JP3182011B2 - 分岐脂肪酸アミドの製造方法 - Google Patents

分岐脂肪酸アミドの製造方法

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JP3182011B2 JP34681092A JP34681092A JP3182011B2 JP 3182011 B2 JP3182011 B2 JP 3182011B2 JP 34681092 A JP34681092 A JP 34681092A JP 34681092 A JP34681092 A JP 34681092A JP 3182011 B2 JP3182011 B2 JP 3182011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分岐脂肪酸アミドの製造
方法に関し、さらに詳しくは毛髪及び/又は皮膚化粧料
の基剤、乳化剤、潤滑剤等として有用な分岐脂肪酸アミ
ドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪及
び/又は皮膚化粧料の基剤、乳化剤、潤滑剤等としてい
くつかの種類の分岐脂肪酸アミドが有用であることが報
告されている(特開平4−211640号、特開平4−
69321号、特開平4−69320号等)。
【0003】上記分岐脂肪酸アミドの製造方法として
は、例えば分岐脂肪酸とトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタンとを反応させてオキサゾリン化合物を得た
後、これを加水分解する方法が挙げられる(特開平4−
211640号)。
【0004】しかし、上記分岐脂肪酸にトリス(ヒドロ
キシメチル)アミノメタンを反応させオキサゾリン化合
物を得る際には、しばしば各種の不純物が生成し、該化
合物の純度が低下してしまう。このため、得られるオキ
サゾリン化合物を通常の蒸留操作により精製する試みが
なされているが、該オキサゾリン化合物は熱的に不安定
であり、蒸留操作中に分解されて着色してしまう。ま
た、オキサゾリン化合物を加水分解して得られる分岐脂
肪酸アミドをカラムクロマトグラフィーや晶析などの手
段により精製する試みもなされてはいるが、これらの操
作は煩雑であるうえ、特殊な設備と多大の費用を要する
という欠点を有していた。
【0005】そこで、色相、臭い等が良好で高純度の分
岐脂肪酸アミドを工業的規模で簡便に製造する方法の開
発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、オキサゾリン化合物の加水
分解に先立ち、該化合物を分子蒸留処理又はスチーミン
グ処理すれば、高純度の分岐脂肪酸アミドを簡便に製造
し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、下記一般式(2)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、m、nはそれぞれ0〜20の整数
を示し、かつmとnとの和が1〜20である)で表わさ
れる分岐脂肪酸とトリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン(3)とを反応させて、下記一般式(4)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、m及びnはともに前記と同義であ
る)で表わされるオキサゾリン化合物を得た後、該オキ
サゾリン化合物を加水分解することによる下記一般式
(1)
【0012】
【化6】
【0013】で表わされる分岐脂肪酸アミドの製造方法
において、該加水分解に先立ちオキサゾリン化合物
(4)を分子蒸留処理又はスチーミング処理により精製
することを特徴とする分岐脂肪酸アミドの製造方法を提
供するものである。
【0014】一般式(2)中のm及びnは、それぞれ0
〜20の整数を示し、かつmとnとの和は1〜20、好
ましくは10〜16である。これらのうち、上記一般式
(2)の分岐メチル基がアルキル主鎖の中心近くに位置
するものがさらに好ましい。また、mが1〜20の整数
であり、かつnが0であるものも好ましい。上記一般式
(2)で表わされる分岐脂肪酸は、単一物でも、また混
合物を使用してもよい。
【0015】特に好ましい例としては、イソステアリン
酸が挙げられる。これは、例えばオレイン酸からダイマ
ー酸製造時の副産物、クラフトパルプ廃液を硫酸で分解
して得られるトール油からダイマー酸製造時の副産物等
として得られる。上記副産物として得られるイソステア
リン酸は、さらに水素添加処理又は過酸化物処理するこ
とが好ましい。
【0016】イソステアリン酸は、通常、その炭素数及
び分岐メチル基の位置が一定の分布を有する混合物であ
って、合計炭素数が18(mとnとの和が14)のもの
を約75%以上、残部として合計炭素数が14のもの、
16のもの、20のもの等を含有するものであり、かつ
分岐メチル基がアルキル主鎖の中央近傍に分布している
ものである(J.Amer.Oil Chem.So
c.,51巻、522頁1974年;同56巻、823
A頁、1979年)。
【0017】以下に本発明の分岐脂肪酸アミド(1)の
製造方法について説明する。まず、分岐脂肪酸(2)に
対し0.8〜1.2倍モルのトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン(3)を、無溶媒下に、又はキシレ
ン、メシチレン、キュメン、ヘキサン、デカン等の不活
性溶媒中で、100〜250℃、好ましくは150〜2
00℃の温度にて、生成する水を系外に除去しながら、
1〜24時間反応を行い、オキサゾリン化合物(4)を
得る。ここで、水を系外に除去する手段としては、減圧
脱水、溶媒との共沸脱水、N2等の不活性気体の流通に
よる脱水などが挙げられる。これらの手段は単独でも、
2種以上を併用してもよい。
【0018】上記反応においては、反応温度が100℃
未満の場合、反応速度が遅いため時間効率が低下し、一
方、250℃を超える場合、副反応が生じやすく、また
生成物がしばしば着色されてしまう。
【0019】このようにして得られたオキサゾリン化合
物(4)を、次いで分子蒸留処理又はスチーミング処理
により精製する。
【0020】本発明においてオキサゾリン化合物(4)
の分子蒸留処理は、下記の分子蒸留器を使用して行うこ
とが好ましい。分子蒸留器は、高真空下蒸留が可能で、
加熱面と凝縮面との距離を、十分接近せしめて、分子の
平均自由行程半径以内とし、加熱面から飛び出した分子
の大部分を、蒸気相で互いに衝突させることなく、凝集
面で捕集する型式のものをいう。このようなものであれ
ば、遠心型や流下フィルム型等いずれの型のものを使用
してもよい。好ましい具体例としてはスミス薄膜蒸留処
理が挙げられる。
【0021】分子蒸留処理は、低沸点部分の除去及び/
又は高沸点部分の除去の操作により行う。上記操作の順
序はいずれもよく、また、片方の操作のみを行ってもよ
い。例えば、分岐脂肪酸としてイソステアリン酸を用い
て得られたオキサゾリン化合物を分子蒸留する場合、低
沸点部分の除去条件は150〜250℃/0.1〜1mm
Hg、好ましくは170〜230℃/0.1〜0.5mmH
g、さらに好ましくは190〜210℃/0.2〜0.
4mmHgであり、溶出分を除去する。一方、高沸点部分の
除去条件は、220〜300℃/0.1〜1mmHg、好ま
しくは240〜290℃/0.1〜0.5mmHg、さらに
好ましくは260〜280℃/0.1〜0.4mmHgであ
り、残留分を除去する。
【0022】ここで、低沸点部分の不純物は、未反応の
分岐脂肪酸、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ン、分岐脂肪酸にもともと含まれる不純物等であり、高
沸点部分の不純物は下記一般式(5)
【0023】
【化7】
【0024】で表わされる化合物等である。
【0025】本発明におけるオキサゾリン化合物(4)
のスチーミング処理は、減圧下に行う、いわゆる減圧ス
チーミングであることが好ましい。減圧スチーミングは
100〜200℃/1〜100mmHg、好ましくは130
〜180℃/2〜70mmHg、さらに好ましくは150〜
170℃/5〜50mmHgの条件下、1〜10時間行う。
このとき付与するスチーム量は、オキサゾリン化合物に
対し、1〜50重量%/hr、好ましくは5〜40重量%
/hr、さらに好ましくは10〜30重量%/hrである。
上記スチーミングにより、前記分子蒸留による場合と同
様の不純物が除去される。
【0026】かくして得られる精製オキサゾリン化合物
を加水分解することにより目的の分岐脂肪酸アミド
(1)を得る。上記加水分解は、オキサゾリン化合物
(4)に対し1〜3倍モル、好ましくは1.2〜2倍モ
ル、さらに好ましくは1.4〜1.6倍モルの水及び、
必要に応じ、炭素数1〜6の低級アルコールを添加し、
50〜150℃、好ましくは70〜100℃にて1〜3
0時間反応せしめることにより行う。
【0027】ここで、使用される低級アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノール、2−プロ
パノール、イソブタノール、sec−ブタノール、t−
ブタノール、アミルアルコール、t−アミルアルコー
ル、ネオペンチルアルコール、ヘキシルアルコール等が
挙げられる。加水分解することにより目的の分岐脂肪酸
アミド(2)を得る。
【0028】温度が50℃未満では加水分解反応が実質
上進行せず、一方、150℃を超えると副反応が生起さ
れ、さらに生成物が着色されやすい。
【0029】なお、上記加水分解反応においては、水及
び低級アルコールに加え、通常の加水分解に使用される
アルカリ性物質又は酸性物質を共存させてもよい。
【0030】かくして得られる分岐脂肪酸アミド(1)
は、そのまま種々の用途に使用できるが、さらにpH調
整、白土処理、溶剤洗浄、活性炭処理等を適宜施すこと
ができる。また、再結晶、クロマトグラフィー等の手段
によりさらなる高純度品とすることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の分岐脂肪酸アミドの製造方法に
より、着色及び臭いのない、高純度の上記化合物を工業
的規模で簡便に得ることができる。そして、本発明によ
り得られる分岐脂肪酸アミドは、毛髪及び/又は皮膚化
粧料の基剤、乳化剤、潤滑剤等に極めて有用なものであ
る。
【0032】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0033】実施例1 N−トリス(ヒドロキシメチ
ル)メチル−イソステアリン酸アミド(1−1)の製造 (イ)2−ヘプタデシル−4,4−ビス(ヒドロキシメ
チル)−2−オキサゾリン(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量1lの反応容器に、イソ
ステアリン酸(2−1)(エメリー社製「Emerso
l 875」)300g(1.055モル)及びトリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン127.75g
(1.055モル)を仕込んだ。撹拌しながら昇温し、
窒素流量30〜50l/hrにて、160℃で6時間反応
せしめ計算量の水を留去し、標記化合物(4−1)38
6gを得た(収率99%)。このものは、140℃では
粘稠な液体であるが、室温ではワックス状に固化した。
m.p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー純
度;92.0%。引き続きこのもの300gをスミス薄
膜蒸留により精製した。まず、200℃、0.4mmHgに
て2.5ml/min のフィード量にてトップカットを行な
い、残渣として得た222g(収率74%)をさらに、
270℃、0.4mmHgにて1.75ml/min のフィード
量でボトムカットを行ない、留分として精製された化合
物(4−1)191gを得た(収率86%)。色相;G
<1、ガスクロマトグラフィー純度;99.3%。
【0034】(ロ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容量300mlの
反応容器に(イ)で得た化合物191g(0.517モ
ル)及びエタノール28mlを仕込んだ。撹拌しながら昇
温し、80℃にて水28gを滴下した。90℃で6時間
還流撹拌を行った後、室温に冷却し、液晶状の化合物
(1−1)237gを得た。水分;8.0%、エタノー
ル;8.7%、ガスクロマトグラフィー純度;94.5
%(対固形分)、色相;G<1。このものは、長期保存
しても、着色したり異臭を発生したりすることなく、そ
のまま化粧料用基剤として使用可能であった。
【0035】実施例2 化合物(1−1)の製造 (イ)イソステアリン酸(2−1)の精製 1lのオートクレーブにトール油由来イソステアリン酸
(2−1)(ユニオンキャンプ社製「Century
1105」)(色相;G3、沃素価;7.7)517g
(1.69モル)及び5%Pd/C(50%含水品)1
0.3g(1重量%)を仕込んだ。撹拌しながら昇温
し、190℃にて水素圧50kg/cm2で2時間反応させ
た。反応終了後、濾過助剤としてラジオライトスペシャ
ルフローを用い、加圧濾過により触媒を除去し、507
gの無色透明液体を得た(色相;APHA60、沃素
価;1.8)。このものを蒸留し、色相が良好で沃素価
の低減されたイソステアリン酸(2−1)468gを得
た(収率90.5%)。b.p.;183〜202℃/
2〜3mmHg、色相;APHA50、沃素価;1.8、酸
価;185.8、平均分子量;302.0。
【0036】(ロ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量500mlの反応容器に
(イ)で得たイソステアリン酸250g(0.828モ
ル)を仕込んだ後窒素置換してトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン(アンガスケミカル社製「トリスアミ
ノクリスタル」)100.3g(0.828モル)を仕
込んだ。窒素流量30〜50l/hrにて撹拌しながら昇
温し、160℃で6時間反応を行ない、計算量の水を留
去し、標記化合物(4−1)314gを得た(収率98
%、色相;G1)。このものは、140℃では粘稠な液
体であるが、室温ではワックス状に固化した。m.
p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー純度;9
2.1%。引き続きこのもの300gをスミス薄膜蒸留
により精製した。まず、200℃、0.4mmHgにて2.
