JP3158963U - 抗ウイルス性防護服 - Google Patents
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Abstract
【課題】新型インフルエンザなどの感染症対策に有用な抗ウイルス性防護服を提供する。
【解決手段】樹脂フィルム8と、これの片面に接着した不繊布10とで服地材を構成する。この服地材を裁断且つ接合加工して人体の下半身と上半身を覆う防護服本体2を構成する。防護服本体2の表面を構成する不繊布10には抗ウイルス剤が含浸又は塗着され、防護服本体2の表面側には抗ウイルス性表面14が形成される。
【選択図】図2
【解決手段】樹脂フィルム8と、これの片面に接着した不繊布10とで服地材を構成する。この服地材を裁断且つ接合加工して人体の下半身と上半身を覆う防護服本体2を構成する。防護服本体2の表面を構成する不繊布10には抗ウイルス剤が含浸又は塗着され、防護服本体2の表面側には抗ウイルス性表面14が形成される。
【選択図】図2
Description
本考案は、感染症対策用の抗ウイルス性防護服に関する。
従来、新型インフルエンザや、強毒性鳥インフルエンザなどの感染症対策としては、マスクを使用することが一般的である。
また、繊維用抗ウイルス加工剤が知られている。繊維または繊維製品をこの繊維用抗ウイルス加工剤で処理し、次いでソーピングすることにより、繊維又は繊維製品に優れた抗ウイルス性を付与することができる。
また、繊維用抗ウイルス加工剤が知られている。繊維または繊維製品をこの繊維用抗ウイルス加工剤で処理し、次いでソーピングすることにより、繊維又は繊維製品に優れた抗ウイルス性を付与することができる。
現在流行しているH1N1新型インフルエンザや、強毒性鳥インフルエンザH5N1から身を守るための感染症対策としては、マスクの着用だけでは不十分である。
本考案は、これらの感染症対策用として有効な抗ウイルス性防護服を提供することを目的とするものである。
本考案は、これらの感染症対策用として有効な抗ウイルス性防護服を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、樹脂フィルム(8)と、これの片面に接着した不繊布(10)とで服地材を構成し、該服地材を裁断接合加工して人体の下半身と上半身を覆う防護服本体(2)を形成し、前記不繊布(10)に抗ウイルス剤を含浸又は塗着して前記防護服本体(2)に抗ウイルス性表面(14)を形成したものである。
また本考案は、前記不繊布(10)に撥水剤を含浸又は塗着して、前記防護服本体(2)の表面に撥水性を有する抗ウイルス性表面(14)を形成したものである。
また本考案は、前記不繊布(10)に吸水材を含浸又は塗着して、前記防護服本体(2)の表面に吸水性を有する抗ウイルス性表面(14)を形成したものである。
また本考案は、前記防護服本体(2)に人体の頭部を覆うためのフード(2c)を設けたものである。
また本考案は、前記防護服本体(2)を、上着(2a)とズボン(2b)とからなるセパレート型としたものである。
また本考案は、前記防護服本体(2)を、上着(2a)とズボン(2b)を一体的に形成したつなぎ型としたものである。
また本考案は、前記不繊布(10)に撥水剤を含浸又は塗着して、前記防護服本体(2)の表面に撥水性を有する抗ウイルス性表面(14)を形成したものである。
また本考案は、前記不繊布(10)に吸水材を含浸又は塗着して、前記防護服本体(2)の表面に吸水性を有する抗ウイルス性表面(14)を形成したものである。
また本考案は、前記防護服本体(2)に人体の頭部を覆うためのフード(2c)を設けたものである。
また本考案は、前記防護服本体(2)を、上着(2a)とズボン(2b)とからなるセパレート型としたものである。
また本考案は、前記防護服本体(2)を、上着(2a)とズボン(2b)を一体的に形成したつなぎ型としたものである。
本考案は、人体の略全身を抗ウイルス性の防護服本体で覆うことができるので、インフルエンザウイルスから人体を効果的に防護することができる。
以下に本考案の構成を添付した図面を参照して詳細に説明する。
本考案に係わる抗ウイルス防護服の本体(2)は、図2に示すように、上着(2a)とズボン(2b)から構成され、上着(2a)にはフード(2c)が設けられている。上着(2a)の両袖口(4)(6)は、ゴム紐などの紐により適宜絞られており、両袖口が上着(2a)を着た人の手首に密着するようになっている。
本考案に係わる抗ウイルス防護服の本体(2)は、図2に示すように、上着(2a)とズボン(2b)から構成され、上着(2a)にはフード(2c)が設けられている。上着(2a)の両袖口(4)(6)は、ゴム紐などの紐により適宜絞られており、両袖口が上着(2a)を着た人の手首に密着するようになっている。
又、ズボン(2b)の両裾(16)(18)も同様に、ゴム紐などの紐により適宜絞られており、両裾(16)(18)がズボン(2b)を履いた人の足首に密着するようになっている。上着(2a)とズボン(2b)は、これを装着したとき、人体の略全体を覆うものであれば良く、外出用あるいは室内用の普段着として用いられる一般的な衣服形状であれば良く、特に図2に示す形状に限定されるものではない。
防護服本体(2)を構成する素材は、図1に示すように、ポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂フィルム(8)とその片面に接する不繊布(10)とから成り、不繊布(10)は、樹脂フィルム(8)の片面に熱接着され、防護服本体(2)の表面を構成している。
本体2の表面側に配置された不繊布(10)には、新型インフルエンザや強毒性鳥インフルエンザ用の抗ウイルス剤と吸水材と撥水剤とが、適正な濃度で混合された処理剤が、含浸処理あるいは、コーティング処理あるいは、スプレイ塗布処理等により、含浸又は塗着されている。
本体(2)の表面には、前記処理剤の含浸・塗着処理により、撥水性、吸水性を有する抗ウイルス性表面(14)が形成されている。
本実施形態では、防護服本体(2)を、人体の下半身を覆うズボン(2b)と、上半身を覆う上着(2a)とから成るセパレートタイプの構成としたが、セパレート型に特に限定されるものではなく、上着(2a)とズボン(2b)を一体的に接合形成したつなぎタイプの構成としても良い。
2 本体
2a 上着
2b ズボン
2c フード
4 袖口
6 袖口
8 樹脂フィルム
10 不繊布
14 抗ウイルス性表面
16 裾
18 裾
2a 上着
2b ズボン
2c フード
4 袖口
6 袖口
8 樹脂フィルム
10 不繊布
14 抗ウイルス性表面
16 裾
18 裾
Claims (6)
- 樹脂フィルム(8)と、これの片面に接着した不繊布(10)とで服地材を構成し、該服地材を裁断接合加工して人体の下半身と上半身を覆う防護服本体(2)を形成し、前記不繊布(10)に抗ウイルス剤を含浸又は塗着して前記防護服本体(2)の表面側に抗ウイルス性表面(14)を形成したことを特徴とする抗ウイルス性防護服。
- 前記不繊布(10)に撥水剤を含浸又は塗着して、前記防護服本体(2)の表面に撥水性を有する抗ウイルス性表面(14)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の抗ウイルス性防護服。
- 前記不繊布(10)に吸水材を含浸又は塗着して、前記防護服本体(2)の表面に吸水性を有する抗ウイルス性表面(14)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の抗ウイルス性防護服。
- 前記防護服本体(2)に人体の頭部を覆うためのフード(2c)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の抗ウイルス性防護服。
- 前記防護服本体(2)を、上着(2a)とズボン(2b)とからなるセパレート型としたことを特徴とする請求項1に記載の抗ウイルス性防護服。
- 前記防護服本体(2)を、上着(2a)とズボン(2b)を一体的に形成したつなぎ型としたことを特徴とする請求項1に記載の抗ウイルス性防護服。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158963U true JP3158963U (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112273762A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-01-29 | 昆山洁宏无纺布制品有限公司 | 一种高效防病毒防水的隔离服的制备方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112273762A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-01-29 | 昆山洁宏无纺布制品有限公司 | 一种高效防病毒防水的隔离服的制备方法 |
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