JP3186209B2 - 半導体装置の使用方法 - Google Patents

半導体装置の使用方法

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JP3186209B2
JP3186209B2 JP13515892A JP13515892A JP3186209B2 JP 3186209 B2 JP3186209 B2 JP 3186209B2 JP 13515892 A JP13515892 A JP 13515892A JP 13515892 A JP13515892 A JP 13515892A JP 3186209 B2 JP3186209 B2 JP 3186209B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性記憶装置に関
するものであり、特にトラップタイプの1トランジスタ
/セル構造で構成される記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体記憶装置では電界効果ト
ランジスタをメモリとして利用し、メモリ回路が構成さ
れる。また、この様なメモリ回路の構成には、記憶手段
であるトランジスタとは別に情報読み出し時に希望のメ
モリを選択する為のトランジスタが必要であり、メモリ
回路は2トランジスタ/セル構造で構成される。
【0003】半導体産業の発展にともない、不揮発性記
憶装置の集積化が望まれ、メモリ回路を1トランジスタ
/セル構造で構成することが考えだされた(特開昭58ー2
1871)。以下に1トランジスタ/セル構造のメモリセル
について説明する。図8にメモリセルを構成断面略図で
示す。
【0004】図8に示すように、基板内(図示せず)に
設けられたP形シリコンウエル層3内にはN形ドレイン
層5及びソース層7が設けられている。基板上面でその
二層間の中央付近にはゲート酸化膜35(厚さ1.5〜3.0
nm)及びシリコン窒化膜(SiN膜)33(厚さ30〜60n
m)がこの順で積層され、ゲート構造体43を構成す
る。また、ゲート構造体43が形成された以外の基板上
面には、ゲート構造体43の両側に隣接する状態でシリ
コン酸化膜14(厚さ50〜100nm)が設けられている。
さらに、シリコン窒化膜33およびシリコン酸化膜14
の上面にはゲート電極17が形成されている。上記のゲ
ート構造体43を含むゲート構造を素子として考える
と、中央部に位置するMNOS(Metal-Nitride-Oxide-
Semicondactor)型メモリ1をMOS(Metal-Oxide-Sem
icondactor)型トランジスタ45で挟んだ構造である。
なお、MNOS型メモリ1及びMOS型トランジスタ4
5の閾電圧はともに正の値V1(V1<2[v])に調整
される。
【0005】上記のMNOS型メモリ1は、情報”0”
を記憶する状態(SiN膜33に電子がトラップされた状
態)と、情報”1”を記憶する状態(SiN膜33に電子
がトラップされていない状態)との二通りを取り得る。
この特徴を利用して記憶装置を提供することが出来る。
【0006】この二状態を、図9に示すメモリ1のヒス
テリシスループに基づいて説明する。図9の横軸はゲー
ト電圧Vgを表わし、縦軸は閾電圧Vthを表わす。ゲー
ト電圧Vgとは、メモリのゲート電極に印加された電圧
である。また、閾電圧Vthとは、ゲート電極に印加する
電圧を大きくしていった場合に、一定ドレイン電圧にお
いてソース・ドレイン間に電流が流れ出す時のゲート電
圧である。なお、閾電圧Vthは、以下の式によって与え
られる。
【0007】
【数1】
【0008】メモリ1に情報”0”を書込む場合、メモ
リ1のゲート電極17に10V程度の書き込みプログラミ
ング電圧を印加する。この時、ゲート電極17とチャン
ネル領域15間に発生する電界によって、チャンネル領
域15内の電子は高いエネルギーを持つようになり、い
くつかの電子はシリコン酸化膜35をトンネリングして
SiN膜33の中にはいり、トラップされる。この様な変
化によって、閾電圧VQ1は3V程度まで上昇する(図
9のQ1参照)。すなわち、メモリ1は、閾電圧3Vの
エンハンスメント形トランジスタとして働くようにな
る。すなわち、この状態が、メモリ1に情報”0”が書
込まれた状態である。なお、ゲート電圧が遮断されても
閾電圧はそのままの状態である(図9のR1参照)。
【0009】次に、情報”0”を消去する為にはトラッ
プされた電子をチャンネル領域15に戻してやる必要が
ある。従って、チャンネル領域15に10V程度の電圧を
印加し、情報の書込時とは反対方向の電界を発生させ
て、チャンネル領域15に電子を戻してやる。また、チ
ャンネル領域15の正孔が、シリコン酸化膜35をトン
ネリングして、トラップされる。この様な変化によっ
て、3V程度の閾電圧VQ1が−1V程度の閾電圧VS
1に変化する(図9のS1参照)。すなわち、メモリ1
は、閾電圧−1Vのディプレッション形トランジスタと
して働くようになる。情報”0”が消去されたこの状態
は、メモリ1が情報”1”を記憶した状態を意味する。
なお、ゲート電圧が遮断されても閾電圧はそのままの状
態である(図9のT1参照)。 情報の読み出しにおい
ては、ゲート電極17に電圧V1と電圧VQ1との中間
のセンス電圧Vddを印加するとともにメモリのドレイン
層5とソース層7間に2V程度の読み出し用電圧Vmを
印加した時にチャンネル領域15に電流が流れるかどう
かで、情報”0”が記憶されているか、情報”1”が記
憶されているかが判断される。
【0010】つまり、情報”0”が記憶されている場合
は、ゲート電極17に印加されたセンス電圧Vddはメモ
リ1の閾電圧VQ1(約3[v])より小さいが、メモリ
1の両側に隣接する様に設けられたMOS型トランジス
タ45の閾電圧V1よりは大きい。従って、チャンネル
領域23及び27は導通状態となるが、チャンネル領域
25は導通状態にはない。すなわち、チャンネル領域1
5には電流が流れない。一方、情報”1”が記憶されて
いる場合は、ゲート電極17に印加されたセンス電圧Vd
dはメモリ1の閾電圧VS1(約−1[v])及びMOS型
トランジスタ45の閾電圧V1のどちらよりも大きい。
従って、チャンネル領域23及び27及び25が全て導
通状態となる。すなわちチャンネル領域15に電流が流
れる。
【0011】上記のメモリセルをマトリクスに配列し、
各行の全てのメモリセルのゲート電極17を接続するゲ
ートラインを各行ごとに設けるとともに各列の全てのメ
モリセルのドレイン層5を接続するドレイン側ライン及
びソース層7を接続するソース側ラインを各列ごとに設
ける。上記の様にメモリ回路を構成することによって、
情報の書込、読み出し及び一括消去を正確に行うことが
出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メモリセルを用いた不揮発性記憶装置には次のような問
題点があった。
【0013】半導体産業の発展にともない、不揮発性半
導体記憶装置の微細化および集積化が要求されている。
その要求にこたえる為にも書込プログラミング電圧の低
電圧化が望まれている。MNOS型メモリにおいて、一
般に書込プログラミング電圧の低電圧の目的で窒化膜の
薄膜化が実施されている。なぜならば、情報を書込む為
には、電子がゲート酸化膜をトンネリングできるだけの
電界をゲート酸化膜に印加する必要があるが、酸化膜に
印加される書込プログラミング電圧の分圧比は窒化膜を
薄膜化することにより上昇する。従って、窒化膜を薄膜
化することによって、情報を書込む為に必要な最低電界
強度をより低い書込プログラミング電圧で得ることが出
来るからである。
【0014】ところが従来のメモリセルにおいては、シ
リコン窒化膜33をこれ以上薄膜化することが出来なか
った。というのは、シリコン窒化膜33をあまり薄膜化
すると、シリコン酸化膜35をトンネリングした電子が
シリコン窒化膜33内でトラップされずにゲート電極1
7に抜けてしまうからである。
【0015】また、シリコン窒化膜33の薄膜化によっ
て、情報消去時においてもシリコン酸化膜35をトンネ
リングした正孔がシリコン窒化膜33内でトラップされ
ずにゲート電極17に抜けてしまい、情報の消去が不完
全となることがあった。
【0016】一方、このメモリ装置を長期間使用した場
合、情報”0”を記憶するメモリセルでは、窒化膜33
にトラップされている電子がゲート電極17に漏れてし
まうことがあった。極端な場合には情報書き込み状態の
閾電位の低下の為、情報読み出し時に誤読み出しを起こ
すことがあった。装置の長期にわたる信頼性という点に
おいて問題であった。
【0017】また、ゲート電極17では正孔が発生する
ことがあるが、この時この正孔がシリコン窒化膜33を
