JP3184918U - 交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具 - Google Patents

交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具 Download PDF

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Abstract

【課題】異なるサイズの工具を用意しなくても直径範囲の大きな長穴を開けることができる、交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具を提供する。
【解決手段】垂直に設置される挿設軸21と、挿設軸の上端外周から径方向に向かって延出し、先端に延出盤体222が設けられる延出部22と、延出盤体222の外側面に螺合手段により着脱可能に組み合われる組立円盤231を備え、組立円盤231の上面にカッター延出部235が上方に向かって延設され、カッター延出部の先端にカッター24を装着するカッター装着凹部236が凹設される。
【選択図】図1

Description

本考案は、特に開け孔の直径に適用できる、交換可能なカッター設置部を設置する中ぐり切削工具に関するものである。
図7に示すように、従来の中ぐり切削工具50は、ホルダの結合軸の上端に直接にカッター51が設けられ、そのカッター51によって穴を開けるものである。
しかしながら、従来の中ぐり切削工具は、カッターを用いて穴を開けることはできるが、カッターが直接にホルダに設けられることから、径方向に長い穴を開ける場合には、適当な中ぐり切削工具を使用しなければならなく、即ち、様々な異なるサイズの中ぐり切削工具を用意する必要であるので、非常に不便であった。
本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具は、
垂直に設置される挿設軸と、
前記挿設軸の上端外周から径方向に向かって延出し、先端に延出盤体が設けられる延出部と、
前記延出盤体の外側面に螺合手段により着脱可能に組み合われる組立円盤を備え、該組立円盤の上面にカッター延出部が上方に向かって延設され、該カッター延出部の先端にカッター装着凹部が凹設される、カッター設置部と、
前記カッター装着凹部に装着されるカッターと、を有するものである。
かかる交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具において、前記延出盤体の外側面に垂直の面である結合端面が設けられ、該結合端面の中央に嵌合凸部が凸設され、該嵌合凸部の中央に結合螺合孔が形成され、
前記組立円盤の内面に、前記嵌合凸部と対応する嵌合凹部が凹設され、また、該組立円盤の内面は前記結合端面に当接され、該組立円盤の結合螺合孔と対応する箇所に結合貫通孔が形成され、結合ボルトが該結合貫通孔を通過して結合螺合孔に螺合されることが好ましい。
かかる交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具において、前記嵌合凸部は、横方向に延出し、前記嵌合凹部は、横方向に延出することが好ましい。
かかる交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具において、前記延出部の中央に横方向に伸びる調整長孔が形成されることが好ましい。
本考案は上記の課題を解決するものであり、切削部材の中心から外側へ延出する延出部を備えることから、カッター設置部が切削部材の外周近傍に位置する。そのため、カッターをカッター設置部に装着すると、このカッターが切削部材の外周近傍に位置するので、直径範囲が大きい長穴を開けることができる。
また、本考案では、タイプの異なるカッター設置部の交換だけでなく、カッターの位置も調整することが可能である。その場合、まず、切削部材から元のカッター設置部を取り外して、より外側へ延出している、タイプの異なるカッター設置部に交換し、このカッター設置部にカッターを設置すれば、カッターがより外側に位置するので、長穴を開けてもできる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図3に示すように、本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具は、装着部材10に取り付けられる切削部材20を有し、その装着部材10は、垂直に設置される円柱体である結合軸11と、該結合軸11の上端に設けられる結合ヘッド12と、該結合ヘッド12に摺動可能に設置される移動柱体13を備え、その内、該結合ヘッド12は、該結合軸11の外径よりも大きく、その外周面の相対する両側を貫通するように貫通孔121が形成され、上面の中央に垂直方向に貫通する位置決め孔122が形成され、該位置決め孔122は、横方向に延出しながら該貫通孔121と連通する長穴であり、また、該結合ヘッド12の上面における該位置決め孔122の延出方向と対応する箇所固定螺合孔123が形成される。
前記移動柱体13は、結合ヘッド12の貫通孔121内に横方向に摺動可能に設置される柱であり、相対する両側にそれぞれ端面が設けられ、位置決め孔122と対応する箇所に垂直に貫通する結合孔131が形成され、また、該移動柱体13の一方の端面の上部及び下部にそれぞれ、内端が結合孔131と連通する当接螺合孔132が形成される。
さらに、前記移動柱体13の他方の端面に調整螺合孔133が形成され、前記結合ヘッド12における、貫通孔121と反対する側、すなわち該調整螺合孔133と対応する側に、回転自在な調整円盤14が取り付けられ、該調整円盤14の内面中央に調整螺柱141が該調整螺合孔133に向かって延設され、且つ該調整螺合孔133に螺合されることから、調整円盤14が回転すると、移動柱体13が貫通孔121に沿って横方向に摺動することができるので、位置調整を行うことができる。
前記切削部材20は、挿設軸21と、延出部22と、カッター設置部23と、カッター24とを備え、その内、該挿設軸21は、垂直に設置される柱体であり、結合ヘッド12の位置決め孔122を通過して移動柱体13の結合孔131に挿設されると共に、外周面における当接螺合孔132と対応する箇所に当接面211が凹設され、それらの当接螺合孔132にそれぞれ当接ボルト134が螺設され、該当接ボルト134の内端が当接面211に当接されることによって、切削部材20を位置決める。
前記挿設軸21の上端が結合ヘッド12の上面から突出すると共に、延出部22が固定螺合孔123に向かって延設され、すなわち、該延出部22は、該挿設軸21の上端外周から径方向に向かって延設され、その底面が結合ヘッド12の上面と当接され、更に、該延出部22における、固定螺合孔123と対応する箇所に調整長孔221が形成され、該調整長孔221は、該延出部22の中央近傍に横方向に延出する皿穴であり、固定ボルト135が該調整長孔221を通過して固定螺合孔123に螺合されることにより、切削部材20を位置決める。
前記延出部22の先端に延出盤体222が設けられ、該延出盤体222は、垂直に設置された円盤であり、その外側面に垂直の面である結合端面223が設けられ、該結合端面223の中央に嵌合凸部224が凸設され、該嵌合凸部224は、横方向に延出し、、更に、該嵌合凸部224の中央に結合螺合孔225が形成される。
前記カッター設置部23は、延出部22の延出盤体222の結合端面223に組み合わされ、該延出盤体222の形状と対応するように、螺合手段により着脱可能に該延出盤体222に組み合われる組立円盤231が設けられ、該組立円盤231の内面に嵌合凸部224と対応する嵌合凹部232が凹設され、該嵌合凹部232は、横方向に延出し、更に、該組立円盤231が嵌合凹部232を介して嵌合凸部224に嵌合されると共に、該組立円盤231の内面が結合端面223に当接され、該組立円盤231の、結合螺合孔225と対応する箇所に結合貫通孔233が形成され、該結合貫通孔233は、皿穴であり、結合ボルト234は該結合貫通孔233を通過して結合螺合孔225に螺合される。
また、前記組立円盤231の上面にカッター延出部235が上方に向かって延設され、該カッター延出部235の先端にカッター装着凹部236が凹設され、該カッター装着凹部236にカッター24が螺合手段により装着される。
本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具を使用する時は、前記切削部材20の挿設軸21を装着部材10に取り付けてからホルダによって切削機械の軸部(図示せず)に設置し、その切削機械によって回転する切削部材20におけるカッター24を用いて穴を開ける。また、延出部22は切削部材20の中心から外側へ延出すると共に、カッター24を切削部材20のカッター設置部23に装着することによって、このカッター24を切削部材20の外周近傍、いわゆる外側近傍に位置させ、該カッター24を用いて直径範囲が大きい長穴を開ける。
一方、前記実施例の他に、図1および図5に示すように、タイプの異なるカッター設置部23に交換すれば、カッター24の位置を変更することができる。その場合は、まず結合ボルト234を外してカッター設置部23を取り外し、延出部22の結合端面223に異なるタイプ、即ち、カッター延出部235Aがより外側へ延出しているタイプをカッター設置部23Aを取り付け、更にカッター24を装着すると、カッター24の延出範囲がかなり大きいので、大きな長穴を開けることができる。
さらに、図6に示すように、本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具には、もう一つの調整方法を有し、その構成によれば、まず固定ボルト135を緩めて切削部材20を移動可能にして調整円盤14を回転させることによって移動柱体13を摺動させる。この時、切削部材20を外側へ移動させながら、カッター24も同時に外側へ移動させ、その後、再び固定ボルト135を固定螺合孔123に螺合させて切削部材20を固定すれば、カッター24により長穴を開けることができる。
本考案係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具は上記の構成を有することから、カッターの位置を調整することにより、長穴の加工を行うことができるので、適用性、実用性が向上する。
本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具の切削部材の斜視図である。 本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具の切削部材の部分分解斜視図である。 本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具の部分分解図である。 本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具の部分断面図である。 本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具の異なるタイプの切削部材を示す側面図である。 本考案に係る交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具における切削部材の調整状態を示す断面図である。 従来の中ぐり切削工具の斜視図である。
10 装着部材
11 結合軸
12 結合ヘッド
121 貫通孔
122 位置決め孔
123 固定螺合孔
13 移動柱体
131 結合孔
132 当接螺合孔
133 調整螺合孔
134 当接ボルト
135 固定ボルト
14 調整円盤
141 調整螺柱
20 切削部材
21 挿設軸
211 当接面
22 延出部
221 調整長孔
222 延出盤体
223 結合端面
224 嵌合凸部
225 結合螺合孔
23、23A カッター設置部
231 組立円盤
232 嵌合凹部
233 結合貫通孔
234 結合ボルト
235、235A カッター延出部
236 カッター装着凹部
24 カッター

