JP3154595U - 中ぐり切削工具ヘッド - Google Patents

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金秋 陳
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Abstract

【課題】特にヘッド部の係合部に設けられる傾斜状の係合面を確実に取付金具の溝部の貼合面に当接させことにより、安定的に中ぐり作業を行うことができる中ぐり切削工具ヘッドを提供する。【解決手段】外周面に形成される凹部と、該凹部に凹設される嵌合孔14と、該嵌合孔の底部に形成される当接面15と、上面及び下面に夫々傾斜状の係合面を備えると共に、該当接面に凸設される係合部17とを備えるヘッド部とを設ける。さらに、下部が前記嵌合孔14と対応すると共に、内面が前記当接面15に当接されると共に、前記係合面に当接されるように、傾斜状の貼合面を備えると共に、前記係合部17と対応するように、下部の内面に凹設される溝部23と、を備える取付金具20とを設けて構成する。【選択図】図2

Description

本考案は、特に穴をくり広けるため、回転する切削工具の取付金具をヘッド部に確実に装着できる中ぐり切削工具ヘッドに関するものである。
図5及び図6に示すように、従来の中ぐり切削工具ヘッドは、円柱形を呈すると共に、ヘッド部(40)と、該ヘッド部(40)に嵌設される取付金具(43)とを有し、その内、ヘッド部(40)は、外周面に形成される凹部と、該凹部に凹設される円形の嵌合穴(41)と、該嵌合穴(41)の中央に凹設されるネジ孔と、該嵌合穴(41)の底面における、該ネジ孔の両側に同一線上に凸設される係合部(42)とを備えるものである。
前記取付金具(43)は、下部に設けられ、前記嵌合穴(41)に嵌入される略円柱状の結合部(44)と、前記係合部(42)に対応すると共に、該結合部(44)の内面に凹設される横長状の溝部(45)と、前記ネジ孔に対応すると共に、該結合部(44)に貫穿される貫通孔と、前記取付金具(43)をヘッド部(40)に取り付けるために、該貫通孔を介してネジ孔に螺合されるボルトと、上部に着脱可能に螺設される刀部(46)と、を備えるものである。
上述したように、従来の中ぐり切削工具ヘッドは、前記嵌合穴(41)と取付金具(43)、及び前記溝部(45)と係合部(42)とがそれぞれ対応しているので、それらの部材を互いに嵌合することができる。
しかしながら、従来の中ぐり切削工具ヘッドは、前記取付金具(43)の溝部(45)が、前記ヘッド部(40)の係合部(42)に確実に当接されないことから、前記溝部(45)と係合部(42)との間に間隙ができてしまうので、中ぐり加工する時に不安定となり、加工精度が低下してしまうといった問題があった。
そこで、案出されたのが本考案であって、ヘッド部の係合部に設けられる傾斜状の係合面を確実に取付金具の溝部の内面に当接させると共に、ヘッド部の内面と取付金具の内面との間に間隙が形成されないようにすることにより、安定的に中ぐり加工を行うことができる中ぐり切削工具ヘッドを提供することを目的とする。
本願の請求項1の考案は、上部に設けられる本体と、該本体の外周面に形成される凹部と、該凹部に凹設される嵌合孔と、該嵌合孔の底部に形成される当接面と、該当接面の中央に貫設されるネジ孔と、上面及び下面に夫々傾斜状の係合面を備えると共に、該当接面におけるネジ孔の近傍に夫々凸設される係合部とを備えるヘッド部と、
下部が前記嵌合孔と対応すると共に、内面が前記当接面に当接される結合部と、前記ネジ孔と対応すると共に、該結合部に貫穿される貫通孔と、前記係合面に当接されるように、傾斜状の貼合面を備えると共に、前記係合部と対応するように、該結合部の内面に凹設される溝部と、前記貫通孔を介してネジ孔に螺合されるボルトとを備える取付金具と、を有することを特徴とする中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本願の請求項2の考案は、さらに、前記嵌合孔は、円形を呈し、
前記結合部は、該嵌合孔と対応するように円柱状を呈することを特徴とする請求項1に記載の中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記係合部、前記当接面におけるネジ孔の両側に夫々凸設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本願の請求項4の考案は、三辺に夫々刃が取り付けられる三角形のカッター部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本願の請求項5の考案は、三辺に夫々刃が取り付けられる三角形のカッター部を有することを特徴とする請求項3に記載の中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本願の請求項6の考案は、前記ヘッド部は、ロッドを有し、
該ロッドの上部に本体が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本願の請求項7の考案は、前記ヘッド部は、ロッドを有し、
該ロッドの上部に本体が設けられることを特徴とする請求項5に記載の中ぐり切削工具ヘッド、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、ヘッド部の係合部に設けられる傾斜状の係合面を確実に取付金具の溝部の内面に当接させると共に、ヘッド部の内面と取付金具の内面との間に間隔が形成されないようにすることにより、高精度の製品の製造において安定的に中ぐり加工を行うことができる。
本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの斜視図である。 本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの部分分解斜視図である。 本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの部分断面図である。 本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの係合部と溝部を示す拡大断面図である。 従来の中ぐり切削工具ヘッドの斜視図である。 従来の中ぐり切削工具ヘッドの部分分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの斜視図であり、図2は本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの部分分解斜視図であり、図3は本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの部分断面図であり、図4は本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドの係合部と溝部を示す拡大断面図である。
図1乃至図4に示すように、本考案に係る中ぐり切削工具ヘッドは、ヘッド部(10)と、取付金具(20)と、カッター部(30)とを備えるものである。
前記ヘッド部(10)は、ロッド(11)と、該ロッド(11)の上部に設けられる円柱状の本体(12)とを備え、該本体(12)は、外周面に凹部(13)と、該凹部(13)に凹設される円形の嵌合孔(14)と、該嵌合孔(14)の底部に形成される当接面(15)と、該当接面(15)の中央に貫設されるネジ孔(16)と、上面及び下面に夫々傾斜状の係合面(171)が形成されるように、前記当接面(15)におけるネジ孔(16)の両側に夫々凸設される係合部(17)と、を有するものである。
前記取付金具(20)は、下部が前記嵌合孔(14)と対応すると共に、内面が前記当接面(15)に当接される円柱状の結合部(21)と、外面に皿孔が形成されると共に、前記ネジ孔(16)と対応するように該皿孔の中央を貫通する通孔(22)と、前記係合部(17)と対応すると共に、前記係合面(171)に当接できるように、上面及び下面が傾斜状を呈する貼合面(231)を備えると共に、前記結合部(21)の内面に凹設される横長状の溝部(23)と、頭部が前記皿孔に嵌入されると共に、ネジ部が前記通孔(22)を介して前記ネジ孔(16)に螺合されるボルト(24)とを有するものである。
前記カッター部(30)は、回転させることにより穴の大きさを調整するものであり、三角形を呈し、三辺に夫々刃(31)が取り付けられると共に、螺合手段により着脱可能に前記結合部(21)の上部に設置される構成である。
図2乃至図4に示すように、本考案の中ぐり切削工具ヘッドを使用する時は、刃(31)が取り付けられたカッター部(30)を、取付金具(20)の上部に設置すると共に、該取付金具(20)の溝部(23)を、ヘッド部(10)の係合部(17)に嵌入し、更に、ボルト(24)を取付金具(20)の通孔(22)からヘッド部(10)のネジ孔(16)に螺入する。
上述したように、前記ボルト(24)の螺合によって、取付金具(20)の内面がヘッド部(10)の当接面(15)に確実に当接でき、または、取付金具(20)の貼合面(231)がヘッド(10)の係合部(17)の係合面(171)に確実に当接されるため、取付金具(20)を強固にヘッド部(10)に装着することができる。
本考案係る中ぐり切削工具ヘッドは上記の構成を有するので、ヘッド部の係合部に設けられる傾斜状の係合面を確実に取付金具の溝部の内面に当接させると共に、ヘッド部の内面と取付金具の内面との間に間隙が形成されないようにすることにより、安定的に中ぐり加工を施すことができる。
10 ヘッド部
11 ロッド
12 本体
13 凹部
14 嵌合孔
15 当接面
16 ネジ孔
17 係合部
171 係合面
20 取付金具
21 結合座
22 貫通孔
23 溝部
231 貼合面
24 ボルト
30 カッター部
31 刃
40 ヘッド部
41 嵌合孔
42 係合部
43 取付金具
44 結合部
45 溝部
46 カッター部

