JP3183436U - ブロー成形機における型締装置と、この型締装置を備えるブロー成形機 - Google Patents
ブロー成形機における型締装置と、この型締装置を備えるブロー成形機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3183436U JP3183436U JP2012004209U JP2012004209U JP3183436U JP 3183436 U JP3183436 U JP 3183436U JP 2012004209 U JP2012004209 U JP 2012004209U JP 2012004209 U JP2012004209 U JP 2012004209U JP 3183436 U JP3183436 U JP 3183436U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- mold clamping
- blow molding
- molding machine
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】一対の型板18A.18Bを分割金型の全開位置から相互接近する方向に移動し、所定寸法接近したところで、環状の溝50Aに掛け合い爪機構70の一対の爪70Aを掛け合いする。この後、油圧シリンダ装置22を作動し、前記ピストンロッド22Cに対してシリンダ22Aを油圧力で型締め方向に移動し、油圧シリンダ装置22が取り付けられた他方の型板18Bを一方の型板18A方向に移動し、分割金型同士を当接し、所望の型締め力を発生させるとともに、その反力を爪機構70と可動枠60で受け止め、金型のロック作用も行う。
【選択図】図1
Description
この従来のブロー成形機における型締装置は、ベース上に敷設されたレールに互いに接近および離間できるように案内された左右一対の架台と、前記架台の垂直板にそれぞれ型開閉方向へ移動可能に支持された一対の型板と、前記型板にそれぞれ取り付けられた分割金型と、前記架台とともに型板を互いに接近させて前記分割金型を型閉じしたときに前記架台同志が型開き方向へ移動しないようにロックするためのロック機構を備えている。そして、前記架台にはベース側へ突出したスピンドルナット部が設けられており、前記スピンドルナット部にはモーターにより正逆回転されるスピンドルの互いに逆向きのねじ部がそれぞれ螺合されている。また、前記型板には前記架台に一体的に設けられた中間板に支持された複数の流体圧シリンダのそれぞれのピストンロッドが固着されている。
上記従来のブロー成形機における型締装置において、型開きされた分割金型間に押出ダイよりパリソンを押し出して配置したのち、モーターによりスピンドルを型閉じ方向へ回転させることにより架台とともに分割金型を移動させて型閉じを行ない、ロック型締め機構によって型開き方向へ移動しないようにロックするとともにパリソンを挟持し、次いで、前記ロック型締め機構により分割金型に型締力を作用させ型締めを行う。
前記従来の技術におけるロック型締め機構は、少なくとも1対4組のメス、オスの着脱可能な掛け合い部を先端に有するロッドを備え、各組の一対のロッドのうち、メス側のロッドの長さは固定され、オス側のロッドは型締板送り装置(例えば油圧シリンダまたは、電動ボールネジ)により、メス側のロッドに対して接近する方向に送られ、オス側のロッドにおける掛け合い部がメス側のロッドにおける掛け合い部に入り込み、前記分割金型の閉じ限界の10〜50mm手前でこのオス側のロッドは一時停止され、その後、その軸線周りに90°回転させられて、オス側のロッドにおける掛け合い部がメス側のロッドにおける掛け合い部に係合し引っ掛かり、この後、更にこのオス側のロッドをメス側のロッドから離反する方向に移動させ、型締力を発生させている(特許文献1)。
前記オス側ロッドはその軸線方向での移動とその軸線周りでの回転とを行う複合油圧シリンダを使用しているため、駆動装置として複雑な油圧シリンダ構造となっている。
前記ロック型締め機構は、前記型板に対して対角線上に配置された水平で上下一対のタイロッドを備え、相互平行に配置された各タイロッドの一端は一方の型板に固定され各タイロッドは他方の型板に設けた前記油圧シリンダ装置のシリンダ中央に貫通して配置した軸受に支持され、前記油圧シリンダ装置を貫通し、これらタイロッドの他端は共通の可動枠に固定され、金型全開時には各タイロッド周面に設けた環状の溝から離反し、型板同士が相互に接近し、所定寸法接近した時にタイロッド周面に設けた環状の溝に自動掛け合いする開閉可能の掛け合い爪機構が、型板に設けた油圧シリンダ装置のピストンロッドの先端部に連結されていることを特徴とするブロー成形機における型締装置としてある。
関連考案は、前記の型締装置を備えることを特徴とするブロー成形機としてある。
請求項3記載のブロー成形機は、ブロー成形時に請求項1、2記載の型締装置の効果を発揮できる。
