JP3185693B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3185693B2 JP35263596A JP35263596A JP3185693B2 JP 3185693 B2 JP3185693 B2 JP 3185693B2 JP 35263596 A JP35263596 A JP 35263596A JP 35263596 A JP35263596 A JP 35263596A JP 3185693 B2 JP3185693 B2 JP 3185693B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/565Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using capacitive charge storage elements

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に、1つのメモリセルに複数ビットの情報の記
憶を可能にする、しきい値補正機能付きのセンス増幅器
を備えたDRAM型の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体記憶装置の従来技術とし
て、ダイナミック型半導体記憶装置の高集積化を目的と
しては、例えば特開平3−16049号公報には、2ト
ランジスタ及び従来と同じ蓄積容量の1キャパシタの3
素子で2ビット分の情報を蓄える、すなわち1ビット当
たり1.5素子のメモリ素子の構成が提案されている。
【0003】図10は、上記特開平3−16049号公
報に提案されるの従来の半導体記憶装置の一例を示した
ものであり、メモリセルと、読出し、及び書込みのため
の回路を示している。
【0004】図11は、図10の動作を説明するための
入力波形を示すものである。また、図12及び図13
は、同じく図10の回路の動作を説明するためのもので
あり、ビット線の読出し時の波形を示すものである。
【0005】図10を参照して、メモリセルアレイにお
いて、20は2トランジスタ、1キャパシタにて2ビッ
ト分の情報を蓄えるメモリセルであり、21は蓄積容
量、22、23は蓄積容量21の情報をビット線に読出
すためのトランスファゲート、24、25は蓄積ノード
である。また、26、27はセンスアンプである。
【0006】図11に示す入力タイミング波形を参照し
て、図10に示した半導体記憶装置の回路動作を説明す
る。
【0007】図11を参照して、時刻t0において、ビ
ット線イコライズ制御信号NEQ、PEQが図示のよう
に変化すると、ビット線イコライズ回路のトランジスタ
は全てオフし、ビット線のプリチャージが終了して、い
ずれも電圧が1/2Vccとなる。
【0008】続いて、ビット線対BLL1、/BLL1
(但し、記号「/」は信号名の相補信号を示す)に接続
するメモリセル20が選択されると、CUT2がビット
線センスアンプの切り離し回路の該CUT2に接続する
トランジスタをオフし、時刻t1にワード線WLL1を
立ち上げる。
【0009】すると、蓄積容量21に蓄えられていた情
報がビット線BLL1、BLR1、SBL1、SBL
2、及び/BLL1、/BLR1、/SBL1、/SB
L2に電荷転送される。
【0010】さらに、時刻t2においてCUT1、RE
Qを立ち下げると、メモリセル側のビット線とセンスア
ンプとが切り離され、SBL1とSBL2及び/SBL
1と/SBL2も切り離される。これで、メモリセル2
0の同じ情報をセンスアンプ26と27が別々に持った
ことになる。
【0011】そこで、時刻t3にUP、DOWNを図1
1に示すように変化させた後、時刻t4で/SASによ
るセンスアンプ動作を始め、時刻t5でCUT1、CU
T2を立ち上げてセンスアンプとメモリセル側のビット
線を接続して、/SASによるプルアップを行う。
【0012】最後に、時刻t6でCSELを立ち下げ、
増幅されたメモリセルの情報をデータ線に転送し、読出
し動作を完了する。
【0013】この従来例のメモリセルは、一つの蓄積容
量に2ビットの情報を蓄えるため、メモリセルが情報を
保持しているときの蓄積ノード24、25の電圧の状態
は、以下の表1の通り4種類ある。表中のデータとは、
データ線D1、D2に出力される情報を表しており、H
がVcc、LがGND電圧に対応する。
【0014】
【表1】
【0015】このうち、D1=H、D2=Hの情報を読
出すときの状態を示したのが図12であり、D1=H、
D2=Lの情報を読出す時の状態を示したのが図13で
ある。
【0016】D1=H、D2=Hの情報を読出す場合、
図12に示すように、ワード線が立ち上がる時刻t1で
は、各々相補なるビット線には、ΔVの電位差が生じ
る。時刻t3では、UP及びDOWNの信号によって、
SBL1、/SBL2は1/3ΔVだけ電位が上げら
れ、一方/SBL1、SBL2は1/3ΔVだけ電位が
下げられる。
【0017】しかし、SBL1と/SBL1、及びSB
L2と/SBL2の電圧は、逆転することなく、時刻t
4以降のセンス動作の後、D1、D2ともVccレベル
が出力される。
【0018】他方、D1=H、D2=Lの情報を読出す
場合、図13に示すように、ワード線が立ち上がる時刻
t1では、各々相補なるビット線対には、1/3ΔVの
電位差しか生じない。そこで、時刻t3に、UP及びD
OWNの信号によって、SBL1、/SBL2は1/3
ΔVだけ電位が上げられ、一方、/SBL1、SBL2
は1/3ΔVだけ電位が下げられると、SBL2と/S
