JP3182572B2 - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
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- JP3182572B2 JP3182572B2 JP22280997A JP22280997A JP3182572B2 JP 3182572 B2 JP3182572 B2 JP 3182572B2 JP 22280997 A JP22280997 A JP 22280997A JP 22280997 A JP22280997 A JP 22280997A JP 3182572 B2 JP3182572 B2 JP 3182572B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- coil
- assembly
- coil assembly
- tube assembly
- Prior art date
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Description
ルの励磁により固定鉄心に吸着可能に摺動されるソレノ
イドに関し、さらにソレノイドが、コイルが巻回される
コイルアッシーと、コイルアッシー内を挿通するように
配置され固定鉄心と可動鉄心とを備えるチューブアッシ
ーとを含み、コイルアッシーとチューブアッシーとを廉
価な手段で固着することに関する。
イルの励磁により可動鉄心が固定鉄心に対して接近離隔
するように摺動して、例えば油圧弁のスプールを移動さ
せるソレノイドにおいては、その構成は、主にコイルを
収納するコイルアッシーと、固定鉄心や可動鉄心を収納
するチューブアッシーとに分割される。コイルアッシー
は通常、コイルとコイルが巻回されるボビンとで構成す
るタイプのものや、コイル・ボビン・ヨークを一体的に
樹脂で成型して構成するタイプのものがある。また、チ
ューブアッシーは、固定鉄心と固定鉄心に摺動可能に配
置される可動鉄心とを含み、それぞれパイプで連結され
て一体化されコイルアッシー内に挿入される。チューブ
アッシーは、油圧弁体のスプールを作動する方法として
プッシュタイプとプルタイプがあり、プッシュタイプ・
プルタイプによって固定鉄心・可動鉄心の配置が異な
る。
内にチューブアッシーを挿通し、それぞれ固着すること
によって、ソレノイドを構成し、油圧弁対等に取り付け
るようになっている。
ド21は、図4に示すように、外ケース23と、外ケー
ス23内に配置されるコイルアッシー25及びヨーク2
8と、コイルアッシー25内に収納されるチューブアッ
シー29とからなっている。外ケース23は磁性体断面
略コ字形に形成され、後端面にチューブアッシー29が
挿通する孔23aが形成されている。
とボビン26に巻回されたコイル27とからなり、中空
状のボビン26内にチューブアッシー29が挿通され
る。
と、固定鉄心30に嵌合固着され、後端部にストッパ3
6が溶接して固着されたパイプ34と、パイプ34内に
摺動可能に配設される可動鉄心32とを有している。固
定鉄心30は、弁体Bに取り付けるように形成され、弁
体Bの図示しないスプールに接続する可動ピン33を内
部に挿通させている。パイプ34に固着されたストッパ
36はコイルアッシー25及び外ケース23の後端面よ
り突出して配置され、突出部の後端部に雄ねじ36aが
形成され、ナット37が螺合される。
るコイル27のリード線27aは、コイル後方から、外
ケース23の後壁23bをゴムキャップ35に保護され
ながら外ケース23の外部に接続される。
9は、コイルアッシー25の先端側から後方に向かって
挿入される。そして、外ケース23から突出したストッ
パ36の雄ねじ部36aに、非磁性体で形成された筒状
のカラー38をストッパ36の回りに配置した後、雄ね
じ36aに螺着したナット37で締め込みカラー38を
押圧することによって、チューブアッシー29とコイル
アッシー25とを固着するようにしていた。そしてコイ
ル27の励磁によって、外ケース23・ヨーク28・固
定鉄心30・可動鉄心32間に磁束が発生するため、可
動鉄心32が固定鉄心30に吸着される。
イプのソレノイドにおいても、コイルアッシーとチュー
ブアッシーとの固着は、チューブアッシーに形成された
ねじ部にナットを螺着させ、カラーを介してナットを締
め付けることによって行なわれていた。
しくなるとソレノイドにおいてもコスト低減を図る必要
が生じ、その構成あるいは各部品の見直しをしなければ
ならない。特に上述のソレノイド21では、コイルアッ
シー25とチューブアッシー29との固着は、ナット3
7やカラー38が使用され、カラー38は一般的にステ
ンレスや樹脂性の非磁性体で形成され、ナット37はね
じ径に対する厚みが薄いため、専用のナットとして機械
加工によって製作されていた。従って、従来においては
このコイルアッシー25とチューブアッシー29との固
着手段にコストがかかっているためこれらを改良するこ
とによって、コスト低減を図ることが望まれていた。
あり、コイルアッシーとチューブアッシーとの固着手段
を改良することによって、コスト低減を図ることのでき
るソレノイドを提供することを目的とする。
ノイドでは、上記の課題を解決するために以下のように
構成するものである。即ち、ボビンとコイルとを有する
中空状のコイルアッシーと、固定鉄心と前記固定鉄心に
対して接近離隔する可動鉄心とを有するとともに、前記
コイルアッシーの前端面を支持し前記コイルアッシーを
挿通して前記コイルアッシーの後端部から外方に突出す
る突出部を有するチューブアッシーとを備えて構成され
たソレノイドであって、前記チューブアッシーの突出部
に、全周にわたって凹部が形成され、前記コイルアッシ
ーを囲うように形成されたケース体の外周面に、全周に
わたって凹部が形成され、前記チューブアッシーの突出
部と前記ケース体を覆うように弾性状のキャップが装着
され、前記キャップが前記チューブアッシーの突出部の
凹部、及び前記ケース体の凹部に係合するそれぞれの凸
部を有して形成されていることを特徴とするものであ
る。
イルアッシーから配線されるリード線が挿通され、前記
リード線を圧接する突起部が配設されることを特徴とす
るものであればよい。
前記固定鉄心であることを特徴とするものであってもよ
い。
が、前記固定鉄心から吸着解除されて移動する可動鉄心
のストッパであることを特徴とするものであってもよ
い。
図面に基づいて説明する。
のソレノイドであり、図1に示すように、外ケース3と
外ケース3内に収納される中空状のコイルアッシー5と
コイルアッシー5内に挿通されるチューブアッシー9と
を有し、コイルアッシー5とチューブアッシー9とを、
チューブアッシー9の後部と外ケース3の後端部を弾性
状のキャップ19で覆うことによって固着している。
1中下方)が開口され後端(図1中上方)にチューブア
ッシー9を挿通するための孔3aを有する後壁3bと、
側部外周面の一部に全周にわたって断面半円状の凹部3
cが形成されている。
ボビン6とボビン6に巻回されるコイル7とからなり、
ボビン6内にチューブアッシー9が挿入される。ボビン
6は外ケース3内に収納されるとともに、前後両端にコ
イル7を収納するコイル収納壁6a・6bが形成され、
後方のコイル収納壁6bと外ケース3の後壁3bとの間
にヨーク8が当接するように配置される。
固定鉄心10に嵌合固着され、後端部にストッパ16が
溶接して固着されたパイプ14と、パイプ14内に摺動
可能に配設される可動鉄心12とを有している。固定鉄
心10は、ボビン6の下部に嵌入され弁体Bに取り付け
られる取付部10aとボビン6のコイル収納壁6aを前
方側から圧接するように形成されるフランジ部10bと
と有し、取付部10aの外周面には雄ねじ10cが形成
されている。さらに、固定鉄心10には弁体Bの図示し
ないスプールに接続する可動ピン13を内部に摺動可能
に挿通させる貫通孔が形成されている。
ューブアッシー9の一端を閉口するとともに、コイルア
ッシー5及び外ケース3の後端面より後方に突出して配
置され、ストッパ16の側部外周面には全周にわたって
断面略半円状の凹部16aが形成されている。なお、凹
部16aの形状は断面半円に限るものではない。
4内を摺動するするとともに、可動鉄心12の前端面に
可動ピン13の一端が当接して接続されている。
は硬質系のゴムで成型され、内部にストッパ16の凹部
16aに係合する凸部19a、先端部内側に外ケース3
の凹部3cに係合する凸部19bとが形成され、中間部
に外方に向かう突起部19cが形成され、突起部19c
にはコイルアッシー5のコイル7から接続されたリード
線7aが挿通されるとともに、突起部19cによりリー
ド線7aを案内する。この突起部19cにより従来リー
ド線を保護するように配設されていたゴムキャップが不
必要となる。
コイルアッシー5を外ケース3の前方側から収納し、コ
イルアッシー5の前端側からチューブアッシー9を挿通
した後、キャップ19をチューブアッシー9のストッパ
16と外ケース3を覆うように装着することによって構
成される。
ジ部10bにより後方へ押圧されてヨーク8を介して外
ケース3の後壁3bに向かって押圧するとともに、キャ
ップ19がストッパ16の凹部16aに凸部19aを係
合させ、外ケース3の凹部3cに凸部19cを係合さ
せ、固定鉄心10と外ケース3に密着するように装着さ
れるので、コイルアッシー5は外ケース3を介してチュ
ーブアッシー9に固着されることになる。しかも外部か
らの防水の役目も果たすことになる。
コイル7を励磁すると、図2に示すように、外ケース3
・ヨーク8・固定鉄心10・可動鉄心12に磁束が発生
し、磁気回路を形成するため、可動鉄心12がパイプ1
4内を摺動して固定鉄心10に吸着する。同時に可動鉄
心の前端部に配置された可動ピン13が前方に移動する
ことによって、可動ピン13に接続された弁体B内のス
プールを押圧して移動させ、油の流路を解放して油圧を
移動させる。
外ケース3・ヨーク8・固定鉄心10・可動鉄心12に
形成していた磁束が消磁され磁気回路を消失する。それ
によって、可動鉄心12は固定鉄心10との吸着を解除
され、図示しないばねによって復帰移動する。同時に可
動ピン13に接続されているスプールも復帰し、解放し
ていた流路を閉じることによって油圧の移動を停止す
る。
ノイドと比べて、ナットやカラーの代わりに樹脂成型さ
れたキャップ1個で代用できるのでコスト低減を図るこ
とが可能となるとともに、外部からの防水の役目を果た
す。
ず、例えば、図2に示すプルタイプのソレノイド41に
も適応できる。ソレノイド41は、外ケース43・コイ
ルアッシー45・チューブアッシー49とからなり、チ
ューブアッシー49は固定鉄心50と、可動鉄心52を
内部で摺動可能に配置する可動鉄心保持部材54と、固
定鉄心50と可動鉄心保持部材54とを嵌合固着して一
体化するパイプ56とを有して構成されている。可動鉄
心保持部材54は先端部に弁体Bに取り付け可能なねじ
部54aを有する取付部54bと、コイルアッシー45
のボビン46のコイル収納壁46aの前端面に圧接する
ように形成されるフランジ部54cとを有している。固
定鉄心50の後端部はコイルアッシー45から後方に向
かって突出され、その突出部の側部外周面に凹部50a
が形成されている。一方、外ケース43の側部外周面の
一部にも凹部43cが前述の形態と同様形成され、固定
鉄心50の凹部50aに係合可能な凸部59a及び、外
ケース43の凹部43cに係合可能な凸部59bを有す
るキャップ59が、それぞれの凹部に係合されながら固
定鉄心50と外ケース43に密着するように装着されて
いる。なお、リード線を保護するための突起部59cも
前述と同様に形成されている。
イルアッシー63が、コイル64・ボビン65・ヨーク
66・丸ケース67を一体的に樹脂成型して構成されて
いる。従って、コイルアッシー63の外周面に形成され
る樹脂層が外ケース63aとして扱われる。この場合、
チューブアッシー69は、プッシュ型ソレノイドと同様
の構成をしているため、固定鉄心70がチューブアッシ
69ーの先端側に配置され、可動鉄心72が後端側に配
置されている。そして、可動鉄心72は、先端側にスプ
ールと接続する可動ピン73を当接するとともに、非磁
性体のパイプ74内に摺動可能に配置されている。パイ
プ74の後端部は、可動鉄心72が固定鉄心70との吸
着を解除して復帰する際のストッパ75が溶接にて固着
されている。
方に突出して配置され、ストッパ75の側部外周部には
全周にわたって凹部75aが形成され、コイルアッシー
63の外ケース63aの側部外周面の一部には凹部63
bが形成されている。キャップ79はストッパ75の凹
部75aに係合する凸部79aと、コイルアッシー63
の外ケース63aの側部外周部に形成される凹部63b
に係合する凸部79bとを有し、コイルアッシー63が
チューブアッシー69を挿入する際、固定鉄心70でコ
イルアッシー63を後方に押圧するとともにキャップ7
9がそれぞれの凸部79a・79bをそれぞれの凹部7
5a・63bに係合することによって、コイルアッシー
63とチューブアッシー69が固着される。キャップ7
9はゴムで形成されているため、装着される際には弾性
的に変形して装着される。
とコイルとを有する中空状のコイルアッシーと、固定鉄
心と前記固定鉄心に対して接近離隔する可動鉄心とを有
するとともに、前記コイルアッシーの前端面を支持し前
記コイルアッシーを挿通して前記コイルアッシーの後端
部から突出する突出部を有するチューブアッシーとを備
えて構成されたソレノイドであって、前記チューブアッ
シーの突出部に、全周にわたって凹部が形成され、前記
コイルアッシーを囲うように形成されたケース体の外周
面に、全周にわたって凹部が形成され、前記チューブア
ッシーの突出部と前記ケース体を覆うように弾性状のキ
ャップが装着され、前記キャップが前記チューブアッシ
