JP3178845U - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に手から取り外すことができる構造を有した手袋を提供する。
【解決手段】指先部分が切断された指部4aを有する手袋本体と、指部4aの先端又は先端近傍に接続されたヒレ状の取外用部材5と、を備える指先開放型の手袋であって、取外用部材5が指部4aの手の甲領域41から手の平領域42内に至るまで連続して接続され、さらに、取外用部材5が手の甲側に折り返し可能とされており、この取外用部材5を引っ張ることにより容易に手から取り外すことができる手袋である。
【選択図】図3

Description

本考案は、手から容易に外すことができる手袋に関する。
特定の指の先端だけ切断されたものや、全ての指の先端が切断されたものなど、多種の指先開放型の手袋がある。この指先開放型の手袋は、取り外すときに指先が無いため指の関節に引っかかり、非常に取り外しにくいという問題点がある。特に、自転車レース用の手袋などスポーツに使用する手袋は、手に密着するタイプが多く、さらに汗で濡れるため取外すのに非常に苦労する。そこで、容易に取り外すことができる指先開放型の手袋の提案が多々なされている。
例えば、特許文献1では、指通し部分の先端に引っ張り用のベロを設け、このベロを引っ張ることで指通し部分から容易に指を抜くことができる手袋の提案がなされている。また、特許文献2では、指通し部分の先端に人差し指から小指まで連続したヒレを設け、このヒレを引っ張ることで4本の指を同時に指通し部分から抜くことができる手袋の提案がなされている。
実開平6−37320号公報 特開平9−49109号公報
上述した特許文献1や特許文献2の提案では、指通し部分の先端にベロやヒレを設けることで手袋を外しやすくしている。しかしながら、特許文献1の提案では、指先における手の平側に引っ張り用のベロを設けているため、手袋を着用した状態で何らかの作業をするときにベロが邪魔になったり、着用時のフィット感に問題があることがあった。また、特許文献2の提案では、指先における手の甲側にのみヒレを設けているため、自転車レース用の手袋など、指に密着する手袋では取外すのに苦労することがあった。
本考案は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、容易に手から取り外すことができる構造を有した手袋を提供することを目的としている。
本考案は、指先部分が切断された指部を有する手袋本体と、該指部の先端、又は、先端近傍に接続された取外用部材と、を備える指先開放型の手袋において、前記取外用部材は、前記指部の手の平領域と手の甲領域のいずれにも、又は、前記手の甲領域と中心線上のいずれにも接続されていることを特徴とする。
前記取外用部材は、前記指部の先端の穴を塞ぐことなく前記指部の先端から手の甲側に折り返し可能とされていることを特徴とする。
前記取外用部材は、前記手袋本体の手の甲側に係着可能とされていることを特徴とする。
前記取外用部材は、ヒレ状部材とされ、該ヒレ状部材は、前記手の甲領域から前記手の平領域内に至るまで、又は、前記手の甲領域から中心線上に至るまで連続して接続されていることを特徴とする。
前記取外用部材は、紐状部材とされ、該紐状部材は、前記手の甲領域内における二カ所と前記手の平領域内における二カ所、若しくは、前記手の甲領域内における二カ所と前記中心線上の二カ所に接続されていることを特徴とする。
前記取外用部材は、少なくとも前記手袋本体の親指部分に接続されていることを特徴とする。
本考案によれば、容易に手から取り外すことができる構造を有した手袋を提供することができる。
本考案の実施形態における手袋の正面図である。 上記手袋を指先から見た模式図である。 取外用部材が指部の手の甲側に折り返された状態の拡大模式図、指先に展開された状態の拡大模式図、及び、他の実施形態における取外用部材が指部の手の甲側に折り返された状態の拡大模式図である。 取外用部材がフラップでまとめられるタイプの手袋の正面図である。 別の実施形態における取外用部材が指部の手の甲側に折り返された状態の拡大模式図、及び、指先に展開された状態の拡大模式図である。 さらに別の実施形態における取外用部材が指部の手の甲側に折り返された状態の拡大模式図、及び、指先に展開された状態の拡大模式図である。
以下、本考案の実施形態を図に基づいて詳細に述べる。図1は、本実施形態における手袋1の正面図(手の甲側から見た図)である。図1に示すように、手袋1は、手袋本体3と、手袋本体3の指先に接続された取外用部材5と、を備える。この手袋1は、取外用部材5を使用することにより使用者の手に嵌めた手袋本体3を容易に取り外すことができることを特徴とする。
