JP3181374B2 - ポリアミドエラストマーの製造方法 - Google Patents

ポリアミドエラストマーの製造方法

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JP3181374B2
JP3181374B2 JP14804592A JP14804592A JP3181374B2 JP 3181374 B2 JP3181374 B2 JP 3181374B2 JP 14804592 A JP14804592 A JP 14804592A JP 14804592 A JP14804592 A JP 14804592A JP 3181374 B2 JP3181374 B2 JP 3181374B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリアミドエラストマー
の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、透明
で、柔軟性かつ弾性回復能が優れるポリアミドエラスト
マーの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び課題】熱可塑性ポリアミドエラストマ
ーは、耐水性、耐熱性、機械的強度、低温特性などの物
性が優れ、かつ成形性が良いので、例えば工業部品、シ
ート、ホース、チューブなどの用途に使用されている。
【0003】ポリアミドエラストマーとしては、ポリア
ミドをハードセグメントとし、ポリエーテルをソフトセ
グメントとするポリエーテルエステルアミドやポリエー
テルアミドが知られている。このポリアミド成分として
は12−ナイロンや6−ナイロンなどのナイロンが用い
られるが、現在、主として12−ナイロン系のものが市
販されている。
【0004】一方、ソフトセグメントとしては、ポリオ
キシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコ
ール、ポリオキシテトラメチレングリコール等のポリオ
キシアルキレングリコールや、α,ω−ジヒドロキシ炭
化水素が用いられるが、これらの中で耐熱性、耐水性、
低温特性、弾性回復性、機械的強度等の点から、主とし
て、ポリオキシテトラメチレングリコールが用いられて
いる。例えば、ポリオキシテトラメチレングリコールを
ソフトセグメント成分として用いたポリアミドエラスト
マーの例としては、特開昭50−159586号、特開
昭53−104694号、特開昭53−119997
号、特開昭53−126057号、特開昭56−650
26号、特開昭57−119925号各公報に見られ
る。
【0005】しかし、ポリオキシテトラメチレングリコ
ールをソフトセグメントととするナイロン12系のポリ
アミドエラストマーは、弾性回復性が必ずしも満足され
てはいない。
【0006】また、ポリアミドエラストマーの低温での
柔軟性を改善するために、重合脂肪酸を含有するポリア
ミドと重合脂肪酸とグリコールとのポリエステルから成
るポリエステルアミドが、特開昭61−69831号、
特開昭61−69832号公報で提案されている。これ
らは、低温での柔軟性は改善されているが、耐熱水性が
十分でない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく鋭
意研究を重ねた結果、重合脂肪酸とジカルボン酸とジア
ミンから製造した重合脂肪酸を含有するポリアミドオリ
ゴマーを用い、これとポリオキシアルキレングリコール
またはポリオキシアルキレングリコールとα,ω−ジヒ
ドロキシ炭化水素との混合物とジカルボン酸とを重縮合
させることにより、耐熱水性の低下を抑え、透明で、柔
軟性かつ弾性回復能が優れるポリアミドエラストマーが
得られることを見いだし、この知見に基づき本発明をな
すに至った。 すなわち、本発明は透明で、柔軟性かつ
弾性回復能が優れるポリアミドエラストマーを得ること
を目的とするものであり、その目的は、(A)(a)炭
素数が20〜48の重合脂肪酸、(b)アゼライン酸及
び/またはセバシン酸、(c)炭素数が2〜20のジア
ミンの三者を、上記(b)に対する(a)の重量比
(a)/(b)が0.3〜5.0で、かつ全カルボキシ
ル基に対し全アミノ基が実質的に当量になるように混合
