右の型開閉方向に移動させる摺動装置58と、この摺動
装置58を取着した走行台59を機械側部に立設された
不図示の支柱と機械上部との間に架設したレール60を
走行させる不図示の搬出装置とから構成されている。図
5の場合は、製品取出アーム装置54は直線移動を行な
うものであるが、製品取出アーム装置と搬出装置を合せ
た各種の多関節型ロボットを採用することもなされてい
る。
取出装置44で成形後の製品47を取出すとき、製品取
出アーム装置54が型開きした両金型45、46間に下
降し移動金型46に付着した製品47のビスケット部5
6をその先端のチャック部55で把持した状態のまま移
動ダイプレート43に装備された製品押出装置48が駆
動されて移動金型46から製品47を押出す動作が行な
われ、このとき同時に製品取出アーム装置54を固着し
た摺動装置58が駆動されて製品押出装置48の押出し
動作に同期移動されなければならないが、製品押出装置
48と摺動装置58とはそれぞれが油空圧シリンダなど
で動作される独立した駆動系からなるため同期移動の調
整が困難であり同期不調となった場合に製品取出装置を
損傷させるという問題があった。また、成形機型開き、
製品取出アーム装置下降、製品把持、製品押出、製品取
出アーム装置上昇までの一連の各動作タイミングが相互
に干渉しないように充分な余裕をもたせたインターロッ
クが必要となり、このためアイドルタイムが累積されサ
イクルタイムが大きくなり生産性を低下させる結果とな
っている。
る製品取出装置の型開閉方向の摺動動作と製品押出装置
の押出し動作とを一体的に係合させて行なうことにより
同期移動を可能にして同期不調となって製品取出装置が
損傷するという問題を解消するとともに、製品取出の各
動作間のアイドルタイムを減少させて生産性を向上し得
る製品取出装置を提供することを目的とする。
めの本発明は、成形後の製品を金型に付着させ型開きし
て成形機から取出す製品取出装置であって、型開閉方向
に移動自在にしてダイプレートの側面、もしくは床面あ
るいは機械フレームに設置した摺動台と、該摺動台に装
着した製品取出アーム装置と、成形機のダイプレートに
装備された製品押出装置の押出シリンダ部材と、該押出
シリンダ部材と前記摺動台との間に係合し型開閉方向に
作動するリニアアクチュエータとを具備し、前記製品押
出装置との同期移動が可能とした製品取出装置とする。
品取出アーム装置が型開きした両金型間に進入し製品を
チャック部で把持させた状態でダイプレートに装備され
た製品押出装置を駆動させて製品押出が行なわれると
き、製品取出アーム装置を装着させた摺動台と製品押出
装置の押出シリンダ部材とが型開閉方向に作動するリニ
アアクチュエータを介して一体的に係合されることによ
り、製品取出装置と製品押出装置との同期移動が可能と
なる。
を図面を参照しながら説明する。図1において、12は
固定ダイプレート、13は移動ダイプレート、14は複
数のタイバーで、不図示の型締シリンダによって開閉す
る横型締ダイカストマシンの型締部を構成している。1
5は固定金型、16は移動金型で、それぞれ固定、移動
ダイプレート12、13に取着されている。17は成形
された製品で、図1では移動金型16側に付着させて型
開きする成形機の場合を示している。18は製品押出装
置で、移動ダイプレート13を挿通して装備されてお
り、19が押出シリンダ部材で、押出ロッド20、押出
板21に連結する製品押出棒22が移動金型16を貫通
して製品17に当接するようになっている。23はその
押出シリンダ部材19を進退させる油圧回路である。
開きし移動金型16側に付着する製品17に向かって、
型開閉方向に対して直角方向に横から進退し、その先端
に取着したチャック部25で製品17のビスケット部2
6を把持して製品取出しを行なうようになっている。ア
ーム装置24は例えば多関節型ロボットであって、アク
チュエータ27を駆動し関節を動かして横から製品方向
にのみ進退するもので一平面内の動作だけで製品取出し
を行なえるものが採用されている。
側面29に取着した案内レール30に設けたリニアベアリ
ングなどで軽快に摺動するよう案内され型開閉方向に移
動自在に設置されている。この摺動台28に製品取出ア
ーム装置24がそのアクチュエータ27を含めて装着さ
れている。27はリニアアクチュエータの油圧シリンダ
で、押出シリンダ部材19と一体的に設けられ、その進
退するピストンロッド31を摺動台28に連結して型開
閉方向に作動させるようになっている。32はそのため
の油圧シリンダ27の油圧回路である。このリニアアク
