JP3009871U - 軟質シート状物の折畳み搬送装置 - Google Patents

軟質シート状物の折畳み搬送装置

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JP3009871U
JP3009871U JP1994013350U JP1335094U JP3009871U JP 3009871 U JP3009871 U JP 3009871U JP 1994013350 U JP1994013350 U JP 1994013350U JP 1335094 U JP1335094 U JP 1335094U JP 3009871 U JP3009871 U JP 3009871U
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magazine
sheet
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Inventor
啓二郎 桶谷
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日本梱包運輸倉庫株式会社
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質シート状物をワンシートずつずれること
なく確実に折畳んでマガジン等へ自動的に搬送でき、作
業能力を向上せしめ、かつ作業者の労力軽減を図る装置
を提供せしめることである。 【構成】 折り機のシート送り出し口に近接してシート
搬送部2が配設され、該シート搬送部2は、スペース3
…をあけて隣接状に複数のエンドレスベルト…が並設さ
れると共に、該夫々のベルト表面にはシート支持片7…
が一定間隔毎に突設されてなり、上記シート搬送部2の
排出側には、上下昇降可能で上記隣り合うベルト間のス
ペース3に下方から挿入されるセパレート機構8と、シ
ート排出側の上方側にて前後旋回可能に配されるシート
押え機構13とを備えてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、折り機から折り上げられて送り出される不織布、織布、紙等の軟質 シート状物を、ワンシートずつ折畳んだ状態でマガジンへと搬送、排出、収納す る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、手術用の不織布シートなどは、包装用意のためワンシートずつ折畳ん でマガジン等へ収納するものである。 従来、この種の手術用シート等は、所望大きさに形成されたシートを作業者が 一枚ずつ手作業によって折り畳んで、マガジン等へ運んでいたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術によれば作業者の手作業によるため、熟練度にもよるが 、折り山がずれたり捲れ上がったりする等の姿勢不良が発生しやすく、次工程へ の搬送上で歩留まりが低くなる傾向があった。 また、手作業によって折畳んでいたため作業能力が低く作業時間のロスも大き く、さらに、折り畳んだ軟質シート状物は、ある程度ストックした後、マガジン へと作業者が運び、そして収納していたため、作業者の労力はさらに多大であっ た。
【0004】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、軟質シート状物をワンシートずつ折り山がずれることな く確実に折畳んでマガジンへと自動的に搬送、排出、収納でき、作業能力を向上 せしめ、かつ作業者の労力軽減を図る装置を提供せしめることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、折り機のシート送り 出し口に近接して備えられるシート搬送機構と、該シート搬送機構の排出側に近 接し、折り畳まれた軟質シート状物を載置、収納するシート収納機構とで構成さ れ、上記シート搬送機構は、スペースをあけて隣接状に複数のエンドレスベルト が並設されると共に、該夫々のベルト表面にはシート支持片が一定間隔毎に突設 されてなり、上記シート搬送機構の排出側には、上下昇降可能で上記隣り合うベ ルト間のスペースに下方から挿入されるセパレート機構と、シート排出側の上方 側にて前後旋回可能に配されるシート押え機構とを備えてなり、上記セパレート 機構は、前後旋回可能な複数のシートセパレートプレートと、固定状の複数のシ ート倒れ防止プレートとが交互に並設されて構成されていると共に、シート押え 機構がセパレート機構のシートセパレートプレートの旋回作動と同期して作動す ることである。
【0006】 また、シート搬送機構を折り機と同期して作動せしめるものとする。
【0007】 また、上記セパレート機構は、前後旋回可能な複数のシートセパレートプレー トと、固定状の複数のシート倒れ防止プレートとが交互に並設されて構成されて いると共に、シート押え機構とセパレート機構とを折り機と同期せしめた駆動機 構を介して連動せしめており、該駆動機構は、折り機からの動力を受けて回転す るセパレート機構上下昇降用カムと、シートセパレートプレート旋回用カムと、 バックアッププレート旋回用カムとを備え、該夫々のカムは、回転運動に連動す る従動杆を備えると共に、各従動杆の作動に連動して上下動する押し上げ杆を連 結しており、上記セパレート機構上下昇降用カムと連動する押し上げ杆はセパレ ート機構と連結して該セパレート機構を上下昇降せしめ、上記シートセパレート プレート旋回用カムと連動する押し上げ杆は、セパレート機構のシートセパレー トプレートと連結して該プレートを前後旋回せしめ、上記バックアッププレート 旋回用カムと連動する押し上げ杆は、シート押え機構のバックアッププレートと 連結して該プレートを前後旋回せしめるものとしたことである。
