JP3200982U - 冷却用流路を備える中ぐり切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】穴開け加工に使用する冷却流路を備える中ぐり切削工具を提供する。【解決手段】上端に段差を有する装着穴11が凹設され、底端に固定穴12が凹設され、外周面の下縁部に、位置決め穴131及び位置決め穴と間隔をおいて傾斜状の液体放出穴132が形成され、底面かつ外周縁の近傍に水平方向の調整貫通孔14が形成され、位置決め穴及び液体放出穴がそれぞれ調整貫通孔と連通し、内部に湾曲状の冷却液流路15が形成され、冷却液流路の一端が装着穴と連通すると共に、他端が調整貫通孔と連通する、ヘッド10と、ヘッドの固定穴に取り付けられる、刃部材20と、回転可能に調整貫通孔に嵌め込まれ、一端に調整凹部が形成され、外周面に連通溝及び位置決め溝が凹設され、連通溝の一端が液体放出穴と連通し、位置決め溝が位置決め穴と対応すると共に、冷却液流路及び連通溝と連通する、調整栓30と、位置決め溝へ当接するように、位置決め穴に螺合される、位置決めボルト40とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、特に穴開け加工に使用する冷却用流路を備える中ぐり切削工具に関するものである。
既存の中ぐり切削工具は、被加工物の穴を所望の寸法まで広げるものであり、ドリルよりも精度が良いことから、高精密部品の加工に広く用いられている。その構造によれば、内部に設けられる冷却用流路を通って切削剤を放出することにより、中ぐり切削工具の摩擦の程度を抑制すると同時に冷却することができる。
しかしながら、既存の中ぐり切削工具における刃部材は、本体に外部へ突出するように設けられることから、切削剤を冷却用流路を通っても刃部材の先端まで流れなく、刃部材を潤滑、冷却することができない。故に、摩擦抑制の効果に劣るので、改良する必要があった。
本考案は、上端に段差を有する装着穴が凹設され、底端に固定穴が凹設され、外周面の下縁部に、位置決め穴及び該位置決め穴と間隔をおいて傾斜状の液体放出穴が形成され、底面かつ外周縁の近傍に水平方向の調整貫通孔が形成され、該位置決め穴及び液体放出穴がそれぞれ調整貫通孔と連通し、内部に湾曲状の冷却液流路が形成され、該冷却液流路の一端が装着穴と連通すると共に、他端が調整貫通孔と連通する、ヘッドと、
前記ヘッドの固定穴に取り付けられる、刃部材と、
回転可能に前記調整貫通孔に嵌め込まれ、一端に調整凹部が形成され、外周面に連通溝及び位置決め溝が凹設され、該連通溝の一端が液体放出穴と連通し、該位置決め溝が位置決め穴と対応すると共に、冷却液流路及び連通溝と連通する、調整栓と、
前記位置決め溝へ当接するように、位置決め穴に螺合される、位置決めボルトとを有することを特徴とする冷却用流路を備える中ぐり切削工具を提供する。
前記冷却液流路は、装着穴の底部から下方へ延出した後、径方向に度曲折してヘッドの外周面へ延出し、ヘッドの外周面の近傍で軸方向の下方へ度曲折して調整貫通孔まで延出する。
前記ヘッドの外周面の下縁部に傾斜面が形成され、前記位置決め穴及び液体放出穴が間隔をおいて傾斜面に形成される。
前記連通溝がL字形を呈する。
前記位置決め溝が弧状の凹部である。
前記刃部材の下端に使い捨てカッターが取り付けられ、該使い捨てカッターの先端が液体放出穴の中心線と対応している。
本考案に係る冷却用流道を備える中ぐり切削工具は、その構造によれば、切削剤を装着穴に入れて、冷却液流路を介して調整貫通孔に送り、連通溝を介して液体放出穴から放出させるが、この時、使い捨てカッターの先端がちょうど液体放出穴と対応していることから、液体放出穴から放出された切削剤を使い捨てカッターの先端へ到達させることができるので、使い捨てカッターを潤滑にし、且つ冷却することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図4に示すように、本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具は、ヘッド10と、刃部材20と、調整栓30と、位置決めボルト40とを有する。
図1及び図2に示すように、前記ヘッド10は、上部が小径で下部が大径を呈する段差を有する円柱体であり、その上端に段差を有する装着穴11が凹設され、底端中心に固定穴12が凹設され、外周面の下縁部に傾斜面13が形成され、該傾斜面13に位置決め穴131及び液体放出穴132が間隔をおいて形成され、該位置決め穴131は、ネジ穴であり、該液体放出穴132は、傾斜状の穴であり、該ヘッド10の傾斜面13の近傍に水平方向の調整貫通孔14が形成され、該調整貫通孔14は、位置決め穴131及び液体放出穴132と連通し、また、該ヘッド10の内部に湾曲状の冷却液流路15が形成され、該冷却液流路15の上端は装着穴11と連通し、下端は調整貫通孔14と連通する。尚、本実施例においては、冷却液流路15が、装着穴11の底部から軸方向に沿って下方へ伸び、ヘッド10の中段近傍で径方向へ90度曲折してヘッド10の外周面へ伸び、ヘッド10の外周面の近傍で軸方向である下方へ90度曲折して調整貫通孔14まで伸びる設計であることが好ましく、この構造によれば加工が容易となる。
図3に示すように、前記刃部材20は、ヘッド10の底部から突出するように、着脱可能にヘッド10の固定穴12に取り付けられ、その下端に使い捨てカッター21が取り付けられ、該使い捨てカッター21の先端が液体放出穴132の中心線と対応している。
図3及び図4に示すように、前記調整栓30は、円柱状を呈すると共に、回転可能に調整貫通孔14に嵌め込まれ、一端に調整凹部31が形成される。尚、本実施例においては、調整凹部31が六角穴であり、六角レンチを調整凹部31に挿し込んで調整栓30を回転させると、調整栓30を調整することができる。
また、前記調整栓30の外周面に連通溝32及び位置決め溝33が凹設され、該連通溝32は、L字形を呈し、その一端が液体放出穴132と連通し、該位置決め溝33は、弧状の凹部であり、所定の円周長で調整栓30の外周面に凹設され、位置決め穴131と対応しながら、冷却液流路15及び連通溝32と連通し、該位置決め溝33の円周長によって調整栓30の回転可能な角度を制限する。そして、その調整栓30を所定の位置まで回転させると、冷却液流路15が連通溝32及び位置決め溝33を介して液体放出穴132と連通する。
図3に示すように、前記位置決めボルト40は、内端を介して位置決め溝33へ当接するように位置決め穴131に螺合される。これにより、前記調整栓30を回転して調整すると、位置決めボルト40の内端が調整栓30の位置決め溝33に位置しながら位置決め溝33の範囲内で移動することができ、即ち、その位置決めボルト40が調整凹部31の両端の内壁と当接するまで調整凹部31の範囲内に位置させることによって、調整栓30の回転可能な範囲を制限する。
図5及び図6に示すように、本考案に係る冷却用流道を備える中ぐり切削工具を使用する時は、手工具50を用いて調整栓30を調整し、連通溝32を所定の位置まで対応させることによって、冷却液流路15と液体放出穴132とを連通させることができる。この構成によれば、切削剤を装着穴11に入れて、冷却液流路15を介して調整貫通孔14に送り、そして、調整貫通孔14と連通する連通溝32を介して液体放出穴132から放出する。この時、使い捨てカッター21の先端はちょうど液体放出穴132の放出方向と対応していることから、液体放出穴132から放出された切削剤が使い捨てカッター21の先端まで達するので、使い捨てカッター21を潤滑にし、且つ冷却することができ、また、その調整栓30を回転させれば、液体放出穴132の開閉状態を制御することができる。
本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具の斜視図である。 本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具の部分断面図である。 本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具の部分拡大斜視図である。 本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具の調整栓における図2に示すA−A線部分拡大断面図である。 本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具において、調整栓を調整する動作を示す説明図である。 本考案に係る冷却用流路を備える中ぐり切削工具においての切削剤の流れを示す部分断面図である。
10 ヘッド
11 装着穴
12 固定穴
13 傾斜面
131 位置決め穴
132 液体放出穴
14 調整貫通孔
15 冷却液流路
20 刃部材
21 使い捨てカッター
30 調整栓
31 調整凹部
32 連通溝
33 位置決め溝
40 位置決めボルト

