JP3179718B2 - 廃ウレタンの減容処理方法及び装置 - Google Patents
廃ウレタンの減容処理方法及び装置Info
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- JP3179718B2 JP3179718B2 JP30900796A JP30900796A JP3179718B2 JP 3179718 B2 JP3179718 B2 JP 3179718B2 JP 30900796 A JP30900796 A JP 30900796A JP 30900796 A JP30900796 A JP 30900796A JP 3179718 B2 JP3179718 B2 JP 3179718B2
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- waste urethane
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡ウレタンを破
砕し、発泡剤を分離した廃ウレタンの処理方法及び処理
装置に関する物である。
砕し、発泡剤を分離した廃ウレタンの処理方法及び処理
装置に関する物である。
【0002】
【従来の技術】従来の廃ウレタンの減容処理方法は、例
えば特開平7−186146号公報に示されるように、
破砕した廃ウレタンをシリンダ内に充填し、相対する2
つのピストンで圧縮し、ウレタン内に残留しているフロ
ンガスを分離する。この例では、破砕ウレタン貯留ホッ
パに廃ウレタンの破砕物が常にある状態を前提にしたも
ので、廃ウレタンの破砕物が微少量になった場合につい
ての具体的な検討が記述されていない。また、排出され
た減容ウレタンの回収についても触れていない。
えば特開平7−186146号公報に示されるように、
破砕した廃ウレタンをシリンダ内に充填し、相対する2
つのピストンで圧縮し、ウレタン内に残留しているフロ
ンガスを分離する。この例では、破砕ウレタン貯留ホッ
パに廃ウレタンの破砕物が常にある状態を前提にしたも
ので、廃ウレタンの破砕物が微少量になった場合につい
ての具体的な検討が記述されていない。また、排出され
た減容ウレタンの回収についても触れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の問題点は、貯留
ホッパに廃ウレタンの破砕物がある状態で圧縮すると、
圧縮力は弾性を持つ破砕物に吸収され、ある圧力で安定
するが、破砕物がない状態、すなわちガスのみを圧縮す
ると、圧縮が進行するに連れ内圧が上昇し、外部へのガ
ス漏洩が発生する原因となり得る。後者は排出されたウ
レタンの処理に対する配慮がなされていない。
ホッパに廃ウレタンの破砕物がある状態で圧縮すると、
圧縮力は弾性を持つ破砕物に吸収され、ある圧力で安定
するが、破砕物がない状態、すなわちガスのみを圧縮す
ると、圧縮が進行するに連れ内圧が上昇し、外部へのガ
ス漏洩が発生する原因となり得る。後者は排出されたウ
レタンの処理に対する配慮がなされていない。
【0004】本発明の目的は、破砕物がない状態での圧
縮による外部へのガス漏洩を防止し、また廃ウレタンの
処理の簡素化を図ることができる廃ウレタンの減容処理
方法及び装置を提供することにある。
縮による外部へのガス漏洩を防止し、また廃ウレタンの
処理の簡素化を図ることができる廃ウレタンの減容処理
方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による減容処理装置では、例えば、発泡ウレ
タンを破砕して発泡ガスを分離する分離手段と、破砕後
の廃ウレタンをピストンで圧縮・減容する減容処理手段
と、該ピストンのストロークを検知する検知手段と、該
検知手段からの検知信号から廃ウレタンの圧縮厚さを認
識し、認識された圧縮厚さが予め定めた所定の値より小
さい場合に前記減容処理手段を停止させる制御手段とが
設けられる。
め、本発明による減容処理装置では、例えば、発泡ウレ
タンを破砕して発泡ガスを分離する分離手段と、破砕後
の廃ウレタンをピストンで圧縮・減容する減容処理手段
