JPH09231571A - ライトテスト方法及び光学的情報記録再生装置 - Google Patents

ライトテスト方法及び光学的情報記録再生装置

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JPH09231571A
JPH09231571A JP8033617A JP3361796A JPH09231571A JP H09231571 A JPH09231571 A JP H09231571A JP 8033617 A JP8033617 A JP 8033617A JP 3361796 A JP3361796 A JP 3361796A JP H09231571 A JPH09231571 A JP H09231571A
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JP8033617A
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Shunpei Kimura
俊平 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相変化ディスクに情報を記録する場合、記録
マークの大きさが不揃いになったり、記録マークの位置
がずれたり、前の情報の消し残りが発生する。 【解決手段】 相変化ディスク1のアモルファス状態と
結晶状態において、所定信号の記録パワーとその再生信
号振幅の関係に基づいて消去状態を形成するパワーレベ
ル、所定の長さの異なる2つの信号の記録パワーとその
再生信号の中間値の差の関係に基づいて記録状態を形成
する第1のパワーレベル、所定信号の記録パワーとその
再生微分信号の正負の振幅の差の関係に基づいて記録状
態を形成する第2のパワーレベルをそれぞれ決定し、得
られた結果及び記録媒体上のアモルファス状態と消去状
態の存在比率から消去状態を形成する最適パワーレベ
ル、記録状態を形成する第1及び第2の各最適パワーレ
ベルを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相変化記録媒体を
用いて情報を記録する際に光源の記録パワーを最適調整
するライトテスト方法及びそれを用いた光学的情報記録
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ビームを照射して光学的に情報
を記録し、あるいは再生する記録媒体の1つとして、光
ビームの照射によって記録膜材料の状態を変化させて信
号を記録し、それに伴なう反射光量の変化を検出して信
号を再生するという、いわゆる相変化記録媒体が知られ
ている。一般に、相変化記録媒体においては、アモルフ
ァス状態と結晶状態とで光学定数が異なることを利用し
て信号を記録、再生している。このような相変化記録媒
体は、記録膜を変形させることなく信号を記録でき、ま
た記録膜材料の状態を可逆的に変化させることにより信
号の書き換えも可能であるため、近年さかんに研究が進
められている。
【0003】相変化材料としてはカルゴゲン合金がよく
知られており、例えばGeSbTe系、GeSnTe
系、InSe系、SbTe系が用いられる。これらの材
料は比較的強いパワーのレーザ照射によって融解後冷却
することでアモルファス状態になり、比較的弱いパワー
のレーザ照射によってアモルファス領域は結晶化温度以
上に達して結晶状態となる。従って、例えばアモルファ
ス状態を信号の“1”に対応させ、結晶状態を信号の
“0”に対応させることで信号の記録を行うことができ
る。また、この相変化記録媒体には、信号トラック上に
レーザスポットを記録信号に応じて記録パワーと消去パ
ワーの間で変調しながら一回通過させるだけで、古い信
号を消去しながら新しい信号を記録することができる、
いわゆるダイレクトオーバーライトが可能である。
【0004】図14は相変化記録媒体を用いた情報記録
再生装置を示した構成図である。図14に於いて、1は
情報記録媒体であるところの相変化ディスクであり、ガ
ラスやプラスチックなどの透明基板上にカルゴゲン合金
等2が形成されている。相変化ディスク1はスピンドル
モータ3の回転軸に装填され、スピンドルモータ3の駆
動によって所定の速度で回転する。相変化ディスク1の
下面には光学ヘッド4が配置されている。光学ヘッド4
内には記録再生用光源の半導体レーザ5が設けられてお
り、情報を記録する場合は、半導体レーザ5の光ビーム
は図示しないレーザ駆動回路により情報信号に応じて変
調される。半導体レーザ5から出射された光ビームはコ
リメータレンズ6で平行化された後、偏光ビームスプリ
ッタ7、λ/4板8を透過して対物レンズ9に入射す
る。そして、入射した光ビームは対物レンズ9で絞ら
れ、微小光スポットとして相変化ディスク1の記録膜上
に集光され、変調された光ビームの走査によって一連の
情報が記録される。
【0005】また、相変化ディスク1に照射された光ビ
ームはその媒体面で反射される。この反射光は再び対物
レンズ9を通って偏光ビームスプリッタ7に入射し、そ
の偏光面でセンサレンズ10側へ反射され、半導体レー
ザ5の入射光と分離される。センサレンズ10によって
集光された光束は光センサ11で受光される。光センサ
11の受光信号はAT・AF回路(オートトラッキン
グ、オートフォーカス制御回路)12に入力され、AT
・AF回路12ではその受光信号をもとにトラッキング
誤差信号及びフォーカス誤差信号が生成される。そし
て、得られたトラッキング誤差信号、フォーカス誤差信
号をもとに対物レンズアクチュエータ13を駆動し、対
物レンズ9をトラッキング方向及びフォーカス方向に変
位させることで、トラッキング制御とフォーカス制御が
行われる。
【0006】一方、相変化ディスク1の記録情報を再生
する場合は、半導体レーザ5の光ビームは記録ができな
い程度の再生パワーに設定され、その再生用ビームを目
的のトラックに走査することで記録情報の再生が行われ
る。即ち、再生用光ビームのディスク面からの反射光は
対物レンズ9、偏光ビームスプリッタ7、センサレンズ
10を経由して光センサ11で受光される。光センサ1
1の受光信号は図示しない再生信号処理回路へ送られ、
ここで所定の信号処理を行うことで、記録情報が再生さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図14で説明した相変
化ディスク装置は、前述のようにレーザ光の強度変調に
よりいわゆるオーバーライトが可能であり、情報の記録
の高速化の要求に応えるべく、情報の消去と記録が同時
に行うことが可能である。しかしながら、このような相
変化ディスクにおいては、通常、大きな信号出力を得る
為に、結晶状態の反射率(Rcry )とアモルファス状態
の反射率(Ramo )の差が大きくなるように設計されて
いるので、結晶状態の光吸収率(Acry )とアモルファ
ス状態の光吸収率(Aamo )の差が大きくなり、それに
起因して記録特性が低下するという問題があった。
【0008】具体的に説明すると、まず、相変化ディス
クではRcry >Ramo の関係を利用して情報の記録、再
生を行うため、Aamo >Acry の関係にあり、アモルフ
ァス状態の方がレーザ光の吸収が多い。また、一般にア
モルファス状態の熱伝導率は結晶状態の熱伝導率より小
さいため、記録層で発生した熱が拡散しにくい。そのた
め、単一ビームでオーバライトを行う場合、同じパワー
のレーザ光が照射されても、ディスク上の前の状態が記
録状態か消去状態かで温度上昇が異なるという現象が生
じる。このように温度上昇が異なると、記録されるマー
クの大きさが不揃いになったり、マークの位置が正規の
位置からずれたり、或いは前に記録されていた情報の消
し残りが発生したりするという問題があった。特に、情
報を高密度に記録する場合は、このような記録されるマ
ークの位置ずれやマークの長さの不揃いは、いわゆるジ
ッターとなって現われ、情報の正確な再生を妨げ、エラ
ーの原因になるという問題があった。
【0009】また、最近においては、情報の高密度化の
ために、記録ピットの両エッジに情報を持たせるピット
エッジ記録が主流になってきている。しかし、このよう
なピットエッジ記録においては、特にマーク長及びマー
クの前端、後端の位置を正確に記録することが要求され
るため、前述のような記録マークの大きさの不揃いや記
録マークの位置ずれ、あるいは前の情報の消し残りの発
生は、情報の正確な記録を妨げ、相変化記録媒体を用い
た場合、ピットエッジ記録に対応できないという問題が
あった。
【0010】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
み、相変化記録媒体に情報を正確に記録できることを可
能とし、ピットエッジ記録にも十分に対応できるように
したライトテスト方法及び光学的情報記録再生装置を提
供することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光源の
記録パワーを多値制御により制御して相変化記録媒体に
情報を記録するに当たり、前記記録媒体にライトテスト
を行って前記光源の多値の記録パワーをそれぞれ最適値
に調整するライトテスト方法であって、前記記録媒体の
ライトテスト領域に光ビームを照射してアモルファス状
態及び結晶状態とし、それぞれの状態において前記ライ
トテスト領域における所定信号の記録パワーとその再生
信号振幅の関係に基づいて消去状態を形成するパワーレ
ベル、前記ライトテスト領域における所定の長さの異な
る2つの信号の記録パワーとその再生信号のピーク値と
ボトム値の中間値の差の関係に基づいて記録状態を形成
するパワーレベルをそれぞれ決定し、前記アモルファス
状態、結晶状態で得られた結果及び記録媒体上のアモル
ファス状態と結晶状態の存在比率から消去状態を形成す
る最適パワーレベル、記録状態を形成する最適パワーレ
ベルをそれぞれ決定することを特徴とするライトテスト
方法によって達成される。
【0012】本発明の目的は、光源の記録パワーを多値
制御により制御して相変化記録媒体に情報を記録するに
当たり、前記記録媒体にライトテストを行って前記光源
の多値の記録パワーをそれぞれ最適値に調整するライト
テスト方法であって、前記記録媒体のライトテスト領域
に光ビームを照射してアモルファス状態及び結晶状態と
し、それぞれの状態において前記ライトテスト領域にお
ける所定信号の記録パワーとその再生信号振幅の関係に
基づいて消去状態を形成するパワーレベル、前記ライト
テスト領域における所定の長さの異なる2つの信号の記
録パワーとその再生信号のピーク値とボトム値の中間値
の差の関係に基づいて記録状態を形成する第1のパワー
レベル、前記ライトテスト領域における所定信号の記録
パワーとその再生微分信号の正負の振幅の差の関係に基
づいて記録状態を形成する第2のパワーレベルをそれぞ
れ決定し、前記アモルファス状態、結晶状態で得られた
結果及び記録媒体上のアモルファス状態と消去状態の存
在比率から消去状態を形成する最適パワーレベル、記録
状態を形成する第1及び第2の各最適パワーレベルをそ
れぞれ決定することを特徴とするライトテスト方法によ
って達成される。
【0013】本発明の目的は、相変化記録媒体に光源の
記録パワーを多値制御により制御して情報を記録する光
学的情報記録再生装置において、前記記録媒体のライト
テスト領域に光ビームを照射してアモルファス状態及び
結晶状態を形成する手段と、それぞれの状態において前
記ライトテスト領域における所定信号の記録パワーとそ
の再生信号振幅の関係に基づいて消去状態を形成するパ
ワーレベル、前記ライトテスト領域における所定の長さ
の異なる2つの信号の記録パワーとその再生信号のピー
ク値とボトム値の中間値の差の関係に基づいて記録状態
を形成するパワーレベルをそれぞれ決定する手段と、前
記アモルファス状態、結晶状態で得られた結果及び記録
媒体上のアモルファス状態と結晶状態の存在比率から消
去状態を形成する最適パワーレベル、記録状態を形成す
る最適パワーレベルをそれぞれ決定する手段とを有する
ことを特徴とする光学的情報記録再生装置によって達成
される。
【0014】本発明の目的は、相変化記録媒体に光源の
記録パワーを多値制御により制御して情報を記録する光
学的情報記録再生装置において、前記記録媒体のライト
テスト領域に光ビームを照射してアモルファス状態及び
結晶状態を形成する手段と、それぞれの状態において前
記ライトテスト領域における所定信号の記録パワーとそ
の再生信号振幅の関係に基づいて消去状態を形成するパ
ワーレベル、前記ライトテスト領域における所定の長さ
の異なる2つの信号の記録パワーとその再生信号のピー
ク値とボトム値の中間値の差の関係に基づいて記録状態
を形成する第1のパワーレベル、前記ライトテスト領域
における所定信号の記録パワーとその再生微分信号の正
負の振幅の差の関係に基づいて記録状態を形成する第2
のパワーレベルをそれぞれ決定する手段と、前記アモル
ファス状態、結晶状態で得られた結果及び記録媒体上の
アモルファス状態と結晶状態の存在比率から消去状態を
形成する最適パワーレベル、記録状態を形成する第1及
び第2の各最適パワーレベルをそれぞれ決定する手段と
を有することを特徴とする光学的情報記録再生装置によ
って達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の光学
