JP3179801B2 - 電動巻取装置 - Google Patents

電動巻取装置

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幸久 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転駆動力に
より開閉部材の巻き上げと巻き下ろしを行なう電動巻取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動巻取装置のモータは、工場出
荷時には開閉部材の巻き上げ時に正転し、巻き下ろし時
に逆転するように配線されている。ところが、電動巻取
装置の取付場所によってはモータの向きを左右逆向きに
しなければ配線等ができない場合が生ずる。その様な場
合には、モータの回転方向を反対にして、モータが開閉
部材の巻き上げ時に逆転し、巻き下ろし時に正転するよ
うに配線し直さなければならない。
【0003】このため、従来は、モータの向きを左右逆
向きに取り付ける場合には、使用者・施工業者がモータ
と制御装置とを接続するコネクタのピンを引き抜き、そ
のピンを逆向きに差し替えることによってモータの回転
方向を逆向きにしていた。或は、モータとコネクタとの
間のリード線を製造段階で予め切断して裸線のまま出荷
し、使用者・施工業者が電動巻取装置の取付場所の状況
に応じてリード線の接続を行なう場合もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コネクタの
ピンを逆向きに差し替える方法は、ピンを半ば強引に引
き抜くことになるので、コネクタを損傷させたり、接触
不良を引き起こすおそれがあり、信頼性を損なうことが
ある。このため、品質管理・品質保証を徹底できなくな
るので、製造者側としてはこのような方法を推奨するこ
とはできない。しかも、使用者側としても施工現場で本
体の取付作業以外に余分な作業をしなければならず、非
常に手間がかかり不便である。
【0005】また、リード線を現場接続する方法も上記
と同様に施工現場での手間が増大するばかりか、接続を
間違えるおそれもあり、やはり信頼性の点で問題があ
る。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、従ってその目的は、モータの取付向きに応じたモー
タの回転方向の切換を極めて容易に行なうことができる
と共に、製品の信頼性向上に寄与できる電動巻取装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電動巻取装置
は、モータの回転駆動力により開閉部材の巻き上げと巻
き下ろしを行なうものにおいて、前記開閉部材の巻き上
げ時に前記モータを正転させ巻き下ろし時に逆転させる
第1の運転モードと、前記開閉部材の巻き上げ時に前記
モータを逆転させ巻き下ろし時に正転させる第2の運転
モードとを切換える運転モード切換手段を備えたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】運転モード切換手段の操作により第1の運転モ
ードに設定されれば、モータは開閉部材の巻き上げ時に
正転し、巻き下ろし時に逆転する。一方、運転モード切
換手段の操作により第2の運転モードに切換えられれ
ば、モータは開閉部材の巻き上げ時に逆転し、巻き下ろ
し時に正転する。そして、これら第1の運転モードと第
2の運転モードとの切換えは運転モード切換手段の操作
のみで行なうことができるので、従来のようなモータの
取付向きに応じたコネクタの差し替えやリード線の接続
作業が不要となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。まず、図3に示すようにモータ1は巻取筒2内
に配置され、このモータ1の回転駆動力で巻取筒2を回
転させて、開閉部材3を巻き下ろしたり、巻き上げたり
するようになっている。一方、開閉部材3はガイドレー
ル4に沿って巻取筒2により巻き上げ及び巻き下ろしさ
れるようになっている。そして、この巻き上げ及び巻き
下ろし動作中に開閉部材3が弛んだりすることのないよ
うに、開閉部材3の下端部にはウエイトバー5が取り付
けられている。
【0010】また、図1に示すようにモータ1は例えば
コンデンサモータで構成され、その巻線がトライアック
6,7等の半導体開閉素子を介して交流電源8に接続さ
れており、このトライアック6,7のオン・オフにより
正転・逆転の制御を受けるようになっている。この場
合、一方のトライアック6がオン状態にあるとモータ1
は正回転し、他方のトライアック7がオン状態であると
モータ1は逆回転するようになっている。これら各トラ
イアック6,7のゲート部はマイクロコンピュータ9と
接続されており、このマイクロコンピュータ9からオン
・オフ信号を各トライアック6,7のゲート部に入力す
るようになっている。
【0011】そして、マイクロコンピュータ9は操作部
10からの操作入力に応じて前記トライアック6,7を
介してモータ1の動作を制御するようになっている。こ
のマイクロコンピュータ9は、運転モード切換手段11
の切換操作により第1の運転モードか第2の運転モード
かのいずれかに設定されるようになっており、図2に示
す制御プログラムに従って、第1の運転モードでは、モ
ータ1を開閉部材3の巻き上げ時に正転させ、巻き下ろ
し時に逆転させ、第2の運転モードでは、モータ1を巻
き上げ時に逆転させ、巻き下ろし時に正転させる構成と
なっている。
【0012】この場合、モータ1を例えば左方向に向け
て取り付けた場合には、運転モード切換手段11を第1
の運転モード側にセットし、モータ1の向きを左右逆向
きに取り付ける場合には、運転モード切換手段11を第
2の運転モード側にセットするものとする。
【0013】次に、上記構成の作用について説明する。
使用者が開閉部材3の巻き上げ又は巻き下ろしを行なう
ために操作部10を操作すると、マイクロコンピュータ
5が図2に示す制御プログラムに従ってモータ1の回転
を次のように制御する。
【0014】即ち、ステップS1で運転モード切換手段
11が第1の運転モード側にセットされているか、或は
第2の運転モード側にセットされているか(つまりモー
タ1の向きが左右逆向きに取り付けられているか)の判
定をする。そして、マイクロコンピュータ5は第1の運
転モード側にセットされている場合は以下の制御動作を
第1の運転モードで進行させ(ステップS2)、第2の
運転モード側にセットされている場合には第2の運転モ
ード(ステップS3)で進行させる。
【0015】まず、第1の運転モードで制御動作が進行
する場合、操作部10から操作入力があると(ステップ
S4でYESと判断)、その操作入力が上昇指令か否か
を判断し(ステップS5)、上昇指令であれば一方のト
ライアック6にハイレベル信号を出力し、そのトライア
ック6をターンオンしてモータ1を正回転させる(ステ
ップ6)。
【0016】逆に、下降指令であれば、ステップS5か
らステップS7に移行し、他方のトライアック7にハイ
レベル信号を出力し、そのトライアック7をターンオン
してモータ1を逆回転させる。この様な制御により、第
1の運転モードでは、モータ1が開閉部材3の巻き上げ
時に正回転し、巻き下ろし時に逆回転する。
【0017】一方、第2の運転モードで制御動作が進行
する場合(つまりモータ1の向きが左右逆向きに取り付
けられている場合)、操作部10から操作入力があると
(ステップS8でYESと判断)、その操作入力が上昇
指令か否かを判断して(ステップS9)、上昇指令であ
れば、他方のトライアック7にハイレベル信号を出力
し、そのトライアック7をターンオンしてモータ1を逆
回転させる(ステップ10)。
【0018】逆に、下降指令であれば、ステップS9か
らステップS11に移行して、一方のトライアック6に
ハイレベル信号を出力し、そのトライアック6をターン
オンしてモータ1を正回転させる。この様な制御によ
り、第2の運転モードでは、開閉部材3の巻き上げ時に
モータ1が逆回転し、巻き下ろし時に正回転する。
【0019】この様に、開閉部材3の巻き上げ時にモー
タ1を正転させ巻き下ろし時に逆転させる第1の運転モ
ードと、開閉部材3の巻き上げ時にモータ1を逆転させ
巻き下ろし時に正転させる第2の運転モードとを運転モ
ード切換手段11の操作のみで自由に切換えることがで
きるので、モータ1の取付向きに応じたコネクタの差し
替えやリード線の接続作業が不要となり、使用者側にと
ってモータ1の回転方向の切換えの手間が大幅に削減さ
れて便利である。また、製造者側にとっても、使用者側
がコネクタを損傷させたり、リード線の接続を間違える
ことがなくなるので、従来に比して製品の品質管理・品
質保証を徹底することができて、製品の信頼性を向上さ
せることができる。即ち、第1の運転モードと第2の運
転モードとを切換える運転モード切換手段11を設ける
ことは、使用者側、製造者側の両者いずれにとっても大
変有益なことになる。
【0020】尚、本実施例では半導体開閉素子としてト
ライアック6,7を用いたが、これ以外に例えばフォト
サイリスタを用い、そのオン・オフを発光ダイオードか
らの光の照射によって行なうように変更しても良い。
【0021】また、本実施例では、第1の運転モードと
第2の運転モードとの切換え動作をマイクロコンピュー
タ9によりソフト的に行なうようにしたが、これをIC
等を利用した電子回路によりハード的に処理するように
しても良い。
【0022】その他、本発明は、コンデンサモータの代
わりに例えば直流モータを使用しても良い等、要旨を逸
脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、開閉部材の巻き上げ時に前記モータを正転させ巻き
下ろし時に逆転させる第1の運転モードと、前記開閉部
材の巻き上げ時に前記モータを逆転させ巻き下ろし時に
正転させる第2の運転モードとを切換える運転モード切
換手段を備えているので、モータの取付向きに応じたモ
ータの回転方向の切換を極めて容易に行なうことができ
ると共に、製品の品質管理・品質保証を徹底することが
できて、製品の信頼性向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示す概略図
【図2】制御の流れを示すフローチャート
【図3】電動巻取装置の全体構成を示す概略図
【符号の説明】
1はモータ、2は巻取筒、3は開閉部材、6,7はトラ
イアック、8は交流電源、9はマイクロコンピュータ、
10は操作部、11は運転モード切換手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/28 - 5/44 H02P 7/36 - 7/66 H02P 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転駆動力により開閉部材の巻
    き上げと巻き下ろしを行なう電動巻取装置において、前
    記開閉部材の巻き上げ時に前記モータを正転させ巻き下
    ろし時に逆転させる第1の運転モードと、前記開閉部材
    の巻き上げ時に前記モータを逆転させ巻き下ろし時に正
    転させる第2の運転モードとを切換える運転モード切換
    手段を備えたことを特徴とする電動巻取装置。
JP18139691A 1991-07-23 1991-07-23 電動巻取装置 Expired - Fee Related JP3179801B2 (ja)

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JPH0530790A JPH0530790A (ja) 1993-02-05
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JPH0530790A (ja) 1993-02-05

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