JP3182395U - 防汚生地を備える上衣 - Google Patents

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智明 川上
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Abstract

【課題】上衣の襟ぐりや袖口の汚れを効果的に防ぐことを可とする防汚生地を備えた上衣を提供する。
【解決手段】襟ぐり21又は袖口31の縁から外面側にかけて、防汚生地11を有する上衣10とし、その外面側に現れる防汚生地11の幅を2.0cm以下にすることで、少ない防汚生地で、かつあまり目立たない態様で、襟ぐりや袖口の縁付近の汚れを効果的に防止する。
【選択図】図1

Description

本考案は、襟ぐり又は袖口に防汚生地を備える上衣に関する。
シャツやブラウス等の上衣は、首回りや手首の皮脂汚れが襟やカフスに付着しやすく、これが黒ずみ、黄ばみ又は汗シミの原因になる。このような汚れを落とすためには、洗濯の際に襟やカフスに専用の洗剤を付けて洗ったり、クリーニングに出してシミ抜きをしたりする必要がある。
しかし、このような作業は、煩雑であり、また経済的ではない。そこで、予めこのような汚れを防ぐために、撥水撥油剤を付与して熱処理を行った襟又はカフスのパーツを用いた上衣もある(例えば、特許文献1)。
撥水撥油剤を付与して熱処理を行った防汚生地は、最も汚れが付着し易い襟やカフスの内面のパーツとして使用されることが多い。しかし、首や手首を動かすと、皮膚は襟ぐりや袖口の縁や縁付近の外面にも触れることがある。つまり、内面だけでなく、外面にも汚れが付着すると考えられ、特に外面に付いた汚れは目立ちやすい。そこで、外面のパーツにも防汚生地を用いるとすると、上衣に模様等がある場合に、裏生地用と表生地用の両方の防汚生地を用意することになり、生産効率が低下するという問題がある。
特開2003−213509号公報
このような実情に鑑み、本考案は、上衣の襟ぐりや袖口の縁から外面側にかけて防汚生地を備えることで、襟ぐりや袖口の汚れを効果的に防ぐことができる上衣を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係る防汚生地を備える上衣は、襟ぐり又は袖口の縁から外面側にかけて、防汚生地を有することにする。ここで、襟ぐり又は袖口の外面側に現れる防汚生地の幅は、2.0cm以下にすると良い。また、防汚生地として、裏生地用の防汚生地を用いても良い。
本考案によれば、少ない防汚生地で、かつあまり目立たない態様で、襟ぐりや袖口の縁付近の汚れを効果的に防止することができるという効果を奏する。また、裏生地用の防汚生地のみで対応可能なので、生産効率性が高いという効果も奏する。
本考案に係る防汚生地を備える上衣の折りたたんだ正面図である。 袖口を模式的に示した断面図である。 襟ぐりを模式的に示した断面図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本考案に係る防汚生地を備える上衣の折りたたんだ正面図である。ここで、上衣とは、シャツ、ブラウス等、上半身に着る衣服全般のこととする。
また、防汚生地とは、撥水加工や撥油加工、あるいはその両方の撥水撥油加工を施した生地で、皮脂等の汚れがつき難い効果、汚れを洗濯などで落とし易くする効果、あるいはその両方の効果を有するものである。ここで撥水加工剤、撥油加工剤、撥水撥油加工防汚剤としては、フッ素系化合物、ポリエステル系化合物、シリコーン系化合物などを用い、さらに、熱処理をすることで、洗濯しても防汚効果が低下しないようにすると良い。なお、生地としては、織地、編地、不織布のいずれでも良い。
本考案に係る防汚生地11を備える上衣10は、図1に示すように、襟ぐり21又は袖口31に防汚生地11を備えるものである。ここで、襟ぐり21とは、襟20の周りのことであり、首に接する内面の生地と襟の生地との間の折り曲げた縁部分とする。また、袖口31とは、カフス30の先端側の縁部分とする。
そして、本考案に係る防汚生地11を備える上衣10は、襟ぐり21又は袖口31の縁から外面側にかけて、防汚生地11を有することを特徴としている。外面側とは、襟ぐり21においては襟20の表面であり、袖口31においてはカフス30の表面である。なお、基本的には襟ぐり21と袖口31の両方に防汚生地11を設けるのだが、当然、いずれか一方だけに設けても良い。
次に、袖口31と襟ぐり21に、どのように防汚生地11を設けるかを図を用いて説明する。図2は、袖口の断面図であり、図3は襟ぐりの断面図である。
図2に示すように、袖口31付近においては、防汚生地11の一端はカフスの内面と外面の生地32,33に挟まれ、他端は外面側に折り返して縫い合わされている。このとき外面側に現れる防汚生地11の幅Lは、袖口31から2.0cm以内にするのが良い。これは、手首を動かしたときに、皮膚が接触する範囲をカバーできる幅であり、汗シミ等の汚れが特に発生し易い範囲である。また、2.0cm程度の幅であれば、外見上、それ程目立たない。
図3に示すように、襟ぐり21付近においては、防汚生地11の一端は首回りの内面と外面の生地22,23に挟まれ、他端は襟20の外面側に折り返して縫い合わされている。ここでも、袖口31と同様の理由で、襟20の外面側に現れる防汚生地11の幅Lは、襟ぐり21から2.0cm以内にするのが良い。
従来は、カフスや襟のパーツそのものを防汚生地にしていたが、本考案では、必要な箇所にのみ防汚生地を用いているので、経済的である。また、パーツ毎に防汚生地を使用した場合、例えば図2のカフス30においては、内面の生地32と外面の生地33の両方を防汚生地11にすることがある。その際、内面の生地32は裏生地用の防汚生地で良いが、表生地に模様がある場合などには、外面の生地33として別途表生地用の防汚生地を用意しなければならない。つまり、裏生地と表生地の両方に防汚生地を使用すると、経済的ではなく、かつ生産効率が低下するという不利益が生じることになる。
これに対し、本考案では、外面に現れる防汚生地11の幅Lが大きくはないので、裏生地用の防汚生地のみで対応可能である。つまり、本考案に係る防汚生地を備える上衣10は、最小限の範囲に、裏生地用の防汚生地11を使用すれば良いので、あまり目立たない態様で、かつ生産効率を低下させずに、効果的に防汚効果を発揮することが可能である。
10 上衣
11 防汚生地
20 襟
21 襟ぐり
22 (首回りの)内面の生地
23 (首回りの)外面の生地
30 カフス
31 袖口
32 (カフスの)内面の生地
33 (カフスの)外面の生地

Claims (3)

  1. 襟ぐり又は袖口の縁から外面側にかけて、防汚生地を有することを特徴とする防汚生地を備える上衣。
  2. 襟ぐり又は袖口の外面側に現れる前記防汚生地の幅が、2.0cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の防汚生地を備える上衣。
  3. 前記防汚生地が、裏生地用の防汚生地であることを特徴とする請求項1又は2に記載の防汚生地を備える上衣。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111728287A (zh) * 2020-06-04 2020-10-02 金华市真彩服饰有限公司 羊毛四层开衫领口、下摆及袖口缝制工艺

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