Claims (7)

  1. 上部に設けられる本体と、該本体の外周面に形成される凹部と、該凹部に凹設される嵌合孔と、該嵌合孔の底部に形成される当接面と、該当接面の中央に貫設されるネジ孔と、上面及び下面に夫々傾斜状の係合面を備えると共に、該当接面におけるネジ孔の近傍に夫々凸設される係合部とを備えるヘッド部と、
    下部が前記嵌合孔と対応すると共に、内面が前記当接面に当接される結合部と、前記ネジ孔と対応すると共に、該結合部に貫穿される貫通孔と、前記係合面に当接されるように、傾斜状の貼合面を備えると共に、前記係合部と対応するように、該結合部の内面に凹設される溝部と、前記貫通孔を介してネジ孔に螺合されるボルトとを備える取付金具と、を有することを特徴とする中ぐり切削工具ヘッド。
  2. さらに、前記嵌合孔は、円形を呈し、
    前記結合部は、該嵌合孔と対応するように円柱状を呈することを特徴とする請求項1に記載の中ぐり切削工具ヘッド。
  3. 前記係合部、前記当接面におけるネジ孔の両側に夫々凸設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の中ぐり切削工具ヘッド。
  4. 三辺に夫々刃が取り付けられる三角形のカッター部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の中ぐり切削工具ヘッド。
  5. 三辺に夫々刃が取り付けられる三角形のカッター部を有することを特徴とする請求項3に記載の中ぐり切削工具ヘッド。
  6. 前記ヘッド部は、ロッドを有し、
    該ロッドの上部に本体が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の中ぐり切削工具ヘッド。
  7. 前記ヘッド部は、ロッドを有し、
    該ロッドの上部に本体が設けられることを特徴とする請求項5に記載の中ぐり切削工具ヘッド。
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