JP3183888B2 - 波形整形方法および光学的記録装置 - Google Patents

波形整形方法および光学的記録装置

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JP3183888B2 JP51550294A JP51550294A JP3183888B2 JP 3183888 B2 JP3183888 B2 JP 3183888B2 JP 51550294 A JP51550294 A JP 51550294A JP 51550294 A JP51550294 A JP 51550294A JP 3183888 B2 JP3183888 B2 JP 3183888B2
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Description

【発明の詳細な説明】 4発明の背景 発明の分野 本発明は信号処理装置の分野に関するものであり、と
くに光学的情報記録装置における波形整形の分野に関す
るものである。更に詳しくいえば、本発明は、光ディス
クにおける記録されている標識の解像力を向上し、しか
も先行技術に関連するデューティ・サイクルおよび非対
称の諸問題を克服する波形整形装置に関するものであ
る。
従来技術の簡単な説明 光応答媒体に光情報を光学的に記録する非常に多くの
方法が知られている。デジタル情報およびアナログ情報
は、ディスク、ドラムおよびテープの形のフォトレジス
ト、フォトクロミック物質、および熱応答物質を含めた
各種の媒体に記録できる。
それら既知の装置のほぼ全ては、既知の光学的記録媒
体の非直線性のために、何らかの形のパルス符号変調
(PCM)または周波数変調(FM)を用いる。また、それ
ら既知の装置のほぼ全ては、書込み光ビームを媒体の感
光面上の小さい光点に集束するための対物レンズを含め
た光学装置を用いる。記録される材料の情報密度を最高
にするためには、書込みビームを可能な最小の光点寸法
に集束する必要がある。回析効果のために、コヒーレン
トな放射の集束されたビームが、ほぼガウス分布を持
ち、エアリー・ディスクとして知られている、隔てられ
ている光の同心環によって囲まれている中心の明るい光
点を形成する。中心光点の直径は、記録光の波長と、対
物レンズの開口数(NA)とによって定められる。
ほとんどの光学的記録媒体はしきい値効果を示す。こ
れは、それより上では媒体が変化され、それ以下では媒
体が変化されないような、書込みビームのパワー密度の
レベルが存在することを意味する。集束された書込みビ
ームのパワー密度は、中心光点の中心からの距離の関数
として変化するから、集束された光の中心光点の直径よ
り小さい、媒体上の変更された領域を形成することが可
能である。特定の寸法の変更された領域を得るために、
従来技術は、指定直径の集束された光点のパワー密度が
記録媒体のしきい値レベルに等しいように、変調された
ビームのピーク輝度を調整する必要があるだけであるこ
とを教示している。書込み光点と媒体の間に相対運動が
なく、媒体によって吸収されるエネルギーを拡散する熱
伝導効果がない時は、この技術は極めて良く機能するこ
とを実験結果が示している。しかし、全ての実際的な装
置においては、媒体と記録光点の間の相対運動が必要で
ある。この相対運動は、媒体の特定の領域によって吸収
されるエネルギーの量の計算を極めて複雑にする。
全ての光応答媒体は、ある時間の期間にわたって受け
たエネルギーの量を積分する傾向を示すから、物質のし
きい値レベルは、物質が変化させられる特定の瞬時パワ
ー密度を定めず、むしろ、パワーが受けられた時間に受
けたパワーの積分の結果であるエネルギー密度を定め
る。露光レベルには、露光時間にわたって積分した単位
面積あたりの放射束として定義される。特定の時刻に媒
体の特定の点を照射する放射束は、集束された光点内の
点の位置と、書込みビームの瞬時変調レベルとの関数で
ある。とくに、媒体の特定の点における露光レベルは、
時間と、露光時間にわたって計算した、集束された光点
を通る媒体の特定の点の経路と速さによって定められる
パワー密度分布関数との関数としての、変調された書込
みビームの瞬時パワーの合成積分に等しい。集束された
光点のパワー分布は2つの次元で変化するから、媒体上
の露光レベルは三次元のグラフを定める。このグラフ
と、媒体のしきい値レベルに対応する高さにおいてグラ
フを「切る」平面との交点が、媒体上の変えられた領域
の境界を描く。
記録光点の有限寸法の効果を決定する場合における重
要な概念は、動いている記録媒体における情報の空間周
波数の概念である。これが米国特許第4,616,356号明細
書の主題である。これを参考のために引用した。
また、参考のためにここに引用するのが、関連するパ
ラメータであって、本発明によって改善される、記録さ
れる情報の適切なデューティ・サイクルを達成するた
め、および記録される情報の第2調波ひずみを最小にす
るための信号処理技術を記述している米国特許第4,225,
873号明細書である。この説明においては、記録されて
いる情報のデューティ・サイクルについて詳しく述べ
る。第2調波ひずみはそれに比例することが分かる。す
なわち、デューティ・サイクルが約50%に制御される
と、これは記録される情報の第2調波ひずみを最小にす
る。
先に示したように、レーザ光を用いて媒体に記録する
ときは、記録法の効果は記録面の除去、表面の変色、フ
ォトレジストが被覆されている表面の光による硬化また
は光による軟化、持ち上がった隆起または泡の形成等で
ある。あらゆる場合に、記録媒体は入射光ビームに対し
て動き、希望の作用をひき起すか、ひき起さないよう
に、光ビームのエネルギーはそれぞれ増大され、減少さ
せられる。また、全ての場合に、光ビームが最初に発生
され、またはしきい値を越えさせられると、記録表面に
対するエネルギーの全体の効果は瞬時には実現されな
い。それよりも、とくに、熱に応答する媒体では、記録
された効果(すなわち、徴候)が、主として、加えられ
たエネルギーの作用の下に時間とともに高くなる温度の
ために、時間とともに増大する。すなわち、光ビームが
最初に発生されると、動いている記録表面中の変化を瞬
時に検出することはできない。連続して放置されている
とすると、入射光ビームの全体の作用で記録表面の上に
広い帯状作用をひき起こすことにより、時間の経過とと
もに光ビームのトラックが広くなる。
他方、光ビームが消されるか、しきい値レベル以下に
なると、光ビームから十分なエネルギーが失われた影響
がディスク面でほぼ瞬時に認められる。というのは、デ
ィスクの下流側部分が加熱されないで、変化させられな
いからである。したがって、光ビームが迅速に消される
