JP2011122278A - 衣服 - Google Patents

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JP2011122278A
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Hiroya Takeuchi
啓哉 竹内
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Abstract

【課題】低コストで袖口や裾の水濡れや汚れの付着を防ぐことができ、水や汚れを扱う場所で着用しても、通気性を確保して快適に着用することができる衣服を提供する。
【解決手段】両袖部14,16の袖口14a,16aに撥水性を持たせた撥水部18を備える。撥水部18には、生地に透湿防水加工が施されている。撥水部18は、袖部14,16の表面部に設けられている。透湿防水加工は、炭化フッ素からなる撥水剤を付けるものであり、生地のフィラメントの表面に炭化フッ素を付着させて、撥水性を持たせるとともに、通気性が確保されている。両脚部の裾部分24a,26aに撥水性を持たせたものでも良い。
【選択図】図1

Description

この発明は、袖に水や汚れが付きやすい場所で着用する衣服に関する。
従来、医療現場では衛生を保つために、医療従事者が頻繁に手を洗っている。この手を洗う動作において、衣服の袖が濡れて不快になったり不衛生になったりすることがある。これを防ぐために、手を洗うたびに袖をめくり上げなければならず、面倒であった。また、野球やゴルフのウエアには、長袖のインナーを着用することがあり、土等の汚れがインナーの袖に着くことがある。これも不快であり不衛生になり、また洗濯の作業が大変であった。
一方、袖に水や汚れが付きやすい場所で着用する衣服で、袖が汚れないように工夫したものがある。特許文献1に開示されている釣り用衣服は、前後見頃部は吸水性を有し、左右袖部の外側および内側の双方は、撥水性を有するものである。これにより、着用者の汗等によってべとつくことがなく、且つ、着用者が手や腕を水に浸けても良好な着心地を維持することができ、さらに冷えを感じない効果がある。
特開2007−191848号公報
上記特許文献の場合、両袖全体の表裏全面に撥水性を持たせており、両袖の上部分の、水にぬれない部分まで撥水性が持たされていた。このため、不必要なコストがかかっていた。また両袖に、通気性や透湿性をもたせることが考えられておらず、着心地があまり良くなかった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、低コストで袖口や裾の水濡れや汚れの付着を防ぐことができ、水や汚れを扱う場所で着用しても、通気性を確保して快適に着用することができる衣服を提供することを目的とする。
本発明は、両袖部の袖口または両脚部の裾部分に撥水性を持たせた撥水部が設けられ、前記撥水部には、生地に透湿防水加工が施されている衣服である。前記撥水部は、前記袖部または両脚部の裾部分の表面に設けられている。
前記透湿防水加工は炭化フッ素からなる撥水剤を取り付けるものであり、生地のフィラメントの表面に炭化フッ素を付着させて撥水性を持たせるとともに通気性が確保されるものである。
前記撥水部は、前記袖部の肘付近から袖口側の先端部分に設けられている。また、前記撥水部は、前記脚部の膝付近から裾側の先端部分に設けられているものである。
本発明の衣服は、水や汚れを扱う場所で着用しても、袖口や裾の水濡れや汚れの付着を防ぎ、なおかつ通気性を確保して快適に着用することができる。両袖の袖口側の先端部分、または両脚部の裾側の先端部分のみに撥水部が設けられているため、コストを低く抑えることができる。撥水部は、撥水性と透湿性を備えているため、汗で蒸れることがなく快適に着用することができる。
この発明の第一実施形態の上着の正面図である。 この発明の第二実施形態のタイツの正面図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの発明の衣服の第一実施形態を示すもので、この実施形態の衣服は上着10であり、ゴルフや野球等に着用するインナーである。生地は、ストレッチ性のある編物(2WAYトリコット、ベア天竺等)である。
図1は上着10の正面を示したものであり、上着10は前見頃12と、図示しない後見頃、右袖部14、左袖部16で作られている。右袖部14の、肘付近から袖口14aの先端部分には、撥水性を持たせた撥水部18が生地表面に設けられている。撥水部18は、生地の身体と反対側となる表側面に撥水剤が付けられて設けられている。撥水剤は、例えばナノ粒子の炭化フッ素から成り、生地のフィラメント1本1本の表面にナノ粒子の炭化フッ素が付着して撥水性を付与している。なお生地の伸縮性と通気性は維持されている。左袖部16の、肘付近から袖口16aの先端部分にも同様に、撥水性を持たせた撥水部18が設けられている。
次に、この実施形態の上着10の使用方法について説明する。ゴルフや野球等をする際にこの上着10を着用し、上着10の上に半袖のゴルフウエアや野球のユニフォーム等を着る。このとき着用者の腕の、肘から袖口にかけて、撥水部18が形成されている。
