JP3182152U - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】食材の取り出しの煩わしさを改善した包装袋を提供する。
【解決手段】前面シート11と背面シート12とを上縁熱融着部13、左縁熱融着部14及び右縁熱融着部15において接着し、下縁部は開口した袋状としている。前面シート11と背面シート12との間には透過性を有する不織布16を設け、不織布16によって袋内を第1収納室21と第2収納室22とに区画している。
【選択図】図1

Description

本考案は、仕切を備えた包装袋に関する。
従来、袋状に形成された包装袋において、開口部から食品等を充填し、開口部を封止することで充填した食品等を包装する技術が知られている。たとえば、特許文献1には、前面シートと後面シートとを熱融着させることで袋状とした包装袋が開示されている。
特開2011−246143号公報
ところで、特許文献1に示されるような包装袋では、食材に調味料材が加えられた食品を収納する場合もある。この場合、包装袋から食材を取り出すにあたっては、過度に調味料材が出ないようにしなければならず、食材の取り出しに煩わしさがあった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、食品を包装する包装袋において、たとえば、食材に調味料材が加えられた食品を収納する場合であっても、食材の取り出しの煩わしさを改善することにある。
上記課題を解決するための包装袋は、前面シートと背面シートとが上端部及び両側端部において接着され、下端部は開口した袋状の包装袋において、前面シートと背面シートとの間には透過性を有する仕切シートが設けられ、仕切シートによって第1収納室と第2収納室とに区画されている。この構成によれば、仕切シートによって包装袋内が第1収納室と第2収納室とに区画されるため、複数の収納物をそれぞれ異なる収納室に収納することができる。また、仕切シートは透過性を有しているため、たとえば、第1収納室に仕切シートを透過しない第1物品を収納し、第2収納室に仕切シートを透過する第2物品を収納すれば、第2物品を第1物品に対して浸透させることが可能となる。さらには、包装袋から第1物品を取り出す際に、第2物品が過度に出てくることを抑制する。
とくに、上記構成において、仕切シートは、前面シートと背面シートとの上端部における接着部よりも下端部側において、仕切シートの上端部が前面シート及び背面シートの一方に接着され、仕切シートの両側端部が前面シート及び背面シートの両側端部の接着部に接着されているものとすることが好ましい。この構成によれば、第1収納室及び第2収納室のいずれか一方は、その上領域及び両側領域が仕切シートによって封止されることはないものの、第1収納室及び第2収納室のいずれか他方は、その上領域及び両側領域が仕切シートによって封止されるようになる。したがって、第1収納室及び第2収納室のいずれか一方に収納した物品を取り出す際には、第1収納室及び第2収納室のいずれか他方に収納した物品が出てくるのを好適に抑制する。
さらに上記構成において、包装袋の上端部における仕切シートが接着されている箇所よりも上端側の位置に、帯状に開封補助部材を設けることが好ましい。この構成によれば、包装袋の切り口が開封補助部材の帯状の範囲内に形成されるように誘導する。したがって、包装袋の開封時に仕切シートの上端部における接着部分が切られることを抑制する。
さらに上記構成において、開封補助部材は、仕切シートの上端部から離間して配置されていることが好ましい。この構成によれば、仮に、包装袋の切り口が開封補助部材の帯状の範囲から外れたとしても、その切り口がすぐさま仕切シートの上端部に到ることを抑制する。
さらに上記構成において、包装袋の側縁であって、前記開封補助部材の側端に切込みを設けることもできる。この構成によれば、包装袋の切り口の始点を特定し、切り口が開封補助部材の帯状の範囲内から外れることを好適に抑制する。
本書に開示する包装袋によれば、食材の取り出しの煩わしさを改善することができる。
包装袋の一実施の形態を示す斜視図。 同実施の形態を背面シート方向から見た背面図。 図2における3−3線断面図であり、(a)は下縁部封止前、(b)は下縁部封止後、(c)は包装袋の上端開封後の状態を示す。
以下、本書に開示する包装袋の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1及び図2に示すように、前面シート11と背面シート12とは、同じ大きさの長方形状に形成されている。前面シート11と背面シート12とは、上縁部が接着部としての上縁熱融着部13において互いに融着されている。前面シート11と背面シート12とは、左右の側縁部が接着部としての左縁熱融着部14及び右縁熱融着部15において互いに融着されている。前面シート11と背面シート12とは、下縁部が融着されることなく開口されている。これら熱融着部によって、前面シート11と背面シート12とは袋状をなす。
仕切シートとしての不織布16は、前面シート11と背面シート12との間に挟まれている。不織布16の幅方向の長さは、前面シート11及び背面シート12と同じであり、高さ方向の長さは、前面シート11及び背面シート12よりも短い。不織布16は、左縁熱融着部14及び右縁熱融着部15において前面シート11及び背面シート12に融着されている。不織布16は、下縁部が前面シート11及び背面シート12の下縁部と揃うように位置決めされている。不織布16は、上縁部が仕切熱融着部17において背面シート12に熱融着されている。仕切熱融着部17は、上縁熱融着部13との間に所定の間隔をおいて形成されている。このように設けられた不織布16によって、包装袋内は、前面シート11と不織布16との間に形成される第1収納室21と、不織布16と背面シート12との間に形成される第2収納室22とに区画される。
図2に示すように、上縁熱融着部13と仕切熱融着部17との間の領域であって、前面シート11及び背面シート12の外面に、開封補助部材としての帯状の開封補助テープ18が貼着されている。開封補助テープ18は、上縁熱融着部13と所定の間隔S1をもって離間し、仕切熱融着部17と所定の間隔S2をもって離間している。開封補助テープ18の長さは、前面シート11及び背面シート12の幅方向の長さと同じである。開封補助テープ18は、長さ方向に裂けやすく、幅方向に裂けにくく構成されている。開封補助テープ18の左右の側縁部には、それぞれ切込み19が形成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図3(a)、(b)に示すように、包装袋の下縁の開口から、第1収納室21と第2収納室22とのそれぞれに食品を入れて収納する。食品を入れた後、前面シート11と背面シート12とは、下縁部が融着されて封止される。第1収納室21と第2収納室22とを区画する不織布16は、透過性を有しているため、第1収納室21と第2収納室22との間で食品の浸透が許容される。たとえば、第1収納室21に肉、魚等の食材を収納し、第2収納室22に味噌等の調味料材を収納した場合、その調味料材を食材に浸透させることが可能となる。
図2に示すように、包装袋の上側に形成された切込み19を始点として包装袋を開封する。このとき、切込み19を始点とする包装袋の切り口は、開封補助テープ18の帯状の範囲内に誘導されるようにして形成される。また、開封補助テープ18と仕切熱融着部17とは所定の間隔S2をもって離間しているため、切り口が仕切熱融着部17へ到ることを抑制する。
図3(c)に示すように、包装袋が開封された場合、その開封対象は第1収納室21となる。第2収納室22は、不織布16によって覆われた状態のままで開封されることはない。したがって、第1収納室21に収納した食品の取り出しは、第2収納室22に収納した食品が過度に関与することはなく、食品の取り出しの煩わしさが改善される。
次に、本実施形態の効果を列挙する。
(1)包装袋内部が不織布16によって第1収納室21と第2収納室22とに区画されるため、各収納室に異なる食品を別々に収納することができる。
(2)不織布16は透過性を有しているため、第1収納室21と第2収納室22のいずれか一方に収納した食品が、いずれか他方に収納した食品に浸透させることが可能となる。
(3)包装袋の下縁部を封止した後、切込み19を始点として切り口を形成するようにして包装袋を開封すると、第2収納室22は開放されない一方、第1収納室21のみが開放される。第1収納室21に収納された食品のみを取り出すことが可能となる。
(4)開封補助テープ18によって、包装袋を開封する際の切り口が開封補助テープ18の帯状の範囲内に形成されるよう誘導される。開封補助テープ18が包装袋の一端から他端まで延設されているため、切り口が端から端まで誘導され、開封が容易となるとともに、開け損じることを抑制できる。
(5)開封補助テープ18と不織布16との間に形成された間隔S2により、包装袋の開封に伴って切り口が開封補助テープ18の範囲内から外れたとしても、切り口がすぐさま不織布16の上端部に到り不織布16が損傷することを抑制できる。また、この効果を好適に確保するためには、間隔S2が間隔S1よりも大きくなるように開封補助テープ18が配置されることが好ましい。
(6)開封補助テープ18の左右の側縁部には切込み19が設けられているため、包装袋を開封する際の切り口の支点が特定される。このため、切り口が開封補助テープ18の帯状の範囲内から外れることを好適に抑制できる。また、開封がさらに容易となる。
なお、上記実施形態の構成は、次のように変更して上記実施形態と同様の効果を得ることも可能である。また、以下の変更例は適宜組み合わせて実施することも可能である。
・前面シート11及び背面シート12は、同じ大きさの長方形状としたが、これに限定されない。たとえば、正方形状でもよい。また、それぞれの大きさが異なってもよく、前面シート11と背面シート12との融着により袋状を形成できればよい。
・前面シート11、背面シート12及び不織布16は、熱を加えて接着することによって袋状としたが、これに限定されない。たとえば、接着剤を用いて接着することによって袋状としてもよい。
・仕切熱融着部17と開封補助テープ18との間に、包装袋を再封可能なファスナー等を設け、包装袋を開閉自在としてもよい。
・開封補助テープ18の左右の側縁部に切込み19を設けたが、片方の側縁部のみに設けてもよい。さらに、形状は一直線状の切込みに限定されず、開口を容易に行える形状であればよい。たとえば、V字状、U字状の切込み等を採用することが考えられる。また、切込み19を設けなくてもよい。
・開封補助テープ18は、不織布16の上端部と接するように配置されてもよい。
・開封補助テープ18は、包装袋の外面に貼着したが、内面に貼着してもよい。また、開封補助テープ18は、前面シート11及び背面シート12の幅方向の長さと同じ長さとしたが、前面シート11及び背面シート12の幅方向の長さより短くてもよい。また、開封補助テープ18を設けなくてもよし、前面シート11及び背面シート12の一方に設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、開封補助部材として開封補助テープ18を採用したが、これに限定されない。たとえば、前面シート11や背面シート12そのものに薄肉領域を形成したり、半切込みを形成したりして、開封補助部材として構成してもよい。
・不織布16の上縁部は、背面シート12に融着したが、これに代えて前面シート11に融着してもよい。
・不織布16は1枚のみ設けているが、複数枚設けてもよい。たとえば2枚設けた場合は、第2収納室22が2つになり、各収納室に異なる内容物を収納することができる。
・第1収納室21と第2収納室22とを区画する仕切シートは不織布16でなくてもよい。たとえば、透過性を有するように孔や切れ目を形成したシートでもよい。
・不織布16の幅方向の長さは、前面シート11や背面シート12の幅方向の長さよりも短くしてもよい。この場合、不織布16の左右の側縁部は、上縁部と同様に、前面シート11及び背面シート12の一方に接着されることになる。
・上記実施形態では、仕切シートとして不織布16を採用したが、仕切シートとしては少なくとも一部に透過性を有するように形成されていれば、それでよい。
・第1収納室21及び第2収納室22に収納されるものは、食品に限定されることはない。
上記記載から把握できる技術的思想を列挙する。
・前記仕切シートは、前記前面シートと前記背面シートとの上端部における接着部よりも下端部側において、前記仕切シートの上端部及び両側端部が前記前面シート及び前記背面シートの一方に接着されている包装袋。
・前記開封補助部材より下端側であって、前記仕切シートが接着されている箇所よりも上端側に、包装袋を再封可能なファスナー部材を設けた包装袋。
11…前面シート、12…背面シート、13…上縁熱融着部、14…左縁熱融着部、15…右縁熱融着部、16…不織布、18…開封補助テープ、19…切込み、21…第1収納室、22…第2収納室。

Claims (5)

  1. 前面シートと背面シートとが上端部及び両側端部において接着され、下端部は開口した袋状の包装袋において、
    前記前面シートと前記背面シートとの間には透過性を有する仕切シートが設けられ、該仕切シートによって第1収納室と第2収納室とに区画されていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記仕切シートは、前記前面シートと前記背面シートとの上端部における接着部よりも下端部側において、前記仕切シートの上端部が前記前面シート及び前記背面シートの一方に接着され、前記仕切シートの両側端部が前記前面シート及び前記背面シートの両側端部の接着部に接着されている請求項1に記載の包装袋。
  3. 包装袋の上端部における前記仕切シートが接着されている箇所よりも上端側の位置に、帯状に開封補助部材を設けた請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記開封補助部材は、前記仕切シートの上端部から離間して配置されている請求項3に記載の包装袋。
  5. 包装袋の側縁であって、前記開封補助部材の側端に切込みを設けた請求項3又は4に記載の包装袋。
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