JP3185779U - 切断装置 - Google Patents
切断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3185779U JP3185779U JP2013003648U JP2013003648U JP3185779U JP 3185779 U JP3185779 U JP 3185779U JP 2013003648 U JP2013003648 U JP 2013003648U JP 2013003648 U JP2013003648 U JP 2013003648U JP 3185779 U JP3185779 U JP 3185779U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cutting
- cam groove
- plate mounting
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】昇降動可能なラム5に追従して昇降動するカッターホルダに、刃板取り付ブロックを10b介して平刃状の切断刃20を取り付けた切断装置において、前記刃板取り付ブロック10bを刃渡り方向へスライド可能に取り付け、その刃板取り付ブロックに近接してカム溝ブロック16を配設するとともにカム溝ブロック16のカム溝18に刃板取り付ブロック10bのカムフロア15を滑動可能に係合させ、前記カッターホルダの下降時に、前記切断刃20を刃渡り方向へスライド下降させながらワークを切断する。
【選択図】図4
Description
その特許文献1には、前記の要請に対応するため、カッターホルダに積層型圧電素子を内設し、切断刃に縦方向の微振動を付与する改善策が提案されている。
また、セラミックグリーシート等のワークの縁取りを枠状に残し切断する切断態様においては、切断刃の形状を改善することが提案されている(特許文献2参照)。
その特許文献2には、切断する両端部でのワークを裂くという不具合を改善するため、先端からシャンク部に向かって形成された切断機能部を、刃渡り方向に沿って平刃状の刃面にすると共に、刃渡り方向の両端部が平面視Vの字形状とすることで対応している。
一方、切断対象を異にするが、切断機構の改善としては、切断面の平滑性を良好なものにするため該カッターを上下に作動させた際、斜め方向にスライドする機構を設けたギロチン式切断具が提案されている(特許文献3参照)。
そこで上記の如く切断対象の多様性に対応するためには、新たな切断機構、切断方式の採用が要請されるが、前記特許文献3はその一つである。
しかしながら、特許文献3は切断刃を斜め下方にスライドさせながら切断する切断方式を提案しているものの、その具体的構成については何ら開示、示唆されていないためセラミックグリーンシートやその積層体等を切断対象とするには実施の実現性に乏しいものであった。
この特徴構成によれば、切断刃による切断時には、切断刃が刃渡り方向(X方向)へスライドしながら下降するスライド下降動作をするので、包丁やナイフでもってワークを引き切りする如き切断抵抗が低減され、多様なワークに対応して切断性能を高めることができる。
この構成によれば、前記刃付き面取部によりスライドする切断刃の端部がワークに抵抗少なく切込んで切断性を高めるばかりでなく、切断刃の直進性が確保されるので切断刃の刃曲りやワークのクラック発生を防止することができる。
なお、この刃付き面取部は、切断刃が逆向きスライドする態様もあることを考慮すれば、一端部のみに限らず両端部にそれぞれ刃付き面取り部を形成することも任意である。
また、前記切断刃は、刃渡り方向の少なくとも一端縁が前記刃付き面取部に連続する平面視V字形状とすることもよい。
この構成によれば、前記刃付き面取部と協働してスライドする切断刃の切込み抵抗をさらに軽減し直進性を確保するので、切断性を一層高めることができる。
なお、この端縁V字形状および、形状のものも刃付き面取部と同様に、切断刃の両端部に形成することもよい。
また、他例として、前記カム溝を上端から下端まで滑らかな円弧状に形成し、ワークの硬軟に応じた円弧形状を選択して切断刃の下降速さ調整する等である。
図1において、図示省略した機台上に、回転テーブル1を配設するとともにその両側に前後方向へ延びるY軸ガイドレール2,2を配置し、そのY軸ガイドレール2,2に脚部3a,3aをスライド可能とした門型支持機体3を搭載する。支持機体3には、前面に上下方向へ延びるZ軸ガイドレール4,4を備え、そのZ軸ガイドレール4,4に沿って背部をスライド可能としたカッターラム5を配設するとともに該ラム5にカッターホルダ10を着脱可能に取り付ける。そして、図3及び図4に示す如く、前記カッターホルダ10にカムフロア15を設け、支持機体3にカム溝ブロック16を取り付けて切断装置Aを構成するものである。
支持機体3には、カッターラム5の中央部上方に駆動源であるサーボモータM1を設置し、そのサーボモータM1により、駆動される昇降軸7を前記カッターラム5に連結してカッターラム5を昇降動可能とし、また支持機体3の背面下部には駆動源であるサーボモータM2を機台上に設置し、そのサーボモータM2により駆動されるY駆動軸8を前記カッターラム5に連結してカッターラム5をY軸方向(前後方向)へ往復動可能としている。
カッターホルダ10は、下半部に平刃状の切断刃20を着脱可能に取り付け、その切断刃20が回転テーブル1の前記吸着テーブル6の直上に位置するよう配置される。
カッターラム5は、サーボモータM1により駆動される昇降軸7を連結するとともにZ軸ガイドレール4,4を介在して門型支持機体3に昇降動自在に連結される。
カッターホルダ10は、その固定ブロック10aがボルト17により前記カッターラム5に着脱可能に取り付けられ、この固定ブロック10aに刃板取り付ブロック10bがX軸ガイドレール11でX軸方向(正面視矢印方向)へ摺動可能に組み付けて構成されている。
刃板取り付ブロック10bは、その刃板取り付け面12に切断刃20が押え板13で押えボルト14により締め止めされ、この刃板取り付ブロック10bの背面にはカムフロア15が取り付けられている。
図5(a)の切断刃20は、平板状のシャンク部21と切断を実行する切断機能部32とで形成され、刃渡り方向の少なくとも一端部が刃付き面取部42(R形状)である。この図(a)においては両端部に刃付きの面取部を例示している。
図5(b)の切断刃20は、平板状のシャンク部21と、切断を実行する切断機能部32とで形成され、刃渡り方向の少なくとも一端縁が平面視V字形状のV字面22,22を形成している。図5(c)の切断刃20は、平板状のシャンク部21と、切断を実行する切断機能部32とで形成され、刃渡り方向の少なくとも一端縁が前記刃付き面取部42に連続する平面視V字形状のV字面22,22を形成している。図(c)においては両端部に刃付きの面取部を図示してある。
図6(b)のカム溝部19bは、前記と同様にカムフロア15を垂直昇降させる溝で、切断刃20がワーク表面に接触するまでの区間であり、カム溝部19bは、切断刃がワークへの進入による抵抗が比較的少ない場合、徐々に水平方向に曲進し、カム溝部19cではワークへ切断刃が進入するにつれて更に垂直方向に対し角度を増す形状である。
切断の順序として、(a)においてはカッターホルダ10が上位に位置する状態を示し、(b)では切断刃20の刃先端がワークWの上面(差し掛かるか、触れた位置)まで垂直に下がった位置で、その位置から(c)の位置までスライド下降して切断刃20の刃先端がテーブル6の上面に達する切断動作をする。したがって、(c)に示すように、ワークWには、縁取りWaを枠状に残した状態に切断される。その後に、(d)に示すようにカッターラム5と共に切断刃20がスライド上昇する。
また、図示しないが通常のコの字型刃渡り方向端部である切断刃ではワークの縁を残しスライド切断する場合切断部両端箇所に裂けを生じることが解消できた。
したがって、切断対象の多様性に対応して切断性能、精度を高めて生産性に優れた切断装置が得られるとともに、主要構成であるカム溝ブロック16とカムフロア15を支持機体3とカッターホルダ10との間にコンパクトに配設したので、製作性、使用性に優れた切断装置Aを提供することができる。
5:カッターラム 6:ワークテーブル 10:カッターホルダ
10a:固定ブロック 10b:刃板取り付ブロック 11:X軸ガイドレール
12:刃板取り付け面 13:押え板 14:押えボルト
15:カムフロア 16:カム溝ブロック 16a:止めボルト
17:取り付けボルト 18:カム溝 18a:カム溝
18b:カム溝 20:切断刃 21:シャンク部
22:V字面 32:切断機能部
Claims (7)
- 昇降動可能なラムに追従して昇降動するカッターホルダに、刃板取り付ブロックを介して平刃状の切断刃を取り付けた切断装置において、前記刃板取り付ブロックを刃渡り方向へスライド可能に取り付け、その刃板取り付ブロックに近接してカム溝ブロックを配設するとともにカム溝ブロックのカム溝に刃板取り付ブロックのカムフロアを滑動可能に係合させ、前記カッターホルダの下降時に、前記切断刃を刃渡り方向へスライド下降させながらワークを切断するようにしたことを特徴とする切断装置。
- 前記切断刃は、刃渡り方向の少なくとも一端部が刃付き面取部(R形状)であることを特徴とする請求項1記載の切断装置。
- 前記切断刃は、刃渡り方向の少なくとも一端縁が平面視V字形状であることを特徴とする請求項1記載の切断装置
- 前記切断刃は、刃渡り方向の少なくとも一端部が刃付き面取部(R形状)であるとともにそれに連続する平面視V字形状の端縁を有することを特徴とする請求項1記載の切断装置。
- 前記ラムが垂直壁を構成する支持機体の前面に昇降動可能に支持され、ラムに取り付けたカッターホルダの刃板取り付ブロックと前記支持機体とを間隔をおいて対峙させ、その支持機体側に前記カム溝ブロックを交換可能に取り付け、刃板取り付ブロック側にカムフロアを取り付けて構成される請求項1記載の切断装置。
- 前記カム溝が垂直溝部とそれに連続する傾斜溝部で形成され、前記カムフロアが、垂直溝部を通過するときに切断刃が下降してワークに接触し、傾斜溝部を通過するときに切断刃がスライド下降することを特徴とする請求項5記載の切断装置。
- 前記カム溝が上端から下端まで滑らかな円弧状であることを特徴とする請求項5記載の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003648U JP3185779U (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003648U JP3185779U (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3185779U true JP3185779U (ja) | 2013-09-05 |
