JP3186397B2 - 高周波スイッチ - Google Patents

高周波スイッチ

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JP3186397B2
JP3186397B2 JP35361793A JP35361793A JP3186397B2 JP 3186397 B2 JP3186397 B2 JP 3186397B2 JP 35361793 A JP35361793 A JP 35361793A JP 35361793 A JP35361793 A JP 35361793A JP 3186397 B2 JP3186397 B2 JP 3186397B2
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田 和 浩 飯
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高周波スイッチに関
し、特にたとえば、デジタル携帯電話などの高周波回路
において信号の経路の切り換えを行うための高周波スイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】高周波スイッチは、図5に示すように、
デジタル携帯電話などにおいて、送信回路TXとアンテ
ナANTとの接続および受信回路RXとアンテナANT
との接続を切り換えるために用いられる。
【0003】図6はこの発明の背景となりかつこの発明
が適用される高周波スイッチの一例を示す回路図であ
る。この高周波スイッチは、アンテナANT,送信回路
TXおよび受信回路RXに接続される。送信回路TXに
は、第1のコンデンサC1を介して第1のダイオードD
1のアノードが接続される。第1のダイオードD1のア
ノードは、第1のストリップラインSL1および第2の
コンデンサC2の直列回路を介して接地される。さら
に、第1のストリップラインSL1と第2のコンデンサ
C2との中間点には、抵抗Rを介して、コントロール端
子Tが接続される。コントロール端子Tには、高周波ス
イッチの切り換えを行うためのコントロール回路が接続
される。また、第1のダイオードD1のカソードは、第
3のコンデンサC3を介して、アンテナANTに接続さ
れる。アンテナANTに接続された第3のコンデンサC
3には、第2のストリップラインSL2と第4のコンデ
ンサC4との直列回路を介して、受信回路RXが接続さ
れる。また、第2のストリップラインSL2と第4のコ
ンデンサC4との中間点には、第2のダイオードD2の
アノードが接続される。そして、第2のダイオードD2
のカソードは接地される。
【0004】図6に示す高周波スイッチを用いて送信す
る場合、コントロール端子Tに正の電圧が与えられる。
この電圧によって、第1のダイオードD1および第2の
ダイオードD2がONになる。このとき、第1〜第4の
コンデンサC1〜C4によって直流分がカットされ、コ
ントロール端子Tに加えられた電圧が第1のダイオード
D1および第2のダイオードD2を含む回路にのみ印加
されるようにしている。第1のダイオードD1および第
2のダイオードD2がONになることによって、送信回
路TXからの信号がアンテナANTに送られ、信号がア
ンテナANTから送信される。なお、送信回路TXの送
信信号は、第2のストリップラインSL2が第2のダイ
オードD2により接地されることにより共振して接続点
Aから受信回路RX側をみたインピーダンスが非常に大
きくなるため、受信回路RXには伝達されない。
【0005】一方、受信時には、コントロール端子Tに
電圧を印加しないことによって、第1のダイオードD1
および第2のダイオードD2はOFFとなる。そのた
め、受信信号は受信回路RXに伝達され、送信回路TX
側には伝達されない。このように、コントロール端子T
に印加される電圧をコントロールすることによって、送
受信を切り換えることができる。
【0006】図7は図6に示す回路を有する従来の高周
波スイッチの一例を示す平面図である。この高周波スイ
ッチ1は基板2を含み、基板2の一方主面には、第1の
ストリップラインSL1となる第1のストリップライン
電極3aおよび第2のストリップラインSL2となる第
2のストリップライン電極3bや多数のランドが形成さ
れ、それらの第1のストリップライン電極3aおよび第
2のストリップライン電極3bやランドに、第1および
第2のダイオード4aおよび4bと、第1,第2,第3
および第4のコンデンサC1,C2,C3およびC4と
なるチップコンデンサ5a,5b,5cおよび5dと、
抵抗Rとなるチップ抵抗6とが接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
従来の高周波スイッチ1では、第1のストリップライン
電極3aおよび第2のストリップライン電極3bの長さ
として、一般的に送信信号や受信信号の波長の1/4の
長さが必要であり、基板2の誘電率にもよるが、数10
mm程度必要であり、第1のストリップライン電極3a
および第2のストリップライン電極3bに関与する部分
が、基板2上の大きな面積を占有している。そのため、
この高周波スイッチ1では、小型化に問題がある。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型の高周波スイッチを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる本願発
明は、送信回路,受信回路およびアンテナに接続され、
送信回路とアンテナとの接続および受信回路とアンテナ
との接続を切り換えるための高周波スイッチであって、
送信回路側にアノードが接続されアンテナ側にカソード
が接続される第1のダイオードと、第1のダイオードの
アノードに接続される第1のストリップラインと、アン
テナと受信回路との間に接続される第2のストリップラ
インと、受信回路側にアノードが接続されアース側にカ
ソードが接続される第2のダイオードとを含み、第1の
ストリップラインと第2のストリップラインとは、複数
の誘電体層を積層することにより形成される多層基板に
内蔵されるとともに、第1のストリップラインは、誘電
体層を挟んで第1のストリップライン電極とアース電極
とが対向するように配置され、第2のストリップライン
は、誘電体層を挟んで第2のストリップライン電極とア
ース電極とが対向するように配置され、第1のストリッ
プライン電極と第2のストリップライン電極とは、多層
基板内の同一の層上に形成され、第1のダイオードと第
2のダイオードとが、多層基板上に形成される、高周波
スイッチである。請求項2にかかる本願発明は、請求項
1にかかる高周波スイッチに従属する高周波スイッチで
あって、多層基板に内蔵され、第1のダイオードのアノ
ードに接続されるインダクタをさらに含み、第1のスト
リップライン電極、インダクタおよび第2のストリップ
ライン電極は、多層基板内の同一の層上に形成される、
高周波スイッチである。請求項3にかかる本願発明は、
請求項1にかかる高周波スイッチに従属する高周波スイ
ッチであって、多層基板に内蔵され、第1のダイオード
のアノードに接続されるインダクタをさらに含み、第1
のストリップライン電極および第2のストリップライン
電極と、インダクタとは、多層基板内の別の層上に形成
される、高周波スイッチである。
【0010】
【作用】請求項1にかかる発明では、第1のストリップ
ラインおよび第2のストリップラインが多層基板に内蔵
される。多層基板は、複数の誘電体層を積層することに
より形成される。この場合、第1のストリップライン電
および第2のストリップライン電極は、同一の層上に
形成される。さらに、第1のダイオードおよび第2のダ
イオードは、多層基板上に実装される。そのため、平面
的に見て、高周波スイッチの面積が減る。請求項2にか
かる発明では、第1のストリップライン第2のストリ
ップラインおよびインダクタが多層基板に内蔵される。
多層基板は、複数の誘電体層を積層することにより形成
される。この場合、第1のストリップライン電極、第2
のストリップライン電極およびインダクタは、同一の層
上に形成される。さらに、第1のダイオードおよび第2
のダイオードは、多層基板上に実装される。そのため、
平面的に見て、高周波スイッチの面積が減る。請求項3
にかかる発明では、第1のストリップライン、第2のス
トリップラインおよびインダクタが多層基板に内蔵され
る。多層基板は、複数の誘電体層を積層することにより
形成される。この場合、第1のストリップライン電極お
よび第2のストリップライン電極と、インダクタとは、
別の層上に形成される。さらに、第1のダイオードおよ
び第2のダイオードは、多層基板上に実装される。その
ため、平面的に見て、高周波スイッチの面積が減る。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、小型の高周波スイッ
チが得られる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】この実施例の高周波スイッチは、構造的に特
徴を有するが回路自体も特徴を有するので、まず、図3
などを参照して、この実施例の高周波スイッチの回路に
ついて説明する。この高周波スイッチは、デジタル携帯
電話などの送受信の切り換えのために使用される。した
がって、高周波スイッチは、アンテナANT,送信回路
TXおよび受信回路RXに接続される。送信回路TX
は、第1のコンデンサC1を介して、第1のダイオード
D1のアノードに接続される。また、第1のダイオード
D1のアノードは、第1のストリップラインSL1およ
び第4のコンデンサC4を介して接地される。さらに、
第1のストリップラインSL1と第4のコンデンサC4
との中間点は、第1の抵抗R1を介して第1のコントロ
ール端子T1に接続される。
【0014】第1のダイオードD1のカソードは、第2
のコンデンサC2を介してアンテナANTに接続され
る。また、第1のダイオードD1に並列に、インダクタ
L1と第6のコンデンサC6との直列回路が接続され
る。さらに、第1のダイオードD1に並列に、第7のコ
ンデンサC7および第2の抵抗R2がそれぞれ接続され
る。なお、図3の回路例の第1のストリップラインSL
1と第4のコンデンサC4に代えて、抵抗を接続するよ
うにしても同様の結果が得られる。
【0015】また、アンテナANTには、第2のストリ
ップラインSL2が接続される。第2のストリップライ
ンSL2は、第3のコンデンサC3を介して、受信回路
RXに接続される。また、第2のストリップラインSL
2と第3のコンデンサC3との中間点は、第2のダイオ
ードD2と第5のコンデンサC5との直列回路を介して
接地される。さらに、第2のダイオードD2に並列に、
第3の抵抗R3が接続される。この第3の抵抗R3は、
第4の抵抗R4を介して、第2のコントロール端子T2
に接続される。
【0016】図3に示す高周波スイッチを用いて送信を
行う場合、第1のコントロール端子T1に正の電圧が印
加される。第1のコントロール端子T1に加えられた電
圧は、第1のダイオードD1および第2のダイオードD
2に順方向のバイアス電圧として印加され、これらのダ
イオードD1,D2がON状態となる。したがって、送
信回路TXからの送信信号は、アンテナANTから送信
されるとともに、第2のストリップラインSL2が第2
のダイオードD2により接地されて共振してそのインピ
ーダンスが無限大となるため、受信回路RX側には伝達
されない。
【0017】送信時においては、第1のダイオードD1
および第2のダイオードD2がONとなるが、これらの
ダイオードにはインダクタンス分が存在する。このよう
なインダクタンス分が存在すると、アンテナANTと第
2のストリップラインSL2との接続点Aから受信回路
RX側をみたときのインピーダンスが無限大とならな
い。このようなインダクタンス分による影響を除去する
ために、第2のダイオードD2のインダクタンス分と第
5のコンデンサC5とで、直列共振回路が形成される。
したがって、第5のコンデンサC5のキャパシタンスC
は、第2のダイオードD2のインダクタンス分をLD
使用周波数をfとすると、次式で表される。 C=1/{(2πf)2 ・LD
【0018】第5のコンデンサC5のキャパシタンスC
を上式の条件に設定することによって、第2のダイオー
ドD2がON時に、直列共振回路が形成され、アンテナ
ANTと第2のストリップラインSL2との接続点Aか
ら受信回路RX側をみたときのインピーダンスを無限大
にできる。したがって、送信回路TXからの信号は受信
回路RXに伝達されず、送信回路TXとアンテナANT
との間の挿入損失を小さくすることができる。さらに、
アンテナANTと受信回路RXとの間において、良好な
アイソレーションを得ることができる。なお、第1のコ
ントロール端子T1に電圧を加えると、電流は第1,第
2,第3,第4および第5のコンデンサC1,C2,C