Claims (4)

  1. 垂直に設置される挿設軸と、
    前記挿設軸の上端外周から径方向に向かって延出し、先端に延出盤体が設けられる延出部と、
    前記延出盤体の外側面に螺合手段により着脱可能に組み合われる組立円盤を備え、該組立円盤の上面にカッター延出部が上方に向かって延設され、該カッター延出部の先端にカッター装着凹部が凹設される、カッター設置部と、
    前記カッター装着凹部に装着されるカッターと、を有することを特徴とする交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具。
  2. 前記延出盤体の外側面に垂直の面である結合端面が設けられ、該結合端面の中央に嵌合凸部が凸設され、該嵌合凸部の中央に結合螺合孔が形成され、
    前記組立円盤の内面に、前記嵌合凸部と対応する嵌合凹部が凹設され、また、該組立円盤の内面は前記結合端面に当接され、該組立円盤の結合螺合孔と対応する箇所に結合貫通孔が形成され、結合ボルトが該結合貫通孔を通過して結合螺合孔に螺合されることを特徴とする請求項1に記載の交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具。
  3. 前記嵌合凸部は、横方向に延出し、
    前記嵌合凹部は、横方向に延出することを特徴とする請求項2に記載の交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具。
  4. 前記延出部の中央に横方向に伸びる調整長孔が形成されることを特徴とする請求項1乃至3に何れか1項に記載の交換可能なカッター設置部を有する中ぐり切削工具。
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