JPH08505256A - 波形整形方法および光学的記録装置 - Google Patents

波形整形方法および光学的記録装置

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    • G11B7/0045Recording

Abstract

(57)【要約】 書込み光ビーム源(7)と、変調器駆動信号(10)に応答して書込み光ビーム(9)の強さを動く記録媒体(1)のしきい値レベルの上と下に変調して、情報を媒体(1)の上に記録するための光変調器(11)とを含み、光ビーム(9)は、書込みビーム(9)がしきい値より上にある時は、動く記録媒体(1)中に表面効果のトラックを形成でき、かつ、書込みビーム(9)がしきい値より下にある時は、表面効果(1)を形成できず、動く記録媒体(1)中の表面効果のトラック中に指定されたデューティ・サイクルを維持するために、前縁部と後縁部を有する長方形波形が、書込みビーム(9)をしきい値より上のピークパワーと、しきい値より下の最低パワーレベルとに変調する、光ディスク(1)の上に記録される表面効果の特性を改善する方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】 波形整形方法および光学的記録装置 発明の背景 発明の分野 本発明は信号処理装置の分野に関するものであり、とくに光学的情報記録装置 における波形整形の分野に関するものである。更に詳しくいえば、本発明は、光 ディスクにおける記録されている標識の解像力を向上し、しかも先行技術に関連 するデューティ・サイクルおよび非対称の諸問題を克服する波形整形装置に関す るものである。従来技術の簡単な説明 光応答媒体に光情報を光学的に記録する非常に多くの方法が知られている。デ ジタル情報およびアナログ情報は、ディスク、ドラムおよびテープの形のフォト レジスト、フォトクロミック物質、および熱応答物質を含めた各種の媒体に記録 できる。 それら既知の装置のほぼ全ては、既知の光学的記録媒体の非直線性のために、 何らかの形のパルス符号変調(PCM)または周波数変調(FM)を用いる。ま た、それら既知の装置のほぼ全ては、書込み光ビームを媒体の感光面上の小さい 光点に集束するための対物レンズを含めた光学装置を用いる。記録される材料の 情報密度を 最高にするためには、書込みビームを可能な最小の光点寸法に集束する必要があ る。回析効果のために、コヒーレントな放射の集束されたビームが、ほぼガウス 分布を持ち、エアリー・ディスクとして知られている、隔てられている光の同心 環によって囲まれている中心の明るい光点を形成する。中心光点の直径は、記録 光の波長と、対物レンズの開口数(NA)とによって定められる。 ほとんどの光学的記録媒体はしきい値効果を示す。これは、それより上では媒 体が変化され、それ以下では媒体が変化されないような、書込みビームのパワー 密度のレベルが存在することを意味する。集束された書込みビームのパワー密度 は、中心光点の中心からの距離の関数として変化するから、集束された光の中心 光点の直径より小さい、媒体上の変更された領域を形成することが可能である。 特定の寸法の変更された領域を得るために、従来技術は、指定直径の集束された 光点のパワー密度が記録媒体のしきい値レベルに等しいように、変調されたビー ムのピーク輝度を調整する必要があるだけであることを教示している。書込み光 点と媒体の間に相対運動がなく、媒体によって吸収されるエネルギーを拡散する 熱伝導効果がない時は、この技術は極めて良く機能することを実験結果が示して いる。しかし、全ての実際的な装置においては、媒体と記録光点の間の相対運動 が必要である。この相対運動は、媒体の特定の領域によって吸収 されるエネルギーの量の計算を極めて複雑にする。 全ての光応答媒体は、ある時間の期間にわたって受けたエネルギーの量を積分 する傾向を示すから、物質のしきい値レベルは、物質が変化させられる特定の瞬 時パワー密度を定めず、むしろ、パワーが受けられた時間に受けたパワーの積分 の結果であるエネルギー密度を定める。露光レベルには、露光時間にわたって積 分した単位面積あたりの放射束として定義される。特定の時刻に媒体の特定の点 を照射する放射束は、集束された光点内の点の位置と、書込みビームの瞬時変調 レベルとの関数である。とくに、媒体の特定の点における露光レベルは、時間と 、露光時間にわたって計算した、集束された光点を通る媒体の特定の点の経路と 速さによって定められるパワー密度分布関数との関数としての、変調された書込 みビームの瞬時パワーの合成積分に等しい。集束された光点のパワー分布は2つ の次元で変化するから、媒体上の露光レベルは三次元のグラフを定める。このグ ラフと、媒体のしきい値レベルに対応する高さにおいてグラフを「切る」平面と の交点が、媒体上の変えられた領域の境界を描く。 記録光点の有限寸法の効果を決定する場合における重要な概念は、動いている 記録媒体における情報の空間周波数の概念である。これが米国特許第4,616 ,356号明細書の主題である。これを参考のために引用した。 また、参考のためにここに引用するのが、関連するパ ラメータであって、本発明によって改善される、記録される情報の適切なデュー ティ・サイクルを達成するため、および記録される情報の第2調波ひずみを最小 にするための信号処理技術を記述している米国特許第4,225,873号明細 書である。この説明においては、記録されている情報のデューティ・サイクルに ついて詳しく述べる。第2調波ひずみはそれに比例することが分かる。すなわち 、デューティ・サイクルが約50%に制御されると、これは記録される情報の第 2調波ひずみを最小にする。 先に示したように、レーザ光を用いて媒体に記録するときは、記録法の効果は 記録面の除去、表面の変色、フォトレジストが被覆されている表面の光による硬 化または光による軟化、持ち上がった隆起または泡の形成等である。あらゆる場 合に、記録媒体は入射光ビームに対して動き、希望の作用をひき起すか、ひき起 さないように、光ビームのエネルギーはそれぞれ増大され、減少させられる。ま た、全ての場合に、光ビームが最初に発生され、またはしきい値を越えさせられ ると、記録表面に対するエネルギーの全体の効果は瞬時には実現されない。それ よりも、とくに、熱に応答する媒体では、記録された効果(すなわち、徴候)が 、主として、加えられたエネルギーの作用の下に時間とともに高くなる温度のた めに、時間とともに増大する。