JP3185020B2 - タイ焼き等の菓子焼き機におけるロックつき割型および割型反転ショック装置 - Google Patents
タイ焼き等の菓子焼き機におけるロックつき割型および割型反転ショック装置Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21B—BAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
- A21B5/00—Baking apparatus for special goods; Other baking apparatus
- A21B5/02—Apparatus for baking hollow articles, waffles, pastry, biscuits, or the like
- A21B5/023—Hinged moulds for baking waffles
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、タイ焼き機等の
割型内に練り粉を充填して焼成する菓子焼き機における
割型および割型反転装置に関する。
割型内に練り粉を充填して焼成する菓子焼き機における
割型および割型反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばタイ焼き機として、割型搬
送チェンコンベアを水平面上で無端環状に配設し、該コ
ンベアに沿って作業員による材料充填作業ステーショ
ン、バーナーを備えた一次焼成ステーション、反転装置
を備えた割型反転ステーション、バーナーを備えた二次
焼成ステーションおよび作業員による製品取り出しステ
ーションを順次配置し、この搬送コンベア上に、合着面
に型巣を有する一対の鉄製型を開閉自在にヒンジ連結し
てなる割型をのせて搬送しつつ、該割型の型巣内への練
り粉およびアンコの充填、割型一面の焼成、割型の上下
反転、他面の焼成および製品取り出しを順次行うものが
知られている。
送チェンコンベアを水平面上で無端環状に配設し、該コ
ンベアに沿って作業員による材料充填作業ステーショ
ン、バーナーを備えた一次焼成ステーション、反転装置
を備えた割型反転ステーション、バーナーを備えた二次
焼成ステーションおよび作業員による製品取り出しステ
ーションを順次配置し、この搬送コンベア上に、合着面
に型巣を有する一対の鉄製型を開閉自在にヒンジ連結し
てなる割型をのせて搬送しつつ、該割型の型巣内への練
り粉およびアンコの充填、割型一面の焼成、割型の上下
反転、他面の焼成および製品取り出しを順次行うものが
知られている。
【0003】しかし、上記の従来機では、練り粉が割型
の型巣内に隅なく流入しにくく、しかも練り粉内に気泡
を含み易いため、得られた製品の形状に欠損や凹みがで
き、製品の外観を著しく害する欠点があり、この欠点を
解消するためには、作業員に高度の熟練が要求される。
の型巣内に隅なく流入しにくく、しかも練り粉内に気泡
を含み易いため、得られた製品の形状に欠損や凹みがで
き、製品の外観を著しく害する欠点があり、この欠点を
解消するためには、作業員に高度の熟練が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記のよ
うな従来装置の欠点を除くことを課題とする。
うな従来装置の欠点を除くことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記のよう
な従来装置の欠点が割型にショックを与えることにより
解消しうることに着目したもので、まず本願請求項1の
発明は、
な従来装置の欠点が割型にショックを与えることにより
解消しうることに着目したもので、まず本願請求項1の
発明は、
【0006】合着面に型巣を有する上下一対の型を開閉
自在にヒンジ連結してなる割型において、上記一方の型
に被係止部が、他方の型に上記被係止部に係止してロッ
クすべきロック部を先端部に有するロック部材がそれぞ
れ設けられ、上記ロック部材は、上記他方の型に、該型
の側面からロック部材基部を突出させた状態で、上記割
型閉成時に上記被係止部に上記ロック部を係脱しうる方
向に進退自在に支持されており、 上記ロック部材基部が
突出する型側面に、該ロック部材基部に係止すべき係止
部を一端部に有するラッチ部材が該一端部を自重により
上記型側面に沿って揺動しうるように軸支され、上記ラ
ッチ部材は、上記閉成した割型の正常状態から上下反転
の時に揺動してその係止部を上記ロック部材基部に係止
して、該ロック部材を上記被係止部とのロック係止から
後退しないように維持すると共に、上記閉成割型の上下
反転から正常状態に戻る時に揺動してその係止部を上記
ロック部材基部との係止から解除して、該ロック部材を
上記被係止部とのロック係止から後退可能におく位置関
係にある、タイ焼き等の菓子焼き機に使用されるロック
つき割型を提案し、
自在にヒンジ連結してなる割型において、上記一方の型