5ml/min のフィード量にてトップカットを行ない、残
渣として得た255g(収率85%)をさらに、270
℃、0.4mmHgにて1.75ml/min のフィード量でボ
トムカットを行ない、留分として精製された化合物(4
−1)209gを得た(収率82%)。ガスクロマトグ
ラフィー純度;99.3%。
【0037】(ハ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容量500mlの
反応容器に(ロ)で得た化合物(4−1)200g
(0.516モル)及びエタノール28mlを仕込んだ。
撹拌しながら昇温し、80℃にて水28gを滴下した。
89〜92℃で6時間還流撹拌を行った後室温に冷却
し、液晶状の化合物(1−1)250gを得た。色相;
APHA200、沃素価;1.2、水分;8.0%、エ
タノール;8.7%、ガスクロマトグラフィー純度;9
5%(対固形分)。なお、このものは、長期保存して
も、着色したり、異臭が生じたりすることなく、そのま
ま化粧料基剤として使用可能であった。
【0038】実施例3 化合物(1−1)の製造 (イ)イソステアリン酸(2−1)の精製 20lのオートクレーブにトール油由来イソステアリン
酸(2−1)(ユニオンキャンプ社製「Century
1105」)(色相;G3、沃素価;9.7)10kg
(32.69モル)及び安定化Ni(日揮化学製「N−
103」)100g(1重量%)を仕込んだ。撹拌しな
がら昇温し、190℃にて水素圧50kg/cm2で10時
間反応させた。反応終了後、濾過助剤としてラジオライ
トスペシャルフローを用いて加圧濾過により触媒を除去
し、9800gの無色透明液体を得た(色相;APHA
200、沃素価;4.6)。このものを蒸留して色相が
良好で沃素価の低減されたイソステアリン酸(2−1)
9000gを得た(収率90%)。b.p.;192〜
212℃/3〜7mmHg、色相;APHA50、沃素価;
3.8、酸価;180.3、平均分子量;311.2。
【0039】(ロ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量5lの反応容器に(イ)
で得たイソステアリン酸(2−1)2600g(8.3
5モル)を仕込んだ後窒素置換して、トリス(ヒドロキ
シメチル)アミノメタン(アンガスケミカル社製「トリ
スアミノクリスタル」)1011.5g(8.35モ
ル)を仕込んだ。窒素流量30〜50l/hrにて撹拌し
ながら昇温し、160℃で8時間反応を行ない、計算量
の水を留去し、標記化合物(4−1)3289gを得た
(収率99%、色相;APHA150)。このものは、
140℃では粘稠な液体であるが、室温ではワックス状
に固化した。m.p.;53−58℃、ガスクロマトグ
ラフィー純度;91.1%。引き続きこのもの300g
をスミス薄膜蒸留により精製した。まず、200℃、
0.4mmHgにて2.5ml/min のフィード量にてトップ
カットを行ない、残渣として得た252g(収率84
%)をさらに、270℃、0.4mmHgにて1.75ml/
min のフィード量でボトムカットを行ない、留分として
精製された化合物(4−1)212gを得た(収率84
%)。色相;G<1、ガスクロマトグラフィー純度;9
9.3%。
【0040】(ハ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容量500mlの
反応容器に(ロ)で得た化合物(4−1)200g
(0.518モル)及びエタノール28mlを仕込んだ。
撹拌しながら昇温し、80℃にて水28gを滴下した。
90℃で8時間還流撹拌を行った後、室温に冷却し、液
晶状の化合物(1−1)250gを得た。色相;APH
A150、沃素価;2.1、水分;7.7%、エタノー
ル;9.2%、ガスクロマトグラフィー純度;94%
(対固形分)。このものは、長期保存しても着色した
り、異臭を発生したりすることなく、そのまま化粧料基
剤として使用可能であった。
【0041】実施例4 化合物(1−1)の製造 (イ)イソステアリン酸(2−1)の精製 温度計、還流冷却器、滴下ロート及び撹拌器を備えた容
量1lの反応容器にトール油由来イソステアリン酸(2
−1)(ユニオンキャンプ社製「Century 11
05」)(色相;G3、沃素価;7.7)400.1g
(1.31モル)を仕込み、190℃に加熱して、DT
BPO(ジターシャリーブチルパーオキシド)8.0g
(対イソステアリン酸2.0重量%)を18分間かけて
滴下した。190℃にて2時間かけて反応させた後冷却
した。このうち、388.8gを減圧蒸留して色相の良
好なイソステアリン酸(2−1)350.1gを得た
(収率90.0%)。b.p.;181〜194℃/
0.8〜2mmHg、色相;APHA70、酸価;187.
5、平均分子量;299.2。
【0042】(ロ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量300mlの反応容器に
(イ)で得たイソステアリン酸151.3g(0.50
6モル)を仕込んだ後窒素置換して、トリス(ヒドロキ
シメチル)アミノメタン(アンガスケミカル社製「トリ
スアミノクリスタル」)61.3g(0.506モル)
を仕込んだ。窒素流量30〜50l/hrにて撹拌しなが
ら昇温し、160℃にて6時間反応させて計算量の水を
留去し、標記化合物(4−1)190.6gを得た(収
率98%、色相;G1)。このものは、140℃では粘
稠な液体であるが、室温ではワックス状に固化した。
m.p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー純
度;91.3%。引き続きこのもの300gをスミス薄
膜蒸留により精製した。まず、200℃、0.4mmHgに
て2.5ml/min のフィード量にてトップカットを行な
い、残渣として得た249g(収率83%)をさらに2
70℃、0.4mmHgにて1.75ml/min のフィード量
でボトムカットを行ない、留分として精製された化合物
(4−1)212gを得た(収率85%)。色相;G<
1、ガスクロマトグラフィー純度;99.3%。
【0043】(ハ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器、及び撹拌器を備えた容量300ml
の反応容器に(ロ)で得た化合物(4−1)153.8
g(0.4モル)及びエタノール22mlを仕込んだ。撹
拌しながら昇温し、80℃にて水22g(1.2モル)
を15分間かけて滴下した。88〜90℃で9時間還流
撹拌を行った後室温に冷却し、液晶状の化合物(1−
1)188.7gを得た。色相;G1、水分;8.1
%、エタノール;6.2%、ガスクロマトグラフィー純
度;94.3%(対固形分)。このものは、長期保存し
ても、着色したり異臭を発生したりすることなく、その
まま化粧料基剤として使用可能であった。
【0044】実施例5 化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器、及び撹拌器を備えた容量300ml
の反応容器に実施例3の(ロ)で分子蒸留により得た化
合物(4−1)150g(0.406モル)を仕込ん
だ。90℃にて撹拌しながら水11.0g(0.611
モル)を15分間かけて滴下した。90℃で6時間反応
させた後室温に冷却した。反応液は液晶状であり、透明
均一であった。こうして化合物(1−1)166gを得
た。色相;G1、水分;2.2%、ガスクロマトグラフ
ィー純度;94.5%(対固形分)。このものは、長期
保存しても、着色したり異臭が生じたりすることなく、
そのまま化粧料用基剤として使用可能であった。
【0045】実施例6 化合物(1−1)の製造 (イ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量1lの反応容器に、イソ
ステアリン酸(2−1)(エメリー社製「Emerso
l 875」)300g(1.055モル)及びトリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン127.75g
(1.055モル)を仕込んだ。撹拌しながら昇温し、
窒素流量30〜50l/hrにて160℃で6時間反応を
行ない、計算量の水を留去し、標記化合物(4−1)3
86gを得た(収率99%)。このものは、140℃で
は粘稠な液体であるが、室温ではワックス状に固化し
た。m.p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー
純度;92.0%。引き続きこのものを160℃、5mm
Hgにて8時間スチーミングを行なった。全スチーム量は
化合物(4−1)に対して1.5重量倍であった。この
ようにして精製された化合物(4−1)374gが得ら
れた。ガスクロマトグラフィー純度;95%。
【0046】(ロ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容量500mlの
反応容器に(イ)で得た化合物250g(0.676モ
ル)及びエタノール36.5mlを仕込んだ。撹拌しなが
ら昇温し、80℃にて水36.5gを滴下した。90℃
で6時間還流撹拌を行った後室温まで冷却し、液晶状の
化合物(1−1)312gを得た。水分;8.0%、エ
タノール;8.7%、ガスクロマトグラフィー純度;9
1.5%(対固形分)。このものは、長期保存しても、
着色したり異臭を発生したりすることなく、そのまま化
粧料用基剤として使用可能であった。
【0047】実施例7 化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容量200mlの
反応容器に実施例1の(イ)で得た化合物(4−1)1
20g(0.324モル)を仕込み、90℃にて水8.
8g(0.489モル)を5分間かけて滴下した。90
℃にて6時間反応させた後室温まで冷却した。このよう
にして液晶状の透明均一な化合物(1−1)128.8
gを得た。色相;G1、水分;2.2%、ガスクロマト
グラフィー純度;91.0%(対固形分)。このもの
は、長期保存しても、着色したり異臭を発生したりする
ことなく、そのまま化粧料用基剤として使用可能であっ
た。
【0048】実施例8 化合物(1−1)の製造 (イ)イソステアリン酸(2−1)の精製 1lのオートクレーブにトール油由来イソステアリン酸
(2−1)(ユニオンキャンプ社製「Century
1105」)(色相;G3、沃素価;7.7)517g
(1.69モル)及び5%Pd/C(50%含水品)1
0.3g(1重量%)を仕込んだ。撹拌しながら昇温
し、190℃にて水素圧50kg/cm2で2時間反応させ
た。反応終了後、濾過助剤としてラジオライトスペシャ
ルフローを用い、加圧濾過により触媒を除去し、507
gの無色透明液体を得た(色相;APHA;60、沃素
価;1.8)。このものを蒸留し、色相が良好で沃素価
の低減されたイソステアリン酸468gを得た(収率9
0.5%)。b.p.;183〜202℃/2〜3mmH
g、色相;APHA50、沃素価;1.8、酸価;18
5.8、平均分子量;302.0。
【0049】(ロ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量500mlの反応容器に
(イ)で得たイソステアリン酸250g(0.828モ
ル)を仕込んだ後窒素置換してトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン(アンガスケミカル社製「トリスアミ
ノクリスタル」)100.3g(0.828モル)を仕
込んだ。窒素流量30〜50l/hrにて撹拌しながら昇
温し、160℃にて6時間反応させて、計算量の水を留
去し、標記化合物(4−1)314gを得た(収率98
%、色相;G1)。このものは、140℃では粘稠な液
体であるが、室温ではワックス状に固化した。m.
p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー純度;9
2.1%。引き続きこのものに160℃、5mmHgにて8
時間かけてスチーミングを行なったスチーム量に化合物
(4−1)に対して1.5重量倍であった。このように
して、精製された化合物(4−1)295gが得られ
た。ガスクロマトグラフィー純度;95%。
【0050】(ハ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器、及び撹拌器を備えた容量500ml
の反応容器に(ロ)で得た化合物(4−1)259g
(0.668モル)及びエタノール36mlを仕込んだ。
撹拌しながら昇温し、80℃にて水36gを滴下した。
89〜92℃にて6時間還流撹拌を行った後室温に冷却
し、液晶状の化合物(1−1)323gを得た。色相;
APHA200、沃素価;1.2、水分;8.0%、エ
タノール;8.7%、ガスクロマトグラフィー純度;9
1.3%(対固形分)。このものは、長期保存しても、
着色したり異臭を発生したりすることなく、そのまま化
粧料用基剤として使用可能であった。
【0051】実施例9 化合物(1−1)の製造 (イ)イソステアリン酸(2−1)の精製 温度計、還流冷却器、滴下ロート及び撹拌器を備えた容
量1lの反応容器にトール油由来イソステアリン酸(2
−1)(ユニオンキャンプ社製「Century 11
05」)(色相;G3、沃素価;7.7)400.1g
(1.31モル)を仕込み、190℃に加熱して、DT
BPO8.0g(対イソステアリン酸2.0重量%)を
18分間かけて滴下した。190℃にて2時間反応させ
た後、冷却した。このうち、388.8gを減圧蒸留し
て色相の良好なイソステアリン酸(2−1)350.1
gを得た(収率90.0%)。b.p.;181〜19
4℃/0.8〜2mmHg、色相;APHA70、酸価;1
87.5、平均分子量;299.2。
【0052】(ロ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量300mlの反応容器に
(イ)で得たイソステアリン酸151.3g(0.50
6モル)を仕込んだ後窒素置換して、トリス(ヒドロキ
シメチル)アミノメタン(アンガスケミカル社製「トリ
スアミノクリスタル」)61.3g(0.506モル)
を仕込んだ。窒素流量30〜50l/hrにて撹拌しなが
ら昇温し、160℃にて6時間反応させて、計算量の水
を留去し、標記化合物(4−1)190.6gを得た
(収率98%、色相;G1)。このものは、140℃で
は粘稠な液体であるが、室温ではワックス状に固化し
た。m.p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー
純度;91.3%。引き続きこのものに160℃、5mm
Hgにて8時間かけてスチーミングを行なった。全スチー
ム量は化合物(4−1)に対して1.5重量倍であっ
た。このようにして、精製された化合物(4−1)17
9.2gが得られた。ガスクロマトグラフィー純度;9
4%。
【0053】(ハ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容量300mlの
反応容器に(ロ)で得た化合物(4−1)153.8g
(0.4モル)及びエタノール22mlを仕込んだ。撹拌
しながら昇温し、80℃にて水22g(1.2モル)を
15分間かけて滴下した。88〜90℃で9時間還流撹
拌を行った後室温まで冷却し、液晶状の化合物(1−
1)188.7gを得た。色相;G1、水分;8.1
%、エタノール;6.2%、ガスクロマトグラフィー純
度;90.5%。このものは、長期保存しても、着色し
たり異臭を発生したりすることなく、そのまま化粧料用
基剤として使用可能であった。
【0054】比較例1 化合物(1−1)の製造 (イ)化合物(4−1)の製造 温度計、還流冷却器、ディーンスタークトラップ、窒素
導入管及び撹拌器を備えた容量500mlの反応容器にト
ール油由来イソステアリン酸(2−1)(ユニオンキャ
ンプ社製「Century 1105」)(色相;G
3、沃素価;7.7)250g(0.828モル)を仕
込んだ後、窒素置換してトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン(アンガスケミカル社製、商品名トリスアミ
ノクリスタル)100.3g(0.828モル)を仕込
んだ。窒素流量30〜50l/hrにて撹拌しながら昇温
し、160℃で6時間反応を行ない、計算量の水を留去
し、標記化合物(4−1)308gを得た(収率96
%、色相;G4〜5)。このものは、140℃では粘稠
な液体であるが、室温ではワックス状に固化した。m.
p.;53−58℃、ガスクロマトグラフィー純度;9
0.1%。
【0055】(ロ)化合物(1−1)の製造 温度計、還流冷却器及び撹拌器を備えた容器500mlの
反応容器に(イ)で得た化合物(4−1)259g
(0.668モル)及びエタノール36mlを仕込んだ。
撹拌しながら昇温し、80℃にて水36gを滴下した。
89〜92℃にて6時間還流撹拌を行った後、室温まで
冷却し、液晶状の化合物(4−1)320gを得た。色
相;G4、沃素価;5.7、水分;7.7%、エタノー
ル;8.4%、ガスクロマトグラフィー純度;87.0
%(対固形分)。このものは色相が悪く、さらに長期保
存すると着色が増すと共に異臭も発生し、化粧料基剤と
しての使用は困難であった。
【0056】比較例2 実施例2の(ロ)で得た、分子蒸留を施していないオキ
サゾリン化合物(4−1)の減圧蒸留を試みたが、20
0℃以上の高温を要し、着色及び異臭がはなはだしく、
かつ、かなりの分解が生じたため、精製品は低収率でし
か得られなかった。
【0057】比較例3 実施例3の(ロ)で得た、スチーミング処理を施こして
いないオキサゾリン化合物(4−1)から低沸点物を除
去するため、減圧蒸留によるトップカットを試みたが、
200℃以上の高温を要し、着色及び異臭がはなはだし
かった。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 231/10 C07C 233/18 C07D 263/14 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(2) 【化1】 (式中、m、nはそれぞれ0〜20の整数を示し、かつ
    mとnとの和が1〜20である)で表わされる分岐脂肪
    酸とトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(3)と
    を反応させて下記一般式(4) 【化2】 (式中、m、nは前記と同義である)で表わされるオキ
    サゾリン化合物を得た後、該オキサゾリン化合物を加水
    分解することによる下記一般式(1) 【化3】 (式中、m、nは前記と同義である)で表わされる分岐
    脂肪酸アミドの製造方法において、該加水分解に先立ち
    オキサゾリン化合物(4)を分子蒸留処理又はスチーミ
    ング処理により精製することを特徴とする分岐脂肪酸ア
    ミドの製造方法。
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