BL2の電位は、逆転してしまう。従って、時刻t4以
降のセンス動作の後、D1にはVcc、D2にはGND
レベルが出力される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の半導体記憶装置は、1トランジスタ及び1キャパシタ
で構成されるメモリセルを有する従来の一般的なダイナ
ミックRAMとは、メモリセルアレイの構成が異なって
おり、従って、その製造方法も異なる。
【0020】また、キャパシタの両方の電極から、相補
なる各々のビット線に、2つのトランジスタを通して配
線を引き出すことが必要とされるため、高集積化を行お
うとした場合、対称性を維持してレイアウトすることが
困難であり、このことが、マージン(読み出しマージン
等)の劣化を招いていた。
【0021】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであって、その目的は、従来の1トランジスタ
及び1キャパシタで構成されるメモリセルアレイを用い
た場合にも、1つのメモリセルに2ビット分の情報を蓄
えることができるダイナミック型半導体記憶装置を提供
することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のダイナミック半導体記憶装置は、主ビット
線をなす相補型の第1のビット線対(GBL、/GB
L)と副ビット線をなす相補型の第2のビット線対
(BLU1、/BLU1;BLU2、/BLU2;SB
L、/SBL;BLL1、/BLL1;BLL2、/B
LL2)と、前記第1のビット線に接続され主センス
アンプをなす第1のセンスアンプと、前記第1のビット
に1又は複数接続されそれぞれに前記第2のビット
が接続され副センスアンプをなす第2のセンスアン
プと、を備え、前記第2のセンスアンプ前記第のビ
ット線と前記第のビット線との間(/SBLとG
BLとの間、SBLと/GBLとの間)それぞれ容量
素子とトランスファゲートとが直列に挿入されてなる
ことを特徴とする。
【0023】本発明においては、前記容量素子が、一端
を前記第2のビット線に接続し、他端を、一の信号端子
が前記第1のビット線に接続された前記トランスファゲ
ートの他の信号端子に接続してなることを特徴とする。
【0024】本発明においては、前記第2のセンスアン
プ及び第1のセンスアンプを順次2回活性化し、1回目
の第1のビット線の増幅結果を、前記容量素子及びトラ
ンスファゲートを通して前記第2のビット線に伝達し、
選択されたメモリセルから前記第2のビット線に読み出
された差電位を、1回目の増幅とは異なる差電位にし
て、2回目の前記第1のセンスアンプの活性化を行うこ
とを特徴とする。
【0025】また、本発明においては、前記第2のビッ
ト線の間に、第2のビット線を2つに切り離すトランス
ファゲートを有し、第2のビット線のトランスファゲー
トのそれぞれの側に別々の電圧を書込み、その後に、前
記トランスファゲートを活性化させて、電荷の配分によ
って4つの電圧状態をつくり、メモリセルに4つの状態
を書き込むことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。
【0027】
【実施の形態1】図1は、本発明の第1の実施の形態に
係るダイナミック型半導体記憶装置のメモリセル及び読
出し、書込みのための回路を示したものである。図2
は、図1に示した本発明の第1の実施の形態の動作を説
明するための入力タイミング波形を示し、図3及び図4
は同じく図1に示した本発明の第1の実施の形態の動作
を説明するためのビット線の読出し時の波形を示すもの
である。
【0028】図1において、1はダイナミック型半導体
記憶装置のメモリセル、2は蓄積容量、3はトランスフ
ァゲート、4は蓄積ノード、5は副センスアンプであ
る。ビット線は、相補型の主ビット線と副ビット線とに
階層化されており、1組の主ビット線には、図示されな
い1つの主センスアンプ及び複数の副センスアンプに接
続されている。
【0029】本発明の第1の実施の形態は、以下に詳細
に説明されるように、副センスアンプ5の副ビット線と
主ビット線との間(即ち/SBLとGBL、SBLと/
GBLの間)に、フィードバック用キャパシタ12、1
3をそれぞれ設け、選択されたメモリセルから副ビット
線に読み出された差電位が、主ビット線に伝達され、不
図示の主センスアンプにより増幅され、まず上位ビット
の読出しが行われると同時に、このフィードバック用キ
ャパシタを通して、主ビット線のデータが、副ビット線
にフィードバックされる。その後、再度、副ビット線か
ら主ビット線への読出し動作を行うことにより、下位ビ
ットの読出しを行うことができる。また、副ビット線の
間に、この副ビット線を2つに切り離すトランスファゲ
ートを有し、副ビット線のトランスファゲートのそれぞ
れの側に別々の電圧を書込み、その後に、このトランス
ファゲートを活性化させて、電荷の配分によって4つの
電圧状態をつくり、メモリセルに4つの状態を書き込
む。
【0030】本発明の第1の実施の形態に係るダイナミ
ック型半導体記憶装置をより詳細に説明すべく、その動
作の一実施例を以下に詳細に説明する。
【0031】はじめに、ワード線WLU1及び副ビット
線BLU1で選択されるメモリセル1の、読出し動作に
ついて説明する。
【0032】図2を参照して、時刻t0において、副ビ
ット線のプリチャージ制御信号であるPDLが図示のよ
うにHレベルからLレベルに変化すると、図1の副ビッ
ト線プリチャージ回路の全てのトランジスタがオフし
て、副ビット線のプリチャージが終了する。副ビット線
BLU1、/BLU1、BLU2、/BLU2、SB
L、/SBL、BLL1、/BLL1、BLL2、/B
LL2の電圧は、いずれも1/2Vccのままである。
【0033】また、時刻t0において、書き込み用ゲー
トのトランスファゲートの制御信号CTGL、副ビット
線に挿入されたトランスファゲートの制御信号TGLが
図示のようにHレベルからLレベルに変化し、CTG
L、TGLをゲート入力とするトランジスタがオフし、
SBLとBLL1、/SBLと/BLL1、BLL1と
BLL2、/BLL1と/BLL2がいずれも互いに切
り離される。
【0034】次に、時刻t1において、副センスアンプ
のオフセットキャンセル用の信号OCS及びOCVが図
示のように変化すると、OCS、OCVをゲート入力と
するトランジスタ8、9がオンし、副ビット線SBL及
び/SBLとOCVとがセンスアンプトランジスタ6、
7によりダイオード接続される。このときの、OCVの
レベルをOVV、トランジスタ6、7の閾値電圧をそれ
ぞれVTH6、VTH7とすると、副ビット線SBL、
/SBLの電圧は、それぞれOVV+VTH6、OVV
+VTH7となる。
【0035】以上の操作により、製造ばらつきによるセ
ンスアンプトランジスタの閾値電圧ばらつきが補償され
たことになり、この後、メモリセルのデータを副ビット
線に読出すことにより、閾値電圧ばらつきによる読出し
マージンの劣化を防ぐことができる。ただし、センスア
ンプトランジスタ6、7の閾値電圧の設計値をVTH0
とすると、OVVのレベルは1/2Vcc−VTH−α
(αは所定の電圧値)に設定しておく必要がある。
【0036】以下では、簡単のため、VTH6=VTH
7、すなわち閾値電圧にばらつきがないものとして説明
する。
【0037】上記した閾値電圧ばらつき補償動作を終了
した後、時刻t2において、ワード線WLU1をLレベ
ルからHレベルに変化させると、トランスファゲート3
がオンし、蓄積容量2に蓄えられていた情報が、副ビッ
ト線BLU2、BLU1、SBLに電荷転送される。
【0038】本発明の第1の実施の形態に係る半導体記
憶装置のメモリセルは、1つの蓄積容量に2ビットの情
報を蓄えるため、メモリセルが情報を保持しているとき
の蓄積ノード4の電圧は、電源電圧Vcc、2/3Vc
c、1/3Vcc、GND(接地電位)の4種類ある。
これらの4つの状態は、2ビットの2進数“11”、
“10”、“01”、“00”にそれぞれ対応する。
【0039】このうち、“11”(Vcc)の情報を読
出すときの主ビット線及び副ビット線の波形を示したも
のが図3であり、“10”(2/3Vcc)の情報を読
出すときの主ビット線及び副ビット線の波形を示したも
のが図4である。
【0040】時刻t2において、ワード線WLU1が立
ち上がった後、メモリセルが情報“11”を保持してい
るときは、相補の副ビット線対BLU1、/BLU1の
間には、図3に示すようにΔVの電位差が生じ、メモリ
セルが情報“10”を保持しているときは、図4に示す
ように1/3ΔVの電位差が生じる。
【0041】次に、時刻t3において、リードスイッチ
信号RSが、図2に示すようにLレベルからHレベルに
変化すると、副センスアンプのトランジスタ10、11
がオンし、図示されない主ビット線プリチャージ回路に
よって1/2Vccにプリチャージされた主ビット線の
電位が、センストランジスタ6、7のゲート電圧、すな
わち副ビット線対のレベルに応じて下げられる。これに
よって、副ビット線に読み出された電位差が、主ビット
線GBL、/GBLに伝達される。
【0042】次に、時刻t4において、リードスイッチ
信号RSがLレベルに立ち下がり、主センスアンプによ
りGBL、/GBLの電位差が、図3、及び図4に示す
ようにVccまたはGNDレベルに増幅される。その
際、図3、及び図4に示すように、メモリセルが情報
“11”または“10”を保持しているときは、共にG
BLがVccレベル、/GBLがGNDレベルに増幅さ
れる。これは、上位ビットの読出し動作を表しており、
いずれの場合も“H”データが読み出されることを示し
ている。一方、メモリセルが情報“01”または“0
0”を保持しているときには、この上位ビットの読出し
動作により“L”データが読み出される。
【0043】主ビット線が増幅されている間(時刻t4
からt5まで)、主ビット線と副ビット線の間にキャパ
シタ12、13とそれぞれ直列に接続されたトランスフ
ァゲートの導通を制御する信号CPEはHレベルである
ため、読み出し用回路のキャパシタ12、13によっ
て、主ビット線の電位変動の影響を受けて、副ビット線
対の電位も、変動する。
【0044】メモリセルが情報“11”または“10”
を保持しているときには、副ビット線SBL、BLU
1、BLU2は、1/3ΔVだけ電位がげられ、/S
BL、/BLU1、/BLU2は1/3ΔVだけ電位が
げられる。これにより、図4に示す場合には、SBL
と/SBLの電位が逆転する。
【0045】次に、時刻t5において、TGU及びCP
EがLレベルに立ち下がり、メモリアレイ内のビット線
とセンスアンプとが切り離され、また、これ以降、副ビ
ット線の電位が主ビット線の電位変動による影響を受け
なくなる。
【0046】次に、時刻t6において、ライトスイッチ
信号WSUが立ち上がり、増幅された主ビット線の電位
が、副ビット線BLU1、BLU2、及び/BLU1、
/BLU2にそれぞれ書き込まれる。
【0047】その後、時刻t7において、ライトスイッ
チ信号WSUが立ち下がり、主ビット線が1/2Vcc
にプリチャージされる。
【0048】次に、時刻t8において、再びリードスイ
ッチ信号RSが活性化され、副ビット線SBL、/SB
Lの電位差が主ビット線GBL、/GBLに伝達され、
増幅される。このとき、メモリセルが情報“11”を保
持しているときには、図3に示すように再び“H”デー
タが読み出されるが、メモリセルが情報“10”を保持
しているときには、図4に示すように、SBL、/SB
Lの電位が上位ビットの読出しのときと逆転しているた
め、今度は“L”データが読み出される。このときの読
出し動作が、下位ビットの読出し動作となる。上位ビッ
トの読出し動作と合わせて、図3では“11”が、図4
では“10”が順次読み出されている様子が示されてい
る。
【0049】メモリセルが情報“01”または“00”
を保持しているときにも、同様にして“01”または
“00”が順次読み出される。
【0050】その後、時刻t10において、図2に示す
ようにWSL及びTGLを立ち上げ、主ビット線のデー
タを副ビット線SBL、BLL1、及び/SBL、/B
LL1にそれぞれ書き込む。
【0051】ライトスイッチ信号WSLを立ち下げた
後、例えば図4に示すように、メモリセルに情報“1
0”が保持されていたとき、副ビット線BLU1、BL
U2はVccレベル、SBL、BLL1はGNDレベル
となっている。
【0052】ところで、副ビット線BLU1の寄生容量
(ワード線n本分)をCBとすると、BLU2及びBL
L1の寄生容量もCBとなる。ここで、SBLの寄生容
量をCBと比べて小さいとして無視すると、時刻t11
においてTGUを立ち上げたとき、BLU2、BLU
1、SBL、BLL1は全て接続され、容量結合により
副ビット線BLU1及び蓄積ノード4の電圧レベルは、
次式(1)となる。
【0053】
【数1】
【0054】その後、時刻t12においてワード線WL
U1を立ち下げることにより、メモリセルに2/3Vc
c、すなわち、情報“10”が再書込みされる。4つの
状態での再書込み時の各副ビット線の電圧を、表2に示
す。
【0055】
【表2】
【0056】ここで、メモリセルに“11”の情報、す
なわちVccレベルが保持されている状態で、ワード線
WLU1を立ち上げたときに、副ビット線BLU1、B
LU2に読み出される差電位をΔV、ワード線n本分に
相当するビット線の寄生容量、すなわちBLU1、BL
U2の寄生容量をCB、メモリセルの蓄積容量をCS、
キャパシタ12、13の容量をCCとし、副センスアン
プ内のビット線容量はメモリアレイ内のビット線容量に
比べて小さいと仮定して無視すると、ΔVは、次式
(2)となる。
【0057】
【数2】
【0058】また、時刻t4からt5の期間に、主ビッ
ト線の変動がキャパシタ12、13を通して副ビット線
に与える電位の変動量をΔV′とすると、次式(3)な
る関係が成り立つ。
【0059】
【数3】
【0060】上式(1)、(2)から、ΔV′=1/3
ΔVとなるCCを求めると、次式(4)となり、CCは
蓄積容量の1/3とすればよい。
【0061】CC=1/3CS …(4)
【0062】蓄積容量のCSの1/3容量値は、例えば
蓄積容量を3個直列に接続することで実現できる。
【0063】次に、本発明の第1の実施の形態に係るダ
イナミック型半導体記憶装置の書込み動作について説明
する。
【0064】書込み動作時の副センスアンプの入力タイ
ミング波形は、図2と全く同様である。ただし、ライト
スイッチ信号WSU及びWSLがアクティブの期間、す
なわち時刻t6からt7までの期間及び時刻t10から
t11までの期間に、読出し動作時には主ビット線から
副ビット線に読出しデータに応じて主センスアンプで増
幅された信号を、再書込みしているが、書込み動作時に
は、主センスアンプから書込みデータに応じた信号を主
ビット線を通して、副ビット線に書き込む。
【0065】時刻t6からt7までの期間には、ライト
スイッチ信号WSUが“H”レベルとされ、書込みデー
タの上位ビットに相当するデータ、すなわち、書込みデ
ータが“11”または“10”であれば、GBL=
“H”、/GBL=“L”とし、書込みデータが“0
1”または“00”であれば、GBL=“L”、/GB
L=“H”として、副ビット線BLU1及びBLU2に
“H”または“L”レベルをそれぞれ書き込む。
【0066】また、時刻t10からt11までの期間に
は、ライトスイッチ信号WSLが“H”レベルとされ、
書込みデータの下位ビットに相当するデータ、すなわ
ち、書込みデータが“11”または“01”であれば、
GBL=“H”、/GBL=“L”とし、書込みデータ
が“10”または“00”であれば、GBL=“L”、
/GBL=“H”として、副ビット線BL1に“H”
または“L”レベルをそれぞれ書き込む。その後、時刻
t11において、読出し動作時と同様に、副ビット線B
LU1(/BLU1)とSBL(/SBL)の間に挿入
されたトランスファゲートを制御する信号TGUを立ち
上げることにより、上記表2に示した4つの状態をメモ
リセルに書き込むことができる。
【0067】
【実施の形態2】次に、本発明の第2の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0068】図5は、本発明の第2の実施の形態を示す
ダイナミック型半導体記憶装置のメモリセルと、読出し
及び書込みのための回路を示した図である。図6は、図
5の動作を説明するための入力タイミング波形を、また
図7及び図8は、同じく図5の回路の動作を説明するた
めのビット線の読出し時の波形を示したものである。
【0069】図5において、センスアンプ、読出し用回