に被係止部が、他方の型に上記被係止部に係止してロッ
クすべきロック部を先端部に有するロック部材がそれぞ
れ設けられ、上記ロック部材は、上記他方の型に、該型
の側面からロック部材基部を突出させた状態で、上記割
型閉成時に上記被係止部に上記ロック部を係脱しうる方
向に進退自在に支持されており、 上記ロック部材基部が
突出する型側面に、該ロック部材基部に係止すべき係止
部を一端部に有するラッチ部材が該一端部を自重により
上記型側面に沿って揺動しうるように軸支され、上記ラ
ッチ部材は、上記閉成した割型の正常状態から上下反転
の時に揺動してその係止部を上記ロック部材基部に係止
して、該ロック部材を上記被係止部とのロック係止から
後退しないように維持すると共に、上記閉成割型の上下
反転から正常状態に戻る時に揺動してその係止部を上記
ロック部材基部との係止から解除して、該ロック部材を
上記被係止部とのロック係止から後退可能におく位置関
係にある、タイ焼き等の菓子焼き機に使用されるロック
つき割型を提案し、
【0007】また本願請求項2の発明は、請求項1に記
載のロックつき割型を前送する上部直線搬送路および割
型を後送し上記上部直線搬送路へ連続させる下部直線搬
送路を有し、上記上部直線搬送路に練り粉供給装置等
を、上記下部直線搬送路に加熱装置をそれぞれ配設した
菓子焼き機において、上記上部直線搬送路の前側に、該
搬送路から前送される、上記ロック部材が上記被係止部
に係止された割型を挿脱自在に受け取る反転ホルダーが
上下を反転すべく所要角度回転駆動可能に支持され、上
記反転ホルダーの前側に、反転後上記反転ホルダーから
離脱する割型を受け取るショックシュートが、受け取っ
た割型を前方へ滑走させてシュート端部に衝突させる傾
斜位置、ついで上記割型を後方へ滑走させて上記下部直
線搬送路に送る傾斜位置に揺動駆動可能に支持された、
タイ焼き等の菓子焼き機における割型反転ショック装置
を提案する。以下タイ焼き機用に実施した図面を参照し
て本願発明の実施例について説明する。
載のロックつき割型を前送する上部直線搬送路および割
型を後送し上記上部直線搬送路へ連続させる下部直線搬
送路を有し、上記上部直線搬送路に練り粉供給装置等
を、上記下部直線搬送路に加熱装置をそれぞれ配設した
菓子焼き機において、上記上部直線搬送路の前側に、該
搬送路から前送される、上記ロック部材が上記被係止部
に係止された割型を挿脱自在に受け取る反転ホルダーが
上下を反転すべく所要角度回転駆動可能に支持され、上
記反転ホルダーの前側に、反転後上記反転ホルダーから
離脱する割型を受け取るショックシュートが、受け取っ
た割型を前方へ滑走させてシュート端部に衝突させる傾
斜位置、ついで上記割型を後方へ滑走させて上記下部直
線搬送路に送る傾斜位置に揺動駆動可能に支持された、
タイ焼き等の菓子焼き機における割型反転ショック装置
を提案する。以下タイ焼き機用に実施した図面を参照し
て本願発明の実施例について説明する。
【0008】
【実施例】図1はタイ焼き機の全体図で、後部に支持さ
れた左右一対の大径駆動スプロケット(1)、(1)
と、前部に支持された左右一対の小径従動スプロケット
(2)、(2)とに2本のコンベアチェン(3)、
(3)を掛け、該チェン(3)、(3)の水平に走行す
る上部直線区帯と案内レール(3a)、(3a)とで上
部直線搬送路(4)とし、両チェン(3)、(3)に
は、一定間隔をあけて搬送用爪(5)…、(5)…を突
設し、該爪によりロックつき割型(M)…の後面を押し
て一定距離づつ間欠的に搬送するようにしてあり、この
チェン(3)、(3)の下位に、上記従動スプロケット
(2)、(2)の下方から駆動スプロケット(1)、
(1)がわへ水平に延長し、ついで下向き傾斜でチェン
(3)、(3)に接近する割型案内レール(6)、
(6)を敷設し、該レール(6)、(6)を下部直線搬
送路(7)とし、該レール(6)、(6)の前端上側に
は、ピニオン(8)、(8)の往復回転により前後往復
動するラック(9)、(9)を配設し、該ラック
(9)、(9)の前端部に、下向きに突出し且つ後方へ
揺動可能の搬送用爪(10)、(10)を設けてあり、
このような搬送路における上部直線搬送路(4)に沿っ
て最後部から、割型からの製品取り出し作業ステーショ
ン(A)、ホッパー(11)からの一次練り粉投入ステ
ーション(B)、ホッパー(12)からのアンコ投入ス
テーション(C)、およびホッパー(13)からの二次
練り粉投入ステーション(D)を順次配置し、また下部
直線搬送路(7)にバーナー(14)による加熱ステー
ション(E)を配置し、さらに上部直線搬送路(4)の
前端と、下部直線搬送路(7)の前端との間に割型反転
ショック装置(F)を配設してある。
れた左右一対の大径駆動スプロケット(1)、(1)
と、前部に支持された左右一対の小径従動スプロケット
(2)、(2)とに2本のコンベアチェン(3)、
(3)を掛け、該チェン(3)、(3)の水平に走行す
る上部直線区帯と案内レール(3a)、(3a)とで上
