JP4554069B2 - リュックサック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リュックサック、詳しくは荷物を収納する本体の底部の収納部に本体を覆うことができるレインカバーを収納したリュックサックに関する。
【0002】
【従来の技術】
リュックサックは、荷物を収納する本体に雨がかからないようにするためのレインカバーが必須である。このレインカバーは、本体をすっぽりと覆うことができるように袋状になっており、開口部の縁部には本体から外れないようにするためのゴム紐が設けられている。このレインカバーは、本体と別体になっているタイプと、本体と一体になっているタイプとがある。
【0003】
本体と一体になっているタイプのレインカバーは、本体の底部に設けられた収納部にその一端が連結帯体を介して縫製等で固定されている。雨が降った時には、収納部からレインカバーを取り出して本体を覆うようにするのである。この本体と一体になったレインカバーは、本体に縫製されているため紛失するおそれがないとともに、不使用時には収納部に収納され、使用時にはすぐさまに取り出せるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本体と一体になっているタイプのレインカバーは、単に本体を覆うだけであるので、本体から外れやすいという問題点がある。また、本体に収納した荷物が多い場合には本体全部を覆いきれないという問題点もある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、本体と一体になったレインカバーを有していても、本体から外れにくく、収納する荷物が多い場合でも本体全体を覆うことができるレインカバーを有するリュックサックを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るリュックサックは、荷物を収納する本体の底部の収納部に本体を覆うことができるレインカバーを収納したリュックサックであって、前記レインカバーの上端に設けられた伸縮性を有する帯体と、前記本体に取り付けられた背負い帯に設けられた被嵌合部材と、前記帯体に設けられ、前記被嵌合部材に嵌合する嵌合部材とを備えている。
【0007】
また、前記嵌合部材は帯体における取付位置を変更することができるのが望ましい。
【0008】
さらに、前記被嵌合部材は略D字形状に形成されており、前記嵌合部材は被嵌合部材に挿通可能になっている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係るリュックサックの概略的正面斜視図、図2は本発明の実施の形態に係るリュックサックの概略的背面斜視図、図3は本発明の実施の形態に係るリュックサックに用いられる被嵌合部材の概略的斜視図、図4は本発明の実施の形態に係るリュックサックに用いられる嵌合部材の図面であって、同図(A)は概略的正面図、同図(B)は帯体を通した状態の概略的斜視図、図5は本発明の実施の形態に係るリュックサックの被嵌合部材に嵌合部材を挿通させた状態の概略的斜視図、図6は本発明の実施の形態に係るリュックサックのレインカバーと収納部との関係を示す概略的斜視図である。
【0010】
本発明の実施の形態に係るリュックサックは、荷物を収納する本体100の底部の収納部120に本体100を覆うことができるレインカバー200を収納したリュックサックであって、前記レインカバー200の上端に設けられた伸縮性を有する帯体210と、前記本体100に取り付けられた背負い帯110に設けられた被嵌合部材300と、前記帯体210に設けられ、前記被嵌合部材300に嵌合する嵌合部材400とを有している。
【0011】
このリュックサックの本体100は、上側が開口した袋体になっている。そして、この本体100の底部には、図6(A)に示すように、スライドファスナー150で開閉自在になった本体100とは別個の収納部120が設けられている。前記スライドファスナー150は、スライダー151が2つ設けられたいわゆるダブルスライダータイプのものである。また、この本体100の外側には、前記収納部120とは別の複数個のポケット130が設けられている。
【0012】
また、この本体100の背中側には、一対の背負い帯110が設けられている。この背負い帯110に両腕を通すことでリュックサックを背負うのである。前記背負い帯110の肩部、すなわちリュックサックを背負った時に両肩に当たる部分の外側には被嵌合部材300が取り付けられている。
【0013】
この被嵌合部材300は、合成樹脂で形成された略D字形状になったいわゆるD環と称されるものである。この被嵌合部材300は、被嵌合部材300の真っ直ぐに形成された部分310を跨いだ取付帯体111を背負い帯110に縫製することで背負い帯110に取り付けられるのである。
【0014】
一方、前記レインカバー200は、一端が縫製によって連結帯体220を介して収納部120の内部において本体100に取り付けられている。このレインカバー200は、従来のものと同様に、本体100をすっぽりと覆うことができるように袋状になっており、開口部の縁部には本体100から外れないようにするためのゴム紐(図示省略)が設けられている。
【0015】
また、このレインカバー200の上端部には、一対のゴム帯等の伸縮性を有する帯体210が縫製等で取り付けられている。この帯体210は、レインカバー200で本体100を覆った状態で、両肩の近傍に位置する場所に取り付けられている。また、この帯体210には、図4に示すような略日字形状の嵌合部材400が嵌め込まれている。この嵌合部材400は合成樹脂から構成されており、前記被嵌合部材300に挿通可能なサイズに形成されている。
【0016】
前記嵌合部材400の帯体210への取り付けは次のように行われる。図4(B)に示すように、帯体210の先端が、最も上側の横棒410の下側を潜って、最も上側の横棒410と中間の横棒420との間の隙間440に抜け、中間の横棒420及び最も下側の横棒430の上を通り、中間の横棒420と最も上側の横棒410との間の隙間440を潜って最も上側の横棒410の上を通るのである。これで、帯体210は嵌合部材400に取り付けられる。帯体210を緩めることによって、嵌合部材400は帯体210をスライドして移動することができるので、嵌合部材400の帯体210への取付位置は任意に変更することができるようになっている。
【0017】
次に、本発明の実施の形態に係るリュックサックの使用方法について説明する。
雨が降っていない時、すなわちレインカバー200を使用しない時には、レインカバー200は収納部120の内部に収納されている。雨が降ってレインカバー200を使用する場合には、収納部120からレインカバー200を取り出す。そして、収納部120のスライドファスナー150を閉じる。このスライドファスナー150は2つのスライダー151が設けられているので、2つのスライダー151を中央部にスライドさせれば、図6(B)に示すように、2つのスライダー151の間の隙間Gから連結帯体220が出るので、レインカバー200を取り出した状態でも収納部120を閉じることができる。
【0018】
レインカバー200で本体100を覆う。そして、レインカバー200に取り付けられている帯体210の被嵌合部材300に嵌合部材400を挿通させる。
すると、レインカバー200は、上側においては嵌合部材400と被嵌合部材300とで、下側においては連結帯体220によって本体100に固定されることになる。
【0019】
荷物が多い場合には、前記帯体210がゴム等の伸縮性を有するものから構成されているため、帯体210が伸びることによって本体100を覆うことができる。また、より荷物が多い場合には、被嵌合部材300の帯体210への取付位置を変更することで対応する。
【0020】
上述した実施の形態に係るリュックサックでは、被嵌合部材300は略D字形状をしたいわゆるD環であり、嵌合部材400は略日字形状に形成されていると説明したが、他の部材、例えばホックやスナップアクションで嵌まり込むものであってもよい。ただし、この場合には、嵌合部材400と被嵌合部材300ととが対応するものでなければならないことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】
本発明に係るリュックサックは、荷物を収納する本体の底部の収納部に本体を覆うことができるレインカバーを収納したリュックサックであって、前記レインカバーの上端に設けられた伸縮性を有する帯体と、前記本体に取り付けられた背負い帯に設けられた被嵌合部材と、この被嵌合部材に嵌合する嵌合部材が前記帯体に設けられている。
【0022】
従って、このリュックサックであると、レインカバーは使用時に下側と上側とで本体に固定されるので、従来のように単に本体を覆うレインカバーのように外れることがない。また、帯体が伸縮性を有するものから構成されているので、荷物が多い場合にも本体を確実に覆うことができる。
【0023】
また、前記嵌合部材は帯体における取付位置を変更することができるようになっている。このため、より荷物が多い場合には、帯体における嵌合部材の取付位置を変更することで対応することが可能である。
【0024】
さらに、前記被嵌合部材は略D字形状に形成されており、前記嵌合部材は被嵌合部材に挿通可能であると、嵌合部材を被嵌合部材に挿通させるだけで両者の嵌合が行われるので大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るリュックサックの概略的正面斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るリュックサックの概略的背面斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るリュックサックに用いられる被嵌合部材の概略的斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るリュックサックに用いられる嵌合部材の図面であって、同図(A)は概略的正面図、同図(B)は帯体を通した状態の概略的斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るリュックサックの被嵌合部材に嵌合部材を挿通させた状態の概略的斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るリュックサックのレインカバーと収納部との関係を示す概略的斜視図である。
【符号の説明】
100 本体
110 背負い帯
120 収納部
200 レインカバー
210 帯体
300 被嵌合部材
400 嵌合部材
Claims (3)
- 荷物を収納する本体の底部の収納部に本体を覆うことができるレインカバーを収納したリュックサックにおいて、前記レインカバーの上端に設けられた伸縮性を有する帯体と、前記本体に取り付けられた背負い帯に設けられた被嵌合部材と、前記帯体に設けられ、前記被嵌合部材に嵌合する嵌合部材とを具備したことを特徴とするリュックサック。
- 前記嵌合部材は帯体における取付位置を変更することができることを特徴とする請求項1記載のリュックサック。
- 前記被嵌合部材は略D字形状に形成されており、前記嵌合部材は被嵌合部材に挿通可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のリュックサック。
Priority Applications (1)
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