【0008】 さらに、多数の支持ピンが所定ピッチ毎に横方向に並列されて構成される折り 畳みシート収納用の棚が、高さ方向に多段状に設けられてなると共に、両側フレ ームに係止突片が夫々同一レベル位置に設けられ、かつ前面を開放状とした多数 のマガジンと、該マガジンを順次連続して搬送導入可能な導入コンベアと、該導 入コンベアの終点位置上方の高さ方向に配され、上記マガジンを順次吊下げ係止 すると共に、コンベアベルトによって搬送されてきた折り畳みシートを、マガジ ン前面方向から各棚上に折り畳み状態で一枚づつ収納しつつマガジンを段階的に 上昇せしめるマガジン上昇部と、該マガジン上昇部の上昇終点位置に配され、収 納完了状態で上昇してきたマガジンの前面を押圧して後方へと押出すマガジン押 出し部と、該押出されたマガジンを搬送排出可能な排出コンベアとでシート収納 機構が構成され、上記マガジン上昇部は、導入コンベア終点位置に到達したマガ ジンの左右側面に位置する係止突片よりも下位の位置と、押出し部よりも上位の 位置とにわたってエンドレス状に架設されるマガジン上昇用チェーンが、マガジ ンを挟んで左右対象位置に少なくとも一組配設され、上記左右チェーンには相対 向する位置にマガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せしめてチェーンの 走行方向に所望ピッチ毎に一体的に固着されていることである。
【0009】 そしてさらに、上記シート収納機構は、マガジン導入コンベア終点に設けられ たマガジン導入空間の上方位置にて、該マガジン導入空間の左右両側位置に配さ れると共に、夫々別個の駆動源と連結して別回転駆動する第一回転シャフト及び 第二回転シャフトと、マガジン押出し部の上方位置にて、上記第一回転シャフト 及び第二回転シャフトと夫々平行状に配される第一連動シャフト及び第二連動シ ャフトを備え、上記各シャフトには夫々前後方向に同一間隔をあけてスプロケッ トを備えると共に、上下方向同一線上に位置する各スプロケット間にはチェーン をエンドレス状に掛け渡して左右一組のマガジン上昇用チェーンを前後に2組備 えて構成し、上記各1組のマガジン上昇用チェーンを構成する左右チェーンの相 対向する同一レベル位置には、マガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せ しめてチェーンの走行方向に固着されると共に、前後のマガジン上昇用チェーン 毎に交互に所定ピッチをあけて上下連続して固着されており、そして上下同一線 上に位置する各スプロケット及び前後方向に位置する各スプロケットは、夫々一 方が軸受けを介してシャフトに備えられるのに対し、他方がキー結合されてシャ フトに備えられており、かつ左右方向に相対向するスプロケットも、一方が軸受 けを介して備えられ、他方がキー結合されて備えられている関係を有するものと する。
【0010】
【作用】
上記技術的手段により、折り機のシート送り出し口から所望山数に折り上げら れながらワンシートずつ送り出される軟質シート状物は、順次シート搬送機構の 各エンドレスベルト表面のシート支持片間に折り山毎に挿入支持されて折畳み状 に保持されて搬送される。
【0011】 そして、シート搬送機構の排出側へと送られてきた軟質シート状物は、シート 押え機構によって排出側の上方側にて押えられ、前方への移動が抑制される。
【0012】 そして、エンドレスベルト上にて前後隣接する各軟質シート状物間に向けて排 出側の下方側からシートセパレートプレートとシート倒れ止め防止プレートが並 列された状態でセパレート機構が上昇し、隣接する各エンドレスベルト間の各ス ペース内に挿入され、シートセパレートプレートの前方への旋回作動によりワン シート毎に折畳まれた状態でマガジンへと続くコンベアベルト上へと排出される 。尚、このセパレートプレートの前方への旋回作動と同期してシート押え機構が 前方へと旋回してシート押え作用が解除されるが、後に続く軟質シート状物の前 方への移動は、セパレート機構のシート倒れ止め防止プレートによって抑制され ている。
【0013】 そして、上記軟質シート状物を旋回して排出したセパレートプレートが後方に 旋回して戻り、シート倒れ止め防止プレートと並列するとセパレート機構が下降 すると共に、シート押え機構が後方へと旋回して戻り、後に続く軟質シート状物 を押え、そして再びセパレート機構が上昇し、上記作動が繰り返される。
【0014】 上記コンベアベルトへと排出された折り畳み状態の軟質シート状物は、該コン ベアベルトを介してシート収納機構へと搬送される。
【0015】 そして、シート収納機構へと搬送されてきた折り畳みシート状物は、マガジン 上昇部によって段階的に上昇可能に支えられるマガジンの開放状前面から、各棚 上に一枚ずつ折り畳み状態のまま載置、収納せしめられ、一枚載置、収納毎に一 棚毎上昇し、後から搬送されてくる折り畳み状の軟質シート状物を順次各棚上に 載置、収納する。
【0016】 そして、マガジンは各棚毎に折り畳み軟質シート状物を収納しつつ段階的に上 昇し、すべての棚に軟質シート状物を折り畳み状のまま収納完了すると、マガジ ンはマガジン上昇部の上昇終点位置にて、マガジン押出し部によって後方の排出 コンベア側へと押出し排出される。
【0017】 また、上記マガジンは、左右側面に備えた係止突片が、マガジンを挟んで左右 に位置するマガジン上昇用チェーンのマガジン係止用爪片によって両側から係止 吊り下げられて上昇し、順次所定ピッチ毎に備えたマガジン係止用爪片によって 後追いするマガジンを係止吊り下げて上昇せしめる。
【0018】 また、夫々のマガジン係止用爪片は、マガジン押出し排出後にはエンドレス状 のチェーンと共に下降されて循環する。
【0019】 さらに、マガジン導入コンベア終点に設けられたマガジン導入空間の上方位置 にて、該マガジン導入空間の左右両側位置に配されると共に、夫々別個の駆動源 と連結して別回転駆動する第一回転シャフト及び第二回転シャフトと、マガジン 押出し部の上方位置にて、上記第一回転シャフト及び第二回転シャフトと夫々平 行状に配される第一連動シャフト及び第二連動シャフトを備え、上記各シャフト には夫々前後方向に同一間隔をあけてスプロケットを備えると共に、上下方向同 一線上に位置する各スプロケット間にはチェーンをエンドレス状に掛け渡して左 右一組のマガジン上昇用チェーンを前後に2組備えて構成し、上記各1組のマガ ジン上昇用チェーンを構成する左右チェーンの相対向する同一レベル位置には、 マガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せしめてチェーンの走行方向に固 着されると共に、前後のマガジン上昇用チェーン毎に交互に所定ピッチをあけて 上下連続して固着されており、そして上下同一線上に位置する各スプロケット及 び前後方向に位置する各スプロケットは、夫々一方が軸受けを介してシャフトに 備えられるのに対し、他方がキー結合されてシャフトに備えられており、かつ左 右方向に相対向するスプロケットも、一方が軸受けを介して備えられ、他方がキ ー結合されて備えられている関係を有するシート収納機構としたことにより、前 後2組のマガジン上昇用チェーンは夫々別個に上昇駆動され、先に上昇駆動する マガジンが押出し部位置で押出し排出されているときでも、次のマガジンは段階 的に上昇し、順次搬送されてくる折り畳み軟質シート状物を次々に載置、収納す る。