手袋本体3は、手の甲や手の平部分を覆う手部31と、指先部分が切断されて先端が略環状となった5本の指部4と、を備える。5本の指部4は、親指部4a、人差し指部4b、中指部4c、薬指部4d、小指部4eと、からなる。一般に手袋本体3は、複数の布材(弾性材料なども含む)で縫製されており、指部4も複数の布材を縫製することにより形成されている。本実施形態における指部4は、図2に示すように、親指部4a、中指部4c、薬指部4dがa点、b点、c点、d点の4カ所で縫製されており、人差し指部4bがa点、b点、d点の3カ所で縫製されており、小指部4eがa点、b点、c点の3カ所で縫製されている。a点及びb点は、指部4を手の平側の領域42と手の甲側の領域41に分割する中心線lよりも手の平側の領域(以下、手の平領域と称す。)42に位置しており、c点及びd点は、手の甲側の領域(以下、手の甲領域と称す。)41に位置している。
取外用部材5は、図3(a)及び図3(b)に示すように、ヒレ状の部材であり、指部4(図においては親指部4a)の先端に接続されている。そして、取外用部材5は、手の平領域42内のa点から手の甲領域41を介して手の平領域42内のb点まで連続するように接続されている。すなわち、取外用部材5は、指部4の先端における手の甲領域41から手の平領域42内に至るまで連続して接続されている。なお、図3(a)においては、取外用部材5を分かりやすくするために取外用部材5の部分にハッチングを描いている。
このように、取外用部材5を指部4に接続しているのは、取外用部材5を引っ張ることで指部4から指を抜く場合、指部4の周りにバランスよく引く力が加わるようにする必要があるからである。本実施形態によれば、取外用部材5が手の平領域42内まで接続されているため、取外用部材5を引っ張ると指部4の周りにバランスよく引く力が加わり、容易に指部4から指を抜くことができる。なお、手に装着したときに余裕がある(遊びがある)タイプの手袋であれば、図3(c)に示すように、指部4の先端における手の甲領域41から中心線l上まで取外用部材5を接続するものとしても容易に指部4から指を抜くことができる。
親指部4a、中指部4c、薬指部4dなどの4カ所で縫製された指部4について述べたが、人差し指部4b、小指部4eなどの3カ所で縫製されている指部4においても指部4の先端における手の甲領域41から手の平領域42内に至るまで取外用部材5を接続するものとすればよい。
なお、この取外用部材5は、図3(a)に示したように、指部4の先端から開口を塞ぐことなく手の甲側に折り返すことができる。そして、取外用部材5と指部4には図示しないが面ファスナーが貼付されている。すなわち、取外用部材5は、手の甲側に折り返した状態で指部4に係着されこととなる。よって、手袋1の着用中に取外用部材5が邪魔になることはない。
密着タイプの手袋の場合、最も取り外すのが大変なのが親指であった。そこで、親指部4aのみ指部4の先端における手の甲領域41から手の平領域42内に至るまで取外用部材5を接続するものとし、他の指部4(4b〜4e)は手の甲領域41から中心線l上まで、あるいは、手の甲領域41のみに取外用部材5を接続するものとしてもよい。また、取り外すのが困難な指が親指以外の指である場合、最も取り外すのが困難な指部4の先端における手の甲領域41から手の平領域42内に至るまで取外用部材5を接続するものとし、他の指部4(4b〜4e)は手の甲領域41から中心線l上まで、あるいは、手の甲領域41のみに取外用部材5を接続するものとしてもよい。
また、取外用部材5は、折り返される部分が長いほど引っ張りやすくなるので、取外用部材5を折り返したときに手部31に至るまで長く形成してもよい。この場合には、手部31に面ファスナーを設けることで、取外用部材5を手部31における手の甲側に係着させることができる。
さらに、図4に示すように、取外用部材5を、舌片51と、紐52と、フラップ53と、から形成する構成としてもよい。すなわち、取外用部材5は、舌片51が上述したように、指部4の先端における手の甲領域41から手の平領域42内に至るまで連続して接続されており、舌片51の他端に紐52が接続され、全ての指部4から延在する紐52の端部をフラップ53にまとめられた構成としてもよい。このような構成とすることにより、フラップ53を指先方向に引っ張ることで全ての指を同時に抜くことができる。
次に、他の実施形態について述べる。なお、上記実施形態と同一の部材には同一の符号を付して述べる。上記実施形態では、取外用部材5を指部4のa点からb点まで連続したヒレ状部材としていたが、紐状部材で構成することもできる。本実施形態の手袋1は、図5(a)及び図5(b)に示すように、指部4の先端のa点、b点、c点、d点に取外用部材5である紐状部材が夫々接続され、各紐状部材の他端が一つにまとめられている。すなわち、取外用部材5は、指部4の先端における手の甲領域41の2点と手の平領域42の2点に接続されている。
このように取外用部材5を紐状部材で構成し、指部4に接続した場合であっても上記実施形態と同様に、指部4の周りにバランスよく引く力を伝えることができるため、指部4から容易に指を抜くことができる。また、取外用部材5が紐状部材であるため、手袋1の着用時に取外用部材5が作業の妨げになることもない。なお、手に装着したときに余裕があるタイプの手袋であれば、指部4の先端における手の甲領域41の2点と中心線l上の2点に取外用部材5を接続するものとしてもよい(図3(c)参照)。
