JP3186375U - 電磁調理器用調理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】汚れ防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと調理器具との間隙に入り込んだ油成分の加熱による焦げの付着を防止できる電磁調理器用調理器具を提供する。
【解決手段】電磁調理器に用いられる調理器具であって、調理器具本体1の底面に複数の突起部2が形成され、突起部の高さが0.8〜5mm、幅が1〜5mmであり、数が3〜12個であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、電磁調理器用調理器具に関する。さらに詳しくは、本考案は、電磁調理器を用いて料理をつくる際に、電磁調理器用汚れ防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分、ふきこぼれた汁などの汚れが入り込み、当該汚れが加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に焦げが付着することを防止することができる電磁調理器用調理器具に関する。
なお、本明細書において、電磁調理器用調理器具は、例えば、フライパン、片手鍋、両手鍋、卵焼き器、圧力鍋、中華鍋などの料理をつくる際に用いられる調理器具を意味するが、本考案は、かかる例示のみに限定されるものではない。
電磁調理器は、内蔵する磁束コイルによって高周波の磁界を発生させ、この磁束コイルの直上にトッププレートを介して載置された電磁調理器用調理器具に磁束を浸入させることにより、うず電流を発生させ、このうず電流によるジュール熱によって電磁調理器用調理器具を発熱させるものである。
電磁調理器は、そのトッププレートが平面であるのでガスコンロよりも調理後の掃除が容易であることから、近年、一般家庭などで広く使用されている。電磁調理器には、ガスコンロと対比して、揚げ物などを調理する際にトッププレートの表面に天ぷら油などの油成分が付着したときに当該油成分を容易に拭き取ることができるという利点がある。
しかし、電磁調理器を用いて天ぷら、から揚げなどの揚げ物などを調理したとき、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることにより、電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げがこびりつくことがあり、このようにこびりついた油成分の焦げを除去するためには煩雑な洗浄操作を必要とする。
電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げがこびりつくことを防止することができる電磁調理器用汚れ防止マットとして、磁力線の透過性を有する耐熱性のシート体で構成され、所定の熱抵抗を有する電磁調理器用汚れ防止マットが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
しかし、前記電磁調理器用汚れ防止マットは、調理前にわざわざ電磁調理器のトッププレート上の所定の位置に載置しなければならないことから煩雑な作業を要するのみならず、調理中にふきこぼれた汁、天ぷら油などの油成分などの汚れが付着したとき、当該汚れを取り除くために洗濯しなければならない。
そこで、近年、電磁調理器用汚れ防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げが付着することを防止することができる電磁調理器用調理器具の開発が待ち望まれている。
特開2009−140887号公報
本考案は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、電磁調理器用汚れ防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げが付着することを防止することができる電磁調理器用調理器具を提供することを課題とする。
本考案は、電磁調理器に用いられる調理器具であって、調理器具本体と突起部とを有し、調理器具本体の底面に複数の突起部が形成され、当該突起部の高さが0.8〜5mmであり、当該突起部の幅が1〜5mmであり、調理器具本体の底面に設けられる突起部の数が3〜12個であることを特徴とする電磁調理器用調理器具に関する。
本考案の電磁調理器用調理器具によれば、電磁調理器用汚れ防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げが付着することを防止することができるという優れた効果が奏される。
本考案の電磁調理器用調理器具の一実施態様を示す概略斜視図である。 図1に示される本考案の電磁調理器用調理器具の調理器具本体の底面に設けられた突起部2の拡大概略斜視図である。
本考案の電磁調理器用調理器具は、前記したように、電磁調理器に用いられる調理器具であり、調理器具本体と突起部とを有し、調理器具本体の底面に複数の突起部が形成され、当該突起部の高さが0.8〜5mmであり、当該突起部の幅が1〜5mmであり、調理器具本体の底面に設けられる突起部の数が3〜12個であることを特徴とする。
電磁調理器用汚れ防止マットは、通常、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具の底面との間に挟んで使用されるものであるため、電磁調理器用調理器具を用いて調理をする際には、電磁調理器用汚れ防止マットをわざわざ電磁調理器のトッププレート上の所定の位置に載置しなければならない。
これに対し、本考案の電磁調理器用調理器具によれば、前記構成を有することから、電磁調理器用汚れ防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げが付着することを防止することができるという優れた効果が奏される。
以下に、本考案の電磁調理器用調理器具を図面に基づいて説明するが、本考案は、当該図面に記載の実施態様のみに限定されるものではない。
図1は、本考案の電磁調理器用調理器具の一実施態様を示す概略斜視図である。
調理器具本体1としては、前記したように、例えば、フライパン、片手鍋、両手鍋、卵焼き器、圧力鍋、中華鍋などが挙げられるが、本考案は、かかる例示のみに限定されるものではない。
調理器具本体1の底面は、例えば、平面であってもよく、本考案の目的を阻害しない範囲内で湾曲していてもよく、凹凸形状が形成されていてもよい。調理器具本体1を電磁調理器(図示せず)に安定して載置させる観点から、図1に示されるように、調理器具本体1の底面が平面であることが好ましい。
調理器具本体1の底面部における直径は、通常、10〜28cm程度であるが、本考案は、当該底面部の直径によって限定されるものではない。
調理器具本体1に用いられる材料は、電磁調理器で発生する電磁波によって加熱するものであれば特に限定されない。調理器具本体1は、例えば、鉄、鉄琺瑯、ステンレス鋼などの磁性材料で構成されていてもよく、銅、アルミニウムなどの磁性を有しない金属材料を発熱させることができる電磁調理器を用いる場合には、これらの金属材料で構成されていてもよい。また、土鍋などの陶器、耐熱ガラスなどの無機系材料で構成される電磁調理器用調理器具は、磁性を有しないことから、その底面に、例えば、電磁誘導プレートなどの磁性を有する材料が配設されていてもよい。このように調理器具本体1の底面に電磁誘導プレートを配設する場合には、電磁誘導プレートの底面に突起部2を設けることが好ましい。
突起部2としては、例えば、図2に示される形状を有する突起部2などが挙げられる。図2は、図1に示される調理器具本体1の底面に設けられた突起部2の拡大概略斜視図である。
調理器具本体1の底面に設けられる突起部2の高さHは、前記したように、0.8〜5mmであり、幅Aは、1〜5mmである。
突起部2の高さHは、電磁調理器のトッププレートと調理器具本体1の底面との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具本体1の底面に油成分の焦げが付着することを防止する観点から、0.8mm以上、好ましくは1mm以上、より好ましくは1.5mm以上であり、電磁調理器用調理器具を効率よく加熱させる観点から、5mm以下、好ましくは4.8mm以下、より好ましくは4.6mm以下である。
突起部2の幅Aは、調理器具本体1を電磁調理器のトッププレート上に安定して載置することができるようにする観点から、1mm以上、好ましくは1.2mm以上、より好ましくは1.4mm以上であり、電磁調理器のトッププレートと調理器具本体1の底面との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具本体1の底面に油成分の焦げが付着することを防止する観点から、5mm以下、好ましくは4.8mm以下、より好ましくは4.6mm以下である。
突起部2の数は、電磁調理器のトッププレート上に安定して載置することができるようにする観点から、3個以上、好ましくは4個以上、より好ましくは6個以上であり、調理器具本体1の底面を効率よく洗浄することができるようにする観点から、12個以下、好ましくは10個以下、より好ましくは8個以下である。
調理器具本体1の底面に設けられる突起部2の位置は、特に限定されないが、調理器具本体1を安定した状態で電磁調理器のトッププレート上に載置させる観点から、調理器具本体1の底面の中央部ではなく、調理器具本体1の底面の外周部であることが好ましく、調理器具本体1の底面の外縁から5〜50mm程度内側であることがより好ましい。また、突起部2は、調理器具本体1を電磁調理器のトッププレート上に安定して静置させる観点から、調理器具本体1の底面に等間隔で配設されていることが好ましい。
調理器具本体1の底面に設けられる突起部2は、電磁調理器のトッププレートと直接接触するため、電磁調理器のトッププレートを傷つけないようにするために、当該突起部2の先端部分で鋭角を有しないことが好ましい。調理器具本体1の底面に設けられる突起部2の形状としては、例えば、半球状、楕円錐状、円錐状、円柱状、立方体状、直方体状、三角錐状、三角柱状などが挙げられるが、トッププレートを傷つけないようにする観点から、図2に示されるように半球状または楕円錐状であることが好ましい。
調理器具本体1の底面に設けられる突起部2の材質は、特に限定されないが、電磁調理器を効率よく加熱させる観点から、金属であることが好ましい。金属の代表例としては、例えば、鉄、ステンレス鋼、銅、黄銅、アルミニウム、ニッケルなどが挙げられるが、本考案はかかる例示のみに限定されるものではない。
調理器具本体1の底面に設けられる突起部2は、例えば、突起部2を有する調理器具本体1に対応する内面形状を有する鋳型を作製し、当該鋳型内に調理器具本体1を構成する材料の加熱溶融物を流し込んだ後、当該加熱溶融物を冷却することにより、突起部2を有する調理器具本体1を製造する工程を有するダイキャスト法、調理器具本体1の底面の所定位置に突起部2を構成する部材を圧着させて高圧電流を流すことにより、その熱抵抗で突起部2を構成する部材を当該底面に溶接することにより、突起部2を有する調理器具本体1を製造する工程を有するスポット溶接法などによって製造することができるが、本考案は、かかる方法のみに限定されるものではない。
本考案の突起部2を有する調理器具本体1をダイキャスト法によって製造する場合、調理器具本体1と突起部2とは、同一材料で形成される。これに対し、本考案の突起部2を有する調理器具本体1をスポット溶接法によって製造する場合には、調理器具本体1と突起部2とを同一または異なる材料で構成させることができる。
以上説明したように、本考案の電磁調理器用調理器具によれば、防止マットを用いなくても、電磁調理器のトッププレートと電磁調理器用調理器具との間隙に天ぷら油などの油成分が入り込み、当該油成分が加熱されることによって電磁調理器のトッププレートや調理器具の底面に油成分の焦げが付着することを防止することができるので、一般家庭は勿論のこと、業務用にも好適に使用することが期待されるものである。
1 調理器具本体
2 突起部

Claims (1)

  1. 電磁調理器に用いられる調理器具であって、調理器具本体と突起部とを有し、調理器具本体の底面に複数の突起部が形成され、当該突起部の高さが0.8〜5mmであり、当該突起部の幅が1〜5mmであり、調理器具本体の底面に設けられる突起部の数が3〜12個であることを特徴とする電磁調理器用調理器具。
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