JP3082660U - バッグ - Google Patents

バッグ

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JP3082660U
JP3082660U JP2001003836U JP2001003836U JP3082660U JP 3082660 U JP3082660 U JP 3082660U JP 2001003836 U JP2001003836 U JP 2001003836U JP 2001003836 U JP2001003836 U JP 2001003836U JP 3082660 U JP3082660 U JP 3082660U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な収容量を確保しつつ、縫合部を減らし
て製作コストを低減するとともに浸水部分を減少し、さ
らに防水対策を施すことにより確実に防水することがで
き、しかもコンパクトに折り畳むことができて携行に便
利なバッグを提供すること。 【解決手段】 平面状に開放自在であって平面形状の対
辺位置に対をなす4つの縁辺を備えたバッグ本体2を有
し、前記1対の縁辺には合わせ部3として相互に噛み合
うファスナー4を取り付け、残りの1対の縁辺をそれぞ
れ巾着口部8として袋状もしくは複数の孔11を形成し
て締め紐9を通した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はバッグに係り、特に、防水性や携行性が要求されるオートバイでのツ ーリングや登山等に好適なバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からバイクツーリングのようにオートバイで長距離を旅行する場合、キャ ンプ用品その他の荷物を大型のダッフルバッグ等に収容してタンデムシートの後 部に載せて移動することが多い。このようなバイクツーリングでは、荷物が多い ため収容力に優れているとともに、容易に出し入れできるバッグが望まれている 。このため、従来では、シーバッグやダッフルバッグが用いられていた。前記シ ーバッグは、巾着袋状のバッグであり、上部の巾着口から収容物を出し入れし、 巾着口の縁辺に通した紐を引き締めることでその巾着口を閉じるようになってい る。また、ダッフルバッグは、略円筒状のバッグであり、ファスナーの開閉によ り収容物を出し入れするようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のダッフルバッグやシーバッグにおいては、縫合部が多く て浸水するおそれがあり、また防水性の低い素材により製作されるものが多いた め雨が降ると内部に浸み込んで荷物が濡れてしまうことから、別途ビニール製の バッグカバーを装着しなければならず、面倒な手間がかかっていた。
【0004】 一方、従来ある防水性の高いバッグは、例えば、スキー場でスキーヤーが使う ショルダーバッグ等が市販されているが、縫製部の加工が複雑になるため容量が 小さくなり、キャンプ用品その他の多くの荷物を収容するオートバイでの旅行に は適さなかった。また、そのような防水性の高いバッグは、多機能を備えた製品 が多く、高価になりがちであるという問題もあった。
【0005】 さらに、従来のバッグの場合、使用しない場合の利便性に配慮されている製品 が少なく、折り畳んで収納する場合にかさばるという問題があった。特に、オー トバイでの旅行はもとより、登山や長期旅行に備品として携行される製品はコン パクトに収納できるか否かが重要なポイントである。
【0006】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、十分な収容量 を確保しつつ、縫合部を減らして製作コストを低減するとともに浸水部分を減少 し、さらに防水対策を施すことにより確実に防水することができ、しかもコンパ クトに折り畳むことができて携行に便利なバッグを提供することを目的としてい る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係るバッグの特徴は、平面状に開放自在であって平面形状 の対辺位置に対をなす4つの縁辺を備えたバッグ本体を有し、前記1対の縁辺に は合わせ部として相互に噛み合うファスナーを取り付け、残りの1対の縁辺をそ れぞれ巾着口部として袋状若しくは複数の孔を形成して締め紐を通した点にある 。
【0008】 そして、このような構成を採用したことにより、バッグ本体のファスナーを噛 み合わせて合わせ部を閉じるとともに、締め紐を引き締めて巾着口部をくくるこ とでバッグを収容可能状態にし、バッグ本体を平面状に開放する場合には、締め 紐を弛めるとともにファスナーを解除する。このため、簡易な構成で十分な収容 量を確保できるとともに、縫合部を減少させることで浸水部分を減少させられる 。
【0009】 また、請求項2に係るバッグの特徴は、請求項1において、前記バッグ本体を 防水加工が施された素材により構成した点にある。
【0010】 そして、このような構成を採用したことにより、バッグ本体の防水加工により 生地自体から雨等の水が浸入するのを確実に防止できる。
【0011】 また、請求項3に係るバッグの特徴は、請求項1または請求項2において、前 記バッグ本体を平面略四角形状に形成し、各対辺位置の縁辺をそれぞれ合わせ部 および巾着口部として構成した点にある。
【0012】 そして、このような構成を採用したことにより、バッグ本体を平面略四角形状 に形成しているため、バッグ本体の合わせ部および巾着口部をそれぞれ無駄なく 形成し、ファスナーの脱着および開閉や締め紐の引き締め等を円滑に動作させる ことができる。
【0013】 また、請求項4に係るバッグの特徴は、請求項1から請求項3のいずれか1項 において、前記ファスナーが取り付けられた合わせ部に浸水防止用のフラップを 設けた点にある。
【0014】 そして、このような構成を採用したことにより、合わせ部に設けた浸水防止用 のフラップが雨等をファスナーの縫製部分に当たるのを防止するため、ファスナ ーからの浸水を防止する。
【0015】 また、請求項5に係るバッグの特徴は、請求項1から請求項4のいずれか1項 において、前記合わせ部のファスナーは、両端部にストッパー部を取り付けてい るとともに、双方向に開放可能に2つのタブを取り付けている点にある。
【0016】 そして、このような構成を採用したことにより、両端部のストッパー部からフ ァスナーを容易に脱着できるとともに、2つのタブにより双方向に自在に開閉で きるため、荷物の出し入れがし易く、折り畳んで収納するのにも便利である。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るバッグの実施形態の一例を図面を用いて説明する。
【0018】 図1および図2に示すように、本実施形態のバッグ1は、平面略長方形状に形 成された開放自在なバッグ本体2を有しており、開放状態において略長方形状の 対辺に相当する1対の長縁辺には、相互に噛み合うファスナー4が取り付けられ 、合わせ部3が形成されている。前記バッグ本体2は耐水撥水特性に優れた防水 性の高い素材により構成されている。
【0019】 前記ファスナー4は、両端部にそれぞれストッパー部5が取り付けられている とともに、2つのタブ6,6が取り付けられている。つまり、双方向からファス ナー4を脱着および開閉することができるようになっている。また、このファス ナー4が取り付けられている合わせ部3の外側には、浸水を防止するためのフラ ップ7が設けられている。このフラップ7は、図3に示すように、バッグ本体2 の合わせ部3における長縁辺をファスナー4よりも外側に延出させるようにして もよいし、図4に示すように、フラップ7をバッグ本体2の外面に別途取り付け て前記ファスナー4よりも外側に延出させるようにしてもよい。なお、本実施形 態におけるフラップ7は、2つのフラップ7が重ね合わさるように、いわゆるダ ブルフラップ7に構成してより確実に浸水防止するようになっているが、これに 限る必要はなく、いずれか一方のみのシングルフラップ7を設けるようにし、あ る程度の浸水防止効果を得るようにしてもよい。
【0020】 一方、バッグ本体2の縁辺のうち、ファスナー4が取り付けられていない残り の1対の短縁辺は、それぞれ袋状に縫製されることで巾着口部8が形成されてい る。この袋状の巾着口部8には、締め紐9が通されており、この締め紐9を引き 締めることで巾着口部8をくくるようになっている。また、締め紐9には、弛み 防止クリップ10が取り付けられており、巾着口部8の近傍で弛み防止クリップ 10により締め紐9を狭持させて、引き締めた状態を保持するようになっている 。なお、締め紐9は、左右の締め紐9を中央で結束することにより、ショルダー バンドとしての機能も果たせるようになっている。
【0021】 なお、前述した巾着口部8は、袋状に縫製されることによって締め紐9が通さ れるようになっているが、これに限るものではなく、例えば、図5に示すように 、前記短縁辺に沿って複数の孔11,11を所定間隔で形成し、各孔11,11 に補強用の金属リング12を嵌め込んで締め紐9を通すようにしてもよい。
【0022】 つぎに、本実施形態のバッグ1の作用について説明する。
【0023】 本実施形態のバッグ1を開放状態から荷物を収容可能なバッグ状態に変形する ためには、まず、図1において、合わせ部3のファスナー4を閉じる。つまり、 2つのタブ6,6を両端のストッパー部5から噛み合わせ、中央方向に引っ張り 合わせる。そして、図2に示すように、締め紐9を引き締めて弛み防止クリップ 10で係止することにより巾着口部8を閉じてバッグ1を完成させる。前記左右 の締め紐9は、お互いに結束するようにしてもよいし、別途図示しない結束部材 を使用して結束するようにしてもよい。
【0024】 そして、荷物は、バッグ完成状態においてタブ6,6を引っ張りファスナー4 を開いて出し入れするようにしてもよいし、あるいは巾着口部8の締め紐9を弛 めて開口し、荷物を出し入れするようにしてもよい。さらには、バッグ本体2を 風呂敷のように開放状態にし、荷物を並べてから順次ファスナー4を閉め、締め 紐9を引き締めて荷物を収容するようにしてもよい。
【0025】 一方、バッグ1を使用しない場合には、バッグ完成手順と逆に、締め紐9を弛 めるとともに、ファスナー4のタブ6,6をそれぞれ両端に移動させて解除し、 バッグ本体2を開放させる。この状態で任意の形状に折り畳んでコンパクトにま とめ、収納する。もちろん、前記ファスナー4を閉じたまま折り畳むようにして もよい。
【0026】 したがって、前述した本実施形態によれば、バッグ本体2に従来のシーバッグ の底部あるいはダッフルバッグの側面部に相当する部位を2つの巾着口部8とし て形成しているため、十分な収容量を確保しつつも、縫合部を減らすことができ て製作コストを低減することができるし、それだけ浸水部分を減らすことができ る。
【0027】 また、それら巾着口部8とファスナー4との3カ所から荷物を出し入れするこ とができて利便性に優れている。
【0028】 さらに、バッグ本体2を耐水撥水性の特性を有する素材により形成していると ともに、合わせ部3に浸水防止用のダブルフラップ7を設けているため、確実に 防水することができ、従来のように別途バッグカバーを必要としない。
【0029】 さらにまた、簡単かつコンパクトに折り畳むことができるため携行にも便利で ある。
【0030】 なお、本実施形態の各構成は前述したものに限るものではなく、適宜変更する ことができる。
【0031】 例えば、前述したバッグ本体2は、開放状態において平面略長方形状に形成さ れているが、これに限る必要はなく、ファスナー4が噛み合わせられるのであれ ば、縁辺を曲線状に形成してもよい。
【0032】 また、締め紐9をショルダーバンドとして使用しやすいように、太めに形成し たり、肩当て部材を取り付けるようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1に係る考案によれば、十分な収容量を確保しつつ 、縫合部を減らして製作コストを低減できるとともに浸水部分を減少して防水性 が高められ、しかもコンパクトに折り畳むことができて利便性向上させることが できる。
【0034】 また、請求項2に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加えて、バ ッグ本体に防水加工が施されているため生地自体から雨等の水が浸入するのを確 実に防止できる。
【0035】 また、請求項3に係る考案によれば、請求項1または請求項2に係る考案の効 果に加えて、バッグ本体の合わせ部および巾着口部をそれぞれ無駄なく形成し、 ファスナーの脱着および開閉や締め紐の引き締め等を円滑に動作させることがで きる。
【0036】 また、請求項4に係る考案によれば、請求項1から請求項3のいずれか1項に 係る考案の効果に加えて、浸水防止用のフラップがファスナーからの浸水を防止 し、より一層防水性を高めることができる。
【0037】 また、請求項5に係る考案によれば、請求項1から請求項3のいずれか1項に 係る考案の効果に加えて、両端部のストッパー部からファスナーを容易に脱着で きるとともに、2つのタブにより双方向に自在に開閉できるため、荷物の出し入 れがし易く、折り畳んで収納するのにも便利である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るバッグの実施形態の一例を示す
バッグ本体を開放した状態の平面図
【図2】 本実施形態のバッグを閉じた状態の斜視図
【図3】 本実施形態におけるフラップの一例を示す断
面図
【図4】 本実施形態におけるフラップの他の一例を示
す断面図
【図5】 本実施形態における巾着口部の他の形状を示
す平面図
【符号の説明】
1 バッグ 2 バッグ本体 3 合わせ部 4 ファスナー 5 ストッパー部 6 タブ 7 フラップ 8 巾着口部 9 締め紐 10 弛み防止クリップ 11 孔 12 金属リング

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状に開放自在であって平面形状の対
    辺位置に対をなす4つの縁辺を備えたバッグ本体を有
    し、前記1対の縁辺には合わせ部として相互に噛み合う
    ファスナーを取り付け、残りの1対の縁辺をそれぞれ巾
    着口部として袋状若しくは複数の孔を形成して締め紐を
    通したことを特徴とするバッグ。
  2. 【請求項2】 前記バッグ本体を防水加工が施された素
    材により構成したことを特徴とする請求項1に記載のバ
    ッグ。
  3. 【請求項3】 前記バッグ本体を平面略四角形状に形成
    し、各対辺位置の縁辺をそれぞれ合わせ部および巾着口
    部として構成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のバッグ。
  4. 【請求項4】 前記ファスナーが取り付けられた合わせ
    部に浸水防止用のフラップを設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項2のいずれか1項に記載のバッグ。
  5. 【請求項5】 前記合わせ部のファスナーは、両端部に
    ストッパー部を取り付けているとともに、双方向に開放
    可能に2つのタブを取り付けていることを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ

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