JP2832178B2 - 多機能ザック - Google Patents

多機能ザック

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JP2832178B2
JP2832178B2 JP8071047A JP7104796A JP2832178B2 JP 2832178 B2 JP2832178 B2 JP 2832178B2 JP 8071047 A JP8071047 A JP 8071047A JP 7104796 A JP7104796 A JP 7104796A JP 2832178 B2 JP2832178 B2 JP 2832178B2
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multifunctional
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cylindrical body
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貴博 山田
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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、状況に応じてリュ
ックサック,ウエストポーチ,ポシェット等として用い
ることができる多機能ザックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハイキング,渓流釣り,スキー等
において、ちょっとした荷物を携行するのに、各種簡易
型のリュックサック(商品名で「ナップサック」と呼ば
れているもの等)やウエストポーチ等が利用されてい
る。その内、簡易型のリュックサックは、中に荷物を入
れた布製の袋の開口部を紐により締め付けて閉じ、その
紐の両端部を袋の左右下端部に取り付ける。そして、そ
の紐に両腕を通して、背中に背負うようにしている。ま
た、ウエストポーチは、布製等のファスナー付き小袋の
左右両側にベルトを取り付け、そのベルトを腰の周りに
締め付けることにより、腰の位置で小さい荷物を保持で
きるようにしている。そのような簡易型のリュックサッ
クやウエストポーチ等に荷物を入れておけば、それらを
携行しながら両手が使えて便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の簡易型のリュックサックやウエストポーチ等に
は、小さく折り畳むことができず、それ自体がかさばっ
てしまうという問題点があった。そのため、例えば、ハ
イキング等において、リュックの中に昼食用の弁当を入
れて出掛けたが、昼食で弁当を食べ終わった後は、リュ
ックの中に入れておくものがなくなったようなとき、そ
のリュックを服のポケット等にしまうことができず邪魔
になることがある。
【0004】また、従来のものは、リュックはリュッ
ク、ウエストポーチはウエストポーチというように、そ
れぞれ、それだけにしか使うことができず、使い勝手が
悪いという問題点もあった。
【0005】本発明は、そのような問題点を解決し、小
さく折り畳むことができて、服のポケットにも入ってし
まい、かつ、リュック,ウエストポーチ等様々な形態で
使うことができる多機能ザックを提供することを課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の多機能ザックは、網製の筒状胴部
の両端開口部の周縁全体に分散させて複数のリングを設
け、前記両端開口部の周縁を1周するように前記複数の
リングの中を通して、各開口部についてそれぞれ2本の
紐をそれぞれの両端を互いに反対方向外側に引き出すよ
うに設け、前記筒状胴部の中に荷物を収納して両端開口
部のそれぞれ2本の紐の端部を外側に引っ張って開口部
を閉じた状態で、互いに反対側開口部の紐同士を結び合
わせることにより、リュックサックやウエストポーチと
して利用できるようにしたことを特徴とする。また、請
求項2に記載の多機能ザックは、網製の筒状胴部の代わ
りに柔軟で強靭な薄布より成る筒状胴部を用いたことを
特徴とする。 そしてまた、請求項3に記載の多機能ザッ
クは、前記筒状胴部にファスナーを取り付けてその部分
を開閉自在にしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示す図である。図1において、1は筒状胴部、2は
リング、3,4は繊維製の紐である。
【0008】筒状胴部1は、繊維糸を編んで形成した網
より成っていて、その中に荷物を入れることができるよ
うになっている。その筒状胴部1の両端の開口部には、
金属製品、あるいは、プラスチック製の多数のリング2
が、開口部の周縁全体に分散させて取り付けられてい
る。そして、それらのリング2には、図2に示すよう
に、筒状胴部1の両端の開口部の周縁対向位置から周縁
を1周するように、それぞれ2本の紐3,4を通し、そ
れぞれの両端を互いに反対方向外側に引き出す。それら
の紐3,4を、互いに反対方向に引っ張ることにより、
筒状胴部1の開口部を絞って閉じる。なお、図1,図2
において、紐4は、判りやすくするため点線で示してい
るが、材質的には、紐3と同じものを用いることができ
る。
【0009】そのように、本発明の多機能ザックは、筒
状胴部1の中に荷物を入れて、両端部の紐3,4を引っ
張って開口部を絞って閉じた後、4本の紐3,4を使っ
て様々な形態で使用することができる。
【0010】図3は、両肩で背負うようにしてリュック
として用いる状態を示す図である。符号は、図1のもの
に対応し、5は紐3,4の結び目、6はファスナーであ
る。筒状胴部1の中に荷物を入れて、紐3,4で両端部
を閉じた後、下方の開口部が開かないように下方の紐
3,4同士を下端部で一旦結び、さらに、上側の一方の
紐3と下側の一方の紐3とを結んで結び目5を作り、上
側の他方の紐4と下側の他方の紐4とを結んでもう一つ
の結び目5を作る。
【0011】そして、紐3,3でできる輪と、紐4,4
でできるもう一つの輪の中にそれぞれ左右の腕を通し
て、筒状胴部1を背中に背負う。このようにして、本発
明の多機能ザックは、簡単にリュックに変身させること
ができる。その場合、筒状胴部1は、網状になっており
それ自体はかさばらないので、中に荷物を入れないとき
は、小さく畳み込んで服のポケット等に入れておいて
も、あまり気にならない。また、リュックとして用いて
いるとき、中に入っているものが外側から見えるので、
荷物を取り出すときに便利であり、しかも、網状の筒状
胴部1は、中の荷物をその形にフィットしながら包み込
むので、筒状胴部1に皺等が発生せずすっきりする。そ
してまた、雨等により濡れた後でも、網状の筒状胴部1
は、水切りが簡単にできるので、使用後すぐポケットに
入れることができる。さらに、この例では、筒状胴部1
の中間部にファスナー6を取り付けているので、小さな
荷物は、背中に背負ったままそこから出し入れできて便
利である。
【0012】図4は、胴の周りに結び付けるようにして
ウエストポーチとして用いる状態を示す図である。符号
は、図3のものに対応している。この例では、筒状胴部
1の中に荷物を入れた後、筒状胴部1を腹部に当てて、
紐3,4を4本共後ろに回して、背中側で縛って結び目
5を作る。このようにして、荷物をウエストの位置で保
持することができる。
【0013】このように、本発明の多機能ザックは、リ
ュックサックやウエストポーチとして用いることができ
るが、それ以外にも、例えば、登山用リュックサック等
の上部に縛りつけることにより、水筒や,寝袋等を保持
するための補助物入れとしても用いることができたり、
図4に示すような形態のものを肩から吊り下げるように
して、ポシェットとして用いることもできる。さらに、
筒状胴部1の片方の開口部を縛って閉じた後、余った紐
を内側に入れるように筒状胴部1を裏返すことにより、
他方の開口部から物を出し入れする物入れ袋として用い
ることもできる。
【0014】なお、上記実施形態では、筒状胴部1を網
で形成したが、近年、薄くて丈夫な布が開発されている
ので、そのような布を使って筒状胴部1を形成しても、
折り畳んだときに小さくなる多機能ザックを作ることが
できる。また、紐の連結を容易にするために、紐の先端
部に、紐同士を連結するための小型の連結具を取り付け
てもよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、小さ
く折り畳むことができて、服のポケットにも入ってしま
い、かつ、リュックサック,ウエストポーチ等様々な形
態で使うことができる多機能ザックを提供することがで
きる。また、筒状胴部1の中間部にファスナーを設けれ
ば、小さな荷物はそこから出し入れすることができるよ
うになって、さらに便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す図
【図2】 端部の締め付け構造を説明するための図
【図3】 両肩で背負うようにしてリュックとして用い
る状態を示す図
【図4】 胴の周りに結び付けるようにしてウエストポ
ーチとして用いる状態を示す図
【符号の説明】
1 筒状胴部 2 リング 3,4 紐 5 結び目 6 ファスナー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45C 13/00 A45F 3/04 - 3/08 B65D 33/28 B65D 33/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網製の筒状胴部の両端開口部の周縁全体
    に分散させて複数のリングを設け、前記両端開口部の周
    縁を1周するように前記複数のリングの中を通して、各
    開口部についてそれぞれ2本の紐をそれぞれの両端を互
    いに反対方向外側に引き出すように設け、前記筒状胴部
    の中に荷物を収納して両端開口部のそれぞれ2本の紐の
    端部を外側に引っ張って開口部を閉じた状態で、互いに
    反対側開口部の紐同士を結び合わせることにより、リュ
    ックサックやウエストポーチとして利用できるようにし
    ことを特徴とする多機能ザック。
  2. 【請求項2】 網製の筒状胴部の代わりに柔軟で強靭な
    薄布より成る筒状胴部を用いたことを特徴とする請求項
    1記載の多機能ザック。
  3. 【請求項3】 前記筒状胴部にファスナーを取り付けて
    その部分を開閉自在にしたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の多機能ザック。
JP8071047A 1996-03-01 1996-03-01 多機能ザック Expired - Lifetime JP2832178B2 (ja)

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JPS4513099Y1 (ja) * 1967-10-18 1970-06-05
JPS5257013U (ja) * 1975-10-21 1977-04-25
JPH073353U (ja) * 1993-06-22 1995-01-20 和子 鈴木 携帯用リュックサック

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