と、記録作用のほぼ瞬時の停止が起き、記録面への入射
点においては光ビームはほぼ円であるから、記録されて
いる徴候の後縁部ではかなり鈍い端部を観察できる。
したがって、動いている記録面に、するどく立上がる
前縁部とするどく立下がる後縁部を持つ光ビームが入射
したとすると、かなり「西洋梨形」または「涙滴形」表
面効果が見られ、前縁部はテーパー状をなし、ビームが
消されるまで一定の幅まで拡がる。その点で記録された
効果が丸くされた、すなわち鈍くされた後縁部を形成す
る。
記録面の上記特性は、選択した記録「作用」とは無関
係に生ずるが、この説明における議論を容易にするため
に、記録光ビームが表面の蒸発除去(ablation)を引き
起こし、それによって「ピット」をあける。また、ここ
で用いる用語「ピット」は、磁気光学的方法や相変化方
法で形成される2次元的なものは含まれず、通常の意味
のとおり、くぼみをなす3次元的なマークを意図するも
のである。
最後に、用語「記録面」は、ディスクのうち、光エネ
ルギーの入射に敏感な部分を指すもので、その部分がデ
ィスクの外面にあるか、光ビームが入射している表面の
下に沈んでいるかは問わない。
CD(コンパクト・ディスク)マスターの記録における
最も重要なパラメータの1つは、ピットとランドの比を
正確に制御することである。ランドからピットへおよび
ピットからランドへの各遷移がEFM(Eight−to−fourte
en)信号の零交差を示す。したがって、ランド面積の大
きさが、対応するピットの寸法が保持するのと同じ量の
デジタル情報を保持する。ピットとランドの寸法比は記
録の「デューティ・サイクル」である。50%のデューテ
ィ・サイクルは、ピットがトラック面積の50%を占め、
ランド面積が残りの50%である対称的な信号を表す。50
%のデューティ・サイクルからずれたどのような記録
も、非対称信号としてアイパターン(図2を参照して説
明する)で表される。複製プロセスの制約、各種のCDプ
レイヤーの光学装置の違い、およびプレイヤーの電子装
置のブーストの変動のために、全てのCD記録は、完全な
50−50対称性で記録されたものでも、再生光学装置によ
って僅かに非対称的であると見られることがある。CDプ
レイヤーの回路が、「零レベル」を、正の半サイクルと
負の半サイクルの間にタイミングの違いが存在しない点
まで移動させることによって、この非対称性を修正す
る。
プレイヤーの光学ヘッドは、レーザ・ビームを直径約
1ミクロンの光点に集束し、この光点をディスク上のピ
ット及びランドのらせんトラックに沿って走査すること
によって、ディスク上の情報を「読み取る」。ランドは
ほとんどの光をヘッド中の光検出器へ反射するが、ピッ
トは非常に僅かな光を反射する。光検出器は、光点によ
って照明されたディスクの部分によって反射された光の
量に比例する信号を発生する。光点は回折を制限され、
それの直径はディスク上の最短ピットの長さより僅かに
大きいから、電気信号の立上がり時間と立ち下がり時間
は比較的かなり遅く、最小ピットを表す信号の振幅はよ
り長いピットの信号の振幅より小さい。振幅の違いは、
光学的な質の違いのためにプレイヤーごとに変化し、ピ
ットの形のためにディスクごとに変化する。全てのプレ
イヤーは、高周波信号の振幅を低周波信号に対して増大
させるアナログ・アパーチャ補償回路で、振幅の違いを
構成する。不幸なことに、経済的にするために、それら
のブースト回路は位相が直線的でないから、信号の高調
波は変化する量だけ遅延させられ、波形はそれの振幅に
加えて形も変化させられる。
ディスクに記録されるEFM信号は実行長さが制限され
たデジタル符号であって、それ自体クロッキングし、遷
移の間のタイミング中にそれのデジタル情報を含む。デ
ィスク上ではそのような遷移はピットと、ピットの間の
ランドとの間の境界である。したがって、各ピットの長
さはデータの量で、ピットの間の各ランドの長さもデー
タの量である。
CDの規格に従ったEFM符号のための規則が、各遷移お
よびあらゆる遷移が、最後の遷移の後の許された9回の
うちの1回で起きる。更に詳しくいえば、任意の2回の
遷移の間の期間はnTである。ここに、Tは固定時間周期
(約231ナノ秒)、nは3と11の間の整数である。情報
を符号化するために、各遷移の間にどれだけの数のTが
経過したかをプレイヤーは判定しなければならない。再
生ヘッドの下でのディスクの回転速度は、固定されたク
ロックを遷移に単に乗ずるだけ十分に安定ではない。そ
の代わりに、T当たり1サイクルという平均(4.3218MH
z)で刻むチャネル・クロックが回復された信号に位相
が固定される。このPLL(フェーズ・ロックド・ルー
プ)は、信号中の各遷移のタイミングをクロックの最も
近いサイクル端部と比較することによって動作する。遷
移がクロックのサイクル端部の直前に一致して起きたと
すると、丁度サイクル端部で遷移が起きるまでクロック
は徐々にスピードアップする。
不幸なことに、ディスクからのアナログ信号の立上が
り時間と立ち下がり時間はTのいくつぶんかの長さであ
るから、遷移の瞬間を決定するために特定の電圧を選択
しなければならない。この電圧はプレイヤーの「判定レ
ベル」である。EFM符号の別の規則の支援でプレイヤー
はこのレベルを選択する。その規則は、平均して(およ
び理想的には)、EFM信号が正確に同じ長さの時間の間
「高い」と述べており、平均して、それが低いと述べて
いる。これを知ると、プレイヤーが電圧が高すぎる判定
点を取り出すとすると、EFM信号はそれが高い(判定点
より高い)時よりも低い((判定点より低い)時の方が
しばしばである。プレイヤー中のサーボ・ループがリミ
ット電圧を徐々に調整して、適正な判定レベル電圧を発
見して維持する。
プレイヤーはそれの判定レベルをサイクルを基準にし
て変更できないが、遷移の間の期間は3Tから11Tまで瞬
時に変更できることを理解することが重要である。波形
の形に対する周波数に依存するどのような作用も、信号
の高周波部分に対する理想的な判定点を、信号の低周波
部分に対する理想的な判定点とは異なる電圧にすること
がある。プレイヤーはそれらの電圧の平均である判定点
を選択するであろう。先に説明したように、プレイヤー
のブースト回路は位相が直線的ではなく、したがって、
理想的な判定点電圧を周波数とともに「拡大」させる。
ディスクから信号を読み出すためには、プレイヤー
は、小さい光点をディスク上のピットの動く螺旋トラッ
クの上に中心を保持し続けなければならない。トラック
に対する光点の位置を検出するために種々の技術が用い
られている。あるプレイヤーのトラッキング装置(単一
ビームまたはプッシュプル・トラッカーを用いる)がト