すなわち、光ビームが最初に発 生されると、動いている記録表面中の変化を瞬時に検出することはできない。連 続して放置されているとすると、入射光ビームの全体の作用で記録表面の上に広 い帯状作用をひき起こすことにより、時間の経過とともに光ビームのトラックが 広くなる。 他方、光ビームが消されるか、しきい値レベル以下になると、光ビームから十 分なエネルギーが失われた影響がディスク面でほぼ瞬時に認められる。というの は、ディスクの下流側部分が加熱されないで、変化させられないからである。し たがって、光ビームが迅速に消されると、記録作用のほぼ瞬時の停止が起き、記 録面への入射点においては光ビームはほぼ円であるから、記録されている徴候の 後縁部ではかなり鈍い端部を観察できる。 したがって、動いている記録面に、するどく立上がる前縁部とするどく立下が る後縁部を持つ光ビームが入射したとすると、かなり「西洋梨形」または「涙滴 形」表面効果が見られ、前縁部はテーパー状をなし、ビームが消されるまで一定 の幅まで拡がる。その点で記録された効果が丸くされた、すなわち鈍くされた後 縁部を形成する。 記録面の上記特性は、選択した記録「作用」とは無関係に生ずるが、この説明 における議論を容易にするために、記録光ビームが表面を鈍くし、それによって 「ピット」をあける。しかし、隆起、変色、フォトレジストの 硬化、フォトレジストの軟化、またはその他の徴候を、記録作用についての技術 的説明の性質から逸脱することなしに用語「ピット」で置き換えることができる ことを理解すべきである。また、ここで用いる用語「ピット」は、記録面に対し て選択されたのであれば、フォトレジストの現像後に形成された隆起されたピッ トに等しいことも認めるべきである。最後に、用語「記録面」は、ディスクのう ち、光エネルギーの入射に敏感な部分を指すもので、その部分がディスクの外面 にあるか、光ビームが入射している表面の下に沈んでいるかは問わない。 CD(コンパクト・ディスク)マスターの記録における最も重要なパラメータ の1つは、ピットとランドの比を正確に制御することである。ランドからピット へおよびピットからランドへの各遷移がEFM(E1ght-to-fourteen)信号の零 交差を示す。したがって、ランド面積の大きさが、対応するピットの寸法が保持 するのと同じ量のデジタル情報を保持する。ピットとランドの寸法比は記録の「 デューティ・サイクル」である。50%のデューティ・サイクルは、ピットがト ラック面積の50%を占め、ランド面積が残りの50%である対称的な信号を表 す。50%のデューティ・サイクルからずれたどのような記録も、非対称信号と して眼パターン(図2を参照して説明する)で表される。複写法の制約、各種の CDプレイヤーの光学装置の違い、およびプレイヤ ーの電子装置のブーストの変動のために、全てのCD記録は、完全な50−50 対称性で記録されたものでも、再生光学装置によって僅かに非対称的であると見 られることがある。CDプレイヤーの回路が、「零レベル」を、正の半サイクル と負の半サイクルの間にタイミングの違いが存在しない点まで移動させることに よって、この非対称性を修正する。 プレイヤーの光学ヘッドは、レーザ・ビームを直径約1ミクロンの光点に集束 し、この光点をディスク上のピット及びランドのらせんトラックに沿って走査す ることによって、ディスク上の情報を「読み取る」。ランドはほとんどの光をヘ ッド中の光検出器へ反射するが、ピットは非常に僅かな光を反射する。光検出器 は、光点によって照明されたディスクの部分によって反射された光の量に比例す る信号を発生する。光点は回折を制限され、それの直径はディスク上の最短ピッ トの長さより僅かに大きいから、電気信号の立上がり時間と立ち下がり時間は比 較的かなり遅く、最小ピットを表す信号の振幅はより長いピットの信号の振幅よ り小さい。振幅の違いは、光学的な質の違いのためにプレイヤーごとに変化し、 ピットの形のためにディスクごとに変化する。全てのプレイヤーは、高周波信号 の振幅を低周波信号に対して増大させるアナログ・アパーチャ補償回路で、振幅 の違いを構成する。不幸なことに、経済的にするために、それら のブースト回路は位相が直線的でないから、信号の高調波は変化する量だけ遅延 させられ、波形はそれの振幅に加えて形も変化させられる。 ディスクに記録されるEFM信号は実行長さが制限されたデジタル符号であっ て、それ自体クロッキングし、遷移の間のタイミング中にそれのデジタル情報を 含む。ディスク上ではそのような遷移はピットと、ピットの間のランドとの間の 境界である。したがって、各ピットの長さはデータの量で、ピットの間の各ラン ドの長さもデータの量である。 CDの規格に従ったEFM符号のための規則が、各遷移およびあらゆる遷移が 、最後の遷移の後の許された9回のうちの1回で起きる。更に詳しくいえば、任 意の2回の遷移の間の期間はnTである。ここに、Tは固定時間周期(約231 ナノ秒)、nは3と11の間の整数である。情報を符号化するために、各遷移の 間にどれだけの数のTが経過したかをプレイヤーは判定しなければならない。再 生ヘッドの下でのディスクの回転速度は、固定されたクロックを遷移に単に乗ず るだけ十分に安定ではない。その代わりに、T当たり1サイクルという平均(4 .3218MHz)で刻むチャネル・クロックが回復された信号に位相が固定さ れる。このPLL(フェーズ・ロックド・ループ)は、信号中の各遷移のタイミ ングをクロックの最も近いサイクル端部と比較することに よって動作する。遷移がクロックのサイクル端部の直前に一致して起きたとする と、丁度サイクル端部で遷移が起きるまでクロックは徐々にスピードアップする 。 不幸なことに、ディスクからのアナログ信号の立上がり時間と立ち下がり時間 はTのいくつぶんかの長さであるから、遷移の瞬間を決定するために特定の電圧 を選択しなければならない。この電圧はプレイヤーの「判定レベル」である。E FM符号の別の規則の支援でプレイヤーはこのレベルを選択する。その規則は、 平均して(および理想的には)、EFM信号が正確に同じ長さの時間の間「高い 」と述べており、平均して、それが低いと述べている。これを知ると、プレイヤ ーが電圧が高すぎる判定点を取り出すとすると、EFM信号はそれが高い(判定 点より高い)時よりも低い((判定点より低い)時の方がしばしばである。プレ イヤー中のサーボ・ループがリミット電圧を徐々に調整して、適正な判定レベル 電圧を発見して維持する。 