JP3180643U - 鞄等の雨除けカバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に鞄等を収納できる上方開口の袋状のものから成り、前面側生地11及び後面側生地12の一方の開口縁部に沿うように帯状部材20を縫着する。帯状部材20の両端部には相互に係止する係止部21及び係止受部22を設ける。前面側生地11と後面側生地12の両側のそれぞれの間に襠部13を設け、この襠部13のそれぞれの開口縁部に沿って内側方向に折曲する芯材を配設する。これにより襠部13を内側方向に折曲した状態で、開口縁部同士を直線状に重ね合わせ、この重ね合わされた開口縁部の帯状部材20と芯材を共に複数回巻回してカバー本体部10の開口部15が閉鎖される。その後帯状部材20の両端の係止部21と係止受部22とを相互に係止して取手部が形成される。
【選択図】図1
Description
また、鞄を収納する際に、カバーの開口部を簡単に閉鎖又は封止して、内部に雨水が浸入しないような閉鎖手段又は封止手段を創案することもその課題となる。
また、前記帯状部材の両端部には相互に係止できる係止部及び係止受部を設けているために、開口縁部が直線状に巻回された後、これら係止部と係止受部とを簡単に係止することによって取手部が形成され、その取り扱いが容易となる。
更に、この取手部を形成するにあたり、係止部と係止受部を相互に係止する訳であるが、この相互の係止に際して、荷籠を形成するフレームをその係止部と係止受部との間に配して相互に係止することにより取手部が荷籠のフレームを取り囲むように形成され、それ故このカバーが荷籠のフレームから離脱しないこととなるために、盗難の予防にもなるのである。
また、この襠部のそれぞれの開口縁部に沿って内側方向に折曲する芯材を配設しているために、襠部を内側方向に折曲した状態で、前面側生地と後面側生地の開口縁部同士を直線状に重ね合わせ、このときに帯状部材と芯材とが重ね合わされた状態となり、極めて容易に共に巻回することができものとなる。
このため、本考案に係るカバーの開口部は、その襠部が開口部の内側方向に折曲する力が常に加わり、開口部を直線状に重ね合わせて開口部を閉鎖する際に、襠部が外側に出てしまうことがなく、自然と内側に折曲し、何ら意図することなく、その開口部が閉鎖されることとなるのである。
即ち、カバー本体部を防水加工が施されたポリエステル生地から形成し、前記係止部と係止受部が合成樹脂製の雄部材と雌部材との相互嵌合形式のワンタッチバックルから成るため、その相互係止も極めて簡単に行うことができることとなる。
図1は、本考案に係る鞄等の雨除けカバー(以下単に「雨除けカバー」又は「カバー」という。)の一実施形態を示す斜め前方から見た斜視図である。
本考案に係る雨除けカバー10は、前面側生地11と、後面側生地12と、これら両者の間で両側に位置する襠部13、13とから成り、開口部15が大きく開く形態を有している。
この帯状部材20は、適宜厚みを有する柔軟性及び可撓性を有する布地又は合成繊維性織地等のものから成り、その両端部に係止部21及び係止受部22が設けられている。
襠部13の上縁部には、合成樹脂製のテープ芯材が内設されており、このテープ芯材はその中央部位13sで内側方向に折れ曲がるように予め成形されている。
このテープ芯材は、例えば、荷物の梱包用の合成樹脂製テープを例示することができるが、その素材は自由である。
この留めホックは、一方に突起部が、他方に孔部が設けられ、相互に強制嵌合させることにより係止され、反対に相互に強制的に離脱させることによりその係止が解除されるものである。
尚、この雨除けカバー10の大きさは、前面側生地11及び後面側生地12の横方向長さが約50cm、縦の長さが約55cm、襠部の幅が約25cmである。
この図から襠部13の上方縁部分の形態をよく見て取ることができる。
この襠部13の上縁部には芯材として合成樹脂製のテープ芯材13tが縫い込まれている。このテープ芯材13tは、その中央部位13sで内側方向に折れ曲がるように予め成形されおり、前面側生地11及び後面側生地12の上縁部同士を直線状に重ね合わせる際にその内部側に折り込まれることとなる。
これにより、雨除けカバー10の上縁部が直線状に重ね合わされた際に、帯状部材20とテープ芯材13tも重なり合い、その全体を容易に巻回することができるのである。
図3は、前図同様に襠部の部分を示す説明図であり、上記実施形態とは異なる形態のもので、帯状部材及び係止具の図示を省略したものである。
この実施形態では、テープ芯材13tを前面側生地、後面側生地及び襠部の上縁部の全体に配設している。
従って、本考案に係るカバーの使用者は、何ら特別に意図することなく、襠部13が外側に飛び出ることもなく、自然と襠部が内側方向に折れ曲がり、開口部を閉鎖することができることとなるのである。
この図においては、両側の襠部13の係止具同士を係止した状態で、開口部15を直線状に閉鎖する状態の一歩手前の状態を図示したものである。
この状態で雨除けカバー10の上縁部を直線状に重ね合わせた状態を次の図5が示している。
この図において、前面側生地11の上縁部に縫着された帯状部材20と、両側の襠部13、13の上縁部に設けたテープ芯材とが直線状に重ね合わされ、この重ね合わされた部分が矢印方向に巻回される前の状態を示しているものである。
この図6に示した状態では3回ほど雨除けカバー10の上縁部が矢印方向に巻回されている。
この上縁部の巻回部分Kには、上記した通り、帯状部材と襠部のテープ芯材がその中心に巻き込まれているために、この巻回された部分は屈曲可能な程度の硬さの棒状状態になっている。
前図の図6で、雨除けカバー10の上縁部が巻回され、その巻回部分Kの両端部に位置する係止部21と係止受部22とが相互に係止された状態をこの図7は示している。
それ故、この輪状部分が取手部となるのである。
このように、雨除けカバー10の内部に鞄等が収納され、その後、両側の襠部に設けられた係止具を相互に係止し、開口部を直線状に閉鎖した状態で前面側生地と後面側生地の上縁部を重ね合わせることにより、帯状部材とテープ芯材とが直線状となり、これらを中心として開口縁部を3回ほど巻回し、その後帯状部材の両端部に設けた係止部と係止受部とを相互に係止して図8に示した状態となるのである。
荷籠に収納するに際しては、この雨除けカバー10を略90度横に回転した状態で収納することとなる。
或いは、帯状部材の両端部の係止部と係止受部とを相互に係止する際、予め鞄が収納された雨除けカバーを荷籠に収納しておき、この状態で荷籠のフレームを囲むようにして前記係止部と係止受部を係止することにより、取手部が荷籠のフレームを取り囲むようにすることができ、これにより盗難防止を図れる。
尚、雨除けカバーの開口部は、上記の通り、帯状部材とテープ芯材を中心として巻回されているために、その開口部の封止状態はかなり密閉度の高いものとなっている。
先ず、本考案に係る鞄等の雨除けかバーにおいては、鞄以外の各種物品をも収納することができる。
特に帯状部材及びテープ芯材は、腰の強い、柔軟でしかも可撓性のある素材であればどのようなものであってもよい。
帯状部材は、前面側生地と後面側生地の上縁部の何れか一方又は両方に設けることもできる。
テープ芯材も、両襠部の上縁部のみに設けてもよいし、両襠部と共に前面側生地及び後面側生地の上縁部の全体、即ち、カバーの開口部の周縁部全体に配設するのも自由である。
帯状部材の両端部に設けた係止部と係止受部の形態又は構造も上記実施形態のワンタッチ式バックル以外に適宜自由に選択することができる。
襠部に設ける係止具も留めホック以外の相互に係止できるものを自由に選択して使用することができる。
11 前面側生地
12 後面側生地
13 襠部
13k 係止具
13s 中央部位(襠部の)
13t テープ芯材
15 開口部
18 縫製ライン
20 帯状部材
21 係止部
22 係止受部
K 巻回部分
Claims (4)
- カバー本体部が防水性を有する上方開口の袋状のものから成り、かかる開口部を直線状に重ね合わせて前面側生地と後面側生地とに区分し、
これら前面側生地又は後面側生地の少なくとも何れか一方の開口縁部に沿うように帯状部材を縫着し、この帯状部材の両端部には相互に係止できる係止部及び係止受部を設け、
前面側生地と後面側生地の両側のそれぞれの間に襠部を設け、この襠部のそれぞれの開口縁部に沿って内側方向に折曲する芯材を配設し、
これにより、前記襠部を内側方向に折曲した状態で、前面側生地と後面側生地の開口縁部同士を直線状に重ね合わせ、この重ね合わされた開口縁部の前記帯状部材と芯材を共に複数回巻回することによりカバー本体部の開口部が閉鎖され、
その後帯状部材の両端に設けられた前記係止部と係止受部とを相互に係止することにより取手部が形成されることを特徴とする鞄等の雨除けカバー。 - 前記折曲するそれぞれの襠部の外面側の適宜対応位置に係止具をそれぞれに設け、カバー本体部の開口部を直線状に重ね合わせた際に、これら係止具同士を係止することにより、両側のそれぞれの襠部間で相互に係止された状態となることを特徴とする請求項1に記載の鞄等の雨除けカバー。
- 前面側生地、後面側生地及び両側襠部の全ての開口縁部に芯材を配設し、
前面側生地と襠部との間の折曲部位、襠部の折曲部位、後面側生地と襠部との間の折曲部位において、前記芯材が折曲し重ね合わされた部位を縦方向に縫着することにより、芯材が折曲したままの状態を維持できるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞄等の雨除けカバー。 - カバー本体部が防水加工が施されたポリエステル生地からなり、前記係止部と係止受部が合成樹脂製の雄部材と雌部材との相互嵌合形式のワンタッチバックルからなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の鞄等の雨除けカバー。
Priority Applications (1)
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JP3180643U true JP3180643U (ja) | 2012-12-27 |
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- 2012-10-17 JP JP2012006316U patent/JP3180643U/ja not_active Expired - Lifetime
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