JP3178963U - フィッシュグリップ - Google Patents

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峰之 桑名
保宏 川越
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株式会社Ray−Zest
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【課題】魚を容易且つ確実に挟持することができるフィッシュグリップを提供する。
【解決手段】基端側に把持部10aを有するベース部材10と、ベース部材10に回動軸22を介して回動可能に支持され回動軸22を挟んで基端側に操作部24を有し先端側に挟持部26を有する可動部材20と、ベース部材10に支持され先端側に挟持部36を備える保持部材30と、可動部材20と保持部材30との間に付勢力を生じさせるばね部材40とを備え、ばね部材40の付勢力により可動部材20および保持部材30の挟持部26,36同士が閉じられ、前記付勢力に抗した操作部24の操作により挟持部26,36間を拡げることが可能なフィッシュグリップ1であって、保持部材30は、ベース部材10に回動可能に支持され、保持部材30の回動範囲を、可動部材20の回動範囲よりも小さくなるように規制する規制部材35が、ベース部材10に固定されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、魚の口を挟持するフィッシュグリップに関する。
釣り上げた魚から釣針を外す等の作業を容易にするため、魚の下顎を挟んで持ち上げることができるフィッシュグリップが従来から知られている。例えば、特許文献1に開示されたフィッシュグリップは、ツールバーの基端側に回動可能に連結されたグリップを備えており、ツールバーの先端側にわに口が設けられている。わに口は、ツールバーに固定された固定爪と、ツールバーに回動可能に設けられた可動爪とを備えており、スプリング(図示せず)の付勢力により可動爪が固定爪に押し付けられてわに口が閉じた状態から、アクチュエータの操作により可動爪を回動させてわに口を開くことにより、魚の口を挟むことができる。
特開2010−4816号公報
ところが、上記従来のフィッシュグリップは、わに口を構成する一対の爪が、それぞれ固定爪および可動爪から構成されるため、わに口で挟持した魚が暴れた場合に、可動爪のみが回動してわに口が開きやすくなり、挟持した魚が、わに口から外れて落下し易いという問題があった。
また、これを解消するために、スプリングにより可動爪に作用させる付勢力を大きくしたり、或いは、挟持後に可動爪を回動不能にロックする機構を設けた場合には、挟持した魚の動きがグリップに直接伝わるため、使用者がグリップを持ち続けることが困難になる場合があり、グリップから手を放してしまうおそれもあった。
そこで、本考案は、魚を容易且つ確実に挟持することができるフィッシュグリップの提供を目的とする。
本考案の前記目的は、基端側に把持部を有するベース部材と、前記ベース部材に回動軸を介して回動可能に支持され、前記回動軸を挟んで基端側に操作部を有し先端側に挟持部を有する可動部材と、前記ベース部材に支持され先端側に挟持部を備える保持部材と、前記可動部材と前記保持部材との間に付勢力を生じさせるばね部材とを備え、前記ばね部材の付勢力により前記可動部材および保持部材の前記挟持部同士が閉じられると共に、前記付勢力に抗した前記操作部の操作により前記挟持部間を拡げることが可能なフィッシュグリップであって、前記保持部材は、前記ベース部材に回動可能に支持されており、前記保持部材の回動範囲を、前記可動部材の回動範囲よりも小さくなるように規制する規制部材が、前記ベース部材に固定されているフィッシュグリップにより達成される。
このフィッシュグリップにおいて、前記保持部材は、回動方向に沿って延びる長孔を有しており、前記規制部材は、前記長孔に挿通される突部からなる構成にすることができる。また、前記保持部材に対して閉方向への前記可動部材の回動を許容しつつ、開方向への前記可動部材の回動を不能にするロック部材を更に備えることができる。
本考案のフィッシュグリップによれば、魚を容易且つ確実に挟持することができる。
本考案の一実施形態に係るフィッシュグリップを一部破断して示す平面図である。 図1に示すフィッシュグリップを開いた状態を示す平面図である。 図2に示すフィッシュグリップを閉じた後の状態の一例を示す平面図である。
以下、本考案の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本考案の一実施形態に係るフィッシュグリップを一部破断して示す平面図である。図1に示すように、フィッシュグリップ1は、ベース部材10と、可動部材20と、保持部材30と、ばね部材40とを備えている。
ベース部材10は、平板状の上板12および下板14を備えており、これら上板12と下板14との間に、可動部材20、保持部材30およびばね部材40が配置されている。ベース部材10の基端側には、上板12と下板14との間に枠体16が介在されており、この枠体16が介在された部分がベース部材10の把持部10aを構成している。図1においては、上板12の一部を切り欠くことにより、枠体16の一部、可動部材20、保持部材30およびばね部材40を露出させた状態で示している。
可動部材20は、回動軸22を介して上板12および下板14に回動可能に支持されている。可動部材20は、回動軸22を挟んで基端側に操作部24を有し、先端側に挟持部26を有している。操作部24は、ベース部材10から外方に突出するように設けられており、把持部10aを把持した手の親指で操作することにより、可動部材20を回動させることができる。
保持部材30は、可動部材20の回動軸22よりも先端側に配置された回動軸32を介して、上板12および下板14に回動可能に支持されている。保持部材30は、基端部31と回動軸32との間に、回動方向に沿って延びる長孔34が形成されており、上板12と下板14との間に固定されたピン状の突部からなる規制部材35が長孔34に挿通されることで、保持部材30の回動範囲が規制されている。保持部材30の先端側には挟持部36が設けられており、可動部材20を閉じた時に、可動部材20および保持部材30の挟持部26,36同士が当接するように構成されている。
規制部材35は、保持部材30の回動範囲を、可動部材20の回動範囲よりも小さく規制するようにベース部材10に固定されたものであれば、必ずしも本実施形態のものには限定されない。例えば、保持部材30の回動時に保持部材30の外縁と当接するように、規制部材35を上板12と下板14との間に設けることも可能であり、この場合は、長孔34を形成しない構成であってもよい。
ばね部材40は、本実施形態においては、ねじりばねから構成されており、ねじりばねの両端部44,46が可動部材20および保持部材30にそれぞれ係合することで、可動部材20と保持部材30との間には、挟持部26,36を閉じる方向への付勢力が作用する。この状態においては、保持部材30の長孔34の内周縁が規制部材35に係止されている。
また、本実施形態のフィッシュグリップ1は、可動部材20および保持部材30が閉じた状態を維持するためのロック部材100を更に備えている。ロック部材100は、回動軸102を介して上板12および下板14に回動可能に支持されており、回動軸102を挟んで両側に、係合部110および操作部120を備えている。
係合部110は、ロック部材100の回動により、可動部材20の基端部28の内側に係合可能となるように形成されている。可動部材20は、回動自在の状態から、ロック部材100の操作部120の操作により基端部28が係合部110と係合すると、保持部材30に対して開方向への回動が不能になる一方、保持部材30に対して閉方向への回動は制約を受けないため、保持部材30の動きに拘わらず、ばね部材40の付勢力によって挟持部26,36間が閉じた状態が維持される。ロック部材100と枠体16との間には、ねじりばね130が介在されており、ねじりばね130の付勢力により、基端部28と係合部110との係合状態を確実に維持することができる。
可動部材20の基端部28の近傍には、係合部110が係合可能な複数の凹部29が回動方向に沿って形成されており、肉厚のものを挟持する場合には、係合部110を凹部29のいずれかと係合させることにより、挟持部26,36間に所望の大きさの間隙をあけて可動部材20を固定することができる。但し、凹部29は、本発明において必須のものではなく、凹部29を備えない構成であってもよい。操作部120は、ベース部材10から外方に突出しており、可動部材20の操作部24の基端側に隣接するように配置されている。
上記の構成を備えるフィッシュグリップ1は、図1に示す状態からロック部材100を矢示A方向に回動させて、可動部材20との係合状態を解除した後、操作部24を押圧して可動部材20を矢示B方向に回動させることにより、図2に示すように、可動部材20を回動させて挟持部26,36間を拡げることができる。そして、釣り上げた魚の下顎等(図示せず)を挟持部26,36間に挿入し、操作部24の押圧を緩めて可動部材20を矢示C方向に回動させることにより、挟持部26,36間に魚を挟持した後、ロック部材100を矢示D方向に回動させて再び図1に示す状態になると、可動部材20は開方向へ移動不能となり、挟持部26,36間を閉じた状態が維持される。
本実施形態のフィッシュグリップ1によれば、保持部材30に作用するばね部材40の付勢力によって、可動部材20の回動中は長孔34の内周縁が規制部材35に当接した状態が維持されるため、可動部材20のみが回動し、保持部材30は回動しない。したがって、固定状態にある保持部材30を魚の口に挿入して、可動部材20の開閉により魚を挟持することができるため、固定爪および可動爪を備える従来の構成と同様に、魚の挟持を容易に行うことができる。
魚を挟持した後の可動部材20および保持部材30は、ばね部材40の付勢力によって挟持部26,36間を閉じた状態を維持したまま、図3に破線で示す位置と実線で示す位置との間で回動可能である。したがって、把持部10aを把持して魚を吊り下げた際に魚が暴れても、可動部材20および保持部材30が上記の回動範囲で揺動することにより、魚の挟持を維持しつつ、把持部10aに伝わる衝撃力を緩和することができる。したがって、フィッシュグリップ1を落とすおそれがなく、魚を確実に挟持することができる。保持部材30の回動範囲は、魚の動きを吸収できる程度に確保されていることが好ましく、例えば、図3に示す挟持部36の移動幅wが、3〜4mm程度であることが好ましい。長孔34の長さは、保持部材30の回動範囲を考慮して、適宜設定される。
また、ロック部材100を設けることにより、挟持した魚が暴れた時に、可動部材20が保持部材30に対して閉じる方向への回動(すなわち、保持部材30の開きに追従する方向への回動)を許容しつつ、可動部材20が保持部材30に対して開く方向への回動は不能にすることができるので、上述した衝撃緩和の効果を妨げることなく、魚をより確実に挟持することができる。
1 フィッシュグリップ
10 ベース部材
10a 把持部
20 可動部材
22 回動軸
24 操作部
26 挟持部
30 保持部材
32 回動軸
34 長孔
35 規制部材
36 挟持部
40 ばね部材
100 ロック部材

Claims (3)

  1. 基端側に把持部を有するベース部材と、
    前記ベース部材に回動軸を介して回動可能に支持され、前記回動軸を挟んで基端側に操作部を有し先端側に挟持部を有する可動部材と、
    前記ベース部材に支持され先端側に挟持部を備える保持部材と、
    前記可動部材と前記保持部材との間に付勢力を生じさせるばね部材とを備え、
    前記ばね部材の付勢力により前記可動部材および保持部材の前記挟持部同士が閉じられると共に、前記付勢力に抗した前記操作部の操作により前記挟持部間を拡げることが可能なフィッシュグリップであって、
    前記保持部材は、前記ベース部材に回動可能に支持されており、
    前記保持部材の回動範囲を、前記可動部材の回動範囲よりも小さくなるように規制する規制部材が、前記ベース部材に固定されているフィッシュグリップ。
  2. 前記保持部材は、回動方向に沿って延びる長孔を有しており、
    前記規制部材は、前記長孔に挿通される突部からなる請求項1に記載のフィッシュグリップ。
  3. 前記保持部材に対して閉方向への前記可動部材の回動を許容しつつ、開方向への前記可動部材の回動を不能にするロック部材を更に備える請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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