部直線搬送路(4)とし、両チェン(3)、(3)に
は、一定間隔をあけて搬送用爪(5)…、(5)…を突
設し、該爪によりロックつき割型(M)…の後面を押し
て一定距離づつ間欠的に搬送するようにしてあり、この
チェン(3)、(3)の下位に、上記従動スプロケット
(2)、(2)の下方から駆動スプロケット(1)、
(1)がわへ水平に延長し、ついで下向き傾斜でチェン
(3)、(3)に接近する割型案内レール(6)、
(6)を敷設し、該レール(6)、(6)を下部直線搬
送路(7)とし、該レール(6)、(6)の前端上側に
は、ピニオン(8)、(8)の往復回転により前後往復
動するラック(9)、(9)を配設し、該ラック
(9)、(9)の前端部に、下向きに突出し且つ後方へ
揺動可能の搬送用爪(10)、(10)を設けてあり、
このような搬送路における上部直線搬送路(4)に沿っ
て最後部から、割型からの製品取り出し作業ステーショ
ン(A)、ホッパー(11)からの一次練り粉投入ステ
ーション(B)、ホッパー(12)からのアンコ投入ス
テーション(C)、およびホッパー(13)からの二次
練り粉投入ステーション(D)を順次配置し、また下部
直線搬送路(7)にバーナー(14)による加熱ステー
ション(E)を配置し、さらに上部直線搬送路(4)の
前端と、下部直線搬送路(7)の前端との間に割型反転
ショック装置(F)を配設してある。
【0009】上記ロックつき割型(M)の構造は次のよ
うである。図2〜8において、合着面にタイの各半面を
形どった型巣(15)、(15)を有する上下一対の鉄
製矩形板からなる型(Ma)、(Mb)をヒンジ(1
6)、(16)によりノート状に開閉自在に連結し、一
方の型(Mb)の短辺がわ左右側面から2本の軸(1
7)、(17)をそれぞれ直角に突出し、突出端部にコ
ロ(18)、(18)をそれぞれ取りつけてある。
うである。図2〜8において、合着面にタイの各半面を
形どった型巣(15)、(15)を有する上下一対の鉄
製矩形板からなる型(Ma)、(Mb)をヒンジ(1
6)、(16)によりノート状に開閉自在に連結し、一
方の型(Mb)の短辺がわ左右側面から2本の軸(1
7)、(17)をそれぞれ直角に突出し、突出端部にコ
ロ(18)、(18)をそれぞれ取りつけてある。
【0010】上記一方の型(Mb)の合着面一側部に
は、被係止部として中間部に係止切欠(20)を有する
丸棒状の被係止ピン(19)を該切欠(20)をヒンジ
(16)がわへ向けて垂直に突設し、他方の型(Ma)
には、上記被係止ピン(19)に対応する位置に丸孔状
ピン孔(21)を貫通すると共に、特に図5に示すよう
に型(Ma)の右側面から上記ピン孔(21)に直角を
なして連通するロックピン孔(22)を形成し、該ロッ
クピン孔(22)に、ロック部材として、特に図8
(イ)に示すように丸棒の先端部を、ほぼ半体分切欠し
て上記被係止ピン(19)の切欠(20)に係脱可能の
ロック部(24)に形成すると共に、棒の基部に外周面
から適宜食いこむほぼ半円分の2つの係止切欠(2
5)、(26)を有する丸棒状ロックピン(23)を摺
動自在に挿入し、その際、ロックピンのロック部(2
4)を上記ピン孔(21)内に突出したとき(被係止ピ
ン(19)と係止したとき)、係止切欠(26)はロッ
クピン孔(22)内にかくれるが、係止切欠(25)が
ピン孔(22)から露出し、またロックピンのロック部
(24)が上記ピン孔(21)から離脱後退したとき
は、係止切欠(25)、(26)がピン孔(22)から
露出する関係にある。
は、被係止部として中間部に係止切欠(20)を有する
丸棒状の被係止ピン(19)を該切欠(20)をヒンジ
(16)がわへ向けて垂直に突設し、他方の型(Ma)
には、上記被係止ピン(19)に対応する位置に丸孔状
ピン孔(21)を貫通すると共に、特に図5に示すよう
に型(Ma)の右側面から上記ピン孔(21)に直角を
なして連通するロックピン孔(22)を形成し、該ロッ
クピン孔(22)に、ロック部材として、特に図8
(イ)に示すように丸棒の先端部を、ほぼ半体分切欠し
て上記被係止ピン(19)の切欠(20)に係脱可能の
ロック部(24)に形成すると共に、棒の基部に外周面
から適宜食いこむほぼ半円分の2つの係止切欠(2
5)、(26)を有する丸棒状ロックピン(23)を摺
動自在に挿入し、その際、ロックピンのロック部(2
4)を上記ピン孔(21)内に突出したとき(被係止ピ
ン(19)と係止したとき)、係止切欠(26)はロッ
クピン孔(22)内にかくれるが、係止切欠(25)が
ピン孔(22)から露出し、またロックピンのロック部
(24)が上記ピン孔(21)から離脱後退したとき
は、係止切欠(25)、(26)がピン孔(22)から
露出する関係にある。
【0011】さらに、図5のように上記ロックピン(2
3)の中間部に突設された規制ピン(27)を、型(M
a)の上記ロックピン(23)と平行の長孔(28)内
に摺動自在に係合し、それにより上記係止切欠(2
5)、(26)が、割型(M)を平面上で開いたときに
常時上方へ向くように構成し、従って割型(M)を閉じ
て型(Ma)を上に、型(Mb)を下にした状態では、
図6のように係止切欠(25)、(26)が下に向くこ
ととなる。
3)の中間部に突設された規制ピン(27)を、型(M
a)の上記ロックピン(23)と平行の長孔(28)内
に摺動自在に係合し、それにより上記係止切欠(2
5)、(26)が、割型(M)を平面上で開いたときに
常時上方へ向くように構成し、従って割型(M)を閉じ
て型(Ma)を上に、型(Mb)を下にした状態では、
図6のように係止切欠(25)、(26)が下に向くこ
ととなる。
【0012】上記ロックピン(23)を上記被係止ピン
(19)との係止、および離脱の各状態に維持するた
め、ラッチ板(29)を上記ロックピン(23)の突出
する型(Ma)側面に揺動自在に取りつけてあり、該ラ
ッチ板(29)は、特に図8(ロ)に示すように、長方
形板の一端部に、上記ロックピン(23)が挿脱自在の
2分の1長円形の孔であって、その短径に相当する直線
部を上記係止切欠(25)、(26)に係止すべき係止
辺(31)とした孔(30)を設けたもので、これを、
型(M)を平面上で開いた状態で、図3のように上記係
止辺(31)を上にして孔(30)をロックピン(2
3)に被装した状態に軸(32)によりラッチ板他端部
において型(Ma)側面に揺動自在に支持してある。
(19)との係止、および離脱の各状態に維持するた
め、ラッチ板(29)を上記ロックピン(23)の突出
する型(Ma)側面に揺動自在に取りつけてあり、該ラ
ッチ板(29)は、特に図8(ロ)に示すように、長方
形板の一端部に、上記ロックピン(23)が挿脱自在の
2分の1長円形の孔であって、その短径に相当する直線
部を上記係止切欠(25)、(26)に係止すべき係止
辺(31)とした孔(30)を設けたもので、これを、
型(M)を平面上で開いた状態で、図3のように上記係
止辺(31)を上にして孔(30)をロックピン(2
3)に被装した状態に軸(32)によりラッチ板他端部
において型(Ma)側面に揺動自在に支持してある。
【0013】次に割型反転ショック装置について説明す
る。図9、10、11において、上記上部直線搬送路
(4)の前側において、支持板(33)の左右両端に横
断面コ字状で一側端を導入口(35)として開口した割
型保持枠(34)、(34)を互にコ字形の溝口を対向
させて平行に固定すると共に、両保持枠(34)、(3
4)の外側面に軸(36)、(36)を突設してなる反
転ホルダー(37)を、機枠(H)の左右側板(3
8)、(38)に上記軸(36)、(36)を介して回
転自在に支持してある。上記支持板(33)にはブラケ
ット(39)、(39)を固定し、両ブラケットの上記
導入口(35)と反対がわへ延出した端部に、スプリン
グ(40)、(40)を巻装されたスプリング保持ロッ
ド(41)、(41)を前後方向へ摺動自在に支持して
ある。
る。図9、10、11において、上記上部直線搬送路
(4)の前側において、支持板(33)の左右両端に横
断面コ字状で一側端を導入口(35)として開口した割
型保持枠(34)、(34)を互にコ字形の溝口を対向
させて平行に固定すると共に、両保持枠(34)、(3
4)の外側面に軸(36)、(36)を突設してなる反
転ホルダー(37)を、機枠(H)の左右側板(3
8)、(38)に上記軸(36)、(36)を介して回
転自在に支持してある。上記支持板(33)にはブラケ
ット(39)、(39)を固定し、両ブラケットの上記
導入口(35)と反対がわへ延出した端部に、スプリン
グ(40)、(40)を巻装されたスプリング保持ロッ
ド(41)、(41)を前後方向へ摺動自在に支持して
ある。
【0014】上記反転ホルダー(37)の反転駆動手段
として、上記一方の軸(36)の突出端にトルクステッ
ピングモータ(42)を接続してあり、常時は上記保持
枠(34)、(34)を、その導入口(35)、(3
5)を後方へ向けた水平状態におき、その状態で上部直
線搬送路(4)から閉成割型(M)が前方へ送り出さ
れ、そのコロ(18)(18)、(18)(18)が保
持枠(34)、(34)内に進入したことを適宜のリミ
ットスイッチで検出し、その検出信号により上記モータ
(42)が設定角度190°〜200°を図1、9時計
方向へ回転し、それにより保持した割型(M)を上下反
転させると共に保持枠(34)、(34)から前方へ滑
り出させ、ついで上記モータ(42)が等角度を反時計
方向へ逆回転して元の水平状態に戻るようにしてある。
として、上記一方の軸(36)の突出端にトルクステッ
ピングモータ(42)を接続してあり、常時は上記保持
枠(34)、(34)を、その導入口(35)、(3
5)を後方へ向けた水平状態におき、その状態で上部直
線搬送路(4)から閉成割型(M)が前方へ送り出さ
れ、そのコロ(18)(18)、(18)(18)が保
持枠(34)、(34)内に進入したことを適宜のリミ
ットスイッチで検出し、その検出信号により上記モータ
(42)が設定角度190°〜200°を図1、9時計
方向へ回転し、それにより保持した割型(M)を上下反
転させると共に保持枠(34)、(34)から前方へ滑
り出させ、ついで上記モータ(42)が等角度を反時計
方向へ逆回転して元の水平状態に戻るようにしてある。
【0015】上記割型(M)が保持枠(34)、(3
4)内へ進入したときスプリング(40)、(40)を
圧縮し、該割型の重量により上記圧縮状態を継続する
が、反転後は上記スプリング(40)、(40)の弾発
力により保持枠(34)、(34)から容易に滑り出
す。
4)内へ進入したときスプリング(40)、(40)を
圧縮し、該割型の重量により上記圧縮状態を継続する
が、反転後は上記スプリング(40)、(40)の弾発
力により保持枠(34)、(34)から容易に滑り出
す。
【0016】上記反転ホルダー(37)の前側におい
て、軸(44)に、横断面L字状のシュートアーム(4
5)、(45)を互に平行状態で各一端部において固定
すると共に軸(44)にバンパー(46)を取りつけて
なるショックシュート(47)を、機枠の左右側板(3
8)、(38)に、上部および下部直線搬送路(4)、
(7)の中間高さ位置で、上記軸(44)を介して回転
自在に支持してある。(48)は両アーム(45)、
(45)を連結する桟である。
て、軸(44)に、横断面L字状のシュートアーム(4
5)、(45)を互に平行状態で各一端部において固定
すると共に軸(44)にバンパー(46)を取りつけて
なるショックシュート(47)を、機枠の左右側板(3
8)、(38)に、上部および下部直線搬送路(4)、
(7)の中間高さ位置で、上記軸(44)を介して回転
自在に支持してある。(48)は両アーム(45)、
(45)を連結する桟である。
【0017】上記ショックシュート(47)の揺動駆動
手段は次のようである。上記反転ホルダー(37)にお
けるモータ(42)が接続されている軸(36)に駆動
レバー(49)を固定し、一方上記ショックシュート
(47)の軸(44)の端部に従動レバー(50)を固
定すると共に、該レバー(50)先端部に引張スプリン
グ(51)を連結して該軸(44)を常時時計方向回り
に弾発し、このレバー(49)とレバー(50)の間
に、互にピン(54)および長孔(55)により遊動連
結されたリンク(52)、(53)の両端部をピン連結
(56)、(57)してある。
手段は次のようである。上記反転ホルダー(37)にお
けるモータ(42)が接続されている軸(36)に駆動
レバー(49)を固定し、一方上記ショックシュート
(47)の軸(44)の端部に従動レバー(50)を固
定すると共に、該レバー(50)先端部に引張スプリン
グ(51)を連結して該軸(44)を常時時計方向回り
に弾発し、このレバー(49)とレバー(50)の間
に、互にピン(54)および長孔(55)により遊動連
結されたリンク(52)、(53)の両端部をピン連結
(56)、(57)してある。
【0018】この場合上記反転ホルダー(37)の保持
枠(34)、(34)が導入口(35)、(35)を後
方へ向けて水平に位置するとき、ショックシュート(4
7)のシュートアーム(45)、(45)が、図9実線
で示すように、下部直線搬送路(7)の案内レール
(6)、(6)上にアーム先端を接した後方下向き傾斜
の位置にあり、上記モータ(42)の回転により上記保
持枠(34)、(34)が190°〜200°回転する
と、図11のように上記レバー(49)も同角度時計方
向へ回転し、それによりレバー(50)がスプリング
(51)の引張りにより時計方向へストッパー(58)
に当接するまで(本例では50°)回転し、それに伴い
軸(44)を介してシュートアーム(45)、(45)
が同方向へ本例では50°回転し、図9仮想線で示すよ
うにアーム先端を反転した保持枠(34)、(34)の
前端部のやや下に位置させるようにしてある。
枠(34)、(34)が導入口(35)、(35)を後
方へ向けて水平に位置するとき、ショックシュート(4
7)のシュートアーム(45)、(45)が、図9実線
で示すように、下部直線搬送路(7)の案内レール
(6)、(6)上にアーム先端を接した後方下向き傾斜
の位置にあり、上記モータ(42)の回転により上記保
持枠(34)、(34)が190°〜200°回転する
と、図11のように上記レバー(49)も同角度時計方
向へ回転し、それによりレバー(50)がスプリング
(51)の引張りにより時計方向へストッパー(58)
に当接するまで(本例では50°)回転し、それに伴い
軸(44)を介してシュートアーム(45)、(45)
が同方向へ本例では50°回転し、図9仮想線で示すよ
うにアーム先端を反転した保持枠(34)、(34)の
前端部のやや下に位置させるようにしてある。
【0019】上記モータ(42)が逆回転すれば、図1
1の仮想線の位置にあるレバー(49)がスプリング
(51)に抗してレバー(50)を反時計方向へ実線の
位置まで戻し、それによりシュートアーム(45)、
(45)を図9実線の位置に戻す。
1の仮想線の位置にあるレバー(49)がスプリング
(51)に抗してレバー(50)を反時計方向へ実線の
位置まで戻し、それによりシュートアーム(45)、
(45)を図9実線の位置に戻す。
【0020】上例のロックつき割型(M)を用いた上例
の割型反転ショック装置の作用について説明する。上部
直線搬送路(4)において、割型(M)を開いて間欠的
に搬送しながら一次練り粉、アンコ、二次練り粉を順次
型巣内に投入していく。その間、型(Ma)のロックピ
ン(23)が図5のようにピン孔(21)から後退して
いるが、ラッチ板(29)が自重で係止切欠(26)に
係止して該ロックピン(23)を上記の後退位置に保持
している。
の割型反転ショック装置の作用について説明する。上部
直線搬送路(4)において、割型(M)を開いて間欠的
に搬送しながら一次練り粉、アンコ、二次練り粉を順次
型巣内に投入していく。その間、型(Ma)のロックピ
ン(23)が図5のようにピン孔(21)から後退して
いるが、ラッチ板(29)が自重で係止切欠(26)に
係止して該ロックピン(23)を上記の後退位置に保持
している。
【0021】二次練り粉の投入後、型(Ma)を型(M
b)の上に閉じると、図6のように被係止ピン(19)
がピン孔(21)内に進入すると共に、上記ラッチ板
(23)が自重で揺動して係止切欠(26)から離脱
し、ロックピン(23)をロック移動可能におく。そこ
でロックピン(23)を適宜手段により押しこんでロッ
ク部(24)を図6仮想線で示すように上記被係止ピン
(19)の係止切欠(20)内に係止し、割型(M)を
閉成状態にロックする。
b)の上に閉じると、図6のように被係止ピン(19)
がピン孔(21)内に進入すると共に、上記ラッチ板
(23)が自重で揺動して係止切欠(26)から離脱
し、ロックピン(23)をロック移動可能におく。そこ
でロックピン(23)を適宜手段により押しこんでロッ
ク部(24)を図6仮想線で示すように上記被係止ピン
(19)の係止切欠(20)内に係止し、割型(M)を
閉成状態にロックする。
【0022】上記のロックされた閉成割型(M)が搬送
爪(5)、(5)に後押しされて反転ホルダー(37)
に送られ、そのコロ(18)…が保持枠(34)、(3
4)内に進入すると、モータ(42)の例えば190度
回転により反転ホルダー(37)全体が図9時計方向へ
同角度回転すると共に、ショックシュート(47)がス
プリング(51)により図9仮想線の先端上りの傾斜位
置に50度回転し、それにより保持枠(34)、(3
4)に保持されていた閉成割型(M)が上下を反転した
後シュートアーム(45)、(45)上に前進し、該シ
ュトアーム上を滑走してバンパー(46)に衝突し、そ
のショックにより割型(M)内の練り粉が型巣の隅々ま
でいきわたると共に、練り粉内の気泡が相当量排出され
る。上記反転後反転ホルダー(37)は反時計方向へ1
90度逆回転すると共にショックシュート(47)も反
時計方向へ50度逆回転してそれぞれ元の位置に戻る。
上記シュートアーム(45)、(45)の逆回転によ
り、上記のバンパー(46)に衝突した割型(M)はシ
ュートアーム(45)、(45)上を後方へ滑走して下
部直線搬送路(7)の案内レール(6)、(6)上に送
りこまれ、その際2回目のショックを受け、さらに上記
の作用を補充的に受けることとなる。
爪(5)、(5)に後押しされて反転ホルダー(37)
に送られ、そのコロ(18)…が保持枠(34)、(3
4)内に進入すると、モータ(42)の例えば190度
回転により反転ホルダー(37)全体が図9時計方向へ
同角度回転すると共に、ショックシュート(47)がス
プリング(51)により図9仮想線の先端上りの傾斜位
置に50度回転し、それにより保持枠(34)、(3
4)に保持されていた閉成割型(M)が上下を反転した
後シュートアーム(45)、(45)上に前進し、該シ
ュトアーム上を滑走してバンパー(46)に衝突し、そ
のショックにより割型(M)内の練り粉が型巣の隅々ま
でいきわたると共に、練り粉内の気泡が相当量排出され
る。上記反転後反転ホルダー(37)は反時計方向へ1
90度逆回転すると共にショックシュート(47)も反
時計方向へ50度逆回転してそれぞれ元の位置に戻る。
上記シュートアーム(45)、(45)の逆回転によ
り、上記のバンパー(46)に衝突した割型(M)はシ
ュートアーム(45)、(45)上を後方へ滑走して下
部直線搬送路(7)の案内レール(6)、(6)上に送
りこまれ、その際2回目のショックを受け、さらに上記
の作用を補充的に受けることとなる。
【0023】上記反転時に、上記ラッチ板(29)が図
7に示すように自重によりロックピン(23)の係止切
欠(25)に自動的に係止し、それによりその後割型
(M)が振動衝撃を受けてもロックピン(23)がロッ
ク状態から後退しないように保持する。
7に示すように自重によりロックピン(23)の係止切
欠(25)に自動的に係止し、それによりその後割型