的情報記録再生装置の一実施形態を示した構成図であ
る。なお、図1では、図14の従来装置と同一部分は同
一符号を付してその説明を省略する。即ち、図1におい
て、相変化ディスク1、カルゴゲン合金などの記録層
2、スピンドルモータ3、AT・AF回路12は図14
のものと同じである。また、光学ヘッド4においても、
半導体レーザ5、コリメータレンズ6、対物レンズ9、
偏光ビームスプリッタ7、センサレンズ10、光センサ
11、対物レンズアクチュエータ13などからなってお
り、図14の光学ヘッド4と同じに構成されている。光
学ヘッド4は図示しない機構により相変化ディスク1の
半径方向に移動して所望の情報トラックにアクセスでき
るように構成されている。なお、本実施形態では、記録
データの変調方式として、EFMplus変調方式を採
用しているものとする。
【0016】また、本実施形態では、光センサ11で得
られた再生信号の振幅を検出するための振幅検出回路1
4が設けられている。振幅検出回路14は、詳しく後述
するようにライトテストを行う場合に、相変化ディスク
1の結晶状態を形成するパワーレベル(Pc)を検出す
るために再生信号の振幅を検出するものである。再生信
号の振幅値はCPU18内のA/D変換器でCPU18
に取り込まれる。アシンメトリ検出回路15は、詳しく
後述するようにライトテスト時に長さの異なる2つの記
録ピットの再生信号のアシンメトリ(対称性)を検出す
るための回路である。即ち、アシンメトリ検出回路15
の内部には、再生信号のピーク値とボトム値を検出して
その中間値をスライスレベルとして検出するためのスラ
イスレベル自動追従回路が設けられていて、所定のロン
グマークとショートマークの再生信号の中間値(スライ
スレベル)をそれぞれ検出し、その差をアシンメトリと
して出力するものである。アシンメトリ検出回路15の
出力もA/D変換器でCPU18に取り込まれ、詳しく
後述するように半導体レーザ5の多値のパワーレベルの
調整に用いられる。
【0017】更に、本実施形態では、再生信号を微分す
るための微分回路16、微分回路16で微分された信号
のプラス側とマイナス側の信号の振幅を検出するための
微分信号振幅検出回路17が設けられている。微分信号
振幅検出回路17で検出された振幅値も半導体レーザ5
のパワーレベルの調整に用いられる。CPU18は本実
施形態の光学的情報記録再生装置の主制御部をなすプロ
セッサ回路であり、AT・AF回路12、スピンドルモ
ータ3の駆動回路(図示せず)、半導体レーザ駆動回路
19などの各部を制御して情報の記録や再生を行う。ま
た、CPU18は詳しく後述するように半導体レーザ5
の記録パワーを最適パワーに調整するためのライトテス
トの制御を行う。
【0018】図2は本実施形態の半導体レーザ5の点灯
波形を示した図である。本実施形態では、前述のように
EFMplus変調を用いており、最短ピットは3T
で、最長ピットは11Tであるが、図2ではその中の5
Tパターンを記録する場合のレーザ点灯波形を示してい
る。図2において、Pcは相変化ディスク1の記録層2
に結晶状態(消去状態)を形成するためのパワーレベ
ル、PalとPa2はアモルファス状態(記録状態)を
形成するためのパワーレベル、Pr(Pb)は再生パワ
ー(記録パワーのボトム値)で、一定の値である。この
PbはPa1の前に0.5T、Pa2の後に1.5T設
けられていて、クーリングギャップと呼ばれている。ま
た、Pa1は1.5Tの長さであり、Pa2は0.5T
間隔でオン・オフするパルス点灯となっている。本実施
形態では、図2に示すようにPc,Pa1,Pa2、P
rの4値で半導体レーザ5の記録パワーを制御するもの
とし、ライトテストによってこれらのPc,Pa1,P
a2のパワーレベルをそれぞれ最適値に調整するもので
ある。
【0019】図2のレーザ点灯波形は5Tパターンの記
録波形であるが、Pa2のパルス点灯の1周期が1Tの
長さに対応していて、Pa2を変えることで他の記録パ
ターンを記録することができる。つまり、6Tパターン
を記録する場合は、Pa1の1.5Tの後にPa2が3
周期となり、以下Pa1は同じで7Tパターンに対して
はPa2が4周期、8Tパターンに対してはPa2が5
周期、9Tパターンに対してはPa2が6周期、10T
パターンに対してはPa2が7周期、最長ピットの11
Tパターンに対してはPa2が8周期となる。また、4
Tパターンに対してはPa2が1周期、最短ピットの3
Tパターンに対してはPa2の点灯はなく、Pa1のみ
の点灯となる。以上でEFMplus符号における最短
ピットの3Tから最長ピットの11Tまで記録すること
ができる。
【0020】ここで、以上のようにPa1を点灯し、そ
の後にPa2をパルス点灯するという、いわゆるマルチ
パルス記録波形による記録方法においては、記録媒体の
温度を所定温度に維持でき、温度の上りすぎを防止する
ことができる。従って、前述のようなピットエッジ記録
方式は、ピットのエッジ位置に情報を持たせる記録方式
であるが、このようにPa1とPa2を制御することに
より、ピットエッジの変動を抑制できるので、特にピッ
トエッジ記録において好適に使用することができる。
【0021】次に、図1の装置で使用されるライトテス
ト方法の一実施形態を図3〜図6に基づいて説明する。
このライトテストは、例えば図1の装置にディスク1が
セットされたときに行うものとする。まず、本実施形態
のライトテスト方法は大きく分けて次の3つのステップ
からなっている。 (1)相変化ディスクの前記録状態が全面アモルファス
状態に於いて消去状態を形成するパワーレベルPc/
a、記録状態を形成するパワーレベルPa1/a,Pa
2/aを求める処理を行う。 (2)相変化ディスクの前記録状態が全面結晶状態に於
いて消去状態を形成するパワーレベルPc/c、記録状
態を形成するパワーレベルPa1/c,Pa2/cを求
める処理を行う。 (3)以上の(1)(2)の結果及び相変化ディスク上
のアモルファス状態と結晶状態の存在比率をもとに実際
の記録パワーレベルを求める処理を行う。本実施形態で
は、実際のディスク上のアモルファス状態と結晶状態の
存在比率は1対1としている。
【0022】まず、(1)の前記録状態が全面アモルフ
ァス状態においてPc/a,Pa1/a,Pa2/aを
求める方法について説明する。Pc/aはアモルファス
状態において消去状態を形成するパワーレベル、Pa1
/a及びPa2/aはアモルファス状態において記録状
態を形成するパワーレベルである。図3において、ライ
トテストを行う場合、まず、CPU18は光学ヘッド4
を相変化ディスク1の所定のライトテスト領域へアクセ
スする(S1)。次いで、CPU18では半導体レーザ
駆動回路19を制御してライトテスト領域に比較的高い
パワーレベルの光ビームを走査し、ライトテスト領域を
全面アモルファス状態に形成する(S2)。この場合、
例えば相変化ディスク1のコントロールトラックに記録
されているアモルファス化に必要なパワーレベルを用い
るものとする。ライトテスト領域のアモルファス化が終
了すると、CPU18は半導体レーザ5の記録パワーを
初期値Pwを設定する(S3)。これは、例えば相変化
ディスク1のコントロールトラックに記録されている結
晶化に必要なパワーレベルより低めの値を用いてこれを
初期値として設定する。
【0023】記録パワーの初期値が決まると、CPU1
8はその初期値の記録パワーでライトテスト領域に11
T連続パターンを記録し(S4)、続いて記録した11
T連続パターンを再生して再生信号の振幅レベルを検出
する(S5)。この再生信号の振幅レベルは振幅検出回
路14で検出される。得られた振幅レベルはCPU18
内のA/D変換器でCPU18に取り込まれ、内部メモ
リに格納される(S5)。CPU18は、このように初
期値での記録と再生が終了すると、記録パワーPwにΔ
Pwを加えて記録パワーを所定量増加し(S6)、この
記録パワーで再度ライトテスト領域に11T連続パター
ンを記録し(S4)、それを再生して再生信号の振幅レ
ベルを検出、記録する(S5)。
【0024】このようにS4〜S6の処理を繰り返し行
い、予め決められた所定の記録パワーになるまで記録パ
ワーを所定量づつ高くしていくと、図7に示すように記
録パワーと再生信号振幅の関係のデータを得ることがで
きる。所定の記録パワーとしては、例えばディスク1の
コントロールトラックに記録されている結晶化パワーレ
ベルの2倍に決めるものとする。図7について説明す
る。まず、記録パワーが低い場合は、再生信号振幅はほ
とんど0であるが、ある記録パワーから急激に立ち上が
って飽和状態となり、しばらくの間は飽和状態が続いて
いる。そして、ある記録パワーで再生信号振幅は減少
し、所定の最低レベルになると、再び振幅は増加し、そ
の後、再生信号振幅は飽和していることがわかる。
【0025】これは、再生信号振幅の最初の飽和領域で
記録膜が結晶状態となってマークが形成され、次の飽和
領域でアモルファス状態となってマークが形成されてい
ることを表わしている。従って、この最初の飽和領域
(結晶状態)の中間の記録パワーレベルが求めるべき前
記録状態がアモルファス状態において消去状態(結晶
化)を形成するパワーレベルPc/aである。CPU1
8ではメモリに格納された記録パワーと再生信号振幅の
データからPc/aを求めてメモリに格納する(S
7)。なお、本実施形態では、前述のように記録情報の
変調方式としてEFMplus符号を採用しており、こ
のときの最長ピットである11Tを再生信号振幅の検出
に用いている。
【0026】次に、前記録状態がアモルファス状態にお
いて記録状態を形成するパワーレベルPa1/aを求め
る方法について説明する。引き続いて図3を参照して説
明する。図3において、まず、CPU18はアモルファ
ス状態において記録状態を形成するパワーレベルPa1
/aの初期値として、先に得られたPc/aに所定の値
αを加えてPa1/a=Pc/a+αとする(S8)。
Pc/aはS7で得られた値を用いるものとする。次い
で、CPU18では、Pa1/a=Pa2/aとして相
変化ディスク1のライトテスト領域に11T連続、3T
連続パターンを記録する(S9)。
【0027】記録を終了すると、CPU18は各部を制
御してそれを再生し、11T連続パターンの再生信号の
スライスレベルSL(11T)、3T連続パターンの再
生信号のスライスレベルSL(3T)を検出する(S1
0)。つまり、アシンメトリ検出回路15によって11
T連続パターン及び3T連続パターンの再生信号のピー
ク値とボトム値の中間値をそれぞれ検出する。アシンメ
トリ検出回路15では更に11T連続パターンの再生信
号のスライスレベルSL(11T)と3T連続パターン
の再生信号のスライスレベルSL(3T)の差ΔSLを
検出する(S11)。得られたΔSLはA/D変換器で
CPU18に取り込まれ、メモリに格納される(S1
3)。
【0028】ΔSLをメモリに格納すると、CPU18
ではPa1/aに所定のΔPa1/aを加算し、このパ
ワーレベルで再度ライトテスト領域に11T連続、3T
連続パターンの記録(S9)、それを再生してのSL
(11T)、SL(3T)の検出(S10)、その差の
ΔSLの検出(S11)、ΔSLのメモリへの格納を行
う(S12)。このようにS9〜S13の処理を繰り返
し行い、Pa1/aの値をΔPa1/aづつ高くしてい
って、その都度11T連続パターンの再生信号のピーク
値とボトム値の中間値であるSL(11T)と3T連続
パターンの再生信号のピーク値とボトム値の中間値であ
るSL(3T)との差ΔSLを検出する。この一連の処
理は、Pa1/aが所定の値になるまで行う。図8にこ
のようにして得られたPa1/aとΔSLの関係のデー
タを示している。図8においては、Pa1/aの増加に
伴なってΔSLが減少し、丁度Pa1/aが8.0mW
の時にΔSLが0になっていることがわかる。本実施形
態では、このΔSLが0になるときの値をPa1/aの
最適値Pa1/a optとして決定する。
【0029】ここで、本実施形態では、以上のように最
長及び最短ピットである11T連続パターンと3T連続
パターンの再生信号のスライスレベルの差ΔSLに基づ
いてPa1/aの最適値を決定している。これについて
説明する。図9にPa1/aの値の違いによる11T連
続、3T連続パターンの再生信号を示している。まず図
9(a)はPa1/aが最適値よりも低い場合の再生信
号波形で、11T連続パターンのスライスレベルに対し
て3T連続パターンのスライスレベルが低いレベルにな
っている。従って、この場合は、11T連続パターンと
3T連続パターンのスライスレベルには図9(a)のよ
うにΔSLの差が生じる。これに対し、図9(b)はP
a1/aが最適値の場合の再生信号波形で、11T連続
パターンと3T連続パターンのスライスレベルは等しく
なっている。一方、図9(c)はPa1/aが最適値よ
りも高い場合の再生信号波形で、11T連続パターンの
スライスレベルに対して3T連続パターンのスライスレ
ベルが高いレベルになっている。この場合は、11T連
続パターンと3T連続パターンのスライスレベルには図
9(c)のようにΔSLの差が生じている。
【0030】図9においては、最長ピット11Tの再生
信号は飽和状態にあり、この状態では11Tの再生信号
のピーク値とボトム値の中間値(スライスレベル)は0
と見なすことができる。そこで、本実施形態では、11
Tを基準に3Tを正確な長さの3Tに記録できるよう
に、Pa1/aの値を変化させてΔSLが0になるとき
のPa1/aを検出している。つまり、11Tの再生信
号のスライスレベルは0とみなすことができるので、図
9(b)のように11Tと3Tのピットの再生信号のス
ライスレベルの差ΔSLが0であれば、3Tの再生信号
のスライスレベルも0とみなすことができる。従って、
このことは3Tのピットを正確に3Tの長さに記録でき
たということであるので、このときのPa1/aの値を
最短ピットの3Tを正確に記録することができるPa1
/aの最適パワーレベルとして得ることができる。
【0031】次に、アモルファス状態においてマークを
形成するもう一方のレーザパワーレベルPa2/aを求
める方法について説明する。図3のS12は図4のS1
4に続いているので、ここからは図4を参照して説明す
る。図4において、まず、CPU18では先に得られた
結果からPa1/aの値をPa1/a optと設定し、も
う一方のPa2/aの初期値を0.8×Pa1/aと設
定する(S14)。続いて、CPU18ではこの記録条
件で相変化ディスク1のライトテスト領域に11T連続
パターンを記録する(S15)。Pc/aの値として
は、先にS7で得られた値を用いるものとする。
【0032】次に、CPU18では各部を制御してライ
トテスト領域に記録された11T連続パターンを再生す
る(S16)。得られた再生信号は微分回路16で微分
され(S16)、更に微分信号振幅検出回路17では1
1T連続パターンの微分信号のプラス側の振幅(d/d
t(LE))、マイナス側の振幅(d/dt(TE))
が検出される(S17)。つまり、微分信号振幅検出回
路17によって11T連続パターンの微分信号の前エッ
ジ、後エッジの傾きが検出される。得られた振幅値はA
/D変換器でCPU18に取り込まれる。ここで、再生
信号を微分しているのは、再生信号の傾きの度合を検出
するためであるが、これについては後述する。
【0033】次いで、CPU18では、微分信号振幅検
出回路17で得られた11T連続パターンの微分信号の
プラス側の振幅(d/dt(LE))とマイナス側の振
幅(d/dt(TE))の差が0であるかどうかを判断
して(S18)、0でなければ得られた差の値をメモリ
に格納する。また、Pa2/aにΔPa2/aを加え
(S19)、この記録条件で再度ライトテスト領域11
T連続パターンの記録(S15)、11T連続パターン
の再生、微分(S16)、微分信号のプラス側とマイナ
ス側の振幅の検出(S17)、その差が0かどうかの判
断を行う(S18)。CPU18はこのようにS15〜
S19の処理を繰り返し行い、Pa2/aの値をΔPa
2/aづつ高くしていって、その都度11T連続パター
ンの微分信号のプラス側の振幅(d/dt(LE))と
マイナス側の振幅(d/dt(TE))の差の値が0で
あるかどうかを判断する。そして、S18において、d
/dt(LE)−d/dt(TE)=0となったとき
に、そのときのPa2/aの値をPa2/aの最適値P
a2/a optとして決定する(S20)。
【0034】図10にPa2/aの値を徐々に高くした
場合の11T連続パターンの微分信号のプラス側振幅と
マイナス側振幅の差の変化を示している。図10は実際
にPa2/aの値を変化させて11T連続パターンを記
録し、その再生微分信号の正負の振幅の差を測定した実
測データである。図10では、Pa2/aが8mWのと
きに微分信号のプラス側とマイナス側の振幅の差が0と
なり、Pa2/aの最適パワーは8.0mWであった。
以上でPc/a,Pa1/a,Pa2/aの最適値が決
定し(S21)、(1)のアモルファス状態で消去状態
を形成するパワーレベルPc/a、記録状態を形成する
パワーレベルPa1/a、Pa2/aを決定する処理が
終了する。
【0035】ここで、本実施形態では、前述のように最
長ピット(11T)の再生信号の微分信号のプラス側と
マイナス側の振幅を検出し、その差に基づいてPa2/
aの最適値を決定している。これについて説明する。図
11にPa2/aの値の違いによる11T連続パターン
の再生信号とその微分信号を示している。まず、図11
(a)はPa2/aが最適値よりも低い場合の信号波形
で、11T連続パターンの再生信号の右肩が下がったよ
うになっている。つまり、前エッジLEより後エッジT
Eの傾きが緩くなっており、理想的な楕円形のピットが
形成されていないことを示している。因みに、この場合
のピット形状としては、逆涙型となる。この11T連続
パターンの再生信号を微分すると、図11(a)の様な
微分波形になり、プラス側の振幅d/dt(LE)の方
がマイナス側の振幅d/dt(TE)より大きくなる。
【0036】図11(b)はPa2/aが最適値である
場合の信号波形で、11T連続パターンの再生信号は正
負対称な形になっている。この場合は、前エッジLEと
後エッジTEの傾きが等しくなり、理想的な楕円形のピ
ットが形成されていることを示している。この11T連
続パターンの再生信号を微分すると、図11(b)の様
な微分波形になり、プラス側の振幅d/dt(LE)と
マイナス側の振幅d/dt(TE)が等しくなる。最後
に、図11(c)はPa2/aが最適値よりも高い場合
の信号波形で、11T連続パターンの再生信号の右肩が
上がったようになっている。この場合は、前エッジLE
より後エッジTEの傾きが急峻になっており、理想的な
楕円形のピットが形成されていない状態にある。因み
に、このときは涙形のピットが記録されている。この1
1T連続パターンの再生信号を微分すると、図11
(c)の様な微分波形になり、プラス側の振幅d/dt
(LE)の方がマイナス側の振幅d/dt(TE)より
も小さくなる。
【0037】このように再生信号の前エッジ、後エッジ
の傾きとピットの形状には相関関係があり、前エッジと
後エッジの傾きからピットが理想的に記録されているか
どうかがわかる。そこで、本実施形態では、11T連続
パターンを理想的なピット形状で記録するために、Pa
2/aを変化させて記録し、再生信号の前エッジと後エ
ッジの傾きが等しくなる記録パワーを検出している。即
ち、11T連続パターンの再生信号の微分信号のプラス
側の振幅(d/dt(LE))とマイナス側の振幅(d
/dt(TE))が等しくなる記録パワーを検出するこ
とで、Pa2/aの最適値Pa2/a optを決定してい
る。
【0038】次に、(2)の相変化ディスクの前記録状
態が全面結晶状態において、消去状態を形成するパワー
レベルPc/c、記録状態を形成するパワーレベルPa
1/c,Pa2/cを決定する方法について説明する。
Pc/cは結晶状態において消去状態を形成するパワー
レベル、Pa1/c及びPa2/cは結晶状態において
記録状態を形成するパワーレベルである。図4のS21
は図5のS22に続いているので、以下図5を参照して
説明する。図5において、まず、CPU18では各部を
制御して相変化ディスク1のライトテスト領域に所定パ
ワーPwの光ビームをDC照射して全面結晶状態に形成
する(S22)。DC照射するパワーレベルPwとして
は、図3のS7で得られたPc/aの値を用いるものと
する。ライトテスト領域の結晶状態化が終了すると、C
PU18では記録パワーの初期値Pw′を設定する(S
23)。この場合の初期値としては、先のPc/aより
も少し小さい値に設定する。その後は、図3のS4〜S
6と同じ処理を行って結晶状態において消去状態を形成
するパワーレベルPc/cを決定する。
【0039】即ち、CPU18は各部を制御して初期値
の記録パワーによりライトテスト領域に11T連続パタ
ーンを記録する(S24)。次いで、それを再生し、振
幅検出回路14で再生信号の振幅レベルを検出してメモ
リに格納する(S25)。また、初期値の記録パワーP
w′にΔPw′を加えて(S26)、再度その記録パワ
ーで11T連続パターンを記録する。以下、S24〜S
26の処理を繰り返し行い、記録パワーを所定量づつ増
加していって、その都度再生信号の振幅レベルを検出す
る。この場合も、図7で説明したように記録パワーを変
化させると、再生信号はある記録パワーで立ち上がって
飽和し、その後、一旦減少して再び増加し飽和する。但
し、先の前記録状態がアモルファス状態の場合に比べて
結晶状態の場合は、記録媒体の反射率が高く、熱の吸収
率が小さいので、再生信号は記録パワーが大きい方にシ
フトして現われる。CPU18では得られた記録パワー
と再生信号振幅の関係をもとに、先の前記録状態がアモ
ルファス状態の場合と同様に、再生信号の最初の飽和期
間の中間に相当する記録パワーレベルを前記録状態が結
晶状態において消去状態を形成するパワーレベルPc/
cとして算出する(S27)。
【0040】次に、CPU18では、結晶状態において
記録状態を形成するパワーレベルPa1/cを求める処
理を行う。これも、図3のS8〜S13の処理と全く同
じである。まず、Pa1/cの初期値として先に得られ
たPc/cを用いてPc/c+αと設定する(S2
8)。続いて、Pa1/c=Pa2/cとし、この記録
パワーの条件でライトテスト領域に11T連続、3T連
続パターンを記録する。Pc/cの値としては、S27
で得られた値を用いるものとする。記録が終了すると、
それを再生し、アシンメトリ検出回路15で11T連続
パターン及び3T連続パターンの再生信号のピーク値と
ボトム値の中間値であるSL(11T)、SL(3T)
をそれぞれ検出する(S30)。更に、アシンメトリ検
出回路15では、SL(11T)とSL(3T)の差Δ
SLを検出し(S31)、CPU18ではその値をメモ
リに格納する(S32)。
【0041】以下、S29〜S33の処理を繰り返し行
い、Pa1/cをΔPa1/cづつ高くしていって、そ
の都度11T連続パターンと3T連続パターンの再生信
号のピーク値とボトム値の中間値の差ΔSLを検出す
る。このようにして図8と同様のPa1/cとΔSLの
関係のデータが得られ、CPU18では得られたデータ
をもとにΔSLが0のときのPa1/cの値をPa1/
cの最適パワーレベルPa1/a optとして決定する。
この場合も、図9で説明したように11T連続パターン
と3T連続パターンの再生信号のピーク値とボトム値の
中間値の差であるΔSLが0であれば、最短ピットであ
る3Tを正確に3Tの長さに記録できるという理由に基
づいている。従って、ΔSLが0のときのPa1/cの
値を最適パワーレベルPa1/c optとして得ることが
できる。
【0042】次に、結晶状態において記録状態を形成す
るパワーレベルPa2/cを決定する処理を行う。この
処理は、図4のS14〜S20と全く同じである。な
お、図5のS32は図6のS34に続いているので、以
下図6を参照して説明する。まず、CPU18では先に
得られた結果からPa1/cの値をPa1/c optと設
定し、Pa2/cの初期値を0.8×Pa1/cと設定
する(S34)。Pc/cはS27で得られた値を用い
るものとする。この記録パワーの条件で、ライトテスト
領域に11T連続パターンを記録し(S35)、その
後,それを再生して微分回路16で再生信号を微分する
(S36)。また、微分信号振幅検出回路17で微分信
号のプラス側振幅d/dt(LE)及びマイナス側振幅
d/dt(TE)を検出し(S37)、CPU18では
その差が0であるかどうかを判断する(S38)。0で
なければ、差の値をメモリに格納し、Pa2/cにΔP
a2/cを加えて(S39)、再度S35からの処理を
行う。
【0043】このようにS35〜S39の処理を繰り返
し行い、Pa2/cの値を所定量づつ増加していって、
その都度11T連続パターンの再生微分信号のプラス
側、マイナス側の振幅を検出し、その差が0であるかど
うかを判断する。このような処理を行うことにより、図
10と同様のデータが得られ、d/dt(LE)−d/
dt(TE)=0となるときのPa2/cの値をPa2
/cの最適パワーレベルPa2/c optとして決定する
(S40)。この場合も、図11で説明したように11
T連続パターンの再生微分信号のプラス側とマイナス側
の振幅の差が0であれば、11T連続パターンを理想的
なピット形状に記録できるという理由に基づいている。
よって、11T連続パターンの再生微分信号のプラス側
とマイナス側の振幅が等しくなる記録パワーを検出する
ことで、Pa2/cの最適値を見つけるようにしてい
る。以上で前記録状態が結晶状態において、消去状態を
形成するパワーレベルPc/c、記録状態を形成するパ
ワーレベルPa1/c及びPa2/cの最適値が決定す
る(S41)。
【0044】次に、(3)について説明する。以上の処
理では、ディスクをアモルファス状態と結晶状態にし、
それぞれの状態において最適パワーレベルを決定してい
る。但し、相変化ディスクの実際の記録状態において
は、アモルファス状態と結晶状態が混在し、その上から
オーバーライトを行うものである。本実施形態では、実
際の記録状態においては3T〜11Tの長さのマークと
スペースがランダムにディスク上に記録されるというこ
とから、アモルファス状態と結晶状態が等しい比率で存
在すると考え、(1),(2)で得られた各々の最適値
をそれぞれ平均して各パワーレベルの実際の最適値を算
出している。即ち、図6のS42においてCPU18は
図2の消去状態を形成するパワーレベルPcとして、P
