JP3184458B2 - 手押し台車 - Google Patents

手押し台車

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JP3184458B2
JP3184458B2 JP19892496A JP19892496A JP3184458B2 JP 3184458 B2 JP3184458 B2 JP 3184458B2 JP 19892496 A JP19892496 A JP 19892496A JP 19892496 A JP19892496 A JP 19892496A JP 3184458 B2 JP3184458 B2 JP 3184458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力によってレー
ル上を走行する手押し台車に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる手押し台車として、停止中はコイ
ルスプリングの付勢力でブレーキシューを車輪に押圧し
て常に制動力を発生せしめ、走行時には棒状のハンドル
杆を移動方向に押す動作によって該ハンドル杆を移動方
向に傾動せしめ、このハンドル杆の傾動動作に連動して
ブレーキシューの車輪への押圧(制動力)を解除して走
行を可能とするものが提案されている(実公平7−32
315号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る手押し台車にあっては、ハンドル杆が台車の進
行方向に傾動するため、作業者が当該台車を押して走行
する場合、走行路の勾配が変化するとハンドル杆を押す
力が一定せず、このために台車の走行速度を作業者の意
思通りにコントロールすることが困難であるという問題
があった。
【0004】又、ハンドル杆を押す方向(台車の移動方
向)と制動力の解除方向とが同じであるため、ハンドル
杆を手前に引っ張って台車を後退させることが不可能で
あり、作業的に種々の不都合を生じ、作業性が悪いとい
う問題もあった。従って、本発明の目的とする処は、走
行路の勾配に拘らず所望の速度で走行させることができ
るとともに、手前に引っ張ってそのまま後退させること
ができる手押し台車を提供することにある。
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、レール上を転動する複数の
車輪を備える台車本体と、少なくとも1つの車輪に対し
て接離可能なブレーキシューと、該ブレーキシューを車
輪への当接方向に付勢する付勢手段と、台車本体の前後
に差し込み可能なハンドルと、該ハンドルの操作によっ
て駆動されて前記ブレーキシューによる制動力を解除す
る制動力解除手段を備える手押し台車において、前記ハ
ンドルを略鉛直方向に延びるハンドル本体と該ハンドル
本体の上端部に固定されて略水平方向に延びるレバー部
とで構成し、前記制動力解除手段を、前記ハンドルのレ
バー部と共に略水平方向に回動する第1の回動レバーと
前記ブレーキシューを支持して略垂直方向に回動する第
2の回動レバーとを連結して構成し、前記ハンドルのレ
バー部の回動操作によって前記制動力解除手段を駆動し
て前記ブレーキシューによる制動力を解除するよう構成
したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ハンドルを前記ハンドル本体と前記レ
バー部とで略T字状に成形したことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項記載の発
明において、略前後方向に延びるロッド部材で前記第1
の回動レバーと前記第2の回動レバーとを連結したこと
を特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】従って、本発明によれば、台車の走行に際
してハンドルのハンドル本体は台車の進行方向に殆ど移
動しないため、ハンドルのハンドル本体を把持すれば、
走行路の勾配に拘らず、作業者は台車との距離を略一定
に保ったまま台車を押してこれに追随することができ、
台車の走行速度を自分の意思通りに自由にコントロール
することができる。又、制動力解除の操作と台車の移動
とは独立になされるため、ハンドルのレバー部の回動操
作によって制動力を解除した状態で、ハンドル本体を手
前に引っ張って台車を後進させることもでき、ハンドル
を差し替えることなく同一場所で台車を自由に前後進さ
せることができ、作業性が一段と高められる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明に係る手押し台車の側面図、
図2は同手押し台車の破断平面図、図3は同手押し台車
の制動部の破断平面図、図4は同制動部の破断側面図、
図5は図4のA−A線断面図、図6は同制動部の分解斜
視図、図7はハンドルの正面図、図8は図7の矢視B方
向の図、図9及び図10は制動力解除手段の作用説明図
である。
【0020】図1及び図2に示す手押し台車1は、地上
に敷設されたレール2上を転動する計4つの車輪3によ
って走行自在に支持された台車本体4を有しており、該
台車本体4は、矩形パイプ材で矩形枠状に構成されたフ
レーム5の上面に床板6を被着して構成されている。
【0021】上記各車輪3は、図3に示すように、板金
成型品3aの開口部を側面板3bで覆って構成され、そ
の外周面にはゴム(本実施の形態では、ウレタンゴム)
3cが被覆されている。そして、このように構成される
車輪3は、図2に示すように、左右一対のフレーム部材
5a,5bの前後間に軸受ユニット7(図4参照)を介
して回転自在に横架された車軸8の両端部に通されて結
着されている。尚、各車軸8は左右に2分割されてお
り、両者は間に絶縁材を介在させて接合一体化されて電
気的に絶縁されている。
【0022】而して、本実施の形態に係る手押し台車1
にあっては、1つの車輪3に対して制動力が加えられる
構成が採用されている。即ち、図3乃至図5に示すよう
に、1つの車輪3に対してブレーキシュー9が接離可能
に設けられており、該ブレーキシュー9は横方向に延び
る回動軸10に一体に突設された偏心ピン10aによっ
て上下方向に回動自在に支持され、偏心ピン10aの先
部に螺合するナット11によって結着されている。
【0023】上記回動軸10は前記フレーム部材5aに
結着されたボス部材12にブッシュ13(図5参照)を
介して回動自在に挿通保持されており、該回動軸10の
フレーム部材5aの内側方に臨む端部には第2の回動レ
バー14が結着されている。尚、ブレーキシュー9の車
輪3への当接面の周方向中央部には凹溝9a(図4及び
図6参照)が幅方向に貫設されている。又、図4に示す
ように、ブレーキシュー9の回動軸心(偏心ピン10a
の軸心)aは制動力の作用線(図4の点pにおいて車輪
3の外周に引いた接線)T上に位置している。
【0024】而して、図3及び図4に示すように、横方
向のフレーム部材5cにはテンションボルト15が前後
方向に挿通されてロックナット16によって固定されて
おり、該テンションボルト15と前記第2の回動レバー
14との間にはコイルスプリング17が縮装されてい
る。従って、第2の回動レバー14と回動軸10の偏心
ピン10a及びブレーキシュー9はコイルスプリング1
7によって回動軸10の軸心を中心として図4の反時計
方向に付勢されており、ブレーキシュー9は車輪3の外
周に押圧されて制動力を発生する方向に常時付勢されて
いる。
【0025】一方、図2に示すように、側方のフレーム
部材5aの両端部の上下面には各々一対のストッパプレ
ート18が結着されており、各上下一対のストッパプレ
ート18間には第1の回動レバー19が支軸20を中心
として略水平方向に回動自在に枢着されている。そし
て、各第1の回動レバー19と前記第2の回動レバー1
4とは、台車本体4の前後方向に沿って配されたロッド
部材21の長尺の第1ロッド21aと短尺の第2ロッド
21bによってそれぞれ連結されている。
【0026】本実施の形態では、上記第1の回動レバー
19と第2の回動レバー14及びロッド部材21は制動
力解除手段を構成しており、これらと前記コイルスプリ
ング17はフレーム部材5aの内側方に配されている。
【0027】ここで、前記制動力解除手段の構成の詳細
を図3乃至図6に基づいて説明する。
【0028】前記第1の回動レバー19は、垂直に起立
する円筒状のハンドルパイプ19aの上下にハンドルプ
レート19bを水平に固着するとともに、同ハンドルパ
イプ19aにピン19cを貫通保持して構成されてお
り、該第1の回動レバー19は、これを前記上下のスト
ッパプレート18の間に差し込み、ハンドルプレート1
9bに穿設された円孔19b−1をストッパプレート1
8に穿設された円孔18aに合わせ、円孔18a,19
b−1に前記支軸20を通すことによって前述のように
支軸20を中心として略水平方向に回動可能に枢着され
る。そして、この第1の回動レバー19の上側のハンド
ルプレート19bには短尺の前記第2ロッド21bの一
端が自在継手(ピロボール)22を介して連結されてお
り、同第2ロッド21bの他端は前記第2の回動レバー
14の先端部に自在継手23を介して連結されている。
【0029】又、上記第2の回動レバー14の前端部に
は長尺の前記第1ロッド21aの一端が自在継手24を
介して連結されており、同第1ロッド21aの他端は、
図10に示すように、他側の第1の回動レバー19の上
側のハンドルプレート19bに自在継手25及びボルト
26によって連結されており、ボルト26はストッパプ
レート18に形成された円弧状溝18bに摺動自在に係
合している。
【0030】而して、当該手押し台車1においては、停
止時には前記コイルスプリング17の付勢力によってブ
レーキシュー9が車輪3に押圧されて所定の制動力が発
生せしめられ、この制動力によって台車1の走行が阻止
され、作業者は停止状態にある台車1に対して荷物等の
積み降ろしを作業性良く行うことができる。
【0031】そして、台車1の走行に際しては、第1の
回動レバー19の何れか一方のハンドルパイプ19aに
図7に示すハンドル27を略垂直に差し込んでこれを操
作することによって、制動力解除手段を駆動して制動力
を解除するとともに、台車1を押してこれをレール2に
沿って走行せしめることができる。
【0032】ところで、図7に示すように、上記ハンド
ル27は丸パイプで略T字状に成形され、略鉛直方向に
延びるハンドル本体27aと、該ハンドル本体27aの
上端部に固定されて略水平方向に延びるレバー部27b
とで構成されており、レバー部27bの把持部27b−
1には塩化ビニール等の樹脂がコーティングされてい
る。又、このハンドル27のハンドル本体27aの下端
差し込み部の相対向する部位には、図8に示すように、
下端が開口する係合溝27a−1が形成されている。
【0033】而して、以上のように構成されるハンドル
27は、ハンドル本体27aが略鉛直になるようにして
該ハンドル本体27aの下端部を第1の回動レバー19
の何れか一方のハンドルパイプ19a内に上方から差し
込んで使用され、このとき、ハンドル本体27aの下端
部に形成された前記係合溝27a−1にハンドルパイプ
19a側のピン19cが係合することによって該ハンド
ル27の回り止めがなされる。
【0034】ここで、ハンドル27がブレーキシュー9
が設けられている側(図2の左側)の第1の回動レバー
19のハンドルパイプ19aに差し込まれて使用される
場合について説明すると、台車1が停止しているときに
は、前述のようにブレーキシュー9はコイルスプリング
17の付勢力によって車輪3の外周面に押圧されて所定
の制動力を発生しており、このとき、第2の回動レバー
19のハンドルパイプ19aは図9に実線にて示すよう
にストッパプレート18に当接しており、この時、ハン
ドル27のレバー部27bは図9に示すθ1 の位置にあ
る。
【0035】次に、台車1を走行させるに際しては、作
業者がハンドル27のレバー部27bを把持してこれを
略水平方向に図9のθ2 の位置まで角度Δθだけ矢印方
向に回動させると、第1の回動レバー19も支軸20を
中心として同方向に同角度Δθだけ回動し、この第1の
回動レバー19の回動動作によって短尺の第2ロッド2
1bが図9の矢印方向に押されて第2の回動レバー14
を回動軸10を中心として図4の時計方向に回動せしめ
る。すると、回動軸10に突設された偏心ピン10aも
回動軸10の軸心を中心として同方向に回動してブレー
キシュー9を車輪3から離間せしめるため、ブレーキシ
ュー9によって車輪3に加えられていた制動力が解除さ
れ、台車1はレール2に沿って走行可能となる。尚、ハ
ンドル27のレバー部27bの回動量(回動角Δθ)
は、第1の回動レバー19のハンドルパイプ19aが図
9に鎖線にて示すようにストッパプレート18に当接す
ることによって規制される。
【0036】而して、上述のように制動力を解除した状
態で作業者がハンドル27のハンドル本体27aを前方
(図1及び図2の右方)に押せば、台車1はレール2上
を前方に向かって走行する。このように、本実施の形態
に係る手押し台車1においては、走行に際してハンドル
27のハンドル本体27aは当該台車1の進行方向に殆
ど移動しないため、ハンドル27のハンドル本体27a
を把持すれば、走行路の勾配に拘らず、作業者は台車1
との距離を略一定に保ったまま該台車1を押してこれに
追随することができ、台車1の走行速度を自分の意思通
りに自由にコントロールすることができる。特に、ハン
ドル27の差し込み位置が支軸20に近接しているた
め、制動力の解除に際してハンドル27のレバー部27
bを回動操作したときのハンドル本体27aの前後方向
の移動量が小さく抑えられ、作業者は台車1との距離を
略一定に保って台車1に追随することができる。尚、ハ
ンドル27の差し込み位置を支軸20の中心位置に一致
させても良い。
【0037】又、制動力解除方向(レバー部27bの回
動方向)と台車1の移動方向(ハンドル本体27aの押
圧方向)とが異なるため、ハンドル27のレバー部27
bの回動操作によって制動力を解除した状態で、ハンド
ル本体27aを手前に引っ張って台車1を後進させるこ
ともでき、ハンドル27を差し替えることなく同一場所
で台車1を自由に前後進させることができ、作業性が一
段と高められる。
【0038】そして、台車1の走行中にハンドル27の
レバー部27bを前方へ押す力を解除すれば、コイルス
プリング17の付勢力でブレーキシュー9が車輪3に押
圧されて台車1に制動力が加わり、該台車1が停止せし
められるが、このとき、制動力解除手段は非作動状態と
なって第1の回動レバー19やハンドル27は図9に示
すθ1 の位置に戻される。
【0039】尚、前述のように、ブレーキシュー9の回
動軸心(偏心ピン10aの軸心)aは制動力の作用線
(図4の点pにおいて車輪3の外周に引いた接線)T上
に位置しているため、ブレーキシュー9の車輪3への巻
き込みが防がれる。又、前述のように、ブレーキシュー
9の車輪3への当接面の周方向中央部には凹溝9aが形
成されているため、車輪3の外周面が摩耗した場合であ
っても、車輪3のブレーキシュー9の周方向中央部への
偏当たりを防いで常に2箇所での接触を実現し、常に安
定した制動力を発生させることができる。
【0040】次に、逆側の第1の回動レバー19のハン
ドルパイプ19aにハンドル27を差し込んだ場合の作
用を図10に基づいて説明する。
【0041】台車1を走行させるに際して、作業者が図
10に示すθ3 の位置にあるハンドル27のレバー部2
7bを把持してこれを略水平方向に図10のθ4 の位置
まで角度Δθだけ矢印に回動させると、第1の回動レバ
ー19も支軸20を中心として同方向に同角度Δθだけ
回動し、この第1の回動レバー19の回動動作によって
長尺の第1ロッド21aが図10の矢印方向に引かれて
第2の回動レバー14を回動軸10を中心として図4の
時計方向に回動せしめる。すると、前述と同様に回動軸
10に突設された偏心ピン10aも回動軸10の軸心を
中心として同方向に回動してブレーキシュー9を車輪3
から離間せしめるため、ブレーキシュー9によって車輪
3に加えられていた制動力が解除され、台車1はレール
2に沿って走行可能となる。
【0042】而して、上述のように制動力解除手段を駆
動して制動力を解除する際には、長尺の第1ロッド21
aが引かれてこれに引張力が作用するため、該第1ロッ
ド21aの座屈を防ぐことができ、これを太くしたり、
ガイド部材を設ける必要がなく、制動力解除手段の軽量
化、構造の単純化等を図ることができる。
【0043】尚、台車1が停止してブレーキシュー9が
車輪3の外周面に押圧されているときには、第1の回動
レバー19のハンドルパイプ19aは図10に実線にて
示すようにストッパプレート18に当接しているため、
この状態でハンドル27のレバー部27bを手前に引く
ような力が偶発的に加わっても、レバー部27bの手前
方向への回動は阻止され、長尺の第1ロッド21aに圧
縮力が作用して該第1ロッド21aに座屈が発生するの
が防がれる。
【0044】而して、本実施の形態に係る手押し台車1
においては、コイルスプリング17と制動力解除手段を
構成する第1の回動レバー19と第2の回動レバー14
及びロッド部材21をフレーム部材5aの内側方に配し
たため、これらが他の障害物に衝突して損傷を受けるこ
とがなく、これらを有効に保護することができる。
【0045】又、本実施の形態においては、各車輪3の
外周面をゴム3cによって被覆したため、該ゴム3cに
よって台車1の電気絶縁性が高められ、車輪3の転動に
伴う騒音を低く抑えることができるとともに、ゴム3c
とブレーキシュー9との摩擦力を大きくしてブレーキの
効きを高めることができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
よれば、台車の走行に際してハンドルのハンドル本体は
台車の進行方向に殆ど移動しないため、ハンドルのハン
ドル本体を把持すれば、走行路の勾配に拘らず、作業者
は台車との距離を略一定に保ったまま台車を押してこれ
に追随することができ、台車の走行速度を自分の意思通
りに自由にコントロールすることができる。又、制動力
解除の操作と台車の移動とは独立になされるため、ハン
ドルのレバー部の回動操作によって制動力を解除した状
態で、ハンドル本体を手前に引っ張って台車を後進させ
ることもでき、ハンドルを差し替えることなく同一場所
で台車を自由に前後進させることができ、作業性が一段
と高められるという効果が得られる。
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手押し台車の側面図である。
【図2】本発明に係る手押し台車の破断平面図である。
【図3】本発明に係る手押し台車の制動部の破断平面図
である。
【図4】本発明に係る手押し台車の制動部の破断側面図
である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明に係る手押し台車の制動部の分解斜視図
である。
【図7】ハンドルの正面図である。
【図8】図7の矢視B方向の図である。
【図9】本発明に係る手押し台車の制動力解除手段の作
用説明図である。
【図10】本発明に係る手押し台車の制動力解除手段の
作用説明図である。
【符号の説明】
1 手押し台車 2 レール 3 車輪 3c ゴム 4 台車本体 5 フレーム 9 ブレーキシュー 9a 凹溝 14 第2の回動レバー 17 コイルスプリング(付勢手段) 19 第1の回動レバー 21 ロッド部材 21a 第1ロッド 21b 第2ロッド 27 ハンドル 27a ハンドル本体 27b レバー部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62B 3/00 B60T 1/04 B61B 13/00 B61D 15/10 B62B 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール上を転動する複数の車輪を備える
    台車本体と、少なくとも1つの車輪に対して接離可能な
    ブレーキシューと、該ブレーキシューを車輪への当接方
    向に付勢する付勢手段と、台車本体の前後に差し込み可
    能なハンドルと、該ハンドルの操作によって駆動されて
    前記ブレーキシューによる制動力を解除する制動力解除
    手段を備える手押し台車において、 前記ハンドルを略鉛直方向に延びるハンドル本体と該ハ
    ンドル本体の上端部に固定されて略水平方向に延びるレ
    バー部とで構成し、前記制動力解除手段を、前記ハンド
    ルのレバー部と共に略水平方向に回動する第1の回動レ
    バーと前記ブレーキシューを支持して略垂直方向に回動
    する第2の回動レバーとを連結して構成し、前記ハンド
    ルのレバー部の回動操作によって前記制動力解除手段を
    駆動して前記ブレーキシューによる制動力を解除するよ
    う構成したことを特徴とする手押し台車。
  2. 【請求項2】 前記ハンドルを前記ハンドル本体と前記
    レバー部とで略T字状に成形したことを特徴とする請求
    項1記載の手押し台車。
  3. 【請求項3】 略前後方向に延びるロッド部材で前記第
    1の回動レバーと前記第2の回動レバーとを連結した
    とを特徴とする請求項記載の手押し台車。
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