ラックに沿うピットの平均デューティ・サイクルによっ
て大きな影響を受ける。すなわち、非ピット面積よりあ
る百分率だけ広いピット面積(デューティ・サイクルが
50%より高い)でトラックが構成されているものとする
と、それらのプレイヤーはトラックの中心に沿って確実
に追従するのみである。記録されているインテリジェン
ス情報はピットとランドに含まれているが、ディスク表
面の他の記録されていない領域、すなわち、ピットのト
ラックの間のディスク表面、と同じレベルのランドには
トラッキング情報は含まれていない。したがって、ピッ
トの間のランドに対するピットの長さが長くなると、ト
ラッキング用の補助装置は良く動作する。先に述べたよ
うに、約50%より低い任意のデューティ・サイクルで
は、プッシュプル・トラッカーがトラック上に止まるこ
とを可能にするためには不十分なトラッキング情報が存
在する。このジレンマに対する1つの解決策は、ピット
とランドのデューティ・サイクルを50%より高くして、
記録されるデューティ・サイクルの増大を補償するため
に、プレイヤーの「判定レベル」を再び調整するプレイ
ヤーの性能に依存することである。しかし、EFM信号を
基にしてチャネル・クロックをプレイヤーのPLLに維持
させるためには、デューティ・サイクルの増大は信号全
体にわたって一様でなければならないが、9種類のピッ
ト寸法(3T〜11T)にわたってピットの長さが等しい割
合で増加することはないから、これが行われることはな
い。3Tのピットは、6Tピットまたは11Tピットより大き
い幾何学的な増大を明らかに行うであろう。不幸なこと
に、したがって、単一ビーム・トラッカーを使用するた
めに50%デューティ・サイクルから離れることは対称性
を犠牲にすることであり、対称性が大きすぎるならば、
プレイヤーのフェーズ・ロック・ループは回復された信
号にロックできないことがあるかもしれない。
記録過程において従来適切に行われていなかった別の
考察は、トラッキング機能がトラッキング誤りの向きに
光センサへ反射されて戻った光の量に依存するような単
一ビーム・プレイヤーが、記録面に形成されているピッ
ト上のテーパー(尖った)端部で最も良く動作する、と
いう事実である。理想的なピットとは、ピットの底を頂
点とする細長い溝であって、逆様にしたピラミッドによ
って形成されるくぼみに類似する。側面の勾配が急にな
って一層テーパーが大きくなるほど、良くなる。したが
って、ピットの輪郭を良くしようとするどのような試み
も、平らな高原領域を形成し、かつピットの長くて細い
テーパー状前縁部を無くして、そのような単一ビーム・
プレイヤーがトラッキングすることを一層困難にする傾
向を生ずる。更に、ピットの長さはピットごとに大き
く、すなわち、3Tから11Tまで、変化し、3T幅のピット
またはランドを11Tのピットまたはランドに隣接して置
くことができる。ピーク・パワーレベルが高くなって、
丸くされた(テーパーがゆるやかである)輪郭がより明
確である3Tピットを生じたとすると、11Tピットを形成
する時に加えられるのと同じピーク・パワーレベルが、
非常に広く、すなわち非常に鈍くされた後縁部を生ずる
であろう。3Tピットと11Tピットの間の形状のこの違い
は、3Tピットがある対称性を有し、11Tピットが別の対
称的な形状を有するという、異なる対称性を生ずる。こ
れはプレイヤー・デコーダに問題をひき起こす。理想的
には、各ピット寸法で同じ対称性を持たなければならな
い。さもないと、アイパターンに「パターン拡張(spre
ad in pattern)が存在することになる(これについ
ては図2を参照して説明する)。
したがって、上記の背景についての知識がなくても、
極めて簡単にしたマスタレコーダの構成が、記録された
情報中に50%デューティ・サイクルを単に維持すること
を知ることができる。理想的な世界では、50%デューテ
ィ・サイクルを維持することが記録過程のために重要な
要求であるように見えるから、そうすることが行うべき
明らかな事柄である。最も遠い従来技術の方法および装
置は、nTの長さのピットを表す部分の長さが、ピットの
間のnTの長さのランドを表す波形の部分の長さに等しい
ような、長方形波形を単に提供しているだけである。
経験では、ディスク上に最適なピットのトラックを生
ずるためには多くの要因を考慮しなければならないこと
が明らかになってきた。たとえば、トラックに沿うピッ
トの幅はビームが表面に入射することを許される時間の
長さと共に変化するから、ピットの寸法とピットの形状
は表面の速さ−一定角速度フォーマットで記録するディ
スクにとっては重要な要因である−の関数である。考慮
すべきその他の要因は、既に述べたが、デューティ・サ
イクル、(>50%)、ピットの側壁の立面形状(単一ビ
ーム・トラッカにとって重要である)、対称性、および
ピット分解能である。
デューティ・サイクルを大きくするためにパルス長を
長くできるが、この増大は非対称的である。変調された
光ビームのパワーレベルを増加すると前縁部における分
解能が向上して、デューティ・サイクルが大きくなる
が、「西洋梨形」前縁部が生じて非対称性が過大になる
段状の変調器駆動パルスを使用することによって前縁部
におけるパワーレベルを高くすると、前縁部の分解能が
高くなるが、デューティ・サイクルを制御下に保持する
ためにパルス長を短くする必要がある。そのようにする
と種々のパルス長に対して等しくない非対称性が与えら
れ、最良の結果を達成するために各表面速さを調整する
必要がある。デューティ・サイクルを大きくするために
しきい値を下げることができるが、そうするとピットの
前縁部における分解能が低下し、3Tパルス幅と11Tパル
ス幅の間の幾何学的形状の大きな違いを示す不明確なピ
ット幅が生ずる。最後に、ピットの分解能を高くしよう
とするどのような試みも単一ビーム・トラッカが追従す
る性能を本質的に低下させる。
したがって、ピットのタイミングと形状に影響するパ
ラメータの多くの調整を行えるが、他のパラメータに影
響する任意の調整を行うことによる相互作用は、処理量
を減少する大きな問題であって、記録オペレータによる
不断の注意を必要とすることがわかる。
したがって、従来可能であったものよりも広い範囲に
渡って形状と非対称性を独立に制御できるようにする、
パルスで光変調器を駆動するための方法および装置に対
する需要がこの技術に存在する。この方法および装置は
非対称性を最適にするためにパルス長さとパワーを調整
できるようにし、かつ形状を正しくするためにパルスの
後縁部の勾配の調整を行えるようにする。任意に与えら
れたディスク製造方法に対して、化学物質(chemical
s)の違い、ディスクの表面厚さの違い、成型機械の違
い、およびマスターリング機械(mastering machine)
の違いを考慮に入れて、最適なピット形状および非対称
性を得るために任意の特定の装置が異なる調整を求める
こと、および従来技術があるパラメータを独立に制御で
きないことによってこの融通性を持たせることに失敗し
た事を考えた時に、それらのパラメータのこのかなり独
立した制御は極めて重要である。したがって、特定の装
置に対する変調器駆動パルスの最適な調整を行えるよう
にするばかりでなく、装置の間の違いを考慮にいれるた
めに調整もできる方法および装置に対する長い間の需要
を本発明は満たす。ピットのテーパー状端部を生ずる性
能で相助作用効果(synergistic effect)も実現され、
しかも合理的に高い分解能と求められたデューティ・サ
イクルを維持し、改善したトラッキングおよび改善した
信号再生の利益を与える。
発明の概要 本発明は、光ビームを変調するために、別の状況では
変調器駆動信号として供給される、EFMプロセッサから
の長方形波を受け、動いている媒体のしきい値より上の
強さを書込みビームに持たせるために十分な第1のレベ
ルに達する鋭い前縁部を有し、かつ振幅が指定された率
で変化して、動いている媒体のしきい値より下の強さを
書込みビームに持たせるために十分な第2のレベルに達
する傾斜した後縁部を有する、整形された変調器駆動信
号をその信号から発生する波形処理手段を得ることによ
って、光学的記録装置において使用するための独特に整
形された変調器駆動信号を提供するものである。
このようにして、整形された変調器駆動信号の鋭い前
縁部の振幅が増加したピーク記録パワーを表し、一方、
後縁部の勾配が鋭い前縁部に対してしきい値を通る点の
選択が記録されている徴候(ピット)のデューティ・サ
イクルを設定し、同時にその徴候の後縁部が広く鈍くな
ることを阻止する。整形された変調器駆動信号の急な前
縁部対して傾斜している立ち下がり縁部のために、整形
されたピットの前縁部における幾何学的形状と後縁部に
おける幾何学的形状がほぼ対称的である。更に、整形さ
れた変調器駆動信号の急な前縁部振幅が適切に制御され
るものとすると、これは「カヌー形」ピットを与えるこ
とができる。そのカヌー形ピットは、前縁部と後縁部と
の半振幅に関する限り、対称性を乱すことなしに単一ビ
ーム・トラッキング装置のために良いトラッキングを行
わせる。整形された変調器駆動信号の後縁部が指定され
ている傾斜関数に従って立ち下がるから、媒体の温度
は、従来技術の変調駆動パルスの急な立ち下がり縁部に
おいて急に降下することはなく、したがって、後縁部は
「カヌー形」特性も示す。
本発明の波形成形回路は、波形がしきい値より上であ
る時間の長さおよび波形の振幅とDCレベル(バイアス)
を変えるための手段と、整形された変調器駆動信号の傾
斜した後縁部の勾配を変える手段とを含む。
図面の簡単な説明 本発明のそれらの特徴およびその他の特徴ならびに諸
利点は、添付図面を参照して行う、本発明の特定の実施
例についての以下の説明から明らかであろう。図におい
て、 図1は本発明の波形整形回路を用いる記録装置の一般
化したブロック図である。
図2はCD規格仕様に従った完全に対称的な眼パターン
の表現である。
図3は長方形信号と、段階状信号と、傾斜した変調器
駆動信号とを含む変調信号の作用を示す1組の波形およ
びディスク形状の表現である。
図4は本発明の波形整形回路のブロック図と部分的回
路図の組合わせである。
図5は図4の回路図中の種々の点における波形とそれ
らの波形が記録媒体に及ぼす作用とを示す。
好適な実施例の詳細な説明 図1の記録装置の線図は、本発明の新規性に関する装
置部分のみを含む。完全な記録装置の説明に付いては、
前記米国特許第4,225,873号明細書を参照する。
図1の記録装置は回転する円板形媒体1の上に情報を
記録するために構成されている。この円板はスピンドル
モータ3によって回転させられる。そのモータは速度制
御器5によって制御される。もちろん、媒体はドラム
形、カード形、または直線テープ形にして、媒体を動か
す装置に必要な改造を行えることは当業者にとって明ら
かである。
レーザその他の高輝度光源7が特定の波長の光の書込
みビーム9を形成する。書込みビームは光変調器11を通
る。光変調器は書込みビームの強さを線10における駆動
信号に従って変化させる。例として変調器11は音響−光
変調器とすることができる。
変調器を出たビーム13は、駆動信号の振幅に比例する
変調の振幅を有し、かつそれの平均強度が駆動信号のDC
オフセットと変調されていないビーム9の強さとによっ
て制御される。
変調されたビーム13は記録媒体1に送られ、適切な光
学装置によって光点15に集束される。それらの光学装置
は対物レンズ17とビーム拡大レンズ19とを含むことが好
ましい。ビーム拡大レンズは変調器からのビームを拡大
して対物レンズ17の開口部一杯にする。ここで説明して
いる実施例においては、レンズ17と19はキャリッジ21に
取り付けられて、光点15をディスク1に対して放射状に
動けるようにする。もちろん、スピンドルモータの動き
を含めて、光点15を媒体に対して動かすために種々の他
の装置を設けることが可能である。ここで説明している
実施例においてはキャリッジは並進駆動装置23によって
動かされる。
光変調器11の駆動信号は波形整形回路31によって形成
される。波形整形回路は、記録すべき情報を受けるため
の入力端子33を含み、かつ変調されたビーム13の平均強
さを調整するための駆動信号バイアス制御を受けるため
の入力端子35も含むことができる。集束された光点15に
対する情報媒体の速さが一定でないとすると、信号処理
装置は瞬時相対速さを示す信号を受けるための入力端子
37を含むことができる。
図2は完全に対称的な「アイパターン」を表す。その
パターンは当業者には容易に理解されるから、プレイヤ
ー中の再生された信号における制御された非対称性の必
要性を示すためにここで単に示すだけである。水平中心
線に沿うダイヤモンドの形は全ての波形の完全な零交差
を示す。図示の理想化した「アイパターン」を生ずる
と、ノイズに対して最も強くなる。たとえば、I3波形
(3T長さのピットまたはランドを表す)は非対称的であ
る、すなわち、ピットとランドの長さが等しくなく、I3
波形の半サイクルの1つにおけるずれが零交差点におい
ては起きない。他の波形も、図2のグラフの水平中心線
に沿って1つのnT信号を別のnT信号から区別することが
不可能である点まで非対称的であるとすると、再生ディ
スクから不適切な信号が再現され、フェーズ・ロック・
ループはその信号をロックできず、それによって自己発
生クロックを失い、再生された信号の完全性を破壊し、
またはそのような非対称性のために、そのクロックによ
って生じさせられた違うセルに入るピットの縁部が検出
される結果が常にもたらされる。このために再びひどい
結果を伴う。
図3は長方形駆動パルス、段階状駆動パルス、および
傾斜状駆動パルスを用いた場合の、動く記録媒体の表面
に形成されたピットの結果としての形状を示す。最後の
ものが好適な波形であって、本発明の主題である。
CDマスタ製作用のEFMプロセッサの標準的な電気出力
は、持続時間が3Tから11Tまでパルスごとに変化する代
わりに、平均デューティ・サイクルが約50%である長方
形の波である。これが図3の線A1に示されている。これ
は一連の3T部分と端の長い5T部分とを示す。書込みビー
ムの直径が、記録媒体表面に形成されるピットの幅より
ほんの僅か大きいだけであり、光ビームの中心点のいず
れの側にもピットのある形が生ずることを思い出すと、
ディスクにおけるピットは、先に説明したように光ビー
ムの中心点の周囲の光の分布に起因する立ち上がる変調
器波形によって示されている点より前に形成され始める
ことがわかる。また、先に説明したように、A3で見たピ
ットの平面図形状は西洋梨形または涙滴形である、すな
わち、先に詳しく述べた理由で、テーパー状前縁部と鈍
い後縁部を有する。
図3の中央部には、線B1に示すように駆動信号の前縁
部における変調器駆動信号の振幅を大きくすることによ
って、ディスク表面におけるピットの分解能を向上する
ための従来技術の1つの試みが示されている。最高レベ
ルは、線A3に示されているピットを形成するために使用
されている光ビームパワーより大きい光ビームパワーに
対応する。線B1中のパルスの全体の幅がより高いレベル
にあるものとすると、ピットの後縁部が過大に広い。こ
れを阻止するために、段階状変調器駆動信号B1がほぼ1T
において正常なパワーレベルまで低くされ、それの後縁
部において段階状に低下するまでそのレベルを継続す
る。それの後縁部のタイミングを故意にゆがめて、正常
なパワーレベルより高いパワーレベルに起因するピット
の長さの増大を補償する。したがって、整形された変調
器駆動信号B1が、より高い分解能のピットを得るという
目標を達成し、しかも約50%のデューティ・サイクルを
維持し、パルスの非対称性を良くする。
他方、先に述べたように、ピットの鈍い縁部はあるプ
レイヤーにとってトラッキングを困難にし、したがっ
て、波形B1による提案された解決策は1つの問題は解決
するが、別の問題をひき起こす。すなわち、A3に示すピ
ットにおけるテーパー状端部は、あるプレイヤーにおい
ては、B3に示す「改良した」ピットよりも良いトラッキ
ングを与える。これの主な原因は、テーパー状端部が、
A3に示すピットの左側のように、形がかなりピラミッド
状である、すなわち、テーパー状端部の側が、ビームが
トラックから外れている側に偏向されている光の量に大
きな影響を及ぼす小さな反射鏡として作用するから、最
も小さなトラック外れ状態も光検出器によって容易に検
出できてその反射光を回収できる。B3に示すような鈍い
端部および明確に形成されたピットでは、曲がった反射
鏡状表面は存在せず、光検出器から発生されたトラッキ
ング信号がトラック外れ状態を認識する前に、光ビーム
は大きな距離を横にさまよわなければならない。
更に、記録中に、表面速度が増加するにつれて、A3に
示すピットの急な後縁部はトラックに沿って長さ方向に
広がるようになる。その理由は、光ビーム遷移中のエネ
ルギーが表面面積のより大きい広がりにわたって積分さ
れるからである。また、より低い速度では、同じエネル
ギーが加えられても表面はより大きい熱的な影響を受け
る、たとえば、表面速度が低くなるとピットのテーパー
が誇大になる。それらの影響はデューティ・サイクルと
非対称性を駄目にする。したがって、B1波形を用いる
と、最良の結果を達成するためには各表面速度に対して
デューティ・サイクルを調整することを要する。
変調器駆動信号のためのより理想的な波形を図3にC1
で示す。ここで、パルスの最初の急な立上がり縁部、振
幅が正常なものよりもあまり大きくないとしても、管理
されたテーパー状端部をピットの前縁部に与えることが
できる、すなわち、非常にテーパー状にされた端部と急
な垂直壁との間のなにものかを与えることができる。図
3の線C1における波形の後縁部が傾斜させられていると
いう事実は、全体の振幅の増大が、前縁部の増加した振
幅に対する犠牲として、ピットの中間部分と端部部分に
悪影響を及ぼすことがある、という波形A1とB1での状況
とは異なって、波形C1の振幅を全く容易に変化させるこ
とができて、その結果としてピットの前縁部に大きな影
響を及ぼすのに、後縁部には小さい影響を及ぼすことに
なる、ということを意味する。もちろん、波形C1の全体
の振幅を大きくしたとすると、後縁部の勾配を調整して
補償しなければならないことがあるが、波形パラメータ
の全体の調整は波形A1またはB1の場合よりもはるかに簡
単である。
更に、波形C1の後縁部はピットの既にテーパー状にさ
れている後縁部を生ずるから、波形A1またはB1を用いる
場合に存在する、異なる表面速度に対するデューティ・
サイクルの違いと同じような、異なる表面速度に対する
デューティ・サイクルの違いは存在しない。また、波形
C1の後縁部の振幅または勾配を変化させることによって
デューティ・サイクルを調整できるのに、パルスの長さ
を変化することは波形A1とB1を用いてデューティ・サイ
クルを調整する唯一のやり方である。
波形C1の形から分かるように、変調器駆動信号の急な
立上がり縁部の制御された振幅のためにピット(C3にお
ける)の前縁部にテーパー状端部が形成された波形A1と
B1の長方形パルスよりも緩やかにしきい値を通る変調駆
動信号の勾配を成す立下がり縁部のために、ピットの立
下がり縁部もテーパーを成す。波形C1の立下がり縁部の
振幅、DCオフセットおよび勾配が適切に調整されたとす
ると、ディスクに形成されたピットはC3に示す形を持
ち、希望の適度にテーパーを成す端部と、希望のデュー
ティ・サイクルと、希望の良い非対称性と、向上した分
解能とを示す。
図4における入力33は長方形波形であって、従来技術
では、光変調器1(図1)を直接駆動したものである。
図4の波形整形回路はその入力波形で動作して、図3に
C1で示した波形を生ずる。
図4は波形整形回路31(図1)を示す。この回路の機
能は、既に述べた特性の全て、すなわち、より高いピー
クパワーを提供できること、非対称性が良いこと、希望
のデューティ・サイクル、およびトラッキングを改善す
るためのテーパー状前縁部およびテーパー状後縁部、を
有する変形した整形された変調器駆動信号を提供するこ
とである。
図4の回路を、便宜上、入力信号の遅延させられた前
縁部を形成する第1の部分と、最終的な変調器駆動信号
出力の適切な波形整形を行う第2の部分との2つの部分
に分割できる。事実上、変調器駆動信号の振幅と形を制
御することは、プレイヤーによって必要とされるピット
の形状を制御することである、すなわち、図4の回路は
上部が丸くされたかなり広いピットと、かなり一様な深
さと、3Tの長さのピットと11Tの長さのピットの間のか
なり一様な幅と、ピットのテーパー状前端部およびテー
パー状後端部と、良い非対称性と、希望のデューティ・
サイクルとを発生するように構成される。
分解能を向上するために波形C1の前縁部におけるピー
クパワーを増大すると、その結果として増大したデュー
ティ・サイクルを約50%の値まで減少する必要がある。
これは、入力33の前縁部を指定された量だけ、たとえ
ば、約1.5T,遅延させるが、後縁部は遅延なしに通すこ
とによって、行われる。
図5に示す波形およびディスク形状を用いて図4につ
いての説明を続ける。図5において波形(a)は、種々
の長さの正へ向かう波形部分と負へ向かう波形部分を持
つ長方形入力33である。図5において、正へ向かう部分
はピットを生じ、負へ向かう部分は最終的に記録される
記録媒体のランドを形成する。もっとも、光変調器の要
求によっては逆も等しく作用できる。
図5のパルス(a)は前縁部遅延回路51に加えられ
る。その回路は、波形(a)の立上がり縁部によってト
リガされるワンショット・マルチバイブレータの形とす
ることができる。遅延回路51の出力は線55を介してAND
ゲート53に加えられる。入力波形(a)はANDゲート53
の別の入力端子にも加えられる。ANDゲート53の出力を
図5に波形(b)で示す。このパルスは抵抗R1を介して
トランジスタQ1のベースに加えられる。加えられた遅延
と、ANDゲート53の動作とのために、入力波形(a)に
及ぼす作用は、波形(a)と波形(b)を比較すること
によって明らかにわかるように、立上がり前縁部を遅延
させ、立下がり後縁部を遅延させないで通すことであ
る。
波形(b)が高いと、Q1がターンオンされ、図5の波
形(c)で明らかにわかるように、Q2のベースがほぼア
ース電位に保持される。波形(b)が低くなると、トラ
ンジスタQ1がターンオフし、電流が可変定電流源57から
ダイオードD1と抵抗R7を通って流れてコンデンサC1を充
電するために、そのトランジスタのコレクタは上昇する
ことを許される。Q2のベースにおける波形の勾配は、抵
抗R7を通じるコンデンサC1の充電率と、電流源57から利
用できる電流とによって決定される傾斜である。電流源
57は可変電流源であるが、ポテンショメータR4の設定に
よって特定の電流に一度設定されると、電流源57からの
電流はその特定の設定に対して一定である。したがっ
て、コンデンサC1は直線的な率で充電する。
Q2のベースはダイオードD1、D2、D3の導通によってそ
れの高い点に固定されるから、Q2のベースにおける電圧
は約2.1ボルトを超えない。したがって、Q2のベースに
おける立上がり傾斜は固定されているレベルに限界を置
き、かつ、Q2はエミッタホロワであるから、Q2のエミッ
タにおける抵抗R8の端子間に同じ波形が発生される。こ
の波形(波形(c))はQ3のエミッタに加えられる。Q3
のベースは+5ボルト電源に接続される。したがって、
Q3のコレクタにおける信号は、波形(d)で示すよう
に、波形(c)の反転されてはいないが増幅されたもの
である。Q3への入力の振幅は抵抗R9によって調整され、
Q3のコレクタにおける信号のDCオフセットすなわちバイ
アスがR10によって、当業者が知っているやり方で調整
される。
Q3の出力がプッシュプル増幅器61に加えられる。この
増幅器の出力は、波形(c)に示す特性を有する整形さ
れた変調器駆動信号になる。変調器の種類とプッシュプ
ル増幅器61の構成とに応じて、出力は、あるいは、
(c)に示すものから反転でき、図5に(d)で示され
ている波形を有する。その波形は図3に示す例で使用す
る波形である。
図5は、3Tより長い長さの波形(a)の少なくとも1
つの正へむかう部分と、1つの負へむかう部分を示す。
しかし、結果としての波形(c)と(d)の少なくとも
1つは、追加の情報を必要とすることなしに、上記説明
に従う。
図5からわかるように、入力長方形波形(a)の前縁
部を遅延させると、波形(d)の立上がり縁部と立下が
り縁部の間の距離が維持され、しかも、デューティ・サ
イクル(ピットとランドとの比)を小さくするように波
形がしきい値より高い時間を短くする作用も行う。実際
に、遅延は、しきい値を超える最後の変調器駆動信号の
部分の幅を狭くする。ワンショット・マルチバイブレー
タ51の遅延の調整がポテンショメータR13の形の幅制御
器として示されている。既に述べたように、ピークパワ
ーが増大されると、50%デューティ・サイクルを維持す
るために、ピットを形成する駆動信号の幅を狭くする必
要がある。
上記信号処理技術は、情報の光学的記録法において通
常行われている書込みビーム強度レベルの安定化および
調整の代わりをすることを、意図するものではないこと
に注目すべきである。記録される情報の適切なデューテ
ィ・サイクルを達成するため、および記録されている情
報の第2高調波歪みを最小にするための、それらの付加
過程の必要性が、従来技術、とくに米国特許第4,225,87
3号において論じられている。完全な記録装置は、記録
された信号の歪みを最小にするために、変調されたビー
ムの平均強度を記録媒体しきい値レベルに対して安定さ
せることが好ましい。また、完全な装置は、材料の増加
する体積を速度が高くなるにつれて変えなければならな
いために、平均書込みビームパワーを、集束された書込
み光点と記録媒体との間の相対速度に正比例して変化す
ることが好ましい。
現在好適な実施例を参照して本発明を説明したが、本
発明の要旨および範囲を逸脱する事なしに、種々変更で
きることを当業者は理解されるであろう。したがって、
本発明は、添付した請求の範囲によるものを除き、本発
明を限定することを意図するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー,シガン アメリカ合衆国カリフォルニア州、ノー ウォーク、ブルームフィールド、ナンバ ー4、12630 (56)参考文献 特開 平1−307925(JP,A) 特開 平4−121821(JP,A) 特開 平2−122436(JP,A) 特開 平1−217728(JP,A) 実開 平4−39814(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/125

