JP3183012B2 - 高周波スイッチ - Google Patents

高周波スイッチ

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JP3183012B2 JP35361893A JP35361893A JP3183012B2 JP 3183012 B2 JP3183012 B2 JP 3183012B2 JP 35361893 A JP35361893 A JP 35361893A JP 35361893 A JP35361893 A JP 35361893A JP 3183012 B2 JP3183012 B2 JP 3183012B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高周波スイッチに関
し、特にたとえば、デジタル携帯電話などの高周波回路
において信号の経路の切り換えを行うための高周波スイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】高周波スイッチは、図9に示すように、
デジタル携帯電話などにおいて、送信回路TXとアンテ
ナANTとの接続および受信回路RXとアンテナANT
との接続を切り換えるために用いられる。
【0003】図10はこの発明の背景となり、かつこの
発明が適用される高周波スイッチの一例を示す回路図で
ある。この高周波スイッチは、アンテナANT,送信回
路TXおよび受信回路RXに接続される。送信回路TX
には、第1のコンデンサC1を介して第1のダイオード
D1のアノードが接続される。第1のダイオードD1の
カソードは、第2のコンデンサC2を介して、アンテナ
ANTに接続される。第1のダイオードD1のアノード
は、第1の伝送線路SL1および第3のコンデンサC3
の直列回路を介して接地される。さらに、第1の伝送線
路SL1と第3のコンデンサC3との中間点には、第1
の抵抗R1を介して、第1のコントロール端子T1が接
続される。第1のコントロール端子T1には、高周波ス
イッチの切り換えを行うためのコントロール回路が接続
される。アンテナANTに接続された第2のコンデンサ
C2には、第2の伝送線路SL2と第4のコンデンサC
4との直列回路を介して、受信回路RXが接続される。
また、第2の伝送線路SL2と第4のコンデンサC4と
の中間点には、第2のダイオードD2のアノードが接続
される。そして、第2のダイオードD2のカソードは接
地される。
【0004】図10に示す高周波スイッチを用いて送信
する場合、第1のコントロール端子T1に正の電圧が与
えられる。この電圧によって、第1のダイオードD1お
よび第2のダイオードD2がONになる。このとき、第
1〜第4のコンデンサC1〜C4によって直流分がカッ
トされ、第1のコントロール端子T1に加えられた電圧
が第1のダイオードD1および第2のダイオードD2を
含む回路にのみ印加されるようにしている。第1のダイ
オードD1および第2のダイオードD2がONになるこ
とによって、送信回路TXからの信号がアンテナANT
に送られ、信号がアンテナANTから送信される。な
お、送信回路TXの送信信号は、第2の伝送線路SL2
が第2のダイオードD2により接地されることにより共
振して接続点Aから受信回路RX側をみたインピーダン
スが非常に大きくなるため、受信回路RXには伝達され
ない。
【0005】一方、受信時には、第1のコントロール端
子T1に電圧を印加しないことによって、第1のダイオ
ードD1および第2のダイオードD2はOFFとなる。
そのため、受信信号は受信回路RXに伝達され、送信回
路TX側には伝達されない。このように、第1のコント
ロール端子T1に印加される電圧をコントロールするこ
とによって、送受信を切り換えることができる。
【0006】図11は図10に示す回路を有する従来の
高周波スイッチの一例を示す平面図である。この高周波
スイッチ1は基板2を含み、基板2の一方主面には、第
1および第2の伝送線路としてのストリップライン電極
3aおよび3bや多数のランドが形成され、それらのス
トリップライン電極やランドに、第1および第2のダイ
オード4aおよび4bと、第1,第2,第3および第4
のチップコンデンサ5a,5b,5cおよび5dと、第
1のチップ抵抗6とが接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図11に示
す従来の高周波スイッチ1では、第1および第2のスト
リップライン電極3aおよび3bの長さとして、一般的
に送信信号や受信信号の波長の1/4の長さが必要であ
り、基板2の誘電率にもよるが、数10mm程度必要で
あり、第1および第2のストリップライン電極3aおよ
び3bに関与する部分が、基板2上の大きな面積を占有
している。そのため、この高周波スイッチ1では、小型
化に問題がある。
【0008】そこで、多層基板内に伝送線路のためのス
トリップライン電極やグランド電極およびコンデンサの
ためのコンデンサ電極などを形成することによって、基
板表面に取り付けるチップ部品を最小限に抑えて、高周
波スイッチを小型にすることが考えられた。このような
高周波スイッチでは、多層基板の各層にグランド電極や
コンデンサ電極が形成され、誘電体層を挟んで対向する
コンデンサ電極によってコンデンサが形成されている。
そして、浮遊容量を少なくするために、コンデンサ電極
とグランド電極とが対向しないように形成されている。
【0009】しかしながら、多層基板内部に形成される
電極の数が多くなると、積層するシートの枚数が多くな
り、特に多層基板の厚みが増えて大型になってしまう。
【0010】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型の高周波スイッチを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、送信回路、
受信回路およびアンテナに接続され、送信回路とアンテ
ナとの接続および受信回路とアンテナとの接続を切り換
えるための高周波スイッチであって、送信回路側にアノ
ードが接続されアンテナ側にカソードが接続される第1
のダイオードと、第1のダイオードのアノードとアース
側との間に接続される第1の伝送線路と、アンテナ側と
受信回路側との間に接続される第2の伝送線路と、受信
回路側にアノードが接続されアース側にカソードが接続
される第2のダイオードと、送信回路、受信回路、アン
テナとの接続および接地用として用いられるコンデンサ
を内蔵した多層基板とを含み、第1の伝送線路および第
2の伝送線路は誘電体層を挟んでストリップライン電極
とグランド電極とが対向するように形成され、多層基板
内にグランド電極とコンデンサのためのコンデンサ電極
とが形成され、かつグランド電極とコンデンサ電極とが
同じ層上に形成された、高周波スイッチである。
【0012】
【作用】多層基板内のグランド電極とコンデンサ電極と
を同じ層上に形成することにより、複数の層上に形成す
る場合に比べて、積層シートの数を少なくすることがで
きる。また、グランド電極とコンデンサ電極とが対向し
ないため、浮遊容量が小さい。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、従来の多層基板を用
いた高周波スイッチに比べて、特に厚みの小さい小型の
高周波スイッチを得ることができる。しかも、浮遊容量
が小さいため、良好な特性を有する高周波スイッチを得
ることができる。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】この実施例の高周波スイッチは、構造的に特
徴を有するが回路自体も特徴を有するので、まず、図1
を参照して、この実施例の高周波スイッチの回路につい
て説明する。この実施例の高周波スイッチは、図10に
示す高周波スイッチと比べて、特に、第1のダイオード
D1に、インダクタンス素子L1および第5のコンデン
サC5の直列回路と、第2の抵抗R2と第6のコンデン
サC6とが、それぞれ並列に接続される。さらに、第2
のダイオードD2のカソードは、第7のコンデンサC7
を介して接地される。また、第2のダイオードD2に
は、第3の抵抗R3が並列に接続され、第2のダイオー
ドD2のカソードには、第4の抵抗R4を介して、第2
のコントロール端子T2が接続される。この第2のコン
トロール端子T2には、この高周波スイッチの切り換え
を行うための別のコントロール回路が接続される。
【0016】図1に示す高周波スイッチを用いて送信を
行う場合、第1のコントロール端子T1に正の電圧が印
加され、第1および第2のダイオードD1およびD2
は、それぞれON状態になる。したがって、送信回路T
Xからの送信信号は、アンテナANTから送信されると
ともに、第2の伝送線路SL2が第2のダイオードD2
により接地されて共振して接続点Aから受信回路RX側
をみたインピーダンスが無限大となるため、受信回路R
X側には伝達されない。
【0017】なお、図1に示す高周波スイッチでは、送
信時において、第1のダイオードD1および第2のダイ
オードD2がONとなるが、これらのダイオードにはイ
ンダクタンス分が存在する。このようなインダクタンス
分が存在すると、アンテナANTと第2の伝送線路SL
2との接続点Aから受信回路RX側をみたときのインピ
ーダンスが無限大とならない。このようなインダクタン
ス分による影響を除去するために、第2のダイオードD
2のインダクタンス分と第7のコンデンサC7とで、直
列共振回路が形成される。したがって、第7のコンデン
サC7の容量Cは、第2のダイオードD2のインダクタ
ンス分をLD ,使用周波数をfとすると、次式で表され
る。 C=1/{(2πf)2 ・LD
【0018】第7のコンデンサC7の容量Cを上式の条
件に設定することによって、第2のダイオードD2がO
N時に、直列共振回路が形成され、アンテナANTと第
2の伝送線路SL2との接続点Aから受信回路RX側を
みたときのインピーダンスを無限大にできる。したがっ
て、送信回路TXからの信号は受信回路RXに伝達され
ず、送信回路TXとアンテナANTとの間の挿入損失を
小さくすることができる。さらに、アンテナANTと受
信回路RXとの間において、良好なアイソレーションを
得ることができる。なお、第1のコントロール端子T1
に電圧を加えると、電流は第1,第2,第3,第4およ
び第7のコンデンサC1,C2,C3,C4およびC7
でカットされて、第1のダイオードD1および第2のダ
イオードD2を含む回路にのみ流れることになって、他
の部分に影響を及ぼさない。
【0019】また、図1に示す高周波スイッチを用いて
受信を行う場合、第2のコントロール端子T2に正の電
圧が印加される。この場合、第2の抵抗R2で降下した
電圧は、第1のダイオードD1に逆方向のバイアス電圧
として印加され、第3の抵抗R3で降下した電圧は、第
2のダイオードD2に逆方向のバイアス電圧として印加
される。そのため、第1のダイオードD1および第2の
ダイオードD2は確実にOFF状態を維持する。したが
って、受信した信号は、受信回路RXに伝達される。し
かし、このとき、ダイオードにはキャパシタンス分が存
在するため、受信信号が送信回路TX側に漏れる場合が
ある。ところが、この高周波スイッチでは、第1のダイ
オードD1に並列に、インダクタンス素子L1が接続さ
れている。このインダクタンス素子L1と第1のダイオ
ードD1のキャパシタンス分とで、並列共振回路が形成
される。したがって、インダクタンス素子L1のインダ
クタンスLは、第1のダイオードD1のキャパシタンス
をCD ,使用周波数をfとすると、次式で表される。 L=1/{(2πf)2 ・CD
【0020】インダクタンス素子L1のインダクタンス
Lを上式の条件に設定することによって、送信回路TX
とアンテナANTとの間のアイソレーションを良好にす
ることができる。したがって、受信信号は送信回路TX
側に漏れず、アンテナANTと受信回路RXとの間の挿
入損失を小さくすることができる。なお、インダクタン
ス素子L1のかわりに、高インピーダンスの伝送線路を
使用しても、同様の効果を得ることができる。
【0021】また、図1に示す高周波スイッチでは、第
1および第2のコントロール端子T1およびT2に電圧
を加えたときに、インダクタンス素子L1を介して電流
が流れることを防ぐために、インダクタンス素子L1に
直列に第5のコンデンサC5が接続されている。さら
に、図1に示す高周波スイッチでは、第1のダイオード
D1に並列に、第6のコンデンサC6が接続されてい
る。それによって、第1のダイオードD1と第6のコン
デンサC6との合成キャパシタンスが大きくなり、第1
のダイオードD1のキャパシタンスのばらつきによる影
響が少なくなる。したがって、安定した特性を有する高
周波スイッチを得ることができる。この第5のコンデン
サC5や第6のコンデンサC6を接続する場合、そのキ
ャパシタンスに応じて必要により上式が補正されること
はいうまでもない。
【0022】このように、図1に示す高周波スイッチで
は、送信時および受信時のいずれにも良好な特性を有す
る。
【0023】次に、図2,図3および図4などを参照し
て、この実施例の高周波スイッチの構造について説明す
る。この高周波スイッチ10は、多層基板ないし積層体
12を含む。積層体12は、多数の誘電体層などを積層
することによって形成される。
【0024】積層体12中には、複数のグランド電極1
4が形成される。これらのグランド電極14は、複数の
誘電体層上に形成され、互いに対向するように配置され
る。これらのグランド電極14の間には、ストリップラ
イン電極16が形成される。これらのストリップライン
電極16とグランド電極14とが誘電体層を挟んで対向
することにより、ストリップラインが形成される。この
ようにして形成されたストリップラインが、第1の伝送
線路SL1および第2の伝送線路SL2などとして用い
られる。また、1つのグランド電極14に対向して、別
の伝送線路SLtを形成するためのストリップライン電
極18が形成される。このストリップライン電極18と
それに対向する1つのグランド電極14とで、マイクロ
ストリップラインが形成される。
【0025】また、グランド電極14と同じ誘電体層上
に、コンデンサ電極20が形成される。このコンデンサ
電極20は、図4に示すように、誘電体層22上に、グ
ランド電極14と間隔を隔てて形成される。さらに、図
3に示すように、別の誘電体層22上に、コンデンサ電
極20と対向するようにして、別のコンデンサ電極24
が形成される。これらの対向するコンデンサ電極20と
コンデンサ電極24とによって、コンデンサC1,C
2,C3,C4,C5,C6,C7などが形成される。
【0026】積層体12上には、ランドなどの電極(図
示せず)が形成され、このランドにチップ部品26が取
り付けられる。チップ部品26としては、たとえば第1
のダイオードD1,第2のダイオードD2および抵抗R
1,R2,R3,R4などがある。なお、抵抗R1,R
2,R3,R4などは、積層体12上に抵抗体を印刷す
ることによって形成してもよい。このようにして形成さ
れた伝送線路,コンデンサ,抵抗,ダイオードなどが、
誘電体層に形成されたビアホール28や積層体12の側
面に形成された外部電極によって接続される。それによ
り、図1に示す回路を有する高周波スイッチ10が作製
される。
【0027】比較例として、従来の積層体を用いた高周
波スイッチを図5に示す。この高周波スイッチ50で
は、図2に示す高周波スイッチ10と同様に、積層体5
2中に互いに対向する複数のグランド電極54が形成さ
れる。そして、これらのグランド電極54の間に、伝送
線路SL1,SL2のためのストリップライン電極56
が形成される。さらに、1つのグランド電極54に対向
して、伝送線路SLtのためのストリップライン電極5
8が形成される。