Claims (6)

  1. 上端に段差を有する装着穴が凹設され、底端に固定穴が凹設され、外周面の下縁部に、位置決め穴及び該位置決め穴と間隔をおいて傾斜状の液体放出穴が形成され、底面かつ外周縁の近傍に水平方向の調整貫通孔が形成され、該位置決め穴及び液体放出穴がそれぞれ調整貫通孔と連通し、内部に湾曲状の冷却液流路が形成され、該冷却液流路の一端が装着穴と連通すると共に、他端が調整貫通孔と連通する、ヘッドと、
    前記ヘッドの固定穴に取り付けられる、刃部材と、
    回転可能に前記調整貫通孔に嵌め込まれ、一端に調整凹部が形成され、外周面に連通溝及び位置決め溝が凹設され、該連通溝の一端が液体放出穴と連通し、該位置決め溝が位置決め穴と対応すると共に、冷却液流路及び連通溝と連通する、調整栓と、
    前記位置決め溝へ当接するように、位置決め穴に螺合される、位置決めボルトとを有することを特徴とする冷却用流路を備える中ぐり切削工具。
  2. 前記冷却液流路は、装着穴の底部から下方へ延出した後、径方向に度曲折してヘッドの外周面へ延出し、ヘッドの外周面の近傍で軸方向の下方へ度曲折して調整貫通孔まで延出することを特徴とする請求項1に記載の冷却用流路を備える中ぐり切削工具。
  3. 前記ヘッドの外周面の下縁部に傾斜面が形成され、
    前記位置決め穴及び液体放出穴が間隔をおいて傾斜面に形成されることを特徴とする請求項2に記載の冷却用流路を備える中ぐり切削工具。
  4. 前記連通溝がL字形を呈することを特徴とする請求項2または3に記載の冷却用流路を備える中ぐり切削工具。
  5. 前記位置決め溝が弧状の凹部であることを特徴とする請求項4に記載の冷却用流路を備える中ぐり切削工具。
  6. 前記刃部材の下端に使い捨てカッターが取り付けられ、該使い捨てカッターの先端が液体放出穴の中心線と対応していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の冷却用流路を備える中ぐり切削工具。

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