介してシリコン酸化膜35にまで到達することがあっ
た。正孔がシリコン酸化膜35と衝突することによりシ
リコン酸化膜35が劣化することがあった。シリコン酸
化膜35の劣化がすすむと、トラップされている電子が
チャンネル領域15に戻ってしまう可能性が高くなる。
この場合、上記と同様に情報書き込み状態の閾電位の低
下の為、情報読み出し時に誤読み出しを起こすことがあ
った。装置の長期にわたる信頼性という点において問題
であった。
【0018】よって、本発明は、上記の様な問題点を解
決し、1トランジスタ/セル構造で構成されたメモリマ
トリクス回路において、低電圧で情報を書込むことが出
来きるとともに電荷保持性能に優れた不揮発性記憶装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体装
置は、第一導電型の半導体基板と、前記半導体基板内に
形成された第二導電型の少なくとも一対の拡散領域と、
前記半導体基板上の一対の拡散領域間の一部に設けられ
た第一絶縁膜と、前記半導体基板上の一対の拡散領域間
の一部に前記第一絶縁膜の両側に隣接するように設けら
れた第二絶縁膜と、前記第一絶縁膜の上に設けられた電
荷保持用の第三絶縁膜と、前記第三絶縁膜の上に設けら
れた第四絶縁膜と、前記第二絶縁膜及び前記第三絶縁膜
の上に設けられた制御電極とを備えたことを特徴として
いる。
【0020】請求項2に係る半導体装置は、請求項1の
半導体装置のおいて、少なくとも一対の拡散層はソース
層とドレイン層であり、制御電極はメモリゲート電極で
あることを特徴としている。
【0021】請求項3に係る半導体装置の使用方法は、
第一導電型の半導体領域と、前記半導体領域内に第二導
電型として形成され、ソース層およびドレイン層として
機能する少なくとも一対の拡散層と、前記半導体領域上
で一対の拡散領域間の一部に設けられた第一絶縁膜と、
前記半導体領域上で一対の拡散領域間に前記第一絶縁膜
と隣接するように設けられた第二絶縁膜と、前記第一絶
縁膜の上に設けられた電荷保持用の第三絶縁膜と、前記
第三絶縁膜の上に設けられた第四絶縁膜と、前記第二絶
縁膜及び前記第四絶縁膜の上に設けられ、メモリゲート
電極としての制御電極と、を備えた構造を持つメモリセ
ルをマトリクス状に配置するとともに、同一行に配置さ
れたメモリセルのメモリゲート電極を接続するワードラ
インを各行ごとに設け、同一列に配置されたメモリセル
のドレインを接続するドレイン側ラインを各列ごとに設
け、同一列に配置されたメモリセルのソースを接続する
ソース側ラインを各列ごとに設け、情報を書き込む際に
は、書込希望のメモリセルのメモリゲート電極を接続す
るワードラインに書込プログラミング電圧を印加すると
ともに書込希望のメモリセルのドレインを接続するドレ
イン側ラインを除く全てのドレイン側ラインにプログラ
ミング禁止電圧を印加すること、情報を読み出す際に
は、読み出し希望メモリセルのメモリゲート電極にセン
ス電圧を印加するとともに読み出し希望メモリセルのド
レイン層を接続するドレイン側ラインに読み出し用電圧
を印加し、読み出し希望メモリセルのドレイン及びソー
ス間を電流が流れるか否かを検出することを特徴として
いる。
【0022】請求項4に係る半導体装置の製造方法は、
第一導電型半導体基板の全面に第一絶縁膜、電荷保持用
の第三絶縁膜、第四絶縁膜をこの順に積層する工程と、
前記半導体基板上に形成された第一絶縁膜及び第三絶縁
膜及び第四絶縁膜を選択的に除去し、第一絶縁膜及び第
三絶縁膜及び第四絶縁膜より構成されるゲート積層体を
形成する工程と、前記基板表面を酸化することにより前
記ゲート積層体の両側の基板上面に第二絶縁膜を形成す
る工程と、前記ゲート積層体及び前記第二絶縁膜上面に
メモリゲート電極を形成する工程と、前記メモリゲート
電極をマスクとし、第二導電型不純物を注入・拡散し、
一対の第二導電型拡散領域を形成する工程とを備えたこ
とを特徴としている。
【0023】
【作用】請求項1、請求項2、請求項4に係る半導体装
置およびその製造方法では、電荷保持用の第三絶縁膜と
制御電極の間に設けられた第四絶縁膜は、情報書込み時
に第一絶縁膜をトンネリングし制御電極に流入しようと
する電子を、せき止める。また、情報消去時に第一絶縁
膜をトンネリングし制御電極に流入しようとする正孔
を、せき止める。
【0024】また、前記第四絶縁膜は、第三絶縁膜に捕
