JP3179724U - 納骨堂及び永代供養用墓構造 - Google Patents

納骨堂及び永代供養用墓構造 Download PDF

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Abstract

【課題】納骨堂の内部構造を奥行き方向の長さが制限されるようなスペースにおいても建設可能な納骨堂及び永代供養用墓構造を提供する。
【解決手段】永代供養用墓構造は、一端から他端に渡って幅方向に貫通する本体部100と、骨壷300を収容し、前記本体部の内部に配設される骨壷収容部110と、前記骨壷収容部の底部に配置されると共に、前記骨壷収容部をスライド移動可能な状態で支持する支持体130とを含む納骨堂とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、納骨堂及びこの納骨堂を備える永代供養用墓構造に関する。
人口の都市集中化等により、日本人の生活様式が大幅に変化し、それに呼応するよう、墓地の所有方法や遺骨の供養形態にも変化が生じている。特に、生活基盤の都市への移行や、それに伴う核家族化によって、従前のような、一家が一つの墓地区画を所有し、そこに建てられる墓に遺骨を納める形態の供養方法ではなく、火葬された遺骨を、血縁関係等のない他人の遺骨と共に納骨堂に納め、所定期間経過後、他の場所に永代的に合祀する形態の供養方法が選択されるケースが増えている。
しかしながら、上記の納骨堂や合祀墓には、多くの遺骨が収容されるため、これらの建物を建設するためには、広い敷地面積が必要である。また、このような大きな建物の建設には、多額の費用が必要であると共に、管理者側に多額の維持費用が生じる。さらに、都市部では、墓地等として利用できる土地面積が限られており、納骨堂や合祀墓の敷地面積に限りがある。
そのような状況に鑑み、納骨堂の構造等に工夫を凝らし、コンパクトで且つ遺骨の入った骨壷の収容効率を高めるための技術として、特許文献1が開示されている。この特許文献1に記載の技術は、内部への出入戸を備える納骨堂本体に、出入方向と交差する方向に移動可能な移動棚が設けられ、この移動棚を移動させることで、それに隣接する隙間が形成され、その形成領域を人間(骨壷の運搬者や参拝者等)の歩行用通路として活用するものである。
特開2009−287295号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の技術は、納骨堂本体の出入方向に交差する方向に複数の移動棚が連設される構造であると共に、納骨堂本体の内部に、人の歩行用通路を設ける構造であることから、幅方向及び奥行き方向に所定の長さが必要となる。そのため、二次元(幅×奥行き)の敷地面積を確保しなければならず、そのいずれか(幅又は奥行き)の寸法が制限される敷地に、この納骨堂を建てることが難しいという課題がある。
上記課題に鑑み、本考案は、納骨堂の内部構造を工夫し、例えば、奥行き方向の長さが制限されるようなスペースにおいても建設可能な納骨堂及び永代供養用墓構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本考案に係る納骨堂は、
内部が空洞で、一端から他端に渡って幅方向に貫通する本体部と、
骨壷を収容し、前記本体部の内部に配設される骨壷収容部と、
前記骨壷収容部の底部に配置されると共に、前記骨壷収容部をスライド移動可能な状態で支持する支持体とを含み、
前記本体部内部に形成された空洞領域の奥行きは、前記骨壷収容部の奥行きと同程度であり、
骨壺を取り出す際、前記骨壺収容部を前記本体部の一方の端側に向かってスライド移動させることを特徴とする。また、本考案に係る永代供養用墓構造は、前記納骨堂を備えることを特徴とする。
本考案によれば、例えば、幅方向のみに長さが確保できるスペースにおいても建設可能で、敷地面積の限られる都市部の墓地においても、過度なスペースを取ることなく設置可能であり、且つ建設費用及び維持管理費用の安価な納骨堂及び永代供養用墓構造を提供することができる。また、本体部内部に配設される骨壷収容部をスライド移動可能に配置することから、骨壷の収容及び取り出し作業が容易な納骨堂及び永代供養用墓構造を提供することができる。
本考案の永代供養用墓構造に係る斜視図。 第一の実施形態に係る納骨堂本体部のA−A断面図。 第一の実施形態に係る納骨堂本体部のA−A断面図。 第二の実施形態に係る納骨堂本体部のA−A断面図。 第二の実施形態に係る納骨堂本体部の矢視図。 本考案に係る他の実施形態の斜視図。 本考案に係る他の実施形態の斜視図。 本考案に係る他の実施形態の斜視図。
以下、図面を参照して本考案の望ましい実施形態を詳細に説明する。但し、本考案は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
まず、図1から図2を参照して、本考案に係る第一の実施形態について詳細に説明する。図1は、本考案の永代供養用墓構造10に係る斜視図(ただし、後述する骨壷収容部が、納骨堂本体部の内部に配設されていない状態に対応。)であり、図2は、図1に記載される納骨堂本体部のA−A断面図(納骨堂本体部の内部を正面から見た図。ただし、図1とは異なり、骨壷収容部は、納骨堂本体部の内部に配設されている。)である。
図1に示すように、本考案の永代供養用墓構造10は、内部に複数の骨壷を納めるための納骨堂1000と、所定期間経過後、納骨堂1000に納められた骨壷内の遺骨を合祀埋葬するための合祀遺骨埋葬部2000等を含む。敷地スペースの関係上、合祀遺骨埋葬部2000は、地下に埋設されるのが好ましい。
納骨堂1000は、内部が空洞で、一端から他端に渡って幅方向に貫通する本体部100を有する。図1では、高さの異なる複数の本体部100(100Aから100C)が、奥行き方向に連設されている。ただし、墓地の納骨堂設置スペースの面積によっては、例えば、本体部100を一つのみ(例えば、100Aのみ)とすることも可能である。このように、本考案は、奥行き方向に設置する本体部100の数を調整することで、敷地スペースに制限されることなく、納骨堂を設置することができる。
本体部100は、上述したように、幅方向に貫通する構造を有しているため、端部101は開口状態となっている。そのため、この開口端部101を塞ぐための開閉扉102を設けることが好ましい。
図2に示すように、本体部100の内部の空洞領域には、骨壷収容部110が配設される。骨壷収容部110は、その内側に、高さ方向に所定間隔で配置される棚板111を有し、その棚板111の上に、骨壷300が載置される(図2では、さらに、骨壷収容部110の天板112上にも、骨壷300が配置されている。)。
また、図2の下方に示すように、骨壷収容部110の底部には、骨壷収容部110を支える支持体130が設けられる。本実施形態では、この支持体130が、車輪となっており、骨壷収容部110が、スライド移動可能な状態で支持される。これにより、過度な作業負担を掛けることなく、本体部100の開口端部101から、骨壷収容部110を外部に取り出すことができる。
図2では、本体部100の内部に、骨壷収容部110が幅方向に2つ連なって配設されているが、配設形態は、これに限られるものではない。ただし、本体部100の幅寸法にもよるが、骨壷収容部110を2、3個連ねて配設する方が、骨壷の収容効率を高められる点で好ましい。
図3は、上記と同じく納骨堂1000の本体部100のA−A断面図であるが、内部に配設される骨壷収容部110の構造や配設形態が異なる。具体的には、図2では、骨壷収容部110が、幅方向のみに連なるよう配設されていたが、図3では、骨壷収容部110が、幅方向及び高さ方向にも連なるよう配設される。そのため、図3に示す骨壷収容部110の方が、図2に示すものより、高さ寸法が低い構造となっている。
また、各骨壷収容部110の底部には、図2で示した形態と同様、支持体130が設けられている。これにより、各骨壷収容部110がスライド移動可能な状態で支持され、本体部100の外部に容易に取り出すことが可能となる。
このように、骨壷収容部110を高さ方向にも連ねる構造とすることで、同じ高さの骨壷収容部110に同じ収容期限日の骨壷を納めるなどの収容方法を採ることができ、骨壷300の収容期限を誤るなどの事態を防ぐことができる。
図3に示すように、骨壷収容部110が高さ方向にも連なる場合、本体部100は、同じ高さに配設される骨壷収容部110を載置可能な板状部材140を有していてもよい。板状部材140は、高さ方向に隣接する骨壷収容部110の間に配置される。この板状部材140が配置されることで、下方に配設される骨壷収容部110を取り出す際、その上方に配設される骨壷収容部110を一旦持ち上げるなどの作業が不要となり、より容易に骨壷収容部110を外部に取り出すことが可能となる。
次に、図4及び図5を参照して、本考案に係る第二の実施形態を詳細に説明する。図4は、第二の実施形態に係る納骨堂本体部のA−A断面図、図5は、第二の実施形態に係る納骨堂本体部の矢視図(開閉扉102のない状態の本体部を図1の矢印Bから見た図)である。第二の実施形態に係る永代供養用墓構造は、上述の第一の実施形態と同様、納骨堂と合祀遺骨埋葬部とを含む。
第一の実施形態と異なる部分は、主に、骨壷収容部210を支持する支持体230である。第一の実施形態と、第二の実施形態とは、外観の構成に関しては双方とも同じであるため、全体概要を示す図1について、第一及び第二の実施形態で共用する。
第二の実施形態に係る納骨堂の本体部200は、図4に示すように、骨壷300を納める骨壷収容部210が、幅方向及び高さ方向に連なって配設される(ただし、骨壷収容部210を、幅方向や高さ方向に連ねて配設するか否かは任意である。)。また、上述の第一の実施形態同様、支持体230によって支持される。
支持体230は、高さ方向に隣接する骨壷収容部210の間に配置されると共に、図5に示すように、本体部200の内部前壁203から後壁204にかけて掛け渡される基板231と、この基板231上に、幅方向に沿って敷設されレール232とを有する。
骨壷収容部210は、レール232上に載置され、スライド移動可能な状態で支持される。骨壷収容部210をレール232の沿わせて引き出す(又は押し込む)ことで、骨壷収容部210を本体部200に出し入れすることができる。このような構成によっても、骨壷収容部210をスライド移動させることができ、少ない作業負担で骨壷300の管理を行うことができる。
次に、図6から図8に、本考案に係る永代供養用墓構造の他の実施形態を示す。図6に示す永代供養用墓構造60は、納骨堂1600の本体部600を奥行き方向に一つのみ配設する構成である。この本体部600の表面(正面)のスペースには彫刻等を施すことが可能である。また、本体部600の前方(合祀遺骨埋葬部2000の上方)には、献花台6000が設置される。
次に、図7に示す永代供養用墓構造70は、納骨堂1700の本体部700の高さ方向の寸法を短くする一方で、その上にモニュメント7000を立設させる構成である。
次に、図8に示す永代供養用墓構造80は、ペットの遺骨を収容する用途で使用される永代供養用墓構造である。納骨堂1800の本体部800の上部に動物の像が置かれる。特に近年、亡くなったペットの墓に対する需要が増えているが、ペットを供養する場合、上述したような共同合祀による形態がほとんどである。図8に示す永代供養用墓構造80は、このようなペット用の永代供養用墓構造として有用である。
10 永代供養用墓構造
100 本体部
110 骨壷収容部
130 支持体(車輪)
210 骨壷収容部
230 支持体
231 基板
232 レール
300 骨壷
1000 納骨堂
2000 合祀遺骨埋葬部

Claims (6)

  1. 一時的に骨壷を保管する納骨堂であって、
    内部が空洞で、一端から他端に渡って幅方向に貫通する本体部と、
    前記骨壷を収容し、前記本体部の内部に配設される骨壷収容部と、
    前記骨壷収容部の底部に配置されると共に、前記骨壷収容部をスライド移動可能な状態で支持する支持体とを含み、
    前記本体部内部に形成された空洞領域の奥行きは、前記骨壷収容部の奥行きと同程度であり、
    骨壺を取り出す際、前記骨壺収容部を前記本体部の一方の端側に向かってスライド移動させることを特徴とする納骨堂。
  2. 前記骨壷収容部は、前記本体部の幅方向に連なって複数配設される請求項1に記載の納骨堂。
  3. 前記骨壷収容部は、前記本体部の高さ方向に連なって複数配設される請求項1又は2に記載の納骨堂。
  4. 前記支持体は、前記骨壷収容部の底部に取り付けられる車輪である請求項1から3のいずれか一項に記載の納骨堂。
  5. 前記支持体は、
    前記本体部の前壁から後壁にかけて掛け渡される基板と、
    前記基板上で、且つ前記本体部の幅方向に敷設されるレールとを有し、
    前記骨壺収容部が、前記レールに載置される請求項1から3のいずれか一項に記載の納骨堂。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の納骨堂と、
    合祀遺骨埋葬部とを備える永代供養用墓構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017014822A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社ダイフク 参拝設備

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