と、該ピストンのストロークを検知する検知手段と、該
検知手段からの検知信号から廃ウレタンの圧縮厚さを認
識し、認識された圧縮厚さが予め定めた所定の値より小
さい場合に前記減容処理手段を停止させる制御手段とが
設けられる。
【0006】また、上記減容処理装置において、該ピス
トンのストロークを検知することにより、廃ウレタンの
圧縮厚さを認識し、該減容処理装置の回収容器の位置を
制御することで達成できる。
トンのストロークを検知することにより、廃ウレタンの
圧縮厚さを認識し、該減容処理装置の回収容器の位置を
制御することで達成できる。
【0007】破砕した廃ウレタンはホッパーに入り、ホ
ッパー下の空間に充填される。そして、2機のピストン
のうち主動ピストンを駆動させて廃ウレタンを圧縮し、
廃ウレタン内に残留しているフロンガスを分離し、片方
のピストンを動作させ、両ピストンの間隔を開いて排出
する。この際、主動ピストンのストロークを検出し、廃
ウレタンの圧縮厚さを検知する。検知された厚さは任意
に設定された最低厚さと比較され、最低厚さより大きい
場合、上記動作が繰り返され、廃ウレタンの圧縮厚さが
最低厚さより小さい場合、上記減容処理装置を停止させ
る。一方、再起動信号は該減容処理装置の上流に位置す
る破砕装置の負荷電流が無負荷時の値より高くなった場
合、上記減容処理装置に送信され、上記動作が開始す
る。この事より、破砕物がない状態での圧縮による外部
へのガス漏洩を防止でき、運転コストの低減にも有効で
ある。
ッパー下の空間に充填される。そして、2機のピストン
のうち主動ピストンを駆動させて廃ウレタンを圧縮し、
廃ウレタン内に残留しているフロンガスを分離し、片方
のピストンを動作させ、両ピストンの間隔を開いて排出
する。この際、主動ピストンのストロークを検出し、廃
ウレタンの圧縮厚さを検知する。検知された厚さは任意
に設定された最低厚さと比較され、最低厚さより大きい
場合、上記動作が繰り返され、廃ウレタンの圧縮厚さが
最低厚さより小さい場合、上記減容処理装置を停止させ
る。一方、再起動信号は該減容処理装置の上流に位置す
る破砕装置の負荷電流が無負荷時の値より高くなった場
合、上記減容処理装置に送信され、上記動作が開始す
る。この事より、破砕物がない状態での圧縮による外部
へのガス漏洩を防止でき、運転コストの低減にも有効で
ある。
【0008】また、上記廃ウレタンの処理に関する作用
は以下の通りである。上記減容処理装置で圧縮され、排
出された圧縮ウレタンは搬送装置を経由し、回収容器に
送られる。また、圧縮時のウレタン厚さは記憶され、回
収容器で回収されるまで保持される。一方、回収容器は
容器下部に搬送装置の搬送方向へ移動可能なキャスター
を具備し、容器駆動用ピストンと連結されている。ピス
トンの移動量は、記憶されたウレタンの圧縮厚さと排出
後の膨張係数の積で決定され、ピストンの移動に伴い回
収容器も移動する。この例によれば、シリンダに充填さ
れる廃ウレタンの量に左右されず(量が多:厚さ大、量
が小:厚さ小の関係有り)回収容器の容積を有効に活用
でき、廃ウレタン回収の簡素化が図れる。
は以下の通りである。上記減容処理装置で圧縮され、排
出された圧縮ウレタンは搬送装置を経由し、回収容器に
送られる。また、圧縮時のウレタン厚さは記憶され、回
収容器で回収されるまで保持される。一方、回収容器は
容器下部に搬送装置の搬送方向へ移動可能なキャスター
を具備し、容器駆動用ピストンと連結されている。ピス
トンの移動量は、記憶されたウレタンの圧縮厚さと排出
後の膨張係数の積で決定され、ピストンの移動に伴い回
収容器も移動する。この例によれば、シリンダに充填さ
れる廃ウレタンの量に左右されず(量が多:厚さ大、量
が小:厚さ小の関係有り)回収容器の容積を有効に活用
でき、廃ウレタン回収の簡素化が図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例である廃
ウレタンの減容処理装置を図1により説明する。
ウレタンの減容処理装置を図1により説明する。
【0010】1は廃冷蔵庫を破砕する破砕機、2は破砕
された廃冷蔵庫の構成材料を分別する選別機、3は選別
機2で分別された廃ウレタン、4は廃ウレタン3を供給
