JP3182860B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP3182860B2
JP3182860B2 JP09652792A JP9652792A JP3182860B2 JP 3182860 B2 JP3182860 B2 JP 3182860B2 JP 09652792 A JP09652792 A JP 09652792A JP 9652792 A JP9652792 A JP 9652792A JP 3182860 B2 JP3182860 B2 JP 3182860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
region
electrode
mos transistor
serving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09652792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05299604A (ja
Inventor
豊 冨田
Original Assignee
関西日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 関西日本電気株式会社 filed Critical 関西日本電気株式会社
Priority to JP09652792A priority Critical patent/JP3182860B2/ja
Publication of JPH05299604A publication Critical patent/JPH05299604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3182860B2 publication Critical patent/JP3182860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特にDRAM(Dynamic Random Access Memory)におけ
るセル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置は、図5に縦
断面図として示すように,P型のシリコン基板1上に,
メモリセルのトランスファーゲートとなるMOS型のト
ランジスタの一方の電極であり、メモリセルのビット線
の接続領域となるn+ 型不純物拡散領域2と、メモリセ
ルのトランスファーゲートとなるMOS型トランジスタ
のゲート電極ともなるメモリセルのワード線8と、メモ
リセルのランスファーゲートとなるMOS型トランジ
スタの他方の電極であるn+ 型拡散領域2aと接続する
第1容量電極4と、第1容量電極4上に誘電体膜5を介
して第2容量電極6を有し、さらに一方のn+ 型拡散領
域2に、メモリセルのデータ線となるビット線9が接続
される構造となっていた。
【0003】なお、図5中3は絶縁領域、7は層間絶縁
膜である。
【0004】こうした従来例としては、例えば、超LS
Iプロセスデータハンドブック:サイエンスフォーラ
ム;72-73,1990に多く記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の半導体装置は、メモリセルのトランスファーゲートと
なるMOS型トランジスタのチャンネル領域が、シリコ
ン基板1の表面上に存在しているため、シリコン基板1
上のMOS型トランジスタのチャンネル領域の占める平
面積が図5に示すように大きくなり、また第1容量電極
4とトランスファーゲートとなるMOS型トランジスタ
との接続に必要なn+ 型不純物拡散領域2aがシリコン
基板1上に必要なため、シリコン基板1上に占めるトラ
ンスファーゲートとなるMOS型トランジスタに必要と
する設計面積が図6に平面図として示すように点線領域
15のように大きくなる欠点があった。そため、2ビ
ット分のメモリセルとなる基本メモリセル領域が図6に
示す二点鎖線領域16のように(例えば1.75μm×
6.5μmのように)大きくなる欠点があった。
【0006】なお、点線領域15は、絶縁分離領域形成
時、実面積は狭くなるために、図5に示す出来上がりの
シリコン基板上のトランスファーゲートなるMOS型
トランジスタの面積は、点線領域よりは小さくなってい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、第1容量電極の一部領域と半導体基板上とに、メモ
リセルのトランスファーゲートとなるMOS型トランジ
スタのチャンネル領域10が存在し、第1容量電極自体
が、メモリセルのトランスファーゲートなるMOS型ト
ランジスタの一方の電極として構成されている。
【0008】
【作用】上記の構成によると、メモリセルのトランスフ
ァーゲートなるMOS型トランジスタのチャンネル領域
のシリコン基板上に占める面積が小さくなり、第1容量
電極自体がメモリセルのトランスファーゲートとなるM
OS型トランジスタの一方の電極となっているため、図
5で示した従来のMOS型トランジスタにおけるn+ 型
不純物拡散領域2aが必要でなくなり、その結果メモリ
セルの面積を小さく出来る。
【0009】
【実施例1】以下、この発明について図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、この発明の第1の実施例の半導体
装置の縦断面図である。図において、1はP型シリコン
基板、2はメモリセル部のトランスファーゲートとなる
MOS型トランジスタの一方の電極部であるn+ 型拡散
領域3は絶縁領域、4はメモリセルの第1容量電極、
7は層間絶縁膜、8はメモリセルのワード線でありメモ
リセルのトランスファーゲート電極である。9はメモリ
セルのビット線で、10に示す部分はメモリセルのトラ
ンスファーゲートとなるMOS型トランジスタのチャン
ネル領域の存在する領域である。
【0011】ここで第1容量電極4、第2容量電極6及
びワード線8はポリシリコンで形成する。図3は図1の
要部拡大図である。第1容量電極4は(図1には図示し
ないが)図3に示すように容量形部4aはn+ 型に、
チャンネル領域4bはP型に形成する。
【0012】上記の半導体装置では、メモリセルのトラ
ンスファーゲートとなるMOS型トランジスタのチャン
ネル領域が、第1容量電極上に立体的に形成されている
ことにより、チャンネル領域のシリコン基板上に占める
面積が図1のように小さくなりメモリセル面積が小さく
利点がある。
【0013】また、この実施例で、チャンネル領域10
の一部が第1容量電極4上に存在しているが、n+ 型拡
散領域2を絶縁領域3に接して形成し、チャンネル領域
10の全部が容量電極4上に存在してもよい。(図示せ
ず)この実施例によれば、図2に示す平面図のようにシ
リコン基板上に占めるトランスファーゲートとなるMO
S型トランジスタに必要となる設計面積が点線部17領
域のように小さくなり、2ビット分のメモリセルとなる
基本メモリセル領域が二点鎖線領域18のように小さく
なる。
【0014】
【実施例2】図4は、この発明の第2の実施例の縦断面
図である。この実施例は前記第1の実施例で絶縁領域に
凹部を形成することにより、第1容量電極4、誘電体膜
5、2容量電極6にそれぞれ凹部を形成した点を除いて
は、第1の実施例と同様であるため、同一部分には同一