路、ビット線プリチャージ回路は、前記第1の実施の形
態と同様であるが、メモリアレイの構成及び入力タイミ
ング波形が異なる。
【0070】ワード線WL1及び副ビット線BLU1で
選択されるメモリセル1に保持されている情報の読出し
動作を、図6を参照して説明する。
【0071】はじめに、前記第1の実施の形態と同様、
図6の時刻t0において、PDL及びTGLが図に示す
ように変化し、副ビット線のプリチャージが終了し、図
5の下側のビット線BLL1、/BLL1が副センスア
ンプと切り離される。
【0072】さらに、時刻t1でセンスアンプトランジ
スタの閾値電圧ばらつきの補償動作を行い、時刻t2で
ワード線WL1が立ち上がり、蓄積容量2に保持されて
いるデータが副ビット線BLU1、BLU2、SBLに
読み出される。
【0073】次に、時刻t3において、RSが立ち上が
り、副ビット線の差電位が主ビット線に伝達され、時刻
t4において、図5には図示されない主センスアンプに
より主ビット線の差電位が増幅される。
【0074】このとき、副センスアンプ内のキャパシタ
12、13により、主ビット線の電位の変動が図7及び
図8に示すように、副ビット線に伝達され、前記第1の
実施の形態と同様、副ビット線の電位が各々1/3ΔV
だけ変動する。
【0075】その後、時刻t5において、TGU及びC
PEが図6に示すように変化し、時刻t6において、W
SUが立ち上がり、増幅された主ビット線のレベルが、
副ビット線BLU1、/BLU1、BLU2、/BLU
2にそれぞれ書き込まれる。
【0076】ここまでの動作は、前記第1の実施の形態
と同様であるが、次の時刻t7において、WSUが立ち
下がると同時にCTGUも立ち下がり、BLU1とBL
U2、/BLU1と/BLU2がそれぞれ切り離され
る。
【0077】続いて、主ビット線が1/2Vccにプリ
チャージされ、時刻t8において、再びRSが立ち上が
り、下位ビットのデータが主ビット線に伝達される。上
位ビット及び下位ビットのデータが、副ビット線から主
ビット線に伝達され、読み出される原理は、第1の実施
の形態と同様である。
【0078】次に、時刻t9において、主ビット線に伝
達された下位ビットのデータが、図示されない主センス
アンプによって増幅され、時刻t10において、再びW
SUが立ち上がり、主ビット線の電圧レベルが副ビット
線BLU1、/BLU1に書き込まれる。このとき、C
TGUはGNDレベルであり、書き込み用データがオフ
しているので、副ビット線BLU2、/BLU2には上
位ビットの再書込みレベルが保持されている。
【0079】その後、ライトスイッチ信号WSUが立ち
下げられ、時刻t11においてCTGUが立ち上げられ
ると、BLU1とBLU2、/BLU1と/BLU2が
それぞれ接続される。このとき、BLU2はワード線2
n本分の寄生容量、すなわち2CBのビット線容量を持
っており、BLU1はワード線n本分の寄生容量、すな
わちCBのビット線容量を持っている。
【0080】したがって、CTGUを立ち上げた後、前
記第1の実施の形態と同様、保持されていたメモリセル
内の蓄積容量の4つの状態に応じて、表2に示すよう
に、Vcc、2/3Vcc、1/3Vcc、GNDの4
つのレベルが副ビット線及び蓄積ノード4に書き込まれ
る。その後、時刻t12において、ワード線WL1を立
ち下げることにより、読出し及び再書込み動作を終了す
る。
【0081】書込み動作については、前記第1の実施の
形態と同様、WSUが活性化されているとき、すなわち
時刻t6からt7、及び時刻t10からt11の期間
に、図には示されていない主センスアンプから、主ビッ
ト線を通して、書込みデータの上位ビット、下位ビット
に相当するデータを順次副ビット線に書き込めばよい。
【0082】図9に、本発明の第2の実施の形態の回路
を用いてメモリアレイを構成する例を示す。同図に示す
ように、副センスアンプをメモリセルアレイの上下に交
互配置することができ、ワード線をn本ずつ図示のよう
に3つのブロックに分割し、それぞれのブロックの間
に、図の上側の副センスアンプ列のCTGL及び図の下
側の副センスアンプ列のCTGUを、図に示すように配
置することで、全てのメモリセルのデータを正常に読み
書きすることができる。
【0083】また、前記第1の実施の形態の方式では、
再書込み時に4つの状態を作るために副センスアンプの
一方の副ビット線(例えばBLU1、BLU2)及び他
方の副ビット線(例えばBLL1)の両方のビット線容
量が必要となり、したがってメモリアレイの最も外側に
ある副センスアンプのさらに外側にも、再書込みのため
の寄生容量として用いるダミーの副ビット線が必要とな
る。
【0084】しかし、この第2の実施の形態の方式で
は、副センスアンプの一方の副ビット線のみ用いられ、
ダミーの副ビット線を必要としない。
【0085】
【実施の形態3】次に、本発明の第3の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0086】図14は、本発明の第3の実施の形態に係
るダイナミック型半導体記憶装置のメモリセルアレイを
示した図である。図15は、図14の一部を取り出して
示した図であり、図16は、図14に示した構成に、メ
モリセルアレイを構成したときの、読み出し動作時の入
力タイミング波形を示したものである。
【0087】図14を参照すると、この実施の形態にお
いて、センスアンプ、ワード線、メモリセルは、前記第
2の実施の形態と同様であるが、副ビット線と副センス
アンプの接続方法が異なる。
【0088】図14に示すように、副ビット線と副セン
