JP3185099B2 - 電磁石 - Google Patents

電磁石

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JP3185099B2 JP19289197A JP19289197A JP3185099B2 JP 3185099 B2 JP3185099 B2 JP 3185099B2 JP 19289197 A JP19289197 A JP 19289197A JP 19289197 A JP19289197 A JP 19289197A JP 3185099 B2 JP3185099 B2 JP 3185099B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定鉄心と可動
鉄心とを内部に配設するチューブを有し、前記可動鉄心
がコイルに励磁されてチューブ内を摺動するように構成
される電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁石は、中空状に形成されるボ
ビンと、ボビンに巻回される磁気コイルと、ボビン内に
配置される固定鉄心と、固定鉄心に対して接近離隔する
ように摺動される可動鉄心と、を備えている。そして、
一般的には、可動鉄心は磁気コイルの励磁により固定鉄
心に吸着されるように作動されている。
【0003】図6に示す電磁石20は、特に油浸型とし
て油圧電磁弁等に広く使用されている。この電磁石20
は、コイルアッシー21と、コイルアッシー21内に嵌
合されるチューブアッシー26と、コイルアッシー21
とチューブアッシー26とを固定するナット31と、を
有して構成され、コイルアッシー21は中空丸状の磁性
体の外ケース22内に磁気コイル23が巻回された中空
状のボビン24とヨーク25が樹脂により一体的に成型
され、チューブアッシー26は、固定鉄心27と可動鉄
心28とを有し、さらに固定鉄心27と可動鉄心28を
嵌合するパイプ29と、を有して構成されている。パイ
プ29は、リング状の非磁性体で形成されボビン24の
中空部内周面に挿入されるとともに、一端は固定鉄心2
7に係合し溶着され、内周面に固定鉄心27に対して接
近離隔する可動鉄心28が摺動可能に配置されている。
また、パイプ29の他端はストッパ30が溶着され、コ
イルアッシー21とチューブアッシー26を一体的に固
定するために、ナット31がストッパ30に螺合されて
取り付けられていた。
【0004】固定鉄心27には中心軸線に沿って図示し
ないピンが挿通される貫通孔27aが油通路を含めて形
成されるとともに、先端部外周に雄ねじ27bが形成さ
れ雄ねじ27bによって図示しない弁体に取り付けられ
る。可動鉄心28には外周面の片面あるいは両面に、油
が循環されるための油溝28aが軸方向に形成され、固
定鉄心27側から流入された油が可動鉄心28を通りス
トッパ30側まで循環されていた。そして、必要な箇所
には油の洩れ防止のためのシールが配設されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、価格競争が激
しくなってくると、従来の電磁石においても価格的な見
直しを図らなければならない。特に油浸型の電磁石20
にあっては内部に油が循環するため非磁性体のパイプ2
9が配置されている。パイプ29は一端が固定鉄心27
に係合され他端が外ケース22より後方に突出するよう
に配置されているので、パイプ29の中空部を塞ぐため
のストッパ30が必要になっていた。しかし、価格見直
しに当たっては部品点数を減少することがコスト低減に
繋がるため、特にストッパ30及びナット31を削除す
ることによる部品の見直しがなされてきた。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、従来のナット及びストッパ、さらにヨークをも除
き、そのためにコスト低減を図ることのできる電磁石を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる電磁
石では、上記の課題を解決するために以下のように構成
するものである。即ち、一端が開口される外ケースと、
前記外ケース内に収納されるチューブアッシーとを含ん
で構成され、前記チューブアッシーが、固定鉄心と、前
記固定鉄心に対して接近離隔するように摺動する可動鉄
心と、を内部に配設するチューブを有して構成される電
磁石であって、前記チューブが、非磁性体で形成される
とともに、一端を開口し他端を後壁を有して閉口するよ
うに筒状に形成され、前記外ケースが、一端に取り付け
フランジ部を有し他端に開口部を有する磁性体の本体部
と、前記開口部周辺の内側面に配置されるフランジ面と
前記フランジ面から前記開口部を貫通して外方に突出し
内方を塞ぐように形成された突起部とを有する磁性体の
保護キャップ部と、を備えて構成されることを特徴とす
るものである。
【0008】また好ましくは、前記チューブが、コイル
を巻回するボビンであって、前記ボビンが、一方の端部
を塞ぐように形成される壁部と、外周面から外方に向か
って形成される一対のコイル収納壁部と、前記コイル収
納壁の一方の壁部から隙間部を介して、外方に向かって
形成されるフランジ板と、を有して一体的に形成されて
いることを特徴とするものであればよい。
【0009】さらに好ましくは、前記チューブが、コイ
ルを巻回するボビン内に収納されるパイプであることを
特徴とするものであってもよい。
【0010】また、前記外ケースの開口部と前記保護キ
ャップ部との間に、前記保護キャップ部の外周面を圧着
する弾性部材が配設されていることを特徴とするもので
あればなおよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】本形態の電磁石1は、図1に示すように、
丸状の外ケース2と、外ケース2内に配置されるチュー
ブアッシー5とから構成され、チューブアッシー5は、
ボビン6と、ボビン6を巻回するように配置されるコイ
ル7と、ボビン6内に配置される固定鉄心9・可動鉄心
11と、を有している。
【0013】外ケース2は磁性体で形成され、図2に示
すように、前端部(図2中、下方)にフランジ部3aを
有しチューブアッシー5を収納するとともに後端部(図
2中、上方)に開口部3bを形成する本体部3と、開口
部3bを貫通するように取り付けられる保護キャップ部
4及び開口部3bと保護キャップ4との間に配設される
パッキン13と、から構成されている。保護キャップ部
4はフランジ面4aを有して断面略コ字形に形成され、
フランジ面4aが本体部3の開口部3b周辺の内側面に
配置され、フランジ面4aから開口部3bを貫通して本
体部3の外方に突出する突起部4bが、後壁4cを有し
て閉口されている。本体部3と、保護キャップ部4は前
述のように共に磁性体で形成され、主にプレス加工によ
ってそれぞれ成型される。
【0014】さらに、本体部3の開口部3bと保護キャ
ップ部4との間には、開口部3bから外ケース2内に水
やゴミ等が侵入しないように弾性状のゴム製パッキン1
3が配設されている。このパッキン13は、図2に示す
ように、中央部に保護キャップ部4を挿通する孔13a
を有して円筒状に形成され、上下両端面部にフランジ部
13bを有して開口部3bに嵌着されている。従って、
開口部3bに嵌着されたゴムパッキン12は保護キャッ
プ部4を挿通した後、保護キャップ部4の外周面を圧着
することによって、外部からの防水・防塵が可能とな
る。
【0015】なお、外ケース2が本体部と保護キャップ
部を一体的にプレス加工で成型することもできるが、そ
の場合、深絞り加工をすることになり、特に、大型の外
ケースが必要な場合には深絞り加工では加工時間がかか
ることから、本体部と保護キャップ部とを別体にしてそ
れぞれプレス加工することになる。この場合、保護キャ
ップ4は従来のヨークの役目をするため、ヨークを省略
でき、しかも磁気回路も向上する。
【0016】チューブアッシー5は、固定鉄心9と可動
鉄心11とを内部に配設するチューブを有し、本形態に
おいてチューブは、コイル7が巻回されるボビン6を示
している。
【0017】ボビン6は、非磁性体で円筒状に形成さ
れ、前端部が開口され後端部が後壁6aを有して閉口さ
れている。また、ボビン6の前端部と中間部の外周面に
は、外方に向かって一対のコイル収納壁61・62が外
ケース2内に収納されるように形成され、コイル収納壁
61・62内にコイル7が巻回されて収納される。ま
た、後端部側には、後側のコイル収納壁62と間隔を有
して円板状のフランジ板63が外ケース2内に収納され
るように形成され、コイル収納壁62とフランジ板63
と間に形成される隙間部6bにコイル7のリード線7a
が収納され、フランジ板63と外ケース2の本体部3の
後端面との間には外ケース2の保護キャップ部4のフラ
ンジ面4aが配置される。
【0018】ボビン6の後壁6a内部には内方に向かっ
て突起するストッパ部64が形成され、可動鉄心11が
後壁6aに接触したときに油で密着しないように、可動
鉄心11の接着面積を少なくしている。
【0019】さらに、ボビン6の内周面には、前端部側
に固定鉄心9と嵌合する第1嵌合面65が形成され、第
1嵌合面65に連接されて後端部側に可動鉄心11が嵌
合される第2嵌合面66が形成されている。そして第1
嵌合面65は第2嵌合面66より大径に形成され、固定
鉄心9の後端面が第2嵌合面66の前端面に当接するこ
とによって、固定鉄心9が位置決めされる。
【0020】ボビン6の第2嵌合面66には、図3に示
すように、軸方向に沿って複数個の凹状の油溝67が形
成され、油通路を形成している。また、この油溝67は
1個だけでもよく、また等間隔に複数個形成されてもよ
い。
【0021】なお、油通路としては、図4に示すよう
に、第2嵌合面66に軸方向に沿って、内方に突起する
リブ68を等間隔に形成することによって形成してもよ
い。この場合、リブ68先端部を円弧面に形成し、円弧
面の先端面68aに可動鉄心11が摺動可能に嵌合する
ように構成すると、それぞれのリブ68間に油通路が形
成される。
【0022】固定鉄心9は、前述のようにボビン6の第
1嵌合面65に嵌合され、その後端面が凹部を有すると
ともに、第2嵌合面66の前端面に当接し、固定鉄心9
の前端面はボビン6の前端面のコイル収納壁61より前
方に突出している。そして、固定鉄心9とボビン6内部
前端部との間にOリング15が取り付けられている。ま
た、固定鉄心9の軸心部には貫通孔9aが形成され、図
示しないピンが挿入されるとともに外部から流入される
油の通路としての役割を果たしている。
【0023】なお、固定鉄心9の後端面には可動鉄心1
1との吸着解除の際に残留磁気を少なくするためのリブ
が形成されている。
【0024】可動鉄心11は、前述のようにボビン6の
第2嵌合面66に摺動可能に嵌合されるように丸状に形
成され、前端面に固定鉄心9の凹部に係合する凸部が形
成されている。そして、コイル7の励磁によって固定鉄
心9に吸着され、コイル7の励磁を解除することによっ
て、図示しないばねの付勢力でボビン6の後壁6aに向
かって摺動する。
【0025】上記のように構成される電磁石1は、外ケ
ース2のフランジ部3aを、例えば油圧弁体に取り付け
ることによって油圧電磁弁を構成する。この場合、可動
鉄心9と弁体との間には弁体のスプールを移動させるた
めのピン(図示せず)が固定鉄心9の貫通孔9aに挿通
されながら配設されている。該ピンは丸状で両面に切欠
面が形成されているため、貫通孔9aとピンの切欠面と
の間から油が電磁石1側に流入される。そして、コイル
7を励磁すると、固定鉄心9・可動鉄心11・・外ケー
ス2の本体部3及び保護キャップ部4に磁界が発生し、
可動鉄心11は固定鉄心9に吸着する方向に移動して、
固定鉄心9の凹部に可動鉄心11の凸部を係合させる。
【0026】コイル7の励磁が解除されると、固定鉄心
9と可動鉄心11との間には磁界が消磁するため、図示
しないばねにより前記ピンを介して可動鉄心11が固定
鉄心9から離隔する方向に移動することになる。可動鉄
心11は、固定鉄心9に吸着する位置からボビン6の後
壁6aのストッパ部64に当接する位置まで復帰移動さ
れる。
【0027】上記のように、この電磁石1は、チューブ
としてのボビン6が後端部の後壁6aを有して筒状に形
成され、外ケース2が磁性体の本体部3と保護キャップ
4とから構成されるため、非磁性体のボビン6を保護す
るとともに、磁路を形成するため、従来のヨークを省略
することが可能となる。そのため、部品を大幅に削減で
きしかも外ケース2の本体部3と保護キャップ部4をプ
レス加工で短時間に加工できるためコストが低減され
る。
【0028】なお、本発明の電磁石は特許請求の範囲を
逸脱しない範囲において、上記形態に限ることなく変更
できるものである。
【0029】図5に示す電磁石1Aは、チューブアッシ
ーを構成するチューブがボビン内に収納される筒状のパ
イプの場合を示すものである。従って外ケース2の構成
は、図2に示される前述の形態と同様のため符号はその
まま使用する。
【0030】チューブアッシー5Aは、外ケース2内に
配置されるボビン71と、ボビン71を巻回するように
配置されるコイル72と、ボビン71内に配置されるパ
イプ73と、パイプ73内に配置される固定鉄心75・
可動鉄心77と、を有して構成されている。
【0031】ボビン71は、樹脂等の非磁性体で中空状
に形成され、外ケース2内に配置されている。また、ボ
ビン71の外周面にコイル72を収納するための一対の
壁部71aを有し、内周面にパイプ73を嵌着してい
る。ボビン71と外ケース本体部3の後端部との間に
は、外ケース2の保護キャップ4のフランジ面4aが配
置され、固定鉄心75・可動鉄心77・外ケース2の本
体部3及び保護キャップ4との間で磁界を発生できるよ
うに構成している。
【0032】パイプ73は、非磁性体で円筒状に形成さ
れるとともに、パイプ73の前端部が開口され後端部が
後壁73aを有してプレス深絞り加工あるいは樹脂成型
で一体的に形成される。パイプ73の後壁73a内部に
は内方に向かってストッパ部73bが形成され、可動鉄
心77が後壁73aに接触したときに油で密着しないよ
うに可動鉄心77の接触面積を少なくしている。また、
パイプ73の後壁73aと外ケース2の後壁4cとの間
に、波状の座金17が配設され、パイプ73を押圧する
ことによって固定鉄心75と弁体とのがたを無くすよう
にしている。
【0033】固定鉄心75は外周面が2段に形成され、
大径部75aが前述のようにボビン71の前端部に挿入
され、小径部75bがパイプ73に嵌着されている。そ
して小径部75bの外周面とパイプ73の内周面との間
に、固定鉄心75側に嵌着されたOリング79が配設さ
れ、パイプ73内に流入された油を密閉するように構成
している。固定鉄心75の前端面はボビン71の前端面
より前方に突出するとともに後端面には凹部が形成され
ている。また、固定鉄心75の軸心部には貫通孔75c
が形成され、図示しないピンが挿入されるとともに外部
から流入される油の通路としての役割を果たしている。
なお、図5中に、固定鉄心75の先端部側に別のOリン
グ80が示されている。これは、電磁石1Aを図示しな
い弁体に取り付けたときに弁体との間でシール作用を行
なうために配されている。また、固定鉄心75の後端面
には、可動鉄心77との吸着解除の際に残留磁気を少な
くするためのリブが形成されている。
【0034】可動鉄心77は、前述のようにパイプ73
の内周面に摺動可能に嵌合されるように丸状に形成さ
れ、一部に軸方向に沿って油溝77aが形成されてい
る。従って、固定鉄心75側から流入された油は可動鉄
心77の油溝77aを通ってパイプ73内に循環される
ことになる。また、可動鉄心77の前端面には、固定鉄
心75の凹部に係合する凸部が形成されている。そし
て、コイル72の励磁によって固定鉄心75に吸着さ
れ、コイル72の励磁を解除することによって、図示し
ないばねの付勢力でパイプ73の後壁73aに向かって
摺動する。
【0035】従って、この電磁石1は、パイプ73が後
端部の後壁7aを有して筒状に一体的に形成されている
ので、従来のストッパやナットを削除することができる
とともに、外ケース2の保護キャップ4が従来のヨーク
を代用するのでヨークをも削除できる。さらに、電磁石
1内に流入された油のシール箇所を、固定鉄心75とパ
イプ73とに配設されたOリング79の1箇所だけです
み、この点においてもコストの低減を図ることができ
る。
【0036】上述のように、本発明の電磁石はチューブ
が各種の形態であっても対応できるものであり、その他
の構成も上記に限るものではない。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、電磁石は、一端が開口
される外ケースと、前記外ケース内に収納されるチュー
ブアッシーと、を含み、前記チューブアッシーが、固定
鉄心と、前記固定鉄心に対して接近離隔するように摺動
する可動鉄心と、を内部に配設するチューブを有して構
成されている。そして、前記チューブが、非磁性体で形
成されるとともに、一端を開口し他端を後壁を有して閉
口するように筒状に形成され、前記外ケースが、一端に
取り付けフランジ部を有し他端に開口部を有する磁性体
の本体部と、前記開口部周辺の内側面に配置されるフラ
ンジ面と前記フランジ面から前記開口部を貫通して外方
に突出するように断面略コ字形に形成された突起部とを
有する磁性体の保護キャップ部と、を備えて構成され
る。そのため、この電磁石は、従来のナットやストッパ
を削除できるとともに、従来のヨークをも削除でき、コ
スト低減を図ることができる。しかも非磁性体で形成さ
れたチューブを保護するとともに、磁気回路も向上でき
る。
【0038】また、この電磁石はチューブアッシーを構
成するチューブが、一端を閉口するボビンであったり、
前記ボビンに収納されるパイプであっても適応できるも
のである。
【0039】さらに、前記外ケースの開口部と保護キャ
ップ部との間に、弾性部材を介在することによって、外
部からの防水・防塵対策を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態による電磁石を示す正面断面図
【図2】図1における外ケースの一部を示す部分断面図
【図3】図1におけるボビンの油溝(油溝部)を示す断
面図
【図4】図3の別の形態を示す側面断面図
【図5】本発明の別の形態の電磁石を示す断面図
【図6】従来の電磁石を示す正面断面図
【符号の説明】
1…電磁石 2…外ケース 3…本体部 4…保護キャップ部 4a…フランジ面 4b…後壁 5、50…チューブアッシー 6、71…ボビン(チューブ) 6a、73a…後壁 6b、73b…ストッパ部 7、72…コイル 9、75…固定鉄心 11、77…可動鉄心 13…パッキン 73…パイプ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が開口される外ケースと、前記外ケ
    ース内に収納されるチューブアッシーとを含んで構成さ
    れ、前記チューブアッシーが、固定鉄心と、前記固定鉄
    心に対して接近離隔するように摺動する可動鉄心と、を
    内部に配設するチューブを有して構成される電磁石であ
    って、 前記チューブが、非磁性体で形成されるとともに、一端
    を開口し他端を後壁を有して閉口するように筒状に形成
    され、 前記外ケースが、一端に取り付けフランジ部を有し他端
    に開口部を有する磁性体の本体部と、前記開口部周辺の
    内側面に配置されるフランジ面と前記フランジ面から前
    記開口部を貫通して外方に突出し内方を塞ぐように形成
    された突起部と、を有する磁性体の保護キャップ部と、
    を備えて構成されることを特徴とする電磁石。
  2. 【請求項2】 前記チューブが、コイルを巻回するボビ
    ンであって、 前記ボビンが、一方の端部を塞ぐように形成される壁部
    と、外周面から外方に向かって形成される一対のコイル
    収納壁部と、前記コイル収納壁の一方の壁部から隙間部
    を介して、外方に向かって形成されるフランジ板と、を
    有して一体的に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の電磁石。
  3. 【請求項3】 前記チューブが、コイルを巻回するボビ
    ン内に収納されるパイプであることを特徴とする請求項
    1記載の電磁石。
  4. 【請求項4】 前記外ケースの開口部と前記保護キャッ
    プ部との間に、前記保護キャップ部の外周面を圧着する
    弾性部材が配設されていることを特徴とする請求項1,
    2または3記載の電磁石。
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