さらに、別の実施形態について述べる。本実施形態における手袋1では、図6(a)及び図6(b)に示すように、取外用部材5がヒレ状部材と紐状部材を組み合わせて構成されている。ヒレ状部材は、指部4の先端におけるc点とd点間に連続して接続されており、紐状部材は、指部4の先端におけるa点とb点に接続され、紐状部材の他端は、ヒレ状部材と接続されている。すなわち、取外用部材5は、指部4の先端に手の甲領域41では連続したヒレ状部材として接続され、手の平領域42では紐状部材により点で接続されている。なお、図6(a)においては、取外用部材5のヒレ状部材を分かりやすくするために取外用部材5のヒレ状部材にハッチングを描いている。手に装着したときに余裕があるタイプの手袋の場合、紐状部材は、指部4の先端における中心線l上の2点に接続されるものとしてもよい(図3(c)参照)。
このように取外用部材5をヒレ状部材と紐状部材を組み合わせて構成した場合も、上記各実施形態と同様に、指部4の周りにバランスよく引く力を伝えることができるため、指部4から容易に指を抜くことができる。
すなわち本実施形態における手袋1は、指先開放型の手袋本体3と、指部4の先端に接続された取外用部材5と、を備えてなり、取外用部材5は、指部4の手の平領域42と手の甲領域42のいずれにも接続されているものである。また、手との間に余裕があるタイプの手袋の場合、取外用部材5は、指部4の手の甲領域41と中心線上のいずれにも接続されているものである。
また、本考案は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲であらゆる設計変更が可能である。例えば、上述した実施の形態では、手袋本体3の全ての指部4a〜4eが先端を切断された手袋1を用いているが、一部の指部4のみが切断された手袋1にも同様の構成を適用でき、また、指先を切断されていない手袋にも適用可能である。さらに、必ずしも全ての指部4の先端に取外用部材5を設ける必要はなく、一部の指部4のみに取外用部材5を設ける構成としてもよい。また、上述した実施の形態では、取外用部材5を手袋本体3に係着させるために面ファスナーを用いているが、粘着性部材を用いるなど取外用部材5を手袋本体3に係着させることができ、かつ、容易に取外すこともできれば特に限定されるものではない。
さらに、上述した実施形態では、取外用部材5を指部4の先端に接続するものとしているが、指部4の先端近傍、すなわち、指部4の内側に接続するものとしてもよい。また、上記実施形態では、複数の布材が縫製されて指部4を形成していたが、一枚の布材(弾性素材も含む)で指部4を形成するタイプの手袋1でも同様の作用効果が得られる。さらに、上述した実施形態では、取外用部材5を指部4と別部材で構成していたが、指部4を構成する部材を指先側に延長させることで、取外用部材5と指部4を同一成型する構成としてもよい。すなわち、取外用部材5を指部4の先端、又は、先端近傍に接続するとしているが、指部4の先端から取外用部材5が外方に延在していればよく、指部4と取外用部材5が同一の部材で一体成型されているものも特許請求の範囲に含まれる。
1 手袋
3 手袋本体
4 指部
4a 親指部
4b 人差し指部
4c 中指部
4d 薬指部
4e 小指部
5 取外用部材
31 手部
41 手の甲領域
42 手の平領域
51 舌片
52 紐
53 フラップ

Claims (6)

  1. 指先部分が切断された指部を有する手袋本体と、該指部の先端、又は、先端近傍に接続された取外用部材と、を備える指先開放型の手袋において、
    前記取外用部材は、前記指部の手の平領域と手の甲領域のいずれにも、又は、前記手の甲領域と中心線上のいずれにも接続されていることを特徴とする手袋。
  2. 前記取外用部材は、前記指部の先端の穴を塞ぐことなく前記指部の先端から手の甲側に折り返し可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の手袋。
  3. 前記取外用部材は、前記手袋本体の手の甲側に係着可能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手袋。
  4. 前記取外用部材は、ヒレ状部材とされ、
    該ヒレ状部材は、前記手の甲領域から前記手の平領域内に至るまで、又は、前記手の甲領域から中心線上に至るまで連続して接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の手袋。
  5. 前記取外用部材は、紐状部材とされ、
    該紐状部材は、前記手の甲領域内における二カ所と前記手の平領域内における二カ所、若しくは、前記手の甲領域内における二カ所と前記中心線上の二カ所に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の手袋。
  6. 前記取外用部材は、少なくとも前記手袋本体の親指部分に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の手袋。
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