c=(Pc/a+Pc/c)/2、記録状態を形成する
パワーレベルPa1として、Pa1=(Pa1/a+P
a1/c)/2、記録状態を形成するパワーレベルPa
2として、Pa2=(Pa2/a+Pa2/c)の演算
処理を行う。以上でマルチパルス記録波形における多値
の各パワーレベルの最適値を決定し、CPU18では半
導体レーザ駆動回路19を制御して半導体レーザ5の多
値のパワーレベルを各々得られた最適値に調整してライ
トテストを終了する。
【0045】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。ディスク1の線速度がどの記録位置でも一定の場
合は、記録パワーを変える必要はないが、例えばCAV
方式のようにディスク1の記録位置によって線速度が異
なる場合は、それに応じて半導体レーザ5の記録パワー
を変える必要がある。本実施形態は、このような場合の
例である。図12にディスク1の記録半径位置(線速)
と記録パワーの関係を示しており、線速度と記録パワー
の間には比例関係がある。従って、このような場合は、
図3〜図6で説明したライトテストは、例えばディスク
1の内周、中周及び外周で行うものとし、各位置で得ら
れたPc,Pa1,Pa2の値をメモリに格納してお
き、それに基づいて直線近似によりディスク1の半径位
置に応じてPc,Pa1,Pa2の値を変えるようにす
る。こうすることにより、記録位置に関係なく、記録に
要するエネルギーを一定にすることができる。また、ラ
イトテストはディスク1が交換されるごとに行うと説明
したが、これに限らず、情報の記録前に必ず行ってもよ
いし、あるいはディスク1がセットされた後も一定時間
ごとに定期的に行ってもよい。
【0046】なお、以上の実施形態では、マルチパルス
記録によるレーザ点灯波形を図2のような点灯波形とし
たが、本発明はこれに限ることなく、例えば図13
(a)、図13(b)、あるいは図13(c)のような
点灯波形の場合にも適用することができる。図13
(a)〜(c)は図2と同様に5Tパターンを記録する
ときのレーザ点灯波形を示している。図2との違いを説
明すると、まず、図13(a)はPa1の前のクーリン
グギャップがない点のみが違っている。また、図13
(b)の点灯波形は、Pa1の前のクーリングギャップ
がない点及びPa2の最小レベルがPrである点で異な
っている。図13(c)の点灯波形は、Pa2の最小レ
ベルがPrである点でのみ異なっている。いずれの点灯
波形においても、本発明のライトテストによって各々の
多値の記録パワーレベルを最適値に調整することができ
る。
【0047】また、以上の実施形態では、Pc,Pa
1,Pa2,Pr(=Pb)の4値で制御する4値制御
の場合のライトテストを例として説明したが、本発明は
これに限ることなく、例えばPc,Pa,Pr(=P
b)の3値で制御する3値制御の場合にも適用すること
ができる。この3値制御の場合は、ライトテストは次の
ように行う。まず、図3のS1〜S7までは4値制御と
同じで、前記録状態がアモルファス状態で消去状態を形
成するパワーレベルPc/aを検出する。次に、記録状
態を形成するパワーレベルはPaのみであるので、図3
のS8でPa/a=Pc/a+αとし、S9でそのPa
/aのパワーレベルで11T連続、3T連続パターンを
記録する。
【0048】続いて、S10で11T,3T連続パター
ンを再生して11Tと3Tの再生信号のスライスレベル
を検出し、S11で11Tと3Tのスライスレベルの差
ΔSLを検出し、得られたΔSLをメモリ格納する(S
12)。以上のS19〜S13の処理を繰り返し行い、
Pa/aの値をΔPa/aづつ高くしていって、その都
度11T連続パターンの再生信号のスライスレベルSL
(11T)と3T連続パターンの再生信号のスライスレ
ベルSL(3T)の差ΔSLを検出すると、図8の様な
データを得ることができる。この結果をもとにSL(1
1T)−SL(3T)=0となるときのPa/aの値を
最適パワーレベルPa/a optとして決定する。
【0049】同様にして、前記録状態が結晶状態の場合
において消去状態を形成するパワーレベルPa/c、記
録状態を形成するパワーレベルPc/cを検出し、それ
ぞれの検出結果の平均値を算出して実際の記録状態での
アモルファス状態(記録)を形成するパワーレベルPa
と結晶状態(消去)を作成するパワーレベルPcを決定
する。以上のような流れで3値制御の場合のライトテス
トを終了する。このように本発明は、3値制御の場合の
ライトテストにも適用が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。 (1)相変化記録媒体の前記録状態がアモルファス状態
と結晶状態のそれぞれの状態において、所定信号の記録
パワーとその再生信号振幅の関係に基づいて消去状態を
形成するパワーレベルを求め、しかも、記録媒体上のア
モルファス状態と結晶状態の存在比率を考慮して最適パ
ワーレベルを決定するので、記録媒体の特性に応じた正
確な値であって、実際の使用状態にも合った正確なパワ
ーレベルを得ることができる。 (2)同様に前記録状態がアモルファス状態と結晶状態
において、所定の長さの異なる2つの信号の記録パワー
とその再生信号のピーク値とボトム値の中間値の関係に
基づいて記録状態を形成するパワーレベルを求め、アモ
ルファス状態と結晶状態の存在比率を考慮して最適パワ
ーレベルを決定するので、最短ピットを正確にその長さ
に記録することができる。 (3)同様に前記録状態がアモルファス状態と結晶状態
において、所定信号の記録パワーとその再生微分信号の
正負の振幅の関係に基づいて記録状態を形成するもう一
方のパワーレベルを求め、アモルファス状態と結晶状態
の存在比率を考慮して最適パワーレベルを決定するの
で、最長ピットであっても正確にその長さに記録するこ
とができる。 (4)従って、記録マークの大きさの不揃いや、記録マ
ークの位置ずれ、あるいは前の情報の消し残りなどがな
くなり、最短ピットから最長ピットまでを正確に記録す
ることができ、情報の高密度記録やピットエッジ記録に
十分に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施形態
を示した構成図である。
【図2】図1の実施形態の5Tパターンを記録するとき
のレーザ点灯波形を示した図である。
【図3】本発明のライトテスト方法の一実施形態を示し
たフローチャートである。
【図4】本発明のライトテスト方法の一実施形態を示し
たフローチャートである。
【図5】本発明のライトテスト方法の一実施形態を示し
たフローチャートである。
【図6】本発明のライトテスト方法の一実施形態を示し
たフローチャートである。
【図7】アモルファス状態で消去状態を形成するパワー
レベルPc/aを決定する方法を説明するための図であ
る。
【図8】アモルファス状態で記録状態を形成するパワー
レベルPa1/aを決定する方法を説明するための図で
ある。
【図9】アモルファス状態でPa1/aの違いによる1
1T連続パターン、3T連続パターンの再生信号のΔS
Lの変化を示した図である。
【図10】アモルファス状態で記録状態を形成するパワ
ーレベルPa2/aを決定する方法を説明するための図
である。
【図11】アモルファス状態でPa2/aの違いによる
11T連続パターンの再生信号の前エッジと後エッジの
傾き及びその微分信号の正負の振幅の変化を示した図で
ある。
【図12】ディスクの記録半径位置と記録パワーの関係
を示した図である。
【図13】本発明を適用しうる5Tパターンの点灯波形
の他の例を示した図である。
【図14】従来例の相変化ディスク装置を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 相変化ディスク 2 記録膜 3 スピンドルモータ 4 光学ヘッド 5 半導体レーザ 9 対物レンズ 11 光センサ 12 AT/AF回路 14 振幅検出回路 15 アシンメトリ検出回路 16 微分回路 17 微分信号振幅検出回路 18 CPU 19 半導体レーザ駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の記録パワーを多値制御により制御
    して相変化記録媒体に情報を記録するに当たり、前記記
    録媒体にライトテストを行って前記光源の多値の記録パ
    ワーをそれぞれ最適値に調整するライトテスト方法であ
    って、前記記録媒体のライトテスト領域に光ビームを照
    射してアモルファス状態及び結晶状態とし、それぞれの
    状態において前記ライトテスト領域における所定信号の
    記録パワーとその再生信号振幅の関係に基づいて消去状
    態を形成するパワーレベル、前記ライトテスト領域にお
    ける所定の長さの異なる2つの信号の記録パワーとその
    再生信号のピーク値とボトム値の中間値の差の関係に基
    づいて記録状態を形成するパワーレベルをそれぞれ決定
    し、前記アモルファス状態、結晶状態で得られた結果及
    び記録媒体上のアモルファス状態と結晶状態の存在比率
    から消去状態を形成する最適パワーレベル、記録状態を
    形成する最適パワーレベルをそれぞれ決定することを特
    徴とするライトテスト方法。
  2. 【請求項2】 光源の記録パワーを多値制御により制御
    して相変化記録媒体に情報を記録するに当たり、前記記
    録媒体にライトテストを行って前記光源の多値の記録パ
    ワーをそれぞれ最適値に調整するライトテスト方法であ
    って、前記記録媒体のライトテスト領域に光ビームを照
    射してアモルファス状態及び結晶状態とし、それぞれの
    状態において前記ライトテスト領域における所定信号の
    記録パワーとその再生信号振幅の関係に基づいて消去状
    態を形成するパワーレベル、前記ライトテスト領域にお
    ける所定の長さの異なる2つの信号の記録パワーとその
    再生信号のピーク値とボトム値の中間値の差の関係に基
    づいて記録状態を形成する第1のパワーレベル、前記ラ
    イトテスト領域における所定信号の記録パワーとその再
    生微分信号の正負の振幅の差の関係に基づいて記録状態
    を形成する第2のパワーレベルをそれぞれ決定し、前記
    アモルファス状態、結晶状態で得られた結果及び記録媒
    体上のアモルファス状態と消去状態の存在比率から消去
    状態を形成する最適パワーレベル、記録状態を形成する
    第1及び第2の各最適パワーレベルをそれぞれ決定する
    ことを特徴とするライトテスト方法。
  3. 【請求項3】 相変化記録媒体に光源の記録パワーを多
    値制御により制御して情報を記録する光学的情報記録再
    生装置において、前記記録媒体のライトテスト領域に光
    ビームを照射してアモルファス状態及び結晶状態を形成
    する手段と、それぞれの状態において前記ライトテスト
    領域における所定信号の記録パワーとその再生信号振幅
    の関係に基づいて消去状態を形成するパワーレベル、前
    記ライトテスト領域における所定の長さの異なる2つの
    信号の記録パワーとその再生信号のピーク値とボトム値
    の中間値の差の関係に基づいて記録状態を形成するパワ
    ーレベルをそれぞれ決定する手段と、前記アモルファス
    状態、結晶状態で得られた結果及び記録媒体上のアモル
    ファス状態と結晶状態の存在比率から消去状態を形成す
    る最適パワーレベル、記録状態を形成する最適パワーレ
    ベルをそれぞれ決定する手段とを有することを特徴とす
    る光学的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 相変化記録媒体に光源の記録パワーを多
    値制御により制御して情報を記録する光学的情報記録再
    生装置において、前記記録媒体のライトテスト領域に光
    ビームを照射してアモルファス状態及び結晶状態を形成
    する手段と、それぞれの状態において前記ライトテスト
    領域における所定信号の記録パワーとその再生信号振幅
    の関係に基づいて消去状態を形成するパワーレベル、前
    記ライトテスト領域における所定の長さの異なる2つの
    信号の記録パワーとその再生信号のピーク値とボトム値
    の中間値の差の関係に基づいて記録状態を形成する第1
    のパワーレベル、前記ライトテスト領域における所定信
    号の記録パワーとその再生微分信号の正負の振幅の差の
    関係に基づいて記録状態を形成する第2のパワーレベル
    をそれぞれ決定する手段と、前記アモルファス状態、結
    晶状態で得られた結果、及び記録媒体上のアモルファス
    状態と結晶状態の存在比率から消去状態を形成する最適
    パワーレベル、記録状態を形成する第1及び第2の各最
    適パワーレベルをそれぞれ決定する手段とを有すること
    を特徴とする光学的情報記録再生装置。
JP8033617A 1996-02-21 1996-02-21 ライトテスト方法及び光学的情報記録再生装置 Pending JPH09231571A (ja)

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