する投入ホッパー、5は廃ウレタンを高速回転で粉砕す
る微粉砕機、6は微粉砕機5を駆動させるモータ、7は
廃ウレタン3を微粉砕機5へ供給するスクリューフィー
ダ、8はスクリューフィーダ7を駆動させるモータ、9
は微粉砕機5で微粉砕された微粉砕片、10は微粉砕片
9を貯蔵するタンク、11はタンク10に貯蔵された微
粉砕片9を圧縮・減容する減容処理装置、12は減容処
理装置11の構成要素で微粉砕片9を圧縮・減容する主
シリンダ、13は主シリンダ12と連結された圧縮用の
主動ピストン、14は減容処理装置11の構成要素で主
シリンダ12と対向して配設された従シリンダ、15は
従シリンダ14と連結され廃ウレタン3圧縮時に主動ピ
ストン13と同じ力で逆方向からウレタンを圧縮する従
動ピストン、16は主・従シリンダ12、14を駆動さ
せる駆動装置、17は減容処理装置11の構成要素で主
・従シリンダ及び主・従動ピストンを支持するケーシン
グ、18は主動ピストン13のストロークに同期し可動
する反射板、19はケーシング17に固定され、反射板
18と対向して設置される距離センサ、20は距離セン
サの信号をもとに破砕機1、モータ6、8、駆動装置1
6を制御する制御装置、21は微粉砕片9が圧縮された
圧縮成形品、22は減容処理装置11の構成要素である
回収容器である。
された廃冷蔵庫の構成材料を分別する選別機、3は選別
機2で分別された廃ウレタン、4は廃ウレタン3を供給
する投入ホッパー、5は廃ウレタンを高速回転で粉砕す
る微粉砕機、6は微粉砕機5を駆動させるモータ、7は
廃ウレタン3を微粉砕機5へ供給するスクリューフィー
ダ、8はスクリューフィーダ7を駆動させるモータ、9
は微粉砕機5で微粉砕された微粉砕片、10は微粉砕片
9を貯蔵するタンク、11はタンク10に貯蔵された微
粉砕片9を圧縮・減容する減容処理装置、12は減容処
理装置11の構成要素で微粉砕片9を圧縮・減容する主
シリンダ、13は主シリンダ12と連結された圧縮用の
主動ピストン、14は減容処理装置11の構成要素で主
シリンダ12と対向して配設された従シリンダ、15は
従シリンダ14と連結され廃ウレタン3圧縮時に主動ピ
ストン13と同じ力で逆方向からウレタンを圧縮する従
動ピストン、16は主・従シリンダ12、14を駆動さ
せる駆動装置、17は減容処理装置11の構成要素で主
・従シリンダ及び主・従動ピストンを支持するケーシン
グ、18は主動ピストン13のストロークに同期し可動
する反射板、19はケーシング17に固定され、反射板
18と対向して設置される距離センサ、20は距離セン
サの信号をもとに破砕機1、モータ6、8、駆動装置1
6を制御する制御装置、21は微粉砕片9が圧縮された
圧縮成形品、22は減容処理装置11の構成要素である
回収容器である。
【0011】次に本実施例の動作を説明する。破砕機1
及び選別機2で回収された廃ウレタン3は投入ホッパ4
より供給され、微粉砕機5の方向へ、駆動モータ8の動
力で駆動するスクリューフィーダ7により供給する。供
給された廃ウレタン3は駆動モータ6の動力で高速回転
する微粉砕機5で粉砕され、粉砕された微粉砕片9はタ
ンク10に貯蔵後、気密性のある減容処理装置11で圧
縮・減容され外部へ排出し、回収容器22で回収され
る。減容処理装置11の動作は次の通りである。微粉砕
片9はタンク10を経由して、ケーシング17の空間
の、主シリンダ12と連結された圧縮用の主動ピストン
13と、従シリンダ14と連結され主動ピストン13と
対向して配設された従動ピストン15の間に貯蔵され
る。駆動装置16により主シリンダ12が駆動され、主
動ピストン13が動作する(図位置になるまで移動)。
同様に、駆動装置16により従シリンダ14が駆動さ
れ、主動ピストン13と逆方向に従動ピストン15が動
作し、ケーシング17を密閉する(図位置)。微粉砕片
9は主動ピストン13と従動ピストン15の間で圧縮・
保持され、微粉砕片中に含有される発泡ガス及び粒子間
のガスが密閉空間内に排気される(図位置)。この際、
主動ピストン13のストロークをケーシング17に固定
された距離センサ19と主動ピストン13と同期し動作
する反射板18により検出する。一方、距離センサ19
で検出された距離は随時、制御装置20へ送信される。
制御装置20は距離センサ19の信号がある一定時間保
持された数値、すなわち圧縮成形品21の厚みと任意に
設定された最低厚さを比較し、その結果により次動作の
有無を判断する。例えば、圧縮成形品21の厚さが最低
厚さより大きい場合、次動作として、従動ピストン15
は密閉空間を開放するよう動作(図中右方向に移動)
し、主動ピストン13は圧縮成形品21を外部へ廃棄す
る。その後、従動ピストン15がケーシング17を密閉
する方向へ動作する一方、主動ピストン13はタンク1
0下部の空間を開放する方向へ移動(図中左方向)し、
圧縮・開放の動作を繰り返す。また、圧縮成形品21の
厚さが最低厚さより小さい場合、次動作として、従動ピ
ストン15がケーシング17を密閉した状態で、主動ピ
ストン13はタンク10下部の空間を開放する方向へ移
動(図中左方向)し、本開放動作が終了後停止する。更
に、再起動信号は減容処理装置11の上流に位置する破
砕機1或は微粉砕機5の負荷電流が無負荷時の値より高
くなった場合、すなわち破砕が開始された時点で制御装
置20に送信され、減容処理装置11が上記動作を開始
する。この事より、破砕物がない状態での圧縮による外
部へのガス漏洩を防止でき、運転コストの低減にも有効
である。
及び選別機2で回収された廃ウレタン3は投入ホッパ4
より供給され、微粉砕機5の方向へ、駆動モータ8の動
力で駆動するスクリューフィーダ7により供給する。供
給された廃ウレタン3は駆動モータ6の動力で高速回転
する微粉砕機5で粉砕され、粉砕された微粉砕片9はタ
ンク10に貯蔵後、気密性のある減容処理装置11で圧
縮・減容され外部へ排出し、回収容器22で回収され
る。減容処理装置11の動作は次の通りである。微粉砕
片9はタンク10を経由して、ケーシング17の空間
の、主シリンダ12と連結された圧縮用の主動ピストン
13と、従シリンダ14と連結され主動ピストン13と
対向して配設された従動ピストン15の間に貯蔵され
る。駆動装置16により主シリンダ12が駆動され、主
動ピストン13が動作する(図位置になるまで移動)。
同様に、駆動装置16により従シリンダ14が駆動さ
れ、主動ピストン13と逆方向に従動ピストン15が動
作し、ケーシング17を密閉する(図位置)。微粉砕片
9は主動ピストン13と従動ピストン15の間で圧縮・
保持され、微粉砕片中に含有される発泡ガス及び粒子間
のガスが密閉空間内に排気される(図位置)。この際、
主動ピストン13のストロークをケーシング17に固定
された距離センサ19と主動ピストン13と同期し動作
する反射板18により検出する。一方、距離センサ19
で検出された距離は随時、制御装置20へ送信される。
制御装置20は距離センサ19の信号がある一定時間保
持された数値、すなわち圧縮成形品21の厚みと任意に
設定された最低厚さを比較し、その結果により次動作の
有無を判断する。例えば、圧縮成形品21の厚さが最低
厚さより大きい場合、次動作として、従動ピストン15
は密閉空間を開放するよう動作(図中右方向に移動)
し、主動ピストン13は圧縮成形品21を外部へ廃棄す
る。その後、従動ピストン15がケーシング17を密閉
する方向へ動作する一方、主動ピストン13はタンク1
0下部の空間を開放する方向へ移動(図中左方向)し、
圧縮・開放の動作を繰り返す。また、圧縮成形品21の
厚さが最低厚さより小さい場合、次動作として、従動ピ
ストン15がケーシング17を密閉した状態で、主動ピ
ストン13はタンク10下部の空間を開放する方向へ移
動(図中左方向)し、本開放動作が終了後停止する。更
に、再起動信号は減容処理装置11の上流に位置する破
砕機1或は微粉砕機5の負荷電流が無負荷時の値より高
くなった場合、すなわち破砕が開始された時点で制御装
置20に送信され、減容処理装置11が上記動作を開始
する。この事より、破砕物がない状態での圧縮による外
部へのガス漏洩を防止でき、運転コストの低減にも有効
である。
【0012】次に、本発明の他の実施例である廃ウレタ
ンの減容処理装置を図2により説明する。
ンの減容処理装置を図2により説明する。
【0013】23は排出された圧縮成形品21を搬送す
る搬送装置、24は搬送装置23で搬送された圧縮成形
品21を回収するキャスター付き回収容器、25は回収
容器24の上下方向の変位を検知する変位センサ、26
は回収容器24と連結された容器駆動用ピストン、27
は容器駆動用ピストン26の移動量を制御する制御装
置、その他の符号は図1の実施例と同様である。以下、
本実施例の動作を説明する。
る搬送装置、24は搬送装置23で搬送された圧縮成形
品21を回収するキャスター付き回収容器、25は回収
容器24の上下方向の変位を検知する変位センサ、26
は回収容器24と連結された容器駆動用ピストン、27
は容器駆動用ピストン26の移動量を制御する制御装
置、その他の符号は図1の実施例と同様である。以下、
本実施例の動作を説明する。
【0014】減容処理装置11で圧縮され、排出された
圧縮成形品21は搬送装置23を経由し、回収容器24
に送られる。一方、圧縮時の成形品厚さは図1の実施例
と同様に、主動ピストン13のストロークをケーシング
17に固定された距離センサ19と主動ピストン13と
同期し動作する反射板18により検出し、制御装置27
へ送信・記憶され、圧縮成形品21が回収容器24で回
収されるまで保持される。また、回収容器24は容器下
部に搬送装置23の搬送方向へ移動可能なキャスターを
具備し、容器駆動用ピストン26と連結されている。ピ
ストンの移動量は、記憶された圧縮成形品21の厚さと
排出後の膨張係数の積で決定され、ピストンの移動に伴
い回収容器24も移動する。回収判定は、圧縮成形品2
1の落下振動を、回収容器24へ付設された上下方向の
変位を検知する変位センサ25の信号で行い、制御装置
27の記憶を解除する。
圧縮成形品21は搬送装置23を経由し、回収容器24
に送られる。一方、圧縮時の成形品厚さは図1の実施例
と同様に、主動ピストン13のストロークをケーシング
17に固定された距離センサ19と主動ピストン13と
同期し動作する反射板18により検出し、制御装置27
へ送信・記憶され、圧縮成形品21が回収容器24で回
収されるまで保持される。また、回収容器24は容器下
部に搬送装置23の搬送方向へ移動可能なキャスターを
具備し、容器駆動用ピストン26と連結されている。ピ
ストンの移動量は、記憶された圧縮成形品21の厚さと
排出後の膨張係数の積で決定され、ピストンの移動に伴
い回収容器24も移動する。回収判定は、圧縮成形品2
1の落下振動を、回収容器24へ付設された上下方向の
変位を検知する変位センサ25の信号で行い、制御装置
27の記憶を解除する。
【0015】この例によれば、シリンダに充填される廃
ウレタンの量に左右されず(量が多:厚さ大、量が小:
厚さ小の関係有り)回収容器の容積を有効に活用でき、
廃ウレタン回収の簡素化が図れる。
ウレタンの量に左右されず(量が多:厚さ大、量が小:
厚さ小の関係有り)回収容器の容積を有効に活用でき、
廃ウレタン回収の簡素化が図れる。
【0016】
【発明の効果】本発明の実施例によれば、破砕物がない
状態での圧縮による外部へのガス漏洩を防止し、また廃
ウレタンの処理の簡素化を図ることができる。
状態での圧縮による外部へのガス漏洩を防止し、また廃
ウレタンの処理の簡素化を図ることができる。
【図1】本発明による廃ウレタンの減容処理装置の一実
施例を示す構成図である。
施例を示す構成図である。
【図2】本発明による廃ウレタンの減容処理装置の他の
実施例を示す構成図である。
実施例を示す構成図である。
1…破砕機、2…選別機、3…廃ウレタン、4…投入ホ
ッパー、5…微粉砕機、7…スクリューフィーダ、9…
微粉砕片、10…タンク、11…減容処理装置、12…
主シリンダ、13…主動ピストン、14…従シリンダ、
15…従動ピストン、16…駆動装置、17…ケーシン
グ、18…反射板、19…距離センサ、20…制御装
置、21…圧縮成形品、22…回収容器、23…搬送装
置、24…回収容器、25…変位センサ、26…容器駆
動用ピストン、27…制御装置。
ッパー、5…微粉砕機、7…スクリューフィーダ、9…
微粉砕片、10…タンク、11…減容処理装置、12…
主シリンダ、13…主動ピストン、14…従シリンダ、
15…従動ピストン、16…駆動装置、17…ケーシン
グ、18…反射板、19…距離センサ、20…制御装
置、21…圧縮成形品、22…回収容器、23…搬送装
置、24…回収容器、25…変位センサ、26…容器駆
動用ピストン、27…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 義之 山口県下松市大字東豊井794番地 株式 会社 日立製作所 笠戸工場内 (56)参考文献 特開 平8−85114(JP,A) 特開 平7−232153(JP,A) 特開 平7−186146(JP,A) 特開 平9−164380(JP,A) 特開 平8−67764(JP,A) 特開 平7−232325(JP,A) 特開 平7−232154(JP,A) 特開 平7−186145(JP,A) 特開 平7−186144(JP,A) 実開 平6−45713(JP,U) 特表 平9−503545(JP,A) 特表 平3−500857(JP,A) 米国特許4531950(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 17/00 - 17/02 B09B 3/00 301 - 5/00
Claims (4)
- 【請求項1】発泡ウレタンを破砕して発泡ガスを分離
し、破砕後の廃ウレタンを圧縮・減容する方法におい
て、廃ウレタンの圧縮厚さを検知し、検知された圧縮厚
さが予め定めた所定の値より小さい場合に廃ウレタン減
容処理装置を停止させることを特徴とする廃ウレタンの
減容処理方法。 - 【請求項2】発泡ウレタンを破砕して発泡ガスを分離す
る分離手段と、破砕後の廃ウレタンをピストンで圧縮・
減容する減容処理手段と、該ピストンのストロークを検
知する検知手段と、該検知手段からの検知信号から廃ウ
レタンの圧縮厚さを認識し、認識された圧縮厚さが予め
定めた所定の値より小さい場合に前記減容処理手段を停
止させる制御手段とからなることを特徴とする廃ウレタ
ンの減容処理装置。 - 【請求項3】請求項2記載の減容処理装置において、前
記減容処理手段の起動を前記減容処理装置の上流に位置
する破砕用モータの負荷電流により制御することを特徴
とする廃ウレタンの減容処理装置。 - 【請求項4】請求項2記載の減容処理装置において、前
記検知信号により、圧縮した廃ウレタンの回収容器を移
動させる移動手段をさらに設けることを特徴とする廃ウ
レタンの回収装置。
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JP30900796A JP3179718B2 (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 廃ウレタンの減容処理方法及び装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10146831A JPH10146831A (ja) | 1998-06-02 |
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JP (1) | JP3179718B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019198889A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 慈渓市華権智能科技有限公司 | 廃棄ストロー処理装置 |
JP2019198890A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 寧波▲ぎん▼州夢繞箱包有限公司 | 廃棄ストローの圧縮回収装置 |
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1996
- 1996-11-20 JP JP30900796A patent/JP3179718B2/ja not_active Expired - Fee Related
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