(M)が振動衝撃を受けてもロックピン(23)がロッ
ク状態から後退しないように保持する。
【0024】上記案内レール(6)、(6)上に送り出
された割型(M)…は加熱され、ついでチェン(3)、
(3)の搬送爪(5)…により上部直線搬送路(4)
に、型(Ma)を上にし、ラッチ板(29)の係止を解
除した状態(図6においてロックピン(23)をロック
した状態)で送られていく。そこで製品取り出し作業ス
テーション(A)において適宜の手段により例えば規制
ピン(27)を押してロックピン(23)を図6実線で
示すロック解除の位置に後退させ、ついで型(Ma)を
開いて製品を取り出す。
された割型(M)…は加熱され、ついでチェン(3)、
(3)の搬送爪(5)…により上部直線搬送路(4)
に、型(Ma)を上にし、ラッチ板(29)の係止を解
除した状態(図6においてロックピン(23)をロック
した状態)で送られていく。そこで製品取り出し作業ス
テーション(A)において適宜の手段により例えば規制
ピン(27)を押してロックピン(23)を図6実線で
示すロック解除の位置に後退させ、ついで型(Ma)を
開いて製品を取り出す。
【0025】製品取り出し後型巣(15)、(15)に
適宜注油した後練り粉の投入を行う。
適宜注油した後練り粉の投入を行う。
【0026】
【発明の効果】本願請求項1の発明のタイ焼き等の菓子
焼き機におけるロックつき割型によれば、閉成した割型
のロック部材を適宜手段により進出させて閉成割型をロ
ックした後、該割型を正常状態から上下反転させた時
は、ラッチ部材が自重により揺動して上記ロック部材に
よるロックを自動的に維持することができ、それにより
反転後の閉成割型に相当激しい運動を及ぼしても閉成ロ
ック状態を保持することができ、また反転後上下正常状
態に戻した時は、上記ラッチ部材が自重により揺動して
上記ロック部材に対するロック維持作用を自動的に解除
することができ、それにより適宜手段により上記ロック
部材を後退させて割型を開くことができるのである。
焼き機におけるロックつき割型によれば、閉成した割型
のロック部材を適宜手段により進出させて閉成割型をロ
ックした後、該割型を正常状態から上下反転させた時
は、ラッチ部材が自重により揺動して上記ロック部材に
よるロックを自動的に維持することができ、それにより
反転後の閉成割型に相当激しい運動を及ぼしても閉成ロ
ック状態を保持することができ、また反転後上下正常状
態に戻した時は、上記ラッチ部材が自重により揺動して
上記ロック部材に対するロック維持作用を自動的に解除
することができ、それにより適宜手段により上記ロック
部材を後退させて割型を開くことができるのである。
【0027】本願請求項2の発明のタイ焼き等の菓子焼
き機における割型反転ショック装置によれば、練り粉を
投入された閉成割型を反転ホルダーにより上下反転した
後、ショックシュートの揺動により上記閉成割型に2回
のショックを与えることができ、それにより割型内の練
り粉を型巣の隅々までいきわたらせると共に、練り粉内
の気泡を相当量排出し、欠損や凹みのない外観の良好な
製品を提供することができる。しかも、上記反転時にラ
ッチ部材により自動的にロック部材をロック状態に保持
した後、そのロック状態を継続させつつショックシュー
トによるショック付与を行い、それによりショック付与
時に割型を安全確実に閉成に維持することができるので
ある。
き機における割型反転ショック装置によれば、練り粉を
投入された閉成割型を反転ホルダーにより上下反転した
後、ショックシュートの揺動により上記閉成割型に2回
のショックを与えることができ、それにより割型内の練
り粉を型巣の隅々までいきわたらせると共に、練り粉内
の気泡を相当量排出し、欠損や凹みのない外観の良好な
製品を提供することができる。しかも、上記反転時にラ
ッチ部材により自動的にロック部材をロック状態に保持
した後、そのロック状態を継続させつつショックシュー
トによるショック付与を行い、それによりショック付与
時に割型を安全確実に閉成に維持することができるので
ある。
【図1】タイ焼き機の略線側面図である。
【図2】ロックつき割型の開き状態の平面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】ロックつき割型の閉成状態の側面図である。
【図5】図3のV−V線拡大断面図である。
【図6】図4のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】反転時のロック状態の同上拡大断面図である。
【図8】(イ)ロックピンの拡大斜面図である。 (ロ)ラッチ板の拡大正面図である。
【図9】割型反転ショック装置部分の拡大縦断側面図で
ある。
ある。
【図10】同上拡大平面図である。
【図11】同上側面図である。
M 割型 Ma、Mb 型 4 上部直線搬送路 7 下部直線搬送路 15 型巣 19 被係止ピン 23 ロックピン 29 ラッチ板 37 反転ホルダー 47 ショックシュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A21B 3/13 A21B 5/00 A23G 3/02 A47J 37/04 101
Claims (2)
- 【請求項1】 合着面に型巣を有する上下一対の型を開
閉自在にヒンジ連結してなる割型において、 上記一方の型に被係止部が、他方の型に上記被係止部に
係止してロックすべきロック部を先端部に有するロック
部材がそれぞれ設けられ、上記ロック部材は、上記他方
の型に、該型の側面からロック部材基部を突出させた状
態で、上記割型閉成時に上記被係止部に上記ロック部を
係脱しうる方向に進退自在に支持されており、 上記ロック部材基部が突出する型側面に、該ロック部材
基部に係止すべき係止部を一端部に有するラッチ部材が
該一端部を自重により上記型側面に沿って揺動しうるよ
うに軸支され、上記ラッチ部材は、上記閉成した割型の
正常状態から上下反転の時に揺動してその係止部を上記
ロック部材基部に係止して、該ロック部材を上記被係止
部とのロック係止から後退しないように維持すると共
に、上記閉成割型の上下反転から正常状態に戻る時に揺
動してその係止部を上記ロック部材基部との係止から解
除して、該ロック部材を上記被係止部とのロック係止か
ら後退可能におく位置関係にある、 タイ焼き等の菓子焼き機に使用されるロックつき割型。 - 【請求項2】 請求項1に記載のロックつき割型を前送
する上部直線搬送路および割型を後送し上記上部直線搬
送路へ連続させる下部直線搬送路を有し、上記上部直線
搬送路に練り粉供給装置等を、上記下部直線搬送路に加
熱装置をそれぞれ配設した菓子焼き機において、 上記上部直線搬送路の前側に、該搬送路から前送され
る、上記ロック部材が上記被係止部に係止された割型を
挿脱自在に受け取る反転ホルダーが上下を反転すべく所
要角度回転駆動可能に支持され、 上記反転ホルダーの前側に、反転後上記反転ホルダーか
ら離脱する割型を受け取るショックシュートが、受け取
った割型を前方へ滑走させてシュート端部に衝突させる
傾斜位置、ついで上記割型を後方へ滑走させて上記下部
直線搬送路に送る傾斜位置に揺動駆動可能に支持され
た、タイ焼き等の菓子焼き機における割型反転ショック
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36597997A JP3185020B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | タイ焼き等の菓子焼き機におけるロックつき割型および割型反転ショック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36597997A JP3185020B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | タイ焼き等の菓子焼き機におけるロックつき割型および割型反転ショック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11178497A JPH11178497A (ja) | 1999-07-06 |
JP3185020B2 true JP3185020B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=18485608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36597997A Expired - Fee Related JP3185020B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | タイ焼き等の菓子焼き機におけるロックつき割型および割型反転ショック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185020B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5366049B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-12-11 | 株式会社マスダック | 型焼き菓子の自動製造装置 |
CN109170075A (zh) * | 2018-09-28 | 2019-01-11 | 湖北美雅食品有限公司 | 一种添加桂花的酥糖生产线 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP36597997A patent/JP3185020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11178497A (ja) | 1999-07-06 |
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