JP3187675B2 - 農用トラクタ - Google Patents

農用トラクタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝動軸ケースに対し
て、伝動軸の軸芯方向にスライド移動自在にスライドケ
ースを支持し、このスライドケースの外端に縦軸ケース
を備え、このスライドケースのスライド移動量の選択で
縦軸ケースに備えた車輪のトレッド間隔を調節自在に構
成した農用トラクタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された農用トラ
クタとして特開平2‐99469号公報に示されるもの
が存在し、この従来例では車体側ケースに対して車輪側
ケースをスライド移動自在に内嵌し、車輪側ケースの外
端に車輪を支持するキングピンケースを備えて成り、車
体側ケースと車輪側ケースとの間に配置したラック軸を
ピニオンギヤで操作することで車輪のトレッド間隔を調
節できるよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では車
体側ケースに対する車輪側ケースのスライド量の設定で
車輪のトレッド間隔を任意に設定できるものの、トレッ
ド間隔を設定域より小さくできないものであり、改善の
余地がある。特に、農用トラクタでは畝と畝との間の地
面に車輪を接地させる形態、あるいは、左右の車輪が作
物を跨ぐ形態での作業も多く行われており、車輪の接地
間隔を様々な値に設定できる農用トラクタが望まれてい
る。
【0004】本発明の目的は、トレッド間隔を広範に調
節できる農用トラクタを合理的に構成する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る特徴構成は、伝動軸を内装する伝動軸ケースに対し
て、伝動軸の軸芯方向でスライド伸縮自在な伸縮伝動ケ
ースを介して縦軸ケースを備え、この伸縮伝動ケースの
伸縮量の選択で縦軸ケースに備えた車輪のトレッド間隔
を調節自在に構成した農用トラクタであって、前記伸縮
伝動ケースを、前記伝動ケースの軸端側に設けられるガ
イドチューブと、このガイドチューブに内嵌したスライ
ドケースとから構成し、前記ガイドチューブに前記伝動
軸ケースに対する連結部を設けるとともに、前記スライ
ドケースに前記縦軸ケースに対する連結部を設け、さら
に、前記伸縮伝動ケースを伝動軸ケース並びに縦軸ケー
スから取外し、伝動軸ケースと縦軸ケースとの直接連結
によって伸縮伝動ケースの伸縮による調節域より小さい
間隔にトレッド間隔を設定できるよう、伝動軸ケース並
びに縦軸ケースからの伸縮伝動ケースの分離を許容する
分離許容手段、及び、伝動軸ケースと縦軸ケースとの連
結を可能にする連結部を夫々のケースに備えている点に
ある。
【0006】本発明の請求項2にかかる特徴構成は、請
求項1に記載の発明において、前記縦軸ケースを、上部
位置の固定部と、下部位置において縦軸の軸芯周りで回
動自在な回動部とを備えて前記車輪をステアリング操作
自在に構成してある点にある。
【0007】本発明の請求項3にかかる特徴構成は、請
求項2に記載の発明において、前記トレッド間隔調節自
在なステアリング車輪で前車輪を構成し、トレッド間隔
調節自在な非ステアリング車輪で後車輪を構成した点に
ある。
【0008】本発明の請求項4にかかる特徴構成は、請
求項2に記載の発明において、前記トレッド間隔調節自
在なステアリング車輪で前車輪、及び、後車輪を構成し
た点にある。
【0009】本発明の請求項5にかかる特徴構成は、請
求項1に記載の発明において、記伝動軸ケース、前記ス
ライドケース、前記縦軸ケース夫々の共通した部品で前
車輪 、後車輪夫々のトレッド間隔調節系を構成した点に
ある。
【0010】
【作用】上記特徴(請求項1)によると、伝動軸ケース
に対するスライドケースのスライド量の選択により、こ
のスライド調節域内でのトレッド間隔の調節が可能とな
り、又、分離許容手段によって縦軸ケースからスライド
ケースを分離し、連結部を介して伝動軸ケースと縦軸ケ
ースとを直接連結することによって、スライドケースの
移動による調節域より小さい間隔にトレッド間隔を設定
できる。つまり、スライド作動によって本発明と同様の
トレッド間隔の調節域を得る場合には、伝動軸ケースと
スライドケースとのスライド作動部の寸法を大きくする
必要から大型化を伴うものであり、又、強度面からも大
型化を回避できず製作が困難となるものであるが、本発
明ではスライド調節域の無理な拡大を避けて大型化、強
度低下の抑制も可能になる。
【0011】請求項2によると、縦軸ケースの固定部に
対して回動部を縦軸の軸芯周りで回動させることで、ス
テアリング操作を可能にする。つまり、ステアリング車
輪をスライドケースの調節域内でのトレッド間隔と、こ
れより小さいトレッド間隔とに設定できる。
【0012】請求項3によると、従来からの農用トラク
タのように前車輪をステアリング自在に構成し、後車輪
を非ステアリング車輪に構成したものにおいても、前後
車輪夫々のトレッド間隔をスライドケースの調節域と、
これより小さい値とに設定できる。
【0013】請求項4によると、4輪ステアリング型の
ものにおいても、前後車輪夫々のトレッド間隔をスライ
ドケースの調節域と、これより小さい値とに設定でき
る。
【0014】請求項5によると、前車輪、後車輪のトレ
ッド間隔調節系とも共通した部品の使用を可能にして製
造時に鋳型の共用、加工行程の簡便化を可能にする。
【0015】
【発明の効果】従って、大型化、強度低下を伴うことな
くトレッド間隔を広範に調節できる農用トラクタが合理
的に構成された(請求項1)。又、この良好な面をステ
アリング車輪にも適用できるものとなった(請求項
2)。又、従来からの農用トラクタのように前車輪がス
テアリング自在に構成したものにも適用できるものとな
った(請求項3)。又、4輪ステアリング型のものにも
不都合なく適用できるものとなった(請求項4)。又、
前車輪、後車輪の部品の共通化でコストの低減を可能に
して簡便な製作が可能になった(請求項5)。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、夫々ステアリング操作自在に
構成された前車輪1と後車輪2を有した車体の左右に配
置される車体フレーム3の前部にエンジン4を搭載する
と共に、車体中央位置にステアリングハンドル5と運転
座席6を配置し、又、車体フレーム3の後端にエンジン
4からの動力が伝えられるミッションケース7を備えて
野菜栽培管理用の農用トラクタを構成する。
【0017】前記ミッションケース7は後車輪2に動力
を伝える走行用の伝動系を内装すると共に、中間軸8を
介して前車輪1に動力を伝える走行用の伝動系を有して
おり、このミッションケース7の後部には油圧シリンダ
(図示せず)で昇降作動する左右一対の昇降アーム9、
及び、この昇降アーム9で昇降操作される左右一対のリ
ンク10を昇降操作自在に備え、又、運転座席6の後部
に保護フレーム11を立設し、運転座席6の左右位置に
保護フレーム11と連結する補助フレーム12を配置し
ている。尚、リンク10は薬剤散布装置等の対地作業装
置(図示せず)を支持するために用いられる。
【0018】図2、図3、図4に示すように、筒状の伝
動軸ケース13を車体フレーム3に対して前後軸芯X周
りでローリング自在に支持してあり、その内部に前記中
間軸8からの動力が伝えられる差動機構14を配置し、
この差動機構14からの動力を取出す伝動軸15を伝動
軸ケース13と同軸芯に配置してある。この伝動軸ケー
ス13の両端部にガイドチューブ16を備え、このガイ
ドチューブ16に内嵌する状態にスライドケース17を
配置し、このスライドケース17の外端に縦軸ケース1
8を備えている。この縦軸ケース18は上部位置に固定
部18Aと、下部位置において縦向き軸芯Y周りで回動
自在な回動部18Bと、回動部18Bに一体形成される
車軸支持部18Cとを有して構成され、前記伝動軸15
からの動力はスライドケース17の部位に内装された筒
状のスライド軸19と、縦軸ケース18の上部に配置さ
れた一対のベベルギヤ20,20と、この縦軸ケース1
8の内部で前記縦向き軸芯Yと同軸芯に配置された縦軸
21と、縦軸21下端のベベルギヤ系を介して前車輪1
に伝えられる。
【0019】尚、伝動軸15とスライド軸19とはスプ
ライン嵌合によって、伸縮自在、かつ、動力の伝動自在
に構成され、又、スライドケース17に円筒形の素材を
用い、このスライドケース17の外面と密接するようガ
イドチューブ16の内面をシリンダ内面状に仕上げ、ガ
イドチューブ16の外端位置にはスライドケース17の
外面と接触するダストシールを備えている。
【0020】ガイドチューブ16は伝動軸ケース13の
端部のフランジ部13Fにボルト22で分離自在に連結
固定され、スライドケース17は縦軸ケース18のフラ
ンジ部18Fにボルト22で分離自在に連結固定され、
図5及び図6に示すように、縦軸ケース18とガイドチ
ューブ16との間にはラックギヤ軸23と、これに咬合
するピニオンギヤ24とでなるスライド量調節部を形成
してあり、このピニオンギヤ24の操作軸24Aの回動
操作によって前車輪1のトレッド間隔を調節できるよう
構成されている。尚、ボルト22の操作で縦軸ケース1
8のフランジ部18Fからスライドケース17の分離が
許容される構造で分離許容手段が構成され、ボルト22
の操作でガイドチューブ16を取り外した伝動軸ケース
13のフランジ部13Fに対して前述のように分離許容
手段でスライドケース17が分離された状態の縦軸ケー
ス18のフランジ部18Fを図10に示す如く連結する
構造を連結部と称する。
【0021】又、伝動軸ケース13と平行姿勢に複動型
のステアリングシリンダ25を配置してあり、このシリ
ンダ25のピストンロッド25Aの端部とボールジョイ
ント26を介して連結するタイロッド27と縦軸ケース
18のナックルアーム28とをボールジョイント26を
介して連結してある。図7に示すように、このタイロッ
ド27はピストンロッド側の筒状体27Aとナックルア
ーム側の軸状体27Bとで伸縮自在に構成され、軸状体
27Bに形成された複数の凹部27Cに係入するボルト
27Dを筒状体27Aに対して螺進自在に備えている。
図2、図3及び図9に示すように、ピストンロッド25
Aの端部の作動片29と連結するワイヤ30をステップ
下面でポテンショメータ31の操作アーム31Aに連
結して、作動片29の作動量から前車輪1のステアリン
グ量を電気的に計測する系を構成してある。この系では
作動片29の上部位置にアングル状部材32をステアリ
ングシリンダ25に連結固定して作動片29の保護を図
ると同時に、図8に示すように、このアングル部材32
の内面に作動片29の端部を近接させて、ピストンロッ
ド25Aの軸芯周りでの回動を阻止するように構成され
ている。
【0022】又、後車輪2の駆動系はミッションケース
7からの動力が伝動軸15に伝えられる点で前車輪1の
駆動系と異なるものの、ガイドチューブ16、スライド
ケース17、縦軸ケース18、後車輪2への伝動系、ス
ライド調節部、ステアリングシリンダ25、及び、ステ
アリング操作量の検出系等のほとんどの部品に前車輪1
の部品と同じものを用いて部品の共用化を図っている
(前車輪と共通の部材には前車輪と同じ番号、符号を附
している)。
【0023】このような構成から作業時にはエンジン4
からの動力をミッションケース7を介して後車輪2に伝
えると同時に、中間軸8を介して前車輪1に伝えて4輪
駆動状態での走行を可能にすると共に、ステアリングハ
ンドル5の操作を電気的に計測し、ポテンショメータ3
1からの信号をフィードバックしながらステアリングシ
リンダ25に対する制御弁(図示せず)を操作して前後
車輪1,2を同時にステアリング操作する4輪操舵を可
能にし、更に、所定の切換え操作によって前車輪1のみ
をステアリング操作も可能にするものとなっている。
尚、この前車輪1のみのステアリング操作は後車輪2が
直進姿勢に設定されていることをポテンショメータ31
からの信号で判別した場合にのみ切換え操作を行えるも
のとなっている(制御系は詳述せず)。
【0024】又、このトラクタは畝を跨ぐ形態での作業
を可能にするものであり、作業時にトレッド間隔を調節
する場合にはピニオンギヤ24の操作軸24Aの操作で
スライドケース17を所定量伸縮操作し、又、ボルト2
7Dを緩めてタイロッド27を伸縮し、ボルト27Dを
凹部27Cに係入させて伸縮作動を阻止することで図1
1(イ),(ロ)に示すように、所定量のトレッド間隔
を得るものとなり、更に、スライドケース17の作動に
よって得られるトレッド間隔より小さいトレッド間隔を
必要とする場合には、伝動軸ケース13のフランジ部1
3Fからガイドチューブ16を取外し、縦軸ケース18
のフランジ部18Fからスライドケース17を取外し、
スライド軸19を取外した後、図10及び図11(ハ)
に示すように、伝動軸ケース13のフランジ部13Fと
縦軸ケース18のフランジ部18Fとを直接接合してボ
ルト22で連結すことで、小さいトレッド間隔を現出す
るものとなっている。
【0025】尚、ラックギヤ軸23の外面にはタイロッ
ド27の軸状体27Bに形成した凹部27Cの間隔と等
しい間隔の指標を記され、この指標に従ってラックギヤ
軸23の操作量を調節することで適切なタイロッド27
の長さを得るものとなっている。
【0026】〔別実施例〕 本発明は上記実施例以外に、例えば、後車輪2を非ステ
アリング型に構成することが可能であり、シリンダを用
いずに人為操作力でステアリングを行うよう構成するこ
とも可能である。
【0027】又、本発明はスライドケースを伝動軸ケー
スに外嵌する状態で備えることも可能であり、トレッド
間隔を調節するための専用のアクチュエータを備えるこ
とも可能である。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタの全体側面図
【図2】農用トラクタの車輪の支持系の平面図
【図3】トレッド間隔調節系の平面図
【図4】トレッド間隔調節系の縦断面図
【図5】スライド量調節部の一部切欠き後面図
【図6】スライド量調節部の縦断側面図
【図7】タイロッドの縦断面図
【図8】作動片の配置を示す側面図
【図9】ポテンショメータの操作系の平面図
【図10】伝動ケースと縦軸ケースとの連結状態を表す
縦断面図
【図11】(イ)はスライド調節における最大のトレッ
ド間隔を表す平面図 (ロ)はスライド調節における最少のトレッド間隔を表
す平面図 (ハ)は直接連結でのトレッド間隔を得表す平面図
【符号の説明】
1 前車輪 2 後車輪 13 伝動軸ケース 15 伝動軸 17 スライドケース 18 縦軸ケース 18A 固定部 18B 回動部 21 縦軸 Y 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−99404(JP,A) 実開 昭54−19442(JP,U) 実開 昭56−51602(JP,U) 実開 昭57−138704(JP,U) 実開 昭58−58975(JP,U) 実開 昭58−156022(JP,U) 実開 昭59−87301(JP,U) 実開 昭60−160204(JP,U) 実開 昭62−139701(JP,U) 実開 昭63−21105(JP,U) 実開 平1−108605(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 19/00 B60B 35/10 B60B 35/14 B60G 1/02 B60K 17/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動軸(15)を内装する伝動軸ケース
    (13)に対して、伝動軸(15)の軸芯方向でスライ
    ド伸縮自在な伸縮伝動ケースを介して縦軸ケース(1
    8)を備え、この伸縮伝動ケースの伸縮量の選択で縦軸
    ケース(18)に備えた車輪のトレッド間隔を調節自在
    に構成した農用トラクタであって、前記伸縮伝動ケースを、前記伝動ケース(13)の軸端
    側に設けられるガイドチューブ( 16) と、このガイド
    チューブ(16)に内嵌したスライドケース(17)と
    から構成し、前記ガイドチューブ(16)に前記伝動軸
    ケース(13)に対する連結部を設けるとともに、前記
    スライドケース(17)に前記縦軸ケース( 18) に対
    する連結部を設け、 さらに、前記伸縮伝動ケースを伝動軸ケース(13)並
    びに縦軸ケース(18) から取外し、伝動軸ケース(1
    3)と縦軸ケース(18)との直接連結によって伸縮伝
    動ケースの伸縮による調節域より小さい間隔にトレッド
    間隔を設定できるよう、伝動軸ケース(13)並びに縦
    軸ケース(18)からの伸縮伝動ケースの分離を許容す
    る分離許容手段、及び、伝動軸ケース(13)と縦軸ケ
    ース(18)との連結を可能にする連結部を夫々のケー
    スに備えている農用トラクタ。
  2. 【請求項2】 前記縦軸ケース(18)を、上部位置の
    固定部(18A)と、下部位置において縦軸(21)の
    軸芯(Y)周りで回動自在な回動部(18B)とを備え
    て前記車輪をステアリング操作自在に構成してある請求
    項1記載の農用トラクタ。
  3. 【請求項3】 前記トレッド間隔調節自在なステアリン
    グ車輪で前車輪(1)を構成し、トレッド間隔調節自在
    な非ステアリング車輪で後車輪(2)を構成した請求項
    2記載の農用トラクタ。
  4. 【請求項4】 前記トレッド間隔調節自在なステアリン
    グ車輪で前車輪(1)、及び、後車輪(2)を構成した
    請求項2記載の農用トラクタ。
  5. 【請求項5】 前記伝動軸ケース(13)、前記スライ
    ドケース(17)、前記縦軸ケース(18)夫々の共通
    した部品で前車輪(1)、後車輪(2)夫々のトレッド
    間隔調節系を構成した請求項1記載の農用トラクタ。
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