JP3172085U - フィッシュグリップ - Google Patents

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JP3172085U
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JP2011005532U
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準一 福井
峰之 桑名
保宏 川越
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WORK SOLUTION CO.,LTD
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Abstract

【課題】 簡易な構成により魚を容易且つ確実に挟持することができるフィッシュグリップを提供する。
【解決手段】 ばね部材40の付勢力に抗した把持部26,36の操作により挟持部24,34間を拡げることが可能なフィッシュグリップ1であって、ベース部材10に回動軸102を介して回動可能に支持されたロック部材100を備えており、ロック部材100は、一対の挟持部材20,30間に介在し得る介在部110と、回動操作を行えるようにベース部材10から露出する操作部120とを備え、介在部110は、ロック部材100が規制位置にあるときに、一対の挟持部材20,30とそれぞれ当接して嵌合する一対の嵌合部112,114を有しており、ロック部材100が規制位置から回動することにより、一対の嵌合部112,114が一対の挟持部材20,30からそれぞれ離隔して、一対の挟持部材20,30と介在部110との間に隙間が生じる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、魚の口を挟持するフィッシュグリップに関する。
釣り上げた魚から釣針を外す等の作業を容易にするため、魚の下顎を挟んで持ち上げることができるフィッシュグリップが従来から知られている。例えば、特許文献1に開示されたフィッシュグリップは、図4に示すように、受け部材51および挟持部材52がピン部材53を中心として回動可能となるように構成されており、受け部材51および挟持部材52の先端部51a,52aで魚60の下顎を挟持することができる。受け部材51には、連続した山部および谷部からなるロックピン係止部54が設けられ、挟持部材52には、ロックピン挿入孔55が形成されており、魚60を挟持した後にロックピン挿入孔55にロックピンを挿入することで、ロックピンがロックピン係止部54に係止され、魚60を挟持した状態を保持することができる。
特開2002−45098号公報
ところが、上記従来のフィッシュグリップは、受け部材51および挟持部材52の回動を規制するためのロックピンの挿入が煩雑で細かい作業になることから、魚が暴れた場合にはロックピンの挿入に時間がかかるだけでなく、その間に魚を落としてしまうおそれもあった。
そこで、本考案は、簡易な構成により魚を容易且つ確実に挟持することができるフィッシュグリップの提供を目的とする。
本考案の前記目的は、ベース部材と、前記ベース部材に回動軸を介して回動可能に支持された一対の挟持部材と、一対の前記挟持部材間に付勢力を生じさせるばね部材とを備え、 一対の前記挟持部材は、それぞれ前記回動軸を挟んで両側に挟持部および把持部を備えており、前記ばね部材の付勢力により前記挟持部間が閉じられると共に、前記付勢力に抗した前記把持部の操作により前記挟持部間を拡げることが可能なフィッシュグリップであって、前記ベース部材に回動軸を介して回動可能に支持されたロック部材を更に備えており、 前記ロック部材は、一対の前記挟持部材間に介在し得る介在部と、回動操作を行えるように前記ベース部材から露出する操作部とを備え、前記介在部は、前記ロック部材が規制位置にあるときに、一対の前記挟持部材とそれぞれ当接して嵌合する一対の嵌合部を有しており、前記ロック部材が規制位置から回動することにより、一対の前記嵌合部が一対の前記挟持部材からそれぞれ離隔して、一対の前記挟持部材と前記介在部との間に隙間が生じるように構成されたフィッシュグリップにより達成される。
このフィッシュグリップにおいて、一対の前記嵌合部は、一方が凸状に形成され、他方が凹状に形成されていることが好ましい。
また、前記操作部は、前記ロック部材が規制位置にあるときに、前記ロック部材の回動軸を挟んで一対の前記挟持部材の挟持部と正反対の位置に配置されることが好ましい。
本考案のフィッシュグリップによれば、簡易な構成により魚を容易且つ確実に挟持することができる。
本考案の一実施形態に係るフィッシュグリップを一部破断して示す平面図であり、ロック状態を示している。 図1に示すフィッシュグリップのロック解除状態を示す平面図である。 図1に示すフィッシュグリップの開放状態を示す平面図である。 従来のフィッシュグリップにより魚を挟持した状態を示す図である。
以下、本考案の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本考案の一実施形態に係るフィッシュグリップを一部破断して示す平面図である。図1に示すように、フィッシュグリップ1は、ベース部材10と、一対の挟持部材20,30と、ばね部材40とを備えている。
ベース部材10は、平板状の上板12および下板14を備えており、これら上板12と下板14との間に、一対の挟持部材20,30およびばね部材40が配置されている。図1においては、上板12の一部を切り欠くことにより、一対の挟持部材20,30およびばね部材40を露出させた状態で示している。
一対の挟持部材20,30は、それぞれ回動軸22,32を介して、上板12および下板14に回動可能に支持されている。回動軸22,32を挟んで両側には、挟持部24,34および把持部26,36がそれぞれ形成されており、挟持部24,34および把持部26,36は、ベース部材10の側方に突出している。一対の挟持部材20,30が互いに接触する箇所には、両者の位置関係を保持するための係合部28,38が設けられている。
ばね部材40は、ねじりばね42の両端にスプリングガイド44,46を挿入して構成されており、スプリングガイド44,46が一対の挟持部材20,30にそれぞれ係合することで、一対の挟持部材20,30には、挟持部24,34を閉じる方向への付勢力が作用する。
また、本実施形態のフィッシュグリップ1は、一対の挟持部材20,30が閉じた状態を維持するためのロック部材100を更に備えている。ロック部材100は、回動軸102を介して上板12および下板14に回動可能に支持されており、回動軸102を挟んで両側に、介在部110および操作部120を備えている。
介在部110は、ロック部材100の回動に伴い、一対の挟持部材20,30間に介在し得るように形成されている。介在部110の周縁には、一対の嵌合部112,114が設けられており、各嵌合部112,114は、閉じた状態にある一対の挟持部材20,30にそれぞれ当接して嵌合する。一対の嵌合部112,114の形状は特に限定されないが、本実施形態においては、一方の嵌合部112を凸状に形成する一方、他方の嵌合部114を凹状に形成しており、一対の挟持部材20,30にそれぞれ形成された凹部26aおよび凸部36aに、一対の嵌合部112,114が嵌合するように構成されている。
操作部120は、中央に指を挿入可能な開口122が形成されており、ベース部材10の側方に露出している。
上記の構成を備えるフィッシュグリップ1は、釣り上げた魚の下顎等の被挟持物pを挟持部24,34間に把持した後、ロック部材100が図1に示す規制位置まで移動するように、操作部120を破線で示す位置から矢示A方向に回動させることにより、一対の嵌合部112,114を、一対の挟持部材20,30の凹部26aおよび凸部36aにそれぞれ嵌合させる。これにより、一対の挟持部材20,30が回動不能となるロック状態になるため、挟持した魚が暴れても挟持部24,34の間が開くおそれがなく、魚を確実に保持することができる。図1に示すように、ロック部材100がロック状態にあるときは、回動軸102を挟んで挟持部24,34と正反対の位置に、操作部120が配置される。
魚から釣針を外す等の作業が終了した後は、図2に示すように、ロック部材100の操作部120を矢示B方向に回動させ、ロック部材100を規制位置から退避させる。これにより、一対の嵌合部112,114がそれぞれ一対の挟持部材20,30から離隔して、一対の挟持部材20,30と介在部110との間に隙間S1,S2が形成され、ロック状態が解除される。
この後、図3に示すように、把持部26,36を片手で握る等して矢示C方向に押圧し、一対の挟持部材20,30をばね部材40の付勢力に抗して回動させることにより、挟持部24,34を矢示D方向に開くことができ、魚等の被挟持物を挟持部24,34から取り外して回収することができる。介在部110は、図3に示す状態においては、一対の嵌合部112,114以外の部分が一対の挟持部材20,30に当接して挟持部24,34の開き幅を制限するため、この部分の形状を、強度を維持しつつ必要な開き幅を確保できるように形成することが好ましい。
本実施形態のフィッシュグリップ1によれば、ロック部材100を回動させることにより、一対の嵌合部112,114がそれぞれ一対の挟持部材20,30に嵌合するため、ロック部材100を規制位置に確実に保持することができ、ロック状態が不意に解除されるのを防止することができる。また、ロック部材100が規制位置にある状態では、一対の挟持部材20,30と介在部110との間に隙間が生じないため、一対の挟持部材20,30が回動するおそれがない。したがって、簡易な構成により魚を容易且つ確実に挟持することができる。
また、本実施形態においては、一対の嵌合部112,114がそれぞれ凸状および凹状に形成されているため、ロック状態を容易に維持できるだけでなく、操作部120の回動操作により、一対の嵌合部112,114を一対の挟持部材20,30からスムーズに離隔させることができるので、一連の作業を迅速容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、ロック部材100が規制位置にあるときに、ロック部材100の回動軸102を挟んで挟持部24,34と正反対の位置に操作部120が位置するため、ロック状態を目視により容易に確認できると共に、操作部120を把持して魚を持ち上げた場合に、魚の自重でロック状態を確実に保持することができる。
1 フィッシュグリップ
10 ベース部材
20,30 挟持部材
22,32 回動軸
24,34 挟持部
26,36 把持部
100 ロック部材
102 回動部
110 介在部
112,114 嵌合部
120 操作部