チュエータは油圧シリンダに限定されるものではなく、
電動機駆動による送りねじ機構あるいはラック・ピニオ
ン機構などであっても良い。また、リニアアクチュエー
タの進退ストローク限を調整可能とする手段を設ける
と、種々の金型交換による型分離面位置の変化に対応が
でき好適である。なお、リニアアクチュエータは押出シ
リンダ部材19と摺動台28との間を係合するもので、
図1に示したものとは逆にして摺動台28側にリニアア
クチュエータの油圧シリンダ27を取着しピストンロッ
ド31を押出シリンダ部材19に連結しても良い。
製品取出装置の動作を図2(a)ないし図2(d)の順
に従って説明する。図2(a)は製品成形中の型締状態
で、製品取出アーム装置24は型締部の外側で待機して
いる。図2(b)は成形後の型開きした状態で、製品取
出アーム装置24先端のチャック部25が型開閉方向に
対して直角に横方向から進出し製品17のビスケット部
26にまで到達してビスケット部26を把持している。
この場合に、製品取出アーム装置24は移動ダイプレー
ト13の側面29に取着した案内レール30を介して摺
動台28に装着されており、移動ダイプレート13の型
開きとともに一体的に移動するので、製品取出アーム装
置24と製品17のビスケット部26との相対位置は変
化することがなく、移動ダイプレート13の型開き動作
途中でも製品取出アーム装置24が固定、移動両金型1
5、16に干渉しない分のスペースが生じた時点から製
品取出アーム装置24を前進して製品取出を開始するこ
とができる。従って、従来のように型開き動作の完了ま
でインタロックして充分な余裕をもたせて待機する必要
がなくサイクルタイムの短縮になる。
品17を製品押出装置18で押出す状態で、押出シリン
ダ部材19が前進し、押出ロッド20、押出板21を介
して製品押出棒22が製品17に当接し製品押出をして
いる。この場合に、製品取出アーム装置24はその装着
された摺動台28がピストンロッド31を介して油圧シ
リンダ27に連結してその油圧回路32の圧油はブロッ
クされており押出シリンダ部材19と一体的に係合され
ているため、押出シリンダ部材19の前進動作と同時に
一体的に移動(図において右行)しチャック部25がビ
スケット部26を把持したまま製品押出が行なわれるこ
とになり、製品押出装置との同期移動が必然的に達成さ
れる。
動して製品17を型締部の外側まで取出すために、製品
17を製品押出棒22および固定、移動量金型15、1
6に干渉しない位置まで製品取出アーム装置24をさら
に右行させる状態であって、油圧回路32からリニアア
クチュエータの油圧シリンダ27に圧油を供給しピスト
ンロッド31を介して摺動台28を右行させている。こ
の後、製品取出アーム装置24を駆動して製品17を型
締部の外側まで取出し、所定位置でチャック部25を開
いてビスケット部26を開放して製品取出サイクルが完
了し、再び次のサイクルがスタートすると図2(a)の
待機状態へ戻り繰り返される。
別の実施例で、図1の場合と同様に製品を移動金型側に
付着させて型開きし製品押出装置は移動金型を取着した
移動ダイプレートに装備した成形機の場合であって、摺
動台28が床面もしくは機械フレームに設置するように
構成されたもので、このために案内レール30が移動ダ
イプレート13のストローク分だけ長くなっている。そ
の他の構成および動作は図1の場合と全く同じであり、
図1と同一部材には同一符号を付し説明を省略する。小
型の成形機において移動ダイプレートの側面に摺動台を
含めて製品取出アーム装置が装着するスペースがない場
合や、大型の製品取出アーム装置を使用する場合には好
適である。
型側に付着させて型開きし製品押出装置は固定金型を取
着した固定ダイプレートに装備した成形機の場合であっ
て、図1の場合を逆勝手にしたものであり、図1と同一
部材には同一符号を付し構成および動作は同様なので説
明を省略する。図4では摺動台28を固定ダイプレート
12に装着させているが、製品押出装置が固定金型側に
装備されており図3のように床面もしくは機械フレーム
に摺動台を設置させる場合も同じであり、案内レール3
0は図1の場合と同様に図2(c)の製品押出と図2
(d)の製品取出スペース分のストローク長さがあれば
良い。横型締縦射出ダイカストマシンの場合に使用され
ると好適である。
備した成形機によれば、成形後の製品を付着させて型開
きする金型側のダイプレートの側面もしくは床面あるい
は機械フレームに摺動台を設け、この摺動台と製品押出
装置の押出シリンダ部材との間を型開閉方向に作動する
リニアアクチュエータによって係合して摺動台を型開閉