参照符号を付してその説明を省略する。この実施例で
は、容量部に凹部があるため容量が大きくなる利点があ
る。さらに、この利点を用いメモリセルの平面積を小さ
くすることが可能となる。
【0015】以上の説明のなかで、n型をP型、P型を
n型の導電体にそれぞれ置き換えられる。また、第2容
量電極6は金属膜でもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、メモ
リセルのトランスファーゲートとなるMOS型トランジ
スタのチャンネル領域を立体的に構成するために、シリ
コン基板上のチャンネル領域の平面を低減できる効果
がある。また、第1容量電極自体が、メモリセルのトラ
ンスファーゲートとなるMOS型トランジスタの一方の
電極となっているため、図6で示したn+ 型不純物拡散
領域2aが必要でなくなり、その結果メモリセルの面積
が小さくなる効果がある。
【0017】具体的には、図2・図6で示した例では、
二点鎖線で示した2ビット分の基本メモリセル平面積
が、1.75μm×6.5μmから、1.75μm×
5.25μmに縮小されている。従って19.2%メモ
リセル部の平面積が低減できたことになる。
【0018】なお、この例では、パターンの設計は、パ
ターン巾で最小0.75μm、パターン間隔で最小の
0.25μmを最小として設計してあり、メモリセル部
の容量は同一となるようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の縦断面図である。
【図2】 図1の実施例の平面図である。
【図3】 図1のチャンネル領域の拡大図である。
【図4】 この発明の実施例2の縦断面図である。
【図5】 従来のメモリセルの縦断面図である。
【図6】 図5の平面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板(P型) 2 n+ 型不純物拡散領域 3 絶縁領域 4 第1容量電極 5 誘電体膜 6 第2容量電極 8 ワード線 9 ビット線 10 チャンネル領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導電型半導体基板上に,MOS型ト
    ランジスタの一方の電極でありメモリセルのビット線の
    接続領域となる第2の導電型の拡散領域と、前記半導体
    基板に一端が接して絶縁領域上に形成されて、前記MO
    S型トランジスタのチャンネル領域となる第1の導電型
    領域を有しかつ前記MOS型トランジスタの電極であり
    メモリセルの第1の容量電極となる第2の導電型領域を
    有する第1の導電体層と、第2の容量電極となる第2の
    導電体層と、前記MOS型トランジスタのゲート電極お
    よびメモリセルのワード線となる第3の導電体層とを有
    し、前記MOS型トランジスタのチャンネル領域が半導
    体基板上と第1の導電体層上とにあることを特徴とする
    半導体装置。
JP09652792A 1992-04-16 1992-04-16 半導体装置 Expired - Fee Related JP3182860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09652792A JP3182860B2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09652792A JP3182860B2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05299604A JPH05299604A (ja) 1993-11-12
JP3182860B2 true JP3182860B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=14167617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09652792A Expired - Fee Related JP3182860B2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3182860B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2820085B2 (ja) * 1995-10-14 1998-11-05 日本電気株式会社 半導体記憶装置とその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05299604A (ja) 1993-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7151690B2 (en) 6F2 3-Transistor DRAM gain cell
KR860000716A (ko) 다이내믹형 메모리셀과 그 제조방법
JPH0554699B2 (ja)
US4131906A (en) Dynamic random access memory using MOS FETs and method for manufacturing same
US5225704A (en) Field shield isolation structure for semiconductor memory device and method for manufacturing the same
KR0157189B1 (ko) 반도체 기억장치 및 그 제조방법
JPS62174968A (ja) 半導体装置
JPS63281457A (ja) 半導体メモリ
JP3182860B2 (ja) 半導体装置
US4173819A (en) Method of manufacturing a dynamic random access memory using MOS FETS
JPS6041464B2 (ja) メモリセル
JPH0691216B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2825039B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH0321103B2 (ja)
KR0172817B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
KR0131720B1 (ko) 반도체소자
JP2949739B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPS5834949B2 (ja) 半導体メモリ装置
KR0135236B1 (ko) 디램 단위 셀 구조 및 그 제조방법
KR100220937B1 (ko) 반도체소자의 제조방법
JPS60167471A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH07123158B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0321104B2 (ja)
JPS6132466A (ja) 半導体集積回路装置
JPH0834299B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees