JP3188379U - 片面ダンボールの加工紙 - Google Patents

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禎美 伊藤
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Abstract

【課題】片面ダンボールの折曲げの困難性を除去し、段繰りの列に交差する方向に対して任意方向に折り曲げ或いは折り込むことを可能とすると共にその折り曲げや折り込みをより容易に行える片面ダンボールの加工紙を提供する。【解決手段】ライナ紙1と段繰りを有する段繰り紙2とを接着部材で貼着した片面ダンボールの加工紙であり、段繰り紙2の並列成形されている多数列の段20の突出部分に押し込み部3を構成し、該押し込み部が少なくとも多数列の内の一の列とそれぞれ隣り合う他の列の段20の突出部分の位置がずれて押し込み部3を構成するものであり、多数列の段20のそれぞれ隣り合う列の段20の突出部分の押し込み部3を一列状の押し込み部に形成せずに、一の段とそれに隣り合う段20の押し込み部3がずれて形成されている片面ダンボールの加工紙からなる。【選択図】図3

Description

本考案は、片面ダンボールの加工紙に関する。
従来より、片面ダンボールの製造に関してはライナ紙と段繰りされる波状の段繰り紙とを接着部材で貼着して製造し、この様な片面ダンボール紙は多用されているものである。
例えばその製造装置としては特開平5−24137号(特許文献1)に示す製造装置や特開平6−297614号(特許文献2)に示す製造装置が存在し、更に容器に成形する方法として特表平10−502585号(特許文献3)が存在する。
又、食品収納用パッケージに用いるように形成した実用新案登録第2596025号(特許文献4)も存在する。
更には片面ダンボールシートを素材として製造する容器及びその製造方法である特開2006−117276号(特許文献5)も存在する。
これらは、各々片面ダンボールを製造し、この片面ダンボールシートを用いて具体的容器に形成するための各種先行技術である。
これは特にその段繰り部の空気層によるクッション性や断熱性に着目して多様に用いられているものである。
この場合、段繰り部分における並列して形成される段の部分は、一定の規格に従って製造されるものであり、JIS規格によれば段の数等によって区別されていると共に、一定の基準に沿って製造されているものである。
従って、この様に一定の規格に基づいて製造されるものである。
これらのように片面ダンボールが製造されるが、この製造されたダンボールは特許文献3乃至5に示す通り容器として成形されるものも多数存在する。
この容器の製造に際して、片面ダンボールシートを用いることから、該ダンボールの段繰りが一定方向にそろって段形状を構成するものとなり、該段繰りの波状の段に対向する方向に対しては極めて曲がりにくい性質を有するものであり、該方向に折り曲げ又は折り込むことはできないものである。
反面段繰りの波状の段に平行方向に折り曲げ又は折り込むことは抵抗なく行なえるものとなる。
従って、該段の部分に交差する方向に折り曲げるには、該段状部分を削除するか押しつぶして段形状をなくすことが必要となる。
係るために、特許文献3においては型押しダイによってプレスして屈曲部分を押しつぶして成形するものであり、強力なプレス成形によって該容器を製造することが必要であった。
この他特許文献4又は5に示すように、折り曲げが必要な部分を切断又は罫線を入れることが必要であった。
したがって、容器の成形時において明確な角部を有する容器の成形においては、その部分を切断又は段部分の切断或いは押し潰しなどによって線状に折り曲げ部を確保することが必要であり、容器製造時にそれぞれに適合する機器が必要となるものであった。
これらに対して、段繰り部分の突出部分の段繰りの列に対して垂直方向に直線状に押し込み部分を設けて、段繰りの段の突出している部分を押し潰すことによりその部分で屈曲を行えるように構成した片面ダンボールの加工紙に関する先行例も存在する。
即ち多数列の段繰りの段部分をこの段繰りの形成方向に対して垂直方向に一列に押し潰す構成を有する先行例が存在する。
例えば本考案の考案者の提唱する特開2008-260211号(特許文献6)や特開2009−7022号(特許文献7)が存在する。
或いは特開昭52-150193号(特許文献8)や登録実用新案3056839号(特許文献9)が存在する。
これらはその押し潰し列を多数列有しており、その列に沿った折り曲げを可能とするものである。
従って片面ダンボールの、直線的にその折曲げの困難性を除去した片面ダンボールの加工紙が提供されているものである。
特開平5−24137号 特開平6−297614号 特表平10−502585号 実用新案登録第2596025号 特開2006−117276号 特開2008-260211号 特開2009−7022号 特開昭52-150193号 登録実用新案3056839号
以上の様に、片面ダンボールは各種製造され、かつその段繰り部の空気層によるクッション性や断熱性に着目して多方面で多様に用いられているものである。
前記したように段繰り部分に直線的な列状の押し込み部を形成することによりその列に沿った折り曲げが行えるものであり、その折り曲げにより立体的な容器や折り込んで用いる包装等に用いることができるものとなる。
特にこの任意の列状の押し込み部分に沿って折り曲げを行い各種の形状にして用いることができるものである。
しかし、そもそもこの列状部分に押し込み部を形成するものであり、列状の押し込み部の列に沿った折り曲げ等を前提として形成することから、この列に沿わない他の部分や他の方向に対して折り込みを行おうとすると、どうしても折り曲げができず、或いは希望しない位置即ち最も近傍の押し込み列に沿った折り込みとなってしまうこととなる。
従って、従来の列状の押し込み部の形成による段繰り紙の構造では、希望する任意の形状の折り込みが行えず、どうしても近傍の押し込み部の列に沿った希望しない方向に対しての折り込みしかできないものとなってしまうという大きな欠点を有する。
このような欠点即ちこの様な片面ダンボールのその折曲げの困難性を除去し、任意位置や任意方向に対してでも折り曲げや折り込み或いは丸め込み等をより容易に行える何らかの片面ダンボールの提供が望まれるものである。
係るため本考案に係る請求項1記載の考案は、ライナ紙と段繰りを有する段繰り紙とを接着部材で貼着した片面ダンボールの加工紙であって、該段繰り紙の並列成形されている多数列の段の突出部分に押し込み部を構成すると共に、該押し込み部が少なくとも多数列の内の一の列とそれぞれ相隣り合う他の列の段の突出部分に形成する押し込み部の位置がずれて構成するものであり、多数列の段のそれぞれ隣り合う列の段の突出部分の押し込み部を一列状の押し込み部に形成せずに、一の段とそれに隣り合う段の押し込み部がずれて形成されている片面ダンボールの加工紙である。
又、請求項2に係る考案は段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が多数列並列に形成されている段繰り紙の多数列の段同士の間隔と同程度の間隔を有する片面ダンボールの加工紙であり、係る考案であってもよい。
或いは請求項3に係る考案のように、段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が多数列並列に形成されている段繰り紙の多数列の段同士の間隔よりもせまい間隔で押し込み部を構成する片面ダンボールの加工紙を用いてもよい。
又、請求項4に係る考案のように段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が多数列並列に形成されている段繰り紙の多数列の段同士の間隔よりも広い間隔で押し込み部を構成する片面ダンボールの加工紙を用いてもよい。
更に、請求項5に係る考案のように段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が一定である片面ダンボールの加工紙でもよく、或いは請求項6に係る考案のように段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が一定でなく、異なる間隔を有する押し込み部を含む片面ダンボールを用いた加工紙を用いてもよい。
以上のように構成したことからまず請求項1に係る考案によって、段繰りを有するダンボール紙の利点を有した上で、任意形状に折り曲げ或いは折り込むことができ、片面ダンボールの加工紙を種々の場所や用途に用いることが可能となる。
特に押し込み部が段繰りの列状の段に対して交差方向に対して一列の列状に形成した押し込み部となっているのではなく、この押し込み部が連続する段において一例にきれいに並んで構成しておらずにずれて構成されていることから、その列状に構成した場合における該列部分でのみ折り曲げ又は折り込むものとならない。
しかし多数個所に押し込み部を形成していることから、任意の場所であって少なくとも段繰りの段の部分の押し込み部を有する複数の位置で任意に折り曲げることができるものとなる。
従って、任意位置にずれて多数個所に設けた押し込み部により、最も折れ曲げたい任意位置での段繰りの段に交差する方向に対しての折り込み等ができるものとなる。
更に例えば筒状等に湾曲状態に折り曲げる場合においても、多数個所での折り込みができることから、より滑らかな弧状の折り曲げを可能とするものである。
従って折り込みの位置だけでなく斜め方向に任意方向での折り込みをも可能とするものであり、折り込みや折り曲げを任意に形成できるものとなる。
次に請求項2に係る考案によって段繰りの列の間隔と同程度の間隔をもって該段繰りの段の突出部分に押し込み部を形成できるものとなり、少なくとも、段繰りの列方向における折り込みと同程度以上の短い間隔で折り込みを可能とするものとなる。
又この段繰りの段の列方向の他、これに段繰りの段の列に直行する方向に限らず、任意の傾斜方向への折り曲げや折り込みを可能とするばかりでなく、曲線状や任意の角度をもって屈曲した方向等に折り曲げることや折り込みことを可能とするものである。
次に請求項3に係る考案によって、より短い間隔で押し込み部同士を連設できるものとなり、より任意の個所での折り込みや折り曲げを可能とするものであり、より所望の位置で折り曲げや折り込みを可能とする。
又請求項4に係る考案によって、少なくとも段繰りの段の列間における間隔による折り曲げや折り込み程度の間隔での段繰りの段の列に対して直行方向或いは任意の傾斜方向へ折り曲げや折り込み等を可能とするものとなる。
更には、請求項5に係る考案によって、この押し込み部の間隔を一定間隔で形成しても或いは請求項6に係る考案のように一定間隔でない間隔をもって押し込み部を形成するものであってもよい。
これらにより、より応用範囲の広い各形状に適合する片面ダンボールを各方面で活用できる加工紙を提供できるものとなると共に折り込みや折り曲げをより容易に行える押し込み部を有する片面ダンボールの加工紙の提供を行えるものである。
図1は、本考案にかかる基本的な片面ダンボールの加工紙の一例を示す図である。
本図に示す通り、ライナ紙1と段繰りされる波状の段20を有する段繰り紙2とを接着部材で貼着した片面ダンボールよりなるものであるが、更に該段繰り紙2の並列成形されている段20に押し込み部3を有する。
該押し込み部3は、多数並列して形成される段20部分の突出部分に押し込み部3を有しているものである。
この押し込み部3は、段20の弧状の凸状部分に凹み30を有する様に形成されたものであり、段部分を全てつぶしてしまうものであるものの他、凹みを有するものであってもよい。
例えば突出した段20部分の高さをなくす程度つぶすものの他、その突出高の3分の1乃至3分の2程度の凹み30を有するものであってもよい。
この様に構成することによって、段繰り2の段20部分の折り曲げ強度の腰をなくし、該位置での片面ダンボールを折り込み又は折り曲げしやすくするものであり、細かい折り込みや折り曲げを可能とするばかりでなく、多数列並列状に段を形成している片面ダンボールに対して該段20の列方向以外の方向である段20の列に対して交差する方向に対して折り込み又は折り曲げしやすくするものである。
特に段繰り紙2の段20の列に平行方向に折り曲げることは、段20の突出部分ではなくライナ紙との接着部分である平面状の部分を折り曲げることとなり簡単にできると共に段の突出部分に沿って平面状となっている部分であることから極めて折り曲げ易いものとなる。
従って段繰り紙においてはこの部分での折り込み等は容易に行えるものである。
しかし、この段20の突出部分に交差する方向に対して折り曲げることは、この突出部分が存在し、この部分が折り曲げや折り込みに対して抵抗する強度を有し、シートの変形を防止するものとなって、極めて折り曲げしにくいものとなる。
従ってこの突出部分をつぶすことにより、この段20の突出形状からなる腰をなくすことができることとなり、この潰した部分で段20の突出部分に交差した方向への折り曲げを可能とするものである。
又本図に示すように該押し込み部3が段20の多数列の内の一の列とそれぞれ相隣り合う段の他の列の突出部分に形成した押し込み部3がずれて構成されているものであることから、該押し込み部3に関係した任意方向への折り込みや折り曲げを可能とするものである。
更に、例えば任意方向に対して曲線状の折り込みを形成することも可能である。
特にこの突出部分をつぶした押し込み部分3を有することによりこれに相隣り合う段20の突出部分が存在しても、該押し込み部3を足掛かりとしてその隣部分の折り込みを可能とすることとなる。
本図においての押し込み部分は一定の規則性をもって押し込み部3を形成しているものであるが、この例に限定されるものではなく、少なくともライナ紙1と段繰りの段を有する段繰り紙2とを接着部材で貼着した片面ダンボールからなる加工紙であり、該段繰り紙2の並列成形されている多数列の段20の突出部分に押し込み部3を構成すると共に、該押し込み部3が少なくとも段20の多数列の内の一の列とそれぞれ相隣り合う他の列の段20の突出部分に設けた押し込み部3の位置がずれてそれぞれの押し込み部3を構成するものであればよいものである。
従って、特に多数列の段20のそれぞれ相隣り合う列の段20の突出部分の押し込み部を一列状の押し込み部3に形成せずに、一の段20とそれにそれぞれ相隣り合う段20の押し込み部3、即ち両側側の段20の押し込み部3がそれぞれずれて形成され、列状に形成されていない押し込み部3を有しているものであればよい。
本図においては、全ての押し込み部3同士の突出部分の段20の列間の間隔は一定である一例を示す。
この場合、押し込み部3は突出部分の段20の頂点部201に凹み30をつける程度であり、その段20の突出部分の割合に対しては極めて些少な凹み30を有するものであってももちろんよい。
これによっても、一列状に形成した段繰りの段20の突出部分により発揮される強度が、この部分に押し込み部3を形成することにより凹凸形状となることも伴ってその強度が低くなり、段繰りの強度をなくすことができる。
又、この押し込み部3の幅は任意であり、段繰りの段20の幅に一致するものであっても、或いはこれよりも細いものでも、或いは太いものであってもよい。
尚、この場合押し込み部3が段20の頂点部201に対して押し込み或いは押しつぶしまたは折り曲げたものであればよく、これらは全て押し込み部3である。
次に、この押し込み部3の形成に関しては、一の段状に形成した押し込み部3同士の間隔は、これを一定とするものの他、その間隔が一律ではなく異なるものであってもよい。
一律でなくとも段繰りの段20に対して押し込み部3を形成することにより、交差する方向であって任意方向への折り曲げ等を可能とするものとなる。
尚、本図構成はそれぞれ相隣り合う段の押し込み部3がずれていると共に、段20の列の間隔と同間隔程度の間隔を有しており、一の突出している段20における押し込み部3とそれに続く同じ段20上に形成した次の押し込み部3との間隔を有しており、これを順次同間隔で構成されている一例を示す。
この様に構成することにより、任意方向に折り込み場合でも例えばその折り込み方向に複数の押し込み部3をその折り込み線上に有することができ、その折り込み方向の押し込み部3の存在によりその部分の段20の強度が低くなっていることからこの任意方向への折り込みを可能とするものである。
図2は、片面ダンボールの段繰り紙2の並列成形されている段20に押し込み部3を有している片面ダンボールの加工紙の他の一例を示す図である。
本図に示す通り、段20の頂点部201が押し込み部3によって押し込まれており、段20の腰をなくして折り曲げや折り込みに対する強度を低くしているものであるいるものである。
本図に示す押し込み部3はそれぞれ段20においてランダムに形成するものであり、押し込み部3間の間隔は突出部分の段20の列ごとに一定である一例を示す図である。
但し、相隣り合う段20は、それぞれ異なる押し込み部3同士の間隔を有する一例である。
もとより押し込み部3間の間隔が一致する段20同士が相隣り合うものであってもよいのももちろんである。
この様に構成することにより、同様に任意方向に折り込み場合でも、例えばその折り込み方向に複数の押し込み部3をその折り込み線上に有することができ、その折り込み方向の押し込み部3の存在によりその部分の段20の強度が低くなっていることからこの任意方向への折り込みを可能とするものである。
従って、特定の方向に限定されるのではなく任意な方向への折り込みを可能とするものである。
特に折り込み方向に突出した段20を一部に有するが、他のその線上の他の押し込み部3の存在によって、折り曲げや折り返しを可能とするものであり、あらかじめ定めた方向以外の任意方向への折り返しや折り込みを可能とするものとなる。
本図構成においても該押し込み部3が少なくとも多数列の内の一の列とそれぞれ相隣り合う他の列の段20の突出部分の押し込み部3がずれて形成しており、多数列の段20のそれぞれ相隣り合う列の段20の突出部分の押し込み部を一列状に形成した押し込み部3として形成するものではなく、一の段とそれに相隣り合う段20の押し込み部3がずれて形成されている一例を示している。
図3は、片面ダンボールの段20部分に形成した押し込み部3の断面図の一例を示す図である。
本図に示す通り、段20の頂点部201が押し込み部3によって押し込まれており、段の腰をなくしているものである。
これにより凹みを形成するものとなる。
図4は、押し込み部3の断面図の他の例であり、段20の頂点部201が押し込み部3をもって押し込められており、この押し込み部3の押し込み頂点部301分がライナ紙1に接する状態の一例を示す図である。
本図に示す場合には、この押し込み部3の押し込み頂点部301のライナ紙1との接触部分は接着部材で接着しているものではないが、必要に応じてこの押し込み部3の押し込み頂点部301がライナ紙1と接着しているものであってももちろんよい。
図5は、本考案にかかる片面ダンボールの加工紙の他の一例を示す図である。
本図に示す通り、ライナ紙1と段繰り紙2とからなる片面ダンボールよりなるものであるが、更に該段繰り紙2の並列成形されている段20に押し込み部3を有する。
本図に示すように該押し込み部3が段20の多数列の内の一の列とそれぞれ隣り合う段20の他の列の突出部分における押し込み部3とが図1に示す構成とは、異なる構成にずれた一例を示す。
本図に示すように一の段20の列と相隣り合う段20の列、即ち両側に位置するそれぞれの段20の列にそれぞれ形成されている押し込み部3は、それぞれずれて構成されているものであり、それぞれ任意位置に形成されているものであればよい。
本図に示す構成はランダムにそれぞれ押し込み部3を構成した一例を示す。
もとより基本的には多数列の段20の内の一の段20の列とそれぞれ隣り合う段20及び反対方向に隣り合う段20の他の列にそれぞれ形成した突出部分における押し込み部3が一列状に形成されたものではなく、これらの押し込み部3がずれていることが基本であるが、何箇所かでランダムゆえに相隣り合う段20の列の押し込み部3が一致して列状に形成されてしまう部分もあるが、これをすべて排除するものではない。
従って少なくとも基本的にそれぞれ相隣り合う他の列の段20の突出部分の位置がずれて押し込み部3を構成するものであり、多数列の段20のそれぞれ相隣り合う列の段20の突出部分の押し込み部3を一列状の押し込み部に形成せずに、一の段とそれに相隣り合う段の押し込み部3がずれて形成されることにより列状に形成されず一致しないものを基調とするものであればよい。
尚、突出部の段20の列上に形成している押し込み部3は、該段上に間隔をあけて形成されているものであるが、この間隔は一定のものでも或いは異なる任意の間隔をあけて押し込み部3を形成するものであってもよい。
本考案に係る片面ダンボールの加工紙の一例を示す図 本考案に係る片面ダンボールの加工紙の他の一例を示す図 本考案に係る片面ダンボールの加工紙の押し込み部の一例を示す図 本考案に係る片面ダンボールの加工紙の押し込み部の他の一例を示す図 本考案に係る片面ダンボールの加工紙の他の一例を示す図
1 ライナ紙
2 段繰り紙
20 段
201 頂点部
3 押し込み部
30 凹み
301 押し込み頂点

Claims (6)

  1. ライナ紙1と段繰りを有する段繰り紙2とを接着部材で貼着した片面ダンボールの加工紙であって、該段繰り紙の並列成形されている多数列の段20の突出部分に押し込み部3を構成すると共に、該押し込み部3が少なくとも多数列の内の一の列とそれぞれ相隣り合う他の列の段の突出部分の押し込み部がずれて形成するものであり、多数列の段のそれぞれ相隣り合う列の段の突出部分の押し込み部を一列状の押し込み部に形成せずに、一の段とそれに相隣り合う段の押し込み部がずれて形成されていることを特徴とする片面ダンボールの加工紙。
  2. 段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が多数列並列に形成されている段繰り紙の多数列の段同士の間隔と同程度の間隔を有することを特徴とする請求項1記載の片面ダンボールの加工紙。
  3. 段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が多数列並列に形成されている段繰り紙の多数列の段同士の間隔よりもせまい間隔で押し込み部を構成するものであることを特徴とする請求項1記載の片面ダンボールの加工紙。
  4. 段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が多数列並列に形成されている段繰り紙の多数列の段同士の間隔よりも広い間隔で押し込み部を構成するものであることを特徴とする請求項1記載の片面ダンボールの加工紙。
  5. 段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が一定であることを特徴とする請求項1記載の片面ダンボールの加工紙。
  6. 段繰り紙の段の突出部に構成した押し込み部同士の間隔が一定でなく、異なる間隔を有する押し込み部を含むことを特徴とする請求項1記載の片面ダンボールの加工紙。
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