Claims (3)

  1. ベース部材と、前記ベース部材に回動軸を介して回動可能に支持された一対の挟持部材と、一対の前記挟持部材間に付勢力を生じさせるばね部材とを備え、
    一対の前記挟持部材は、それぞれ前記回動軸を挟んで両側に挟持部および把持部を備えており、
    前記ばね部材の付勢力により前記挟持部間が閉じられると共に、前記付勢力に抗した前記把持部の操作により前記挟持部間を拡げることが可能なフィッシュグリップであって、
    前記ベース部材に回動軸を介して回動可能に支持されたロック部材を更に備えており、
    前記ロック部材は、一対の前記挟持部材間に介在し得る介在部と、回動操作を行えるように前記ベース部材から露出する操作部とを備え、
    前記介在部は、前記ロック部材が規制位置にあるときに、一対の前記挟持部材とそれぞれ当接して嵌合する一対の嵌合部を有しており、
    前記ロック部材が規制位置から回動することにより、一対の前記嵌合部が一対の前記挟持部材からそれぞれ離隔して、一対の前記挟持部材と前記介在部との間に隙間が生じるように構成されたフィッシュグリップ。
  2. 一対の前記嵌合部は、一方が凸状に形成され、他方が凹状に形成されている請求項1に記載のフィッシュグリップ。
  3. 前記操作部は、前記ロック部材が規制位置にあるときに、前記ロック部材の回動軸を挟んで一対の前記挟持部材の挟持部と正反対の位置に配置される請求項1または2に記載のフィッシュグリップ。
JP2011005532U 2011-09-21 フィッシュグリップ Expired - Lifetime JP3172085U (ja)

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JP3172085U true JP3172085U (ja) 2011-12-01

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