JP3186193U - 携帯用小物入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】 装着感が低下することを防止することができる携帯用小物入れを提供する。
【解決手段】 上下方向及び左右方向に延在する背面13を含む周囲面11と、背面13上において左右方向に延在し、両端が周囲面11に取り付けられている上側取付部4と、背面13上の上側取付部4の下方において左右方向に延在し、両端が周囲面11に取り付けられている下側取付部5と、を含む収納部1と、使用者の服飾品に留めることができるように構成されている留め具6と、留め具6に連結され、上側取付部4及び下側取付部5の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する掛止部7と、を有する連結体2と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、携帯する小物の収納に適した携帯用小物入れに関する。
従来から身体に装着することができる小物入れが知られている(例えば特許文献1参照)。
この小物入れは、上端部に開口部が形成されたケース部と、使用時において正面から見えないようにケース部背面側に固着された一対のサスペンダークリップとを備えている。そして、サスペンダークリップを使用者の衣服に取り付けることによって、ケース部を使用者の身体に留めることができる。
登録実用新案第3129238号公報
しかし、特許文献1に記載の小物入れは、取り付ける場所によっては、ケース部の開口部がサスペンダークリップに対して比較的上方に位置するために、使用者が腰を曲げたときなどにおいて、使用者の腹部と収納部の上端部とが接触し、この小物入れの装着感が悪化するという問題があった。
上記課題を解決するため、本考案のある態様に係る携帯用小物入れは、上下方向及び左右方向に延在する背面を含む周囲面と、前記背面上において左右方向に延在し、両端が前記周囲面に取り付けられている上側取付部と、前記背面上の前記上側取付部の下方において左右方向に延在し、両端が前記周囲面に取り付けられている下側取付部と、を含む収納部と、使用者の服飾品に留めることができるように構成されている留め具と、前記留め具に連結され、前記上側取付部及び前記下側取付部の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する掛止部と、を有する連結体と、を備える。
この構成によれば、携帯用小物入れの取付場所に応じて、連結体を上側取付部及び下側取付部の何れか一方に選択的に掛止することによって、携帯用小物入れの装着感が悪化することを防止することができる。また、携帯用小物入れと、この携帯用小物入れが装着される服飾品とを調和させることができる。
前記上側取付部及び前記下側取付部は、左右に並ぶように一対設けられ、前記連結体は、前記左側の上側取付部及び前記左側の下側取付部の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する左側掛止部を有する左側連結体と、前記右側の上側取付部及び前記右側の下側取付部の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する右側掛止部を有する右側連結体と、を含んでいてもよい。
この構成によれば、収納部の取付姿勢が傾くことを防止することができる。
前記掛止部は、前記留め具から下方に延在し、前記収納部の前記背面と前記上側取付部との間の空間及び前記収納部の前記背面と前記下側取付部との間の空間の何れか一方に選択的に挿通される帯部と、前記帯部の下端部と前記帯部の下端部より上端側の部分とを着脱自在に連結する連結部と、を有する留め具と、を備えていてもよい。
この構成によれば、掛止部の構成を簡素化することができ、製造に有利、且つ、製造コストも安価となる。
前記留め具は、第1挟持部が形成されている第1挟持板と、前記第1挟持部と対向する第2挟持部が形成されている第2挟持板と、倒伏位置において、前記第2挟持部が前記第1挟持部に対して相対的に接近するように構成され、起立位置において、前記第2挟持部が前記第1挟持部に対して相対的に離隔するように構成され、前記倒伏位置において前記第2挟持板から見て第1挟持板が位置する側とは反対側に位置する操作レバーと、を備え、上側取付部は、前記下側取付部に掛止した前記留め具の倒伏位置に位置する操作レバーと前記第2挟持板との間に位置させることができるように配置されていてもよい。