3,C4およびC5でカットされて、第1のダイオード
D1および第2のダイオードD2を含む回路にのみ流れ
ることになって、他の部分に影響を及ぼさない。
【0019】また、図3に示す高周波スイッチを用いて
受信を行う場合、第1のコントロール端子T1の電圧印
加が停止されるとともに、第2のコントロール端子T2
に正の電圧が加えられる。第2のコントロール端子T2
に加えられた電圧は、第2の抵抗R2および第3の抵抗
R3などで分圧され、第1のダイオードD1および第2
のダイオードD2に逆方向のバイアス電圧として印加さ
れる。それによって、第1のダイオードD1および第2
のダイオードD2は確実にOFFとなり、受信信号が受
信回路RXに伝達される。このとき、ダイオードにはキ
ャパシタンス分が存在するため、受信信号が送信回路T
X側に漏れる場合がある。このような受信信号の漏れを
防ぐために、図3に示すように、第1のダイオードD1
のキャパシタンス分とインダクタL1と第7のコンデン
サC7とで、並列共振回路が形成される。したがって、
インダクタL1のインダクタンスLは、第1のダイオー
ドD1と第7のコンデンサC7との合成キャパシタンス
をC,使用周波数をfとすると、次式で表される。 L=1/{(2πf)2 ・C}
【0020】インダクタL1のインダクタンスLを上式
の条件に設定することによって、送信回路TXとアンテ
ナANTとの間のアイソレーションを良好にすることが
できる。したがって、受信信号は送信回路TX側に漏れ
ず、アンテナANTと受信回路RXとの間の挿入損失を
小さくすることができる。なお、インダクタL1の代わ
りに、高いインピーダンスの伝送線路を使用しても、同
様の効果を得ることができる。この実施例では、第1お
よび第2のコントロール端子T1,T2に電圧を加えた
ときに、インダクタL1を介して電流が流れることを防
ぐために、インダクタL1に直列に第6のコンデンサC
6が接続されている。この第6のコンデンサC6を接続
する場合、そのキャパシタンスに応じて必要により上式
が補正されることはいうまでもない。
【0021】ダイオードのインダクタンス分およびキャ
パシタンス分には、個々のダイオードでばらつきがあ
る。特に、キャパシタンス分のばらつきによって、イン
ダクタL1と第7のコンデンサC7とで形成される並列
共振回路の共振周波数が変化するなどの不都合がおこ
る。しかしながら、図3に示す高周波スイッチでは、第
1のダイオードD1と第7のコンデンサC7とが並列接
続されているため、その合成キャパシタンスは大きくな
る。たとえば、コンデンサのキャパシタンスをC1,第
1のダイオードD2のキャパシタンスをCD とすると、
その合成キャパシタンスは、C=C1 +CD となる。第
1のダイオードD1のキャパシタンス分のばらつきをC
DSとすると、全キャパシタンスに対するばらつきは、C
DS/(C1 +CD )となる。第7のコンデンサC7が接
続されていない場合、全キャパシタンスに対するばらつ
きの割合は、CDS/CD であるから、第7のコンデンサ
C7を接続したほうがキャパシタンスのばらつきの影響
を小さくすることができる。したがって、図3に示す高
周波スイッチでは、送信時および受信時のいずれにも良
好な安定した性能を得ることができる。
【0022】次に、図1および図2などを参照して、こ
の実施例の高周波スイッチの構造について詳しく説明す
る。この高周波スイッチ10は、積層体ないし多層基板
12を含む。積層体ないし多層基板12は、図2に示す
ように、多数の誘電体層などを積層することによって形
成される。1番下の第1の誘電体層14上には、ほぼ全
面に第1のアース電極16が形成される。第1のアース
電極16から第1の誘電体層14の一方の対向する端部
に向かって、引出し電極16aおよび16bがそれぞれ
形成される。この実施例では、第1のアース電極16か
ら第1の誘電体層14の長手方向の一端部および他端部
に向かって、引出し電極16aおよび16bがそれぞれ
形成される。第1のアース電極16上には、第2の誘電
体層18が形成される。
【0023】第2の誘電体層18上には、蛇行するよう
にして、第1のストリップライン電極20および第2の
ストリップライン電極22が形成される。第1のストリ
ップライン電極20の一端および他端は、第2の誘電体
層18の幅方向の一端側および他端側にそれぞれ配置さ
