JP3180509U - ロック式締結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に取り付けられた取り付け部品について、他者による安易な取り外しを防止すべくロック機能を有して簡易に締結可能であり、また使用時にも邪魔になりにくく、比較的安価に構成し得るロック式締結具を提供する。
【解決手段】開閉アーム12Aの可動又はループ構造41のループ端部の抜き差しによって開閉する締結空間1Sを有した締結体1と、締結体1に設けられたロック穴131内へ螺合収容され得る収容体2と、収容体2の螺合収容/収容解除の際に収容体2と連結し得ると共に螺合収容後の収容体2から連結解除し得る収容補助具3とを具備する。収容体2はロック穴131内で螺合されることで、収容体全体が収容され、収容状態において、閉状態の開閉アーム12A/ループ端部に圧接又は係止して、締結空間1Sの閉状態をロックする。
【選択図】図1

Description

本考案は、収容補助具によって締結の開閉を行うことができ、収容補助具を取り外すことでロック状態を維持して容易に締結解除されないようにするロック式締結具に関する。
自転車のサドル等の取り付け部品には、取り付け位置の調整を行って取り付けた状態のまま取り外すことなく使用するものである一方、取り付け構造が簡易であって容易に取り外すことができるものが多数存在する。このような取り付け部品は例えば、手動操作によって簡単に取り外し可能なことから、安易に盗難される恐れや、或いは外されたのちに紛失してしまうおそれがある。
ここで、専用の収容補助具3のみを用いて容易に取り外されないようにするロック式締結具に関し、従来、ねじによる締結箇所に用いて、該ねじ部品の端部の中心にピン挿入用の下穴を予め形成しておいて、該締結箇所の取外しを防止する「ねじ用取外し防止材」が開示される(例えば、特許文献1参照)。これはボルトとナットとによる締結箇所に対し、ねじ用取外し防止材を用いて、頭部やナットおよびロックナットの部分を覆い、スパナなどの工具を使用不能にするものである。このカバー部材は、ピンで装着され、外から回しても空回りするだけであり、また、軸部をボルトに形成した下穴に圧入してあるピンを引抜くには、専用の工具を必要とし、ピンを引抜かない限り、締結箇所を取外すことはできない、とされる。
また他に、自動車用ホイールを、別個なアダプターを介して車軸のハブに着脱交換自在に取付け、そのアダプターの中心から前向き一体に張り出す太い中空センター軸部の雄ネジへ、センターナツトを螺合締結することによって、ホイールデイスクを抜け止め状態に固定する「センターロツク装置」が開示される(特許文献2参照)。
特開2001‐330020号公報 実公平1−16641号公報
しかしながら、前記のような専用の工具を用いた取り外し防止材やセンターロック装置は、特殊なロック構造のために高価なものが多かった。また、これらはそもそも、単に専用工具を必要とするロック構造そのものに過ぎず、前記のような簡易に取り付けられた取り付け部品について、他者による取り外しや盗難を防止することはできない。
ここで、取り付け部品の他者による取り外しや盗難を防止すべく、鍵差仕込み式又はダイヤル式のワイヤー錠を取り付けておくことも考えられる。しかし、頻繁に開閉錠するものではないため、キーを紛失したり解除番号を失念したりしてしまう可能性があった。また取り付け部品ごとに取り付けると使用時に邪魔になる、取り付け数全体からみると高価になるなど、現実的ではなく、前記簡易機構による取り付け部品の盗難防止に適したものとは言えなかった。
そこで本考案は、前記のような簡易に取り付けられた取り付け部品について、他者による安易な取り外しを防止すべくロック機能を有して簡易に締結可能であり、また使用時にも邪魔になりにくく、比較的安価に構成し得るロック式締結具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案は以下(1)〜(7)の構成を採用している。
(1)本考案のロック式締結具は、少なくとも、
開閉アーム(12A)の可動によって、又はループ構造(41)のループ端部の抜き差しによって開閉する締結空間(1S)を有した締結体(1)と、
