JP3179611B2 - 不純物の分析のための圧縮ガスの導入及び制御方法 - Google Patents

不純物の分析のための圧縮ガスの導入及び制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それを用いて圧縮ガス
中に見られる粒子の正確な分析を可能とするシステム及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粒子濃度を定量化し、シリンダ−ガス中
の粒子濃度を実証する必要性が、長い間あった。シリン
ダ−ガス中の粒子含有物の許容すべきレベルは、SEM
I及びそれ以外の場所において評価され続けているが、
主たる問題は正確で意味のあるデ−タを得るための適当
な方法の選択である。
【0003】そのための粒子規格が存在するバルクガス
のパイプラインから粒子をサンプリングするための適当
な技術を確立する上で、かなりの努力が費やされてき
た。しかし、圧縮されたシリンダ−ガス中の真の粒子含
量を明確にすることは、幾つかの理由から困難であっ
た。第1に、シリンダ−全圧は、典型的にはパイプライ
ンのそれの20倍であり、粒子のサンプリングのための
圧力の減少をより困難な仕事としている。更に、パイプ
ラインに対抗し、ガスシリンダ−内の圧力は、多くの点
で検出された粒子に影響を与える使用法により減少す
る。結果として、パイプラインガスのために採用される
サンプリング技術は、シリンダ−ガスには直接適用出来
ない。シリンダ−ガス圧の減少に関連するサンプリング
技術がある。例えば、広く採用されている圧力レギュレ
−タ−は、小さい粒子の源であり、大きい粒子の巣窟で
ある。米国エ−ルリキ−ド社のWang及びKaspe
rによる文献「Factors Affecting
Particle Content in High−
Pressure Cyrindaer Gases」
は、圧力減少手段及び並列の2つの粒子カウンタからな
る圧縮シリンダガスのための粒子分析システムの使用を
教えている。PMSからのレ−ザ粒子カウンタ(型LA
S−X)及びTSIからの凝縮粒子カウンタ(376
0)が採用されている。しかし、本発明の前には、圧縮
ガスのための不純物の分析を行なうための、容易な、複
雑ではない方法を妨げる多くの粒子妨害物が残留する。
【0004】最近、(3,000psiまでの)高圧の
環境の下で粒子をカウントし得る粒子センサ−が市販さ
れるようになった(PMS−CGS、HIAC−ROY
CO5400)。これにより、圧力減少の必要性及びそ
れに伴う問題が除かれる。しかし、これらの装置の使用
は、ガスの導入と流れの制御の追加の問題に導く。ガス
の導入の問題に関しては、不純物センサ−へのシリンダ
ガスの直接の導入は、100ないし3,000psiの
範囲の初期圧力パルスを伴う。初期圧力パルスにより発
生した汚染物は、しばしば不純物センサ−を汚染し、そ
の操作を実施不能とする。初期過度圧力により生じた汚
染物を防止するための方法への必要性がある。流れの制
御の問題については、ガスシリンダは限られた量のガス
を含み、シリンダの圧力はガスの消費とともに減少す
る。一定の滞留時間を必要とするセンサの場合、シリン
ダの圧力変化と調和させるために、質量流量コントロ−
ラ−の連続制御が必要である。変化する圧力のガスの一
定の体積流量を維持する装置への必要がある。
【0005】更に、多くの不純物センサ−は、正確な測
定を行なうために、装置の検出容積内の一定の滞留時間
を必要とする。換言すると、その操作圧力に独立して、
一定の体積流量を必要とする。体積流量を質量流量に変
換するために簡単な変換係数を使用することが出来るの
で、この型のセンサ−のための流量制御は、そのセンサ
−が固定された圧力で操作されるならば、ありふれたも
のである。しかし、ガスサンプルの圧力が時間とともに
変化するならば−これはシリンダガスの特徴であるが
−、質量流量コントロ−ラ−またはロ−タメ−タのよう
な一般に使用される流量制御装置が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、本発明の
目的は、容易に換算出来る、効果的な方法で、圧縮シリ
ンダガスの真の粒子含有量を決定するシステムを提供す
ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、以下の説明及び添付
図面を考慮したときに、容易に認識し得るであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮ガスから
の粒子を分析するシステムを含む。このシステムは、圧
縮ガス源、ガス内の粒子汚染物を測定するためのセンサ
−手段、及びシステムの圧力バランスをとるための手段
を具備する。
【0009】このシステムの圧力バランスコンポ−ネン
トは、前記圧縮ガス源と前記センサ−手段との間に位置
する第1のバルブ手段、ガスをシステムに導入するため
の第2のバルブ手段、及び第2のバルブ手段の下流に位
置し、原料ガス内の、及び/又は上流のコンポ−ネント
により導入された粒子汚染物を実質的に除去し、粒子を
含まない戻し充填を可能とするフィルタ−手段を具備す
る。このシステムからのガスの排出を制御するための第
3のバルブ手段が、フィルタ−手段の下流に位置してい
る。第1のバルブ手段を横切って圧力平衡があるまで、
センサ−にガスを戻し充填するための限流オリフィス
が、前記フィルタ−手段とセンサ−手段との間に位置し
ている。同じ限流オリフィスはまた、サンプリング中の
流量制御のための手段を提供する。
【0010】本発明は、更に、圧縮ガスからの粒子を分
析するための上述のシステムを採用する方法を含む。
【0011】
【実施例】添付図面1及び2は、本発明を実施するため
のシステムとして有用な形態の例示を示すものである。
加圧下で数百cc/分までの低い流量で有用なセンサ−
の場合には、図1に示す配置が最も適当であり、この配
置では、戻し充填及びサンプリングを制御するために、
通常の限流オリフィスが採用されている。これに対し、
高流量を必要とするセンサ−を採用するときには、図2
に示す配置が最も適当であり、この配置では、戻し充填
を制御するために限流オリフィスが採用され、比較的大
きいサンプリング流量を制御するためにニ−ドルバルブ
が採用されている。
【0012】再び図1に戻ると、そのようなシステムを
採用する上で2つの操作モ−ド、即ちパ−ジモ−ドとサ
ンプルモ−ドとが含まれる。パ−ジモ−ドでは、システ
ムの完全なパ−ジのためには2つの流路が利用される。
第1の流路は、バルブ1、不純物センサ−8、オリフィ
ス7、圧力ゲ−ジ4、ニ−ドルバルブ5、及び流量計6
を具備している。第1の流路の流量はオリフィス7によ
り制御され、体積流量は流量計6により示される。
【0013】図1の第2の流路は、バルブ2、フィルタ
−3、圧力ゲ−ジ4、ニ−ドルバルブ5、及び流量計6
を具備している。第2の流路の流量はニ−ドルバルブ5
により制御され、それは、フィルタ−3の大きな表面積
が大きなパ−ジ流れを必要とするので、通常第1の流路
の流量より大きい。
【0014】それぞれの流路は、パ−ジガス11によ
り、連続して又は同時に、最初にパ−ジされることが考
えられる。パ−ジガスは、精製され、濾過されるべきで
あり、窒素、アルゴン、ヘリウムのような不活性ガスを
含む。
【0015】ガスのサンプリングが開始される前に、圧
力バランスを確立することが意図される。そうする場
合、センサ−へのガスの流れを制御するバルブ1が最初
に閉ざされる。シリンダ圧にある原料ガス10が戻り充
填脚(レッグ)に導入される。バルブ1が閉ざされてい
るため、センサ−は、シリンダ原料ガス10により導入
された圧力の急激な変化から分離され、またバルブ2の
下流にフィルタ−3が採用されるので、バルブ2により
導入された汚染物から分離される。
【0016】圧力バランス段階中には、原料ガスの流れ
の多くは、ニ−ドルバルブ5により制御される流量で、
系から排出される。この流量は、例えば質量流量計また
はロ−タメ−タ−のような流量計により示される。ニ−
ドルバルブ5の上流にある圧力ゲ−ジ4は、ユ−ザ−に
原料ガス10の圧力を提供する。
【0017】圧力バランスプロセス中には、原料ガス1
0の流れが、サンプリング脚に戻し充填するために限流
オリフィス7を通される。戻し充填は、制御バルブ1の
両側の圧力が均衡を保つまで続行される。圧力バランス
に達するに必要な時間は、直接の測定又は計算により決
定することが出来る。直接の測定は、制御バルブ1を横
切って位置する差圧ゲ−ジ9を採用することにより達成
される。しかし、差圧ゲ−ジの設置は、センサ−の直前
にデッドスペ−スを導入する。このデッドスペ−スは、
パ−ジするために厄介な手順を必要とする。或いは、下
記の[数1]に示す式(1)により表わされる半経験式
により、圧力バランスに達するに必要な時間を推算する
ことが出来る。
【0018】
【数7】 t=戻し充填に必要な時間(分) F=1.5(経験的な定数) V=限流オリフィス7と制御バルブ1との間の全内部体
積(cc) T=温度(K) D=オリフィス径(μm) C=個々のオルフィスに応じて0.8〜1.0の排出係
数 G=下記[数8]に示す式(2)により表わされるガス
パラメ−タ
【数8】 K及びMは、それぞれ熱容量比及びガスの分子量(g/
モル)である。
【0019】戻し充填に割り当てられた時間は、上記式
からの計算値より大きくなければならない。
【0020】戻し充填により圧力バランスに到達した
後、サンプリング脚のための制御バルブ1を開とし、、
戻し充填脚のための制御バルブ2を閉とすることによ
り、サンプリングを開始することが出来る。原料ガス1
0の流れは原料ガスと同一の圧力でセンサ−8に向けら
れ、流れは限流オリフィス7により制御される。好まし
い態様では、限流はセンサ−を通るサンプリング流を制
御するために使用することが出来る。オリフィスの径
は、下記[数9]に示す式(3)により、センサ−の比
滞留時間により決定される。
【0021】
【数9】 s =センサ−の内部体積(cc) ts =センサ−の比滞留時間(分) 上述の関係は、ガス圧に依存しない。換言すると、たと
え原料ガスの圧力が時間とともに変化しても、与えられ
たセンサ−に対しては単一のオリフィスを用いることが
出来る。センサ−8を通る原料ガス10の実際の流量
は、明らかに圧力の現象とともに減少する。ある特定の
時間における流量は、単に流量計6を参照することによ
り決定することが出来る。全サンプル体積は、示された
流量をサンプリング期間にわたって積分することによ
り、容易に得ることが出来る。もし流量計が利用出来る
ならば、全サンプル体積は下記[数10]に示す式
(4)により計算することが出来る。
【0022】
【数10】 T =全サンプル体積(cc) Pi 及びPf =初期及び最終の圧力(psia) s=サンプリング間隔(秒) 既に述べたように、図2は、原料ガス12からの高流量
で最適に用いられる本システムの他の形態示す。
【0023】ここでも、図2は、パ−ジモ−ドとサンプ
ルモ−ドとを提供する。パ−ジモ−ドでは、システムの
完全なパ−ジのためには2つの流路が利用される。第1
の流路は、バルブ15、不純物センサ−18、圧力ゲ−
ジ19、ニ−ドルバルブ20、及び流量計6を具備して
いる。第2の流路の流れは、バルブ手段4、フィルタ−
16、限流オリフィス17、センサ−18、圧力ゲ−ジ
19、ニ−ドルバルブ20、及び流量計21を具備して
いる。
【0024】前の例と同様に、両方の流路は、例えば窒
素、アルゴン、ヘリウムのようなパ−ジガス13によ
り、連続して又は同時にパ−ジされ得る。
【0025】図2のシステムを圧力バランスさせる場
合、第1のバルブ手段が閉ざされる。そのようなものと
して、シリンダ圧力にある原料ガス12は、第2のバル
ブ手段を介して戻し充填脚14に導入される。バルブ1
4により導入される汚染物は、バルブの下流にあるフィ
ルタ−16により除去される。大きな圧力変動がセンサ
−18に悪影響を及ぼすことが防止され、そのため原料
ガス12は、センサ−18に到達する前に限流オリフィ
ス17を通らなければならない。限流オリフィス17及
びセンサ−18を通る原料ガス12の圧力は、流量計を
参照することによって決定することが出来る。
【0026】ガス源12からのガスは限流オリフィス1
7を通るので、サンプリング脚は戻し充填される。この
条件は、バルブ手段15の両側の圧力が平衡に達するま
で続行する。図1のシステムに関する場合のように、圧
力バランスに到達するに必要な時間は、直接の測定又は
計算のいずれかにより決定することが出来る。直接の測
定は、第1のバルブ手段15にまたがる差圧ゲ−ジ(図
示せず)により達成される。しかし、差圧ゲ−ジの設置
は、センサ−の直前にデッドスペ−スを生ぜしめ、この
デッドスペ−スは、パ−ジに複雑な手順を必要とする。
別の方法は、圧力バランスに到達するに必要な時間を、
半経験式(1)により推定することである。
【0027】圧力バランスが戻し充填により達成された
後、第1のバルブ15を開け、第2のバルブ14を閉と
することにより、サンプリングを開始することが可能で