プレイヤーはそれの判定レベルをサイクルを基準にして変更できないが、遷移 の間の期間は3Tから11Tまで瞬時に変更できることを理解することが重要で ある。波形の形に対する周波数に依存するどのような作用も、信号の高周波部分 に対する理想的な判定点を、信号の低周波部分に対する理想的な判定点とは異な る電圧にすることがある。プレイヤーはそれらの電圧の平均である判 定点を選択するであろう。先に説明したように、プレイヤーのブースト回路は位 相が直線的ではなく、したがって、理想的な判定点電圧を周波数とともに「拡大 」させる。 ディスクから信号を読み出すためには、プレイヤーは、小さい光点をディスク 上のピットの動く螺旋トラックの上に中心を保持し続けなければならない。トラ ックに対する光点の位置を検出するために種々の技術が用いられている。あるプ レイヤーのトラッキング装置(単一ビームまたはプッシュプル・トラッカーを用 いる)がトラックに沿うピットの平均デューティ・サイクルによって大きな影響 を受ける。すなわち、非ピット面積よりある百分率だけ広いピット面積(デュー ティ・サイクルが50%より高い)でトラックが構成されているものとすると、 それらのプレイヤーはトラックの中心に沿って確実に追従するのみである。記録 されているインテリジェンス情報はピットとランドに含まれているが、ディスク 表面の他の記録されていない領域、すなわち、ピットのトラックの間のディスク 表面、と同じレベルのランドにはトラッキング情報は含まれていない。したがっ て、ピットの間のランドに対するピットの長さが長くなると、トラッキング用の 補助装置は良く動作する。先に述べたように、約50%より低い任意のデューテ ィ・サイクルでは、プッシュプル・トラッカーがトラック上に止まることを可 能にするためには不十分なトラッキング情報が存在する。このジレンマに対する 1つの解決策は、ピットとランドのデューティ・サイクルを50%より高くして 、記録されるデューティ・サイクルの増大を補償するために、プレイヤーの「判 定レベル」を再び調整するプレイヤーの性能に依存することである。しかし、E FM信号を基にしてチャネル・クロックをプレイヤーのPLLに維持させるため には、デューティ・サイクルの増大は信号全体にわたって一様でなければならな いが、9種類のピット寸法(3T〜11T)にわたってピットの長さが等しい割 合で増加することはないから、これが行われることはない。3Tのピットは、6 Tピットまたは11Tピットより大きい幾何学的な増大を明らかに行うであろう 。不幸なことに、したがって、単一ビーム・トラッカーを使用するために50% デューティ・サイクルから離れることは対称性を犠牲にすることであり、対称性 が大きすぎるならば、プレイヤーのフェーズ・ロック・ループは回復された信号 にロックできないことがあるかもしれない。 記録過程において従来適切に行われていなかった別の考察は、トラッキング機 能がトラッキング誤りの向きに光センサへ反射されて戻った光の量に依存するよ うな単一ビーム・プレイヤーが、記録面に形成されているピット上のテーパー( 尖った)端部で最も良く動作する、という事実である。理想的なピットとは、ピ ットの底を頂 点とする細長い溝であって、逆様にしたピラミッドによって形成されるくぼみに 類比する。側面の勾配が急になって一層テーパーが大きくなるほど、良くなる。 したがって、ピットの輪郭を良くしようとするどのような試みも、平らな高原領 域を形成し、かつピットの長くて細いテーパー状前縁部を無くして、そのような 単一ビーム・プレイヤーがトラッキングすることを一層困難にする傾向を生ずる 。更に、ピットの長さはピットごとに大きく、すなわち、3Tから11Tまで、 変化し、3T幅のピットまたはランドを11Tのピットまたはランドに隣接して 置くことができる。ピーク・パワーレベルが高くなって、丸くされた(テーパー がゆるやかである)輪郭がより明確である3Tピットを生じたとすると、11T ピットを形成する時に加えられるのと同じピーク・パワーレベルが、非常に広く 、すなわち非常に鈍くされた後縁部を生ずるであろう。3Tピットと11Tピッ トの間の形状のこの違いは、3Tピットがある対称性を有し、11Tピットが別 の対称的な形状を有するという、異なる対称性を生ずる。これはプレイヤー・デ コーダに問題をひき起こす。理想的には、各ピット寸法で同じ対称性を持たなけ ればならない。さもないと、眼のパターンに「パターン拡張(spread i n pattern)が存在することになる(これについては図2を参照して説 明する)。 したがって、上記の背景についての知識がないと、極めて簡単にしたマスタレ コーダの構成が、記録された情報中に50%デューティ・サイクルを単に維持す ることを知ることができる。理想的な世界では、50%デューティ・サイクルを 維持することが記録過程のために重要な要求であるように見えるから、そうする ことが行うべき明らかな事柄である。最も遠い従来技術の方法および装置は、n Tの長さのピットを表す部分の長さが、ピットの間のnTの長さのランドを表す 波形の部分の長さに等しいような、長方形波形を単に提供しているだけである。 経験では、ディスク上に最適なピットのトラックを生ずるためには多くの要因 を考慮しなければならないことが明らかになってきた。たとえば、トラックに沿 うピットの幅はビームが表面に入射することを許される時間の長さと共に変化す るから、ピットの寸法とピットの形状は表面の速さ−一定角速度フォーマットで 記録するディスクにとっては重要な要因である−の関数である。考慮すべきその 他の要因は、既に述べたが、デューティ・サイクル、(>50%)、ピットの側 壁の立面形状(単一ビーム・トラッカにとって重要である)、対称性、およびピ ット分解能である。 デューティ・サイクルを大きくするためにパルス長を長くできるが、この増大 は非対称的である。変調された 光ビームのパワーレベルを増加すると前縁部における分解能が向上して、デュー ティ・サイクルが大きくなるが、「西洋梨形」前縁部が生じて非対称性が過大に なる段状の変調器駆動パルスを使用することによって前縁部におけるパワーレベ ルを高くすると、前縁部の分解能が高くなるが、デューティ・サイクルを制御下 に保持するためにパルス長を短くする必要がある。そのようにすると種々のパル ス長に対して等しくない非対称性が与えられ、最良の結果を達成するために各表 面速さを調整する必要がある。デューティ・サイクルを大きくするためにしきい 値を下げることができるが、そうするとピットの前縁部における分解能が低下し 、3Tパルス幅と11Tパルス幅の間の幾何学的形状の大きな違いを示す不明確 なピット幅が生ずる。最後に、ピットの分解能を高くしようとするどのような試 みも単一ビーム・トラッカが追従する性能を本質的に低下させる。 したがって、ピットのタイミングと形状に影響するパラメータの多くの調整を 行えるが、他のパラメータに影響する任意の調整を行うことによる相互作用は、 処理量を減少する大きな問題であって、記録オペレータによる不断の注意を必要 とすることがわかる。 したがって、従来可能であったものよりも広い範囲に渡って形状と対称性を独 立に制御できるようにする、パルスで光変調器を駆動するための方法および装置 に対す る需要がこの技術に存在する。この方法および装置は非対称性を最適にするため にパルス長さとパワーを調整できるようにし、かつ形状を正しくするためにパル スの後縁部の勾配の調整を行えるようにする。任意に与えられたディスク製造方 法に対して、化学物質(chemicals)の違い、ディスクの表面厚さの違い、成型 機械の違い、およびマスターリング機械(mastering machine)の違いを考慮に 入れて、最適なピット形状および非対称性を得るために任意の特定の装置が異な る調整を求めること、および従来技術があるパラメータを独立に制御できないこ とによってこの融通性を持たせることに失敗した事を考えた時に、それらのパラ メータのこのかなり独立した制御は極めて重要である。したがって、特定の装置 に対する変調器駆動パルスの最適な調整を行えるようにするばかりでなく、装置 の間の違いを考慮にいれるために調整もできる方法および装置に対する長い間の 需要を本発明は満たす。ピットのテーパー状端部を生ずる性能で相助作用効果( Synergistic effect)も実現され、しかも合理的に高い分解能と求められたデュ ーティ・サイクルを維持し、改善したトラッキングおよび改善した信号再生の利 益を与える。 発明の概要 本発明は、光ビームを変調するために、別の状況では変調器駆動信号として供 給される、EFMプロセッサか らの長方形波を受け、動いている媒体のしきい値より上の強さを書込みビームに 持たせるために十分な第1のレベルに達する鋭い前縁部を有し、かつ振幅が指定 された率で変化して、動いている媒体のしきい値より下の強さを書込みビームに 持たせるために十分な第2のレベルに達する傾斜した後縁部を有する、整形され た変調器駆動信号をその信号から発生する波形処理手段を得ることによって、光 学的記録装置において使用するための独特に整形された変調器駆動信号を提供す るものである。 このようにして、整形された変調器駆動信号の鋭い前縁部の振幅が増加したピ ーク記録パワーを表し、一方、後縁部の勾配が鋭い前縁部に対してしきい値を通 る点の選択が記録されている徴候(ピット)のデューティ・サイクルを設定し、 同時にその徴候の後縁部が広く鈍くなることを阻止する。整形された変調器駆動 信号の急な前縁部対して傾斜している立ち下がり縁部のために、整形されたピッ トの前縁部における幾何学的形状と後縁部における幾何学的形状がほぼ対称的で ある。更に、整形された変調器駆動信号の急な前縁部振幅が適切に制御されるも のとすると、これは「カヌー形」ピットを与えることができる。そのカヌー形ピ ットは、前縁部と後縁部との半振幅に関する限り、対称性を乱すことなしに単一 ビーム・トラッキング装置のために良いトラッキングを行わせる。整形された変 調器駆動信号の後縁部が指定され ている傾斜関数に従って立ち下がるから、媒体の温度は、従来技術の変調駆動パ ルスの急な立ち下がり縁部において急に降下することはなく、したがって、後縁 部は「カヌー形」特性も示す。 本発明の波形成形回路は、波形がしきい値より上である時間の長さおよび波形 の振幅とDCレベル(バイアス)を変えるための手段と、整形された変調器駆動 信号の傾斜した後縁部の勾配を変える手段とを含む。 図面の簡単な説明 本発明のそれらの特徴およびその他の特徴ならびに諸利点は、添付図面を参照 して行う、本発明の特定の実施例についての以下の説明から明らかであろう。図 において、 図1は本発明の波形整形回路を用いる記録装置の一般化したブロック図である 。 図2はCD規格仕様に従った完全に対称的な眼パターンの表現である。 図3は長方形信号と、階段状信号と、傾斜した変調器駆動信号とを含む変調信 号の作用を示す1組の波形およびディスク形状の表現である。 図4は本発明の波形整形回路のブロック図と部分的回路図の組合わせである。 図5は図4の回路図中の種々の点における波形とそれらの波形が記録媒体に及 ぼす作用とを示す。 好適な実施例の詳細な説明 図1の記録装置の線図は、本発明の新規性に関する装置部分のみを含む。完全 な記録装置の説明に付いては、前記米国特許第4,225,873号明細書を参 照する。 図1の記録装置は回転する円板形媒体1の上に情報を記録するために構成され ている。この円板はスピンドルモータ3によって回転させられる。そのモータは 速度制御器5によって制御される。もちろん、媒体はドラム形、カード形、また は直線テープ形にして、媒体を動かす装置に必要な改造を行えることは当業者に とって明らかである。 レーザその他の高輝度光源7が特定の波長の光の書込みビーム9を形成する。 書込みビームは光変調器11を通る。光変調器は書込みビームの強さを線10に おける駆動信号に従って変化させる。例として変調器11は音響−光変調器とす ることができる。 変調器を出たビーム13は、駆動信号の振幅に比例する変調の振幅を有し、か つそれの平均強度が駆動信号のDCオフセットと変調されていないビーム9の強 さとによって制御される。 変調されたビーム13は記録媒体1に送られ、適切な光学装置によって光点5 に集束される。それらの光学装置は対物レンズ17とビーム拡大レンズ19とを 含むことが好ましい。ビーム拡大レンズは変調器からのビーム を拡大して対物レンズ17の開口部一杯にする。ここで説明している実施例にお いては、レンズ17と19はキャリッジ21に取り付けられて、光点15をディ スク1に対して放射状に動けるようにする。もちろん、スピンドルモータの動き を含めて、光点15を媒体に対して動かすために種々の他の装置が可能である。 ここで説明している実施例においてはキャリッジは並進駆動装置23によって動 かされる。 光変調器11の駆動信号は波形整形回路31によって形成される。波形整形回 路は、記録すべき情報を受けるための入力端子33を含み、かつ変調されたビー ム13の平均強さを調整するための駆動信号バイアス制御を受けるための入力端 子15も含むことができる。集束された光点15に対する情報媒体の速さが一定 でないとすると、信号処理装置は、瞬時相対速さを示す信号を受けるための入力 端子37を含むことができる。 図2は完全に対称的な「眼パターン」を表す。そのパターンは当業者には容易 に理解されるから、プレイヤー中の再生された信号における制御された非対称性 の必要性を示すためにここで単に示すだけである。水平中心線に沿うダイヤモン ドの形は全ての波形の完全な零交差を示す。図示の理想化した「眼パターン」を 生ずると、ノイズに対して最も強くなる。たとえば、13波形(3T長さのピッ トまたはランドを表す)は非対称的である、 すなわち、ピットとランドの長さが等しくなく、13波形の半サイクルの1つに おけるずれが零交差点においては起きない。他の波形も、図2のグラフの水平中 心線に沿って1つのnT信号を別のnT信号から区別することが不可能である点 まで非対称的であるとすると、再生されているディスクおよびフェーズ・ロック ・ループからの再生された不適切な信号、信号にロックできないことがあり、そ れによって自己発生クロックを失い、再生された信号の完全性を破壊し、または そのような非対称性のために、クロックによって生じさせられた悪いセルに入る ピットの縁部が検出される結果が常にもたらされる。このために再びひどい結果 を伴う。 図3は長方形駆動パルス、階段状駆動パルス、および傾斜状駆動パルスを用い た場合の、動く記録媒体の表面に形成されたピットの結果としての形状を示す。 最後のものが好適な波形であって、本発明の主題である。 CDマスタ製作用のEFMプロセッサの標準的な電気出力は、持続時間が3T から11Tまでパルスごとに変化する代わりに、平均デューティ・サイクルが約 50%である長方形の波である。これが図3の線A1に示されている。これは一 連の3T部分と端の長い5T部分とを示す。書込みビームの直径が、記録媒体表 面に形成されるピットの幅よりほんの僅か大きいだけであり、光ビームの中心点 のいずれの側にもピットのある形が生ずるこ とを思い出すと、ディスクにおけるピットは、先に説明したように光ビームの中 心点の周囲の光の分布に起因する立ち上がる変調器波形によって示されている点 より前に形成され始めることがわかる。また、先に説明したように、A3で見た ピットの平面図形状は西洋梨形または涙滴形である、すなわち、先に詳しく述べ た理由で、テーパー状前縁部と鈍い後縁部を有する。 図3の中央部には、線B1に示すように駆動信号の前縁部における変調器駆動 信号の振幅を大きくすることによって、ディスク表面におけるピットの分解能を 向上するための従来技術の1つの試みが示されている。最高レベルは、線A3に 示されているピットを形成するために使用されている光ビームパワーより大きい 光ビームパワーに対応する。線B1中のパルスの全体の幅がより高いレベルにあ るものとすると、ピットの後縁部が過大に広い。これを阻止するために、階段状 変調器駆動信号B1がほぼ1Tにおいて正常なパワーレベルまで低くされ、それ の後縁部において階段状に低下するまでそのレベルを継続する。それの後縁部の タイミングを故意にゆがめて、正常なパワーレベルより高いパワーレベルに起因 するピットの長さの増大を補償する。したがって、整形された変調器駆動信号B 1が、より高い分解能のピットを得るという目標を達成し、しかも約50%のデ ューティ・サイクルを維持し、パルスの非対称性を良くする。 他方、先に述べたように、ピットの鈍い縁部はあるプレイヤーにとってトラッ キングを困難にし、したがって、波形B1による提案された解決策は1つの問題 は解決するが、別の問題をひき起こす。すなわち、A3に示すピットにおけるテ ーパー状端部は、あるプレイヤーにおいては、B3に示す「改良した」ピットよ りも良いトラッキングを与える。これの主な原因は、テーパー状端部が、A3に 示すピットの左側のように、形がかなりピラミッド状である、すなわち、テーパ ー状端部の側が、ビームがトラックから外れている側に偏向されている光の量に 大きな影響を及ぼす小さな反射鏡として作用するから、最も小さなトラック外れ 状態も光検出器によって容易に検出できてその反射光を回収できる。B3に示す ような鈍い端部および明確に形成されたピットでは、曲がった反射鏡状表面は存 在せず、光検出器から発生されたトラッキング信号がトラック外れ状態を認識す る前に、光ビームは大きな距離を横にさまよわなければならない。 更に、記録中に、表面速度が増加するにつれて、A3に示すピットの急な後縁 部はトラックに沿って長さ方向に広がるようになる。その理由は、光ビーム遷移 中のエネルギーが表面面積のより大きい広がりにわたって積分されるからである 。また、より低い速度では、同じエネルギーが加えられても表面はより大きい熱 的な影響を受ける、たとえば、表面速度が低くなるとピットのテーパ ーが誇大になる。それらの影響はデューティ・サイクルと非対称性を駄目にする 。したがって、B1波形を用いると、最良の結果を達成するためには各表面速度 に対してデューティ・サイクルを調整することを要する。 変調器駆動信号のためのより理想的な波形を図3にC1で示す。ここで、パル スの最初の急な立上がり縁部、振幅が正常なものよりもあまり大きくないとして も、管理されたテーパー状端部をピットの前縁部に与えることができる、すなわ ち、非常にテーパー状にされた端部と急な垂直壁との間のなにものかを与えるこ とができる。図3の線C1における波形の後縁部が傾斜させられているという事 実は、全体の振幅の増大が、前縁部の増加した振幅に対する犠牲として、ピット の中間部分と端部部分に悪影響を及ぼすことがある、という波形A1とB1での 状況とは異なって、波形C1の振幅を全く容易に変化させることができて、その 結果としてピットの前縁部に大きな影響を及ぼすのに、後縁部には小さい影響を 及ぼすことになる、ということを意味する。もちろん、波形C1の全体の振幅を 大きくしたとすると、後縁部の勾配を調整して補償しなければならないことがあ るが、波形パラメータの全体の調整は波形A1またはB1の場合よりもはるかに 簡単である。 更に、波形C1の後縁部はピットの既にテーパー状にされている後縁部を生ず るから、波形A1またはB1を 用いる場合に存在する、異なる表面速度に対するデューティ・サイクルの違いと 同じような、異なる表面速度に対するデューティ・サイクルの違いは存在しない 。また、波形C1の後縁部の振幅または勾配を変化させることによってデューテ ィ・サイクルを調整できるのに、パルスの長さを変化することは波形A1とB1 を用いてデューティ・サイクルを調整する唯一のやり方である。 波形C1の形から分かるように、変調器駆動信号の急な立上がり縁部の制御さ れた振幅のためにピット(C3における)の前縁部にテーパー状端部が形成され た波形A1とB1の長方形パルスよりも緩やかにしきい値を通る変調駆動信号の 勾配を成す立下がり縁部のために、ピットの立下がり縁部もテーパーを成す。波 形C1の立下がり縁部の振幅、DCオフセットおよび勾配が適切に調整されたと すると、ディスクに形成されたピットはC3に示す形を持ち、希望の適度にテー パーを成す端部と、希望のデューティ・サイクルと、希望の良い対称性と、向上 した分解能とを示す。 図4における入力33は長方形波形であって、従来技術では、光変調器1(図 1)を直接駆動したものである。図4の波形整形回路はその入力波形で動作して 、図3にC1で示した波形を生ずる。 図4は波形整形回路31(図1)を示す。この回路の機能は、既に述べた特性 の全て、すなわち、より高いピ ークパワーを提供できること、非対称性が良いこと、希望のデューティ・サイク ル、およびトラッキングを改善するためのテーパー状前縁部およびテーパー状後 縁部、を有する変形した整形された変調器駆動信号を提供することである。 図4の回路を、便宜上、入力信号の遅延させられた前縁部を形成する第1の部 分と、最終的な変調器駆動信号出力の適切な波形整形を行う第2の部分との2つ の部分に分割できる。事実上、変調器駆動信号の振幅と形を制御することは、プ レイヤーによって必要とされるピットの形状を制御することである、すなわち、 図4の回路は上部が丸くされたかなり広いピットと、かなり一様な深さと、3T の長さのピットと11Tの長さのピットの間のかなり一様な幅と、ピットのテー パー状前端部およびテーパー状後端部と、良い非対称性と、希望のデューティ・ サイクルとを発生するように構成される。 分解能を向上するために波形C1の前縁部におけるピークパワーを増大すると 、その結果として増大したデューティ・サイクルを約50%の値まで減少する必 要がある。これは、入力33の前縁部を指定された量だけ、たとえば、約11/2 T,遅延させるが、後縁部は遅延なしに通すことによって、行われる。 図5に示す波形およびディスク形状を用いて図4についての説明を続ける。図 5において波形(a)は、種々 の長さの正へ向かう波形部分と負へ向かう波形部分を持つ長方形入力33である 。図5において、正へ向かう部分はピットを生じ、負へ向かう部分は最終的に記 録される記録媒体のランドを形成する。もっとも、光変調器の要求によっては逆 も等しく作用できる。 図5のパルス(a)は前縁部遅延回路51に加えられる。その回路は、波形( a)の立上がり縁部によってトリガされるワンショット・マルチバイブレータの 形とすることができる。遅延回路51の出力は線55を介してANDゲート53 に加えられる。入力波形(a)はANDゲート53の別の入力端子にも加えられ る。ANDゲート53の出力を図5に波形(b)で示す。このパルスは抵抗R1 を介してトランジスタQ1のベースに加えられる。加えられた遅延と、ANDゲ ート53の動作とのために、入力波形(a)に及ぼす作用は、波形(a)と波形 (b)を比較することによって明らかにわかるように、立上がり前縁部を遅延さ せ、立下がり後縁部を遅延させないで通すことである。 波形(b)が高いと、Q1がターンオンされ、図5の波形(c)で明らかにわ かるように、Q2のベースがほぼアース電位に保持される。波形(b)が低くな ると、トランジスタQ1がターンオフし、電流が可変定電流源57からダイオー ドD1と抵抗R7を通って流れてコンデンサC1を充電するために、そのトラン ジスタのコレ クタは上昇することを許される。Q2のベースにおける波形の勾配は、抵抗R7 を通じるコンデンサC1の充電率と、電流源57から利用できる電流とによって 決定される傾斜である。電流源57は可変電流源であるが、ポテンショメートR 4の設定によって特定の電流に一度設定されると、電流源57からの電流はその 特定の設定に対して一定である。したがって、コンデンサC1は直線的な率で充 電する。 Q1のベースはダイオードD1、D2、D3の導通によってそれの高い点に固 定されるから、Q1のベースにおける電圧は約2.1ボルトを超えない。したが って、Q2のベースにおける立上がり傾斜は固定されているレベルに限界を置き 、かつ、Q2はエミッタホロワであるから、Q2のエミッタにおける抵抗R8の 端子間に同じ波形が発生される。この波形(波形(c))はQ3のエミッタに加 えられる。Q3のベースは+5ボルト電源に接続される。したがって、Q3のコ レクタにおける信号は、波形(d)で示すように、波形(c)の反転されてはい ないが増幅されたものである。Q3への入力の振幅は抵抗R9によって調整され 、Q3のコレクタにおける信号のDCオフセットすなわちバイアスがR10によ って、当業者が知っているやり方で調整される。 Q3の出力がプッシュプル増幅器61に加えられる。この増幅器の出力は、波 形(c)に示す特性を有する整 形された変調器駆動信号になる。変調器の種類とプッシュプル増幅器61の構成 とに応じて、出力は、あるいは、(c)に示すものから反転でき、図5に(d) で示されている波形を有する。その波形は図3に示す例で使用する波形である。 図5は、3Tより長い長さの波形(a)の少なくとも1つの正へむかう部分と 、1つの負へむかう部分を示す。しかし、結果としての波形(c)と(d)の少 なくとも1つは、追加の情報を必要とすることなしに、上記説明に従う。 図5からわかるように、入力長方形波形(a)の前縁部を遅延させると、波形 (d)の立上がり縁部と立下がり縁部の間の距離が維持され、しかも、デューテ ィ・サイクル(ピットとランドとの比)を小さくするように波形がしきい値より 高い時間を短くする作用も行う。実際に、遅延は、しきい値を超える最後の変調 器駆動信号の部分の幅を狭くする。ワンショット・マルチバイブレータ51の遅 延の調整がポテンショメータR13の形の幅制御器として示されている。既に述 べたように、ピークパワーが増大されると、50%デューティ・サイクルを維持 するために、ピットを形成する駆動信号の幅を狭くする必要がある。 上記信号処理技術は、情報の光学的記録法において通常行われている書込みビ ーム強度レベルの安定化および 調整の代わりをすることを、意図するものではないことに注目すべきである。記 録される情報の適切なデューティ・サイクルを達成するため、および記録されて いる情報の第2高調波歪みを最小にするための、それらの付加過程の必要性が、 従来技術、とくに米国特許第4,225,873号において論じられている。完 全な記録装置は、記録された信号の歪みを最小にするために、変調されたビーム の平均強度を記録媒体しきい値レベルに対して安定させることが好ましい。また 、完全な装置は、材料の増加する体積を速度が高くなるにつれて変えなければな らないために、平均書込みビームパワーを、集束された書込み光点と記録媒体と の間の相対速度に正比例して変化することが好ましい。 現在好適な実施例を参照して本発明を説明したが、本発明の要旨および範囲を 逸脱する事なしに、種々変更できることを当業者は理解されるであろう。したが って、本発明は、添付した請求の範囲によるものを除き、本発明を限定すること を意図するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー,シガン アメリカ合衆国カリフォルニア州、ノーウ ォーク、ブルームフィールド、ナンバー 4、12630

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 書込み光ビーム源と、変調器駆動信号に応答して書込み光ビームの強さ を動く記録媒体のしきい値レベルの上と下に変調して、情報を媒体上に記録する ための光変調器とを含み、光ビームは、書込みビームがしきい値より上にある時 は、動く記録媒体中に表面効果のトラックを形成でき、かつ、書込みビームがし きい値より下にある時は、動いている記録媒体中に表面効果の前記トラックを形 成できない、光学的記録装置において使用するための波形整形回路において、 前縁部と後縁部を有し、前記変調器駆動信号として供給されるほぼ長方形の波 形を受け、前記前縁部を遅延させ、前記後縁部を遅延させないで通す遅延手段と 、 この遅延手段に結合され、前記書込みビームに動く媒体のしきい値より上の強 度を持たせるために十分な第1のレベルに到達する急な前縁部を有し、かつ受け た長方形波形のそれぞれ次の前縁部の発生に時間的に先に、動く媒体のしきい値 より下の強度を前記書込みビームに持たせるために十分な第2のレベルに到達す るために指定された率で振幅を変化する傾斜後縁部を有する整形された変調器駆 動信号を発生する波形整形手段と、 を備える光学的記録装置において使用する波形整形回路。 2. 前記整形された変調器駆動信号の前記後縁分が 直線的である請求の範囲1に記載の波形整形回路。 3. 前記波形整形手段が、前記整形された変調器駆動信号の振幅を変化する 手段を備える請求の範囲1に記載の波形整形回路。 4. 前記波形整形手段が、前記整形された変調器駆動信号の平均DCレベル を変化する手段を備える請求の範囲1に記載の波形整形回路。 5. 前記波形整形手段が、前記整形された変調器駆動信号の傾斜後縁部の勾 配を変化する手段を備える請求の範囲1に記載の波形整形回路。 6. 前記整形された変調器駆動信号の傾斜後縁部の勾配を変化する前記手段 が、調整可能な定電流源を備える請求の範囲5に記載の波形整形回路。 7. Tを、コンパクトディスクとして一般に知られている情報ディスクの記 録および再生におけるEFM符号規格についての規則で定められている固定時間 期間として、前記遅延手段が、前記前縁部の遅延を約11/2Tだけ調整するため の手段を含む請求の範囲1に記載の波形整形回路。 8. 前記表面効果が前記動く記録媒体の記録面内のピットであり、 前記動く記録媒体中にピットを形成するように、前記遅延手段の遅延と、前記 波形整形回路によって発生された前記整形された変調器駆動信号の振幅および形 とを選 択し、それは、交番するピットと、ピットの間のランドのトラックに沿うそのピ ットの間のランドに関連して、前記遅延手段によって受けられた前記長方形波形 が方形波である時に、前記ランドに対して指定されたデューティ・サイクルを有 する請求の範囲1に記載の波形整形回路。 9. 前記整形された変調器駆動信号の作用の下に、書込みビームが前記動く 記録媒体にピットの形の前記表面効果を形成し、前記ピットは、前記整形された 変調器駆動信号の急な前縁部によって形成された前縁部を有し、かつ前記整形さ れた変調器駆動信号の傾斜後縁部によって形成された後縁部を有し、それによっ て対称的な前縁部と後縁部を有するピットを形成する請求の範囲1に記載の波形 整形回路。 10. 前記波形整形手段が、前記整形された変調器駆動信号の振幅と、平均 DCレベルと、後縁部勾配とを調整する手段を備え、それによって、前記遅延手 段によって受けられた前記長方形波形が方形波である時に、整形されて、ピット の間のランドに対して指定されたデューティ・サイクルを有するピットを、前記 動く記録媒体中に生ずる請求の範囲9に記載の波形整形回路。 11. 書込み光ビーム源と、変調器駆動信号に応答して書込み光ビームの強 さを動いている記録媒体のしきい値レベルの上と下に変調して、情報を媒体上に 記録す るための光変調器とを含み、光ビームは、書込みビームがしきい値より上にある 時は、動く記録媒体中に表面不連続を形成でき、かつ、書込みビームがしきい値 より下にある時は、動く記録媒体中に表面不連続を形成できない、光学的記録装 置において使用するための波形整形回路において、この波形整形回路は、 前縁部と後縁部を有し、前記変調器駆動信号として供給されるほぼ長方形の波 形を受け、書込みビームを変調し、かつ前記書込みビームに動く媒体のしきい値 より上の強度を持たせるために十分な第1のレベルに到達する急な前縁部を有し 、かつ、受けた長方形波形のそれぞれ次の前縁部の発生に時間的に先に、動く媒 体のしきい値より下の強度を前記書込みビームに持たせるために十分な第2のレ ベルに到達するために指定された率で振幅を変化する傾斜後縁部を有する整形さ れた変調器駆動信号を発生する波形処理手段、 を備える光学的記録装置において使用する波形整形回路。 12. 前記整形された変調器駆動信号の前記後縁部が直線的である請求の範 囲11に記載の波形整形回路。 13. 前記波形処理手段が、前記整形された変調器駆動信号の振幅を変化す る手段を備える請求の範囲11に記載の波形整形回路。 14. 前記波形処理手段が、前記整形された変調器駆動信号の平均DCレベ ルを変化する手段を備える請求 の範囲11に記載の波形整形回路。 15. 