図1において、10はベースであり、このベース10上に敷設された水平なレール12に互いに接近および離間可能に案内される左右一対の架台14と、各架台14をラック装置を介して接近離間移動させる単一の電動モーターであるサーボモーターまたはインバータモーター16と、各架台14の垂直板に支持された一対の型板18A.18Bと、型板18A.18Bの相互接近時に作動し、型締め力を発生可能に前記型板18A.18Bに配備した型締め用の油圧シリンダ装置22と、前記型板18A.18Bの中央部分にそれぞれ取り付けられた分割金型(図示せず)と、前記型板18A.18Bを互いに接近させて前記分割金型を型閉じしたときに前記型板18A.18B同士が型開き方向へ移動しないようにロックし型締めするためのロック型締め機構30を、ブロー成形機における型締装置40は備える。
前記ロック型締め機構30は、前記型板18A.18Bに対して対角線上に配置された水平で上下一対のタイロッド50を備え、相互平行に配置された各タイロッド50の一端は一方の型板18Aに固定され各タイロッド50は他方の型板18Bに設けた前記油圧シリンダ装置22のシリンダ22A中央に貫通して配置した軸受22Bに支持され、前記油圧シリンダ装置22を貫通し、これらタイロッド50の他端は共通の可動枠60に固定され、金型全開時には各タイロッド50周面に設けた環状の溝50Aから離反し、型板18A.18B同士が相互に接近し、所定寸法接近した時にタイロッド50周面に設けた前記環状の溝50Aに自動掛け合いする開閉可能の掛け合い爪機構70が、型板に設けた油圧シリンダ装置22のピストンロッド22Cの先端部に連結されている(図2.図3参照)。
前記爪機構70は、前記タイロッド50の前記溝50Aに半径方向から掛け合い、離反可能な一対の爪70Aを備え、前記一方の型板18Aの移動に伴う前記タイロッド50の前後動に従い、前記環状溝50Aに前記一対の爪70Aを掛け合い、離反する爪駆動装置70Bが設けてある。この爪駆動装置70Bのシリンダ部分は前記油圧シリンダ装置22のピストンロッド22Cに固定され、そのシリンダ部分内で往復動するピストンに、前記一対の爪70Aが開閉可能に連結されている(図2.図3参照)。
前記油圧シリンダ装置22は、中央部に貫通する前記軸受22Bを有する環状のシリンダ22Aを備え、前記シリンダ22A内壁と前記軸受22Bの外壁間には環状の油圧室が外部に対して液密に形成され、この油圧室内に、環状のピストンが往復動可能に配置され、このピストンの前記ピストンロッド22Cの先端部に前記掛け合い爪機構70が連結され、前記軸受22B内に前記タイロッド50は摺動可能に配置される(図2.図3参照)。
この後、前記油圧シリンダ装置22の油圧室への作動油の供給、排出を制御し、前記ピストンロッド22Cに対してシリンダ22Aを油圧力で型締め方向に移動し、前記油圧シリンダ装置22が取り付けられた他方の型板18Bを一方の型板18A方向に移動し、前記分割金型同士を当接し(図1参照)、所望の型締め力を発生させるとともに、その反力を前記爪機構70と可動枠60で受け止め、金型のロック作用も行う。この状態で型締めした分割金型のキャビティ内に供給されているパリソンにエアを吹き込みし、合成樹脂製成形品をブロー成形した後、前記と逆の手順で全開位置に前記型板18A.18Bを復帰させる。
前記サーボモーターに代えて、油圧装置を設けても、この考案の技術範囲に入ることは言うまでもない。
22 油圧シリンダ装置
50 タイロッド
50A 環状の溝
70 爪機構
Claims (3)
- 一対の型板の相互接近時に作動し、型締め力を発生可能に前記型板に配備した型締め用の油圧シリンダ装置と、前記型板を互いに接近させて分割金型を型閉じしたときに前記型板同士が型開き方向へ移動しないようにロックし型締めするためのロック型締め機構を備えるブロー成形機における型締装置において、
前記ロック型締め機構は、前記型板に対して対角線上に配置された水平で上下一対のタイロッドを備え、相互平行に配置された各タイロッドの一端は一方の型板に固定され各タイロッドは他方の型板に設けた前記油圧シリンダ装置のシリンダ中央に貫通して配置した軸受に支持され、前記油圧シリンダ装置を貫通し、これらタイロッドの他端は共通の可動枠に固定され、金型全開時には各タイロッド周面に設けた環状の溝から離反し、型板同士が相互に接近し、所定寸法接近した時にタイロッド周面に設けた前記環状の溝に自動掛け合いする開閉可能の掛け合い爪機構が、型板に設けた油圧シリンダ装置のピストンロッドの先端部に連結されていることを特徴とするブロー成形機における型締装置。 - 前記爪機構は、前記タイロッドの前記溝に半径方向から掛け合い、離反可能な一対の爪を備え、前記一方の型板の移動に伴う前記タイロッドの前後動に従い、前記環状溝に前記一対の爪を掛け合い、離反する爪駆動装置が設けてあることを特徴とする請求項1記載のブロー成形機における型締装置。