【0020】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図中1は折り機、2はシー ト搬送機構、8はセパレート機構、13はシート押え機構、そして46はシート 収納機構を示す。
【0021】 シート搬送機構2は、折り機1のシート送り出し口1aと、シート収納機構5 1へと続くコンベアベルト44との間に配設され、本実施例では折り機1のシー ト送り出し口1aに近接して配設されると共に、動力は折り機1よりチェインに て伝動されて同期せしめられており、例えばその一例を示すと、スペース3…を あけて隣接状に複数の細幅状エンドレスベルト4,4,4が同一のスプロケット 5,5にわたって並列状に架設されると共に、該夫々のエンドレスベルト4…表 面には、シート支持片6…が一定間隔毎に突設されて各支持片6,6間にシート 保持部7…を構成してなる。 そして、上記シート搬送機構2の排出側2aには、セパレート機構8と、シー ト押え機構13とを備えている。
【0022】 また、上記各エンドレスベルト4…の左右隣り合うシート保持部7,7,7、 7,7,7…は、夫々同一位置に並ぶように構成されている。
【0023】 尚、シート搬送機構2の動力は、別途個別の動力源により作動せしめるものと してもよく、この場合にあっても折り機1と同期せしめるのが好ましい。
【0024】 上記エンドレスベルト4…の配設数は少なくともスペース3をあけて左右に2 本並設されてなるものであればよく、後述するセパレート機構8の隣り合う各シ ートセパレートプレート9とシート倒れ防止プレート10とを一対として挿入可 能なスペース3を、隣接するベルト4,4間に設けて配設されている構成であれ ばよく任意である。
【0025】 また、折り機1は、シート送り出し口1aにグリップ付ローラー1b,1bを 備え、該グリップ付ローラー1b,1bから送り出される軟質シート状物aを、 爪1c…で上下交互に送る従来周知の構造であり、所望山数の折畳み状ワンシー トずつ送り出し、かつシート搬送機構2のシート保持部7…内に、その折り山a 1 …一枚毎に挿入保持できるようにタイミング調整されて連続作動せしめている (なお、図中x,xはグリップ付ローラー1b,1bの回転方向、y,yは上下 爪1c,1cの旋回方向を夫々示す。)。
【0026】 尚、折り機1によって折り上げられる軟質シート状物の折り山数は、2山,3 山,4山…と適宜選択可能であり、何等限定されず任意である。
【0027】 また、本実施例では軟質シート状物a,aを左右二列同時に折畳み搬送可能な ように、上記せるようにエンドレスベルト4,4,4からなる構成のシート搬送 機構2,2を左右に並設し、折り機1もこれに対応せしめて左右二列同時に送り 出し可能に構成されている。
【0028】 セパレート機構8は、上記シート搬送機構2の排出側下方に配設され、前後旋 回可能に構成された複数のシートセパレートプレート9…と、立設固定状の複数 のシート倒れ防止プレート10…とが、夫々の基端側に回転シャフト11を挿通 せしめると共に、受け台12上にて交互に所望数並設せしめてシートセパレート プレート9…を旋回可能に構成し、かつ上下昇降可能に構成されており、上記シ ート搬送機構2の排出側にて、各エンドレスベルト4,4…間のスペース3…に 向けて下方から挿入される。
【0029】 上記シートセパレートプレート9とシート倒れ防止プレート10は、夫々隣り 合うプレート9,10で一対とし、該一対のシートセパレートプレート9とシー ト倒れ防止プレート10とが、エンドレスベルト4,4間のスペース3に挿入さ れるものであり、本実施例では左右並列して同時に送られる軟質シート状物a, a用に夫々四対ずつ配設せしめている。尚、エンドレスベルト4の数に応じて上 記シートセパレートプレート9とシート倒れ防止プレート10の数は任意調整さ れる。
【0030】 一方シート押え機構13は、シート排出側2aの上方側にて前後旋回可能に所 望幅のバックアッププレート14が配設されてなり、該バックアッププレート1 4は、本実施例によれば左右に並列して送られる二枚の軟質シート状物a,aの 合計横幅と同一横幅に形成され、上記二枚の軟質シート状物a,aを同時に押え 、あるいは解放可能としている。
【0031】 また、上記バックアッププレート14は、折り機1から送られてくる軟質シー ト状物aを押えることができる幅であればよく、例えば折り機1から送られる軟 質シート状物aが一枚のみである場合には該軟質シート状物aと同一横幅の単一 プレート又は、複数の細幅プレートにて構成される一群のプレート体でもよく、 また折り機1から複数の軟質シート状物a…が同時に並列して送られる場合には 、夫々の軟質シート状物aに対応した幅の複数のプレートを備えるものとしても よく本考案の範囲内において適宜変更して対応可能である。
【0032】 上記セパレート機構8と、シート押え機構13の駆動機構について次ぎに説明 すると、両機構8,13は折り機1と同期せしめた駆動機構15により作動制御 せしめられている。
【0033】 駆動機構15は、折り機1からの動力を受けて連動するセパレート機構上下昇 降用カム24、シートセパレートプレート旋回用カム29,29及びバックアッ ププレート旋回用カム35を備え、該夫々のカム24,29…が折り機1の動力 を受けて同時に回転運動し、その回転運動により各従動杆26,31,31,3 7を夫々運動せしめてセパレート機構8の上下昇降運動、シートセパレートプレ ート9…の旋回運動、そしてバックアッププレート14の旋回運動を図っている 。
【0034】 図中16は折り機1からの動力受け用チェインスプロケットで、17は上記チ ェインスプロケット16と連結する歯車18と噛み合う歯車で、19はトルクリ ミッターで、20はエアークラッチで、21は軟質シート状物aの折り山数に対 応して交換される交換歯車で、22は各カム24,29…にわたって挿通固定さ れるシャフトを夫々示す。
【0035】 また、45は調整ハンドルで、シートセパレートプレート9…とシート倒れ防 止プレート10…をスペース3…に挿入するタイミングを調整するもので、この ハンドル45を手で回しながら目視にて行う。またバックアッププレート14の 前後方向の位置調整も該ハンドル45で行う。
【0036】 上記セパレート機構上下昇降用カム24は、シャフト23の略中心寄りに位置 して備えられており、溝25内を接触子26aが摺動する従動杆26を備え、該 従動杆26はその先端26bを押し上げ杆27の下端に軸着し、該押し上げ杆2 7の先端を、上記受け台12の下面に垂設したスライド板28下端面に軸着せし めており、該カム24の回転運動によって作動する従動杆26が押し上げ杆27 を上昇せしめるとセパレート機構8全体がシート搬送部2の排出側2a下方にて 上昇し、各エンドレスベルト4,4…間のスペース3…に向けて下方からシート セパレートプレート9…とシート倒れ防止プレート10…が挿入され、上記押し 上げ杆27が下降すると上記とは逆にセパレート機構8全体が下降する。
【0037】 シートセパレートプレート旋回用カム29,29は、シャフト23の左右両端 寄りに位置して備えられており、溝30,30内を接触子31a,31aが摺動 する従動杆31,31を備え、該従動杆31,31はその先端31b,31bを 押し上げ杆32,32の下端に軸着し、該押し上げ杆32,32の先端を、夫々 スライド部材33,33に軸着し、そして該スライド部材33,33の先端を上 記回転シャフト11の両端が固着されるレバー34,34に枢着されている。 従って、カム29,29の回転運動によって作動する従動杆31,31が押し 上げ杆32,32を上昇せしめると、回転シャフト11を前方へと回転せしめて シートセパレートプレート9…を前方に向けて旋回せしめ、上記押し上げ杆32 ,32が下降すると上記とは逆にシートセパレートプレート9…は後方へと旋回 する。
【0038】 バックアッププレート旋回用カム35は、シャフト23の略中心寄りに位置し て上記セパレートプレート機構上下昇降用カム24と対向せしめて備えられてお り、溝36内を接触子37aが摺動する従動杆37を備え、該従動杆37はその 先端37bを押し上げ杆38の下端に軸着し、該押し上げ杆38の先端を、連結 シャフト39を介して引き寄せ杆40を連結するレバー41に軸着し、上記引き 寄せ杆40は、バックアッププレート14を前後旋回せしめる回転シャフト42 の端部を固着せしめたレバー43に先端を軸着せしめている。従って、カム35 の回転運動によって作動する従動杆37が押し上げ杆38を上昇せしめると、レ バー43作動によって引き寄せ杆40が前方(矢印z方向)へと引き寄せられて バックアッププレート14は前方へと旋回し、上記押し上げ杆38が下降すると 上記とは逆にバックアッププレート14は後方へと旋回する。
【0039】 ここで、本考案装置の使用の一例について説明する。尚、本実施例では不織布 aにて説明するが、織布あるいは紙等であってもその本質的な作動にあっては変 りない。
【0040】 折り機1のシート送り出し口1aから所望山数(本実施例では3山)に折り上 げられながらワンシートずつ送り出される不織布aは、順次シート搬送部2の各 エンドレスベルト4…表面のシート支持片6,6間の保持部7に折り山a1 …毎 に挿入支持されて折畳み状に保持されて搬送される。
【0041】 そして、シート搬送部2の排出側2aへと送られてきた不織布aは、シート押 え機構13のバックアッププレート14によって排出側2aの上方側にて押えら れ、前方への移動が抑制される(図2参照)。
【0042】 そして、折り機1の動力を受けて作動するセパレート機構上下昇降用カム24 の回転運動によって作動する従動杆26が押し上げ杆27を上昇せしめると、エ ンドレスベルト4上にて前後隣接する各不織布a,a間に向けて排出側2aの下 方側からシートセパレートプレート9…とシート倒れ止め防止プレート10…が 交互に並列された状態でセパレート機構8が上昇し、隣接する各エンドレスベル ト4間の各スペース3内に挿入される。
【0043】 そして、上記セパレート機構上下昇降用カム24の回転運動と同様回転運動す るシートセパレートプレート旋回用カム29によって作動する従動杆31が押し 上げ杆32を上昇せしめると、シートセパレートプレート9…が前方へと旋回し 、ワンシート毎に折畳まれた状態で不織布aがシート収納機構46へと続くコン ベアベルト44上へと排出される。尚、このシートセパレートプレート9…の前 方への旋回作動と同期してシート押え機構13が前方へと旋回してシート押え作 用が解除される。
【0044】 シートセパレートプレート9…の前方への旋回時には、各スペース3…内にて 、セパレート機構8のシート倒れ止め防止プレート10…が位置しているため、 後に続く不織布a…の前方への移動は抑制されている(図3参照)。
【0045】 また、受けコンベアベルト44a上へと排出された折り畳み状の不織布aは、 該コンベアベルト44a上通過時にシート姿勢形状検出センサー83によって、 折り畳み状態が崩れていないか、又は不織布a…が近接あるいは重なって搬送さ れていないか等を検出する。そして、上記せるように崩れていた場合等(不良) には、不良シート分離コンベアベルト44b上を通過する時に該コンベア44b を下方へと旋回せしめて機外へと排出する。そして、上記コンベア44bを無事 通過した不織布aは、シート収納コンベアベルト(Vベルト)44c上を搬送し てワンシートずつマガジン47の各棚48…に順次収納せしめていく。また、上 記マガジン47は、一台に備えられている棚48…が一杯になった時、上昇する と共に、押し出しシリンダー81によって排出コンベア82側へと押し出し、次 に不織布収納位置には空の状態のマガジン47が配設される構成となっている( 図4参照)。