方向に移動自在にすることにより、摺動台に装着した製
品取出アーム装置と製品押出装置との同期移動が可能と
なるため、同期移動が不良となって製品押出装置を損傷
されることを解消するとともに、製品取出の各動作間の
アイドルタイムを減少させて生産性を向上することがで
きる。
略構成図である。
状態を示す概略図である。
た状態を示す概略図である。
態を示す概略図である。
備状態を示す概略図である。
略構成図である。
を示す概略構成図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 成形後型開きして移動金型及び固定金型
のうちの一方の金型に残留している製品を成形機から取
出す製品取出装置であって、成形機上にて型開閉方向に
移動自在に設けた摺動台と、同摺動台に装着されると共
に先端部にチャックを有する製品取出アーム装置と、成
形機に装備された製品押出装置の押出シリンダ部材と、
同押出シリンダ部材と前記摺動台との間に係合して型開
閉方向に前記摺動台を移動せしめると共に、前記一方の
金型に残留している製品を前記チャックにより把持させ
た後前記押出シリンダ部材の駆動により前記製品を前記
一方の金型から離隔せしめる間は不作動状態に保持され
るリニアアクチュエータとからなり、同不作動状態に保
持されている間、前記製品取出アーム装置および摺動台
を前記押出シリンダ部材と一体に移動せしめることを特
徴とする製品取出装置。 - 【請求項2】 製品を移動金型側に付着させて型開きす
る成形機の製品取出装置であって、前記摺動台は前記移
動金型を取着した移動ダイプレートの側面に設置し、前
記製品押出装置が前記移動ダイプレートに装備されてい
る請求項1記載の製品取出装置。 - 【請求項3】 製品を移動金型側に付着させて型開きす
る成形機の製品取出装置であって、前記摺動台は床面も
しくは機械フレームに設置し、前記製品押出装置が前記
移動金型を取着した移動ダイプレートに装備されている
請求項1記載の製品取出装置。 - 【請求項4】 製品を固定金型側に付着させて型開きす
る成形機の製品取出装置であって、前記摺動台は前記固
定金型を取着した固定ダイプレートの側面、もしくは床
面あるいは機械フレームに設置し、前記製品押出装置が
前記固定ダイプレートに装備されている請求項1記載の
製品取出装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14996192A JP3188915B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 製品取出装置 |
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JP14996192A JP3188915B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 製品取出装置 |
Publications (2)
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JPH0671411A JPH0671411A (ja) | 1994-03-15 |
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ID=15486391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP14996192A Expired - Fee Related JP3188915B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 製品取出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (4)
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JP4866084B2 (ja) | 2005-12-26 | 2012-02-01 | 東芝機械株式会社 | ダイカストマシンにおける製品取出方法及びその装置 |
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-
1992
- 1992-05-18 JP JP14996192A patent/JP3188915B2/ja not_active Expired - Fee Related
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