ーの突出部の凹部、及び前記ケース体の凹部に係合する
それぞれの凸部を有して形成されている。従って、コイ
ルアッシーとチューブアッシーとを固着する際、従来の
ナットやカラーの代わりに樹脂成型によるキャップを代
用することができるのでコスト低減を図ることができる
とともに、外部からの防水の役割を果たすことができ
る。
に、前記コイルアッシーから配線されるリード線が挿通
され、前記リード線を圧接する突起部が配設されるた
め、外部からの防水の役目をすることができる。
す断面図
Claims (4)
- 【請求項1】 ボビンとコイルとを有する中空状のコイ
ルアッシーと、固定鉄心と前記固定鉄心に対して接近離
隔する可動鉄心とを有するとともに、前記コイルアッシ
ーの前端面を支持し前記コイルアッシーを挿通して前記
コイルアッシーの後端部から外方に突出する突出部を有
するチューブアッシーとを備えて構成されたソレノイド
であって、 前記チューブアッシーの突出部に、全周にわたって凹部
が形成され、 前記コイルアッシーを囲うように形成されたケース体の
外周面に、全周にわたって凹部が形成され、 前記チューブアッシーの突出部と前記ケース体を覆うよ
うに弾性状のキャップが装着され、 前記キャップが前記チューブアッシーの突出部の凹部、
及び前記ケース体の凹部に係合するそれぞれの凸部を有
して形成されていることを特徴とするソレノイド。 - 【請求項2】 前記キャップに、前記コイルアッシーか
ら配線されるリード線が挿通され、前記リード線を圧接
する突起部が配設されることを特徴とする請求項1記載
のソレノイド。 - 【請求項3】 前記チューブアッシーの突出部が、前記
固定鉄心であることを特徴とする請求項1記載のソレノ
イド。 - 【請求項4】 前記チューブアッシーの突出部が、前記
固定鉄心から吸着解除されて移動する可動鉄心のストッ
パであることを特徴とする請求項1記載のソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22280997A JP3182572B2 (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22280997A JP3182572B2 (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | ソレノイド |
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JPH1167534A JPH1167534A (ja) | 1999-03-09 |
JP3182572B2 true JP3182572B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=16788247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22280997A Expired - Lifetime JP3182572B2 (ja) | 1997-08-19 | 1997-08-19 | ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3182572B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100377267C (zh) * | 2005-01-24 | 2008-03-26 | 浙江大学 | 一种海水液压电磁铁 |
JP5715841B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2015-05-13 | カヤバ工業株式会社 | ソレノイド |
JP5715849B2 (ja) * | 2011-02-22 | 2015-05-13 | カヤバ工業株式会社 | ソレノイド |
CN114566347A (zh) * | 2021-12-23 | 2022-05-31 | 中国航空工业集团公司金城南京机电液压工程研究中心 | 一种大推力湿式电磁铁 |
-
1997
- 1997-08-19 JP JP22280997A patent/JP3182572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH1167534A (ja) | 1999-03-09 |
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Legal Events
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