JP3177204U - 墓構造 - Google Patents

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芳通 中本
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株式会社松戸家
天乃家石材店株式会社
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Abstract

【課題】墓石・外柵等の構造・配置を工夫して、墓の省スペース化を実現すると共に、参拝者に対して心地良い印象を与えることが可能な墓を提供する。
【解決手段】墓構造10は、墓石100と外柵200とを含み、前記墓石100が、前記外柵200上に立設され、前記外柵200は、墓石100を載置支持するための基台部210と、前記花挿用孔221が設けられるための少なくとも2つの花壇部220と、を備える。また、基台部210は、内部に空洞を有し、納骨室として使用する。基台部210の前方及び上方の各面を取り外し可能な構造とすることで、そこから遺骨を納骨室に納めることができるようになる。
【選択図】図1

Description

本考案は、墓石と外柵とを含む墓構造に関する。
核家族化、人口の都市集中、少子高齢化等、現代日本における社会構造及び日本人の生活様式の変化に起因して、以前から、都市部の墓地・霊園(以下、「墓地等」という。)に対する需要が高い。また、近年、その傾向に拍車がかかっている。
しかしながら、都市部では、墓地等として利用できる土地が限られており、墓地区画の更なる需要に対して供給が追い付かない状況が生じ得る(生じている)。そのような状況に鑑み、所定面積の敷地内に多くの墓地区画を設ける必要が生じ、従来よりも少ない面積の墓地区画が供給される傾向にある。
墓地区画の面積が少なくなれば、当然そこに建てられる墓についても省スペース化が求められ、墓を構成する要素(墓石、外柵、墓誌等)の構造・配置等に関して何らかの工夫が必要となる。そのような、墓の省スペース化に応えるための技術として、下記特許文献1が開示されている。
特許文献1に記載の技術は、墓の識別を可能とする墓識別部を有する個々の墓が、奥に向かって段々状に配置される立体式墓地に関するものである。墓地の参拝者の通路は、最前列の墓の前方に設けられるのみであるが、後列の墓が段々状に配列されることから、参拝者は、前記通路からであっても、参拝対象の墓を認識し、お参りすることができる。よって、特許文献1の技術によれば、少ない面積で、多くの墓を設けることが可能となる。
特開2001−115686号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、参拝者通行用の通路が、最前列に設けられるのみである。そのため、最前列の墓よりも奥側に位置する墓への参拝者は、目的とする墓のすぐ前方まで立ち入ることができない。従って、最前列以外の列に配設される墓に参拝する場合、前方や隣にある他の墓が邪魔となり、スムーズに線香や花のお供えをすることが難しいという課題がある。
また、特許文献1に記載の技術に係る立体式墓地の場合、スペース的に配置が許されるのは、墓石部分に限られてしまい、墓を装飾するための何らかの要素を配置するスペースがない。そのため、設置された墓は飾り気のないものばかりで、参拝者に対して殺風景な印象を与えてしまうという課題がある。
上記課題に鑑み、本考案は、墓石・外柵等の構造・配置を工夫して、墓の省スペース化を実現すると共に、参拝者に対して心地良い印象を与えることが可能な墓を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本考案に係る墓構造は、
墓石と外柵とを含み、
前記墓石が、前記外柵上に立設され、
前記外柵は、
前記墓石の下方に配設されると共に、内部に納骨室を有する基台部と、
所定位置に装飾用の花を挿し添えるための花挿用孔が設けられる少なくとも2つの花壇部とを備え、
前記基台部の幅は、前記墓石の下端幅より狭く、
前記花壇部は、前記基台部の両サイドに配設され、
前記基台部と前記花壇部とで、前記墓石を支持することを特徴とする。
また、本考案に係る墓構造は、
墓石と外柵とを含み、
前記墓石が、前記外柵上に立設され、
前記外柵は、
前記墓石を支持すると共に、内部に納骨室を有する基台部と、
所定位置に装飾用の花を挿し添えるための花挿用孔が設けられる少なくとも2つの花壇部とを備え、
前記基台部は、前記花壇部を配置するための窪み部を有することを特徴とする。
本考案によれば、外柵の上に墓石を載せ、かつその内部に納骨室を有する構成とすることで、墓全体の省スペース化を実現し、さらに、外柵には、装飾用の花を挿し添えるための花挿用孔を設けたため、そこに花を添えることで、参拝者に対して心地良い印象を与えることが可能な墓を提供することができる。
本考案に係る第一の実施形態の斜視図。 墓誌を備えた状態の第一の実施形態の斜視図。 本考案に係る第二の実施形態の斜視図。
以下、図面を参照して本考案の望ましい実施形態を詳細に説明する。但し、本考案は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
まず、図1及び図2を参照して、本考案に係る第一の実施形態について説明する。図1は、本考案に係る第一実施形態の斜視図である。また、図2は、後述する墓誌を備えた状態の第一の実施形態の斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る墓構造10は、墓石100、外柵200等を備える構成である。本実施形態では、墓石100は、棹石110、上台120、下台130等を含む。
外柵200は、墓石100の下方に配設される基台部210と、この基台部210の両サイドに配設される花壇部220とを備える。基台部210は、内部に空洞を有する。その空洞は、納骨室として使用される。基台部210の前方及び上方の各面(壁)を取り外し可能な構造とすれば、そこから遺骨を納骨室へ納めることができる。本考案は、このような構造の基台部210を有することで、墓全体の省スペース化を図ることができる。
図1及び図2に示すように、基台部210の幅は、墓石100の下端幅(本実施形態では、下台130の下端幅)より狭い。そのため、基台部210のみでは、墓石100を安定的に支持することができない。よって、墓石100の底面(下台130の底面)で、基台部210に乗りきらずにはみ出た部分は、花壇部220の上面に載置される構成とした。すなわち、基台部210と花壇部220とで、墓石100を支持するようにした。
このように、本考案は、基台部210の幅が、墓石100の下端幅より狭いため、墓全体をよりコンパクトにすることが可能である。ただし、外柵200の構成としては、これに限定されるものではなく、基台部210と花壇部220とを分離させずに、基台部210のみの一体的な構成としてもよい。この場合、基台部210の幅は、墓石100の下端幅より広いことが好ましい。
花壇部220は、墓全体の装飾用の花を挿し添えるための花挿用孔221を備えることが好ましい。本実施形態では、この花挿用孔221は、花壇部220の上面から所定深さを有する孔とし、花壇部220の前方位置に設けられるようにした。ただし、この配設位置や深さ寸法は、これに限られるものではない。
このように、外柵200(本実施形態では、花壇部220)に、花挿用孔221を設けることで、そこに添えられた花によって、墓全体が装飾されて華やかな美観を奏する。また、参拝者にも、心地良い印象を与えることが可能となる。
なお、本実施形態では、この花挿用孔221内に土を容れ、そこに装飾用の花を根の付いた状態で植え込むような態様とした。このような態様とすることで、長期間、花を枯らさずに生かすことができ、より装飾効果を高めることが可能となる。
ここで、前記花壇部220は、隣接する他の墓の花壇部としても機能する(すなわち、隣接する墓同士で、花壇部220を共用する)ようにしてもよい。このようにすることで、墓(墓地)の更なる省スペース化を図ることが可能となる。
なお、外柵200の構成が基台部210のみで、花壇部220を備えない場合、例えば、基台部210の前方角部2箇所に、花挿用孔210を設けるような構造が考えられる。ただし、上記した外柵200を、基台部210と花壇部220とにより構成する形態の方が、各部材(基台部及び花壇部)毎の重量が軽くなり、墓の設置作業における負担が軽減される。
本考案に係る墓構造10は、さらに、戒名等が刻まれる墓誌300を備えてもよい。本実施形態では、墓誌300は、基台部210の前方に設けられる領域211(すなわち、墓石100が載置されない領域)に設置されている。
墓誌300は、前記領域211から取り外せるよう設置されることが好ましい。このような構造とすることで、場面に応じて、墓誌300をひっくり返して使用することができ、墓誌300の両面に戒名等の情報を刻むことが可能となる。それにより、墓誌の面積に対して、多くの(戒名等に係る)情報を刻むことができ、墓石構造をより省スペース化することができる。
なお、本実施形態では、基台部210に設けられる前記領域211と墓誌300との間に、前記墓誌300を支持する墓誌支持部400を配設してもよい。
墓誌支持部400の形状、大きさは、墓誌300を支持可能なものであれば特に限定されるものではないが、基台部210の前方から墓石10側に向かって、昇り傾斜する形状であることが好ましい。このような形状とすることで、墓誌300の表面を、参拝者側に向けて配置することができる。そのため、参拝者に対して、墓誌300に刻まれる情報を見やすくするという利点がある。
次に、図3を参照して、本考案に係る第二の実施形態について説明する。第二の実施形態において、上述の第一の実施形態と異なる箇所は、基台部210の形状と、花壇部220の大きさ及び配置である。
具体的には、基台部210は、その前方角部2箇所に花壇部220を配置するための窪み部212を有する。図3に示すように、この窪み部212により形成された領域に、花壇部210を配置する。
本実施形態では、図3に示すように、窪み部212の奥行きの関係で、基台部210のみによって、墓石100を支えているのが、これに限定されるものではない。具体的には、窪み部212の奥行きを長くし、花壇部220を、墓石100の底面領域まで入り込ませるような構造とし、基台部210と花壇部220とによって、墓石100を支持する等の構成が考えられる。
上述したように、本発明に係る墓構造10は、墓石100と外柵200とからなる構成であるため、全体構造が簡素化され、省スペース化に寄与するものである。また、外柵200の上面前方の領域211に、墓誌300を配設すれば、墓の設置面積を少なくすることができると同時に、従来から提供されている墓の構成要素を過不足なく備えることが可能な墓構造を提供することができる。
10 墓構造
100 墓石
200 外柵
210 基台部
211 基台部の上面前方に設けられる領域
212 窪み部
220 花壇部
221 花挿用孔
300 墓誌
400 墓誌支持部

Claims (6)

  1. 墓石と外柵とを含む墓構造であって、
    前記墓石が、前記外柵上に立設され、
    前記外柵は、
    前記墓石の下方に配設されると共に、内部に納骨室を有する基台部と、
    所定位置に装飾用の花を挿し添えるための花挿用孔が設けられる少なくとも2つの花壇部とを備え、
    前記基台部の幅は、前記墓石の下端幅より狭く、
    前記花壇部は、前記基台部の両サイドに配設され、
    前記基台部と前記花壇部とで、前記墓石を支持することを特徴とする墓構造。
  2. 前記花壇部は、隣接する他の墓の花壇部としても機能する請求項1に記載の墓構造。
  3. さらに、戒名等の情報が刻まれる墓誌を備え、
    前記基台部には、墓誌を配設するための領域が前記墓石の上面前方側に設けられ、
    当該領域に墓誌が設置される請求項1又は2に記載の墓構造。
  4. 前記墓誌は、前記基台部から取り外し可能な状態で設置され、
    前記墓誌には、戒名等の情報が、表裏両面に刻まれる請求項1から3のいずれか一項に記載の墓構造。
  5. 前記墓誌を配設するための領域と、前記墓誌との間に、前記墓誌を支持するための墓誌支持部が配設される請求項1から4のいずれか一項に記載の墓構造。
  6. 墓石と外柵とを含む墓構造であって、
    前記墓石が、前記外柵上に立設され、
    前記外柵は、
    前記墓石を支持すると共に、内部に納骨室を有する基台部と、
    所定位置に装飾用の花を挿し添えるための花挿用孔が設けられる少なくとも2つの花壇部とを備え、
    前記基台部は、前記花壇部を配置するための窪み部を有することを特徴とする墓構造。
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