締結体(1)の外面に設けられたロック穴(131/142E)内へ螺合収容され得る収容体(2)と、
収容体(2)の螺合収容/収容解除の際に収容体(2)と連結し得ると共に螺合収容後の収容体(2)から連結解除し得る収容補助具(3)とを具備してなるロック式締結具であって、
前記収容体(2)は、収容補助具(3)と連結した連結状態のままロック穴(131/142E)内で螺合されることで、収容体全体が収容された収容状態となり、
この収容状態において、ロック穴(131/142E)内の収容体2の一部が、閉状態の開閉アーム(12A)/ループ端部に圧接又は係止して、締結空間(1S)の閉状態をロックするものであり、
また、収容後に収容補助具(3)との連結を解除されることで、前記収容状態を維持し得ることを特徴とする。
2)上記ロック式締結具において、収容補助具(3)はそれ自体を把持するための把持部(32)を有し、収容体(2)と連結した状態で把持部32を手動回転操作することで、収容体2をロック穴(131/142E)内で収容状態となるまで螺合させるものであり、
収容状態の前記収容体(2)は、収容補助具(3)の連結を解除することで、収容体(2)全体の過半長がロック穴内に収容され、且つロック穴(131/142E)の穴枠よりも外部へ突出する部分を有さない埋設状態となることが好ましい。
(3)上記いずれかのロック式締結具においてさらに、ロック穴(131/142E)の穴内又は穴入口に取り外し可能に固定されるカバー体(5)を具備してなり、
このカバー体(5)は、収容体(2)を収容したロック穴(131/142E)に固定されることで、前記収容状態又は埋設状態の収容体(2)の上部又は上方の少なくとも一部を覆い囲うことが好ましい。
(4)上記いずれかのロック式締結具において、収容補助具(3)と収容体(2)との連結部31は、プラスドライバー用ないしマイナスドライバー用の嵌合断面形状を除く、一組の特殊断面形状の凹凸嵌合構造によって構成され、
この一組の凹凸嵌合構造の一方及び他方を互いに嵌合させることで収容補助具(3)の先端及び収容体(2)の基端を互いに連結し、収容体(2)をロック穴(131/141E)内への先端挿入部分として有した連結体を構成することが好ましい。
(5)上記いずれかのロック式締結具において、締結体(1)は、上方ないし側方へ湾曲又は屈曲しながら伸長する受けアームと、
開閉アームを先端に有し、一方向へ回転付勢した状態で軸支して内臓された回転プレート(12)と、
締結体自体の側表面から回転プレートまで貫通するロック穴(131/142E)とを具備し、
前記受けアームと開閉アームとが交差することで閉状態の締結空間が構成されるものであり、
前記回転プレートは、締結空間を閉状態としたときのロック穴貫通位置又はその近傍に、ロック穴貫通方向へ突出形成又は窪み形成された係止部を有してなり、
螺合して収容状態となった収容体(2)の収容部分先端が、この係止部に係止されることで、閉状態の位置にある回転プレート(12)の回転を制限することが好ましい。
(6)上記いずれかのロック式締結具において、前記締結体(1)は、ループ構造(41)を有して伸長する締結線材(4)の少なくとも片側のループ端を挿入保持又は保持解除して、締結線材(4)によって形成されるループ状の締結空間(1S)を閉状態又は開状態のいずれかとするものであって、
締結線材(4)の一端を挿入保持し得る保持穴(141E/143)と、
締結線材(4)のループ構造(41)の少なくとも片側のループ端を抜き差し可能とした挿脱穴(142)と、
締結体(1)自体の側表面から前記挿脱穴(142)の穴側部又は穴底部まで貫通するロック穴(131/142E)とを具備してなり、
前記少なくとも片側のループ端は、挿脱穴(142)に挿入されたときのロック穴貫通位置またはその近傍に、ロック穴貫通方向へ突出形成又は窪み形成された係止部(431/432/45)を有してなり、
収容状態となった収容体(2)の収容部分先端が、この係止部(431/432/45)に係止され又は螺合されることで、閉状態とされたループ構造(41)におけるループ端の、挿脱穴からの抜け出しを制限することが好ましい。
(7)上記ロック式締結具において、ロック穴(131/142E)は、締結体(1)における前記挿脱穴(142)の形成位置と反対の位置から、挿脱穴(142)の穴奥端まで、挿脱穴(142)よりも大径に穿穴形成されてなることで、挿脱穴(142)と共に、締結体(1)内を異径で貫通する貫通孔を構成するものであり、また、
前記ループ構造(41)のループ端には、挿脱穴(142)へ挿入した状態で前記ロック穴(131/142E)側へ突出する螺子棒(45)が形成され、
前記収容体は、挿脱穴よりも大きい挿入時断面を有すると共に、挿入される先端面に、前記螺子棒(45)に螺合する螺子穴(23)が形成され、
収容補助具3に連結された収容体(2)が、収容穴(131)内で突出する螺子棒(45)に螺合連結されることで収容状態となり、
ループ端に螺合連結された収容状態の収容体(2)が挿脱穴(142)の穴奥端で係止することで、ループ端の挿脱穴(142)側への抜け出しを制限することが好ましい。
上記構成によれば、収容体の収容による圧接又は係止というロック機構と、収容補助具3の連結/連結解除機構とによって、簡易なロック機構或いは容易なロック操作でありながら締結状態のより確実な維持が可能となる。特に、収容体全体がロック穴へ螺合収容されて「収容状態」となったときは、収容補助具3を取り外した収容状態の収容体の全体が、ロック穴131/142E内部に収容され、他者による外部操作や外部接触によって不要に回転することがなく、収容状態をより確実に維持するものとなる。また、収容体2全体がロック131/142E穴内で確実に収容状態を保持しているため、取り外しが必要となった場合にも、収容補助具3または収容補助具3相当部品によって収容体の螺合を解除させることで、長期の時間経過後に締結を任意解除することも可能である。
また、収容体2に、把持部32と連結部31とを有した収容補助具3を連結させ、これによって得られた把持連結体を回転操作することによって、収容体2の、ロック穴131/142E内への螺合収容を最深位置まで容易にかつ確実に行うことができる。収容体2は、最深位置まで螺合収容された状態のまま収容補助具3との連結を解除されることで、「収容体2がロック穴131/142E内に収容され且つロック穴131/142Eの穴入口(孔枠が突出している場合は孔枠の最前突出部分)よりも外部へ全く突出しない」状態、すなわち本考案にいう埋設状態となる。また、収容補助具3を取り外した収容状態の収容体の全体が、ロック穴131/142E内部に収容されることで、収容状態の収容体2が、他者による外部操作や外部接触によって不要に回転することがなく、収容状態をより確実に維持するものとなる。この収容状態の維持は、前記埋設状態においてさらに顕著な効果を有する。また、収容補助具3と収容体の連結部分を、一組の特殊断面形状の凹凸嵌合構造によって構成することで、プラスドライバー、マイナスドライバーといった汎用の締結工具による締結解除を不可能とし、他者による意図しない締結解除を未然に防ぐことができる。
また、後述の実施例1のように、回転プレートの係止部が、収容状態の収容体の収容部分先端又はその周囲近傍で係止することで、回転プレートの不要な回転を制限し、意図しない締結状態の解除をより確実に防ぐことができる。特に、併せて収容体の回転プレートへの圧接によって回転プレートの移動を抑制させる構造の場合には、係止部への係止とプレート面への圧接とを同時に行うことで、回転プレートの回転をより強く制限することができる。また特に、後述の実施例1のように、収容体の収容部分当接位置に係止窪みを形成し、かつ収容体の収容部分先端をこの係止窪みに対応した先尖り形状に成形したものであると、収容体の収容部分先端が回転プレートの係止位置の窪み内に嵌合係止したときに、窪み面のすり鉢効果によって、回転プレートを閉状態となる位置に自動調節することができる。
また、後述の実施例2のように、締結線材のループ端の係止部が、収容状態の収容体の収容部分先端又はその周囲近傍で係止することで、締結線材の不要な抜け出しを制限し、意図しない締結状態の解除をより確実に防ぐことができる。特に、併せて収容体のループ端側部への圧接によって回転プレートの移動を抑制させる構造の場合には、係止部への係止とループ端側部への圧接とを同時に行うことで、ループ端の抜け出しをより強く制限することができる。また特に、後述の実施例2のように、ループ端の締結線材を、弾性を有する表面材で構成することで、収容体の当接部分が弾性変形して当接位置に弾性窪みを形成し、押しつぶされた当接部分の弾性反力と挿脱穴内での断面変形によって、ループ端をより確実に圧接することができる。
また、後述の実施例3のように、締結線材のループ端の先端が係止部として突出螺子状に形成され、この螺子棒に収容状態の収容体の先端が螺合連結され、螺合連結された収容体自体が挿脱穴の穴奥端で係止するようにしたことで、収容体の螺合連結を解除しない限り取り外すことのできない確実なループ機構を得ることができる。
なお、本考案における「収容状態」とは、収容体2の全体がロック穴131/142E内に収容され、且つロック穴131/142Eの穴枠よりも外部へ突出する部分を有さない状態をいう。また、本考案における「埋設状態」とは、収容体2全体の過半長がロック穴131/142E内に収容され且つロック穴(131/142E)の穴入口よりも外部へ突出部分を有さない状態をいう。また、本考案における「一組の特殊断面形状の凹凸嵌合構造」とは、少なくともプラスドライバー先部の十字形状、ないしマイナスドライバー先部のI型形状の嵌合形状を除く嵌合形状に加工された凹凸断面の嵌合構造をいう。
本考案は上記手段を講じており、収容体の収容という簡易なロック機構でありながら、収容後の収容補助具3の取り外しによってロック状態を簡易且つ確実に維持することができ、これにより、簡易に取り付けられた取り付け部品について、他者による安易な取り外しを防止すべくロック機能を有して簡易に締結可能なものとなった。また機構自体が簡易なものであるため、ワイヤー等を付属させて小型構成することで、使用時にも邪魔になりにくく、比較的安価に提供し得るものとなった。
実施例1のロック式締結具の構成を示す斜視図。 回転プレートの回転を示す実施例1のロック式締結具の正面説明図。 収容体の収容前後(それぞれa及びb)の状態を示す図1のA−A断面図。 実施例1のロック式締結具を自転車のサドルバーSBとフレームバーとに連結させた使用状態例図。 実施例2のロック式締結具の構成を示す斜視図。 ループ端を挿入した実施例2のロック式締結具の、各状態の断面説明図。 実施例2のロック式締結具を自転車のハンドルバーHBと照明用フックHFとに連結させた使用状態例図。 実施例3のロック式締結具の構成を示す斜視図。 収容体の収容前後(それぞれa及びb)の状態を示す実施例3のロック式締結具の断面図。
本考案を実施するための最良の形態として、実施例1(図1〜図4)、実施例2(図5、図6)、実施例3(図7、図8)として示す図と共に説明する。いずれの実施例でも本考案のロック式締結具は、少なくとも、
開閉アーム12Aの可動、又はループ構造41のループ端部の抜き差しのいずれかによって開閉する締結空間1Sを有した締結体1と、
締結体1の外面に設けられたロック穴131/142E内へ螺合収容され得る収容体2と、
収容体2の螺合収容の際ないし螺合収容を解除する際に収容体2と連結し得ると共に、螺合収容後の収容体2から連結解除し得る収容補助具3とを具備してなる。
そして、収容体2は、収容補助具3と連結した連結状態のままロック穴131/142E内で螺合されることで、収容体全体がロック穴131/142E内に収容された収容状態となる。この収容状態において、ロック穴131/142E内の収容体2の一部が、閉状態の開閉アーム12A、又は差し込まれたループ構造41のループ端部、のいずれかに圧接又は係止して、締結空間1Sの閉状態をロックするものであり、また収容状態において、締結空間1Sの閉状態をロックした収容体2が、収容補助具3との連結を解除されることで、前記収容状態を維持し得ることを特徴とする。
収容体は全体がロック穴131/142E内に収容された収容状態のまま、収容補助具3との連結を解除される。締結空間1Sの閉状態をロックした連結解除後の収容体2は、過半長がロック穴131/142E内に収容されることとなる。このため容易に収容状態を解除されず、何の道具もなく簡単に収容体が取り外されることはない。解除維持し得る
この締結具を備えたものであれば、付属されたワイヤーによって任意構造同士を連結するものであってもよいし、ワイヤーを有さずに任意構造同士を締結空間内に通して分離不可能につなぎとめるものでもよい。以下、各実施例の構成につき詳述する。
図1〜図4に示す実施例1のロック式締結具は、回転プレートを内蔵したアーム式の締結体1と、締結体の側面のロック穴に螺入収容可能な外螺子棒状の収容体2と、収容体の基端面に嵌入し得る六角スパナ状の収容補助具3と、そして締結体1の下部孔にループ部が連結された締結ワイヤー4と、から構成される。
締結体(1)は、上方ないし側方へ湾曲又は屈曲しながら伸長する受けアームと、
開閉アームを先端に有し、一方向へ回転付勢した状態で軸支して内臓された回転プレート(12)と、
締結体自体の側表面から回転プレートまで貫通するロック穴(131/142E)とを具備してなる。この受けアームと開閉アームとが交差することで閉状態の締結空間が構成される。
(回転プレート12)
回転プレート12は、上方を向いた開閉アーム(12A)を先側に有し、側方を向いた操作片12Lを中央部に有し、下方を向いた基端片を下側に有した三方突出形状の板体からなり、プレート中央やや下側の部分が穿孔されてなる。回転プレートは開閉アーム12Aを上方へ突出させ、操作片12Lを側方へ突出させた状態で、締結体1に囲われ、前記穿孔部分にかしめピン15が挿入されて、同じく締結体1に囲われたトーションばね16と共にかしめ止めされることで、かしめピン15で軸支されたまま締結体1内に組み込まれる。回転プレート12はまた、片側面にばね係止用の突出部を有しており、かしめピン15に軸支され締結体1内に組み込まれた状態で、前記突出部がトーションばね16の片端と係止して、一方向へ回転付勢される。このようにして回転プレートは、締結体(1)内に一方向に回転付勢された状態で、両側方へ回転可能に軸支されて組み込まれる。
また、回転プレート12のプレート両面のうち、ロック穴と対向する側の片面であって、当該片面締結空間を閉状態としたときのロック穴貫通位置中央に、ロック穴貫通方向へ窪み形成された係止部12Dを有してなる。この窪み状の係止部12D内に、螺合収容された収容体2の収容先端2Eが圧接し、またはこの係止部12Dに係止されることで、閉状態の位置にある回転プレート12の回転移動を制限し、締結空間1Sを閉状態のまま保持する(図2実線、図3b)。なお、この窪み状の係止部12Dの代わりに係止突起状の係止部をロック穴貫通位置の近傍位置に形成し、これによって回転を制御するものでもよい。
収容補助具3はそれ自体を把持するための把持部32と、把持部32の中央端部に固定されて真直ぐ伸長する棒状の連結部31とを一体的に有してなる。連結部31は特殊形状断面を有しており、収容体2の頭部と連結して把持連結体を構成する。この把持連結体の把持部32を手動で又は機械的に回転操作することで、収容体2をロック穴131内で収容状態となるまで螺合させる。なお、連結部31を機械的に軸回転させる回転機構を有していてもよい。収容状態の前記収容体2は、収容補助具3の連結を解除することで、収容体全体の過半長がロック穴内に収容され且つロック穴131の穴枠13の入口よりも外部へ突出部分を有さない埋設状態となる。なおこのような埋設状態となるためには、ロック穴131の穴枠13の入り口縁部から、回転プレート12に形成されるロック穴131の最深部までのロック穴最大深さ13Lが、収容体の収容方向長さ2L以上であることが必要となる(図3a)。
収容補助具3と収容体2との連結部31は、プラススクリュー用ないしマイナススクリュー用の嵌合断面形状を除く、一組の特殊断面形状の凹凸嵌合構造によって構成され、この一組の凹凸嵌合構造の一方及び他方を互いに嵌合させることで連結部31の先端及び収容体2の基端を連結し、収容補助具3と収容体2との把持連結体を構成する。
(カバー体5)
本実施例ではさらに、ロック穴131/142Eの穴内又は穴入口に取り外し可能に固定されるカバー体5を具備してなる(図1、図3)。このカバー体5は、ロック穴131に固定されることで、前記埋設状態の収容体2の上部又は上方の少なくとも一部を覆い囲う。本実施例では、ロック穴131の穴入り口形状大に成形された板状のカバー体5が、ロック穴131/142Eの穴入口付近の内面に設けられた細溝に嵌め込みによって係止固定されることで、穴入り口を閉塞する。この板状のカバー体5を嵌め込むことで、外部からの異物の侵入やいたずらによる接触を防ぐことができ、また、収容体の振動による抜け落ちを防ぐものとしている。
このように形成されたロック式締結具は、例えば図4に示すように、自転車用のサドルのサドルばねSBを締結空間1S内に通して締結させ、締結体1下部に形成した連結孔14に通した締結線材4の下端のループ部分41を環状に丸めてループ環41Oを形成し、これを自転車のフレームホーク部分に通して使用することができる。このとき収容体2は締結体1の内部に収容され、カバー体5に覆われて隠されている。
図5〜図7に示す実施例2のロック式締結具は、ワイヤー状の締結線材4の両端及び中央部を、並走する2本の挿通孔を有した箱状の締結体1内へ挿通して、締結体1の両側にループ構造41を構成し、このループ構造41の片端であるループ端のみを、締結体1の一つの挿通孔入口から抜き差し可能に構成している。これは、ループ構造41を有して伸長するワイヤー状の締結線材4の一端を挿入保持するとともに他端を抜き差し及び係止可能にして、締結線材4によって形成されるループ状の締結空間1Sを開閉可能とするものである。
具体的には、本実施例の締結体1は、締結線材4の一端を挿入保持し得る保持穴141と、
締結線材4のループ構造41のループ端を抜き差し可能とした挿脱穴142と、
締結体自体の側表面から前記挿脱穴142まで貫通するロック穴142E)とを具備してなり、
前記締結線材のループ端は、挿脱穴142に挿入されたときのロック穴貫通位置またはその近傍に、ロック穴貫通方向へ突出形成又は窪み形成された係止部を有してなる。
収容状態となった収容体(2)の収容部分先端が、この係止部に係止され又は螺合されることで、閉状態とされたループ構造(41)におけるループ端の、挿脱穴からの抜け出しを制限する。
また実施例2では、挿脱穴の側面にロック穴が貫通形成され、挿脱穴とロック穴とが交差して連通している。収容体はループ端の締結線材の側面から圧接して、ループ端の抜け出しを防いでいる。
(カバー体5)
本実施例ではさらに、ロック穴(131/142E)の穴内又は穴入口に取り外し可能に固定されるカバー体(5)を具備してなる。このカバー体(5)は、穴内面によって弾性変形して、それ自体の弾性反力によって、ロック穴(131/142E)内の入り口近傍に係止固定される。固定状態では、前記埋設状態の収容体(2)の上方の一部分を、穴断面を横断するようにして線状に覆い囲う。本実施例では、ロック穴の穴入り口形状よりも一回り小さな円弧状に成形されると共に両端が外方に屈曲した細線状の弾性線材からなるカバー体5が、ロック穴(131/142E)の穴入口付近の内面に設けられた細溝に係止固定されることで、収容体2の穴入り口側の上方を覆い囲う。この線状のカバー体5により、収容体の振動による抜け落ちを防ぐものとしている。
このように形成されたロック式締結具は、例えば図7に示すように、自転車用のハンドルに取り付けた照明等の付属部品のホルダー用フックHF内に片側のループ構造を通し、また、自転車のハンドル支持用のフレームHBにもう一方のループ構造を通して、両ループ締結体として使用することができる。このとき収容体2は締結体1の内部に収容され、カバー体5に覆われて隠されている。
図8、図9に示す実施例3のロック式締結具は、実施例2と同様、2本の挿通孔が並走形成された箱状の締結体1と、各挿通孔内に挿通されて締結体1の両側にループ構造(41)を形成した締結線材4とを具備して構成される。実施例3のロック式締結具において、ロック穴2は、締結体1における前記挿脱穴の形成位置と反対の位置から、挿脱穴の穴奥端まで、挿脱穴よりも大径に穿穴形成されてなることで、挿脱穴と共に、締結体1内を異径で貫通する貫通孔を構成するものとなっている。
また、前記ループ構造(41)のループ端には、挿脱穴へ挿入した状態で前記ロック穴側へ突出する螺子棒45が形成され、
前記収容体は、挿脱穴よりも大きい挿入時断面を有すると共に、挿入される先端面に、前記螺子棒45に螺合する螺子穴23が形成され、
収容補助具3に連結された収容体が、収容穴内で突出する螺子棒45に螺合連結されることで収容状態となり、
ループ端に螺合連結された収容状態の収容体が挿脱穴の穴奥端で係止することで、ループ端の挿脱穴側への抜け出しを制限するものである。
実施例3の収容体2は、凸嵌合構造として、六角形断面の柱状外形からなる。この六角柱状の外形は、収容穴2の穴深さよりも短い柱長となっている。そしてこの六角柱状の凸嵌合構造の先端面には、螺子棒45に螺合する螺子穴23が形成される。
また実施例3の収容補助具3は、把持部32の先端に、ロック穴内に挿入し得る円柱状の突入部が形成され、突入部の先端には、凹嵌合構造として、収容体2の前記凸嵌合構造に合わせた六角形穴が形成される。
(カバー体5)
本実施例ではさらに、ロック穴(131/142E)の穴内又は穴入口に取り外し可能に固定されるカバー体(5)を具備してなる。このカバー体(5)は、ロック穴(131/142E)に固定されることで、前記埋設状態の収容体(2)の上部ないし側部の全部を覆い囲う。本実施例では、ロック穴の穴入り口形状とその内部の収容体の形状に合わせて、六角穴付きの円柱状に成形されたカバー体5が、ロック穴(131/142E)とその内部に埋設状態で収容された収容体2との隙間に嵌入固定されることで、収容体2の側部ないし上部を覆い隠す。この線状のカバー体5により、外部からの異物の侵入やいたずらを防止し、また、収容体の振動による抜け落ちを防ぐものとしている。
その他、本考案は上述した実施例に限定されることなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜、要素の抽出、各層の形状の組み合わせの変更、省略、各構成樹脂材の組み合わせの変更や一部構成の省略或いは連続数の変更が可能である。
1 締結体
1S 締結空間
11 受けアーム
12 回転プレート
12A 開閉アーム
12D 係止窪み(係止部)
131 ロック穴
141 保持穴
142 挿脱穴
142E 端部ロック穴(ロック穴)
2 収容体
21 凹嵌合構造
23 螺子穴
3 収容補助具3
31 凸嵌合構造
32 把持部
4D 圧接部
4 締結線材
41 ループ構造(41)
431 第一係止環
432 第二係止環
45 螺子棒

Claims (7)

  1. 開閉アーム(12A)の可動によって、又はループ構造(41)のループ端部の抜き差しによって開閉する締結空間(1S)を有した締結体(1)と、
    締結体(1)の外面に設けられたロック穴(131/142E)内へ螺合収容され得る収容体(2)と、
    収容体(2)の螺合収容/収容解除の際に収容体(2)と連結し得ると共に螺合収容後の収容体(2)から連結解除し得る収容補助具(3)とを具備してなるロック式締結具であって、
    前記収容体(2)は、収容補助具(3)と連結した連結状態のままロック穴(131/142E)内で螺合されることで、収容体(2)全体がロック穴(131/142E)内部に収容された収容状態となり、
    この収容状態において、ロック穴(131/142E)内の収容体(2)の一部が、閉状態の開閉アーム(12A)又はループ構造(41)のループ端部に圧接又は係止して、締結空間(1S)の閉状態をロックするものであり、また、この収容状態の収容体(2)が収容補助具(3)との連結を解除されることで、前記収容状態を維持し得ることを特徴とするロック式締結具。
  2. 前記収容補助具(3)はそれ自体を把持するための把持部(32)と、収容体(2)に連結する連結部(31)とを有してなり、連結部(31)を収容体(2)と連結させたまま把持部(32)を回転操作することで、収容体(2)をロック穴(131/142E)内に螺合収容させるものであり、
    前記回転操作によって螺合収容された収容体(2)は、螺合収容された状態のまま収容補助具(3)との連結を解除されることで、収容体(2)がロック穴(131/142E)内に収容され且つロック穴(131/142E)の穴入口よりも外部へ突出部分を有さない埋設状態となる請求項1記載のロック式締結具。
  3. ロック穴(131/142E)の穴内又は穴入口に取り外し可能に固定されるカバー体(5)を、さらに具備してなり、
    このカバー体(5)は、収容体(2)を収容したロック穴(131/142E)の穴内又は穴入口に固定されることで、収容体(2)の上部又は上方の少なくとも一部を覆い囲う請求項1又は2記載のロック式締結具。
  4. 前記収容補助具(3)と収容体(2)との連結部(31)は、プラス型ないしマイナス型の嵌合断面形状を除く、一組の特殊断面形状の凹凸嵌合構造によって構成され、
    この一組の凹凸嵌合構造の一方及び他方を互いに嵌合させて連結部(31)の先端及び収容体(2)の基端を連結することで、収容補助具(3)及び収容体(2)からなる嵌合連結体を構成する請求項1,2,又は3のいずれか記載のロック式締結具。
  5. 前記締結体(1)は、上方ないし側方へ湾曲又は屈曲しながら伸長する受けアーム(11)と、
    開閉アーム(12A)を先端に有し、一方向へ回転付勢された状態で締結体(1)内に回転可能に組み込まれた回転プレート(12)と、
    締結体(1)自体の側表面から回転プレート(12)まで貫通するロック穴(131/142E)とを具備し、
    前記受けアーム(11)と開閉アーム(12A)とが交差することで閉状態の締結空間(1S)が構成されるものであり、
    前記回転プレート(12)は、締結空間(1S)を閉状態としたときのロック穴(131/142E)貫通位置又はその近傍に、ロック穴(131/142E)貫通方向へ突出形成又は窪み形成された係止部(12D/431/432/45)を有してなり、
    螺合して収容状態となった収容体(2)の収容部分先端が、この係止部(12D/431/432/45)に係止されることで、閉状態の位置にある回転プレート(12)の回転を制限する請求項1,2,3,又は4のいずれか記載のロック式締結具。
  6. 前記締結体(1)は、ループ構造(41)を有して伸長する締結線材(4)の少なくとも片側のループ端を挿入保持又は保持解除して、締結線材(4)によって形成されるループ状の締結空間(1S)を閉状態又は開状態のいずれかとするものであって、
    締結線材(4)の一部を挿入保持し得る保持穴(141E/143)と、
    締結線材(4)のループ構造(41)のループ端を抜き差し可能とした挿脱穴(142)と、
    締結体(1)の側表面から前記挿脱穴(142)の穴側部又は穴底部まで貫通するロック穴(131/142E)とを具備してなり、
    前記少なくとも片側のループ端は、挿脱穴(142)に挿入されたときのロック穴貫通位置またはその近傍に、ロック穴貫通方向へ突出形成又は窪み形成された係止部(431/432/45)を有してなり、
    収容状態となった収容体(2)の収容部分が、この係止部(431/432/45)に係止され又は螺合されることで、閉状態とされたループ構造(41)におけるループ端の、挿脱穴(142)からの抜け出しを制限する請求項1,2,3,又は4のいずれか記載のロック式締結具。
  7. 前記ロック穴(131/142E)は、締結体(1)における前記挿脱穴(142)の形成位置と反対の位置から、挿脱穴(142)の穴奥端まで、挿脱穴(142)よりも大径に穴形成されてなることで、挿脱穴(142)と共に、締結体(1)内を貫通する貫通孔を構成するものであり、また、
    前記ループ構造(41)のループ端には、挿脱穴(142)へ挿入した状態で前記ロック穴(131/142E)側へ突出する螺子棒(45)が形成され、
    前記収容体(2)は、挿脱穴(142)よりも大きい挿入断面を有すると共に、挿入される先端面に、前記螺子棒(45)に螺合する螺子穴(23)が形成され、
    収容補助具3に連結された収容体(2)が、収容穴(131)内で突出する螺子棒(45)に螺合連結されることで収容状態となり、
    ループ端に螺合連結された収容状態の収容体(2)が挿脱穴(142)の穴奥端で係止することで、ループ端の挿脱穴(142)側への抜け出しを制限するものである請求項6記載のロック式締結具。
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CN113374775A (zh) * 2021-06-16 2021-09-10 佛山市新玛拓机车部件实业有限公司 一种快速装拆卡扣

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