獲されている電子が制御電極に漏れるのを防止する。さ
らに、前記第四絶縁膜は、制御電極から発生する正孔が
第一絶縁膜に到達することを防ぐ。
【0025】請求項3の半導体装置の使用方法では、
一導電型の半導体領域と、前記半導体領域内に第二導電
型として形成され、ソース層およびドレイン層として機
能する少なくとも一対の拡散層と、前記半導体領域上で
一対の拡散領域間の一部に設けられた第一絶縁膜と、前
記半導体領域上で一対の拡散領域間に前記第一絶縁膜と
隣接するように設けられた第二絶縁膜と、前記第一絶縁
膜の上に設けられた電荷保持用の第三絶縁膜と、前記第
三絶縁膜の上に設けられた第四絶縁膜と、前記第二絶縁
膜及び前記第四絶縁膜の上に設けられ、メモリゲート電
極としての制御電極と、を備えた構造を持つメモリセル
をマトリクス状に配置するとともに、同一行に配置され
たメモリセルのメモリゲート電極を接続するワードライ
ンを各行ごとに設け、同一列に配置されたメモリセルの
ドレインを接続するドレイン側ラインを各列ごとに設
け、同一列に配置されたメモリセルのソースを接続する
ソース側ラインを各列ごとに設け、情報を書き込む際に
は、書込希望のメモリセルのメモリゲート電極を接続す
るワードラインに書込プログラミング電圧を印加すると
ともに書込希望のメモリセルのドレインを接続するドレ
イン側ラインを除く全てのドレイン側ラインにプログラ
ミング禁止電圧を印加すること、情報を読み出す際に
は、読み出し希望メモリセルのメモリゲート電極にセン
ス電圧を印加するとともに読み出し希望メモリセルのド
レイン層を接続するドレイン側ラインに読み出し用電圧
を印加し、読み出し希望メモリセルのドレイン及びソー
ス間を電流が流れるか否かを検出することを特徴として
いる。
【0026】従って、1トランジスタ/セル構造で構成
された半導体装置において誤書込及び誤読み出しを防止
する。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例による不揮発性記憶装置の
メモリセルについて以下に説明する。図1にそのメモリ
セルの断面構成略図を示す。
【0028】基板(図示省略)に設けられた第一導電型
の半導体領域であるP形シリコンウエル層3には、第二
導電型の一対の拡散領域であるN形ドレイン層5及びN
形ソース層7が設けられる。基板表面上で、ドレイン層
5とソース層7間の中央部分には第一絶縁膜であるシリ
コン酸化膜9(厚さ2nm程度)、電荷保持用の第三絶
縁膜であるシリコン窒化(SiN)膜11(厚さ10nm
程度)、第四絶縁膜であるシリコン酸化膜13(厚さ5
nm程度)がこの順に積層され、ゲート積層体12が構
成される。また、ゲート積層体12の両側には、ドレイ
ン層5及びソース層7に達するように第二絶縁膜である
シリコン酸化膜14(厚さ40nm程度)が設けられ
る。シリコン酸化膜13及びシリコン酸化膜14の上面
には制御電極であるポリシリコン膜17が形成される。
なお、この制御電極は、ドレイン層5とソース層7間の
領域(以下チャンネル領域15と呼ぶ)を制御できるよ
う形成される。また、チャンネル領域15のうち、シリ
コン酸化膜14の下位に位置する部分をそれぞれチャン
ネル領域23、27と呼び、ゲート積層体12の下位に
位置する部分をチャンネル領域25と呼ぶ。
【0029】上記のメモリセルにおいて、ゲート積層体
12を含むゲート構造を素子として考えると、ゲート構
造の中央部に位置するM0NOS(Metal-Oxide-Nitrid
e-Oxide-Semicondactor)型メモリ2をMOS(Metal-O
xide-Semicondactor)型トランジスタ45で挟んだ構造
である。なお、MONOS型メモリの閾電圧及びMOS
型トランジスタ45の閾電圧は正の値V2(V2<3
[v])に調整される。すなわち、エンハンスメント形ト
ランジスタとして働く。
【0030】上記のMONOS型メモリ2は、情報”
0”を記憶する状態(SiN膜11に電子がトラップされ
た状態)と、情報”1”を記憶する状態(SiN膜11に
電子がトラップされていない状態)との二通りを取り得
る。この特徴を利用して記憶装置を提供することが出来
る。
【0031】この二状態を、図3に示すメモリ2のヒス
テリシスループに基づいて説明する。メモリ2に情報”
0”を書込む場合、メモリ2のゲート電極17に6V程
度の書き込みプログラミング電圧VP1を印加する。この
時、ゲート電極17とチャンネル領域15間に発生する
電界によって、チャンネル領域15内の電子は高いエネ
ルギーを持つようになり、いくつかの電子はシリコン酸
化膜9をトンネリングしてSiN膜11に流入し、SiN膜1
1内を移動する。この移動中の電子は、バリアとして作
用するシリコン酸化膜13によりせき止められる。よっ
て、その電子はゲート電極17に抜けることなくSiN膜
11内でトラップされる。この様な変化にって、閾電圧
VQ2が3V程度まで上昇する(図3のQ2参照)。す
なわち、メモリ2は、閾電圧3Vのエンハンスメント形
トランジスタとして働くようになる。すなわち、この状
態が、メモリ2に情報”0”が書込まれた状態である。
なお、ゲート電圧が遮断されても閾電圧はそのままの状
態である(図3のR2参照)。
【0032】次に、情報”0”を消去する為にはトラッ
プされた電子をチャンネル領域15に戻してやる必要が
ある。従って、チャンネル領域15に6V程度のプログ
ラミング電圧VP2を印加し、情報の書込時とは反対方向
の電界を発生させて、チャンネル領域15に電子を戻し
てやる。同時に、この電界により、チャンネル領域15
の正孔はシリコン酸化膜9をトンネリングし、上述の電
子と同様にゲート電極17に抜けることなくSiN膜11
内でトラップされる。この様な変化によって、3V程度
の閾電圧が−1V程度の閾電圧VS2に変化する(図3
のS2参照)。すなわち、メモリ2は、閾電圧−1Vの
ディプレッション形トランジスタとして働くようにな
る。情報”0”が消去されたこの状態は、メモリ1が情
報”1”を記憶した状態を意味する。なお、ゲート電圧
が遮断されても閾電圧はそのままの状態である(図3の
T2参照)。
【0033】情報の読み出しにおいては、ゲート電極1
7に電圧V2と電圧VQ2との中間のセンス電圧Vddを
印加するとともにメモリのドレイン層5とソース層7間
にある一定の読み出し用電圧Vmを印加した時にチャン
ネル領域15に電流が流れるかどうかで、情報”0”が
記憶されているか、情報”1”が記憶されているかが判
断される。
【0034】詳しく述べると、情報”0”が記憶されて
いる場合は、ゲート電極17に印加されたセンス電圧V
ddはメモリ2の閾電圧VQ2(約3[v])より小さい
が、メモリ2の両側に隣接する様に設けられたMOS型
トランジスタ45の閾電圧V2よりは大きい。従って、
チャンネル領域23及び27は導通状態となるが、チャ
ンネル領域25は導通状態にはない。すなわち、チャン
ネル領域15には電流が流れない。
【0035】一方、情報”1”が記憶されている場合
は、ゲート電極17に印加されたセンス電圧Vddはメモ
リ2の閾電圧VS2(約−1[v])及びMOS型トラン
ジスタ45の閾電圧V2のどちらよりも大きい。従っ
て、チャンネル領域23及び27及び25が全て導通状
態となる。すなわちチャンネル領域15に電流が流れ
る。
【0036】本発明の一実施例による不揮発性記憶装置
は、上記のメモリセルをマトリクス状に配列するととも
に1トランジスタ/セル構造で構成される。例えば、4
個のメモリセルで構成されたメモリ回路の概念図を図2
に示す。図2に基づいてメモリ回路の構成について以下
に説明する。
【0037】メモリセル2A及び2Bのゲート電極17
にはワードラインW1、メモリセル2C及び2Dのゲー
ト電極17にはワードラインW2がそれぞれ配線され
る。また、メモリセル2A及び2Cのドレイン層5には
ドレイン側ラインD1、メモリセル2B及び2Dのドレ
イン層5にはドレイン側ラインD2がそれぞれ配線され
る。さらに、メモリセル2A及び2Cのソース層7には
ソース側ラインS1、メモリセル2B及び2Dのソース
層7にはソース側ラインS2がそれぞれ配線される。な
お、各メモリセルのウエル層3にはウエルラインWEL
が接続されている。
【0038】次に、図4に情報の書込、読み出し及び消
去時のワードライン、ドレイン側ライン、ソース側ライ
ン、ウエルラインの電位状態を示す。まず、図2及び図
4に基づいて希望のメモリセルに情報を書込む場合につ
いて説明する。
【0039】例えばメモリセル2Aを選択し、情報”
0”を書込む際には、ロウデコーダ19によりワードラ
インW1に6V程度の書き込みプログラミング電圧VP1
を印加し、ドレイン側ラインD2に4V程度のプログラ
ミング禁止電圧Viを印加することにより行われる。な
お、ソース側ラインS1及びS2はオープンにし、ワー
ドラインW2、ドレイン側ラインD1及びウエルライン
WELは接地される。
【0040】この時、選択メモリセル2Aでは、ゲート
電極17にプログラミング電圧VP1が印加されているの
で、上述したようにウエル層3・ゲート電極17間に発
生した電界によって電子がシリコン窒化膜11にトラッ
プされる。この状態は、メモリセル2Aが情報”0”を
記憶した状態である。
【0041】一方、非選択メモリセルであるメモリ2B
では、ゲート電極17にプログラミング電圧VP1が印加
されているがドレイン層5にプログラミング禁止電圧V
iが印加されているので、情報を書込む為に必要な電界
は発生しない。また、他の非選択メモリセルであるメモ
リセル2C及び2Dでは、ゲート電極17に書き込みプ
ログラミング電圧が印加されておらず、電界も発生しな
い。すなわち、情報は書込まれない。
【0042】次に、図2及び図4に基づいて、希望のメ
モリセルの情報の読み出しについて説明する。例えばメ
モリセル2Aを選択し、情報を読み出す際には、ロウデ
コーダ19によりワードラインW1に2V程度のセンス
電圧Vddを印加し、ドレイン側ラインD1に2V程度の
読み出し用電圧Vmを印加することにより行われる。な
お、ドレイン側ラインD2及びソース側ラインS2はオ
ープンにし、ワードラインW2、ソース側ラインS1及
びウエルラインWELは接地される。
【0043】この時、選択メモリセル2Aが情報”0”
を記憶する(シリコン窒化膜に電子がトラップされた)
状態の場合、ゲート電極17にセンス電圧Vddが印加さ
れているので、上述したようにチャンネル領域23及び
27は導通状態となるが、チャンネル領域25は導通状
態にはない。すなわち、チャンネル領域15は全体とし
て導通状態にない。また、ドレイン側ラインD1と接続
する非選択メモリセル2Cは、ゲート電極17にセンス
電圧Vddが印加されていないから記憶する情報の種類に
かかわらずチャンネル領域15は導通状態にない。従っ
て、ドレイン側ラインD1を流れる電流はメモリセル2
Aには漏れず、そのままコラムデコーダ21に入力され
る。
【0044】一方、メモリセル2Aが情報”1”を記憶
する(シリコン窒化膜に電子がトラップされていない)
状態の場合、ゲート電極17にセンス電圧Vddが印加さ
れているので、上述したように、チャンネル領域23、
25、27は全て導通状態となる。すなわちチャンネル
領域15は導通状態にある。また、上記と同じ理由から
非選択メモリセル2Dは導通状態にない。従って、ドレ
イン側ラインD1を流れる電流はメモリセル2Aのチャ
ンネル領域15を流れ、ソース側ラインS1を介して接
地電位に落ちる。すなわち、コラムデコーダ21には電
流が入力されない。なお、非選択メモリセル2B及び2
Dを接続するドレイン側ラインには読み出し用電圧Vm
が印加されていない。この様にして、コラムデコーダ2
1に電流が入力されるか否かで、情報は識別され、読み
出される。
【0045】最後に、図2及び図4に基づいて情報”
0”をワードラインごとに消去する場合について説明す
る。例えばワードラインW1に接続するメモリセル2A
及び2Bの情報”0”を消去する際には、ワードライン
W1に−6V程度のプログラミング電圧VP2を印加し、
ウエル層3を接地することにより行われる。なお、ドレ
イン側ラインD1及びD2とソース側ラインS1及びS
2はオープンにし、ワードラインW2は接地される。
【0046】この時、メモリセル2A及び2Bでは、ゲ
ート電極17にプログラミング電圧VP2が印加されてい
るので、上述したようにウエル層3・ゲート電極17間
に発生した情報”0”書込時とは反対方向の電界によっ
てシリコン窒化膜11にトラップされている電子はウエ
ル層3に戻る。この状態は、メモリセルの消去状態、つ
まり情報”1”を記憶した状態である。なお、ワードラ
インW2に接続するメモリセル2C及び2Dでは、ゲー
ト電極にプログラミング電圧VP2が印加さていないから
電界は発生せず、当然情報の消去も行われない。
【0047】次に、このメモリ回路の製造方法につい
て、メモリセル部を中心に説明する。図5、図6及び図
7は製造工程を説明する為の図である。
【0048】方位(100)のN形シリコン基板4(厚
さ2ー5Ωcm)を準備し、その上面からボロン
(B+)を打込み拡散し、P形ウエル層3を形成する
(図5A)。次に、LOCOS法によりフィールド酸化
膜6で素子分離領域を形成する(図5B)。次に、基板
上にシリコン酸化膜9(厚さ2nm程度)、シリコン窒
化膜11(厚さ10nm)さらにシリコン酸化膜13
(厚さ5nm程度)をこの順で堆積させる(図5C)。
【0049】次に、マスクのパターンニングにより上述
の積層部を選択的カットし、シリコン窒化膜11をシリ
コン酸化膜9、13で挟んだゲート積層体12を形成す
る(図6A)。次に、熱酸化によりシリコン表面を酸化
し、ゲート積層体12の両側に厚さ40nm程度のシリ
コン酸化膜14を形成する(図6B)。
【0050】次に、これらの上面でゲート積層体12及
びその両側のシリコン酸化膜14の一部にまで達するよ
うにゲート電極17を形成する(図6C)。次に、ゲー
ト電極17をマスクとし、N形不純物、例えばひ素を注
入・拡散し、N+ドレイン層5およびN+ソース層7を形
成する(図7A)。次に、シリコン酸化膜等の層間絶縁
膜29を成長させ、層間絶縁膜29に所要のコンタクト
正孔を形成する。さらに、AlーSi等の金属層31を
用いて、各電極の金属配線を形成する。
【0051】本発明に係る製造方法では、上記の様にシ
リコン酸化膜9(厚さ2nm程度)、シリコン窒化膜1
1(厚さ10nm程度)、シリコン酸化膜13(厚さ5
nm程度)から構成されるゲート積層体12を形成した
後に基板表面から熱酸化することによって第二絶縁膜で
ある厚さ40nm程度のシリコン酸化膜14を形成する
ことを特徴としている。従って、この時ゲート積層体1
2の最上部のシリコン酸化膜13の膜厚をほぼ5nm程
度に保ちつつ、シリコン基板4上面に膜厚40nm程度
のシリコン酸化膜14を形成することが出来る。なお、
この熱酸化によってシリコン酸化膜13の膜厚も若干成
長するが、この様な成長分をあらかじめ見越してシリコ
ン酸化膜13の膜厚を設定すると良い。
【0052】なお、上記実施例では、第一導電型をP型
とし第二導電型をN型としたが、第一導電型をP型と
し、第二導電型をN型としてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項4に係る半
導体装置およびその製造方法では、電荷保持用の第三絶
縁膜と制御電極の間に設けられた第四絶縁膜は、情報書
込み時に第一絶縁膜をトンネリングし制御電極に流入し
ようとする電子を、せき止める。また、情報消去時に第
一絶縁膜をトンネリングし制御電極に流入しようとする
正孔を、せき止める。
【0054】従って、電荷保持用の第三絶縁膜の膜厚を
薄膜化することが可能となり、ひいては書込電圧及び消
去電圧の低電圧化を達成できる。
【0055】また、前記第四絶縁膜は、第三絶縁膜に捕
獲されている電子が制御電極に漏れるのを防止する。
【0056】従って、半導体装置の電荷保持性能が向上
する。
【0057】さらに、前記第四絶縁膜は、制御電極から
発生する正孔が第一絶縁膜に到達することを防ぐ。
【0058】従って、正孔による第一絶縁膜の損傷に起
因する第一絶縁膜の劣化を防止する。よって、第一絶縁
膜の劣化よる捕獲電子の基板内への戻りを防止する。つ
まり、半導体装置の電荷保持性能が向上する。
【0059】請求項3の半導体装置の使用方法では、
一導電型の半導体領域と、前記半導体領域内に第二導電
型として形成され、ソース層およびドレイン層として機
能する少なくとも一対の拡散層と、前記半導体領域上で
一対の拡散領域間の一部に設けられた第一絶縁膜と、前
記半導体領域上で一対の拡散領域間に前記第一絶縁膜と
隣接するように設けられた第二絶縁膜と、前記第一絶縁
膜の上に設けられた電荷保持用の第三絶縁膜と、前記第
三絶縁膜の上に設けられた第四絶縁膜と、前記第二絶縁
膜及び前記第四絶縁膜の上に設けられ、メモリゲート電
極としての制御電極と、を備えた構造を持つメモリセル
をマトリクス状に配置するとともに、同一行に配置され
たメモリセルのメモリゲート電極を接続するワードライ
ンを各行ごとに設け、同一列に配置されたメモリセルの
ドレインを接続するドレイン側ラインを各列ごとに設
け、同一列に配置されたメモリセルのソースを接続する
ソース側ラインを各列ごとに設け、情報を書き込む際に
は、書込希望のメモリセルのメモリゲート電極を接続す
るワードラインに書込プログラミング電圧を印加すると
ともに書込希望のメモリセルのドレインを接続するドレ
イン側ラインを除く全てのドレイン側ラインにプログラ
ミング禁止電圧を印加すること、情報を読み出す際に
は、読み出し希望メモリセルのメモリゲート電極にセン
ス電圧を印加するとともに読み出し希望メモリセルのド
レイン層を接続するドレイン側ラインに読み出し用電圧
を印加し、読み出し希望メモリセルのドレイン及びソー
ス間を電流が流れるか否かを検出することを特徴として
いる。よって、1トランジスタ/セル構造で構成された
半導体装置において誤書込及び誤読み出しを防止する。
【0060】従って、1トランジスタ/セル構造の半導
体装置を提供し、装置の集積度を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるメモリセルの構成概念
図である。
【図2】本発明の一実施例によるメモリ回路の構成略図
である。
【図3】本発明の一実施例によるメモリ2の閾電位のヒ
ステリシスループを示す図である。
【図4】情報の書込、読み出し、消去時における各配線
ラインの電位状態を示す為の図である。
【図5】本発明の一実施例によるメモリ回路の製造工程
を示す図である。
【図6】本発明の一実施例によるメモリ回路の製造工程
を示す図である。
【図7】本発明の一実施例によるメモリ回路の製造工程
を示す図である。
【図8】従来のメモリセルの断面構成略図である。
【図9】従来のメモリ2の閾電位のヒステリシスループ
を示す図である。
【符号の説明】
3・・・P形ウエル層 5・・・N形ドレイン層 7・・・N形ソース層 9・・・シリコン酸化膜 11・・・シリコン窒化膜 12・・・ゲート積層体 13・・・シリコン酸化膜 14・・・シリコン酸化膜 17・・・ポリシリコン膜 W1、W2・・・ワードライン D1、D2・・・ドレイン側ライン S1、S2・・・ソース側ライン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−130498(JP,A) 特開 平4−337672(JP,A) 特開 平3−254160(JP,A) 特開 平3−242978(JP,A) 特開 平3−82082(JP,A) 特開 昭59−21072(JP,A) 特開 昭59−11682(JP,A) 特開 昭59−967(JP,A) 特開 昭58−139394(JP,A) 特開 昭58−58773(JP,A) 特開 昭55−56664(JP,A) 特開 昭58−500683(JP,A) 特開 昭56−501028(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一導電型の半導体領域と、 前記半導体領域内に第二導電型として形成され、ソース
    層およびドレイン層として機能する少なくとも一対の拡
    散層と、 前記半導体領域上で一対の拡散領域間の一部に設けられ
    た第一絶縁膜と、 前記半導体領域上で一対の拡散領域間に前記第一絶縁膜
    と隣接するように設けられた第二絶縁膜と、 前記第一絶縁膜の上に設けられた電荷保持用の第三絶縁
    膜と、 前記第三絶縁膜の上に設けられた第四絶縁膜と、 前記第二絶縁膜及び前記第四絶縁膜の上に設けられ、メ
    モリゲート電極としての制御電極と、 を備えた構造を持つメモリセルをマトリクス状に配置す
    るとともに、 同一行に配置されたメモリセルのメモリゲート電極を接
    続するワードラインを各行ごとに設け、 同一列に配置されたメモリセルのドレインを接続するド
    レイン側ラインを各列ごとに設け、 同一列に配置されたメモリセルのソースを接続するソー
    ス側ラインを各列ごとに設け、情報を書き込む際には、
    書込希望のメモリセルのメモリゲート電極を接続するワ
    ードラインに書込プログラミング電圧を印加するととも
    に書込希望のメモリセルのドレインを接続するドレイン
    側ラインを除く全てのドレイン側ラインにプログラミン
    グ禁止電圧を印加すること、 情報を読み出す際には、読み出し希望メモリセルのメモ
    リゲート電極にセンス電圧を印加するとともに読み出し
    希望メモリセルのドレイン層を接続するドレイン側ライ
    ンに読み出し用電圧を印加し、読み出し希望メモリセル
    のドレイン及びソース間を電流が流れるか否かを検出す
    ること、 を特徴とする半導体装置の使用方法。
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