この構成によれば、正面が下方を向くように取付姿勢が乱れることを防止することができる。
前記収納部は、背面に形成された左右に並ぶ一対の挿通孔を有していてもよい。
この構成によれば、安全ピンを用いて携帯用小物入れを使用者の服飾品に取り付けることができる。
本考案は、装着感が悪化することを防止することができるという効果を奏する。
本考案の実施の形態に係る携帯用小物入れの構成例を示す背面斜視図である。 図1の携帯用小物入れの構成例を示す正面斜視図であり、収納部の蓋を開けた状態を示す図である。 図1の携帯用小物入れの連結体の構成例を示す斜視図である。 図1の携帯用小物入れの構成例を示す背面図であり、一対の連結体を上側取付部に取り付けた状態を示す図である。 図1の携帯用小物入れの使用例1を示す図であり、携帯用小物入れをスカートのウエスト部分に取り付けた状態を示す図である。 図1の携帯用小物入れの使用例2を示す図であり、携帯用小物入れを鞄の開口部の上端縁に取り付けた状態を示す図である。 図1の携帯用小物入れの使用例3を示す図であり、携帯用小物入れをワンピースのウエスト回りに取り付けた状態を示す図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本考案が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態)
図1は、本考案の実施の形態に係る携帯用小物入れ100の構成例を示す背面斜視図である。図2は、携帯用小物入れ100の正面斜視図であり、収納部1の蓋18を開けた状態を示す図である。
図1及び図2に示すように、携帯用小物入れ100は、収納部1と、一対の連結体2と、を備える。
収納部1は、化粧品、携帯電話、ハンカチ、ポケットティッシュペーパー等の小物を収納する部分であり、本体3と、一対の上側取付部4と、一対の下側取付部5とを含む。
本体3は、内部に収納空間10が形成されている袋状体であり、例えば、1以上の布、皮革等の柔軟な布状体を縫合して形成することができる。本体3は、後述する使用時において使用者の身体に面する背面13を含む周囲面11を有する。
本実施の形態において、本体3は、略台形に形成された互いに対峙する正面12及び背面13を有する。そして、正面12及び背面13は、下縁が連なるように一体的に形成され、1枚の布状体によって構成されている。なお、以下では説明の便宜上、背面13から正面12に向かう方向を前、その反対方向を後ということがある。また、正面視(前方から後方を見たとき)において、上、下、左、及び右の各方向をそれぞれ単に上、下、左、及び右ということがある。
そして、本体3は、背面13に形成された一対の挿通孔9を有する。この一対の挿通孔9は、安全ピン131(図7参照)の針を挿通するための孔であり、背面13を構成する布状体の表面と裏面とを接続するように形成されている。一対の挿通孔9は、所定の間隔をあけて左右に並んで形成されている。本実施の形態においては、挿通孔9が後述する一対の上側取付部4と一対の下側取付部5との間の領域に形成されている形態を例示したが、これに限られるものではない。
また、本体3は、左側面14及び右側面15を有し、それぞれ1枚の布状体によって構成されている。左側面14を構成する布状体の前側の側縁は、正面12を構成する布状体の左側縁に縫合され、左側面14を構成する布状体の後側の側縁は、背面13を構成する布状体の左側の側縁に縫合されている。また、右側面15を構成する布状体の前側の側縁は、正面12を構成する布状体の右側の側縁に縫合され、右側面15を構成する布状体の後側の側縁は、背面13を構成する布状体の右側縁に縫合されている。これら、左側面14及び右側面15は、下から上に向かうに従って幅寸法が大きくなるように形成されている。したがって、本体3の収納空間10は、側面視において上方に向かうにしたがって拡がるように形成されている。
更に、本体3は、上下方向に延在する仕切り16を備えている。仕切り16は、左端部が左側面14を構成する布状体の幅方向中央部に縫合され、右端部が右側面15を構成する布状体の幅方向中央部に縫合されている。これによって、本体3の収納空間10は、前後に並ぶ2つの空間に区画され、物品を整理して各空間に収納することができるようになっている。
そして、本体3の正面12、背面13、左側面14及び右側面15の上端によって囲まれる領域は、本体3の開口部17を構成している。したがって、この開口部17を通じて収納空間10に物品を入れたり、収納空間10から物品を取り出したりすることができるようになっている。
そして、左側面14及び右側面15を構成する布状体の前側の側縁から仕切り16までの領域は、その幅方向中央部が収納空間10に向かって凹むように癖付られ、マチ部を構成している。また、左側面14及び右側面15を構成する布状体の仕切り16から後側の側縁までの領域も、その幅方向中央部が収納空間10に向かって凹むように癖付けられ、マチ部を構成している。これによって、正面12の上端を背面13の上端に近づけると、左側面14及び右側面15は、マチ部で折り畳まれるようになっている。したがって、本体3の前後方向の寸法を縮小させて、収納部1を扁平な形状とすることができ、持ち運びに有利となる。また、収納空間10に物品を出し入れするときは、正面12の上端と背面13の上端とを引き離して、開口部17を拡開することによって、収納空間10への物品の出し入れを容易に行うことができる。
そして、本体3は、舌状に形成された蓋18を有する。蓋18は、一枚の布状体によって構成されている。そして、蓋18は、基端部が背面13を構成する布状体の上縁部に縫合され、蓋18の基端部から中間部までの領域で開口部17を覆うことができるように形成されている。
更に、本体3は、蓋18の先端部を正面12に係止する係止部19を有する。本実施の形態において、係止部19は、例えば、面ファスナーであって、蓋18の先端部に固着されたフック状の起毛部を有する第1起毛部材19aと、第1起毛部材19aのフック上の起毛部を引っ掛けることができるループ状の起毛部を有する正面12に固着された第2起毛部材19bを有する。なお、係止部19は、上記構成に限定されるものではなく、種々の固定手段を適用することができる。
本体3の形態は、上記形態に限定されるものではなく、用途、収納物の形状等に応じて、種々の形態を適用することができる。
一対の上側取付部4は、背面13上において左右方向に延在し、両端が周囲面11に取り付けられている。本実施の形態において、一対の上側取付部4は、一本の帯状体21で構成されている。この帯状体21の左側の端部は、背面13を構成する布状体と左側面14を構成する布状体との間に挟み込まれた上で、これらの布状体と共に一体的に縫合されている。また、帯状体21の右側の端部は、背面13を構成する布状体と右側面15を構成する布状体との間に挟み込まれた上で、これらの布状体と共に一体的に縫合されている。更に、帯状体21の左右方向における中間部21aは、背面13を構成する布状体に縫合されている。この帯状体21の左側の端部から中間部21aまでの領域が左側の上側取付部4を構成し、帯状体21に中間部21aから右側の端部までの領域が右側の上側取付部4を構成する。したがって、一対の上側取付部4は、左右に並ぶように設けられている。
一対の下側取付部5は、背面13上の上側取付部4の下方において左右方向に延在し、両端が周囲面11に取り付けられている。本実施の形態において、一対の下側取付部5は、一本の帯状体22で構成されている。この帯状体22の左側の端部は、背面13を構成する布状体と左側面14を構成する布状体との間に挟み込まれた上で、これらの布状体と共に一体的に縫合されている。また、帯状体22の右側の端部は、背面13を構成する布状体と右側面15を構成する布状体との間に挟み込まれた上で、これらの布状体と共に一体的に縫合されている。更に、帯状体22の左右方向における中間部22aは、背面13を構成する布状体に縫合されている。この帯状体22の左側の端部から中間部21aまでの領域が左側の上側取付部4を構成し、帯状体22に中間部21aから右側の端部までの領域が右側の上側取付部4を構成する。したがって、一対の下側取付部5は、左右に並ぶように設けられている。
図3は、携帯用小物入れ100の連結部2を示す斜視図である。
連結体2は、収納部1を例えば使用者の服飾品に留めることによって、収納部1と使用者の身体とを連結するものである。連結体2は、留め具6と、掛止部7と、を有する。
留め具6は、例えば、使用者の服飾品に留めることができるように構成され、本実施の形態においては、所謂サスペンダークリップを例示している。
すなわち、図3に示すように、留め具6は、第1挟持板31と、第2挟持板32と、一対の支持部36と、操作レバー38と、押圧板39とを備える。
第1挟持板31は、板状体であり、一端部に第1挟持部33が形成されている。第1挟持部33は、例えば、第1挟持板31を構成する板状体の一方の面から突出する突起である。
第2挟持板32は、板状体であり、一端部に第2挟持部34が形成されている。第2挟持部34は、第1挟持部33と対向して位置するように形成された第2挟持板32を構成する板状体の一方の面から突出する突起である。また、第2挟持板32は、他端部32aが第1挟持板31の他端部31aに連結されている。第1挟持板31と第2挟持板32とは、弾性を有する樹脂材によって構成されており、第1挟持部33と第2挟持部34とが離間する方向に付勢力が生じるように構成されている。
一対の支持部36は、それぞれ柱状体である。一対の支持部36のうち、一方の支持部36は基端部が第1挟持板31の一方の側縁に連なるように設けられ、他方の支持部36は基端部が第1挟持板31の他方の側縁に連なるように設けられている。そして、一対の支持部36は、第1挟持板31から第2挟持板32に向かう方向に延びている。そして、支持部36の先端部は、第2挟持板32から見て第1挟持板31が位置する側とは反対側に位置している。
操作レバー38は、板状体であり、基端部が一対の支持部36の先端部に、第1挟持板31の幅方向に延びる回動軸線L1周りに倒伏位置と起立位置との間で回動自在に取り付けられている。したがって、操作レバー38は、第2挟持板32から見て第1挟持板31が位置する側とは反対側に位置する。そして、操作レバー38の倒伏位置とは、操作レバー38が第1挟持板31の延在方向に延びる位置である。また、操作レバー38の起立位置とは、操作レバー38の先端部が第2挟持板32から離れるように操作レバー38を倒伏位置から略90度回転させた位置であり、操作レバー38の基端部から先端部に向かう方向が第1挟持板31から第2挟持板32に向かう方向と略一致する位置である。そして、操作レバー38が倒伏位置に位置すると仮定した場合において、操作レバー38の基端部から第1挟持板31及び第2挟持板32が位置する方向に突出する突起38aを有する。
押圧板39は、弾性を有する薄肉の板状態であり、本実施の形態においては、スレンレス製の板材である。そして、押圧板39は、操作レバー38と第2挟持板32との間に位置しており、先端部及び基端部がそれぞれ第2挟持板32の先端部及び基端部に接している。そして、押圧板39の先端部と基端部との間の中間部は、操作レバー38側に隆起し、第2挟持板32と離間するように形成されている。さらに、第2挟持板32と離間する押圧板39の中間部は、倒伏状態の操作レバー38の突起38aによって押圧されるように構成されている。この押圧力によって、第2挟持板32は、上述の第2挟持板32の付勢力に抗し、第2挟持部34が第1挟持部33に対して相対的に接近するように構成されている。すなわち、操作レバー38が倒伏位置に位置する状態においては、第2挟持部34が第1挟持部33に対して相対的に接近するように構成されている。
また、操作レバー38を起立位置に位置させると、突起38aは、押圧板39から離れ、押圧板39の押圧が解除されるように構成されている。すなわち、操作レバー38が起立位置に位置する状態においては、第2挟持部34が第1挟持部33に対して相対的に離隔するように構成されている。
このように、留め具6は、操作レバー38を倒伏位置に位置させることによって、第2挟持部34が第1挟持部33に接近し、第1挟持部33及び第2挟持部34の間に位置するものを挟持することができるように構成されている。また、操作レバー38を起立位置に位置させることによって、挟持したものを開放することができるように構成されている。
図4は、携帯用小物入れ100の構成例を示す背面図であり、一対の連結体2を上側取付部5に取り付けた状態を示す図である。
掛止部7は、図1及び図4に示すように、上側取付部4及び下側取付部5の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止することができるものである。
本実施の形態において、掛止部7は、図1に示すように、帯状体である帯部42を含む。そして帯部42の基端部は、第2挟持部34と一体的に形成されている。また、掛止部7は、帯部42の基端部よりも先端側に、上側取付部4及び下側取付部5の何れか一方に対して選択的に係止することができる係止部41を有する。本実施の形態において、係止部41は、突起を有する雄部材と突起と係合する雌部材を有するスナップボタンであり、雄部材及び雌部材の一方は帯部42の先端部に取り付けられ、他方は帯部42の先端部よりも基端側に取り付けられている。
したがって、収納部1の背面13と上側取付部4との間に帯部42の先端部を挿入し、上側取付部4を帯部42の係止部41の雄部材と雌部材との間の領域に位置させた上で、雄部材と雌部材とを係合することによって、図4に示すように連結体2を上側取付部4に掛止することができる。
また、収納部1の背面13と下側取付部5との間に帯部42の先端部を挿入し、下側取付部5を帯部42の係止部41の雄部材と雌部材との間の領域に位置させた上で、雄部材と雌部材とを係合することによって、図1に示すように連結体2を下側取付部5に掛止することができる。
更に、掛止部7は、図4に示すように、連結体2を上側取付部4に掛止した状態において、連結体2の留め具6が収納部1の上端よりも上方に位置するように帯部42の長さ寸法が規定されている。
また、掛止部7は、図1に示すように、連結体2を下側取付部5に掛止した状態において、連結体2の留め具6が収納部1の上端よりも下方に位置するように帯部42の長さ寸法が規定されている。
更に、図1に示すように、上側取付部4は、連結体2を下側取付部5に掛止した状態において、倒伏位置に位置する操作レバー38と第2挟持板32との間に位置させることができるように配置されている。したがって、連結体2を下側取付部5に掛止した状態において、上側取付部4を倒伏位置に位置する操作レバー38と第2挟持板32とによって挟み込むことによって、留め具6が上側取付部4に係止され、連結体2が背面13から離れる方向に移動することを規制することができる。したがって、正面12が下方を向くように取付姿勢が乱れることを防止することができる。
このように、収納部1を連結体2によって使用者の服飾品に取り付け、携帯用小物入れ100を携帯することができるので、携帯用小物入れ100は、携帯に有利である。
そして、携帯用小物入れ100は、一対の連結体2を備えているので、服飾品に取り付けた携帯用小物入れ100の収納部1の取付姿勢が傾くことを防止することができる。これによって、運搬時に収納空間10に収納された物品が収納空間10から飛び出すことを防止することができる。
(使用例1)
次に、携帯用小物入れ100の使用例1を説明する。
図5は、携帯用小物入れ100の使用例を示す図であり、携帯用小物入れ100をスカート110のウエスト部分111に取り付けた状態を示す図である。
図5に示すように、本使用例では、携帯用小物入れ100を使用者が着用するスカート110のウエスト部分111に取り付ける場合の使用例について説明する。
まず、図4に示すように、携帯用小物入れ100の一対の連結体2を、収納部1の一対の上側取付部4に取り付ける。
次に、図3に示すように、留め具6の操作レバー38を起立位置に位置させ、第1挟持部33及び第2挟持部34を離間させる。
次に、図5に示すように、ウエスト部分111の上方から、ウエスト部分111と使用者の体の間に第1挟持板31を差し込み、ウエスト部分111を第1挟持部33と第2挟持部34との間に位置させる。
次に、操作レバー38を倒伏位置に位置させる。これによって、第2挟持部34は第1挟持部33に接近し、ウエスト部分111は、留め具6の第1挟持部33及び第2挟持部34によって挟持される。
このようにして、収納部1と使用者の身体とを連結体2によって連結することができ、携帯用小物入れ100をスカート110に装着することができる。
上述の通り、連結体2を上側取付部4に取り付けた状態において、連結体2の留め具6は収納部1の上端よりも上方に位置する。したがって、留め具6が把持するスカート110のウエスト部分111は、収納部の上端よりも上方に位置する。よって、使用者が腰を曲げたときなどにおいて、使用者の腹部と収納部1の上端部とが接触することを防止することができ、携帯用小物入れ100の装着感が悪化することを防止することができる。
なお、連結体2の留め具6のメカニカルな外観が、使用者の服装品と調和しない場合がある。このような場合、使用者の上着等で連結体2を覆いメカニカルな外観を有する留め具6部分を覆うことによって、携帯用小物入れ100と使用者が着用するスカート110とを調和させることができる。
(使用例2)
次に、携帯用小物入れ100の使用例2を説明する。
図6は、携帯用小物入れ100の使用例を示す図であり、携帯用小物入れ100を鞄120の開口部の上端縁121に取り付けた状態を示す図である。
図6に示すように、本使用例では、携帯用小物入れ100を鞄120の開口部の上端縁121に取り付ける場合の使用例について説明する。
まず、図1に示すように、携帯用小物入れ100の一対の連結体2を、収納部1の一対の下側取付部5に取り付ける。
次に、図3に示すように、留め具6の操作レバー38を起立位置に位置させ、第1挟持部33及び第2挟持部34を離間させる。
次に、図6に示すように、鞄120の上端縁121を第1挟持部33と第2挟持部34との間に位置させる。
次に、操作レバー38を倒伏位置に位置させる。これによって、第2挟持部34は第1挟持部33に接近し、鞄120の上端縁121は、第1挟持部33及び第2挟持部34によって挟持される。この時、上側取付部4が操作レバー38と第2挟持板32とによって挟み込まれるようにする。
このようにして、収納部1と鞄120とを連結体2によって連結することができ、携帯用小物入れ100を鞄120に取り付けることができる。
上述の通り、連結体2を下側取付部5に取り付けた状態において、連結体2の留め具6は、収納部1の上端よりも下方に位置する。したがって、携帯用小物入れ100の正面側から携帯用小物入れ100を見た時に連結体2は、全体が収納部1の背面13に覆われるように位置し、正面側にメカニカルな外観を有する留め具6が露出しないようになっている。よって、携帯用小物入れ100と鞄120とを調和させることができる。
(使用例3)
次に、携帯用小物入れ100の使用例3を説明する。
図7は、携帯用小物入れ100の使用例を示す図であり、安全ピン131を一対の挿通孔9に挿通した状態を示す図である。
図7に示すように、本実施例では、携帯用小物入れ100をワンピース130のウエスト周りに取り付ける場合の使用例について説明する。本実施例において例示するワンピース130は、上衣と下衣とが一体的に形成され、ワンピース130のウエスト周りに留め具6を取り付けるために適した部位が存在しない。
まず、携帯用小物入れ100の一対の連結体2を、収納部1から取り外す。
次に、携帯用小物入れ100の収納部1の蓋18を開けて、背面13をワンピースの取付位置にあてる。
次に、携帯用小物入れ100の収納空間10側から一対の挿通孔9のうち一方の挿通孔9に安全ピン131の針を挿通する。そして、安全ピン131の針をワンピース130の表面から裏面に向かって刺し通し、針先をワンピース130の裏側に出す。更に、ワンピース130の裏面から表面に向かって刺し通し、針先をワンピース130の表側に出す。そして、この針先を他方の挿通孔9に挿通し、針先を収納空間10に位置させる。そして、安全ピン131の針先収納部132に収納する。
このようにして、収納部1とワンピース130とを一対の挿通孔9に挿通した安全ピン131によって連結することができ、携帯用小物入れ100をワンピース130に取り付けることができる。
また、収納部1から一対の連結体2を取り外した上でワンピース130に取り付けることができるので、使用していない連結体2が使用者の身体側にあたり、携帯用小物入れ100の装着感が悪化することを防止することができる。
以上に説明したように、本考案の携帯用小物入れ100は、連結体2を上側取付部4及び下側取付部5の何れか一方に選択的に掛止することができるので、携帯用小物入れ100の取付場所に応じて、連結体2を上側取付部4及び下側取付部5の何れか一方に選択的に掛止することによって、携帯用小物入れ100の装着感が悪化することを防止することができる。また、携帯用小物入れ100と、携帯用小物入れ100が装着される服飾品とを調和させることができる。
上記説明から、当業者にとっては、本考案の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本考案を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本考案の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本件考案は、物品の運搬に適用することができる。
1 収納部
2 連結体
3 本体
4 上側取付部
5 下側取付部
6 留め具
7 掛止部
9 挿通孔
10 収納空間
11 周囲面
12 正面
13 背面
14 左側面
15 右側面
16 仕切り
17 開口部
18 蓋
19 係止部
19a 第1起毛部材
19b 第2起毛部材
21 帯状体
21a 中間部
22 帯状体
22a 中間部
31 第1挟持板
32 第2挟持板
33 第1挟持部
34 第2挟持部
36 支持部
38 操作レバー
38a 突起
39 押圧板
41 係止部
42 帯部
100 携帯用小物入れ
110 スカート
111 ウエスト部分
120 鞄
121 上端縁
130 ワンピース
131 安全ピン
132 針先収納部

Claims (5)

  1. 上下方向及び左右方向に延在する背面を含む周囲面と、前記背面上において左右方向に延在し、両端が前記周囲面に取り付けられている上側取付部と、前記背面上の前記上側取付部の下方において左右方向に延在し、両端が前記周囲面に取り付けられている下側取付部と、を含む収納部と、
    使用者の服飾品に留めることができるように構成されている留め具と、前記留め具に連結され、前記上側取付部及び前記下側取付部の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する掛止部と、を有する連結体と、を備える携帯用小物入れ。
  2. 前記上側取付部及び前記下側取付部は、左右に並ぶように一対設けられ、
    前記連結体は、前記左側の上側取付部及び前記左側の下側取付部の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する左側掛止部を有する左側連結体と、前記右側の上側取付部及び前記右側の下側取付部の何れか一方に対して選択的に係脱自在に掛止する右側掛止部を有する右側連結体と、を含む、請求項1に記載の携帯用小物入れ。
  3. 前記掛止部は、前記留め具から下方に延在し、前記収納部の前記背面と前記上側取付部との間の空間及び前記収納部の前記背面と前記下側取付部との間の空間の何れか一方に選択的に挿通される帯部と、前記帯部の下端部と前記帯部の下端部より上端側の部分とを着脱自在に連結する連結部と、を有する留め具と、を備える、請求項1又は2に記載の携帯用小物入れ。
  4. 前記留め具は、
    第1挟持部が形成されている第1挟持板と、
    前記第1挟持部と対向する第2挟持部が形成されている第2挟持板と、
    倒伏位置において、前記第2挟持部が前記第1挟持部に対して相対的に接近するように構成され、起立位置において、前記第2挟持部が前記第1挟持部に対して相対的に離隔するように構成され、前記倒伏位置において前記第2挟持板から見て第1挟持板が位置する側とは反対側に位置する操作レバーと、を備え、
    上側取付部は、前記下側取付部に掛止した前記留め具の倒伏位置に位置する操作レバーと前記第2挟持板との間に位置させることができるように配置されている、請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用小物入れ。
  5. 前記収納部は、背面に形成された左右に並ぶ一対の挿通孔を有する、請求項1乃至4の何れかに記載の携帯用小物入れ。
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