前記波形処理段が、前記整形された変調器駆動信号の傾斜後縁部の勾 配を変化する手段を備える請求の範囲11に記載の波形整形回路。 16. 前記整形された変調器駆動信号の傾斜後縁部の勾配を変化する前記手 段が、調整可能な定電流源を備える請求の範囲15に記載の波形整形回路。 17. 前記波形処理段に結合されて、前縁部と後縁部を有し、前記変調器駆 動信号として供給されるほぼ長方形の波形を受け、書込みビームを変調し、前記 前縁部を遅延させ、前記後縁部を遅延させないで通す遅延手段、を更に備え、 Tを、コンパクトディスクとして一般に知られている情報ディスクの記録およ び再生におけるEFM符号規格についての規則で定められている固定時間期間と して、前記遅延手段が、前記前縁部の遅延を約11/2Tだけ調整するための手段 を含む請求の範囲11に記載の波形整形回路。 18. 前記波形処理段に結合されて、前記前縁部を遅延させ、前記後縁部を 遅延させないままで通す遅延手段を更に備え、 前記動く記録媒体中にピットを形成するように、前記遅延手段の遅延と、前記 波形処理手段によって発生された前記整形された変調器駆動信号の振幅および形 とを選 択し、それは、交番するピットと、ピットの間のランドのトラックに沿うそのピ ットの間のランドに関連して、前記波形処理手段によって受けられた前記長方形 波形が方形波である時に、前記ランドに対して指定されたデューティ・サイクル を有する請求の範囲11に記載の波形整形回路。 19. 前記整形された変調器駆動信号の作用の下に、書込みビームが前記動 く記録媒体にピットを形成し、前記ピットは、前記整形された変調器駆動信号の 急な前縁部によって形成された前縁部を有し、かつ前記整形された変調器駆動信 号の傾斜後縁部によって形成された後縁部を有し、それによって対称的な前縁部 と後縁部を有するピットを形成する請求の範囲11に記載の波形整形回路。 20. 前記波形処理手段が、前記整形された変調器駆動信号の振幅と、平均 DCレベルと、後縁部勾配とを調整する手段を備え、それによって、前記遅延手 段によって受けられた前記長方形波形が方形波である時に、整形されて、ピット の間のランドに対して指定されたデューティ・サイクルを有するピットを、前記 動く記録媒体中に生ずる請求の範囲19に記載の波形整形回路。 21. 書込み光ビーム源と、変調器駆動信号に応答して書込み光ビームの強 さを動いている記録媒体のしきい値レベルの上と下に変調して、情報を媒体上に 記録す るための光変調器とを含み、光ビームは、書込みビームがしきい値より上にある 時は、動いている記録媒体中に表面効果のトラックを形成でき、かつ、書込みビ ームがしきい値より下にある時は、動く記録媒体中に表面効果の前記トラックを 形成できない、光学的記録装置において使用するための波形整形回路において、 この波形整形は、 前縁部と後縁部を有し、前記変調器駆動信号として供給されるほぼ長方形の波 形を受け、書込みビームを、しきい値より上のピークパワーと、しきい値より下 の最低パワーれべるまでそれぞれ変調する手段と、この受ける手段に結合され、 前記前縁部の発生に応答して書込みビームのピークパワーを増大させ、かつ前記 整形された変調器駆動信号がしきい値より上である時間を短くして、動く記録媒 体中の表面効果のトラック中に指定されたデューティ・サイクルを維持し、かつ 、前記表面効果の前記トラックの前縁部と後縁部の所に非対称的な形状を生ずる 整形された変調器駆動信号を発生する波形整形手段とを備える光学的記録装置に おいて使用するための波形整形回路。 22. 書込み光ビーム源と、変調器駆動信号に応答して書込み光ビームの強 さを動く記録媒体のしきい値レベルの上と下に変調して、情報を媒体上に記録す るための光変調器とを含み、光ビームは、書込みビームがしき い値より上にある時は、動いている記録媒体中に表面効果のトラックを形成でき 、かつ、書込みビームがしきい値より下にある時は、動く記録媒体中に表面効果 の前記トラックを形成できない、光学的記録装置において使用するための、光デ ィスクに記録されている標識の特性を改善する方法において、 前縁部と後縁部を有し、前記変調器駆動信号として供給されるほぼ長方形の波 形を受け手、書込みビームを変調する過程と、 前記書込みビームに動く媒体のしきい値より上の強さを持たせるために十分な 第1のレベルに達する急な真部を有し、かつ指定された率で振幅を変化させて、 受けた長方形波形の次の前縁部の発生より時間的に前に、前記書込みビームに動 く媒体のしきい値より下の強度を持たせるために十分な第2のレベルに到達する 傾斜状後縁部を有する過程と、 を備える光ディスクに記録されている標識の特性を改善する方法。 23. しきい値より上である前記整形された変調器駆動信号の部分の幅を調 整する過程と、前記傾斜後縁部の勾配を調整する過程と、前記整形された変調器 駆動信号の振幅とDCオフセットを調整して、前記記録媒体に表面効果を発生す る過程とを含み、前記表面効果は、前記トラックに沿う前記表面効果の間の領域 に対して指定 されたデューティ・サイクルを有し、かつ、前記表面効果の前記トラックの前縁 部と後縁部に幾何学的対称性を有する22範囲に記載の方法。 24. 書込み光ビーム源と、変調器駆動信号に応答して書込み光ビームの強 さを動く記録媒体のしきい値レベルの上と下に変調して、情報を媒体上に記録す るための光変調器とを含み、光ビームは、書込みビームがしきい値より上にある 時は、動いている記録媒体中に表面効果のトラックを形成でき、かつ、書込みビ ームがしきい値より下にある時は、動く記録媒体中に表面効果の前記トラックを 形成できない、光学的記録装置において使用するための、光ディスクに記録され ている標識の特性を改善する方法において、 前縁部と後縁部を有し、前記変調器駆動信号として供給されるほぼ長方形の波 形を受けて、書込みビームをしきい値の上のピークパワーと、しきい値の下の最 低パワーレベルまで変調する過程と、 前記前縁部の発生に応答して書込みビームのピークパワーを増加することによ って整形された変調器駆動信号を発生し、前記整形された変調器駆動信号がしき い値より上である時間を短くして、動く媒体の表面効果のトラック中の指定され たデューティ・サイクルを維持し、かつ前記表面効果のトラックの前縁部と後縁 部に対称的な形状を生ずる過程と、 を備える光ディスクに記録されている標識の特性を改善する方法。
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