し、重縮合してえられる数平均分子量が500〜5,0
00のポリアミドオリゴマーと(B)(d)数平均分子
量が200〜3,000のポリオキシアルキレングリコ
ールまたはポリオキシアルキレングリコールと数平均分
子量が200〜3,000のα,ω−ジヒドロキシ炭化
水素との混合物と、(e)炭素数が6〜20のジカルボ
ン酸とを、全ヒドロキシル基に対し全カルボキシル基が
実質的に当量で、かつ上記(A)に対する(B)の重量
比(B)/(A)が5/95〜80/20になるように
混合し、温度250℃での溶融粘度が5Pa・s以上に
なるよう重縮合させることによって達成される。
【0008】以下で本発明の詳細について説明する。本
発明で使用する炭素数が20〜48の重合脂肪酸として
は、不飽和脂肪酸、例えば炭素数が10〜24の二重結
合または三重結合を一個以上有する一塩基性脂肪酸を重
合して得た重合脂肪酸が用いられる。具体例としては、
オレイン酸、リノール酸、エルカ酸等の二量体が挙げら
れる。
【0009】市販されている重合脂肪酸は、通常二量体
化脂肪酸を主成分とし、他に原料の脂肪酸や三量体化脂
肪酸を含有するが、二量体化脂肪酸含量が70%以上、
好ましくは95重量%以上であり、かつ水素添加して不
飽和度を下げたものが望ましい。特に、プリポール10
09、プリポール1004(以上ユニケマ社製)やエン
ポール1010(ヘンケル社製)等の市販品が好まし
い。むろんこれらの混合物も用いられる。
【0010】重合脂肪酸とともに用いられるジカルボン
酸(b)としては、重合性、重合脂肪酸との共重合性及
び得られるポリアミドエラストマーの物性などの点か
ら、アゼライン酸、セバシン酸及びこの両者の混合物が
挙げられる。
【0011】本発明に使用されるジアミンとしては、炭
素数が2〜20のジアミンが好ましく、具体的には、エ
チレンジアミン、1,4−ジアミノブタン、ヘキサメチ
レンジアミン、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレ
ンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−ト
リメチルヘキサメチレンジアミン、ビスー(4,4´−
アミノシクロヘキシル)メタン、メタキシリレンジアミ
ンのようなジアミン類が挙げられる。
【0012】重合脂肪酸とアゼライン酸及び/またはセ
バシン酸とジアミンからポリアミドオリゴマーを製造す
るには、アゼライン酸及び/またはセバシン酸(b)に
対する重合脂肪酸(a)の重量比(a)/(b)が0.
3〜5.0で、かつ全カルボキシル基に対し全アミノ基
が実質的に当量になるように三者を十分に窒素で置換し
た反応容器に仕込み、170℃〜230℃で0.5〜
1.0時間反応させ数平均分子量が500〜5,000
になった時点で反応を停止すれば良い。
【0013】アゼライン酸及び/またはセバシン酸
(b)に対する重合脂肪酸(a)の重量比(a)/
(b)が0.3未満であると、得られるポリアミドエラ
ストマーの柔軟性や弾性回復能は不十分となる。また、
次のポリエーテルとのブロック共重合工程において、ポ
リアミドオリゴマーとポリオキシアルキレングリコール
またはα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との相溶性が低下
し、重縮合中に粗大相分離が起こり均質な重縮合ができ
なくなり分子量が上がらず、得られるポリアミドエラス
トマーの透明性が低下し、機械的強度が低下する。
(a)/(b)が5.0を越えると、ハードセグメント
の凝集力の低下により、機械的強度や融点が低下し好ま
しくない。
【0014】本発明のポリアミドオリゴマーの数平均分
子量は500〜5,000の範囲内にあることが必要で
ある。数平均分子量が500未満であると、ハードセグ
メントの凝集力が低下して、ポリアミドエラストマーの
機械的強度と融点が低下する。逆に、5,000より大
きくなると、重合脂肪酸含量が少なすぎる場合と同様
に、次のポリエーテルをブロック共重合する工程におい
て、ポリアミドオリゴマーとポリオキシアルキレングリ
コールまたはα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との相溶性
が低下し、重縮合中に粗大相分離が起こり均質な重縮合
ができなくなり分子量が上がらず、得られるポリアミド
エラストマーの透明性と機械的強度が低下する。
【0015】本発明においては、上記した重合脂肪酸、
ジカルボン酸及びジアミンの三者から製造した数平均分
子量が500〜5,000のポリアミドオリゴマー
(A)と数平均分子量が200〜3,000のポリオキ
シアルキレングリコールまたはポリオキシアルキレング
リコールとα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との混合物
(d)とジカルボン酸(e)とを、全ヒドロキシル基に
対し全カルボキシル基が実質的に当量になるようにし
(B)、かつ(A)に対する(B)の重量比(B)/
(A)が5/95〜80/20になるように混合し、重
縮合させてポリアミドエラストマーを製造する。
【0016】本発明で使用するポリオキシアルキレング
リコールとしては、ポリオキシエチレングリコール、ポ
リオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチ
レングリコール、エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドとのブロックまたはランダム共重合体、エチレン
オキサイドとテトラヒドロフランとのブロックまたはラ
ンダム共重合体及びこれらの混合物が挙げられる。得ら
れるポリアミドエラストマーの耐熱性、耐水性、機械的
強度、弾性回復性等からポリオキシテトラメチレングリ
コールがよく用いられる。
【0017】ポリオキシアルキレングリコールと併用す
るα,ω−ジヒドロキシ炭化水素としては、例えばオレ
フィンやブタジエンを重合して末端を水酸基化し、かつ
その二重結合を水素添加して得られるポリオレフィング
リコールや水添ポリブタジエングリコール等を挙げるこ
とができる。ポリオキシアルキレングリコールにα,ω
ージヒドロキシ炭化水素を混合することにより、柔軟性
及び耐水性を向上させることができるが、α,ωージヒ
ドロキシ炭化水素の含量が80重量%を越えると得られ
るポリアミドエラストマーの機械的強度や耐油性が低下
し好ましくない。
【0018】これらのポリオキシアルキレングリコール
やα,ω−ジヒドロキシ炭化水素の数平均分子量は20
0〜3000の範囲内にあることが必要である。この数
平均分子量が200より小さいと、得られるポリアミド
エラストマーの融点が低くなったり、優れた物性のもの
が得られない。一方、5,000を越えるとポリアミド
オリゴマーとの相容性が低下し、また反応点も少なくな
り、重縮合中に粗大相分離を起こしやすくなり、均質な
重縮合を行うことができなくなる。その結果、分子量が
上がらず、得られるポリアミドエラストマーの透明性と
機械的強度が低下し好ましくない。
【0019】本発明でグリコールとともに使用されるジ
カルボン酸としては、炭素数が6〜20のジカルボン酸
が好ましく、具体的にはアジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカンジ酸のごとき脂肪族ジカルボン酸、
テレフタル酸、イソフタル酸、ジフェノキシエタンジカ
ルボン酸のごとき芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキシル−4,
4´−ジカルボン酸のごとき脂環族ジカルボン酸などが
挙げられる。特に、アゼライン酸、セバシン酸、テレフ
タル酸、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸のようなジカルボン酸が重合性及びポリアミドエ
ラストマーの物性の点から好ましく用いられる。
【0020】本発明のポリアミドエラストマーにおける
重合脂肪酸を含有するポリアミドのハードセグメント成
分(A)とソフトセグメント成分(B)との割合(B)
/(A)は、重量比で5/95〜80/20の範囲で選
ばれる。ポリアミド成分がこの範囲より多くなると、得
られるポリアミドエラストマーの柔軟性や低温特性が損
なわれ、逆に少なくなると機械的強度や融点が低下し好
ましくない。
【0021】本発明のポリアミドエラストマーを製造す
るには、ポリアミドオリゴマーとポリオキシアルキレン
グリコール等のグリコールとジカルボン酸とを粗大相分
離を起こさせず均質に重縮合させる必要があるが、重合
脂肪酸とアゼライン酸及び/またはセバシン酸とヘキサ
メチレンジアミンとから得られる本発明の重合脂肪酸を
含有するポリアミドオリゴマーはポリオキシアルキレン
グリコールやα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との相溶性
がよいので煩雑な重合方法を用いる必要がない。
【0022】すなわち、所定量の重合脂肪酸を含有し数
平均分子量が500〜5,000のポリアミドオリゴマ
ーと数平均分子量が200〜3,000のポリオキシア
ルキレングリコールまたはα,ω−ジヒドロキシ炭化水
素との混合物と、炭素数が6〜20のジカルボン酸とを
全ヒドロキシル基に対し全カルボキシル基が実質的に当
量で、かつ重量比(B)/(A)が5/95〜80/2
0になるように、窒素で十分に置換した反応容器に仕込
み、少量の触媒の存在下で200〜280℃に加熱し1
〜3時間反応させた後、1mmHg程度の減圧下で温度
250℃での溶融粘度が5Pa・s以上になるまで反応
させることにより、透明で、柔軟性かつ弾性回復能の優
れるポリアミドエラストマーを容易に得ることができ
る。
【0023】温度250℃での溶融粘度が5Pa・s未
満のポリアミドエラストマーは機械強度や弾性回復性が
低いので、5Pa・s以上好ましくは10〜300Pa
・sにすることが必要である。
【0024】ここで用いられる触媒としては、例えばリ
ン酸、メタリン酸、ポリリン酸などのリン酸系触媒、テ
トラブチルオルソチタネート、テトライソプロピルオル
ソチタネートなどのテトラアルキルオルソチタネート、
ジブチルスズオキシド、ジブチルスズラウレート、モノ
ブチルヒドロキシスズオキシド等のスズ系触媒、酢酸マ
ンガンなどのマンガン系触媒及び酢酸鉛などの鉛系触媒
などが用いられる。
【0025】本発明のポリアミドエラストマーには重合
時もしくは重合後成形前に酸化防止剤、熱分解防止剤、
紫外線吸収剤などの耐熱耐光性の安定剤を添加すること
ができる。耐熱安定剤としては、例えば4,4´−ビス
(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、1,3,5−
トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス
[メチレン−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]メタン、N,N´−ヘ
キサメチレンービス(3,5ージ−t−ブチルー4−ヒ
ドロキシ桂皮酸アミド)など各種ヒンダードフェノール
類、N,N´−ビス(βーナフチル)ーP−フェニレン
ジアミンや4,4´−ビス(4−α,α−ジメチルベン
ジル)ジフェニルアミンのごとき芳香族アミン類、ジラ
ウリルチオジプロピネート等のごときイオウ化合物やリ
ン化合物、アルカリ土類金属酸化物、シッフ塩基のニッ
ケル塩、ヨウ化第一銅及び/またはヨウ化カリ等を挙げ
ることができる。
【0026】また耐光安定剤としては、置換ベンゾフェ
ノン、ベンゾトリアゾール類や、ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジン)セバケートや4−ベ
ンゾイルオキシー2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン等のピペリジン化合物を挙げることができる。
【0027】また、本発明のポリアミドエラストマーに
用途に応じて、補強剤、充填剤、滑剤、離型剤、可塑
剤、難燃剤、耐加水分解改良剤等を添加することができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明のポリアミドエラストマーは、透
明でかつ弾性回復能に優れており、これらの特性が要求
される分野、例えばホース、チューブ、フイルム、シー
トや高分子の改質剤などに用いられ、工業的価値の高い
ものである。
【0029】
【実施例】次に、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は、これらの例によってなんら限定されるも
のではない。尚、実施例中の各性質は以下の方法によっ
て測定した。 (1)溶融粘度 島津製作所製フローテスターCFT−500を用いて、
測定温度250℃、ダイ1mm(径)×10mm(長)、荷重10k
gの条件で測定した。 (2)酸価及びアミン価 試料1gをベンジルアルコール50gに溶解し、酸価
は、1/10N NaOHのメタノール溶液でフェノー
ルフタレイン指示薬を用い、アミン価は1/10N塩酸
メタノール溶液でブロムフェノールブルー指示薬を用い
て滴定した。 (3)融点及び結晶化温度 示差走査熱量計(DSC)を用いて、昇温速度10℃/
minで融点を測定し、10℃/minで降温し、結晶
化温度を測定した。 (4)引張試験 熱プレスを用いて、エラストマーを厚さ2mmのシート状
に成形した後、これからダンベル2号型試験片に打ち抜
き、JIS K 6301に準拠して引張試験を行った。 (5)永久伸び(PS) JIS K 6301に準拠して、ダンベル2型試験片を引張り伸
び(%)の1/2 に相当する長さに引張り10分間保
持した後、跳ね返させる事なく急に収縮させ、10分後
に標線間距離を測定することにより求めた。 0 : 標線間距離(mm) l1 : 収縮させ規定時間放置後の標線間の長さ(mm) (6)弾性回復率 永久伸びの測定方法に準拠し、次の式より弾性回復率を
求めた。 0 : 標線間距離(mm) L1 : 切断時の標線間の長さ(mm) l1 : 収縮させ規定時間放置後の標線間の長さ(mm) (7)ショアー硬度 デュロメーターを用いてJIS K 7215に準拠して測定し
た。 (8)動的粘弾性 動的粘弾性装置(セイコー電子社製DMS110)を用
いて、昇温速度2℃/minで−145℃から融点付近
までの貯蔵弾性率を測定した。
【0030】実施例1 攪拌機、窒素導入口及び溜去管を取り付けた1000mlの4
口フラスコに、得られるポリアミド共重合体の組成が、
重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪酸重縮合物
/ヘキサメチレンジアミン〜アゼライン酸重縮合物=6
0/40になるように水添タイプの重合脂肪酸(炭素数
36、商品名プリポール1009、ユニケマ社製)12
4.6g、アゼライン酸61.8g、ヘキサメチレンジ
アミン63.6gとを5%亜リン酸水溶液0.8gと共
に仕込み、窒素を一定量流しながら昇温したところ15
8℃から重縮合反応により生成した水が溜出して来た。
この時の内容物は均一透明液であった。190℃まで昇
温した時点で内容物をサンプリングし、酸価、アミン価
を当量関係になるように調整した。最終的には、末端基
濃度40.2mgKOH/g、数平均分子量1396の透明なポ
リアミドオリゴマーが得られた。この温度でアゼライン
酸57gを投入し、内容物が透明になったところで数平
均分子量319のポリオキシテトラメチレングリコール
193.2g及びN,N′−ヘキサメチレン−ビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ桂皮酸アミ
ド)(商品名イルガノックス1098、酸化防止剤)
1.0gとを順次投入し、均一になったところで、三酸
化アンチモン0.1gとモノブチルヒドロキシスズオキ
シド0.1gを添加した。この後、270℃まで反応生
成水を溜去しながら昇温し、この温度に30分間保持し
た。次に、この温度で25mmHgまで減圧し30分間反応
を続けた後、1mmHgまで減圧しさらに反応を進めたとこ
ろ、3時間30分後に溶融粘度86Pa・s/250
℃、融点157.5℃、結晶化温度129.9℃でハー
ドセグメント(ポリアミド共重合体)/ソフトセグメン
ト(アゼライン酸〜ポリオキシテトラメチレングリコー
ル)=50/50(重量比)の透明なエラストマーが得
られた。
【0031】実施例2 実施例1と同様にポリアミドオリゴマーを合成した後、
ハードセグメント/ソフトセグメント=70/30(重
量比)になるように、実施例1の投入順序に従ってアゼ
ライン酸、数平均分子量638のポリオキシテトラメチ
レングリコール、イルガノックス1098、三酸化アン
チモン、モノブチルヒドロキシスズオキシドを添加し、
実施例1と同様の条件で反応を進めた。3時間30分
後、溶融粘度100Pa・s/250℃、融点165.
5℃、結晶化温度139.9℃の透明なエラストマーが
得られた。
【0032】実施例3 実施例1と同様にポリアミドオリゴマーを合成した後、
ハードセグメント/ソフトセグメント=30/70(重
量比)になるように、実施例1の投入順序に従ってアゼ
ライン酸、数平均分子量638のポリオキシテトラメチ
レングリコール、イルガノックス1098、三酸化アン
チモン、モノブチルヒドロキシスズオキシドを添加し、
実施例1と同様の条件で反応を進めた。2時間10分
後、溶融粘度96Pa・s/250℃、融点141.5
℃、結晶化温度114.9℃の透明なエラストマーが得
られた。
【0033】実施例4 数平均分子量2018のポリオキシテトラメチレングリ
コールを使用した以外は実施例3と同様の方法で反応を
進めた。3時間後、溶融粘度80Pa・s/250℃、
融点144.0℃、結晶化温度126.3℃の透明なエ
ラストマーが得られた。
【0034】実施例5 実施例1と同様にポリアミドオリゴマーを合成した後、
ハードセグメント/ソフトセグメント=90/10(重
量比)になるように、実施例1の投入順序に従ってアゼ
ライン酸、数平均分子量341のポリオキシテトラメチ
レングリコール、イルガノックス1098、三酸化アン
チモン、モノブチルヒドロキシスズオキシドを添加し、
実施例1と同様の条件で反応を進めた。2時間10分
後、溶融粘度96Pa・s/250℃、融点141.5
℃、結晶化温度114.9℃の透明なエラストマーが得
られた。
【0035】実施例6 実施例1と同様の装置に、得られるポリアミド共重合体
の組成が、重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪
酸重縮合物/ヘキサメチレンジアミン〜アゼライン酸重
縮合物=70/30になるようにプリポール1009,
145.4g、アゼライン酸46.4g、ヘキサメチレ
ンジアミン58.2gを仕込み、窒素を一定量流しなが
ら昇温したところ162℃から重縮合反応により生成し
た水が溜出して来た。この時の内容物は均一透明液であ
った。220℃まで昇温した時点で内容物をサンプリン
グし、酸価、アミン価を当量関係になるように調整し
た。最終的には、末端基濃度12.4mgKOH/g、数平均分
子量4524の透明なポリアミドオリゴマーが得られ
た。この温度でアゼライン酸56.8gを投入し、内容
物が透明になったところで数平均分子量319のポリオ
キシテトラメチレングリコール193.2g及びイルガ
ノックス1098,3.6gを順次投入した。液温が1
80℃まで下がるが、この温度で均一になったところ
で、三酸化アンチモン0.06gとモノブチルヒドロキ
シスズオキシド0.06gを添加した。この後、実施例
1と同様の条件で反応を進めたところ、3時間後に溶融
粘度36Pa・s/250℃、融点150.0℃、結晶
化温度124.9℃でハードセグメント/ソフトセグメ
ント=50/50(重量比)の透明なエラストマーが得
られた。
【0036】実施例7 実施例1と同様の装置に、得られるポリアミド共重合体
の組成が、重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪
酸重縮合物/ヘキサメチレンジアミン〜セバシン酸重縮
合物=60/40になるようにプリポール1009,1
62.0g、セバシン酸82.6g、ヘキサメチレンジ
アミン80.6gを仕込み、実施例1と同様の方法で合
成し、末端基濃度27.1mgKOH/g、数平均分子量207
0の透明なポリアミドオリゴマーが得られた。190℃
でセバシン酸33.2gを投入し、内容物が透明になっ
たところで数平均分子量514のポリオキシテトラメチ
レングリコール167.0g及びイルガノックス109
8,3.6gを順次投入した。均一溶液になったところ
で、三酸化アンチモン0.24gとモノブチルヒドロキ
シスズオキシド0.24gを添加した。この後、実施例
1と同様の条件で反応を進めたところ、2時間後に溶融
粘度90Pa・s/250℃、融点195.0℃、結晶
化温度154.2℃でハードセグメント/ソフトセグメ
ント=60/40(重量比)の半透明なエラストマーが
得られた。
【0037】実施例8 実施例1と同様の装置に、得られるポリアミド共重合体
の組成が、重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪
酸重縮合物/ヘキサメチレンジアミン〜アゼライン酸重
縮合物=60/40になるように水添タイプの重合脂肪
酸(炭素数44、商品名プリポール1004、ユニケマ
社製)130.3g、アゼライン酸63.0g、ヘキサ
メチレンジアミン61.4gを仕込み、実施例1と同様
の方法で合成し、末端基濃度43.0mgKOH/g、数平均分
子量1305の透明なポリアミドオリゴマーが得られ
た。190℃でアゼライン酸56.3gを投入し、内容
物が透明になったところで数平均分子量319のポリオ
キシテトラメチレングリコール193.9g及びイルガ
ノックス1098,1.0gを順次投入した。均一溶液
になったところで、三酸化アンチモン0.1gとモノブ
チルヒドロキシスズオキシド0.1gを添加した。この
後、実施例1と同様の方法で反応を進めたところ、2時
間後に溶融粘度46Pa・s/250℃、融点157.
0℃、結晶化温度134.0℃でハードセグメント/ソ
フトセグメント=50/50(重量比)の透明なエラス
トマーが得られた。
【0038】実施例9 実施例1と同様の装置に、得られるポリアミド共重合体
の組成が、重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪
酸重縮合物/ヘキサメチレンジアミン〜アゼライン酸重
縮合物=70/30になるようにプリポール1004,
151.7g、アゼライン酸47.1g、ヘキサメチレ
ンジアミン55.3gを仕込み、実施例1と同様の方法
で合成し、末端基濃度38.8mgKOH/g、数平均分子量1
446の透明なポリアミドオリゴマーが得られた。19
0℃でアゼライン酸45.9gを投入し、内容物が透明
になったところで数平均分子量341のポリオキシテト
ラメチレングリコール105.6gと数平均分子量22
00の水添ポリオレフィングリコール(三菱化成工業
(株)製、ポリテールHA)105.6g及びイルガノ
ックス1098,1.0gを順次投入した。均一溶液に
なったところで、三酸化アンチモン0.1gとモノブチ
ルヒドロキシスズオキシド0.1gを添加した。この
後、実施例1と同様の条件で反応を進めたところ、2時
間30分後に溶融粘度64Pa・s/250℃、融点1
56.0℃、結晶化温度128.0℃でハードセグメン
ト/ソフトセグメント=50/50(重量比)の透明な
エラストマーが得られた。
【0039】実施例10 実施例1と同様の装置に、得られるポリアミド共重合体
の組成が、重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪
酸重縮合物/ヘキサメチレンジアミン〜アゼライン酸重
縮合物=60/40になるようにプリポール1009,
133.3g、アゼライン酸121.0g、ヘキサメチ
レンジアミン88.4gを仕込み、実施例1と同様の方
法で合成し、末端基濃度39.8mgKOH/g、数平均分子
量1410の透明なポリアミドオリゴマーが得られた。
190℃でアゼライン酸33.3gを投入し、内容物が
透明になったところで数平均分子量501のポリエチレ
ングリコール174g及びイルガノックス1098,1.
0gを順次投入した。均一溶液になったところで、三酸化
アンチモン0.1gとモノブチルヒドロキシスズオキシ
ド0.1gを添加した。この後、実施例1と同様の条件
で反応を進めたところ、3時間30分後に溶融粘度24
Pa・s/250℃、融点166.0℃、結晶化温度1
45.2℃でハードセグメント/ソフトセグメント=6
0/40(重量比)の透明なエラストマーが得られた。
【0040】比較例1 実施例1と同様の装置に得られるポリアミド共重合体の
組成が、重量比でヘキサメチレンジアミン〜重合脂肪酸
重縮合物/ヘキサメチレンジアミン〜アジピン酸重縮合
物=70/30になるようにプリポール1009,19
6.2g、アジピン酸〜ヘキサメチレンジアミン塩50
%水溶液99.8g、ヘキサメチレンジアミン44.0
gを共に仕込み、窒素を一定量流しなが190℃まで反
応水及び水を溜去しながら昇温した。この時の内容物は
白濁したままであった。この温度で内容物をサンプリン
グし、酸価、アミン価を当量関係になるように調整し
た。最終的には、末端基濃度43.6mgKOH/g、数平均分
子量1287の白濁したポリアミドオリゴマーが得られ
た。この温度でアジピン酸20.8g、数平均分子量5
14のポリオキシテトラメチレングリコール146.2
g及びイルガノックス1098,1.8gを投入し、均
一になったところで、三酸化アンチモン0.2gとモノ
ブチルヒドロキシスズオキシド0.2gを添加した。こ
の後、実施例1と同様の条件で反応を進めたが、4時間
過ぎても内容物は白濁したままで、急激な粘度の上昇が
見られなかった。得られた物は、白濁し、もろいもので
あった。
【0041】比較例2 実施例1と同様の装置に、ナイロン12の合成原料であ
る12−アミノドデカン酸272.8gとドデカンジ酸
67.0g、数平均分子量319のポリオキシテトラメ
チレングリコール193.5g、イルガノックス109
8,1.0g、三酸化アンチモン0.08g、モノブチ
ルヒドロキシスズオキシド0.08gとを仕込み、22
0℃まで昇温した。この温度で30分間攪拌して均一溶
液になった後、昇温、減圧プログラムにしたがって約2
時間かけて270℃,1mmHgの重合条件まで到達さ
せた。この条件で2時間30分反応を進めたところ溶融
粘度583ポイズ/250℃、融点154.0℃、結晶
化温度113.3℃でハードセグメント(ナイロン1
2)/ソフトセグメント(ドデカンジ酸〜ポリオキシテ
トラメチレングリコール縮合物)=50/50(重量
比)の透明なエラストマーが得られた。
【0042】前記実施例で得られたエラストマーの各物
性を表1に、また図1には、実施例1、実施例8及び比
較例2の貯蔵弾性率の変化を代表して示した。 表 1 ショアー 降伏引張 破断引張 永久 弾性 硬度 強さ 伸び 強さ 伸び 伸び 回復率 D Kg/cm2 % Kg/cm2 % % % 実施例1 43 85 52 330 963 214 60 実施例2 52 130 32 475 689 174 56 実施例3 35 206 1220 169 72 実施例4 31 147 1295 122 75 実施例5 216 29 553 535 166 52 実施例6 40 75 47 242 1103 245 59 実施例7 48 105 42 374 780 191 56 実施例8 40 84 58 334 930 190 58 実施例9 37 210 950 197 66 実施例10 47 105 51 361 847 208 52 比較例2 40 92 47 312 865 359 25
【0043】
【図面の簡単な説明】 図1は、実施例1、実施例8及び比較例2の貯蔵弾性率
の加熱温度に対する変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−69831(JP,A) 特開 昭58−206628(JP,A) 特開 昭60−184581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 69/40,69/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(a)炭素数が20〜48の重合
    脂肪酸、(b)アゼライン酸及び/またはセバシン酸、
    及び(c)炭素数が2〜20のジアミンの三者を、上記
    (b)に対する(a)の重量比(a)/(b)が0.3
    〜5.0で、かつ全カルボキシル基に対し全アミノ基が
    実質的に当量になるように混合し、重縮合してえられる
    数平均分子量が500〜5,000のポリアミドオリゴ
    マーと、(B)(d)数平均分子量が200〜3,00
    0のポリオキシアルキレングリコールまたはポリオキシ
    アルキレングリコールと数平均分子量が200〜3,0
    00のα,ω−ジヒドロキシ炭化水素との混合物と、
    (e)炭素数が6〜20のジカルボン酸とを、全ヒドロ
    キシル基に対し全カルボキシル基が実質的に当量で、か
    つ上記(A)に対する(B)の重量比(B)/(A)が
    5/95〜80/20になるように混ぜ重縮合させるこ
    とを特徴とする、温度250℃での溶融粘度が5Pa・
    s以上のポリアミドエラストマーの製造方法。
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