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動く光記録媒体(43)上に一連の3次元く
    ぼみ(第5図(f)及び(e))を生じさせる書込み光
    ビーム投射の強さを制御する制御信号を発生する光デー
    タ記録装置の制御回路(31)であって、 前記3次元くぼみはそれぞれ前端と、後端と、これら前
    端及び後端の中間部とを有し、 一連の前記光ビーム投射の強さが、前記光記録媒体の3
    次元くぼみの閾値を超えるレベルの熱作用を前記光記録
    媒体中に発生させるに十分であるとき、前記光ビーム投
    射は前記光記録媒体に前記3次元くぼみを生じさせ、 前記制御回路は一連の入力信号パルス(33,第5図
    (a))に応答し、各入力信号パルスは急に立上がる前
    部縁と急に立下がる後部縁とを有し、一連の前記各入力
    信号パルスの後部縁は間隔を持たせて次の入力信号パル
    スの前部縁から離され、 前記制御信号は特定の入力信号パルスに対応して前記光
    記録媒体に特定の3次元くぼみを生じさせる一連の制御
    パルスでなる、 光データ記録装置に使用する制御回路において、 前記入力信号パルスに応答して、下記(1)乃至(4)
    に示す波形の前記一連の制御パルスを発生する波形成形
    回路(第4図51,53及びR13以外)、 (1)ベースレベルから選択された書込みレベルより低
    くないピークレベルへ急に立ち上がり、前記ベースレベ
    ルは、もし持続しておれば、前記光記録媒体に3次元く
    ぼみ形成の閾値を超えるレベルの熱作用を発生させるよ
    うな前記光ビーム投射を生じさせるに不十分であり、前
    記書込みレベルは、もし持続しておれば、前記光記録媒
    体に3次元くぼみ形成の閾値を超えるレベルの熱作用を
    発生させるような前記光ビーム投射を生じさせるに十分
    である、制御パルスの振幅の前部縁、 (2)前記前部縁から前記書込みレベルが持続され、前
    記書込みレベルから制御パルスの振幅が減じ始め、前記
    入力信号パルスの急激に下降する後端エッジの開始点に
    対応する、境界点、 (3)前記境界点を始点として、制御パルスの振幅が前
    記書込みレベルから前記ベースレベルに向けて減じら
    れ、制御パルスの振幅が斬減を停止する位置を終点とす
    る時間幅を持った下降領域、 (4)前記一連の制御パルスにおける前記終点と次の制
    御パルスの前部縁との時間幅、および 前記波形成形回路に電気的に接続され、入力信号パルス
    の急な前部縁と急な後部縁との間の時間幅よりも少なく
    なるように、前記制御パルスの前部縁の始まりから前記
    境界点の存在する位置までの時間幅を短縮して、前記3
    次元くぼみが所定のデューティサイクルを満足するよう
    にするパルス短縮回路(51,53,R13)と、 を備えたことを特徴とする制御回路。
  2. 【請求項2】前記各制御パルスの下降領域の時間幅は、
    一連のものがそれぞれ持った時間幅に関係なく全ての入
    力信号パルスに対して同一の事前設定された期間である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 【請求項3】前記下降領域内の制御パルスの振幅の減少
    は振幅の増加なしで行われることを特徴とする請求項1
    に記載の制御回路。
  4. 【請求項4】前記下降領域内の制御パルスの振幅の減少
    は持続的であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の制御回路。
  5. 【請求項5】前記波形整形回路は前記制御パルスの振幅
    の変化率を選択する手段(R4)を備えたことを特徴とす
    る請求項4に記載の制御回路。
  6. 【請求項6】前記下降領域における前記制御パルスの振
    幅の減少は直線的であることを特徴とする請求項4に記
    載の制御回路。
  7. 【請求項7】前記波形整形回路は直線的な減少率を選択
    する手段(R4)を備えたことを特徴とする請求項6に記
    載の制御回路。
  8. 【請求項8】前記波形整形回路は前記制御パルスの前記
    書込みレベルを選択的に変える手段(R9)を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制
    御回路。
  9. 【請求項9】前記波形整形回路は前記制御パルスの平均
    D.C.振幅レベルを選択的に変える手段(R10)を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の制御回路。
  10. 【請求項10】前記パルス短縮回路は、入力信号パルス
    の急な前部縁と急な後部縁との時間幅と、前記制御パル
    スの前部縁の始まりから前記境界点の存在する位置まで
    の時間を選択する回路手段(R13)を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御回
    路。
  11. 【請求項11】前記制御パルスの下降領域は選択的に可
    変であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1
    項に記載の制御回路。
  12. 【請求項12】前記制御パルスの下降領域は選択的に固
    定であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1
    項に記載の制御回路。
  13. 【請求項13】前記パルス短縮回路は、前記入力信号パ
    ルス(33)に応答し、選択された時間により、前記対応
    する入力信号パルスの前記前部縁に関して、信号が遅延
    させられるように前記制御信号パルスの前部縁の始まり
    を引き起こし、かつ、前記対応する入力信号パルスの後
    部縁に関して実質的に同時に前記信号パルスの前記境界
    点の発生を引き起こす回路(51)を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至12のいずれかに記載の制御回路。
  14. 【請求項14】Tを、コンパクトディスクとして一般に
    知られている情報ディスクの記録及び再生におけるEFM
    符号規格についての規則で定められている固定時間とし
    て、前記選択された時間を1.5Tとしたことを特徴とする
    請求項13に記載の制御回路。