この実施形態の上着10によれば、水や汚れを扱う場所で着用しても、袖口14a,16aの水濡れやや汚れの付着を防ぐことができる。そして、袖口14a,16aが濡れたり汚れたりしないため、冷たくなったり外観が悪くなったりすることがなく、快適に着用することができる。また、汚れが付きにくくなることから洗濯の作業が容易となる。袖の必要な袖口14a,16a付近のみに撥水加工が施され、コストを抑えることができる。撥水部18を形成する加工は、繊維のフィラメント1本1本の表面をナノ粒子の炭化フッ素で覆うことで、強力な撥水性を発揮するものであり、確実に水濡れや汚れの付着を防止することができる。また、撥水加工は高温で加工処理してあるため、100回以上の洗濯に耐える耐久性撥水性能を保持することができる。撥水加工は、生地全体をコーティングしていないので、生地本来の通気性を損なわず、気化した水蒸気を通過することができ、汗を発散して快適な着心地を得ることができる。また、撥水加工は生地の伸縮性を維持するため、体の動きを妨げることがなく円滑に運動することができる。
なお、この実施形態の上着10は、ゴルフや野球等の運動用として着用するインナー以外に、介護士や看護士等の医療従事者が着用する白衣や制服等でもよい。医療従事者は頻繁に手を洗うが、手を洗うたびに袖口をまくる必要がなく、作業効率が低下せず便利である。
次にこの発明の衣服の第二実施形態について、図2に基づいて説明する。この実施形態の衣服は下半身に密着して着用するタイツ22であり、生地は、ストレッチ性のある編物(2WAYトリコット、ベア天竺等)である。
図1はタイツ22の正面を示したものであり、タイツ22は、右脚部24、左脚部26で作られている。右脚部24と左脚部26の裾部分24a,26aから膝付近までは、撥水性を持たせた撥水部28が設けられている。撥水部28は、上記実施形態と同様に、生地の身体と反対側となる表側面に撥水剤が取り付けられて設けられている。撥水剤は、ナノ粒子の炭化フッ素から成り、生地のフィラメント1本1本の表面にナノ粒子の炭化フッ素が取り付けられて撥水性を付与している。なおかつ生地の伸縮性と通気性が維持されている。左脚部26の、膝付近から先端部分にも同様に、撥水性を持たせた撥水部28が設けられている。
次に、この実施形態のタイツ22の使用方法について説明する。このタイツ22も、屋外のスポーツをする際にスポーツウエアのインナーとして着用する。このとき着用者の脚部の、膝から足首にかけて、撥水部28で覆われる。
この実施形態のタイツ22によれば、上記実施形態と同様の効果があり、水や汚れを扱う場所で着用しても、裾の水濡れや汚れの付着を防ぐことができる。裾が濡れたり汚れたりしないため、快適に着用することができる。また、汚れが付きにくくなることから洗濯の作業が容易となる。しかも、通気性があるため、気化した水蒸気を通過することができ、汗を発散して足が蒸れることがなく、快適な着心地を得ることができる。また、生地の伸縮性を維持するため、体の動きを妨げることがなく円滑に運動することができる。
この実施形態のタイツ22の下端部は、くるぶし付近でカットされたものの他、つま先を包む袋状のものでも良く、形状は問わない。また、タイツ以外にレンギスやスパッツに適用しても良い。
なお、この発明の衣服は上記各実施形態に限定されず、上着とタイツの他に、各種のニット製品、作業服、スポーツウエア等、いろいろな上着に応用することができる。また、スカート等の下に着用するストッキングに適用しても良い。撥水部は、炭化フッ素による加工の他に、シリコーン樹脂製等の撥水剤による撥水加工で設けられてもよい。撥水部の面積や形状は自由に変更可能であり、肘付近に達するものの他に、袖口周辺のみに設けられている短いものでもよい。
10 上着
12 前見頃
14 右袖部
14a,16a 袖口
16 左袖部
18,28 撥水部

Claims (5)

  1. 両袖部の袖口または両脚部の裾部分に撥水性を持たせた撥水部が設けられ、前記撥水部には、生地に透湿防水加工が施されていることを特徴とする衣服。
  2. 前記撥水部は、前記袖部または両脚部の裾部分の表面に設けられている請求項1記載の衣服。
  3. 前記透湿防水加工は炭化フッ素からなる撥水剤を取り付けるものであり、生地のフィラメントの表面に炭化フッ素を付着させて撥水性を持たせるとともに通気性が確保される請求項2記載の衣服。
  4. 前記撥水部は、前記袖部の肘付近から袖口側の先端部分に設けられている請求項2記載の衣服。
  5. 前記撥水部は、前記脚部の膝付近から裾側の先端部分に設けられていることを特徴とする請求項2記載の衣服。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015151666A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 アソス オブ スウィツァーランド エス.エー. 遮水効果が向上したサイクリングスーツ
JP2016211098A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 セーレン株式会社 排水機能付き衣料製品

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