スアンプの間に、トランスファゲート制御信号SG0か
らSG3をゲート入力とするトランスファゲートを、図
示の通り接続する。すなわち、4つの副ビット線対を1
つの副センスアンプが共有する。
【0089】このような構成とすることにより、副セン
スアンプのレイアウトピッチが、前記第2の実施の形態
と比べて、4倍に緩和される。
【0090】図15、及び図16を参照して、本発明の
第3の実施の形態の動作を説明する。
【0091】図15を参照して、トランスファゲート制
御信号SG0、SG1、SG2、SG3をそれぞれゲー
ト入力とするトランスファゲートTG0−1、TG1−
1、TG2−1、TG3−1が副センスアンプSSAと
4つの副ビット線間BL0、BL1、BL2、BL3に
挿入され、トランスファゲート制御信号SG0、SG
1、SG2、SG3をそれぞれゲート入力とするトラン
スファゲートTG0−2、TG1−2、TG2−2、T
G3−2が副センスアンプSSAと4つの相補副ビット
線間/BL0、/BL1、/BL2、/BL3に挿入さ
れている。
【0092】ワード線WL及びトランスファゲート制御
信号SG0が、図16に示すようにHレベルに立ち上が
ると、ワード線WLで選択されたメモリセルのデータ
が、図15に示す副ビット線BL0〜BL3に読み出さ
れる。この時、トランスファゲート制御信号SG0〜S
G3のうち、SG0のみがHレベルとなっているので、
トランスファゲートTG0−1、TG0−2が導通し、
副ビット線対BL0、/BL0に読み出された差電位
が、副センスアンプSSA内のビット線に伝達される。
【0093】次に、本発明の第2の実施の形態と同様の
手順で、副ビット線対BL0、/BL2に読み出された
データを、上位ビット(U0)、下位ビット(L0)の
順に主センスアンプMSAに伝達し、副ビット線対BL
0、/BL0への再書き込み動作を行う。
【0094】その後、トランスファゲート制御信号SG
0をLレベルに立ち下げ、トランスファゲートTG0−
1、TG0−2を非導通状態とし、副ビット線対BL
0、/BL0と副センスアンプSSAとを切り離す。
【0095】次に、トランスファゲート制御信号SG1
をHレベルに立ち上げ、トランスファゲートTG1−
1、TG1−2をオンして、副ビット線対BL1、/B
L1に読み出された差電位を副センスアンプSSA内の
ビット線に伝達する。続いて、同様にBL1に読み出さ
れたデータを、上位ビット(U1)、下位ビット(L
1)の順に、主センスアンプMSAに伝達し、副ビット
線BL1に再書き込みを行い、SG1をLレベルに立ち
下げる。
【0096】同様にして、トランスファゲート制御信号
SG2を立ち上げて、副ビット線対BL2、/BL2の
上位ビット(U2)、下位ビット(L2)のデータの読
み出し、及び再書き込み動作を行い、次に、トランスフ
ァゲート制御信号SG3を立ち上げて、副ビット線対B
L3、/BL3の上位ビット(U3)、下位ビット(L
3)のデータの読み出し、及び再書き込み動作を行い、
最後にワード線WLをLレベルに立ち下げて、読み出し
動作の1サイクルを終了する。
【0097】以上のように、1回の読み出しサイクル
で、上位ビットU0、下位ビットL0〜U3、L3の合
計8ビットのデータが、4つのメモリセルから順に読み
出される。
【0098】
【実施の形態4】次に、本発明の第4の実施の形態につ
いて図面を参照して、説明する。
【0099】図17は、本発明の第4の実施の形態の回
路構成を示した図である。また図18、及び図19は、
図17で示す実施の形態における読み出し動作時の入力
タイミング波形を示したものである。
【0100】近年、ダイナミック型半導体記憶装置の高
集積化、大容量化に伴い、歩留まりの向上を目的とし
た、冗長アレイを用いたリダンダンシ技術が不可欠とな
っている。センスアンプに不良が生じた場合には、予め
用意された置き換え用の冗長メモリセルアレイ、及び冗
長センスアンプに置き換えることにより、不良を救済
し、歩留まりの向上を実現している。
【0101】上記本発明の第1、第2、及び第3の実施
の形態で説明した多値の副センスアンプには、内部にフ
ィードバック用のキャパシタを備えているため、製造ば
らつきにより、キャパシタの容量値が変動した場合、下
位ビットの読み出しが正常に行われず、不良センスアン
プとなる場合も考えられる。
【0102】一方、上位ビットの読み出しはキャパシタ
の容量値に依存しないため、このようにキャパシタの容
量値が変動した場合においても、上位ビットだけは正常
に読み出される。
【0103】図17を参照すると、SSA1、及びSS
A2は、上述したような上位ビットは正常に読み書き動
作ができるが、下位ビットは不良となる不良副センスア
ンプを示し、またRSSAは、通常の副センスアンプと
同じ構成のリダンダンシ副センスアンプを示す。また、
MSSAはリダンダンシ主センスアンプである。
【0104】図17を参照して、この実施の形態におけ
る不良の置き換え方法の詳細を以下に説明する。
【0105】図17において、不良SSA1の副ビット
線BL01、BL11、BL21、BL31の不良とな
る各々の下位ビット(合計4ビット)は、図示のよう
に、リダンダンシ副センスアンプRSSAの副ビット線
RBL0、RBL1の上位及び下位ビットの、合計4ビ
ットに置き換えられる。
【0106】不良SSA1とは別の不良SSA2の副ビ
ット線BL02、BL12、BL22、BL32の不良
となる各々の下位ビット(合計4ビット)は、リダンダ
ンシ副センスアンプRSSAの副ビット線RBL2、R
BL3の上位及び下位ビットの、合計4ビットに、図示
のように置き換えられる。