れるように形成される。第2のストリップライン電極2
2の一端および他端も、第2の誘電体層18の幅方向の
一端側および他端側にそれぞれ配置されるように形成さ
れる。第1のストリップライン電極20および第2のス
トリップライン電極22の上には、第3の誘電体層26
が形成される。
【0024】第3の誘電体層26上には、平面略H字形
の第2のアース電極28が形成される。この第2のアー
ス電極28は、第4および第5のコンデンサC4および
C5の一方のコンデンサ電極となる。第2のアース電極
28には、第1のアース電極16の引出し電極16aお
よび16bに対応する位置に、引出し電極28aおよび
28bが形成される。第3の誘電体層26には、ビアホ
ール30a,30b,30cおよび30dが形成され
る。1つのビアホール30aは、第1のストリップライ
ン電極20の一端部に対応する位置に形成され、他の1
つのビアホール30bは、第1のストリップライン電極
20の他端部に対応する位置に形成される。また、1つ
のビアホール30cは、第2のストリップライン電極2
2の一端部に対応する位置に形成され、他の1つのビア
ホール30dは、第2のストリップライン電極22の他
端部に対応する位置に形成される。第2のアース電極2
8上には、第4の誘電体層32が形成される。
【0025】第4の誘電体層32上には、第4のコンデ
ンサC4および第5のコンデンサC5の他方のコンデン
サ電極34および36が形成される。コンデンサ電極3
4および36は、第4の誘電体層32を挟んで、第3の
誘電体層26上の第2のアース電極28と対向するよう
に形成される。コンデンサ電極34および36は、それ
ぞれ第4の誘電体層32の幅方向の一端側でかつその長
手方向の一端側および他端側に形成される。コンデンサ
電極34と36との中間には、第6のコンデンサC6の
一方のコンデンサ電極38が形成される。第4の誘電体
層32には、ビアホール30a,30b,30cおよび
30dに対応する位置に、ビアホール40a,40b,
40cおよび40dが形成される。1つのビアホール4
0aは、コンデンサ電極34の端部を貫通するように形
成され、他の1つのビアホール40cは、コンデンサ電
極38の端部を貫通するように形成される。これらのコ
ンデンサ電極34,36および38上には、第5の誘電
体層42が形成される。
【0026】第5の誘電体層42上には、蛇行するよう
にして、インダクタL1となるコイル電極44が形成さ
れる。コイル電極44の一端および他端は、それぞれ第
5の誘電体層42の幅方向の一端側および他端側に配置
されるように形成される。コイル電極44の一端には、
第6のコンデンサC6の他方のコンデンサ電極46の端
部が接続される。このコンデンサ電極46は、第5の誘
電体層42を挟んで、第4の誘電体層32上のコンデン
サ電極38と対向するよに形成される。第5の誘電体層
42には、ビアホール40a,40b,40cおよび4
0dに対応する位置に、ビアホール48a,48b,4
8cおよび48dが形成される。この場合コイル電極4
4の他端にビアホール48bが位置されるように形成さ
れる。さらに、第5の誘電体層42には、別のビアホー
ル48eが、前記コンデンサ電極36の端部に対応して
位置するように形成される。コイル電極44およびコン
デンサ電極46の上には、第6の誘電体層50が形成さ
れる。
【0027】第6の誘電体層50上には、第1,第2,
第3および第7のコンデンサC1,C2,C3およびC
7の一方のコンデンサ電極52,54,56および58
が形成される。コンデンサ電極52および56は、第6
の誘電体層50の幅方向の一端側に形成され、コンデン
サ電極54は、第6の誘電体層50の幅方向の他端側で
その長手方向の中央部に形成される。さらに、コンデン
サ電極58は、コンデンサ電極54に接続されるように
して、第6の誘電体層50のほぼ中央部に形成される。
第6の誘電体層50には、ビアホール48a,48b,
48c,48dおよび48eに対応する位置に、ビアホ
ール60a,60b,60c,60dおよび60eが形
成される。ビアホール60b,60dおよび60cは、
それぞれ、コンデンサ電極52,56および58の端部
を貫通するように形成される。コンデンサ電極52,5
4,56および58の上には、第7の誘電体層62が形
成される。
【0028】第7の誘電体層62上には、第1,第2,
第3および第7のコンデンサC1,C2,C3およびC
7の他方のコンデンサ電極64,66,68および70
が形成される。これらのコンデンサ電極64,66,6
8および70は、第6の誘電体層50を挟んで、それぞ
れ、第6の誘電体層50上のコンデンサ電極52,5
4,56および58と対向するように形成される。第7
の誘電体層62には、ビアホール60a,60b,60
c,60dおよび60eに対応する位置に、ビアホール
72a,72b,72c,72dおよび70eが形成さ
れる。コンデンサ電極64,66,68および70の上
には、第8の誘電体層74が形成される。
【0029】この1番上の第8の誘電体層74上には、
各ランドや第1のダイオード76および第2のダイオー
ド78などが形成される。それらのランドや第1および
第2のダイオード76および78には、第1,第2,第
3および第4の抵抗R1,R2,R3およびR4となる
チップ抵抗(あるいは印刷抵抗)80,82,84およ
び86が接続される。この第8の誘電体層74には、ビ
アホール72a,72b,72c,72dおよび72e
に対応する位置に、ビアホール88a,88b,88
c,88dおよび88eが形成される。これらのビアホ
ール88a〜88eは、それぞれ所定のランドを貫通す
るようにして形成される。
【0030】これらの複数の誘電体層が一体化されるこ
とによって、積層体ないし多層基板12が形成される。
このとき、ビアホール30a,40a,48a,60
a,72a,88aおよびランド90を介して、第1の
ストリップライン電極20の一端と、第4のコンデンサ
C4の他方のコンデンサ電極34の一端と、第1のチッ
プ抵抗80の一端とが接続される。
【0031】また、ビアホール30b,40b,48
b,60b,72b,88bおよびランド92を介し
て、第1のストリップライン電極20の他端と、インダ
クタL1となるコイル電極44の一端と、第1のコンデ
ンサC1の一方のコンデンサ電極52の一端と、第7の
コンデンサC7の他方のコンデンサ電極70の一端と、
第1のダイオード76の一端(アノード側)と、第2の
チップ抵抗82の一端とが接続される。
【0032】さらに、ビアホール30c,40c,48
c,60c,72c,88cおよびランド94を介し
て、第2のストリップライン電極22の一端と、第6の
コンデンサC6の一方のコンデンサ電極38の一端と、
第7のコンデンサC7の一方のコンデンサ電極58の他
端と、第1のダイオード76の他端(カソード側)と、
第2のチップ抵抗82の他端と、第2のコンデンサC2
の一方のコンデンサ電極54の一端とが接続される。第
6のコンデンサC6の他方のコンデンサ電極46の他端
は、コイル電極44の他端と接続される。
【0033】さらに、ビアホール30d,40d,48
d,60d,72d,88dおよびランド96を介し
て、第2のストリップライン電極22の他端と、第3の
コンデンサC3の一方のコンデンサ電極56の一端と、
第2のダイオード78の一端(アノード側)と、第3の
チップ抵抗84の一端とが接続される。
【0034】さらに、48e,60e,72e,88e
およびランド98を介して、第5のコンデンサC5の一
方のコンデンサ電極36の一端と、第2のダイオード7
8の他端と、第3のチップ抵抗84の他端と、第4のチ
ップ抵抗86の一端とが接続される。
【0035】さらに、多層基板12の4つの側面部に
は、図1に示すように、7個の外部電極100,10
2,104,106,108,110および112が形
成される。この場合、多層基板12には、その幅方向の
一側面部に2つの外部電極100および102が形成さ
れ、その幅方向の他側面部に3つの外部電極104,1
06および108が形成され、その長手方向の一側面部
に1つの外部電極110が形成され、その長手方向の他
側面部に1つの外部電極112が形成される。
【0036】外部電極100は、第1のコンデンサC1
となる他方のコンデンサ電極64の端部に接続される。
この外部電極100は、送信回路TXに接続される。外
部電極102は、第3のコンデンサC3となる他方のコ
ンデンサ電極68の端部に接続される。この外部電極1
02は、受信回路RXに接続される。外部電極104
は、第1の抵抗R1となる第1のチップ抵抗80の他端
に接続される。この外部電極104は、第1のコントロ
ール端子T1を介してコントロール回路に接続される。
外部電極106は、第3のコンデンサC3の他方のコン
デンサ電極66に接続される。この外部電極106は、
アンテナANTに接続される。外部電極108は、第4
の抵抗R4となる第4のチップ抵抗86の他端に接続さ
れる。この外部電極108は、第2のコントロール端子
T2を介して、別のコントロール回路に接続される。
【0037】外部電極110は、第1のアース電極16
の引出し電極16aと、第2のアース電極28の引出し
電極28aとに接続される。外部電極112は、第1の
アース電極16の引出し電極16bと、第2のアース電
極28の引出し電極28bとに接続される。したがっ
て、図1に示す高周波スイッチ10は、図3に示す回路
を有する。
【0038】図1に示す高周波スイッチ10では、第1
および第2のストリップラインSL1およびSL2とな
る第1および第2のストリップライン電極20および2
2が多層基板12に内蔵される。しかも、第1および第
2のストリップライン電極20および22は、多層基板
12内の第2の誘電体層18の同一面上に形成される。
さらに、第1および第2のダイオードD1およびD2
が、多層基板12の1番上の第8の誘電体層74上に実
装されているので、これらの部品などを1枚の基板上に
実装した場合に比べて、平面的に見て、面積が減り小型
になる。そのため、この高周波スイッチ10を用いたデ
ジタル携帯電話などの小型化が可能となり、歩留りも高
くできる。
【0039】また、図1に示す高周波スイッチ10は、
第1および第2のストリップラインSL1およびSL2
となる第1および第2のストリップライン電極20およ
び22を多層基板12内の同一の誘電体層上に形成して
いるため、第1および第2のストリップライン電極20
および22を多層基板12内の異なる誘電体層上に別々
に形成したものと比べて、積層される誘電体層およびビ
アホールの数を減らすことができる。そのため、多層基
板12全体の厚みを小さくすることができる。また、積
層される誘電体層の数を少なくできるので、コンデンサ
電極およびストリップライン電極等のラインパターンの
印刷枚数も少なくでき、より一層、歩留りを向上させる
ことができる。したがって、図1に示す高周波スイッチ
10では、生産コストを低く抑えることができる。
【0040】さらに、図1に示す高周波スイッチ10で
は、第1および第2のストリップラインSL1およびS
L2となる第1および第2のストリップライン電極20
および22に加えて、図4に示すように、適宜、インダ
クタL1となるコイル電極44を多層基板12内の同一
の誘電体層上に形成するようにしてもよい。この場合、
第2の誘電体層18上に、それらの第1および第2のス
トリップライン電極20および22と、コイル電極44
とが形成される。このように、第1および第2のストリ
ップラインSL1およびSL2と、インダクタLとを多
層基板12内の同一の誘電体層上に形成したものは、図
2に示すものと比べて、積層される誘電体層およびビア
ホールの数をさらに減らすことができ、多層基板12全
体の厚みをよりいっそう小さくすることができる。さら
に、図1に示す高周波スイッチ10では、インダクタL
1となるコイル電極と、第1のストリップラインSL1
となる第1のストリップライン電極または第2のストリ
ップラインSL2となる第2のストリップライン電極と
を、多層基板12内の同一の誘電体層上に形成するよう
にしてもよい。
【0041】また、積層体ないし多層基板12を覆うよ
うにして、たとえば金属ないし樹脂材料からなる外装ケ
ース(図示せず)を被せ設けるようにしてもよい。この
場合、第1および第2のストリップライン電極20およ
び22などが多層基板12に内蔵されるため、外装ケー
ス(図示せず)も含めた外部からの悪影響を受けにく
い。
【0042】なお、図1に示す実施例では図3に示す回
路を有するが、この発明は、図3に示す回路に限らず、
たとえば図6に示す回路や第1および第2のストリップ
ライン等の複数の伝送線路を有する他の高周波スイッチ
の回路にも適用され得る。さらに、積層体ないし多層基
板12表面上に形成されているコンデンサや抵抗を、適
宜内部に埋設させるようにすることなど、この発明の趣
旨の範囲での設計変更は自由である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の高周波スイッチの多層基板
の分解斜視図である。
【図3】図1に示す実施例の回路図である。
【図4】この発明の他の実施例の高周波スイッチに用い
られる多層基板を示す分解斜視図である。
【図5】高周波スイッチの働きを示す概念図である。
【図6】この発明の背景となりかつこの発明が適用され
る高周波スイッチの一例を示す回路図である。
【図7】図6に示す高周波スイッチの一例を示す平面図
である。
【符号の説明】
10 高周波スイッチ 12 多層基板 14 第1の誘電体層 16 第1のアース電極 16a,16b,28a,28b 引出し電極 18 第2の誘電体層 20 第1のストリップライン電極 22 第2のストリップライン電極 30a〜30d,40a〜40d,48a〜48e,6
0a〜60e,72a〜72e,88a〜88e ビア
ホール 26 第3の誘電体層 28 第2のアース電極 32 第4の誘電体層 34,36,38,46,52,54,56,58,6
4,66,68 コンデンサ電極 42 第5の誘電体層 44 コイル電極 50 第6の誘電体層 62 第7の誘電体層 74 第8の誘電体層 76 第1のダイオード 78 第2のダイオード 80,82,84,86 第1,第2,第3および第4
のチップ抵抗 90,92,94,96,98 ランド 100,102,104,106,108,110 外
部電極 TX 送信回路 RX 受信回路 ANT アンテナ T1 第1のコントロール端子 T2 第2のコントロール端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/15 H01P 1/213 H04B 1/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信回路,受信回路およびアンテナに接
    続され、前記送信回路と前記アンテナとの接続および前
    記受信回路と前記アンテナとの接続を切り換えるための
    高周波スイッチであって、 前記送信回路側にアノードが接続され前記アンテナ側に
    カソードが接続される第1のダイオード、 前記第1のダイオードのアノードに接続される第1のス
    トリップライン、 前記アンテナと前記受信回路との間に接続される第2の
    ストリップライン、および前記受信回路側にアノードが
    接続されアース側にカソードが接続される第2のダイオ
    ードを含み、 前記第1のストリップラインと前記第2のストリップラ
    インとは、複数の誘電体層を積層することにより形成さ
    れる多層基板に内蔵されるとともに、 前記第1のストリップラインは、前記誘電体層を挟んで
    前記第1のストリップライン電極とアース電極とが対向
    するように配置され、前記第2のストリップラインは、
    前記誘電体層を挟んで前記第2のストリップライン電極
    とアース電極とが対向するように配置され、 前記第1のストリップライン電極と前記第2のストリッ
    プライン電極 とは、前記多層基板内の同一の層上に形成
    され、 前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとが、前
    記多層基板上に形成される、高周波スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記多層基板に内蔵され、前記第1のダ
    イオードのアノードに接続されるインダクタをさらに含
    み、 前記第1のストリップライン電極、前記インダクタおよ
    び前記第2のストリップライン電極は、前記多層基板内
    の同一の層上に形成される、請求項1に記載の 高周波ス
    イッチ。
  3. 【請求項3】 前記多層基板に内蔵され、前記第1のダ
    イオードのアノードに接続されるインダクタをさらに含
    み、 前記第1のストリップライン電極および前記第2のスト
    リップライン電極と、 前記インダクタとは、前記多層基
    板内の別の層上に形成される、請求項1に記載の高周波
    スイッチ。
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