- 請求項1または2記載の型締装置を備えることを特徴とするブロー成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004209U JP3183436U (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | ブロー成形機における型締装置と、この型締装置を備えるブロー成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004209U JP3183436U (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | ブロー成形機における型締装置と、この型締装置を備えるブロー成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3183436U true JP3183436U (ja) | 2013-05-23 |
Family
ID=50427397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004209U Expired - Lifetime JP3183436U (ja) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | ブロー成形機における型締装置と、この型締装置を備えるブロー成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183436U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112691757A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-04-23 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种夹持装置及夹持方法 |
-
2012
- 2012-06-22 JP JP2012004209U patent/JP3183436U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112691757A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-04-23 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种夹持装置及夹持方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9884364B2 (en) | Molding apparatus | |
KR101273052B1 (ko) | 사출 성형기의 형체 기구 | |
CN104139490B (zh) | 一种注塑拉头快速成型装置及方法 | |
JP3189547U (ja) | 型締め装置と、ブロー成形機における型締め用の油圧シリンタ装置、並びにこの型締め装置を備えるブロー成形機 | |
CN106273292B (zh) | 用于成型机的闭合单元以及成型机 | |
CN204019878U (zh) | 注塑模 | |
JP3183436U (ja) | ブロー成形機における型締装置と、この型締装置を備えるブロー成形機 | |
CN107263822A (zh) | 注塑模具延长顶出行程装置 | |
CN206011621U (zh) | 一种内胆注塑模具 | |
JP2014069417A (ja) | ブロー成形機の金型の型締め装置 | |
JP2008062554A (ja) | 型締め方法とこの方法を実施するための合成樹脂成形機における型締装置 | |
CN104175537A (zh) | 一种中空吹塑成型机双模具合模装置 | |
CN103991188A (zh) | 注塑机的合模单元和注塑机 | |
CN113306101A (zh) | 一种液压两板式塑料注射成型机 | |
US20190315033A1 (en) | Mold apparatus | |
CN103264488A (zh) | 一种带侧向分型抽芯的注射模具 | |
CN206544288U (zh) | 一种易脱模手机保护套注塑模具 | |
CN102658633A (zh) | 一种应用于注塑机的机械手 | |
JP2006007778A (ja) | 射出成形装置のための閉鎖ユニット | |
CN209580291U (zh) | 一种双色注塑射台 | |
CN202753360U (zh) | 二板式注塑机合模机构 | |
CN106003626A (zh) | 对产品降温的绝缘骨架注塑模具 | |
JP5679038B2 (ja) | 圧縮成形装置 | |
CN209191234U (zh) | 一种具有倾斜滑块的模具 | |
CN203171978U (zh) | 注塑模具加压定型机构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3183436 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160424 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |