JP3206658U - 墓構造 - Google Patents

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株式会社松戸家
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Abstract

【課題】一つの墓内に複数の墓使用者に係わる骨壺を同時に収容することができ、且つ墓の共同使用における心理的抵抗を軽減させることができる墓構造を提供する。【解決手段】墓構造10は、区分けされた複数の単位納骨部220を有する納骨部を備え、単位納骨部220は、墓の各使用者に係わる骨壺を専用に収める専用納骨部221と、各々の専用納骨部221内の骨壺の遺骨を移して合祀する合祀納骨部222を含む。【選択図】図2

Description

本考案は、墓碑部と、納骨部とを含む墓構造に関する。
人口の都市集中化等により、日本人の生活様式が大幅に変化し、それに呼応するよう、墓地の所有方法や遺骨の供養形態にも変化が生じている。特に、生活基盤の都市への移行や、それに伴う核家族化によって、従前のような、墓の使用者が、1つの墓地区画を永代にわたって使用する形態ではなく、墓地の経営主体から、墓の使用権の許諾を受け、所定期間経過後、遺骨が他の場所に移され、以後管理者側で永代的に合祀するという使用形態(以下、この使用形態を「永代供養型」と呼ぶ場合がある。)が増えている。
ただし、この永代供養型の墓であっても、個々の墓(墓地区画)は、契約期間中、使用許諾を受けた者の専用の墓として用いられるものもある。これに対して、限られた墓地の敷地内に、より多くの骨壺を収容するため、一つの墓地区画内に、複数の使用者に係わる骨壺を共同で収める形態の墓に対する必要性が高まっている。当該形態の墓構造として、特許文献1に記載の技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術は、所定容積内に複数の遺骨を収容する永代供養墓に関し、この墓内に、内部を水平に仕切る棚板を備えるものであり、前記棚板に、遺骨の収容器を載置する複数の窪みが形成されることを特徴とする。また、棚板真下の地中に、カロートを備え、一定期間経過した遺骨を前記カロートへ移して合祀することを特徴とする。これにより、一つの墓内により多くの遺骨を収容することが可能となる。
特開2013−92044号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、墓内の棚板に、見ず知らずの他の使用者に係る遺骨が、仕切なく載置される構造であり、使用者が、当該墓を参拝する場合、その使用者に係る遺骨と、他の使用者に係る遺骨とを識別することが難しい。そのため、墓の使用者の、当該墓への愛着が薄れる可能性がある。また、これから墓の使用を検討する者にとっては、今後墓内に収められる遺骨が、他の使用者に係る遺骨と仕切なく共同で設置されることに関して、心理的抵抗となる。
上記課題に鑑み、本考案は、一つの墓(墓地区画)内に複数の墓使用者に係わる骨壺を同時に収容することができ、墓の省スペース化を図ることが可能であると共に、墓の使用者毎に納骨スペースが区切られているため、異なる使用者に係わる骨壺同士が、同じスペースに収められる形態の墓と比べて、墓使用における心理的抵抗を軽減させることができる墓構造を提供する。
前記課題を解決するための本考案に係る墓構造は、
戒名等の情報が表示される墓碑部と、骨壺が収められる納骨部とを含み、
前記納骨部は、区分けされた複数の単位納骨部を有し、
前記単位納骨部は、
墓の各使用者に係わる骨壺を専用に収める専用納骨部と、
所定年月経過後に、前記各々の専用納骨部に収められる骨壺の遺骨を移して合祀する合祀納骨部と、
を備えることを特徴とする。
本考案によれば、一つの墓(墓地区画)内に複数の墓使用者に係わる骨壺を同時に収容することができ、墓の省スペース化を図ることが可能であると共に、墓の使用者毎に納骨スペースが区切られているため、異なる使用者に係わる骨壺同士が、同じスペースに収められる形態の墓と比べて、墓使用における心理的抵抗を軽減させることができる墓構造を提供することができる。
本考案の墓構造に係る外観斜視図。 本考案の墓構造に係る内部構造を示す斜視図。 本考案の墓構造に係る単位納骨部の内部構造を示す斜視図。
以下、図面を参照して本考案の望ましい実施形態を詳細に説明する。但し、本考案は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
まず、図1及び図2を参照して、本考案の墓構造に係る実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る墓構造10の外観斜視図、図2は、図1に描かれる墓構造10の内部構造を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本考案の墓構造10は、墓碑部100、納骨部200、石碑部300、供物設置部400等を含む。また、図1に示すように、本実施形態の墓構造10は、墓の省スペース化を図るため、納骨部200(の一部)が地上側に配置される、いわゆる丘カロート式を採用している。ただし、墓の形態は、これに限られるものではない。
墓碑部100は、本実施形態に係る墓構造10に埋葬される死者の戒名等を表示するものである。後述するように、本実施形態に係る墓構造10には、複数の墓使用者に係わる骨壺が収められるため、その使用者の数に応じて複数の墓碑部100が設置される。また、墓碑部100は、後述の納骨部200の上方に配置される。ただし、その配置位置は、これに限られるものではない。
納骨部200は、遺骨が収められた骨壺を収容するためのものである。図2に示すように、コンクリート壁、石壁などの所定の仕切手段210によって、納骨部200は、複数の単位納骨部220に区分けされている。この単位納骨部220毎に、墓の各使用者に係わる骨壺が収容される。これにより、一つの墓内に複数の墓使用者に係わる骨壺を同時に収容することができ、墓の省スペース化を図ることが可能であると共に、墓の使用者毎に納骨スペースが区切られているため、異なる使用者に係わる骨壺同士が、同じスペースに収められる形態の墓と比べて、墓使用における心理的抵抗を軽減させることができる。
また、本実施形態に係る納骨部200は、上下2層構造となっている。すなわち、上層の納骨部200には、前記単位納骨部220のうち、墓の各使用者に係わる骨壺を専用に収める専用納骨部221が配置される。これに対して、下層の納骨部200には、前記単位納骨部220のうち、前記各々の専用納骨部221に収められる骨壺の遺骨を移して合祀する合祀納骨部222が配置される。なお、合祀する形態は、合祀納骨部222に、小さい骨壷若しくは納骨袋に遺骨を収納し、又は容器を設けずに遺骨を直接合祀する形態であってもよい。
所定の墓(墓地区画)の使用期限が定められ、期限が経過すると、その墓内に収められる骨壺の遺骨が、合祀墓に移動し、以後その遺骨を墓地管理者側で管理供養する永代供養型の墓地では、一般的に、合祀墓が、各墓と異なる墓地区画に設置されている。そのため、遺骨が合祀墓に移された後は、年月の経過とともに、墓使用者の遺骨又は墓地への愛着が薄れる傾向が高い。これに対して、本考案に係る墓構造10は、墓の使用期限経過後も、骨壺がそれまでと同じ墓(墓地区画)内に収められているため、使用者の遺骨又は墓地への愛着が希薄化することを軽減させることが可能である。
なお、本実施形態では、上層の専用納骨部221は、地上側に配置されるが、下層の合祀納骨部222は、地下に配置される。ただし、専用納骨部221と合祀納骨部222の配置方法は、これに限られない。また、本実施形態では、納骨部200を上下2層構造としているが、それ以上の多層構造としてもよい。多層構造を採用することで、墓内により多くの単位納骨部220を配置することができ、墓の省スペース化を図ることができる。
ここで、図2に示す、納骨部200に設けられる仕切手段210の全部又は一部は、着脱可能な状態で設置されている。仕切手段210を着脱することによって、使用者の人数に応じて、専用納骨部211の数と広さを調整することができる。
なお、図1に示す正面外壁110についても、着脱可能に設けられている。更に、図2に示す納骨部200の上層と下層とを隔てる上下層仕切手段211も、着脱可能に設けられる。下層の納骨部200(本実施形態では、合祀納骨部222)に骨壺を収める場合は、前記正面外壁110及び上下層仕切手段211の双方を取り外す。これにより、下層の納骨部200へ繋がる空洞が形成され、当該空洞を介して下層の納骨部200へ骨壺の遺骨が移動される。
次に、図3を参照して、各単位納骨部220の構造を説明する。図3(a)は、図2の略中央に位置する合祀納骨部224として使用される単位納骨部220の内部構造を示す斜視図であり、図3(b)は、図2に下部(地中となる部分)の合祀納骨部222として使用される単位納骨部220の内部構造を示す斜視図である。
図3に示すように、各々の単位納骨部220は、骨壺を載置する骨壺載置手段223によって上下スペースが隔てられる。すなわち、単位納骨部220は、多段構造化されている。これにより、一つの単位納骨部220内に、より多くの骨壺を収めることが可能で、墓の省スペースを図ることができる。
図3(a)では、合祀納骨部224として使用される単位納骨部220が3段構造として、図3(b)合祀納骨部222として使用される単位納骨部220が2段構造として、それぞれ描かれているが、各単位納骨部200内の段数は、骨壺載置手段223を着脱することによって調整することができ、さらに、合祀納骨部224を専用納骨部221として利用することも可能である。
なお、図1に示す石碑部300は、本考案に係る墓構造10の外観を整えるためのモニュメントとして用いられるものである。また、供物設置部400は、本考案に係る墓構造10の内部に収められる遺骨への供物を供えるためのものである。ただし、石碑部300及び供物設置部400の設置場所等は、これに限られるものではなく、より一層の省スペース化などの観点から適宜調整され得るものである。
10 墓構造
100 墓碑部
110 正面外壁
200 納骨部
210 仕切手段
220 単位納骨部
221 専用納骨部
222,224 合祀納骨部
223 骨壺載置手段
300 石碑部
400 供物設置部

Claims (4)

  1. 戒名等の情報が表示される墓碑部と、骨壺が収められる納骨部とを含む墓構造であって、
    前記納骨部は、区分けされた複数の単位納骨部を有し、
    前記単位納骨部は、
    墓の各使用者に係わる骨壺を専用に収める専用納骨部と、
    所定年月経過後に、前記各々の専用納骨部に収められる骨壺の遺骨を移して合祀する合祀納骨部と、
    を備えることを特徴とする墓構造。
  2. 前記納骨部は、上下多層構造であり、
    各層のそれぞれに前記単位納骨部が形成される請求項1に記載の墓構造。
  3. 前記納骨部は、上下2層構造であり、
    上層に前記専用納骨部が形成されると共に、
    下層に前記合祀納骨部が形成される請求項1又は2に記載の墓構造。
  4. 前記単位納骨部は、上下多段構造である請求項1から3のいずれか一項に記載の墓構造。
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