Family
ID=50429508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013003648U Expired - Lifetime JP3185779U (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185779U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170048272A (ko) * | 2017-04-13 | 2017-05-08 | 이방규 | 절단 장치 |
CN107214769A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-09-29 | 合肥光华机械有限公司 | 一种双刀式切断装置 |
CN108527471A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-09-14 | 安徽绿月茶业有限公司 | 一种茶叶加工专业细切装置 |
CN110064718A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-07-30 | 镇江市胜得机械制造有限责任公司 | 一种废旧橡胶履带钢丝切刀机构 |
-
2013
- 2013-06-11 JP JP2013003648U patent/JP3185779U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170048272A (ko) * | 2017-04-13 | 2017-05-08 | 이방규 | 절단 장치 |
CN107214769A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-09-29 | 合肥光华机械有限公司 | 一种双刀式切断装置 |
CN108527471A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-09-14 | 安徽绿月茶业有限公司 | 一种茶叶加工专业细切装置 |
CN110064718A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-07-30 | 镇江市胜得机械制造有限责任公司 | 一种废旧橡胶履带钢丝切刀机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3185779U (ja) | 切断装置 | |
WO2016165450A1 (zh) | 一种免清角焊接方法及具有自动加工功能的双头切割锯 | |
TWI477350B (zh) | 進給裝置及應用該進給裝置之機床 | |
US8618433B2 (en) | Workpiece part discharge system | |
TW201521953A (zh) | 進給裝置及採用該進給裝置之雙軸加工機 | |
JPS62221501A (ja) | 鋸断兼穿孔機 | |
JP2007326153A (ja) | 両頭フライス盤におけるワーククランプ装置 | |
JP6152946B2 (ja) | 切断機 | |
TWI477334B (zh) | 車削設備 | |
KR20160097852A (ko) | 가공물의 각도절단기 | |
EP3932637A1 (en) | Bamboo tableware processing method and apparatus | |
TWI477351B (zh) | 機床 | |
JP4235439B2 (ja) | 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械 | |
JP5850904B2 (ja) | 金具加工方法 | |
TWI538773B (zh) | 進給裝置、採用該進給裝置之機床及其加工方法 | |
KR20120113934A (ko) | 금속판재 절단 및 절삭가공 장치 | |
JP2006326809A (ja) | 丸鋸切断機およびそのワーク固定装置ならびにそのワーク固定方法 | |
JP2002166389A (ja) | カッティング装置 | |
JP6071864B2 (ja) | 金属加工方法 | |
US20220134594A1 (en) | Bamboo tableware processing method and apparatus | |
TWI477349B (zh) | 進給裝置及應用該進給裝置之機床 | |
JP2007054911A (ja) | ガイドレール加工装置および加工方法 | |
KR20090032675A (ko) | 고속 슬라이딩 부재를 포함하는 cnc 공작 기계 | |
CN210476155U (zh) | 一种打孔切割机构 | |
TWI378037B (en) | Engraving machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3185779 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |