JP3600514B2 - 手押し台車 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、レール上を走行させる手押し台車、殊に手押し台車のブレーキ操作機構に関するものであり、手押し台車を押すハンドル操作力によって制動装置の制動力が自動的に解除されるものについて、簡単な構成で強度の向上をはかると共に、運搬作業者が上記ハンドルによる制動力解除操作を容易に行うことができるものである。
【0002】
【従来の技術】
レール上を走行させる手押し台車において、停止中はコイルスプリングによる付勢力によって制動装置が自動的に作動して車輪が制動され、他方、走行時には棒状ハンドルを進行方向に押して傾動させることにより、前記付勢力に抗して制動解除が成されると共に、前記棒状ハンドルを押す力で台車が走行されるものが公知である(実公平7−32315号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の手押し台車においては、停止中はコイルスプリングによる付勢力で制動装置が自動的に作動して車輪を制動し、他方、走行時にはハンドル杆を台車の進行方向に押して傾動させることにより、前記付勢力に抗して制動を解除する制動力解除手段が設けられており、この解除手段は長尺のロッドと短尺のロッドからなるロッド部材を備えている。
作業者が前記ハンドル杆を押して台車を走行させる場合、ハンドル杆を進行方向に押して傾動させて、前記制動力を解除すると共に台車を走行させるものであるが、このとき短尺のロッドに引張力がかかり、長尺のロッドに圧縮力がかかるため、該長尺のロッドが座屈することがあり、この座屈を防止するための対策を講じる必要があった。
そこで、本発明はハンドルを進行方向に押して、制動力を解除すると共に台車を同方向に走行させることができ、さらに上記長尺のロッドに引張力がかかり、該長尺ロッドの座屈を防止することができるように、制動力解除操作機構を工夫することを主とする課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のために講じた手段は、台車本体の前後端付近に配置されていてレール上を転動する複数の車輪と、少なくとも1つの車輪に対して接離可能なブレーキシューと、該ブレーキシューを車輪への当接方向に付勢する付勢手段と、台車本体の前後にあって着脱可能に装着されるハンドルと、該ハンドルの操作によって回動する第1の回動レバーと、前記ブレーキシューを支持していて略垂直方向に回動する第2の回動レバーと、前後方向に延びていて第1の回動レバーと第2の回動レバーとを連結するロッド部材とからなる、前記ブレーキシューの制動力解除手段とを備えている手押し台車を前提として、次の要件(イ)〜(ハ)によって構成されるものである。
(イ)前記第2の回動レバーの下部には回動軸と、この回動軸の中心軸線に対して上方に偏位したピンとを有し、このピンがブレーキシューの中央を回動自在に支持していること、
(ロ)前記付勢手段は前記車輪の上部内側に配置され、該車輪近傍のフレーム端部方向に引張された引張りコイルスプリングで構成されていること、
(ハ)前記ロッド部材は長尺の第1ロッドと短尺の第2ロッドとで構成されていて、前記コイルスプリングが張設されている側に短尺の第2ロッドを、その反対側に長尺の第1ロッドを設け、前記制動力解除手段の駆動時には前記長尺の第1ロッドに引張力が作用し、前記短尺の第2ロッドに圧縮力が作用するように構成されていること。
【0005】
【実施態様1】
実施態様1は、上記解決手段を前提として、
前記付勢手段及び制動力解除手段を台車本体側方のフレーム部材よりも内側に配置していることである。
【0006】
【実施態様2】
実施態様2は、上記解決手段を前提として、
前記ブレーキシューの回動軸心が当該ブレーキシューの制動力の作用線上に位置するように構成したことである。
【0007】
【実施態様3】
実施態様3は、上記解決手段を前提として、
前記ブレーキシューの車輪への当接面の周方向中央部に凹溝を形成していることである。
【0008】
【実施の形態】
次いで、本発明の実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示す手押し台車1の台車本体4は、レール2上を転動する計4つの車輪3でその前後端を支持されているもので、矩形パイプ材で矩形枠状に構成されたフレーム5の上面に床板6を被着して構成されている。
上記各車輪3は、図3に示すように、板金成型品3aの開口部を側面板3bで覆って構成されており、その外周面にはゴム(本実施の形態では、ウレタンゴム)3cが被覆されている。また、前記車輪3は、図2に示すように、左右一対のフレーム部材5a,5bの前後間に軸受ユニット7(図4参照)を介して回転自在に横架された車軸8の両端部に装着されている。尚、各車軸8は左右に2分割されており、両者は間に絶縁材を介在させて接合一体化されて電気的に絶縁されている。
そしてこの実施の形態の手押し台車1では、1つの車輪3に対して制動装置が設けられている。即ち、図3乃至図5に示すように、1つの車輪3に対してプレーキシュー9が接離可能に設けられており、該ブレーキシュー9は横方向に延びる水平な回動軸10に一体に突設された偏心ピン10a(回動軸10の中心軸線に対して上方に偏位したピン)によって上下方向に回動自在に支持され、偏心ピン10aの先部に螺合したナット11によって結着されている。
上記回動軸10は前記フレーム部材5aに結着されたボス部材12にブッシュ13(図5参照)を介して回動自在に挿通保持されており、該回動軸10のフレーム部材5aの内側方に臨む端部には第2の回動レバー14が結着されている。尚、ブレーキシュー9はその中央部を上記回動軸10の上記偏心ピン10aで支承されており、またその車輪3への当接面の周方向中央部には凹溝9a(図4及び図6参照)が幅方向に貫設されている。又、図4に示すように、ブレーキシュー9の回動軸心(偏心ピン10aの軸心)aは制動力の作用線T(図4の点pにおいて車輪3の外周に引いた接線)上に位置している。
【0009】
また、図3及び図4に示すように、横方向のフレーム部材5cにはテンションボルト15が前後方向に挿通されてロックナット16によって固定されており、該テンションボルト15と前記第2の回動レバー14との間にはコイルスプリング17が縮装されている。従って、第2の回動レバー14と回動軸10の偏心ピン10a及びブレーキシュー9はコイルスプリング17によって回動軸10の軸心を中心として図4の反時計方向に付勢されており、ブレーキシュー9は車輪3の外周に押圧されて制動力を発生する方向に常時付勢されている。
一方、図2に示すように、側方のフレーム部材5aの両端部の上下面には各々一対のストッパプレート18が結着されており、各上下一対のストッパプレート18間には第1の回動レバー19が支軸20を中心として略水平方向に回動自在に枢着されている。そして、各第1の回動レバー19と前記第2の回動レバー14とは、台車本体4の前後方向に沿って配されたロッド部材21の長尺の第1ロッド21aと短尺の第2ロッド21bによってそれぞれ連結されている。
本実施の形態では、上記第1の回動レバー19と第2の回動レバー14及びロッド部材21は制動力解除手段を構成しており、これらと前記コイルスプリング17はフレーム部材5aの内側方に配されている。
【0010】
次に、前記制動力解除手段の構成の詳細を図3乃至図6に基づいて説明する。前記第1の回動レバー19は、垂直に起立する円筒状のハンドルパイプ19aの上下にハンドルプレート19bを水平に固着すると共に、同ハンドルパイプ19aにピン19cを貫通保持して構成されており、該第1の回動レバー19は、これを前記上下一対のストッパプレート18の間に差し込み、ハンドルプレート19bに穿設された円孔19b−1をストッパプレート18に穿設された円孔18aに合わせ、円孔18a,19b−1に前記支軸20を通すことによって前述のように支軸20を中心として略水平方向に回動可能に枢着される。そして、この第1の回動レバー19の上側のハンドルプレート19bには短尺の前記第2ロッド21bの一端が自在継手(ピロボール)22を介して連結されており、同第2ロッド21bの他端は前記第2の回動レバー14の先端部に自在継手23を介して連結されている。
又、上記第2の回動レバー14の前端部には長尺の前記第1ロッド21aの一端が自在継手24を介して連結されており、同第1ロッド21aの他端は、図10に示すように、他側の第1の回動レバー19の上側のハンドルプレート19bに自在継手25及びボルト26によって連結されており、ボルト26はストッパプレート18に形成された円弧状溝18bに摺動自在に係合している。
さらに、当該手押し台車1においては、停止時には前記コイルスプリング17の付勢力によってブレーキシュー9が車輪3に押圧されて所定の制動力が発生せしめられ、この制動力によって台車1の走行が阻止され、停止状態にある台車1に対して荷物等の積み降ろし作業を安全に行うことができる。
そして、台車1の走行に際しては、第1の回動レバー19の何れか一方のハンドルパイプ19aに図7に示すハンドル27を略垂直に差し込んでこれを操作することにより、制動力解除手段を駆動して制動力を解除すると共に、台車1を押してこれをレール2上を走行させる。
【0011】
ところで、図7に示すように、上記ハンドル27は丸パイプで略T字状に成形され、略鉛直方向に延びるハンドル本体27aと、該ハンドル本体27aの上端部に固定されて略水平方向に延びるレバー部27bとで構成されており、レバー部27bの把持部27b−1には塩化ビニール等の樹脂がコーティングされている。又、このハンドル27のハンドル本体27aの下端差し込み部の相対向する部位には、図8に示すように、下端が開口する係合溝27a−1が形成されている。
以上のように構成されるハンドル27は、ハンドル本体27aが略鉛直になるようにして該ハンドル本体27aの下端部を第1の回動レバー19の何れか一方のハンドルパイプ19a内に上方から差し込んで使用され、このとき、ハンドル本体27aの下端部に形成された前記係合溝27a−1にハンドルパイプ19a側のピン19cが係合することによって該ハンドル27の回り止めがなされる。
【0012】
次いで、ブレーキシュー9が設けられている側(図2の左側)の第1の回動レバー19のハンドルパイプ19aにハンドル27が差し込まれて使用される場合について説明する。
台車1が停止しているときには、前述のようにブレーキシュー9はコイルスプリング17の付勢力によって車輪3の外周面に押圧されて所定の制動力を発生しており、このとき、第1の回動レバー19のハンドルパイプ19aは、図9に実線にて示すようにストッパプレート18に当接しており、このとき、ハンドル27のレバー部27bは図9に示すθ1 の位置にある。
台車1を走行させるに際しては、作業者がハンドル27のレバー部27bを把持してこれを略水平方向に図9のθ2 の位置まで角度△θだけ矢印方向に回動させると、第1の回動レバー19も支軸20を中心として同方向に同角度△θだけ回動し、この第1の回動レバー19の回動動作によって短尺の第2ロッド21bが図9の矢印方向に押されて、第2の回動レバー14を回動軸10を中心として図4の時計方向に回動させる。そうすると、回動軸10に突設された偏心ピン10aも回動軸10の軸心を中心として同方向に回動して、ブレーキシュー9を車輪3から離間させるため、ブレーキシュー9による車輪3に対する制動力が解除され、台車1はレール2上を走行できるようになる。尚、ハンドル27のレバー部27bの回動量(回動角△θ)は、第1の回動レバー19のハンドルパイプ19aが図9に鎖線で示すように、ストッパプレート18に当接することによって規制される。
そして上述のようにして制動力を解除した状態で、作業者がハンドル27のハンドル本体27aを前方(図1及び図2の右方)に押せば、台車1はレール2上を前方に向かって走行する。
このように、本実施の形態に係る手押し台車1においては、走行に際してハンドル27のハンドル本体27aは当該台車1の進行方向に移動することは殆どないので、ハンドル27のハンドル本体27aを把持すれば、走行路の勾配に拘らず、作業者は台車1との距離を略一定に保ったままで該台車1を押しながらこれに追随することができる。したがって、台車1の走行速度を容易に自由にコントロールすることができる。特に、ハンドル27の差し込み位置が支軸20に近接しているため、制動力の解除に際してハンドル27のレバー部27bを回動操作したときのハンドル本体27aの前後方向の移動量が小さく抑えられ、作業者は台車1との距離を略一定に保って台車1に追随することができる。尚、ハンドル27の差し込み位置を支軸20の中心位置に一致させても良い。
又、制動力解除方向(レバー部27bの回動方向)と台車1の進行方向(ハンドル本体27aの押圧方向)とが異なるため、ハンドル27のレバー部27bの回動操作によって制動力を解除した状態で、ハンドル本体27aを手前に引っ張って台車1を後進させることもでき、ハンドル27を差し替えることなく同一場所で台車1を自由に前後進させることができるから、手押し台車による運搬作業の作業性が向上する。
そして、台車1の走行中にハンドル27のレバー部27bを前方へ押す力を解除すれば、コイルスプリング17の付勢力でブレーキシュー9が車輪3に押圧されるので、台車1に制動力が加わり、該台車1が停止せしめられる。このとき、制動力解除手段は非作動状態となって第1の回動レバー19やハンドル27は図9に示すθ1 の位置に戻される。
尚、前述のように、ブレーキシュー9の回動軸心(偏心ピン10aの軸心)aは制動力の作用線T(図4の点Pにおいて車輪3の外周に引いた接線)上に位置しているため、ブレーキシュー9の車輪3への巻き込みが防がれる。又、前述のように、その中央部を偏心ピンで回動自在に支持されているブレーキシュー9の車輪3への当接面の周方向中央部には凹溝9aが形成されているため、ブレ−キシュ−の摺動面が偏摩粍した場合であっても、車輪3のブレーキシュー9の周方向中央部への偏当たりが防止される。
したがって、常にブレーキシュー9がその両側の2筒所で車輪に圧接されるから、常に安定した制動力を発生させることができる。
【0013】
次に、逆側の第1の回動レバー19のハンドルパイプ19aにハンドル27を差し込んだ場合の作用を図10に基づいて説明する。
台車1を走行させるに際して、作業者が図10に示すθ3 の位置にあるハンドル27のレバー部27bを把持してこれを略水平方向に図10のθ4 の位置まで角度△θだけ矢印方向に回動させると、第1の回動レバー19も支軸20を中心として同方向に同角度△θだけ回動し、この第1の回動レバー19の回動動作によって長尺の第1ロッド21aが図10の矢印方向に引かれて第2の回動レバー14を回動軸10を中心として図4の時計方向に回動させる。そうすると、前記の場合と同様に回動軸10に突設された偏心ピン10aも回動軸10の軸心を中心として同方向に回動してブレーキシュー9を車輪3から離間させるから、ブレーキシュー9による車輪3に対する制動力が解除され、台車1はレール2に沿って走行することが可能になる。
【0014】
また、上述のように制動力解除手段を駆動して制動力を解除する際には、長尺の第1ロッド21aが引かれてこれに引張力が作用するため、該第1ロッド21aが座屈することはないので、これを太くしたり、ガイド部材を設けるなどの座屈防止のための処置を講じる必要はなく、したがって、制動力解除手段の軽量化、構造の単純化等を図ることができる。
尚、台車1が停止してブレーキシュー9が車輪3の外周面に押圧されているときには、第1の回動レバー19のハンドルパイプ19aは図10に実線で示すようにストッパプレート18に当接しているため、この状態でハンドル27のレバー部27bを手前に引くような力が偶発的に加わっても、レバー部27bを手前方向への回動は阻止され、長尺の第1ロッド21aに圧縮力が作用して該第1ロッド21aが座屈することは防がれる。
【0015】
また、本実施の形態に係る手押し台車1においては、コイルスプリング17と制動力解除手段を構成する第1の回動レバー19と第2の回動レバー14及びロッド部材21をフレーム部材5aの内側方に配しているので、これらが他の障害物に衝突して損傷を受ける恐れはない。このようにコイルスプリング17と制動力解除手段を構成する第1の回動レバー19と第2の回動レバー14及びロッド部材21などからなる制動力解除操作装置はフレーム部材5a,5bによって、外力に対して効果的に防護される。
【0016】
又、本実施の形態においては、各車輪3の外周面をゴム3cによって被覆したため、該ゴム3cによって台車1の電気絶縁性が高められ、車輪3の転動に伴う騒音を低く抑えることができると共に、ゴム3cとブレーキシュー9との摩擦力を大きくしてブレーキの効きを向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】
〔請求項1に係る発明の効果〕
以上のとおり、請求項1に係る発明によれば、台車の走行に際して、ハンドルを操作して回動する第1の回動レバーを作動させ、前後方向に延びている第1の回動レバーと第2の回動レバーとを連結するロッド部材を介して垂直方向に回動する第2の回動レバーを作動させると、ブレーキシューの制動力解除手段が駆動され、台車は操作方向に進行し、所定の速度で走行することができる。
そして、前記付勢手段は前記車輪の上部内側に配置され、該車輪近傍のフレーム端部方向に引張された引張りコイルスプリングで構成されているので、上記ロッド部材を長尺の第1ロッドと短尺の第2ロッドとで構成するについて、これらのロッドが車輪と干渉することなしに、前記コイルスプリングが張設されている側に短尺の第2ロッドを、その反対側に長尺の第1ロッドを設け、前記制動力解除手段の駆動時には前記長尺の第1ロッドに引張力が作用し、前記短尺の第2ロッドに圧縮力が作用するように構成することができ、上記制動力解除手段を駆動して制動力を解除する際に長尺の第1ロッドに引張力が作用するようにしたため、該第1ロッドの座屈を防ぐことができ、これを太くしたり、ガイド部材を設けるなどの座屈防止のための対策を講じる必要はない。したがって、制動力解除手段の軽量化、構造の単純化等を図ることができるという効果が得られる。
〔請求項2に係る発明の効果〕
請求項2に係る発明によれば、付勢手段及び制動力解除手段、及び第1の回動レバー支持機構が台車本体側方のフレーム部材の外側に沿って配置される場合よりも、上記各手段、上記第1の回動レバー支持機構が上記フレーム部材により保護され、損傷する恐れがなく、また、上記各手段及び上記第1の回動レバー支持機構の配置の自由度が大きく、設計が容易であるという効果が得られる。
〔請求項3に係る発明の効果〕
請求項3に係る発明によれば、ブレーキシューのブレーキ面に均一にブレーキ力が作用するので、制動作用が常に安定し、かつ強いブレーキ力が得られる。
〔請求項4に係る発明の効果〕
請求項4に係る発明によれば、車輪の外周面に圧接されるブレーキシューの摺動面が偏摩耗しても、ブレーキシューの周方向中央部が車輪の制動面に当接することはなく、したがって、常にブレーキシューの周方向中央の両側の2箇所で接触して安定した制動力を生じさせることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手押し台車の側面図である。
【図2】本発明に係る手押し台車の破断平面図である。
【図3】本発明に係る手押し台車の制動部の破断平面図である。
【図4】本発明に係る手押し台車の制動部の破断側面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明に係る手押し台車の制動部の分解斜視図である。
【図7】ハンドルの正面図である。
【図8】図7の矢視B方向の図である。
【図9】本発明に係る手押し台車の制動力解除手段の作用説明図である。
【図10】本発明に係る手押し台車の制動力解除手段の作用説明図である。
【符号の説明】
1・・・手押し台車
2・・・レール
3・・・車輪
3c・・・ゴム
4・・・台車本休
5・・・フレーム
9・・・ブレーキシュー
9a・・・凹溝
14・・・第2の回動レバー
17・・・コイルスプリング(付勢手段)
19・・・第1の回動レバー
21・・・ロッド部材
21a・・・第1ロッド
21b・・・第2ロッド
27・・・ハンドル
27a・・・ハンドル本体
27b・・・レバー部
Claims (4)
- 台車本体の前後端付近に配置されていてレール上を転動する複数の車輪と、少なくとも1つの車輪に対して接離可能なブレーキシューと、該ブレーキシューを車輪への当接方向に付勢する付勢手段と、台車本体の前後にあって着脱可能に装着されるハンドルと、該ハンドルの操作によって回動する第1の回動レバーと、前記ブレーキシューを支持していて略垂直方向に回動する第2の回動レバーと、前後方向に延びていて第1の回動レバーと第2の回動レバーとを連結するロッド部材とからなる、前記ブレーキシューの制動力解除手段とを備えている手押し台車において、
前記第2の回動レバーの下部には回動軸と、この回動軸の中心軸線に対して上方に偏位したピンとを有し、このピンがブレーキシューの中央を回動自在に支持しており、
前記付勢手段は前記車輪の上部内側に配置され、該車輪近傍のフレーム端部方向に引張された引張りコイルスプリングで構成されており、
また、前記ロッド部材は長尺の第1ロッドと短尺の第2ロッドとで構成されていて、前記コイルスプリングが張設されている側に短尺の第2ロッドを、その反対側に長尺の第1ロッドを設け、前記制動力解除手段の駆動時には前記長尺の第1ロッドに引張力が作用し、前記短尺の第2ロッドに圧縮力が作用するように構成されていることを特徴とする手押し台車。 - 台車本体の前後端付近に配置されていてレール上を転動する複数の車輪と、少なくとも1つの車輪に対して接離可能なブレーキシューと、該ブレーキシューを車輪への当接方向に付勢する付勢手段と、台車本体に着脱可能に装着されるハンドルと、該ハンドルの操作によって回動する第1の回動レバーと、前記ブレーキシューを支持していて略垂直方向に回動する第2の回動レバーと、前後方向に延びていて第1の回動レバーと第2の回動レバーとを連結するロッド部材とからなる、前記ブレーキシューの制動力解除手段とを備えている手押し台車において、
前記第2の回動レバーの下部には回動軸と、この回動軸の中心軸線に対して上方に偏位したピンとを有し、このピンがブレーキシューの中央を回動自在に支持しており、
前記付勢手段は前記車輪の上部内側に配置され、該車輪近傍のフレーム端部方向に引張された引張りコイルスプリングで構成されており、
また、前記付勢手段、前記制動力解除手段を台車本体側方のフレーム部材よりも内側に配置し、前記ハンドルの操作によって回動する第1の回動レバーをフレーム内側に設けた回動レバー支持機構に垂直方向の支軸によって支持していることを特徴とする手押し台車。 - 前記ブレーキシューの回動軸心が当該ブレーキシューの制動力の作用線上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の手押し台車。
- 前記ブレーキシューの車輪への当接面の周方向中央部に凹溝を形成していることを特徴とする請求項1又は2記載の手押し台車。
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