【0107】以上の置き換えは、例えば図示されないリ
ダンダンシ置き換え用回路の、ヒューズを切るなどの方
法により行われる。
【0108】図17、図18、及び図19を参照して、
上記のリダンダンシ置き換えを行ったときの読み出し動
作の説明を以下で行う。
【0109】図17に示す不良副センスアンプSSA1
の読み出し動作を行う場合、リダンダンシ副センスアン
プRSSAのトランスファゲート制御信号RSG0〜R
SG3を、図18に示すような順で活性化させ(SG0
からSG3の順)、それぞれに対応する副ビット線RB
L0〜RBL3に読み出されたデータを、順次読み出し
及び再書き込み動作を行う。
【0110】これらのうち、副ビット線RBL0及びR
BL1の上位ビット及び下位ビットの合計4ビットは、
不良SSA1の下位ビットの合計4ビットに相当するの
で、これらを、図17に示す4ビットレジスタ101に
保持し、図18に示すタイミングでデータバスDOUT
に転送することによって、所望の順序での8ビットの読
み出しが行える。
【0111】次に、図17に示す不良副センスアンプS
SA2の読み出し動作を行う場合、リダンダンシ副セン
スアンプRSSAのトランスファゲート制御信号RSG
0〜RSG3を、図19に示すような順で活性化させ、
それぞれに対応する副ビット線RBL2、RBL3、R
BL0、RBL1に読み出されたデータを、順次読み出
し及び再書き込み動作を行う。
【0112】これらのうち、RBL2及びRBL3の上
位ビット及び下位ビットの合計4ビットは、不良SSA
2の下位ビットの合計4ビットに相当するので、これら
を、図17に示す4ビットレジスタに保持し、図19に
示すタイミングでデータバスDOUTに転送することに
よって、所望の順序での8ビットの読み出しが行える。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記従来技術で説明したような2トランジスタ・1キャ
パシタからなる特別なメモリセル構造を用いることな
く、従来のダイナミック型半導体記憶装置と同様のメモ
リセル構造を用いて、1つのメモリセルに2ビット分の
情報を保持することができるので、チップ面積の縮小に
大きく貢献するものである。
【0114】また、本発明によれば、階層ビット線構成
を用い、一度に多くのデータを読み書きすることができ
るので、ファイルメモリ等の高速な用途に好適とされ
る。
【0115】さらに、本発明によれば、不良センスアン
プの下位ビットの不良のみをリダンダンシセンスアンプ
に置き換えることにより、リダンダンシ部の面積の増加
を最小限に抑えて、歩留まりの向上を達成することがで
きるという利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す回路図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の入力タイミング波
形図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のビット線読出し波
形図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のビット線読出し波
形図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示す回路図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の入力タイミング波
形図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のビット線読出し波
形図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のビット線読出し波
形図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のアレイ構成図であ
る。
【図10】従来例の構成を示す回路図である。
【図11】従来例の入力タイミング波形図である。
【図12】従来例のビット線読出し波形図である。
【図13】従来例のビット線読出し波形図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態のアレイ構成図で
ある。
【図15】本発明の第3の実施の形態の構成を示す回路
図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態の入力タイミング
波形図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態の構成を示す回路
図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態の入力タイミング
波形図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態の入力タイミング
波形図である。
【符号の説明】
1 本発明の方式によるメモリセル 2 蓄積容量 3 トランスファゲート 4 蓄積ノード 5 本発明の方式による副センスアンプ 6、7 センスアンプトランジスタ 8、9 閾値電圧ばらつき補償用トランジスタ 10、11 読出しゲート 12、13 キャパシタ 20 従来例のメモリセル 21 従来例の蓄積容量 22、23 トランスファゲート 24、25 蓄積ノード 26、27 従来例のセンスアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/4097

