JP3181133B2 - 電気機器装置 - Google Patents

電気機器装置

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JP3181133B2
JP3181133B2 JP06863793A JP6863793A JP3181133B2 JP 3181133 B2 JP3181133 B2 JP 3181133B2 JP 06863793 A JP06863793 A JP 06863793A JP 6863793 A JP6863793 A JP 6863793A JP 3181133 B2 JP3181133 B2 JP 3181133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線による光通信機
能を備え、複数の電気機器を一括して制御する電気機器
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、ワイヤレスリモートコントロー
ル(以下「リモコン」という)送信機1の一例を示す平
面図であり、図9は従来の家庭用電気製品2のリモコン
装置の動作を説明するための図であり、図10はリモコ
ン送信機1から送信される光データの一例を示すタイミ
ングチャートである。リモコン機能を備える家庭用電気
製品(以下「家電製品」という)2にはそれぞれに1台
ずつリモコン送信機1が備えられる。リモコン送信機1
の操作面上部には録画予約の設定内容などを表示する表
示部3が配置され、その下部には各機能に対応するスイ
ッチが配列される。リモコン送信機1の上方側面部に
は、赤外線によるデータを送信するデータ送信部4が配
置される。図9に示すようにデータ送信部4を対応する
家電製品2のデータ受信部5に向け、リモコン送信機1
の各スイッチあるいはデータ送信スイッチを押下するこ
とによって、押下されたスイッチの機能に対応するデー
タが家電製品2に送信される。送信されるデータは、図
10に示すように、出力されるハイレベルの長さによっ
て0か1かを識別するPPM(パルス位置変調)方式に
よって表される。家電製品2のデータ受信部5では、フ
ォトダイオードで光信号を検出し、マイクロコンピュー
タなどで前記データを解読する。これによって家電製品
2は前記データの内容に基づいて動作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のリモコ
ン送信機1は、小さい表面積の操作面の中に多数のスイ
ッチを配置するため、スイッチの押圧面の表面積が小さ
く、また隣接するスイッチの間隔が狭い上、各スイッチ
の機能を表す表示も小さくならざるをえない。このた
め、操作性が悪く、誤操作を起こしやすい。
【0004】また、ビデオテープレコーダ(以下「ビデ
オ」という)の録画予約など家電製品2の少し高級な機
能を使う場合、リモコン送信機1の操作が複雑であり、
操作に習熟するまでの間は、使用の都度取扱い説明書を
参照しなければその機能を使用することができず、面倒
である。
【0005】さらに、通常の場合、前述のようなリモコ
ン送信機1がそれぞれの家電製品2に必要であるため、
たとえばテレビジョン受信機(以下「テレビ」とい
う)、ビデオ、冷房装置および電灯を1カ所で使用する
場合には4台のリモコン送信機1を手元に置いておかな
ければならず、不都合である。
【0006】本発明の目的は、前記課題を解決し、1台
で操作性よく複数の電気機器を制御できる電気機器装置
を提供することであり、さらにはテレビなど、マスメデ
ィアからの情報を受信して赤外線デジタルデータとして
送信する機能を備える電気機器から前記赤外線デジタル
データを受信することができる電気機器装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
受信機を含む複数の電気機器と、各電気機器の動作を制
御する制御装置とを含む電気機器装置において、 (a)各電気機器は、データのワイヤレス受信機能を備
え、受信された制御データによって、制御されるべき電
気機器の1つが選択されて予め定める動作が制御され、 (b)テレビジョン受信機は、前記データのワイヤレス
受信機能だけでなく、データのワイヤレス送信機能を備
え、受信した送信要求信号に応答し、テレビジョン放送
の受信した文字データを送信し、 (c)各電気機器毎に設けられ、各電気機器のデータの
送受信のためのデータ形式およびプロトコルが記憶され
るメモリカード18と、 (d)制御装置10であって、 (d1)透光性を有する入力手段15と、 (d2)入力手段15の下層に配置される表示装置16
と、 (d3)各電気機器に制御データを送信し、テレビジョ
ン受信機からのデータを受信する通信インタフェイス1
4と、 (d4)メモリカード18に着脱可能であって、メモリ
カード18の記憶内容を読取り、また書込むメモリイン
タフェイス17と、 (d5)処理装置11であって、選択されるべき電気機
器を表示装置16によって表示し、表示された電気機器
のうち、入力手段15によって選択された電気機器の制
御すべき各動作を、表示手段16によって表示するとと
もに、選択された電気機器の制御データの入力手順を表
示し、入力手段15によって指示された動作を表す前記
送信要求信号を含む制御データを、メモリインタフェイ
ス17によってメモリカード18から読取ったデータ形
式およびプロトコルで、通信インタフェイス14によっ
て送信し、テレビジョン受信機からの文字データを、通
信インタフェイス14によって受信し、表示装置16で
表示し、かつメモリインタフェイス17によってメモリ
カード18に書込んで記憶させてメモ帳の処理を行なう
処理装置11とを有する制御装置10とを含むことを特
徴とする電気機器装置である。
【0008】
【0009】
【作用】本発明に従えば、複数の電気機器うちの少なく
とも1つはテレビジョン受信機であり、本件電気機器装
置は、基本的に、これらの電気機器と、各電気機器の動
作を制御する制御装置とを含み、各電気機器と制御装置
とはワイヤレス通信を行うことができ、各電気機器毎の
メモリカード18を、制御装置10のメモリインタフェ
イス17に装着し、処理装置11は、表示装置16によ
って、選択されるべき前記複数の電気機器を表示し、選
択された電気機器の制御すべき各動作を表示し、さらに
選択された電気機器の制御データの入力手順を表示し、
この表示装置16の上に配置された透光性入力手段15
を操作することによって、表示された電気機器の1つを
選択するとともに、操作者は入力手順を見ながら制御す
べき各動作を指示し、こうして指示された動作を表す制
御データは、メモリインタフェイス17によってメモリ
カード18から読取ったデータ形式およびプロトコル
で、通信インタフェイス14によって送信し、電気機器
の動作が制御され、この制御データは、テレビジョン受
信機の送信要求信号を含み、テレビジョン受信機は、送
信要求信号に応答し、テレビジョン放送の受信した文字
データを送信し、制御装置10では、通信インタフェイ
ス14によって文字データを受信して、表示装置16で
表示し、さらにその文字データを、メモリインタフェイ
ス17によってメモリカード18に書込んで記憶させ、
メモ帳の処理を行う。
【0010】したがって本発明の電気機器装置では、デ
ータ形式およびプロトコルなどの制御方式が異なる種類
であっても、一括して制御することができ、操作性が向
上される。本発明に従えば、メモリカード18はメモリ
インタフェイス17に着脱交換可能であり、したがって
データの送受信のためのデータ形式およびプロトコルが
異なる電気機器に共通に、制御装置10を用いることが
できる。また表示装置16によって表示される同一種類
の電気機器、たとえばビデオテープレコーダの制御すべ
き同一の各動作、たとえば「録画」、「再生」、「録画
予約」などの各表示は、そのビデオテープレコーダのた
とえば各メーカが異なっていても、各動作毎に共通にす
ることができ、このように構成されるので、さらに操作
性が良好になる。また本発明に従えば、テレビジョン受
信機によって受信した文字データを、制御装置10では
メモ帳として処理して用いることができ、新たな文字デ
ータの入力の手間を省くことができ、操作性が良好であ
る。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である制御装置1
0の概略的構成を示すブロック図である。CPU(中央
処理装置)11は、制御装置10全体を制御する中央処
理部である。RAM(ランダムアクセスメモリ)12
は、CPU11の作業バッファを提供するとともに、光
通信インタフェイス14などの入出力装置との入出力デ
ータなどを一時記憶するメモリである。
【0012】ROM(リードオンリメモリ)13は制御
装置10に内蔵されるメモリであり、該ROM13には
グラフィックス機能を用い、人間の視覚に訴えてユーザ
が使いやすく、理解しやすいインタフェイスを提供する
ためのGUI(グラフィカルユーザインタフェイス)プ
ログラムが記憶される。これによって、たとえば入力画
面をいくつかの窓(ウィンドウ)に区切り、それぞれの
ウィンドウ毎に互いに異なる処理を対応させ、疑似的な
並行処理を実行させることができる。このGUIプログ
ラムが提供するウィンドウシステムなどを環境として、
PIM(パーソナルインフォメーションマネージャー)
と呼ばれるたとえばスケジューラ、ワードプロセッサ、
表計算プログラム、電話帳、アドレス帳、およびメモ帳
などを実現する各種の処理プログラムがROM13に記
憶される。
【0013】光通信インタフェイス14は、パルス変調
された赤外線などによる光デジタルデータのワイヤレス
送受信を行う。デジタイザ15は、ペンなどの筆記具1
9で押圧された入力面上のXY座標をデジタルデータと
して出力する入力装置である。表示装置16は、液晶表
示装置などによって実現されるビットマップディスプレ
イであり、透光性を有する前記デジタイザ15の下層に
積層され、前記デジタイザ15の入力画面、入力方法の
指示、データの処理結果などを表示する。インタフェイ
ス17は、PCMCIA(パーソナルコンピュータメモ
リカードインタナショナルアソシエイション)の規格に
準拠したICカードスロットであり、ICメモリカード
あるいはフラッシュEEPROMカード18などによっ
て実現される外部メモリとの入出力を行う。前記ICメ
モリカードおよびフラッシュEEPROMカード18に
は、リモコン制御可能な家電製品の光通信データのデー
タ形式およびプロトコルなどが書込まれ、これらのカー
ドから情報を読取ることによって、光通信データの形式
およびプロトコルが異なる種々の家電製品をリモコン制
御することができる。データバス9は、制御装置10を
構成する各構成回路からのデータをまとめて伝送する信
号伝送路である。
【0014】図2は、本発明の制御装置10の外観を示
す斜視図である。図2(a)に示すように制御装置10
の操作面10a上には、表示装置16を下層に積層する
デジタイザ15、制御装置10の電源をオン/オフする
電源スイッチおよび数字キーなどの補助入力キー20な
どが配置される。さらに、図2(b)に示すように制御
装置10の背面側側面10bには、赤外線による光通信
インタフェイス14が配置され、光データの送受信を行
う。また、制御装置10の一方側面10cには、ICメ
モリカードスロット17が設けられる。
【0015】図3は、制御装置10が備える表示装置1
6の入力画面の一例を示す平面図である。本制御装置1
0は、メモ帳、アドレス帳、表計算などの処理を行う
他、光通信機能を備える種々の家電製品に対し、リモコ
ン送信機として各家電製品に対応する赤外線制御データ
を送信する家電製品制御機能を備える。本制御装置10
がメモ帳などのPIMプログラムによる処理を行った
後、家電製品制御機能が選択されたとき、図3(a)に
示すように、装置選択画面が表示される。ユーザは、各
装置に対応して表示されるボタンを、ペンなどの筆記具
19で指示することによって、制御すべき家電製品を選
択することができる。
【0016】図3(a)において、ビデオが指定される
と、図3(b)に示すようにビデオのリモコン制御に必
要なスイッチ類が表示される。制御装置10の電源投入
時には、前述のGUIプログラムが起動され、表示装置
16には電源を切る直前に操作が行われていた画面が表
示される。したがって、制御装置10の電源が遮断され
る直前にビデオのリモコン操作が行われていた場合に
は、この画面が表示される。また、録画、再生などの操
作を行う際には、画面の表示に従って動作である機能を
示すボタンをペン19で指示し、機能を指定するだけで
よい。
【0017】また、録画予約や時計合わせなど、一連の
項目設定が必要な処理においては、該当するボタン、た
とえば「予約」ボタンを指示することによって、図3
(c)に示すように対応する項目設定画面が表示され
る。図3(c)は、録画予約のための初期画面であるの
で、ビデオテープがビデオに装着されているかどうかを
ユーザに確認し、以降の処理に移る。
【0018】ビデオテープが該当する装置に装着されて
いることが確認され、「了解」ボタンがペン19で指示
されると、図3(d)に示すようなチャネル設定画面、
図3(e)に示すような日付設定画面など、録画予約の
ための各項目を設定する設定画面が順次表示される。こ
のような表示に従って順次各項目を入力し、録画予約に
必要な全項目の入力が終了すると、図3(f)に示すよ
うな設定事項を確認するための画面が表示される。この
画面で設定事項が確認され、「了解」ボタンがペン19
で指示されると録画予約のためのデータがビデオに送信
される。
【0019】以上のようにして逐次操作手順を画面に表
示しながら分かりやすく録画予約などの操作が行われる
が、ユーザは操作途中で入力手順が分からなくなったと
きなどには、上部ウィンドウ16aに表示されているヘ
ルプ機能を指定することによって、取扱い説明書を参照
しなくても手元で操作手順を知ることができる。たとえ
ば、上部ウィンドウ16aに表示された「ヘルプ
(H)」の文字がペン19で指示されると、画面にウィ
ンドウが開き、その中に現在行われている処理に関して
操作手順などを表す表示文が表示される。
【0020】図4は、制御装置10の家電製品制御機能
の動作を示すフローチャートである。家電製品制御機能
が指定されると、図4のステップj1では、図3(a)
に示すようなウィンドウが表示される。画面に表示され
た家電製品の中から1つが選択されると、ステップj2
に移り、選択された装置がビデオであるかどうかが判断
される。ビデオが選択された場合にはステップj3に移
り、ビデオが選択されなかった場合にはステップj11
に移る。
【0021】ステップj3では、図3(b)に示す画面
が表示される。さらに表示された画面からの入力が、
「録画」や「再生」などの他に設定すべき項目がない機
能であるかどうかが判断される。他に設定すべき項目が
ない機能の場合は、ステップj10に移りデータを送信
する。他に設定すべき項目がある機能の場合には、ステ
ップj4に移る。
【0022】ステップj4では、他に設定すべき項目が
ある機能のうち、選択された機能が「録画予約」である
かどうかが判断される。選択された機能が「録画予約」
であれば、ステップj5に移り、選択された機能が「録
画予約」でなければステップj7に移る。ステップj5
では、図3(c)に示す画面を表示し、ビデオテープが
装置に装着されているかどうかを確認する。ステップj
6では、図3(d),(e)などの入力画面を表示し、
「録画予約」に必要なチャネル、日付などの各項目を逐
次設定し、ステップj8に移る。ステップj7では、
「録画予約」以外の処理に必要な各項目の設定を行い、
ステップj8に移る。
【0023】ステップj8では、図3(f)に示す画面
を表示し、ステップj6またはステップj7で設定した
各項目の内容を確認する。ステップj9ではステップj
8で指示されたボタンが「了解」かどうかを判断し、
「了解」であればステップj10に移る。ステップj8
で指示されたボタンが「再設定」であればステップj6
に戻る。
【0024】ステップj10では、指定された装置に対
してデータが送信され、ステップj1に戻る。ステップ
j11では、ビデオ以外の装置に対する処理が上述のビ
デオに対する処理と同様にして行われ、ステップj10
に移る。以上のようにして、制御装置10の家電製品制
御動作が行われる。
【0025】前述のようにステップj10で光通信イン
タフェイス14からこれに対応する家電製品に光データ
が送信される。各家電製品のリモコン送信機と、リモコ
ン受信機との間でやり取りされる光データは、各家電製
品のメーカによって異なる可能性があるが、各メーカが
それぞれの家電製品に、前述のPCMCIAの規格に準
拠するICカード18に各機能に対応するリモコン制御
用光データおよび光通信用プロトコルなどを標準化され
たデータ形式で記載した上、各家電製品に同梱して販売
することによって、制御装置10はICカード18から
前記データおよび光通信用プロトコルなどを読取って各
メーカの家電製品に対応するリモコン制御用光データを
送信することができる。
【0026】図5はウィンドウ内に表示される表示文の
一定義例を示す図であり、図6は制御装置10のウィン
ドウを表示する際の動作を示すフローチャートであり、
図7は制御装置10の各処理の動作を示すフローチャー
トである。ウィンドウ内の各ボタンや画面に表示される
各表示文は、リソースあるいはオブジェクトと呼ばれ、
図5に示すように定義されており、リソースファイルと
してプログラムに連結される。前記リソースは、リソー
ス名、表示位置、属性、表示文字列などの項目によって
定義される。リソースを画面に表示する際には、リソー
ス名を用いてそのリソースの表示位置を与える表示関数
を呼出すことによって表示が行われる。ウィンドウを表
示する動作は、イベント駆動型であり、画面に表示され
たボタンなどからウィンドウ作成の指示が入力される都
度、処理が開始される。
【0027】図6に示すように、ステップi1では、ウ
ィンドウおよびリソースの表示位置を表す変数などの初
期化が行われる。ステップi2では、ウィンドウが画面
内に作成され、これに対応する表示および処理を行うた
め、図7に示すような処理が開始される。さらに処理の
中で呼出されたリソースがウィンドウ内の所定の位置に
表示される。このようにして、所定のウィンドウ画面の
表示および処理が終了すると、ウィンドウの表示の終了
メッセージが発行される。ステップi3では、終了メッ
セージを検出し、終了メッセージが検出されればステッ
プi4に移り、終了メッセージが検出されなければステ
ップi3に戻り、終了メッセージが検出されるまで待機
する。ステップi4では、使用したリソースを解放する
などの後処理を行い、その後、処理を終了する。
【0028】各リソースには、リソースファイルに定義
されたリソース名の他、それぞれ別に定義された識別子
が与えられており、前述のようなリソースによって表示
されるボタンが指示されたときには、OS(オペレーテ
ィングシステム)から前記識別子を有するメッセージが
発行される。このメッセージによって、どのボタンが指
示されたかを判別することができ、これに対応するウィ
ンドウおよび表示文の表示が行われる。これに対応する
処理は、図6に示すフローチャートのステップi2にお
いて開始される。
【0029】図7に示すように、ステップk1では、O
Sから発行されたメッセージが図3(a)に示す画面で
「2、ビデオ」が表示されたことを示すメッセージであ
るかどうかを判断し、「2、ビデオ」ボタンを指示され
たことを示すメッセージであればステップk2に移り、
そうでなければステップk3に移る。ステップk2で
は、図3(b)に示す画面が表示される。すなわち、処
理プログラムから図5に示す「SAISEI」などのリ
ソースが呼出され、すでに表示されたウィンドウの所定
の位置に表示文の表示を行う。その後、処理を終了す
る。
【0030】ステップk3では、同様にして、OSから
発行された識別子を有するメッセージが、図3(b)に
示す家電製品制御画面の「再生」ボタンを指示されたも
のかどうかを判断し、メッセージから「再生」ボタンが
指示されたことが判断されると、ステップk4に移る。
メッセージから他のボタンが指示されたことが判断され
たときにはステップk5に移る。ステップk4では、家
電製品にビデオテープ再生を指示する光データを送信
し、処理を終了する。
【0031】ステップk5では、図3(f)に示す録画
予約のための設定内容を確認する画面で、「了解」ボタ
ンが指示されたかどうかを判断する。「了解」ボタンが
指示されたことが判断されると、ステップk6に移り、
他のボタンが指示されたことが判断されると、ステップ
k7に移る。ステップk6では録画予約のための設定内
容を送信し、処理を終了する。
【0032】ステップk7では、前述のように各指示内
容をメッセージから判断し、それぞれの指示に対応する
処理を行う。
【0033】以上のように本実施例によれば、制御装置
10の表示装置16に表示された画面に従って順次ボタ
ンを指示することによって、簡単に家電製品のリモコン
制御を行うことができ、操作に習熟を要しない。また本
制御装置10によれば、PCMCIAの規格に基づくI
Cカードに書込まれた各家電製品の光通信データおよび
プロトコルを読取ることによって、各メーカの種々の家
電製品に対してリモコン制御を行うことができ、多くの
リモコン送信機を手元に置いておく必要がなく便利であ
る。
【0034】また制御装置10は、赤外線データ送信機
能を有するたとえば、テレビなどの家電製品に前記家電
製品制御画面の「送信要求」ボタンを指示することによ
ってデータの送信を要求し、テレビなどに受信したテレ
ビジョン放送の文字ニュースの内容、料理番組の献立材
料、歌番組のテロップとして流される歌詞などの文字情
報を光データとして送信させる。制御装置10は、赤外
線データによるアスキーデータ列を光通信インタフェイ
ス14で受信した後、これを表示装置16の画面に表示
するとともに、内部メモリRAM12の入力バッファに
一時記憶する。さらに、受信したデータを保存する指示
があれば、これをICカード、フラッシュEEPROM
カード18あるいはその他の外部記憶装置に出力して書
込み、記憶させる。さらに制御装置10はPIMと呼ば
れるメモ帳、アドレス帳、ワードプロセッサ、表計算な
どの処理を行い、各処理におけるデータあるいは前記家
電製品から受信した情報を各処理で相互にやり取りし、
各処理を行う。
【0035】したがって本制御装置10によれば、制御
装置10の光通信インタフェイス14は光通信機能を有
するテレビなどの家電製品から、マスメディアから与え
られる情報を光デジタルデータとして受信することがで
きる。したがってマスメディアからの情報を制御装置1
0で直接加工あるいは保存することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、各電気機器毎のメモリ
カード18をメモリインタフェイス17に着脱可能と
し、制御装置10に備えられた表示装置16によって、
選択されるべき電気機器を表示し、その表示装置16の
上に重ねて配置された透光性入力手段15を操作して電
気機器を選択し、その選択された電気機器の制御すべき
動作を指示することによって、その動作を表す制御デー
タを、メモリカード18から読取ったデータ形式および
プロトコルで、通信インタフェイス14によって、電気
機器に送信し、電気機器の動作の制御を行うことがで
き、各種の電気機器に共通に制御装置10を用いること
ができ、一括して制御することができるので、操作性が
良好である。
【0037】また本発明によれば、制御装置16によっ
て上述のように選択された電気機器の制御すべき動作を
表示するとともに、選択された電気機器の制御データの
入力手順を表示し、したがって透光性入力手段15によ
る入力操作が容易であり、その入力操作に習熟を要せ
ず、操作性が良好である。さらに本発明によれば、表示
装置16によって、たとえば各メーカが異なる同一種類
の電気機器に共通な各動作の表示を行うことができ、た
とえばメーカが異なる各種のビデオテープレコーダを用
いる場合、制御すべき各動作の表示を共通にすることが
できる。このようにすることによって操作性を向上する
ことができる。
【0038】本発明によれば、電気機器の1つとして、
テレビジョン受信機が用いられ、このテレビジョン受信
機によって受信した文字データを、制御装置10の表示
装置16によって表示し、メモリカード18にストアさ
せることができ、これによってメモ帳の処理を行うこと
ができる。したがって文字データを、操作者が入力する
手間が省かれ、メモ帳の処理が容易となり、操作性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である制御装置10の概略的
構成を示すブロック図である。
【図2】制御装置10の外観を示す斜視図である。
【図3】制御装置10の入力画面の一例を示す平面図で
ある。
【図4】制御装置10の家電製品制御機能の動作を示す
フローチャートである。
【図5】ウィンドウ内に表示されるリソースの一定義例
を示す図である。
【図6】制御装置10のウィンドウを表示する際の動作
を示すフローチャートである。
【図7】制御装置10の各処理の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】従来のリモコン送信機1の一例を示す平面図で
ある。
【図9】従来の家電製品2のリモコン装置の動作を説明
するための斜視図である。
【図10】従来のリモコン送信機1から送信される光デ
ータの一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 制御装置 11 CPU(中央処理装置) 12 RAM(ランダムアクセスメモリ) 13 ROM(リードオンリメモリ) 14 光通信インタフェイス 15 デジタイザ 16 表示装置 17 インタフェイス 18 フラッシュEEPROMカード 19 ペン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−135098(JP,A) 特開 平4−150293(JP,A) 特開 昭62−172410(JP,A) 特開 平5−76087(JP,A) 特開 平5−137184(JP,A) 特開 平2−89497(JP,A) 特開 昭62−173895(JP,A) 実開 平3−58092(JP,U) 実開 昭62−98392(JP,U) 実開 平1−129983(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受信機を含む複数の電気機
    器と、 各電気機器の動作を制御する制御装置とを含む電気機器
    装置において、 (a)各電気機器は、データのワイヤレス受信機能を備
    え、受信された制御データによって、制御されるべき電
    気機器の1つが選択されて予め定める動作が制御され、 (b)テレビジョン受信機は、前記データのワイヤレス
    受信機能だけでなく、データのワイヤレス送信機能を備
    え、受信した送信要求信号に応答し、テレビジョン放送
    の受信した文字データを送信し、 (c)各電気機器毎に設けられ、各電気機器のデータの
    送受信のためのデータ形式およびプロトコルが記憶され
    るメモリカード18と、 (d)制御装置10であって、 (d1)透光性を有する入力手段15と、 (d2)入力手段15の下層に配置される表示装置16
    と、 (d3)各電気機器に制御データを送信し、テレビジョ
    ン受信機からのデータを受信する通信インタフェイス1
    4と、 (d4)メモリカード18に着脱可能であって、メモリ
    カード18の記憶内容を読取り、また書込むメモリイン
    タフェイス17と、 (d5)処理装置11であって、 選択されるべき電気機器を表示装置16によって表示
    し、表示された電気機器のうち、入力手段15によって
    選択された電気機器の制御すべき各動作を、表示手段1
    6によって表示するとともに、選択された電気機器の制
    御データの入力手順を表示し、 入力手段15によって指示された動作を表す前記送信要
    求信号を含む制御データを、メモリインタフェイス17
    によってメモリカード18から読取ったデータ形式およ
    びプロトコルで、通信インタフェイス14によって送信
    し、 テレビジョン受信機からの文字データを、通信インタフ
    ェイス14によって受信し、表示装置16で表示し、か
    つメモリインタフェイス17によってメモリカード18
    に書込んで記憶させてメモ帳の処理を行なう処理装置1
    1とを有する制御装置10とを含むことを特徴とする電
    気機器装置。
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