  15. 【請求項15】前記制御回路は、前記制御信号の制御パ
    ルスに対応する前部縁によって前記各一つの3次元くぼ
    みの前端の始めとされ、前記対応する制御信号パルスの
    下降領域によって前記3次元くぼみの後部縁の始めとさ
    れることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載
    の制御回路。
  16. 【請求項16】前記パルス短縮回路は、前記3次元くぼ
    みと一連のピットに沿って交互になったランドに対し
    て、前記3次元くぼみは指定されたデューティサイクル
    を有することを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに
    記載の制御回路。
  17. 【請求項17】前記波形整形回路は幾何学的に対称的な
    前部縁及び後部縁が拡がる一連の3次元くぼみを形成す
    ることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の
    制御回路。
  18. 【請求項18】前記各3次元くぼみの前記前部縁及び後
    部縁はテーパ状をなすことを特徴とする請求項1乃至17
    に記載の制御回路。
  19. 【請求項19】前記各3次元くぼみは、平面形状が長楕
    円であることを特徴とする請求項18に記載の制御回路。
  20. 【請求項20】前記波形整形回路は、前記制御信号パル
    スの振幅を選択的に変える手段及び前記制御信号パルス
    の平均D.C.振幅レベルを選択的に変える手段(R9,10R)
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至19に記載の制御
    回路。
  21. 【請求項21】前記下降領域は前記動く記録媒体におけ
    る前記3次元くぼみの後部縁を形成し、 前記一連の制御パルスにおける前記終点と次の制御パル
    スの前部縁の始まりとの前記時間幅は対応する一対の入
    力信号パルスの間隔時間に依存する、 ことを特徴とする請求項1乃至20に記載の制御回路。
  22. 【請求項22】前記制御パルスは、動く記録媒体に、対
    応する一連の3次元くぼみを生じさせ、この3次元くぼ
    み3次元くぼみの後部縁はその前部縁と幾何学的に対称
    であることを特徴とする請求項21に記載の制御回路。
  23. 【請求項23】前記下降領域内における制御パルス振幅
    の減少は振幅の増加が間に入らないことを特徴とする請
    求項21に記載の制御回路。
  24. 【請求項24】動く光記録媒体(43)上に一連の3次元
    くぼみ(第5図(f)及び(e))を生じさせる書込み
    光ビーム投射の強さを制御する制御信号を発生するステ
    ップを含む光データ記録方法であって、 前記3次元くぼみはそれぞれ前端と、後端と、これら前
    端及び後端の中間部とを有し、 一連の前記光ビーム投射の強さが、前記光記録媒体の3
    次元くぼみ形成の閾値を超えるレベルの熱作用を前記光
    記録媒体中に発生させるに十分であるとき、前記光ビー
    ム投射は前記光記録媒体に前記3次元くぼみを生じさ
    せ、 一連の入力信号パルス(33,第5図(a))に応答し、
    各入力信号パルスは急に立上がる前部縁と急に立下がる
    後部縁とを有し、一連の前記各入力信号パルスの後部縁
    は間隔を持たせて次の入力信号パルスの前部縁から離さ
    れ、 前記制御信号は特定の入力信号パルスに対応して前記光
    記録媒体に特定の3次元くぼみをじさせる一連の制御パ
    ルスでなる、光データ記録方法において、 前記制御信号を発生するステップは、 前記入力信号を受信し、この入力信号のパルス前端部を
    所定時間遅延させるステップと、 遅延されたパルス前端部を有する入力信号に応答して下
    記(1)乃至(4)に示す波形の前記一連の制御パルス
    を発生するステップと、 (1)ベースレベルから選択された書込みレベルより低
    くないピークレベルへ急に立ち上がり、前記ベースレベ
    ルは、もし持続しておれば、前記光記録媒体に3次元く
    ぼみ形成の閾値を超えるレベルの熱作用を発生させるよ
    うな前記光ビーム投射を生じさせるに不十分であり、前
    記書込みレベルは、もし持続しておれば、前記光記録媒
    体に3次元くぼみ形成の閾値を超えるレベルの熱作用を
    発生させるような前記光ビーム投射を生じさせるに十分
    である、制御パルスの振幅の前部縁、 (2)前記前部縁から前記書込みレベルが持続され、前
    記書込みレベルから制御パルスの振幅が減じ始め、前記
    入力信号パルスの急激に下降する後端エッジの開始点に
    対応する、境界点、 (3)前記境界点を始点として、制御パルスの振幅が前
    記書込みレベルから前記ベースレベルに向けて減じら
    れ、制御パルスの振幅が漸減を停止する位置を終点とす
    る時間幅を持った後部領域、 (4)前記一連の制御パルスにおける前記終点と次の制
    御パルスの前部縁との間の時間幅、 を備え、前記入力信号のパルス前端部を遅延させるステ
    ップは、入力信号パルスの急な前部縁と急な後部縁との
    時間幅よりも少なくなるように、前記制御パルスの前部
    縁の始まりから前記境界点の存在する位置までの時間幅
    を生じさせるステップである、 ことを特徴とする光データ記録方法。
  25. 【請求項25】前記後部領域内の制御パルスの振幅の減
    少は振幅の増加なしで行われることを特徴とする請求項
    24に記載の光データ記録方法。
  26. 【請求項26】前記後部領域は前記動く記録媒体におけ
    る前記3次元くぼみの後部縁を形成し、 前記一連の制御パルスにおける前記終点と次の制御パル
    スの前部縁の始まりとの前記時間幅は対応する一対の入
    力信号パルスの間隔時間に依存する、 ことを特徴とする請求項24に記載の光データ記録方法。
  27. 【請求項27】前記制御パルスは、動く記録媒体に、対
    応する一連の3次元くぼみを生じさせ、この3次元くぼ
    みの後部縁はその前部縁と幾何学的に対称であることを
    特徴とする請求項26に記載の光データ記録方法。
  28. 【請求項28】前記下降領域内における制御パルス振幅
    の減少は振幅の増加が間に入らないことを特徴とする請
    求項26に記載の光データ記録方法。
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