JP3180866B2 - 容器の運搬を安全に実施するための装置 - Google Patents
容器の運搬を安全に実施するための装置Info
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- JP3180866B2 JP3180866B2 JP21396494A JP21396494A JP3180866B2 JP 3180866 B2 JP3180866 B2 JP 3180866B2 JP 21396494 A JP21396494 A JP 21396494A JP 21396494 A JP21396494 A JP 21396494A JP 3180866 B2 JP3180866 B2 JP 3180866B2
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- containers
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P7/00—Securing or covering of load on vehicles
- B60P7/06—Securing of load
- B60P7/13—Securing freight containers or forwarding containers on vehicles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも１つの容器
を貨物用車両で運搬する際に走行中の貨物用車両上での
容器のスリップを防止する、容器の運搬を安全に実施す
るための装置であって、少なくとも２つの保持ステー
が、これらが対を成して対向して位置し、かつこれらの
間に容器を形状接続によって受容するようになってお
り、容器が保持ステー間に支承される形式のものに関す
る。
を貨物用車両で運搬する際に走行中の貨物用車両上での
容器のスリップを防止する、容器の運搬を安全に実施す
るための装置であって、少なくとも２つの保持ステー
が、これらが対を成して対向して位置し、かつこれらの
間に容器を形状接続によって受容するようになってお
り、容器が保持ステー間に支承される形式のものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】モービルクレーンを備えたコンテナ廃棄
装置であって、油圧で操作されるグラブがモービルクレ
ーンに旋回可能に懸吊された形式のものがＤＥ−ＰＳ４
００８６１９から公知であり、グラブは２つの互いに対
向して配置され、油圧によって互いに移動可能である、
つかみジョーを有し、つかみジョーにはつかみクローが
設けられている。このコンテナ廃棄装置では多数の重な
り合う同一のコンテナが設けられており、これらのコン
テナは互いに対向した位置に外側で開いた、つかみクロ
ーのためのクロー係合ポケットを有している。容器とし
ては下へ向かって円錐状に細くなった容器が配慮されて
おり、容器の上端には鉛直の、互いに平行に延びた壁を
持つカラーが取付けられている。コンテナのハンドリン
グのために、すなわち持上げ、傾動および降下のために
はコンテナの上方の領域内に外側で開いたクロー係合ポ
ケットが設けられており、クロー係合ポケット内へはつ
かみジョーのつかみクローが係合する。
装置であって、油圧で操作されるグラブがモービルクレ
ーンに旋回可能に懸吊された形式のものがＤＥ−ＰＳ４
００８６１９から公知であり、グラブは２つの互いに対
向して配置され、油圧によって互いに移動可能である、
つかみジョーを有し、つかみジョーにはつかみクローが
設けられている。このコンテナ廃棄装置では多数の重な
り合う同一のコンテナが設けられており、これらのコン
テナは互いに対向した位置に外側で開いた、つかみクロ
ーのためのクロー係合ポケットを有している。容器とし
ては下へ向かって円錐状に細くなった容器が配慮されて
おり、容器の上端には鉛直の、互いに平行に延びた壁を
持つカラーが取付けられている。コンテナのハンドリン
グのために、すなわち持上げ、傾動および降下のために
はコンテナの上方の領域内に外側で開いたクロー係合ポ
ケットが設けられており、クロー係合ポケット内へはつ
かみジョーのつかみクローが係合する。
【０００３】この公知のコンテナ廃棄装置で利用される
コンテナは高さ１ｍ、幅１ｍかつ長さ１，２０ｍを有
し、したがってほぼ１ｍ３の体積を有している。このコ
ンテナの通常の最大充填重量は約２ｔである。
コンテナは高さ１ｍ、幅１ｍかつ長さ１，２０ｍを有
し、したがってほぼ１ｍ３の体積を有している。このコ
ンテナの通常の最大充填重量は約２ｔである。
【０００４】カラーの下端にはコンテナを一巡する段部
が設けられており、そのためにコンテナは底部で置くこ
ともまた底部の上方で環状の段部で支承することもでき
る。
が設けられており、そのためにコンテナは底部で置くこ
ともまた底部の上方で環状の段部で支承することもでき
る。
【０００５】これらのコンテナはトラック上で運搬する
ためにトラックの積込みプラットフォーム上へ横２列で
前後に載せられ、かつ側方にスリップしないようにベル
トまたは類似のものによって固定される、それというの
もトラックの側板はコンテナの側方向のスリップを防止
するのに十分な安全性を提供しないのでコンテナをトラ
ックの積込みプラットフォーム上にルーズに載せて運ぶ
のでは十分でないからである。
ためにトラックの積込みプラットフォーム上へ横２列で
前後に載せられ、かつ側方にスリップしないようにベル
トまたは類似のものによって固定される、それというの
もトラックの側板はコンテナの側方向のスリップを防止
するのに十分な安全性を提供しないのでコンテナをトラ
ックの積込みプラットフォーム上にルーズに載せて運ぶ
のでは十分でないからである。
【０００６】コンテナの固定は面倒であり、かついずれ
の場合にも道路交通で必要な、積込みプラットフォーム
上のコンテナの側方向のスリップに対する安全性を提供
しない、それというのも路面が平らでないこと、および
カーブを通過する際の横加速によってコンテナの固定が
緩むかもしくは解けることがあるからである。
の場合にも道路交通で必要な、積込みプラットフォーム
上のコンテナの側方向のスリップに対する安全性を提供
しない、それというのも路面が平らでないこと、および
カーブを通過する際の横加速によってコンテナの固定が
緩むかもしくは解けることがあるからである。
【０００７】ＤＥ−ＯＳ２２３２３１９から流動性物質
容器の運搬のための装置が公知であり、この装置では貨
物用車両、特にコンテナ車両上の同一または異なる大き
さの流動性物質容器はまとめられて運搬単位にされ、か
つアンカ装置によって固定保持されている。積込みプラ
ットフォームは係止部材を介して貨物用車両のシャーシ
と取外し可能に結合されている。積込みプラットフォー
ムは支持フレームから成っていて、横ビームを備えてお
り、横ビームの相互間の間隔は運搬される最小容器の側
寸法に等しい。積込みプラットフォームのコーナーはコ
ンテナコーナー金具を備えている。さらに積込みプラッ
トフォームは容器の足を受容するためのポケットを備え
ている。この公知の装置では係止部材が設けられてお
り、係止部材は運搬容器に関して一緒に操作される。
容器の運搬のための装置が公知であり、この装置では貨
物用車両、特にコンテナ車両上の同一または異なる大き
さの流動性物質容器はまとめられて運搬単位にされ、か
つアンカ装置によって固定保持されている。積込みプラ
ットフォームは係止部材を介して貨物用車両のシャーシ
と取外し可能に結合されている。積込みプラットフォー
ムは支持フレームから成っていて、横ビームを備えてお
り、横ビームの相互間の間隔は運搬される最小容器の側
寸法に等しい。積込みプラットフォームのコーナーはコ
ンテナコーナー金具を備えている。さらに積込みプラッ
トフォームは容器の足を受容するためのポケットを備え
ている。この公知の装置では係止部材が設けられてお
り、係止部材は運搬容器に関して一緒に操作される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に記載の装置を、コンテナとして構成された容器単数ま
たは複数個を該装置上の所定の箇所に載置することがで
き、かつ装置内で容器ないしはコンテナのスリップが確
実に防止されるように構成することである。
に記載の装置を、コンテナとして構成された容器単数ま
たは複数個を該装置上の所定の箇所に載置することがで
き、かつ装置内で容器ないしはコンテナのスリップが確
実に防止されるように構成することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、保持ステーが保持フレームに取付
けられており、容器がモービルクレーンによって上方か
ら保持フレーム内の保持ステー間内へ挿入することがで
き、容器が上端領域にカラーを持つ、下方へ向って細く
なるコンテナとして構成されており、かつ保持フレーム
が水路、陸路、または空路の貨物用車両の各支持面と結
合されていることである。
めの本発明の手段は、保持ステーが保持フレームに取付
けられており、容器がモービルクレーンによって上方か
ら保持フレーム内の保持ステー間内へ挿入することがで
き、容器が上端領域にカラーを持つ、下方へ向って細く
なるコンテナとして構成されており、かつ保持フレーム
が水路、陸路、または空路の貨物用車両の各支持面と結
合されていることである。
【００１０】
【発明の効果】このようにして容器を貨物用車両で運搬
する際に走行中の貨物用車両上での容器のスリップを防
止する、容器の運搬を安全に実施するための装置が得ら
れ、この装置で．もって容器はスリップすることなく確
実に運搬することができ、したがって道路上用の貨物用
車両も道路交通で必要な安全性を持つ貨物用車両として
該当することができる。
する際に走行中の貨物用車両上での容器のスリップを防
止する、容器の運搬を安全に実施するための装置が得ら
れ、この装置で．もって容器はスリップすることなく確
実に運搬することができ、したがって道路上用の貨物用
車両も道路交通で必要な安全性を持つ貨物用車両として
該当することができる。
【００１１】保持フレームが貨物用車両の各支持面と取
外し可能にまたは取外し不可に結合されていてよい。こ
のような取外し可能な結合とは、この結合が問題なく迅
速に取外し可能、かつ再形成可能であることを意味す
る。取外し不可な結合とは、この結合が適当な工具を用
いて外すことができないことを意味しない。
外し可能にまたは取外し不可に結合されていてよい。こ
のような取外し可能な結合とは、この結合が問題なく迅
速に取外し可能、かつ再形成可能であることを意味す
る。取外し不可な結合とは、この結合が適当な工具を用
いて外すことができないことを意味しない。
【００１２】保持ステーが有利には固定すべき容器の形
状に適合せしめられており、かつ対向して位置してい
る。これは、例えば２つの、上端でＬ字形に構成された
保持ステーが設けられていることを意味し、確保すべき
容器がこれらの２つのＬ字形構成部材間に固定される。
両幅側の領域内に、かつ両縦側の領域内に各１つの保持
ステーを設けることも可能であり、保持ステーは対を成
して対向して配置される。これによって容器のスリップ
は車両縦方向においてもまた車両縦方向に対する横方向
においても確実に阻止される。
状に適合せしめられており、かつ対向して位置してい
る。これは、例えば２つの、上端でＬ字形に構成された
保持ステーが設けられていることを意味し、確保すべき
容器がこれらの２つのＬ字形構成部材間に固定される。
両幅側の領域内に、かつ両縦側の領域内に各１つの保持
ステーを設けることも可能であり、保持ステーは対を成
して対向して配置される。これによって容器のスリップ
は車両縦方向においてもまた車両縦方向に対する横方向
においても確実に阻止される。
【００１３】保持フレームが走行方向に対して縦横にあ
る保持成形部材から形成されていてよく、保持成形部材
が容器を挿入すべき空間の周りにフレームを形成するよ
うに保持ステーに固定されている。
る保持成形部材から形成されていてよく、保持成形部材
が容器を挿入すべき空間の周りにフレームを形成するよ
うに保持ステーに固定されている。
【００１４】保持フレームは有利には貨物用車両の支持
面ないしは積載面として構成されている。保持フレーム
は保持ステーに、それもこの保持フレームの足または足
の上方の高さに固定されていてよい。保持ステーは有利
には平たく構成される。
面ないしは積載面として構成されている。保持フレーム
は保持ステーに、それもこの保持フレームの足または足
の上方の高さに固定されていてよい。保持ステーは有利
には平たく構成される。
【００１５】貨物用車両の側板を保持ステーとして用い
ることができる。
ることができる。
【００１６】横ビームが貨物用車両の側壁上に載置可能
であり、かつこれに固定可能であり、横ビーム間に容器
を挿入可能である。
であり、かつこれに固定可能であり、横ビーム間に容器
を挿入可能である。
【００１７】同様にして貨物用車両の端壁上に縦ビー
ム、例えば少なくとも１つの中央の縦ビームが載置可能
であり、かつこれに固定可能であってよい。
ム、例えば少なくとも１つの中央の縦ビームが載置可能
であり、かつこれに固定可能であってよい。
【００１８】横ビームおよび縦ビームが端部でもって側
板と端壁へ上から係合しており、このようにして格子状
の構造体を形成しており、構造体の開口内へ容器を挿入
可能である。
板と端壁へ上から係合しており、このようにして格子状
の構造体を形成しており、構造体の開口内へ容器を挿入
可能である。
【００１９】本発明のもう１つの構成によれば、空間内
の容器が容器に存在するカラーでもって保持ステーに、
この容器の底が貨物用車両の支持面ないしは積載面にま
さに接触しないように、懸架されている。
の容器が容器に存在するカラーでもって保持ステーに、
この容器の底が貨物用車両の支持面ないしは積載面にま
さに接触しないように、懸架されている。
【００２０】同様にして装置は、空間内の容器が、容器
に存在するカラーが保持ステーの上縁にまさに接触しな
いように、貨物用車両の支持面ないしは積載面上に支承
されているように構成することができる。
に存在するカラーが保持ステーの上縁にまさに接触しな
いように、貨物用車両の支持面ないしは積載面上に支承
されているように構成することができる。
【００２１】空間を形成する複数の室が左右前後に並ん
で設けられていてよい。
で設けられていてよい。
【００２２】左右に並んだ保持ステー相互間の距離がカ
ラーの下方における容器ないしはコンテナの全長プラス
必要な運動の遊びに等しいように装置を構成することが
推奨される。
ラーの下方における容器ないしはコンテナの全長プラス
必要な運動の遊びに等しいように装置を構成することが
推奨される。
【００２３】同様にして前後に並んだ保持ステー相互間
の距離がカラーの下方における容器ないしはコンテナの
全幅プラス必要な運動の遊びに等しいように配慮するこ
とができる。
の距離がカラーの下方における容器ないしはコンテナの
全幅プラス必要な運動の遊びに等しいように配慮するこ
とができる。
【００２４】本発明の基礎を成す課題はまた、保持フレ
ームとしての格子状の枠組が道路用車両の支持面上に距
離を置いて設けられており、枠組が複数の横支持体とし
ての横ビームと、中央の縦ビームと、運搬装置の両縦側
の各１つの側ビームとから成っており、かつコンテナと
して構成された容器を横ビーム、中央の縦ビーム、側ビ
ーム相互間の空間内へ挿入可能であることによっても解
決される。
ームとしての格子状の枠組が道路用車両の支持面上に距
離を置いて設けられており、枠組が複数の横支持体とし
ての横ビームと、中央の縦ビームと、運搬装置の両縦側
の各１つの側ビームとから成っており、かつコンテナと
して構成された容器を横ビーム、中央の縦ビーム、側ビ
ーム相互間の空間内へ挿入可能であることによっても解
決される。
【００２５】このようにして複数の同一のコンテナを収
容することができる装置を得る事ができ、かつこの装置
においては走行方向に対して横方向の、並びに走行方向
へのないしは走行方向とは逆方向のコンテナのスリップ
が阻止されることが保証される。これによって道路交通
中の安全性が高められ、ないしはコンテナの運搬が初め
て付加的な安全措置を講じずに許される。枠組の所属の
空間内へのコンテナの挿入は問題ない。空間内に配置さ
れたコンテナは側方向のスリップが防止されるのでトラ
ックの積載面上でのコンテナの固定はもはや不要であ
る。
容することができる装置を得る事ができ、かつこの装置
においては走行方向に対して横方向の、並びに走行方向
へのないしは走行方向とは逆方向のコンテナのスリップ
が阻止されることが保証される。これによって道路交通
中の安全性が高められ、ないしはコンテナの運搬が初め
て付加的な安全措置を講じずに許される。枠組の所属の
空間内へのコンテナの挿入は問題ない。空間内に配置さ
れたコンテナは側方向のスリップが防止されるのでトラ
ックの積載面上でのコンテナの固定はもはや不要であ
る。
【００２６】本発明のもう１つの構成では下部構造体に
滑走部を設けることができ、滑走部上に鉛直方向に上方
に向いた保持ステーが固定されており、保持ステー上に
枠組が支承されている。これによって滑走部上方の常に
同一の高さに枠組の安定的な支承が得られる。
滑走部を設けることができ、滑走部上に鉛直方向に上方
に向いた保持ステーが固定されており、保持ステー上に
枠組が支承されている。これによって滑走部上方の常に
同一の高さに枠組の安定的な支承が得られる。
【００２７】コンテナがカラーでもって横ビーム上に支
承されることが推奨される。したがってコンテナは底部
が接触せずに横ビーム上に懸架され、そのためにこの運
搬装置は底部ないしはプラットフォームを必要としな
い。これは同時に、運搬装置が底部ないしはプラットフ
ォームがないために比較的軽量であることをもたらす。
承されることが推奨される。したがってコンテナは底部
が接触せずに横ビーム上に懸架され、そのためにこの運
搬装置は底部ないしはプラットフォームを必要としな
い。これは同時に、運搬装置が底部ないしはプラットフ
ォームがないために比較的軽量であることをもたらす。
【００２８】有利には並んだ横ビーム相互間の距離がカ
ラーの下方におけるコンテナの全幅プラス必要な運動の
遊びに等しい。これによりコンテナがクレーンによって
困難なく２つの隣接した横ビーム間の空間内へ挿入し、
かつ横ビームから再度持上げることができることが保証
される。同時に、コンテナが確実に横ビーム上へ支承さ
れ、横ビームから落下しないことが保証される。
ラーの下方におけるコンテナの全幅プラス必要な運動の
遊びに等しい。これによりコンテナがクレーンによって
困難なく２つの隣接した横ビーム間の空間内へ挿入し、
かつ横ビームから再度持上げることができることが保証
される。同時に、コンテナが確実に横ビーム上へ支承さ
れ、横ビームから落下しないことが保証される。
【００２９】
【実施例】図示の運搬装置は、建設現場からの残物を、
この残物を成す廃物の組成と質に応じて別個に収納して
廃棄するための同一のコンテナ１，２，３，４，５を複
数個受容するために使用される。この場合残物の種類の
純度および使用価値の相違に応じて廃物を異なるコンテ
ナ内へ集める方法がある。コンテナ１，２，３，４，５
は方形の横断面を有し、かつ上端にカラー６を持ってお
り、カラーは互いに平行な壁７，８を有している。カラ
ー６の下部には環状の段部９が形成されており、段部か
らコンテナ１の壁１０，１１が下方へ錐形状に細くなっ
てコンテナ１の底部１２まで延びている。
この残物を成す廃物の組成と質に応じて別個に収納して
廃棄するための同一のコンテナ１，２，３，４，５を複
数個受容するために使用される。この場合残物の種類の
純度および使用価値の相違に応じて廃物を異なるコンテ
ナ内へ集める方法がある。コンテナ１，２，３，４，５
は方形の横断面を有し、かつ上端にカラー６を持ってお
り、カラーは互いに平行な壁７，８を有している。カラ
ー６の下部には環状の段部９が形成されており、段部か
らコンテナ１の壁１０，１１が下方へ錐形状に細くなっ
てコンテナ１の底部１２まで延びている。
【００３０】運搬装置は２つの互いに平行に配置された
滑走部１３，１４を有しており、これらの滑走部でもっ
て装置は補助フレーム上に支承されている。補助フレー
ムは図示されないトラックのシャーシと結合されてい
る。装置はボルト１５，１６を用いて滑走部１３，１４
に並びにフック１７，１８を用いて補助フレームにかつ
別のボルト１９，２０を用いて滑走部１３，１４に並び
にフック２１，２２を用いて補助フレームに取外し可能
に係止されている。その上に補助フレームにはローラ２
３，２４が設けられており、ローラに対して装置のフッ
ク２５，２６がそれぞれ１つ当接している。
滑走部１３，１４を有しており、これらの滑走部でもっ
て装置は補助フレーム上に支承されている。補助フレー
ムは図示されないトラックのシャーシと結合されてい
る。装置はボルト１５，１６を用いて滑走部１３，１４
に並びにフック１７，１８を用いて補助フレームにかつ
別のボルト１９，２０を用いて滑走部１３，１４に並び
にフック２１，２２を用いて補助フレームに取外し可能
に係止されている。その上に補助フレームにはローラ２
３，２４が設けられており、ローラに対して装置のフッ
ク２５，２６がそれぞれ１つ当接している。
【００３１】滑走部１３，１４の前方端部には互いに平
行なバー２７，２８が設けられており、バーは滑走部１
３，１４と同一の相互間隔を有している。両バー２７，
２８間には湾曲部材２９が設けられており、装置はこの
湾曲部材でトラックに設けられたフックリフトでもって
このトラック上へ引上げられるか、ないしはこれから転
がり降ろされる。
行なバー２７，２８が設けられており、バーは滑走部１
３，１４と同一の相互間隔を有している。両バー２７，
２８間には湾曲部材２９が設けられており、装置はこの
湾曲部材でトラックに設けられたフックリフトでもって
このトラック上へ引上げられるか、ないしはこれから転
がり降ろされる。
【００３２】滑走部１３，１４は成形ロッド３０，３
１，３２によって互いに結合されている。
１，３２によって互いに結合されている。
【００３３】滑走部１３上には鉛直に上方へ延びた保持
ステー３３，３４，３５，３６，３７が並びに滑走部１
４には同様に鉛直に上方へ延びた保持ステー３８，３
９，４０，４１，４２が設けられている。保持ステー３
３〜４２の上端には横ビーム４３，４４，４５，４６，
４７が固定されており、横ビームは装置の全幅にわたっ
て延びている。
ステー３３，３４，３５，３６，３７が並びに滑走部１
４には同様に鉛直に上方へ延びた保持ステー３８，３
９，４０，４１，４２が設けられている。保持ステー３
３〜４２の上端には横ビーム４３，４４，４５，４６，
４７が固定されており、横ビームは装置の全幅にわたっ
て延びている。
【００３４】横ビーム４３〜４７の下方には中央の縦ビ
ーム４８が設けられてり、中央の縦ビームは固定兼補強
板４９を介して各横ビームと結合されている。
ーム４８が設けられてり、中央の縦ビームは固定兼補強
板４９を介して各横ビームと結合されている。
【００３５】横ビーム４３〜４７の各外側の端部には外
ビーム（運搬装置の縦側の側ビームであってよい）５
０，５１が設けられており、外ビームに側壁（車両の側
板であってよい）５２，５３が配置され、これらはそれ
ぞれスペーサロッド５４，５５を介して滑走部１３，１
４から隔てられている。
ビーム（運搬装置の縦側の側ビームであってよい）５
０，５１が設けられており、外ビームに側壁（車両の側
板であってよい）５２，５３が配置され、これらはそれ
ぞれスペーサロッド５４，５５を介して滑走部１３，１
４から隔てられている。
【００３６】隣接した横ビーム相互間の距離は、コンテ
ナ１，２，３，４，５が横ビーム４３〜４７、中央の縦
ビーム４８および外ビーム５０，５１によって形成され
た空間内へ挿入され、かつ再び取出し得るようにカラー
６の下部のコンテナ１の全長プラス必要な運動の遊びに
等しい。
ナ１，２，３，４，５が横ビーム４３〜４７、中央の縦
ビーム４８および外ビーム５０，５１によって形成され
た空間内へ挿入され、かつ再び取出し得るようにカラー
６の下部のコンテナ１の全長プラス必要な運動の遊びに
等しい。
【００３７】コンテナ１，２，３，４，５は段部９でも
って横ビーム４３〜４７上に支承されており、かつ下方
に最低地上高さを持つ。
って横ビーム４３〜４７上に支承されており、かつ下方
に最低地上高さを持つ。
【００３８】中央の縦ビーム４８の下部には横ビーム４
３〜４７の領域内に固定成形部材としての安全成形部材
５６，５７，５８，５９，６０が設けられている。安全
成形部材は、横ビーム４３〜４７間へ挿入される容器が
先ず案内され、かつ後で容器が横ビーム４３〜４７上へ
置かれた後はトラックの各外縁への傾倒運動を阻止する
ために２つの横に並んだコンテナの壁６２，６３間の空
間を十分に埋める。コンテナが積重ねられる場合にもこ
れらの安仝成形部材５６〜６０でもって確実に所望の鉛
直位置に保持される。
３〜４７の領域内に固定成形部材としての安全成形部材
５６，５７，５８，５９，６０が設けられている。安全
成形部材は、横ビーム４３〜４７間へ挿入される容器が
先ず案内され、かつ後で容器が横ビーム４３〜４７上へ
置かれた後はトラックの各外縁への傾倒運動を阻止する
ために２つの横に並んだコンテナの壁６２，６３間の空
間を十分に埋める。コンテナが積重ねられる場合にもこ
れらの安仝成形部材５６〜６０でもって確実に所望の鉛
直位置に保持される。
【００３９】中央の縦ビーム４８の上方には横ビーム４
３〜４７の領域内にスペーサ成形部材６４，６５，６
６，６７，６８が設けられており、スペーサ成形部材は
同様にして２つの隣接したコンテナ１，２のカラー６の
壁７０と７１との間の空間６９を十分に埋め、これによ
ってコンテナは付加的に所望の鉛直方向の、互いに距離
を置いた位置で保持される。
３〜４７の領域内にスペーサ成形部材６４，６５，６
６，６７，６８が設けられており、スペーサ成形部材は
同様にして２つの隣接したコンテナ１，２のカラー６の
壁７０と７１との間の空間６９を十分に埋め、これによ
ってコンテナは付加的に所望の鉛直方向の、互いに距離
を置いた位置で保持される。
【００４０】装置の後端にはモービルクレーン７２の下
部が略示されている。コンテナ１，２，３，４，５はこ
のモービルクレーンでもって装置内へ収められ、かつこ
れから再び取出される。
部が略示されている。コンテナ１，２，３，４，５はこ
のモービルクレーンでもって装置内へ収められ、かつこ
れから再び取出される。
【図１】本発明によって構成された運搬装置の側面図で
ある。
ある。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図であ
る。
る。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。
【図５】図３のＶ−Ｖ線に沿った断面図である。
【図６】図３のＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図である。
１，２，３，４，５ コンテナ、 ６ カラー、 ９
段部、 １３，１４滑走部、 ３３，３４，３５，３
６，３７，３８，３９，４０，４１，４２，保持ステ
ー、 ４３，４４，４５，４６，４７ 横ビーム、 ４
８ 中央の縦ビーム、５０，５１ 外ビーム、 ６９
空間
段部、 １３，１４滑走部、 ３３，３４，３５，３
６，３７，３８，３９，４０，４１，４２，保持ステ
ー、 ４３，４４，４５，４６，４７ 横ビーム、 ４
８ 中央の縦ビーム、５０，５１ 外ビーム、 ６９
空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平３−8195（ＪＰ，Ｕ) 国際公開92／6882（ＷＯ，Ａ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60P 7/06
Claims (9)
- 【請求項１】 少なくとも１つの容器（１〜５）を貨物
用車両で運搬する際に走行中の貨物用車両上での容器
（１〜５）のスリップを防止する、容器の運搬を安全に
実施するための装置であって、少なくとも２つの保持ス
テー（３３〜４２）が、これらが対を成して対向して位
置ししかも保持ステーの間に容器（１〜５）を形状接続
によって受容するようになっており、容器（１〜５）が
保持ステー（３３〜４２）間に支承されている形式のも
のにおいて、 保持ステー（３３〜４２）が保持フレームに取付けられ
ており、 容器（１〜５）がモービルクレーンによって上方から保
持フレーム内の保持ステー間内へ挿入することができ、 容器（１〜５）が上端領域にカラー（６）を持つ、下方
へ向って細くなるコンテナとして構成されており、 保持フレームが水路、陸路、または空路の貨物用車両の
各支持面と結合されており、 保持フレームが車両縦方向に対して縦横の保持成形部材
（４３〜４８）から形成されていて、該保持成形部材が
挿入される容器のためにフレームを形成するように保持
ステー（３３〜４２）に固定されている ことを特徴とす
る、容器の運搬を安全に実施するための装置。 - 【請求項２】 貨物用車両の側板（５２，５３）が保持
ステー（３３〜４２）として用いられている、請求項１
記載の装置。 - 【請求項３】 横ビーム（４３〜４７）が貨物用車両の
側板（５２，５３）上に載置可能であり、かつこれに固
定可能であり、横ビーム間に容器（１〜５）を挿入可能
である、請求項１または２記載の装置。 - 【請求項４】 縦ビーム（４８）が貨物用車両の端壁上
に載置可能であり、かつこれに固定可能である、請求項
１から３までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項５】 空間内の容器（１〜５）が、この容器
（１〜５）の底が貨物用車両の支持面ないしは積載面に
まさに接触しないように、容器に存在するカラー（６）
でもって保持ステーに懸架されている、請求項１から４
までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項６】 空間内の容器（１〜５）が、容器（１〜
５）に存在するカラー（６）が保持ステーの上縁にまさ
に接触しないように、貨物用車両の支持面ないしは積載
面上に支承されている、請求項１から５までのいずれか
１項記載の装置。 - 【請求項７】 保持フレームとしての格子状の枠組が道
路用車両の支持面上に距離を置いて設けられており、枠
組が複数の横ビーム（４３〜４７）と、中央の縦ビーム
（４８）と、運搬装置の両縦側の各１つの側ビーム（５
０，５１）とから成っており、かつコンテナとして構成
された容器（１〜５）を横ビーム（４３〜４７）、中央
の縦ビーム（４８）、側ビーム（５０，５１）相互間の
空間内へ挿入可能である、請求項１から６までのいずれ
か１項記載の装置。 - 【請求項８】 中央の縦ビーム（４８）の上方で横ビー
ム（４３〜４７）の領域内にスペーサ成形部材（６４〜
６８）が設けられている、請求項１から７までのいずれ
か１項記載の装置。 - 【請求項９】 縦ビームの下方に固定成形部材（５６〜
６０）が設けられている、請求項１から８までのいずれ
か１項記載の装置。
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