JP2003300264A - 段ボールシート - Google Patents
段ボールシートInfo
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- JP2003300264A JP2003300264A JP2002106651A JP2002106651A JP2003300264A JP 2003300264 A JP2003300264 A JP 2003300264A JP 2002106651 A JP2002106651 A JP 2002106651A JP 2002106651 A JP2002106651 A JP 2002106651A JP 2003300264 A JP2003300264 A JP 2003300264A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- corrugated
- corrugated cardboard
- cardboard sheet
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- Prior art date
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- Pending
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- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
げ性を向上した段ボールシートを提供する。 【解決手段】 ライナー2に山部Mと谷部Vの繰り返し
からなる波板状の中芯2を積層した段ボールシートに対
し、直径又は縦横寸法が山部の幅を越えない大きさから
なる多数個のエンボスEがシートの全面に均一に分布す
るようにエンボス加工を施すことにより、中芯の各山部
Mにエンボスによる押し潰し箇所3を生ぜしめる。
Description
関し、より詳細には折り曲げ性を改善することにより用
途を拡げた段ボールシートに関する。
からなる波板状の紙製の中芯を接着等によって積層した
段ボールシートが従来公知であり、包装用素材として広
く使用されている。
性に優れ、しかも軽量であるので各種の箱状容器の素材
として使用されている。
緩衝性に優れ、又、その中空部により断熱性にも優れて
いるので、箱状容器のみでなく包装シートや緩衝用シー
トにも適している。
部の繰り返しからなる波板状の中芯を有することをその
本質とするので、各山部の全長方向と平行する方向を折
れ目として折り曲げることは容易であるが、それ以外の
方向を折れ目として折り曲げことは山部の強制的な折り
曲げを伴う結果困難であるという特性を有する。よっ
て、被包装物の外形に沿って三次元的に折り曲げること
が要求される包装シートや緩衝用シートとしては使用し
難いという問題点があった。
術の問題点に鑑みて創作されたものであり、本来の長所
を損なわないで全方向への折り曲げ性を向上した段ボー
ルシートを提供することを目的とする。
ーに山部と谷部の繰り返しからなる波板状の中芯を積層
した段ボールシートに対し、直径又は縦横寸法が山部の
幅を越えない大きさからなる多数個のエンボスがシート
の全面に均一に分布するようにエンボス加工を施すこと
により、中芯の各山部にエンボスによる押し潰し箇所を
生ぜしめたことを特徴とする。
添付図面に基づいて説明する。図3はこの発明の段ボー
ルシートの加工前の状態を示す段ボールシートSであ
る。この段ボールシートSは紙製のライナー1に山部M
と谷部Vの繰り返しからなる波板状の紙製の中芯2を接
着等によって積層した従来公知の構造のものである。
ロールによりエンボス加工が施されるが、この発明にお
いてはエンボスEは直径又は縦横寸法が段ボールシート
の山部Mの幅を越えない大きさであることが第1の要件
となり、このエンボスEは段ボールシートの全面に均一
に分布するよう多数個施されることが第2の要件とな
る。
すものであり、ここではエンボスEを段ボールシートS
の山部Mの幅より小さな直径を有する丸形のものとして
いる。そして、各山部M毎に上記エンボスEを配置した
列L1と、同じく各谷部V毎に上記エンボスEを配置し
た列L2を互いの間隔が山部Mの幅程度になるようにず
らして配することにより、段ボールシートの全面に多数
のエンボスを均一に分布している。尚、前記のエンボス
Eの形状は一例であり、例えば矩形や多角形或いはそれ
以外の形状であってもよいことは勿論である。同様に、
各エンボスの配列についても前記以外のものであっても
よいことは勿論である。
イナー1を積層した片面段ボールシート1を例示してい
るが、図6に示すように段ボールシートは中芯2の両面
にライナー1、1を積層した両面段ボールシートであっ
てもよい。
この発明の段ボールシートS1を示す図である。前記の
実施例ではエンボスEは段ボールシートの各谷部Vと山
部Mに施される。この場合、谷部Vにおいては中芯2と
ライナー1は接着されているので、谷部に施されるエン
ボスEはエンボスロールによる加圧時の形状(深さ)を
保っている。一方、山部Mにおいては山部は元の形状に
戻ろうとする復元力があるので、エンボスはエンボスロ
ールによる加圧時の形状(深さ)から若干復元した形状
となるが、山部自体はエンボス箇所において押し潰し箇
所3を形成することとなる。又、山部MのエンボスEの
周辺はエンボスにつられて下降方向に変形することにな
るが、中空状態が保たれる。
1は山部Mの全体の高さが下降方向に変形していること
に加え、エンボスE箇所において押し潰し箇所3を形成
しているので、山部の全長方向と平行する方向以外を折
れ目として折り曲げる場合でも容易に折り曲げが可能と
なり、図4に示すように従来技術では最も折り曲げが困
難であった山部の全長方向に直交して折り曲げる場合も
難なく折り曲げ可能な効果を生じる。
潰されておらず中空状態を保っているので、段ボールシ
ートの特長である緩衝性や断熱性も具有することにな
る。
いたプラスチック性の緩衝シートや包装シートの使用に
制約が生じていたが、以上の効果を有するこの発明によ
れば可燃性がありしかもリサイクル可能な段ボールシー
トをこれらの包装材に代えて使用することが可能とな
る。
た状態の斜視図。
の状態の斜視図。
斜視図。
エンボスの分布を示す平面図。
斜視図。
0)
Claims (3)
- 【請求項1】 ライナーに山部と谷部の繰り返しからな
る波板状の中芯を積層した段ボールシートに対し、直径
又は縦横寸法が山部の幅を越えない大きさからなる多数
個のエンボスがシートの全面に均一に分布するようにエ
ンボス加工を施すことにより、中芯の各山部にエンボス
による押し潰し箇所を生ぜしめたことを特徴とする段ボ
ールシート。 - 【請求項2】 ライナーは中芯の片面にのみ積層される
請求項1記載の段ボールシート。 - 【請求項3】 ライナーは中芯の両面に積層される請求
項1記載の段ボールシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106651A JP2003300264A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 段ボールシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106651A JP2003300264A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 段ボールシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003300264A true JP2003300264A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=29390908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002106651A Pending JP2003300264A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 段ボールシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003300264A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024325A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Tana-X:Kk | エアクッション段ボール紙 |
JP2008260211A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Hokuoo Pack:Kk | 片面ダンボール、片面ダンボールの製造装置及びその製造方法 |
JP2011079207A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Aiki Kogyo Kk | コルゲート中芯とエンボス中芯とを有する段ボール紙、その製造方法および製造装置 |
KR102212951B1 (ko) | 2020-11-27 | 2021-02-05 | (주)대진코스탈 | 종이 적층체 포장완충재 가공장치의 절단칼날 및 그 배열구조 |
CN112622393A (zh) * | 2020-12-18 | 2021-04-09 | 浙江金瑞祥包装股份有限公司 | 一种抗压耐冲击复合瓦楞纸板 |
-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106651A patent/JP2003300264A/ja active Pending
Cited By (6)
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CN112622393B (zh) * | 2020-12-18 | 2022-06-03 | 浙江金瑞祥包装股份有限公司 | 一种抗压耐冲击复合瓦楞纸板 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20060320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
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