ある。流れは、原料ガスと同一の圧力でセンサ−18に
向けられ、原料ガス12の流れは、ニ−ドルバルブ20
により制御され、流量計21により観察される。しか
し、図1のシステムとは異なり、原料ガス12の流れ
は、第1のバルブ手段15にわたる圧力バランスが達成
された後に、オリフィス17に向けられる。
【0028】効果的な戻し充填により達成された利点
は、図3を参照することにより確認された。高圧粒子セ
ンサ−(PMS−CGS)は、図1と類似の流れ制御シ
ステムに接続されている。戻し充填が行われないとき、
初期の圧力パルスにより発生した粒子は、粒子センサ−
を汚染し、かなり高い疑似カウントを与えることが観察
された。
【0029】戻し充填が2分間行われたとき、初期の粒
子カウントは減少するが、センサ−の汚染の問題は残
る。これに対し、戻し充填が10分間行われると、その
結果、圧力バランスが達成され、疑似カウントよりも少
なくとも2桁小さい真の粒子カウントが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するシステムの一例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明を実施するシステムの他の例を示すブロ
ック図。
【図3】サンプリング時間と粒子数との関係を示すグラ
フ図。
【符号の説明】
1,2,14,15…バルブ、 3,16…フィルタ−、 4,19…圧力ゲ−ジ、 5,20…ニ−ドルバルブ、 6,21…流量計、 7,17…オリフィス、 8,18…不純物センサ−、 9,19…圧力ゲ−ジ、 10,12…ガス源、 11,13…パ−ジガス。
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ユディシャス アメリカ合衆国、イリノイ州 60516、 シカゴ、サウス・モザート 7115 (56)参考文献 特開 平2−98652(JP,A) 特開 平2−298302(JP,A) 特開 平3−115831(JP,A) 特開 平1−237434(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 15/00 G01N 15/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮ガスからの粒子を分析するシステム
    であって、このシステムは、前記ガス内の粒子不純物を
    測定するためのセンサ−手段、及び前記システムの圧力
    バランスをとるための手段を具備し、このシステムの圧
    力バランスをとるための手段は、前記圧縮ガス源と前記
    センサ−手段との間に位置する第1のバルブ手段、前記
    ガスを前記システムに導入するための第2のバルブ手
    段、第2のバルブ手段の下流に位置し、前記原料ガス内
    の、及び/又は上流のコンポ−ネントにより導入された
    粒子汚染物を実質的に除去するためのフィルタ−手段、
    このフィルタ−手段の下流に位置し、前記システムから
    のガスの排出を制御するための第3のバルブ手段、及び
    前記フィルタ−手段とセンサ−手段との間に位置し、前
    記第1のバルブ手段を横切って圧力平衡があるまで、前
    記センサ−にガスを戻し充填するための限流オリフィス
    を具備することを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のバルブ手段を横切って位置
    し、ガス圧が前記第1のバルブ手段を横切って均一化さ
    れた時を決定し、それによって前記センサ−への前記ガ
    スの戻し充填が完了する差圧ゲ−ジを更に具備する請求
    項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記第3のバルブ手段の下流に流量計を
    更に具備する請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記限流オリフィスの径は、下記[数
    1]に示す式により決定される請求項1ないし3のいず
    れか1項に記載のシステム。 【数1】 式中、 D=オリフィス径(μm) C=個々のオルフィスに応じて0.8〜1.0の流量係
    数 G=下記[数2]に示す式により表わされるガスパラメ
    −タ 【数2】 K及びM=それぞれ熱容量比及びガスの分子量(g/モ
    ル) Vs =センサ−の内部体積(cc) T=温度(K) ts =センサ−の比滞留時間(分)
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のバルブ手段の上流に
    位置するパ−ジガス源を更に具備する請求項1ないし4
    のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記パ−ジガスは、N2 、Ar、及びH
    eからなる群から選択されたものである請求項5に記載
    のシステム。
  7. 【請求項7】 圧縮ガス源をシステムに導入する工程を
    具備する圧縮ガスの粒子濃度を分析する方法であって、
    前記システムはガス内の粒子濃度を測定するセンサ−手
    段及び前記システムの圧力バランスをとるための手段を
    具備し、このシステムの圧力バランスをとるための手段
    は、前記圧縮ガス源と前記センサ−手段との間に位置す
    る第1のバルブ手段、前記ガスを前記システムに導入す
    るための第2のバルブ手段、第2のバルブ手段の下流に
    位置し、前記原料ガス内の、及び/又は上流のコンポ−
    ネントにより導入された粒子汚染物を実質的に除去する
    ためのフィルタ−手段、このフィルタ−手段の下流に位
    置し、前記システムからのガスの排出を制御するための
    第3のバルブ手段、及び前記フィルタ−手段とセンサ−
    手段との間に位置し、前記第1のバルブ手段を横切って
    圧力平衡があるまで、前記センサ−にガスを戻し充填す
    るための限流オリフィスを具備し、前記方法は、前記第
    1のバルブが閉ざされている間、前記圧縮ガスを導入す
    る工程、前記圧縮ガスを前記第2のバルブ手段、前記第
    3のバルブ手段が閉ざされている間、前記第1のバルブ
    手段を横切る圧力を均一化するに充分な時間、フィルタ
    −手段及び限流オリフィスに通す工程、前記第1のバル
    ブ手段を横切る圧力が均一化すると直ちに、前記第1の
    バルブ手段及び第2のバルブ手段を開とし、それによっ
    て、前記第3のバルブ手段を通して前記システムから追
    い出される前に前記圧縮ガスを前記センサ−手段及び限
    流オリフィスに通すことを可能とする工程を具備する方
    法。
  8. 【請求項8】 前記圧縮ガスの初期の導入前又はそれと
    同時に、パ−ジガスが最初に前記システムに導入される
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 パ−ジガスは、N2 、Ar、及びHeか
    らなる群から選択されたものである請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記限流オリフィスの径は、下記[数
    3]に示す式により決定される請求項7ないし9のいず
    れか1項に記載の方法。 【数3】 式中、 D=オリフィス径(μm) C=個々のオルフィスに応じて0.8〜1.0の流量係
    数 G=下記[数4]に示す式により表わされるガスパラメ
    −タ 【数4】 K及びM=それぞれ熱容量比及びガスの分子量(g/モ
    ル) Vs =センサ−の内部体積(cc) T=温度(K) ts =センサ−の比滞留時間(分)
  11. 【請求項11】 システムの圧力バランスに到達するに
    必要な時間は、下記[数5]に示す半経験式により表さ
    れる請求項7ないし10のいずれか1項に記載の方法。 【数5】 t=戻し充填に必要な時間(分) F=1.5(経験的な定数) V=限流オリフィス7と制御バルブ1との間の全内部体
    積(cc) T=温度(K) D=オリフィス径(μm) C=個々のオルフィスに応じて0.8〜1.0の排出係
    数 G=下記[数6]に示す式により表わされるガスパラメ
    −タ 【数6】 K及びMは、それぞれ熱容量比及びガスの分子量(g/
    モル)
  12. 【請求項12】 前記限流オリフィスは、前記センサ−
    を通るサンプリング流れを制御するために採用される請
    求項11に記載の方法。
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