【0028】また、グランド電極54やストリップライ
ン電極56,58が形成されていない誘電体層60上
に、互いに対向するように、コンデンサ電極62,64
が形成される。これらのコンデンサ電極62,64は、
図6,図7および図8に示すように、グランド電極54
と対向しない位置に形成される。これは、グランド電極
54と対向すると、浮遊容量が発生しやすくなり、安定
した特性を有する高周波スイッチを得ることができない
ためである。そして、積層体52上にチップ部品66が
取り付けられ、ビアホール68や外部電極などによっ
て、内部電極やチップ部品が接続される。
【0029】この発明の高周波スイッチ10と比較例の
高周波スイッチ50とを比べるとわかるように、同じ誘
電体層22上にグランド電極14とコンデンサ電極20
とを形成することにより、誘電体層の数を減らすことが
できる。したがって、積層体12の厚みを減らすことが
でき、小型の高周波スイッチを得ることができる。さら
に、図2に示すように、ストリップライン電極16,1
8と同じ誘電体層22上にコンデンサ電極24を形成す
れば、さらに積層体12を小型化することができる。
【0030】また、誘電体層22の数を減らすことによ
って、電極間の接続のためのビアホールを減らすことが
でき、高周波スイッチの製造を簡略化することができ
る。たとえば、グランド電極とコンデンサ電極とを別の
誘電体層に形成した高周波スイッチでは、28層の誘電
体層が必要であったのに対し、この発明の高周波スイッ
チでは、誘電体層を15層にすることができた。また、
ビアホールの数も218個から101個に減らすことが
できた。このように、この発明によれば、誘電体層の数
を減らすことができ、しかも製造を簡単にすることがで
きるため、高周波スイッチのコストダウンを図ることが
できる。
【0031】なお、この高周波スイッチ10では、同じ
誘電体層22上にグランド電極14とコンデンサ電極2
0とが形成されているため、これらが対向している場合
のように大きい浮遊容量が発生しない。したがって、ほ
ぼ設計通りの安定した特性を有する高周波スイッチを得
ることができる。なお、高周波スイッチの回路として
は、図1に示す回路以外にも、図10のような回路を用
いてもよい。このように、回路が変わっても、グランド
電極とコンデンサ電極とを同じ層上に形成することによ
って、小型の高周波スイッチを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高周波スイッチの一例を示す回路図である。
【図2】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図3】図2に示す高周波スイッチに用いられる誘電体
層の1つを示す平面図である。
【図4】図2に示す高周波スイッチに用いられる他の誘
電体層を示す平面図である。
【図5】比較のための高周波スイッチの一例を示す図解
図である。
【図6】図5に示す比較例の高周波スイッチに用いられ
る誘電体層の1つを示す平面図である。
【図7】図5に示す比較例の高周波スイッチに用いられ
る他の誘電体層を示す平面図である。
【図8】図5に示す比較例の高周波スイッチに用いられ
るさらに他の誘電体層を示す平面図である。
【図9】高周波スイッチの働きを示す概念図である。
【図10】高周波スイッチの他の例を示す回路図であ
る。
【図11】従来の高周波スイッチの一例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10 高周波スイッチ 12 積層体 14 グランド電極 16 ストリップライン電極 18 ストリップライン電極 20 コンデンサ電極 22 誘電体層 24 コンデンサ電極 26 チップ部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/15 H01P 1/213 H04B 1/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信回路、受信回路およびアンテナに接
    続され、前記送信回路と前記アンテナとの接続および前
    記受信回路と前記アンテナとの接続を切り換えるための
    高周波スイッチであって、 前記送信回路側にアノードが接続され前記アンテナ側に
    カソードが接続される第1のダイオード、 前記第1のダイオードのアノードとアース側との間に接
    続される第1の伝送線路、 前記アンテナ側と前記受信回路側との間に接続される第
    2の伝送線路、 前記受信回路側にアノードが接続されアース側にカソー
    ドが接続される第2のダイオード、および前記送信回
    路、前記受信回路、前記アンテナとの接続および接地用
    として用いられるコンデンサを内蔵した多層基板を含
    み、前記第1の伝送線路および前記第2の伝送線路は誘電体
    層を挟んでストリップライン電極とグランド電極とが対
    向するように形成され、 前記多層基板内に前記グランド電極と前記コンデンサの
    ためのコンデンサ電極とが形成され、かつ前記グランド
    電極と前記コンデンサ電極とが同じ層上に形成された、
    高周波スイッチ。
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