【0046】 そして、上記せる如く前方へ旋回して不織布aを排出したシートセパレートプ レート9…は、押し上げ杆32の下降作動により後方へと旋回して戻り、シート 倒れ止め防止プレート10…と並列すると、押し上げ杆27の下降作動によりセ パレート機構8全体が下降すると共に、押し上げ杆38の下降作動により引き寄 せ杆40が後方へと押されるため、バックアッププレート14が後方へと旋回し て戻り、後に続く不織布aを押える。そして、再び上記作動を繰り返し行う。
【0047】 次に、シート収納機構46について説明する。
【0048】 シート収納機構46は、所望形状に形成される多数のマガジン47…、マガジ ン上昇部52、該上昇部52へとマガジン47を搬送する導入コンベア78、上 昇したマガジン47を後方のマガジン排出コンベア82へと押出すマガジン押出 し部81とで構成されている。
【0049】 マガジン47は、多数の支持ピン48a…が所定ピッチ毎に横方向に並列され て構成される折り畳み状の不織布収納用の棚48…が、高さ方向に所定ピッチ毎 に多段状に設けられてなると共に、両側フレーム49,49に係止突片(例えば 図示せる如くLアングルを固着)50および50が夫々同一レベル位置に設けら れ、かつ前面51を開放状として構成されており、後述するマガジン上昇部52 のマガジン導入空間79に収納され、上記係止突片50,50に上記上昇部52 のマガジン係止用爪片80,80が係止可能な大きさに形成されている。
【0050】 本実施例では、棚48…が43mmピッチ毎に設けられ、φ5のステンレス製 支持ピン48a…が横方向に22本並列されて構成されている。隣接する各ピン 48a…間に所定ピッチを設けているのは、上記コンベアベルト(シート収納コ ンベア)44cをVベルトによって構成し、該ベルトを各ピン48a…間に挿入 された状態に配置するものであるため、該ベルトを避けるためである。また、本 実施例では一つの棚48に横方向に1枚ずつ、即ち各棚48…毎に2枚ずつ折り 畳み状の不織布aを載置、収納するものとしているが、その収納枚数は何等限定 はされず任意である。
【0051】 マガジン上昇部52は、上記マガジン47を順次連続して搬送導入可能な導入 コンベア(ローラーコンベア)78の終点位置78a上方の高さ方向に配され、 上記マガジン47を順次吊下げ係止すると共に、コンベアベルト44によって搬 送されてきた折り畳み状の不織布aを、マガジン47の前面51方向から各棚4 8…上に、折り畳み状態で一枚づつ収納しつつマガジン47を段階的に上昇せし める構成を有する。
【0052】 即ち、本実施例によれば、マガジン上昇部52は、マガジン導入コンベア78 の終点位置78aに設けられたマガジン導入空間79の上方位置にて、該マガジ ン導入空間79の左右両側位置に配されると共に、夫々別個の駆動源(マガジン リフトアップモーター)53,54と連結して別回転駆動する第一回転シャフト 55及び第二回転シャフト56と、マガジン押出し部81の上方位置にて、上記 第一回転シャフト55及び第二回転シャフト56と夫々平行状に配される第一連 動シャフト57及び第二連動シャフト58と、上記各シャフト55乃至58には 夫々前後方向に同一間隔をあけてスプロケット59,60、61,62、63, 64、65,66を備えると共に、上下方向同一線上に位置する各スプロケット 59,61,60,62、63,65、64,66間には夫々チェーン67,6 8,69,70をエンドレス状に掛け渡して左右一組のマガジン上昇用チェーン 71,72を前後に2組備えて構成し、上記各1組のマガジン上昇用チェーン7 1,72を構成する左右チェーン67,69、68,70の相対向する同一レベ ル位置には、マガジン係止用爪片80が備えられて構成されている。
【0053】 ここで、上記マガジン係止用爪片80,80について説明すると、側面形状略 L字型に形成され、背板80a,80aに設けた固着部80b,80bをチェー ン67,69に固着して爪片先端81,81を同一レベル位置に対向せしめてチ ェーン67,69に固着されると共に、両側部80c,80cをガイドレール8 2,82内にて滑動可能に保持して上昇可能に構成されている。そして上下方向 に続くマガジン47…は、前後のマガジン上昇用チェーン71,72毎に交互に 所定ピッチをあけて上下連続して固着されるものとする。
【0054】 また、上記スプロケット59,62,64,65は軸受け73…を夫々備え、 またスプロケット60,61,63,65はキー結合にて夫々第一回転シャフト 55、第二回転シャフト56、第一連動シャフト57及び第二連動シャフト58 に備えられており、上記スプロケット59,62,64,65は軸受け73…に よりシャフトの駆動が直接伝達されない。また、本実施例では第一連動シャフト 57及び第二連動シャフト58に夫々ラチェット機構74,74備えており、電 源を落とし、第一回転シャフト55、第二回転シャフト56の回転がフリーとな ってもマガジン47の落下が防げる。図中75は、ラチェット爪74a外し用の シリンダーを示す。また図中76…はキー結合されているチェインスプロケット を、77は軸受けを示す。
【0055】 マガジン押出し部81は、押し出し板81aと押し出し用エアーシリンダー8 1bとで前後進可能に構成され、マガジン上昇部52の上昇終点位置に配されて いるもので、収納完了状態で上昇してきたマガジン47の前面51を押圧して後 方の排出コンベア(ローラーコンベア)82へと押出す。
【0056】 従って、マガジン47は、導入コンベア78に載置されて終点位置78aまで 搬送され、該終点位置に設けられたマガジン導入空間79にて、エンドレス状に 回転して上下昇降せしめているマガジン係止用爪片80,80を、マガジン47 側面の係止突片50,50に係止せしめて吊り下げ状に保持して段階的に上昇せ しめる。図中84はトルクリミッターを示す。
【0057】 そして、コンベアベルト44のシート収納コンベア44cからシート収納機構 46へと搬送されてきた折り畳み状の不織布aを、マガジン上昇部52によって 段階的に上昇可能に支えられたマガジン47の開放状前面51から、各棚48上 に一枚ずつ折り畳み状態のまま載置、収納せしめ、一枚載置、収納毎に一棚毎上 昇し、後から搬送されてくる折り畳み状の不織布aを順次各棚48上に載置、収 納しつつ上昇する。
【0058】 そして、マガジン47は各棚48毎に折り畳み状に不織布aを収納しつつ段階 的に上昇し、すべての棚48に収納完了すると、マガジン上昇部52の上昇終点 位置にて、マガジン押出し部81の押し出し板81aがシリンダーの前進作動に よって前方(マガジン方向)へと前進して、マガジン47を後方の排出コンベア 82側へと押出し排出される。
【0059】
【考案の効果】
本考案は、上記構成からなるため、軟質シート状物をワンシートずつ折り山が ずれることなく確実に折畳んでマガジン等側へと自動的に搬送,排出できる。
【0060】 従って、従来の如き作業者の手作業によりワンシートずつ折り畳み、そしてマ ガジンへと運搬する必要がなくなり、作業能力が向上すると共に、作業時間の短 縮化が図れ、さらに作業者の労力軽減が図れる。
【0061】 また、上記のように構成されたシート収納機構を備えれば、シート収納機構へ と搬送されてきた折り畳みシート状物は、マガジン上昇部によって段階的に上昇 可能に支えられるマガジンの開放状前面から、各棚上に一枚ずつ折り畳み状態の まま載置、収納せしめられ、一枚載置、収納毎に一棚毎上昇し、後から搬送され てくる折り畳み状の軟質シート状物を順次各棚上に載置、収納することができ、 作業者の労力も充分に軽減される。 そして、マガジンは各棚毎に折り畳み軟質シート状物を収納しつつ段階的に上 昇し、すべての棚に軟質シート状物を折り畳み状のまま収納完了すると、マガジ ンはマガジン上昇部の上昇終点位置にて、マガジン押出し部によって後方の排出 コンベア側へと押し出し排出される。
【0062】 そして、マガジン導入コンベア終点に設けられたマガジン導入空間の上方位置 にて、該マガジン導入空間の左右両側位置に配されると共に、夫々別個の駆動源 と連結して別回転駆動する第一回転シャフト及び第二回転シャフトと、マガジン 押出し部の上方位置にて、上記第一回転シャフト及び第二回転シャフトと夫々平 行状に配される第一連動シャフト及び第二連動シャフトを備え、上記各シャフト には夫々前後方向に同一間隔をあけてスプロケットを備えると共に、上下方向同 一線上に位置する各スプロケット間にはチェーンをエンドレス状に掛け渡して左 右一組のマガジン上昇用チェーンを前後に2組備えて構成し、上記各1組のマガ ジン上昇用チェーンを構成する左右チェーンの相対向する同一レベル位置には、 マガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せしめてチェーンの走行方向に固 着されると共に、前後のマガジン上昇用チェーン毎に交互に所定ピッチをあけて 上下連続して固着されており、そして上下同一線上に位置する各スプロケット及 び前後方向に位置する各スプロケットは、夫々一方が軸受けを介してシャフトに 備えられるのに対し、他方がキー結合されてシャフトに備えられており、かつ左 右方向に相対向するスプロケットも、一方が軸受けを介して備えられ、他方がキ ー結合されて備えられている関係を有するシート収納機構とすれば、前のマガジ ンに満載後、すぐ次ぎの空マガジンを追随させることが可能であるため、折り畳 みシート状物を高速で、しかも連続に間断なく収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一実施例で、シート搬送機構を示
す斜視図。
【図2】シート搬送機構を示す側面図で、シート押え状
態を示す。
【図3】シート搬送機構を示す側面図で、シート送り状
態を示す。
【図4】本考案装置の全体概略図。
【図5】シート収納機構を一部省略して示す概略斜視
図。
【図6】マガジンの一実施例を一部省略して示す概略斜
視図。
【符号の説明】
1:折り機 1a:シート送り出し
口 2:シート搬送部 2a:排出側 3:スペース 4:エンドレスベル
ト 7:シート支持片 8:セパレート機構 9:シートセパレートプレート 10:シート倒れ防止
プレート 13:シート押え機構 14:バックアップ
プレート 44:コンベアベルト 46:シート収納機
構 47:マガジン 48:棚 50:係止突片 52:マガジン上昇
部 78:導入コンベア 81:マガジン押し
だし部 82:排出コンベア

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り機のシート送り出し口に近接して備
    えられるシート搬送機構と、該シート搬送機構の排出側
    に近接し、折り畳まれた軟質シート状物を載置、収納す
    るシート収納機構とで構成され、上記シート搬送機構
    は、スペースをあけて隣接状に複数のエンドレスベルト
    が並設されると共に、該夫々のベルト表面にはシート支
    持片が一定間隔毎に突設されてなり、上記シート搬送機
    構の排出側には、上下昇降可能で上記隣り合うベルト間
    のスペースに下方から挿入されるセパレート機構と、シ
    ート排出側の上方側にて前後旋回可能に配されるシート
    押え機構とを備えてなり、上記セパレート機構は、前後
    旋回可能な複数のシートセパレートプレートと、固定状
    の複数のシート倒れ防止プレートとが交互に並設されて
    構成されていると共に、シート押え機構がセパレート機
    構のシートセパレートプレートの旋回作動と同期して作
    動することを特徴とする軟質シート状物の折畳み搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 シート搬送機構が折り機と同期して作動
    することを特徴とする請求項1記載の軟質シート状物の
    折畳み搬送装置。
  3. 【請求項3】 折り機のシート送り出し口に近接して備
    えられるシート搬送機構と、該シート搬送機構の排出側
    に近接し、折り畳まれた軟質シート状物を載置、収納す
    るシート収納機構とで構成され、上記シート搬送機構
    は、スペースをあけて隣接状に複数のエンドレスベルト
    が並設されると共に、該夫々のベルト表面にはシート支
    持片が一定間隔毎に突設されてなり、上記シート搬送機
    構の排出側には、上下昇降可能で上記隣り合うベルト間
    のスペースに下方から挿入されるセパレート機構と、シ
    ート排出側の上方側にて前後旋回可能に配されるシート
    押え機構とを備えてなり、上記セパレート機構は、前後
    旋回可能な複数のシートセパレートプレートと、固定状
    の複数のシート倒れ防止プレートとが交互に並設されて
    構成され、シート押え機構がセパレート機構のシートセ
    パレートプレートの旋回作動と同期して作動すると共
    に、シート押え機構とセパレート機構とを折り機と同期
    せしめた駆動機構を介して連動せしめており、該駆動機
    構は、折り機からの動力を受けて回転するセパレート機
    構上下昇降用カムと、シートセパレートプレート旋回用
    カムと、バックアッププレート旋回用カムとを備え、該
    夫々のカムは、回転運動に連動する従動杆を備えると共
    に、各従動杆の作動に連動して上下動する押し上げ杆を
    連結しており、上記セパレート機構上下昇降用カムと連
    動する押し上げ杆はセパレート機構と連結して該セパレ
    ート機構を上下昇降せしめ、上記シートセパレートプレ
    ート旋回用カムと連動する押し上げ杆は、セパレート機
    構のシートセパレートプレートと連結して該プレートを
    前後旋回せしめ、上記バックアッププレート旋回用カム
    と連動する押し上げ杆は、シート押え機構のバックアッ
    ププレートと連結して該プレートを前後旋回せしめるも
    のとしたことを特徴とする軟質シート状物の折り畳み搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 多数の支持ピンが所定ピッチ毎に横方向
    に並列されて構成される折り畳みシート収納用の棚が、
    高さ方向に多段状に設けられてなると共に、両側フレー
    ムに係止突片が夫々同一レベル位置に設けられ、かつ前
    面を開放状とした多数のマガジンと、該マガジンを順次
    連続して搬送導入可能な導入コンベアと、該導入コンベ
    アの終点位置上方の高さ方向に配され、上記マガジンを
    順次吊下げ係止すると共に、コンベアベルトによって搬
    送されてきた折り畳みシートを、マガジン前面方向から
    各棚上に折り畳み状態で一枚づつ収納しつつマガジンを
    段階的に上昇せしめるマガジン上昇部と、該マガジン上
    昇部の上昇終点位置に配され、収納完了状態で上昇して
    きたマガジンの前面を押圧して後方へと押出すマガジン
    押出し部と、該押出されたマガジンを搬送排出可能な排
    出コンベアとでシート収納機構が構成され、上記マガジ
    ン上昇部は、導入コンベア終点位置に到達したマガジン
    の左右側面に位置する係止突片よりも下位の位置と、押
    出し部よりも上位の位置とにわたってエンドレス状に架
    設されるマガジン上昇用チェーンが、マガジンを挟んで
    左右対象位置に少なくとも一組配設され、上記左右チェ
    ーンには相対向する位置にマガジン係止用爪片が、夫々
    の爪片先端を対向せしめてチェーンの走行方向に所望ピ
    ッチ毎に一体的に固着されていることを特徴とする請求
    項1記載の軟質シート状物の折り畳み搬送装置。
  5. 【請求項5】 多数の支持ピンが所定ピッチ毎に横方向
    に並列されて構成される折り畳みシート収納用の棚が、
    高さ方向に多段状に設けられてなると共に、両側フレー
    ムに係止突片が夫々同一レベル位置に設けられ、かつ前
    面を開放状とした多数のマガジンと、該マガジンを順次
    連続して搬送導入可能な導入コンベアと、該導入コンベ
    アの終点位置上方の高さ方向に配され、上記マガジンを
    順次吊下げ係止すると共に、コンベアベルトによって搬
    送されてきた折り畳みシートを、マガジン前面方向から
    各棚上に折り畳み状態で一枚づつ収納しつつマガジンを
    段階的に上昇せしめるマガジン上昇部と、該マガジン上
    昇部の上昇終点位置に配され、収納完了状態で上昇して
    きたマガジンの前面を押圧して後方へと押出すマガジン
    押出し部と、該押出されたマガジンを搬送排出可能な排
    出コンベアとでシート収納機構が構成され、上記マガジ
    ン上昇部は、導入コンベア終点位置に到達したマガジン
    の左右側面に位置する係止突片よりも下位の位置と、押
    出し部よりも上位の位置とにわたってエンドレス状に架
    設されるマガジン上昇用チェーンが、マガジンを挟んで
    左右対象位置に少なくとも一組配設され、上記左右チェ
    ーンには相対向する位置にマガジン係止用爪片が、夫々
    の爪片先端を対向せしめてチェーンの走行方向に所望ピ
    ッチ毎に一体的に固着されていることを特徴とする請求
    項2記載の軟質シート状物の折り畳み搬送装置。
  6. 【請求項6】 多数の支持ピンが所定ピッチ毎に横方向
    に並列されて構成される折り畳みシート収納用の棚が、
    高さ方向に多段状に設けられてなると共に、両側フレー
    ムに係止突片が夫々同一レベル位置に設けられ、かつ前
    面を開放状とした多数のマガジンと、該マガジンを順次
    連続して搬送導入可能な導入コンベアと、該導入コンベ
    アの終点位置上方の高さ方向に配され、上記マガジンを
    順次吊下げ係止すると共に、コンベアベルトによって搬
    送されてきた折り畳みシートを、マガジン前面方向から
    各棚上に折り畳み状態で一枚づつ収納しつつマガジンを
    段階的に上昇せしめるマガジン上昇部と、該マガジン上
    昇部の上昇終点位置に配され、収納完了状態で上昇して
    きたマガジンの前面を押圧して後方へと押出すマガジン
    押出し部と、該押出されたマガジンを搬送排出可能な排
    出コンベアとでシート収納機構が構成され、上記マガジ
    ン上昇部は、導入コンベア終点位置に到達したマガジン
    の左右側面に位置する係止突片よりも下位の位置と、押
    出し部よりも上位の位置とにわたってエンドレス状に架
    設されるマガジン上昇用チェーンが、マガジンを挟んで
    左右対象位置に少なくとも一組配設され、上記左右チェ
    ーンには相対向する位置にマガジン係止用爪片が、夫々
    の爪片先端を対向せしめてチェーンの走行方向に所望ピ
    ッチ毎に一体的に固着されていることを特徴とする請求
    項3記載の軟質シート状物の折り畳み搬送装置。
  7. 【請求項7】 マガジン導入コンベア終点に設けられた
    マガジン導入空間の上方位置にて、該マガジン導入空間
    の左右両側位置に配されると共に、夫々別個の駆動源と
    連結して別回転駆動する第一回転シャフト及び第二回転
    シャフトと、マガジン押出し部の上方位置にて、上記第
    一回転シャフト及び第二回転シャフトと夫々平行状に配
    される第一連動シャフト及び第二連動シャフトを備え、
    上記各シャフトには夫々前後方向に同一間隔をあけてス
    プロケットを備えると共に、上下方向同一線上に位置す
    る各スプロケット間にはチェーンをエンドレス状に掛け
    渡して左右一組のマガジン上昇用チェーンを前後に2組
    備えて構成し、上記各1組のマガジン上昇用チェーンを
    構成する左右チェーンの相対向する同一レベル位置に
    は、マガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せし
    めてチェーンの走行方向に固着されると共に、前後のマ
    ガジン上昇用チェーン毎に交互に所定ピッチをあけて上
    下連続して固着されており、そして上下同一線上に位置
    する各スプロケット及び前後方向に位置する各スプロケ
    ットは、夫々一方が軸受けを介してシャフトに備えられ
    るのに対し、他方がキー結合されてシャフトに備えられ
    ており、かつ左右方向に相対向するスプロケットも、一
    方が軸受けを介して備えられ、他方がキー結合されて備
    えられている関係を有するシート収納機構としたことを
    特徴とする請求項4記載の軟質シート状物の折り畳み搬
    送装置。
  8. 【請求項8】 マガジン導入コンベア終点に設けられた
    マガジン導入空間の上方位置にて、該マガジン導入空間
    の左右両側位置に配されると共に、夫々別個の駆動源と
    連結して別回転駆動する第一回転シャフト及び第二回転
    シャフトと、マガジン押出し部の上方位置にて、上記第
    一回転シャフト及び第二回転シャフトと夫々平行状に配
    される第一連動シャフト及び第二連動シャフトを備え、
    上記各シャフトには夫々前後方向に同一間隔をあけてス
    プロケットを備えると共に、上下方向同一線上に位置す
    る各スプロケット間にはチェーンをエンドレス状に掛け
    渡して左右一組のマガジン上昇用チェーンを前後に2組
    備えて構成し、上記各1組のマガジン上昇用チェーンを
    構成する左右チェーンの相対向する同一レベル位置に
    は、マガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せし
    めてチェーンの走行方向に固着されると共に、前後のマ
    ガジン上昇用チェーン毎に交互に所定ピッチをあけて上
    下連続して固着されており、そして上下同一線上に位置
    する各スプロケット及び前後方向に位置する各スプロケ
    ットは、夫々一方が軸受けを介してシャフトに備えられ
    るのに対し、他方がキー結合されてシャフトに備えられ
    ており、かつ左右方向に相対向するスプロケットも、一
    方が軸受けを介して備えられ、他方がキー結合されて備
    えられている関係を有するシート収納機構としたことを
    特徴とする請求項5記載の軟質シート状物の折り畳み搬
    送装置。
  9. 【請求項9】マガジン導入コンベア終点に設けられたマ
    ガジン導入空間の上方位置にて、該マガジン導入空間の
    左右両側位置に配されると共に、夫々別個の駆動源と連
    結して別回転駆動する第一回転シャフト及び第二回転シ
    ャフトと、マガジン押出し部の上方位置にて、上記第一
    回転シャフト及び第二回転シャフトと夫々平行状に配さ
    れる第一連動シャフト及び第二連動シャフトを備え、上
    記各シャフトには夫々前後方向に同一間隔をあけてスプ
    ロケットを備えると共に、上下方向同一線上に位置する
    各スプロケット間にはチェーンをエンドレス状に掛け渡
    して左右一組のマガジン上昇用チェーンを前後に2組備
    えて構成し、上記各1組のマガジン上昇用チェーンを構
    成する左右チェーンの相対向する同一レベル位置には、
    マガジン係止用爪片が、夫々の爪片先端を対向せしめて
    チェーンの走行方向に固着されると共に、前後のマガジ
    ン上昇用チェーン毎に交互に所定ピッチをあけて上下連
    続して固着されており、そして上下同一線上に位置する
    各スプロケット及び前後方向に位置する各スプロケット
    は、夫々一方が軸受けを介してシャフトに備えられるの
    に対し、他方がキー結合されてシャフトに備えられてお
    り、かつ左右方向に相対向するスプロケットも、一方が
    軸受けを介して備えられ、他方がキー結合されて備えら
    れている関係を有するシート収納機構としたことを特徴
    とする請求項6記載の軟質シート状物の折り畳み搬送装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505871A (ja) * 2000-08-14 2004-02-26 フアビオ・ペリニ・ソシエタ・ペル・アチオーニ 積層製品のパックを互いに分離する方法及び装置
CN107235196A (zh) * 2017-07-27 2017-10-10 安徽理工大学 一种新型渔网自动折叠装置
CN110422559A (zh) * 2019-08-22 2019-11-08 华天科技(宝鸡)有限公司 一种多层多位自动料盒升降装置

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