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主ビット線をなす相補型の第1のビット線
    対(GBL、/GBL)と副ビット線をなす相補型の第2のビット線対(BLU
    1、/BLU1;BLU2、/BLU2;SBL、/S
    BL;BLL1、/BLL1;BLL2、/BLL2)
    と、 前記第1のビット線に接続され主センスアンプをなす
    第1のセンスアンプと、 前記第1のビット線に1又は複数接続されそれぞれに
    前記第2のビット線が接続され副センスアンプをなす
    第2のセンスアンプと、 を備え、 前記第2のセンスアンプ前記第のビット線と前記
    のビット線との間(/SBLとGBLとの間、S
    BLと/GBLとの間)それぞれ容量素子とトランス
    ファゲートとが直列に挿入されてなることを特徴とす
    るダイナミック型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記容量素子が、一端を前記第2のビット
    線に接続し、他端を、一の信号端子が前記第1のビット
    線に接続された前記トランスファゲートの他の信号端子
    に接続してなることを特徴とする請求項1記載のダイナ
    ミック型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記第2のセンスアンプ及び第1のセンス
    アンプを順次2回活性化し、1回目の第1のビット線の
    増幅結果を、前記容量素子及びトランスファゲートを通
    して前記第2のビット線に伝達し、 選択されたメモリセルから前記第2のビット線に読み出
    された差電位を、1回目の増幅とは異なる差電位にし
    て、2回目の前記第1のセンスアンプの活性化を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のダイナミック型半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】前記第2のビット線の間に、前記第2のビ
    ット線を2つに切り離すトランスファゲートを有し、前
    記第2のビット線のトランスファゲートのそれぞれの側
    に別々の電圧を書込み、その後に、前記トランスファゲ
    ートを活性化させて、電荷の配分によって4つの電圧状
    態をつくり、メモリセルに4つの状態を書き込むことを
    特徴とする請求項1記載のダイナミック型半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】相補型の主ビット線対及び副ビット線対と
    からなる階層型ビット線構成のダイナミック型半導体記
    憶装置において、 主ビット線対と、副センスアンプに接続される前記副ビ
    ット線対と、の間に容量素子とトランスファゲートを直
    列形態に挿入し、 選択されたメモリセルから該メモリセルに接続する前記
    副ビット線対に読み出された差電圧を、前記主ビット線
    対に伝達し前記主ビット線対に接続される主センスアン
    プにて増幅し、前記容量素子を介して前記主ビット線対
    上のデータが前記副ビット線対に帰還され、再度前記副
    ビット線対から前記主ビット線対への読み出しを行うこ
    とにより、2ビット分を読み出すようにしたことを特徴
    とするダイナミック型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記副ビット線対を分離するトランスファ
    ゲートを備え、前記トランスファゲートを介して2分さ
    れる前記副ビット線対のそれぞれの側に所定の組合せの
    電圧を書込んだ後、前記トランスファゲートを導通状態
    として、4つの電圧状態を前記メモリセルに書込み可能
    としたことを特徴とする請求項5に記載のダイナミック
    型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】複数の前記副ビット線対に対応して1つの
    前記副センスアンプを設け、 複数の前記副ビット線対と1つの前記副センスアンプと
    の間にトランスファゲートを挿入し、 各々の前記副ビット線対と前記副センスアンプとが前記
    トランスファゲートを介して時分割的に導通状態とな
    り、 順次データが読み出されることを特徴とする請求項6に
    記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記副センスアンプにより読み出される2
    ビット分のデータのうち、1ビット分のみが不良となる
    場合に、該1ビット分のみを不良救済用に設けられた副
    センスアンプに置き換えることを特徴とする請求項7に
    記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載される前記副ビット線対、
    及び副センスアンプと、請求項5に記載の前記主センス
    アンプと、を備えてなる冗長回路を更に備え、 請求項7記載の前記副センスアンプにより読み出される
    2ビット分のデータのうち、1ビット分不良について、
    該1ビット分のみを前記冗長回路の前記副センスアンプ
    の副ビット線対の一ビット分に置き換えることを特徴と
    するダイナミック型半導体記憶装置。
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